JPH0658728U - 読書用スタンド - Google Patents

読書用スタンド

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JPH0658728U
JPH0658728U JP612293U JP612293U JPH0658728U JP H0658728 U JPH0658728 U JP H0658728U JP 612293 U JP612293 U JP 612293U JP 612293 U JP612293 U JP 612293U JP H0658728 U JPH0658728 U JP H0658728U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小版の本や雑誌から大版の本や雑誌までを幅
広くさまざまな方向へ傾斜させた状態で安定的に保持
し、寝たままで読書することのできる読書用スタンドを
提供する。 【構成】 基台上に少なくとも一部に自在に折り曲げる
ことのできる部分を有する伸縮自在な構成の支持手段を
設け、この支持手段の自由端側に保持板部を着脱自在か
つ傾斜角度調節自在に取り付け、この保持板部に上下方
向へ摺動可能に調節板部を取り付け、前記保持板部に本
等の下部を押圧保持する下部表紙押え部材と下部ページ
押え部材を設け、前記調節板部に本等の上部を押圧保持
する上部表紙押え部材と上部ページ押え部材を設けた上
で、さらに前記保持板部の両側部に本等の両側部を係止
する一対の側部ページ押え部材を摺動可能に設けたもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、とくに寝たままで本を読む際に用いて好適な読書用スタンドに関 する。
【0002】
【従来の技術】
この考案者が実願昭60−88509号で提案し、実公平3−5288号で出 願公告になった読書用スタンドは次のようなものであった。
【0003】 基台と、この基台上に立設された少なくとも一部に自在に折り曲げることので きる部分を有する支持手段と、この支持手段の自由端側に着脱自在かつ傾斜角度 調節自在に取り付けられる本の保持手段から成り、この保持手段を、下端部に本 の支持棚部を有する基板と、この基板の支持棚部に該棚部の上部において水平方 向へ揺動調節可能、及び長手方向へ摺動調節可能に締付ネジで軸着された本の下 端部を係止する一対の下部係止手段と、前記基板の上部に設けられた前記本の上 部を係止する上部係止手段とから構成すると共に、この上部係止手段を本の表紙 を係止する一対の係止片と本のページを上部において押さえる同じく一対のペー ジ押片とで構成し、このページ押片と前記係止片は基板に対して互いに独立して 摺動可能であることを特徴とする、読書用スタンド。
【0004】
【考案が解決すべき課題】
この従来公知の読書用スタンドは、文庫本のような小版の本の場合には、この 本をどのように傾けてもしっかりと保持手段によって固定され、どのような姿勢 でも本等を楽に読むことができたが、本や雑誌等が週刊紙大の大版のものや厚い ものになると、ページが垂れ下がって来て視界を遮ったり、さもないとページが 反対側へ折れ曲ってしまったり、或は本の位置がづれてしまったりするという問 題が生じた。
【0005】 この考案の目的は、小版の本や雑誌から大版の本や雑誌までを幅広くさまざま な方向へ傾斜させた状態で安定的に保持し寝たままで読書することのできる読書 用スタンドを提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの考案は、基台と、この基台上に立設された 少なくとも一部に自在に折り曲げることのできる部分を有する伸縮自在な構成の 支持手段と、この支持手段の自由端側に着脱自在かつ傾斜角度調節自在に取り付 けられた下端部に支持棚部を有する保持板部と、この保持板部に上下方向へ摺動 可能に取り付けられた調節板部と、前記保持板部の支持棚部に設けた本等の下部 を係止する下部係止手段と、前記調節板部に設けた本等の上部係止手段とから成 り、前記下部係止手段を支持棚部に前後動可能に取り付けられた下部表紙押え手 段と前記支持棚部に揺動可能かつ長手方向へ摺動可能に取り付けられた下部ペー ジ押え手段とで構成し、前記上部係止手段を前記調節板部に摺動及び又は揺動可 能に取り付けられた上部表紙押え手段と上部ページ押え手段とで構成すると共に 、前記保持板部の両側部には摺動可能に取り付けた本等の両側部を係止する一対 の側部係止手段を設けたことを特徴とする、読書用スタンド。
【0007】 その際にこの考案は、上部ページ押え部材の上部に透明の材質のもので構成し た弾性片を取り付け、この弾性片を互いに重ね合わされた長短一対の湾曲した弾 性片で構成したり、 各表紙係止手段やページ押え手段の全部又は一部を係止ゴム紐によって保持板 部や調節板に繋げるようにすることができる。
【0008】 この考案はまた、支持手段を嵌縮自在に連結された複数の支持軸によって構成 し、この各支持軸を伸長させた際にゴムリングによる摩擦力によって自然落下し ないように構成することができる。
【0009】
【作用】 支持棚部上に下端部を載置し、保持板部に各種係止手段によって係止固定され た雑誌や本等は、保持板部をさまざまな方向に傾斜させて支持手段へ装着したり 、或は装着後支持手段を伸縮させたり、折り曲げたりすることによって、寝た状 態や座した状態において本人が本等を読み易い位置に本等を持って来ることがで きる。各種係止手段のうち下部係止手段は、下部表紙押え手段と下部ページ押え 手段により本等の両表紙の下部と各ページの下部を係止押圧し、上部係止手段は 上部表紙押え手段と上部ページ押え手段によって本等の両表紙の上部とページの 上部を係止押圧する。また、側部係止手段は本等の両側部を支持しページごと押 える。
【0010】 本等が大版の場合には、調節板を上方へ摺動させると共に、下部ページ押え手 段を伸ばして下部のページを押え、上部ページ押え手段を左右へ揺動させて上部 のページを押え、さらに、側部係止手段を伸ばして本等の両表紙の両側部を支持 しかつ押えるものである。
【0011】 上部ページ押え手段に取り付けた長短一対の弾性片は、本等のページを分散し て押えることができ、ページのめくり動作を小出しにして行うことができる。
【0012】 各表紙押え手段やページ押え手段を係止ゴム紐で保持板部や調節板へ繋げると 、不使用時や持ち運び時における各部材の紛失を防止できるものである。
【0013】 伸ばしたり縮めたりした支持軸はゴムリングの摩擦力によりその位置で安定し 、自然落下しない。
【0014】
【実施例】
図面はこの考案の一実施例を示し、図1乃至図4において、1は四すみに安定 性を増大させるための補助脚1aを平面方向へ回動自在に軸着して成る基台であ り、上面にボス部材2が立設されている。3は互いに軸方向へ嵌縮自在に連結さ れた3本の支持軸3a、3b、3cと、支持軸3cの先端に自在継手3dを介し て揺動可能に取り付けられた挿入係止棒3eから成る支持手段であり、支持軸3 aの下端部へボス部材2を挿入させることによって基台1上へ着脱自在に取り付 けられている。
【0015】 次に、とくに図2に示したような支持手段3の挿入係止棒3eに取り付けられ ているのが本の保持板部4である。この保持板部4は基板5とこの基板5の下端 部に設けた支持棚部6を有し、基板5の後部には取付ケース部7が形成されてい る。この取付ケース部7は挿入口7aを有し、内部を複数の仕切壁7bによって 仕切ることにより、支持手段3の挿入係止棒3eがどの仕切壁7bの間へ嵌入さ れるかにより保持板部4の傾斜方向を変えることができるようになっている。尚 、8は支持棚部6の補強部材であり、基板5の強度を増大させることにより省略 することもできる。支持棚部6の上面には本の両表紙の下端部を押える一対の突 片9a、9aを有する下部表紙押え手段9が締付ネジ10を長孔9bに挿通させ ることによって、前後移動可能に取り付けられている。支持棚部6の下部には各 々に本等のページの下部を押える突片11a、11aを有する一対のページ押え 部材11、11から成る下部ページ押え手段12が各長孔11b、11bに締付 ネジ10を挿通させることによって回動可能かつ長手方向へ摺動可能に取り付け られている。13、13はページ押え部材12、12の紛失を防止するための係 止ゴム紐である。
【0016】 保持板部4の表面には保持部材14、14を介して上下方向へ摺動可能に調節 板15が取り付けられている。この調節板15は所定の間隙16を空けて対置さ せた表板15aと裏板15bから成り、間隙16には各々上部にクリップ部17 a、17aを有する一対の上部表紙押え手段17、17と、同じく上部に各々一 対づつの湾曲させた例えば合成樹脂プレートのような透明の材質で構成した弾性 片18a、18bを有する一対の上部ページ押え手段18、18が抜き差し自在 、かつ揺動自在に挿入されている。尚、19と20は上部表紙押え手段17、1 7と上部ページ押え手段18、18が紛失しないように調節板15へ繋げておく 係止ゴム紐である。
【0017】 取付ケース部7の上部に設けたガイド溝7cは一対の側部係止手段21、21 が水平方向へ摺動自在に取り付けられており、各々の一端には係止突片21a、 21aが設けられ、他端にはクリップ21b、21bがそれぞれ取り付けられて いる。
【0018】 したがって、図5と図6に示したように、本等Aが文庫本のように小版のもの である場合には、本等Aを開いて保持板部4の支持棚部6上に置き、表と裏の両 表紙の上部と下部を各々上部表紙押え手段17、17のクリップ部17a、17 aと下部表紙押え手段9、9の突片9a、9aとによって押える。尚、この際、 下部表紙押え手段9は、締付ネジ10を若干弛めることにより前後方向へ移動さ せ、表紙の厚さの違いに対応する。続いて上部と下部のページ押え手段18、1 8・12、12を使用して本の上下部のページを押えた後、取付ケース部7の挿 入口7aより支持手段3の挿入係止棒3eをどれかの仕切壁7bの間に入れて傾 斜角度を調節し、或は支持手段3の各支持軸3a〜3cを伸縮させたり、自在継 手3dの部分を曲げたりして本等の位置を調節して見易い位置にする。後は読み 終えたページをめくって一方の上下部のページ押え手段18、12より外し、も う一方のページ押え手段18、12へ挟み込むことにより寝ながらにして両手で 本を持たずに読書を行うことができるものである。
【0019】 次に、本等が週刊紙のように大版のものの場合には、図7に示したように、締 付ネジ10を弛めて下部ページ押え手段12のページ押え部材11、11を左右 に伸ばした後、突片11a、11aで本等Bの各ページの下部を押えて締付ネジ 10を締め付ける。次いで、側部係止手段21、21を左右に伸ばして支えを失 っている本等Bの両表紙を支えつつクリップ部21b、21bで係止する。そし て、調節板15を上方へ摺動させて伸ばし本等Bに対し適当な位置を定め上部ペ ージ押え手段18、18を左右に揺動させつつ上方へ伸ばしてページの上部を押 える。このようにして、保持板部4より大版の本等を安定的に保持することがで きるものである。
【0020】 次に、上部ページ押え手段18の上部に長短2重の湾曲した弾性片18a、1 8bを取り付けると、ページを2つに分けて押えるのに便利である。例えば本等 の大部分のページを上部ページ押え手段の一方の長い弾性片18aで押え、少な い枚数のページを短い弾性片18bで押え、読了したらこれをめくってもう一方 のページ押え手段18の短い弾性片18bで押えるようにする。すると、いちい ち小出しにページをめくったり、押えたりすることが可能となるのでページのめ くりが容易となり何枚かづつを手軽に短い弾性片18bで押え、ある程度まとま った枚数になったら長い弾性片18aで押えるようにすることが可能となること から、ページのめくり操作が容易になるという利点を有するものである。尚、長 短2つの弾性片18a、18bには輪ゴム22を嵌められているが、これは弾力 の弱さを補うためのものであり、各弾性片18a、18bの弾力が充分な場合に は不用である。
【0021】 各係止ゴム紐13、19、20は、ページ押え部材11や上部の表紙押え手段 17やページ押え手段18が紛失してしまうのを防止するためのものであるが、 他に係合手段を設けることにより省略することができる。
【0022】 さらに、支持軸3a、3bの上端にはゴム製の滑り止め3f、3gが取り付け られており、摩擦力によって伸ばした支持軸3b、3cが自然に落下しないよう に工夫されている。
【0023】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので、大小いずれの雑誌や本等でも安定的に 保持でき、かつページもめくり易く、寝ながらにして手で本等を持つことなく読 書を行うことができるという作用効果を奏し得る。
【0024】 また、上部ページ押え手段に取り付けた長短複数のページを押える弾性片は、 ページのめくりを小出しに行うことができるので、このページのめくり操作がよ り手軽かつ容易になるという作用効果を奏し得る。
【0025】 さらに、各表紙押え手段やページ押え手段は、これを係止ゴム紐で保持板部や 調節板へ繋ぐことにより、使用時の落下や紛失を防止することができ、支持軸は 単に手で持って伸縮させるのみでその位置を安定的に保つことができることから 操作がより一層簡単になるものである。
【提出日】平成6年2月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、とくに寝たままで本を読む際に用いて好適な読書用スタンドに関 する。
【0002】
【従来の技術】
この考案者が実願昭60−88509号で提案し、実公平3−5288号で出 願公告になった読書用スタンドは次のようなものであった。
【0003】 基台と、この基台上に立設された少なくとも一部に自在に折り曲げることので きる部分を有する支持手段と、この支持手段の自由端側に着脱自在かつ傾斜角度 調節自在に取り付けられる本の保持手段から成り、この保持手段を、下端部に本 の支持棚部を有する基板と、この基板の支持棚部に該棚部の上部において水平方 向へ揺動調節可能、及び長手方向へ摺動調節可能に締付ネジで軸着された本の下 端部を係止する一対の下部係止手段と、前記基板の上部に設けられた前記本の上 部を係止する上部係止手段とから構成すると共に、この上部係止手段を本の表紙 を係止する一対の係止片と本のページを上部において押さえる同じく一対のペー ジ押片とで構成し、このページ押片と前記係止片は基板に対して互いに独立して 摺動可能としたものである。
【0004】
【考案が解決すべき課題】
この従来公知の読書用スタンドは、文庫本のような小版の本の場合には、この 本をどのように傾けてもしっかりと保持手段によって固定され、どのような姿勢 でも本等を楽に読むことができたが、本や雑誌等が週刊紙大の大版のものや厚い ものになると、ページが垂れ下がって来て視界を遮ったり、さもないとページが 反対側へ折れ曲ってしまったり、或は本の位置がづれてしまったりするという問 題が生じた。
【0005】 この考案の目的は、小版の本や雑誌から大版の本や雑誌までを幅広くさまざま な方向へ傾斜させた状態で安定的に保持し、寝たままで読書することのできる読 書用スタンドを提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの考案は、基台と、この基台上に立設された 少なくとも一部に自在に折り曲げることのできる部分を有する伸縮自在な構成の 支持手段と、この支持手段の自由端側に着脱自在かつ傾斜角度調節自在に取り付 けられた下端部に支持棚部を有する保持板部と、この保持板部に上下方向へ摺動 可能に取り付けられた調節板部と、前記保持板部の支持棚部に設けた本等の下部 を押える下部押え手段と、前記調節板部に設けた本等の上部押え手段とから成り 、前記下部押え手段を支持棚部に前後動可能に取り付けられた下部表紙押え部材 と前記支持棚部に揺動可能かつ長手方向へ摺動可能に取り付けられた下部ページ 押え部材とで構成し、前記上部押え手段を前記調節板部に摺動及び又は揺動可能 に取り付けられた上部表紙押え部材と上部ページ押え部材とで構成すると共に、 前記保持板部の両側部には摺動可能に取り付けた本等の両側部を押える一対の側 部ページ押え部材を設けたものである。
【0007】 その際にこの考案は、上部押え手段の上部表紙押え部材を廃して上部ページ押 え部材のみとしたり、或いは下部表紙押え部材を支持棚部に対して揺動かつ長手 方向へ摺動可能に設けてることができる。
【0008】 さらにこの考案は、上部ページ押え部材の上部に透明の材質のもので構成した 弾性片を取り付け、この弾性片を互いに重ね合わされた長短一対のもので構成し たり、各表紙押え部材やページ押え部材の全部又は一部を係止ゴム紐によって保 持板部や調節板に繋げるようにすることができる。
【0009】 この考案はまた、支持手段を嵌縮自在に連結された複数の支持軸によって構成 し、この各支持軸を伸長させた際にゴムリングによる摩擦力によって自然落下し ないように構成することができる。
【0010】 そして、この考案は下部ページ押え部材に弾性を附与されたページ押え片を取 り付けても良い。
【0011】
【作用】
支持棚部上に下端部を載置し、保持板部に各種押え手段によって押圧固定され た雑誌や本等は、保持板部をさまざまな方向に傾斜させて支持手段へ装着したり 、或は装着後支持手段を伸縮させたり、折り曲げたりすることによって、寝た状 態や座した状態において本人が本等を読み易い位置に本等を持って来ることがで きる。各種押え手段のうち下部押え手段は、下部表紙押え部材と下部ページ押え 部材により本等の両表紙の下部と各ページの下部を係止押圧し、上部押え手段は 上部表紙押え部材と上部ページ押え部材によって本等の両表紙の上部とページの 上部を押圧する。また、側部押え部材は本等の両側部を支持しページごと押える 。或いは上部表紙押え部材を廃して上部ページ押え部材と側部ページ押え部材と したものは、この二種類の部材によって本等の上部と側部を同時に押えるもので ある。下部ページ押え部材に弾性を附与されたページ押え片を取り付けると、下 部ページのある程度の厚さの変化に対応できるものである。
【0012】 本等が大版の場合には、調節板を上方へ摺動させると共に、下部ページ押え部 材を伸ばして下部のページを押え、上部ページ押え部材や側部ページ押え部材を 左右へ揺動させて上部のページを押え、或いは、側部ページ押え部材を伸ばして 本等の両表紙の両側部を挟持しかつ押えるものである。
【0013】 上部ページ押え部材に取り付けた長短一対の弾性片は、本等のページを分散し て押えることができ、ページのめくり動作を小出しにして行うことができる。
【0014】 各表紙押え部材やページ押え部材を係止ゴム紐で保持板部や調節板へ繋げると 、不使用時や持ち運び時における各部材の紛失を防止できるものである。
【0015】 伸ばしたり縮めたりした支持軸はゴムリングの摩擦力によりその位置で安定し 、自然落下しない。
【0016】
【実施例】
図面はこの考案の一実施例を示し、図1乃至図4において、1は四すみに安定 性を増大させるための補助脚1aを平面方向へ回動自在に軸着して成る基台であ り、上面にボス部材2が立設されている。3は互いに軸方向へ嵌縮自在に連結さ れた3本の支持軸3a、3b、3cと、支持軸3cの先端に自在継手3dを介し て揺動可能に取り付けられた挿入係止棒3eから成る支持手段であり、支持軸3 aの下端部へボス部材2を挿入させることによって基台1上へ着脱自在に取り付 けられている。
【0017】 次に、下部押え手段12について説明する。とくに図2に示したような支持手 段3の挿入係止棒3eに取り付けられているのが本の保持板部4である。この保 持板部4は基板5とこの基板5の下端部に設けた支持棚部6を有し、基板5の後 部には取付ケース部7が形成されている。この取付ケース部7は挿入口7aを有 し、内部を複数の仕切壁7bによって仕切ることにより、支持手段3の挿入係止 棒3eがどの仕切壁7bの間へ嵌入されるかにより保持板部4の傾斜方向を変え ることができるようになっている。尚、8は支持棚部6の補強部材であり、基板 5の強度を増大させることにより省略することもできる。支持棚部6の上面には 本の両表紙の下端部を押える一対の突片9a、9aを有する下部表紙押え部材9 が締付ネジ10を長孔9bに挿通させることによって、前後移動可能に取り付け られている。支持棚部6の下部には各々に本等のページの下部を押える突片11 a、11aを有する一対の下部ページ押え部材11、11が各長孔11b、11 bに締付ネジ10を挿通させることによって回動可能かつ長手方向へ摺動可能に 取り付けられている。13、13は下部ページ押え部材11、11の紛失を防止 するための係止ゴム紐である。
【0018】 次に、上部押え手段23について説明する。保持板部4の表面には保持部材1 4、14を介して上下方向へ摺動可能に調節板15が取り付けられている。この 調節板15は所定の間隙16を空けて対置させた表板15aと裏板15bから成 り、間隙16には各々上部にクリップ部17a、17aを有する一対の上部表紙 押え部材17、17と、同じく上部に各々一対づつの湾曲させた例えば合成樹脂 プレートのような透明の材質で構成した弾性片18a、18bを有する一対の上 部ページ押え部材18、18が抜き差し自在、かつ揺動自在に挿入されている。 尚、19と20は上部表紙押え部材17、17と上部ページ押え部材18、18 が紛失しないように調節板15へ繋げておく係止ゴム紐である。
【0019】 取付ケース部7の上部に設けたガイド溝7cは一対の側部ページ押え部材21 、21が水平方向へ摺動自在に取り付けられており、各々の一端には係止突片2 1a、21aが設けられ、他端にはクリップ21b、21bがそれぞれ取り付け られている。
【0020】 したがって、図5と図6に示したように、本等Aが文庫本のように小版のもの である場合には、本等Aを開いて保持板部4の支持棚部6上に置き、表と裏の両 表紙の上部と下部を各々上部表紙押え部材17、17のクリップ部17a、17 aと下部表紙押え部材9、9の突片9a、9aとによって押える。尚、この際、 下部表紙押え部材9は、締付ネジ10を若干弛めることにより前後方向へ移動さ せ、表紙の厚さの違いに対応する。続いて上部と下部ページ押え部材18、18 ・12、12を使用して本の上下部のページを押えた後、取付ケース部7の挿入 口7aより支持手段3の挿入係止棒3eをどれかの仕切壁7bの間に入れて傾斜 角度を調節し、或は支持手段3の各支持軸3a〜3cを伸縮させたり、自在継手 3dの部分を曲げたりして本等の位置を調節して見易い位置にする。後は読み終 えたページをめくって一方の上下部のページ押え部材18、12より外し、もう 一方の上下部のページ押え部材18、12へ挟み込むことにより寝ながらにして 両手で本を持たずに読書を行うことができるものである。
【0021】 次に、本等が週刊紙のように大版のものの場合には、図7に示したように、締 付ネジ10を弛めて下部押え手段12の下部ページ押え部材11、11を左右に 伸ばした後、突片11a、11aで本等Bの各ページの下部を押えて締付ネジ1 0を締め付ける。次いで、側部ページ押え部材21、21を左右に伸ばして支え を失っている本等Bの両表紙を支えつつクリップ部21b、21bで係止する。 そして、調節板15を上方へ摺動させて伸ばし本等Bに対し適当な位置を定め上 部ページ押え部材18、18を左右に揺動させつつ上方へ伸ばしてページの上部 を押える。このようにして、保持板部4より大版の本等を安定的に保持すること ができるものである。
【0022】 次に、上部ページ押え部材18の上部に長短2重の湾曲した弾性片18a、1 8bを取り付けると、ページを2つに分けて押えるのに便利である。例えば本等 の大部分のページを上部ページ押え部材の一方の長い弾性片18aで押え、少な い枚数のページを短い弾性片18bで押え、読了したらこれをめくってもう一方 の上部ページ押え部材18の短い弾性片18bで押えるようにする。すると、い ちいち小出しにページをめくったり、押えたりすることが可能となるのでページ のめくりが容易となり何枚かづつを手軽に短い弾性片18bで押え、ある程度ま とまった枚数になったら長い弾性片18aで押えるようにすることが可能となる ことから、ページのめくり操作が容易になるという利点を有するものである。 尚、長短2つの弾性片18a、18bには輪ゴム22を嵌められているが、これ は弾力の弱さを補うためのものであり、各弾性片18a、18bの弾力が充分な 場合には不用である。
【0023】 各係止ゴム紐13、19、20は、下部ページ押え部材11や上部表紙押え部 材17や上部ページ押え部材18が紛失してしまうのを防止するためのものであ るが、他に係合手段を設けることにより省略することができる。
【0024】 さらに、支持軸3a、3bの上端にはゴム製の滑り止め3f、3gが取り付け られており、摩擦力によって伸ばした支持軸3b、3cが自然に落下しないよう に工夫されている。3hは締付ネジである。
【0025】 第8図取第9図は他の実施例を示し、自在継手3dを固定する手段は先に実施 例の締付ネジに代えて締付バンド3iが取り付けられている。下部押え手段30 は次のように構成されている。保持板部32を構成する基板33の下端部に設け た支持棚部33aの上下には、補強部材A31と補強部材B34が重ね合わされ 、支持棚部33aと補強部材A31、及び補強部材B34には各々位置を共通し て長孔33b、31a及び34aが設けられている。補強部材Bと支持棚部33 aとの間には、長孔33b、31a及び34aを介して取り付けられた締付ネジ 37と38を介して下部表紙押え片35と一対の下部ページ押え部材36、36 が各々の長孔35b、36b、36bを枢着させている。下部表紙押え片35の 一側には突片35a、35aが突設されると共に、下部ページ押え片36、36 の各一端に設けられた取付片36a、36aには、透明材ぢ構成したページ押え 片37、37が取付ビス38、38を介して枢着されると共に、ページ押え片3 7、37と取付片36a、36aの間には取付ビス38、38に環巻させてスプ リング39、39が弾設されている。46、46は締付ナットである。
【0026】 次に上部押え部材40について説明する。取付ケース41の上部には上下2段 に渡って収納溝41a、41aが設けられ、この収納溝41a、41aには一対 の側部ページ押え部材42、42が摺動可能に左右より挿入されている。この側 部ページ押え部材42、42はさらに中空のケース溝42a、42aとこのケー ス溝42a、42a内に摺動可能に挿入された一端にすれすれの弾性押え片42 c、42cを設けた透明材のページ押え片42b、42bから成り、本の大小に 応じて自由に収縮できるように構成されている。調節板43を構成する表板43 aと裏板43bの間には、先端に弾性押え片44a、44aを設けた透明板製の 上部ページ押え部材44、44が上下動及び又は揺動可能に挿入されている。4 5はこの上部ページ押え部材44、44同志を結ぶ係止ゴム紐であり、47、4 7は締付ネジである。調節板43の上端部より突設された把持部5cには、本の 紐を係止するための複数の係止溝5dが刻設されている。
【0027】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので、大小いずれの雑誌や本等でも安定的に 保持でき、かつページもめくり易く、寝ながらにして手で本等を持つことなく読 書を行うことができるという作用効果を奏し得る。
【0028】 また、上部ページ押え部材に取り付けた長短複数のページを押える弾性片は、 ページのめくりを小出しに行うことができるので、このページのめくり操作がよ り手軽かつ容易になるという作用効果を奏し得る。
【0029】 さらに、各表紙押え部材やページ押え部材は、これを係止ゴム紐で保持板部や 調節板へ繋ぐことにより、使用時の落下や紛失を防止することができ、支持軸は 単に手で持って伸縮させるのみでその位置を安定的に保つことができることから 操作がより一層簡単になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した読書用スタンドの斜視図で
ある。
【図2】この考案に係る読書用スタンドの基台と支持手
段の斜視図である。
【図3】この考案に係る読書用スタンドの平面図であ
る。
【図4】この考案の要部の分解斜視図である。
【図5】小版の本等をセットした状態を説明するための
説明図である。
【図6】小版の本等をセットした状態を説明するための
説明図である。
【図7】大版の本等をセットした場合を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
1 基台 3 支持手段 3a 支持軸 3b 支持軸 3c 支持軸 3d 自在継手 3e 挿入係止棒 4 保持板部 5 基板 6 支持棚部 9 下部表紙押え手段 10 締付ネジ 11 ページ押え部材 12 下部ページ押え手段 13 係止紐 14 保持部材 15 調節板 17 上部表紙押え手段 18 上部ぺージ押え手段 18a 弾性片 18b 弾性片 19 係止ゴム紐 20 係止ゴム紐 21 側部係止手段
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 読書用スタンド
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した読書用スタンドの斜視図で
ある。
【図2】この考案に係る読書用スタンドの基台と支持手
段の斜視図である。
【図3】 この考案に係る読書用スタンドの平面図であ
る。
【図4】 この考案の要部の分解斜視図である。
【図5】 小版の本等をセットした状態を説明するため
の説明図である。
【図6】 小版の本等をセットした状態を説明するため
の説明図である。
【図7】 大版の本等をセットした場合を説明するため
の説明図である。
【図8】 この考案に係る読書スタンドの他の実施例の
要部を示す正面図である。
【図9】 図8に示した要部の分解斜面図である。
【符号の説明】 1 基台 3 支持手段 3a 支持軸 3b 支持軸 3c 支持軸 3d 自在継手 3e 挿入係止棒 4、32 保持板部 5、35 基板 6、33a 支持棚部 9 下部表紙押え部材 10 締付ネジ 11、36 下部ページ押え部材 12、30 下部押え手段 13 係止ゴム紐 14 保持部材 15 調節板 17、44 上部表紙押え部材 18、42 上部ページ押え部材 18a 弾性片 18b 弾性片 19 係止ゴム紐 20 係止ゴム紐 21 側部ページ押え部材 23、40 上部押え手段 35 下部表紙押え片 37 ページ押え片 45 係止ゴム紐
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台上に立設された少なく
    とも一部に自在に折り曲げることのできる部分を有す
    る、伸縮自在な構成の支持手段と、この支持手段の自由
    端側に着脱自在かつ傾斜角度調節自在に取り付けられた
    下端部に支持棚部を有する保持板部と、この保持板部に
    上下方向へ摺動可能に取り付けられた調節板部と、前記
    保持板部の支持棚部に設けた本等の下部を係止する下部
    係止手段と、前記調節板部に設けた本等の上部係止手段
    とから成り、前記下部係止手段を支持棚部に前後動可能
    に取り付けられた下部表紙押え手段と前記支持棚部に揺
    動可能かつ長手方向へ摺動可能に取り付けられた下部ペ
    ージ押え手段とで構成し、前記上部係止手段を前記調節
    板部に摺動及び又は揺動可能に取り付けられた各一対の
    上部表紙押え手段と上部ページ押え手段とで構成すると
    共に前記保持板部の両側部には摺動可能に取り付けた本
    等の両側部を係止する一対の側部係止手段を設けたこと
    を特徴とする、読書用スタンド。
  2. 【請求項2】 上部ページ押え部材はその上部に透明の
    材質のもので構成した弾性片を取り付け、この弾性片は
    互いに重ね合わされた長短一対の湾曲した弾性片で構成
    したことを特徴とする、請求項1記載の読書用スタン
    ド。
  3. 【請求項3】 各表紙係止手段やページ押え手段の全部
    又は一部は係止ゴム紐によって保持板部や調節板に繋れ
    ていることを特徴とする、請求項1記載の読書用スタン
    ド。
  4. 【請求項4】 支持手段が嵌縮自在に連結された複数の
    支持軸によって構成されており、この各支持軸はこれを
    伸長させた際にゴムリングによる摩擦力によって自然落
    下しないように構成されていることを特徴とする、請求
    項1記載の読書用スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100795661B1 (ko) * 2007-03-21 2008-01-21 시 홍 박 독서대 및 노트북컴퓨터 재치대 겸용 스탠드

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100795661B1 (ko) * 2007-03-21 2008-01-21 시 홍 박 독서대 및 노트북컴퓨터 재치대 겸용 스탠드

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