JPH0658594A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0658594A
JPH0658594A JP4211207A JP21120792A JPH0658594A JP H0658594 A JPH0658594 A JP H0658594A JP 4211207 A JP4211207 A JP 4211207A JP 21120792 A JP21120792 A JP 21120792A JP H0658594 A JPH0658594 A JP H0658594A
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outdoor
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JP4211207A
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明宏 高沼
Toru Kitayama
亨 北山
Akihiko Kuramochi
昭彦 倉持
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、昼間の電力需要のピーク時の消費電
力を夜間にシフトする空気調和機において、ピークシフ
ト時に室外機の制御機器内の電子部品に障害を及ぼすこ
となく、室外送風機の消費電力を抑制することを目的と
している。 【構成】本発明は、電力ピークシフト時に室外送風機を
断続運転するか、低回転数で送風する制御方式を設けて
いる。また、2つの制御方式とは別に電子部品を冷却す
る専用の送風機を設置する構造も備えている。 【効果】本発明により、電力ピークシフト時に電子部品
に障害を及ぼすことなく室外送風機の消費電力を抑制す
ることが可能になる。また、電子部品を冷却する専用の
送風機を設置する場合は空調効率の向上も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昼間の電力需要のピー
ク時に消費電力を抑制する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭62−280551号公報
のように、空気調和機に蓄熱槽を付設し夜間電力等の余
剰電力を使用して蓄冷熱をし、昼間の電力使用のピーク
時には通常の空気調和機と同等能力の空調をしても、圧
縮機の駆動は低負荷運転となり、消費電力量は低減でき
る空気調和機があった。かかる空気調和機においては、
圧縮機の消費電力を抑制する発明の内容は記されていた
が、室外側熱交換器の伝熱特性を向上させるために設け
られている送風機(以下、室外送風機と称す)の消費電
力の抑制に関しては記されていなかった。したがって、
もしピーク時に室外送風機を回したままにすると、運転
しなくても良い室外送風機の消費電力をむだ使いするこ
とになり、また室外送風機の運転を停止すると、室外機
内に設置している制御機器内の電子部品の温度上昇が激
しくなり、電子部品に障害を及ぼす危険性が出てくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、昼間
の電力需要のピーク時の消費電力を夜間にシフトする空
気調和機において、ピークシフト時に室外機の制御機器
内の電子部品に障害を及ぼすことなく、室外送風機の消
費電力を抑制することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はピークシフト時に室外送風機を断続運転す
るか、室外送風機の回転数を通常運転時より低くする
か、あるいは制御機器内の電子部品を冷却する専用の送
風機を設置する。
【0005】
【作用】本発明において、目的を解決するための方法は
3つあるが、電子部品を冷却するための専用の送風機を
設置する場合は、コストアップにはなるが、制御上の問
題はない。しかし、室外送風機を断続運転する方法と室
外送風機の回転数を通常運転時より低下させる方法は、
制御機器内の電子部品の温度上昇に留意して、室外送風
機の消費電力の抑制をする必要がある。この点に関して
は、事前検討により、最も電子部品の温度上昇が高くな
る運転モードを調査し、その運転モードにおいて、電子
部品の温度上昇が問題にならない程度に制御すれば良
い。つまり、室外送風機を断続運転の場合はON時間と
OFF時間の関係、回転数を低下させる場合は、回転数
の設定値を電子部品の温度上昇が問題にならないように
工夫する。
【0006】
【実施例】
実施例1 以下、本発明における電力ピークシフト時に、室外送風
機7を断続運転する制御方式の実施例を図1、図2およ
び図3により説明する。図1に本発明の室外機2と蓄熱
槽10を示す。図1において、冷房期間に蓄熱槽10内
の蓄熱用熱交換器11を冷凍サイクルの凝縮器として活
用するか、あるいは暖房期間に蓄熱槽10内の蓄熱用熱
交換器11を冷凍サイクルの蒸発器として活用し、消費
電力を抑制する運転をした場合は室外側熱交換器6に冷
媒を流す必要はなく、室外側熱交換器6の伝熱特性を向
上させるために室外送風機7を駆動する必要はない。し
かし、室外電気品5内の電子部品8は圧縮機1を駆動す
る時に温度上昇を生じ、室外送風機7はこの電子部品8
を冷却する役割も果たしている。したがって、室外送風
機7を完全に停止することはできない。そこで、室外送
風機7を上記のような電力ピークシフト運転の時には断
続運転するようにする。この制御方式を図2のブロック
回路図および図3の電力ピークシフト運転時に、室外送
風機7を断続運転するフローチャート図で説明する。ま
ず、電力ピークシフト運転時に電子部品8の温度上昇
が、あらゆる環境においても問題にならないような断続
運転における室外送風機7のON時間とOFF時間の関
係を、予備試験により求めておき、マイクロコンピュー
タ30内のメモリ31に記憶させておく。そこで電力ピ
ークシフト運転時に空調運転をした場合には、蓄冷ある
いは蓄熱を活用する圧縮機の消費電力抑制運転を開始す
る。それと同時に、メモリ31に記憶されているON時
間とOFF時間の関係により、CPU32の判断で出力
回路34を介して室外送風機7を断続運転させる。その
後電力ピークシフト運転時間帯が終了したら通常の空調
運転にもどす。以上が電力ピークシフト時に室外送風機
7を断続運転させる制御方式である。
【0007】実施例2 次に、本発明における電力ピークシフト時に、室外送風
機7を低回転数で駆動する制御方式の実施例を図1、図
2および図4の電力ピークシフト運転時に室外送風機7
を低回転数で駆動するフローチャート図で説明する。実
施例1と同様に、まず電力ピークシフト運転時に、電子
部品8の温度上昇があらゆる環境においても問題になら
ないような室外送風機7の回転数を予備試験により求め
ておき、マイクロコンピュータ30内のメモリ31に記
憶させておく。そして実際の空調運転の中で電力ピーク
シフト運転をする場合には、メモリ31に記憶されてい
る電力ピークシフト用の回転数で室外送風機7を駆動
し、電力ピークシフト運転時間帯が終了したら通常の空
調運転にもどす。以上が電力ピークシフト時に室外送風
機7を低回転数で駆動する制御方式である。
【0008】実施例3 最後に本発明における電子部品8を冷却する専用の送風
機15を設置する実施例を図5および図6により説明す
る。図5および図6は室外機の上面図であるが、図5は
通常室外送風機7で、電子部品8を冷却する時の通風の
流れを表した図であり、図6は電子部品冷却用送風機1
5で、電子部品8を冷却する時の通風の流れを表した図
である。図6に示す如く電子部品冷却用送風機15を設
置すれば、電力ピークシフト時に室外送風機7を停止し
ても電子部品8を冷却することができる。この時、送風
室12と室外電気品室13をシキリイタ14でしきり、
電力ピークシフト時以外でも電子部品冷却用送風機15
を活用すれば、室外送風機7の駆動により、電子部品8
を冷却する必要はなくなり、室外送風機7による送風が
すべて室外側熱交換器6の伝熱特性の向上に活用できる
ため空調効率が良くなる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、昼間の電力需要のピー
ク時の消費電力を夜間にシフトする空気調和機におい
て、ピークシフト時に室外機の制御機器内の電子部品8
に障害を及ぼすことなく、室外送風機7の消費電力を抑
制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の室外機と蓄熱槽の構成図である。
【図2】本発明の制御ブロック回路図である。
【図3】本発明において室外送風機を断続運転するフロ
ーチャート図である。
【図4】本発明において室外送風機を電力ピークシフト
時に低回転で駆動するフローチャート図である。
【図5】従来機の通風の流れ図である。
【図6】本発明における電子部品冷却用送風機による通
風の流れ図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、 2…室外機、 5…室外電気品、 6…室外側熱交換器、 7…室外送風機、 8…電子部品、 11…蓄熱槽、 12…蓄熱用熱交換器、 13…室外電気品室、 14…シキリイタ、 15…電子部品冷却用送風機、 22…室外送風機用ファンモータ、 24…電子部品冷却用ファンモータ、 30…マイクロコンピュータ、 31…メモリ、 32…CPU、 33…入力回路、 34…出力回路、 35…信号受信部、 37…温度センサー、 38…リモコン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄冷槽を備え夜間に蓄冷し、昼間の冷房運
    転時には蓄冷槽内の熱交換器を冷凍サイクルの凝縮器と
    して冷房運転する運転制御方式と、蓄熱槽を備え夜間に
    蓄熱し、昼間の暖房運転時には、蓄熱槽内の熱交換器を
    冷凍サイクルの蒸発器として暖房運転する運転制御方式
    の2つの運転制御方式のうち、1つ以上の制御方式を使
    用する空気調和機において、前記の運転制御方式を使用
    する場合には室外機の送風機を断続運転することを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】請求項1の2つの運転制御方式のうち、1
    つ以上の制御方式を使用する空気調和機において、室外
    機内に設置されている電気品内の電気部品を冷却するた
    めの送風機を設け、冷房運転時あるいは暖房運転時に前
    記送風機を駆動することを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項1の2つの運転制御方式のうち、1
    つ以上の制御方式を使用する空気調和機において、ピー
    クシフト運転時にはピークシフト以外の運転時より室外
    側熱交換器の、伝熱特性を向上させるために設けられて
    いる送風機の回転数を低下させることを特徴とする空気
    調和機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266677A (ja) * 2006-05-22 2006-10-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2008232617A (ja) * 2008-04-26 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266677A (ja) * 2006-05-22 2006-10-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
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JP4743223B2 (ja) * 2008-04-26 2011-08-10 三菱電機株式会社 空気調和装置

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