JPH0658999A - 電子ビーム装置 - Google Patents

電子ビーム装置

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JPH0658999A
JPH0658999A JP4211795A JP21179592A JPH0658999A JP H0658999 A JPH0658999 A JP H0658999A JP 4211795 A JP4211795 A JP 4211795A JP 21179592 A JP21179592 A JP 21179592A JP H0658999 A JPH0658999 A JP H0658999A
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JP
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JP4211795A
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Hironori Teguri
弘典 手操
Kazuo Okubo
和生 大窪
Akio Ito
昭夫 伊藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は電子ビーム装置に関し、試料チップ
の電圧測定点設定登録作業を自動化して作業能率および
作業精度を向上させることを目的とする。 【構成】 試料チップのマスクパターンデータをパター
ン表示させて、作業者が表示中の配線にプローブ点を指
定して登録し、このプローブ点に基づいて試料チップの
電圧測定試験を行う電子ビーム装置において、指定され
たプローブ点の近傍を配線の幅に応じて自動的に拡大し
て表示させると同時に指定されたプローブ点座標を表示
させ、作業者の判断によって配線上の正確な位置にプロ
ーブ点を再指定できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ビーム装置に係り、
特にLSIチップの内部配線の電圧測定などに用いる電
子ビーム装置に関する。
【0002】従来、LSIチップの内部配線の電圧測定
は、電子顕微鏡でLSIチップの実物を観察して、検査
対象とする配線にプローブを接触させることによって行
っていた。
【0003】しかしながら、近年ではLSIチップの集
積度の増大に伴って、LSIチップの内部配線はますま
す微細化したため、生産されたLSIチップに対する検
査工程においては検査対象となる配線数が増大して、作
業者の負担が著しく増大するに到っている。
【0004】そこで、作業者の負担を軽減するために、
電子ビーム装置の制御部に接続されたCAD(Computer
-Aided Design)システムによって、設計時に作成され
た試料チップの構成回路を示すマスクパターンをモニタ
画面に表示させ、作業者がモニタ画面上で検査対象とす
るプローブ点を指定すると、これを制御部が登録し、実
際の電圧測定試験は登録されたプローブ点を制御部が試
料チップの回路パターンとマッチングして制御部が自動
的に行うことのできる電子ビーム装置が提案されてい
る。
【0005】
【従来の技術】図6は一般的な電子ビーム装置の構成を
示す。同図中、10はプローブ点の設定登録処理全般を
制御する登録処理制御部を、11は検査対象とする試料
チップに関するマスクパターンデータを管理するCAD
部を、12はCAD部11のデータの一部を図形表示す
るマスク図表示部を、13はプローブ点を指定して入力
するプローブ点入力部を、14は指定されたプローブ点
を登録する測定点登録部を、それぞれ示す。
【0006】そして、前記CAD部11はCADデータ
処理部11aおよびCADデータ記憶部11bによって
構成され、前記プローブ点入力部13はプローブ点座標
指定手段13aおよび座標検知部13bによって構成さ
れている。
【0007】また、20は設定登録されたプローブ点の
データに基づいて試料チップの検査工程の制御を行う電
子ビーム装置制御部を、21は電子ビーム鏡筒を、22
は試料チップを載置するステージを、23は検査対象と
なる試料チップを、24は試料チップからの2次電子ま
たは反射電子を検出する検出器を、25は検出器24か
らの検出信号に所定の処理を加える信号処理部25を、
それぞれ示す。
【0008】図6の装置構成においては、最初にCAD
部11から試料チップ23のマスクパターンデータを選
択する。作業者はこのデータの中から試料チップ23内
においてプローブ点の指定を行おうとする近傍部分のマ
スクパターンデータをマスク図表示部12によって表示
させる。
【0009】そして、プローブ点入力部13におけるプ
ローブ点座標指定手段13a(例えば、マウスなどのポ
インティングデバイス)によってプローブ点を指定す
る。登録処理制御部10は指定されたプローブ点を測定
点登録部14に登録する。
【0010】したがって、測定点登録部14にすべての
プローブ点が登録された後、各プローブ点をCAD部1
1のデータとマッチングさせて実際の試料チップ23に
おける測定点を算出し、電子ビーム装置制御部20によ
って電子ビーム装置において電子ビームを照射して各測
定点についての2次電子および反射電子を検出器24に
よって検出し、その結果を信号処理部25によって解析
することによって、試料チップの内部回路に対する動作
試験を行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した一般的な電子
ビーム装置によるプローブ点の設定登録作業において
は、プローブ点の指定を行おうとする近傍部分のマスク
パターンデータをマスク図表示部12によって表示させ
る際に、全体のパターンの中における配線位置を正確に
確認するために、配線の幅と比較してかなり広い範囲の
マスク図を表示させていた。
【0012】例えば、2μm幅の配線を基本とするLS
Iチップを表示させる場合には、縦横がおよそ100μ
m程度の範囲の視野を含むマスク図を一度に表示させ、
その中でひとつの配線に対するプローブ点の指定を行っ
ていた。
【0013】この場合、マスク図表示部12における表
示解像度が縦横それぞれ500画素のサイズであったと
すると、表示される配線の幅を構成する画素数はわずか
10画素程度となってしまい、正確に配線の中央部をプ
ローブ点として指定することが著しく困難であるという
問題点があった。
【0014】このような問題を回避する方法としては、
プローブ点として指定しようとしている配線のごく近傍
を手動でさらに拡大表示させて、大きく表示された配線
の中央部を指定するという方法(例えば、上記2μm幅
の配線を基本とするLSIチップの場合には縦横5〜1
0μm程度の視野で拡大表示させる)があった。
【0015】しかしながら、手動で拡大表示させる場合
には、その拡大操作について作業時間を要し、これが試
験効率の低下につながるという問題点があった。また、
拡大表示された結果として全体のパターンの中における
配線位置を正確に確認することが困難となり、意図する
配線とは異なる配線に対して誤ってプローブ点を指定す
る危険性が増大するという問題点があった。
【0016】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、試料チップの電圧測定点設定登録作業を自動化
して作業能率および作業精度を向上させた電子ビーム装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1記載の発明になる電子ビーム装置では、C
AD部内に記憶された試料チップのマスクパターンデー
タをパターン表示するマスク図表示部と、前記パターン
表示中の一点をプローブ点として指定するプローブ点入
力部と、指定された前記プローブ点を登録する測定点登
録部と、前記測定点における電圧測定を自動制御で行う
電子ビーム装置制御部とを具備する電子ビーム装置にお
いて、前記マスク図表示部によって前記マスクパターン
データが広域視野表示されているときに前記プローブ点
入力部で指定された前記プローブ点に対応する配線の幅
を前記CAD部のデータによって検知する配線幅検知手
段と、前記配線幅検知手段に検知された配線の幅に対応
して拡大表示倍率を自動的に設定し、これに基づく拡大
表示データを生成する表示データ生成手段とを具備し、
前記拡大表示データに基づいて拡大視野表示されたパタ
ーン表示における前記プローブ点近傍の配線を前記プロ
ーブ点入力部で再指定できる構成とした。
【0018】また、請求項2記載の発明になる電子ビー
ム装置では、前記プローブ点に対応する配線が存在しな
い場合に、前記プローブ点近傍に位置する配線に関する
データを前記CAD部のデータによって検知する指定配
線検知手段と、前記指定配線検知手段によって検知され
る前記プローブ点近傍の配線が複数存在する場合に、前
記プローブ点に対応すべき配線の候補を自動的に選別
し、これに対して前記CAD部のデータに基づく優先選
択順位をつける配線候補記憶手段とを具備し、前記拡大
表示データに基づいて拡大視野表示されたパターン表示
における前記プローブ点近傍の配線について、前記優先
選択順位にしたがってその中央部に対して前記プローブ
点を設定する構成とした。
【0019】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、指定された
プローブ点において配線幅検知手段が検知した配線の幅
に基づいて、表示データ生成手段は拡大表示データを生
成し、マスク図表示部は拡大表示データに基づいてプロ
ーブ点近傍の配線をパターン表示する。そして、拡大視
野表示されたパターン表示を確認しながら、プローブ点
入力部によって正確な位置にプローブ点を再指定するこ
とができる。
【0020】また、請求項2記載の構成によれば、プロ
ーブ点に対応する配線が存在しない場合には、指定配線
検知手段によって検知され、配線候補記憶手段によって
優先選択順位をつけられたプローブ点近傍の配線がマス
ク図表示部によって拡大視野表示される。そして、優先
選択順位によって指定される配線の中央部に対してプロ
ーブ点を設定することができる。
【0021】
【実施例】図1は本発明になる電子ビーム装置の要部の
構成を示す。同図中、図6と同一構成部分については同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0022】図1(A)は装置要部を構成する各手段を
個別に示す。同図中、1は表示データ生成手段を、2は
指定配線検知手段を、3は配線幅検知手段を、4は配線
候補記憶手段を、それぞれ表す。これらは、図6におけ
る登録処理制御部10,CAD部11,マスク図表示部
12のいずれかに内蔵されて使用される。
【0023】図1(B)は装置の第1実施例を構成する
場合の要部の構成を示す。すなわち、配線幅検知手段3
は指定されたプローブ点に関するデータからプローブ点
に存在する配線の幅を検知して、これを表示データ生成
手段1に伝える。表示データ生成手段1はこの幅に対応
してマスクパターンの拡大表示倍率を自動的に設定し
て、これに基づいて拡大表示データを生成する。
【0024】図1(C)は装置の第2実施例を構成する
場合の要部の構成を示し、表示データ生成手段1および
配線幅検知手段3については図1(B)と同一の動作が
行われるほか、指定されたプローブ点に配線が存在しな
かったときに、指定配線検知手段2および配線候補記憶
手段4が動作する。
【0025】すなわち、指定されたプローブ点に配線が
存在しなかったときには、配線幅検知手段3は指定配線
検知手段2に対して配線を検知する指示を伝える。これ
を受けて、指定配線検知手段2は指定されたプローブ点
近傍に位置する配線を検知する。さらに、複数の近接配
線が存在する場合には配線候補記憶手段4によってこれ
らに優先選択順位をつけて、これを指定配線検知手段2
に伝える。
【0026】指定配線検知手段2は優先選択順位を含む
近接配線の情報を配線幅検知手段3に伝える。配線幅検
知手段3は最も優先選択順位の高い近接配線について配
線の幅を検知して、これを表示データ生成手段1に伝え
る。表示データ生成手段1はこの幅に対応してマスクパ
ターンの拡大表示倍率を自動的に設定して、これに基づ
いて拡大表示データを生成する。
【0027】図2は本発明になる電子ビーム装置の第1
実施例の処理フローを示し、図中の100〜108は各
処理のステップ番号を示す。なお、以下の説明文中にて
特に断りなく符号を使用するときは、図1または図6に
おける符号を使用するものとする。
【0028】図2において試料チップにおける電圧測定
点の登録作業が開始されると(ステップ100)、最初
に測定対象とする試料チップ23の配線パターンデータ
をCAD部11から読み出して、マスク図表示部12に
属するモニタにこれを広域視野表示する(ステップ10
1)。ここで、広域視野表示とは、配線パターンを確認
しやすいように広範囲を小さくパターン表示させること
である。
【0029】作業者は、上記によって広域視野表示され
たモニタ上のパターン表示(図4(A)にて一例を表示
する)を確認して、例えばマウスなどのポインティング
デバイスにより構成されるプローブ点座標指定手段13
aによって、広域視野表示された配線パターン中におい
て電子ビーム装置による電圧測定点として指定しようと
する配線を示す配線パターンをプローブ点として指定す
る(ステップ102)。
【0030】指定されたプローブ点およびその近傍の配
線幅は配線幅検知手段3により検知され、配線幅に対応
して適切な表示がなされるように、表示データ生成手段
1によって拡大表示データが生成される。
【0031】そして、マスク図表示部12が拡大表示デ
ータに基づいて指定されたプローブ点およびその近傍の
配線を拡大視野表示する(図4(B)にて一例を表示す
る)。同時に、指定されたプローブ点座標の位置をモニ
タに表示する(ステップ103)。ここで、拡大視野表
示とは、プローブ点座標を確認しやすいように狭い範囲
を大きくパターン表示させることである。
【0032】ここで、拡大視野表示された配線パターン
表示においてプローブ点座標の指定に変更の必要がある
かどうか、すなわち、プローブ点座標が意図する測定点
に合致しているかどうかを作業者が判断する(ステップ
104)。
【0033】この結果、変更の必要があると判断した場
合には、拡大視野表示された配線パターン表示中の一点
を作業者がプローブ点座標指定手段13aによって指定
し(ステップ105)、また、変更の必要がないと判断
した場合には、そのままのプローブ点座標を測定点とし
て登録させる(ステップ106)。
【0034】以上の作業の後、測定点として登録すべき
プローブ点座標をすべて指定したかどうかを確認し(ス
テップ107)、まだ登録すべきプローブ点座標の指定
の必要があればステップ101へ戻り、すべてのプロー
ブ点座標の指定が終了していれば、電圧測定点の登録作
業を終了する(ステップ108)。
【0035】これによって、全体のパターンの中におけ
る配線位置を正確に確認すると同時に、プローブ点とし
て配線の中央部を正確に指定することが可能となり、プ
ローブ点指定作業の作業能率および作業精度を向上させ
て、試験効率を向上させることができる。
【0036】図3は本発明になる電子ビーム装置の第2
実施例の処理フローを示し、図中の200〜210は各
処理のステップ番号を示す。なお、以下の説明文中にて
特に断りなく符号を使用するときは、図1または図6に
おける符号を使用するものとする。
【0037】図3において試料チップにおける電圧測定
点の登録作業が開始されると(ステップ200)、最初
に測定対象とする試料チップ23の配線パターンデータ
をCAD部11から読み出して、マスク図表示部12に
属するモニタにこれを広域視野表示する(ステップ20
1)。
【0038】作業者は、上記によって広域視野表示され
たモニタ上のパターン表示(図5(A)にて一例を表示
する)を確認して、例えばマウスなどのポインティング
デバイスにより構成されるプローブ点座標指定手段13
aによって、広域視野表示された配線パターン中におい
て電子ビーム装置による電圧測定点として指定しようと
する配線を示す配線パターンをプローブ点として指定す
る(ステップ202)。
【0039】すると、指定されたプローブ点座標に配線
が存在するかどうかを配線幅検知手段3が検知して(ス
テップ203)、指定されたプローブ点座標に配線が存
在する場合にはステップ206へ分岐する。
【0040】また、指定されたプローブ点座標に配線が
存在しない場合には、プローブ点およびその近傍の配線
幅を配線幅検知手段3によって検知し、図2の場合と同
様に拡大表示データを生成してプローブ点およびその近
傍の配線を拡大視野表示する(図5(B)にて一例を表
示する)とともに、指定されたプローブ点座標の位置を
モニタに表示する(ステップ204)。
【0041】このとき、プローブ点近傍の配線候補には
配線候補記憶手段4によって優先選択順位がつけられて
おり、それら配線候補は例えば点滅表示によって示され
ているので、作業者がプローブ点座標指定手段13aに
よって配線候補のひとつを指定する(ステップ20
5)。
【0042】そして、ステップ206においては、指定
配線検知手段2によってプローブ点が指定されている配
線の中心軸にプローブ点座標を自動的に設定し、これを
マスク図表示部12が表示する。これを作業者が確認し
て、プローブ点座標の設定に誤りがあると判断した場合
にはステップ201からの作業をやり直す(ステップ2
07)。
【0043】また、プローブ点座標の設定が正しいと判
断した場合には、自動設定されたプローブ点座標を測定
点登録部14によって測定点として登録し(ステップ2
08)、測定点として登録すべきプローブ点座標をすべ
て指定したかどうかを確認する(ステップ209)。
【0044】そして、まだ登録すべきプローブ点座標の
指定の必要があればステップ201へ戻り、すべてのプ
ローブ点座標の指定が終了していれば、電圧測定点の登
録作業を終了する(ステップ210)。
【0045】これによって、全体のパターンの中におけ
る配線位置を正確に確認すると同時に、測定対象とする
配線の中央部をプローブ点として自動設定することがで
きるため、プローブ点指定作業の作業能率および作業精
度をさらに向上させて、試験効率を大幅に向上させるこ
とができる。
【0046】図4は本発明になる電子ビーム装置の第1
実施例による配線パターンの表示例を示し、図4(A)
は広域視野表示された配線パターンの一例を、図4
(B)は拡大視野表示された配線パターンの一例を、そ
れぞれ示す。
【0047】すなわち、図4(A)のパターン表示中に
おいて破線で囲った位置をプローブ点座標指定手段で指
定すると、図4(B)のようにパターン表示が拡大視野
表示に切り替わり、指定されたプローブ点座標が例えば
×印にて示される。そこで、作業者がこのプローブ点座
標の位置が例えば不都合であると判断した場合には、再
びプローブ点座標指定手段でプローブ点座標を指定す
る。
【0048】図5は本発明になる電子ビーム装置の第2
実施例による配線パターンの表示例を示し、図5(A)
は広域視野表示された配線パターンの一例を、図5
(B)は拡大視野表示された配線パターンの一例を、そ
れぞれ示す。
【0049】すなわち、図5(A)のパターン表示中に
おいて破線で囲った位置をプローブ点座標指定手段で指
定すると、図5(B)のようにパターン表示が拡大視野
表示に切り替わる。そして、配線候補記憶手段によって
優先選択順位が最高であると判断された縦方向の配線の
中央部に対してプローブ点座標が自動的に設定され、作
業者はその当否を指示するのみでよい。
【0050】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、指定されたプローブ点近傍の配線を拡大視野表示に
よって確認し、さらに正確なプローブ点の指定が可能と
なるため、作業能率および作業精度を向上させて、試験
効率を向上させることができるという特長がある。
【0051】また、請求項2記載の発明によれば、プロ
ーブ点に対応する配線が存在しない場合には、プローブ
点近傍の配線を検知して所定の優先選択順位をつけ、優
先選択順位によって指定される配線の中央部に対するプ
ローブ点の設定を半自動的に行うことができるため、作
業能率および作業精度をさらに向上させて、試験効率を
大幅に向上させることができるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる電子ビーム装置の要部の構成を示
す図である。
【図2】本発明になる電子ビーム装置の第1実施例の処
理フローを示す図である。
【図3】本発明になる電子ビーム装置の第2実施例の処
理フローを示す図である。
【図4】本発明になる電子ビーム装置の第1実施例によ
る配線パターンの表示例を示す図である。
【図5】本発明になる電子ビーム装置の第2実施例によ
る配線パターンの表示例を示す図である。
【図6】一般的な電子ビーム装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 表示データ生成手段 2 指定配線検知手段 3 配線幅検知手段 4 配線候補記憶手段 10 登録処理制御部 11 CAD部 11 a CADデータ処理部 11 b CADデータ記憶部 12 マスク図表示部 13 プローブ点入力部 13 a プローブ点座標指定手段 13 b 座標検知部 14 測定点登録部 20 電子ビーム装置制御部 21 電子ビーム鏡筒 22 ステージ 23 試料チップ 24 検出器 25 信号処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAD部(11)内に記憶された試料チ
    ップ(23)のマスクパターンデータをパターン表示す
    るマスク図表示部(12)と、 前記パターン表示中の一点をプローブ点として指定する
    プローブ点入力部(13)と、 指定された前記プローブ点を登録する測定点登録部(1
    4)と、 前記測定点における電圧測定を自動制御で行う電子ビー
    ム装置制御部(20)とを具備する電子ビーム装置にお
    いて、 前記マスク図表示部(12)によって前記マスクパター
    ンデータが広域視野表示されているときに前記プローブ
    点入力部(13)で指定された前記プローブ点に対応す
    る配線の幅を前記CAD部(11)のデータによって検
    知する配線幅検知手段(3)と、 前記配線幅検知手段(3)に検知された配線の幅に対応
    して拡大表示倍率を自動的に設定し、これに基づく拡大
    表示データを生成する表示データ生成手段(1)とを具
    備し、 前記拡大表示データに基づいて拡大視野表示されたパタ
    ーン表示における前記プローブ点近傍の配線を前記プロ
    ーブ点入力部(13)で再指定できる構成としたことを
    特徴とする電子ビーム装置。
  2. 【請求項2】 前記プローブ点に対応する配線が存在し
    ない場合に、前記プローブ点近傍に位置する配線に関す
    るデータを前記CAD部(11)のデータによって検知
    する指定配線検知手段(2)と、 前記指定配線検知手段(2)によって検知される前記プ
    ローブ点近傍の配線が複数存在する場合に、前記プロー
    ブ点に対応すべき配線の候補を自動的に選別し、これに
    対して前記CAD部(11)のデータに基づく優先選択
    順位をつける配線候補記憶手段(4)とを具備し、 前記拡大表示データに基づいて拡大視野表示されたパタ
    ーン表示における前記プローブ点近傍の配線について、
    前記優先選択順位にしたがってその中央部に対して前記
    プローブ点を設定する構成としたことを特徴とする請求
    項1記載の電子ビーム装置。
JP4211795A 1992-08-07 1992-08-07 電子ビーム装置 Withdrawn JPH0658999A (ja)

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