JPH0658579B2 - 定着用ローラ及びそれを有する定着装置 - Google Patents
定着用ローラ及びそれを有する定着装置Info
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- JPH0658579B2 JPH0658579B2 JP60014079A JP1407985A JPH0658579B2 JP H0658579 B2 JPH0658579 B2 JP H0658579B2 JP 60014079 A JP60014079 A JP 60014079A JP 1407985 A JP1407985 A JP 1407985A JP H0658579 B2 JPH0658579 B2 JP H0658579B2
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- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
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- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00367—The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔本発明が属する分野〕 本発明は複写機、印刷機、ファクシミリ、プリンター或
いはこれらの複合機等の画像形成装置に用いられる加熱
ローラ、加圧ローラ又は加熱加圧ローラ等の定着用ロー
ラ(ベルト状のローラを含む)、及びこのローラを有す
る定着装置に関する。
いはこれらの複合機等の画像形成装置に用いられる加熱
ローラ、加圧ローラ又は加熱加圧ローラ等の定着用ロー
ラ(ベルト状のローラを含む)、及びこのローラを有す
る定着装置に関する。
従来、一般搬送の分野では、回転体に要求される条件が
多く、搬送性を確実にするための弾性、耐久性や汚れ防
止のための離型性、とりわけ、回転体の摩擦帯電の防止
効果である。ところが、このような条件を満たす回転体
は複雑で高価なものとなっていた。
多く、搬送性を確実にするための弾性、耐久性や汚れ防
止のための離型性、とりわけ、回転体の摩擦帯電の防止
効果である。ところが、このような条件を満たす回転体
は複雑で高価なものとなっていた。
特に、画像形成装置に用いられるものはこれらの条件が
重要である。例えば、トナー像に接する加熱ローラとし
て芯金に四弗化エチレン樹脂を被覆したローラを、トナ
ー像の加熱加圧時間を増すため加熱ローラに圧接する加
圧ローラとしてゴム層を被覆したローラを、用いるのが
一般的である。
重要である。例えば、トナー像に接する加熱ローラとし
て芯金に四弗化エチレン樹脂を被覆したローラを、トナ
ー像の加熱加圧時間を増すため加熱ローラに圧接する加
圧ローラとしてゴム層を被覆したローラを、用いるのが
一般的である。
最近、ゴムの弾性と樹脂の表面性を兼ね備えようとした
ものが、特開昭58−2864号、特開昭58−577
0号及び特開昭58−27175号の各公報に見られ
る。これらの提案は、前者が金属ローラ表面に弗素ゴム
と弗素樹脂との混合塗料を塗布してなるローラを、後者
はゴムローラ表面に弗素ゴムと弗素樹脂との混合塗料を
塗布してなるローラを、夫々開示している。
ものが、特開昭58−2864号、特開昭58−577
0号及び特開昭58−27175号の各公報に見られ
る。これらの提案は、前者が金属ローラ表面に弗素ゴム
と弗素樹脂との混合塗料を塗布してなるローラを、後者
はゴムローラ表面に弗素ゴムと弗素樹脂との混合塗料を
塗布してなるローラを、夫々開示している。
一方、単純にゴムローラを形成し、その表面に樹脂層を
形成するものとして実用化されているものに特公昭47
−20747号公報に開示されたローラがある。このロ
ーラは、シリコーンゴムローラの表面を研磨した上に接
着剤を塗布し、予めゴムローラ径より大径の熱収縮性チ
ユーブ(FEP:弗素化エチレン・プロピレン)をかぶ
せ、104.4℃で加熱収縮させた後182.2℃で1
時間加熱したものである。しかし、この方法では、熱収
縮量が均一にならないために所定形状のローラを得るこ
とが困難であり、樹脂チユーブを予め形成した後、内面
の清掃を極めて良く行わなければならない。又、現在の
技術では熱収縮性チユーブの肉厚を50μ以上にしか形
成できないので、下層のゴム層の弾性を相殺してしま
い、この方法では弾性を生かしたローラができない。つ
まり、この公報によるローラは、精度が悪く、しかも製
造工程が多いために高価であり、適切な定着効果を奏す
ることもできない。
形成するものとして実用化されているものに特公昭47
−20747号公報に開示されたローラがある。このロ
ーラは、シリコーンゴムローラの表面を研磨した上に接
着剤を塗布し、予めゴムローラ径より大径の熱収縮性チ
ユーブ(FEP:弗素化エチレン・プロピレン)をかぶ
せ、104.4℃で加熱収縮させた後182.2℃で1
時間加熱したものである。しかし、この方法では、熱収
縮量が均一にならないために所定形状のローラを得るこ
とが困難であり、樹脂チユーブを予め形成した後、内面
の清掃を極めて良く行わなければならない。又、現在の
技術では熱収縮性チユーブの肉厚を50μ以上にしか形
成できないので、下層のゴム層の弾性を相殺してしま
い、この方法では弾性を生かしたローラができない。つ
まり、この公報によるローラは、精度が悪く、しかも製
造工程が多いために高価であり、適切な定着効果を奏す
ることもできない。
又、特開昭57−89785号公報に開示されたローラ
及び特開昭59−74578号に開示されたローラがあ
るが、これらのローラは表面の樹脂層が十分な焼成を受
けていないために、或はこれを受けていても表面の樹脂
層に耐熱耐摩耗性がないために、摩耗が激しく、数千枚
の通紙さえもできず、定着ローラとしては使用できない
ものである。
及び特開昭59−74578号に開示されたローラがあ
るが、これらのローラは表面の樹脂層が十分な焼成を受
けていないために、或はこれを受けていても表面の樹脂
層に耐熱耐摩耗性がないために、摩耗が激しく、数千枚
の通紙さえもできず、定着ローラとしては使用できない
ものである。
いずれにしても、上記ローラは、表面に樹脂層を、下層
にゴム層を有しているが、樹脂層が帯電しやすく低抵抗
物質兼熱伝導性部材を多量に混入しないと抵抗が低くな
らなかった。これは、抵抗を下げる導電物質を多量に、
しかも平均的に分散しなければならないという製造上の
負荷があって製造コストを増加させてしまう。又、一般
に導電物質は、樹脂の離型性よりも劣った表面性をもつ
ものであるから、かえってオフセツトトナーの増大を引
き起こしてしまう。
にゴム層を有しているが、樹脂層が帯電しやすく低抵抗
物質兼熱伝導性部材を多量に混入しないと抵抗が低くな
らなかった。これは、抵抗を下げる導電物質を多量に、
しかも平均的に分散しなければならないという製造上の
負荷があって製造コストを増加させてしまう。又、一般
に導電物質は、樹脂の離型性よりも劣った表面性をもつ
ものであるから、かえってオフセツトトナーの増大を引
き起こしてしまう。
又、上記ローラを加熱ローラとして使用した場合、下層
のゴム層は内部又は外部から加熱されると、加熱減量を
起こしガスを放出することがある。このガス放出はロー
ラの樹脂層の焼成時に特に多く見られるが、いずれにし
ても上記ローラの樹脂層とゴム層との接着性を低下さ
せ、耐久性を大幅に悪くしてしまう。
のゴム層は内部又は外部から加熱されると、加熱減量を
起こしガスを放出することがある。このガス放出はロー
ラの樹脂層の焼成時に特に多く見られるが、いずれにし
ても上記ローラの樹脂層とゴム層との接着性を低下さ
せ、耐久性を大幅に悪くしてしまう。
定着装置としては、オフセツト防止液を塗布することが
一般的に行われており、上記ローラの下層がオフセツト
防止液によって膨潤されると、樹脂層とゴム層との剥離
が生じてくることも知られている。
一般的に行われており、上記ローラの下層がオフセツト
防止液によって膨潤されると、樹脂層とゴム層との剥離
が生じてくることも知られている。
本発明の目的は、ゴム層と樹脂表層を有する弾性回転体
の帯電を減少せしめ、ゴム層と樹脂表層との接合状態を
安定したものとし、耐久性に優れ、帯電防止効果のある
弾性回転体及びそれを備えている定着装置の提供にあ
る。
の帯電を減少せしめ、ゴム層と樹脂表層との接合状態を
安定したものとし、耐久性に優れ、帯電防止効果のある
弾性回転体及びそれを備えている定着装置の提供にあ
る。
本発明は、定着性,オフセツト防止性,耐久性に優れた
定着用ローラ、及びこれを有する定着装置の提供を目的
とする。
定着用ローラ、及びこれを有する定着装置の提供を目的
とする。
本発明の特に限定した実施例の目的や本発明の他の目的
は以下の説明から理解されよう。
は以下の説明から理解されよう。
本発明は、上記目的を達成するために、新規な構成に着
目したものであって、 弾性層の上層に、樹脂材を焼成してなる樹脂層を有する
定着用ローラであって、上記樹脂層は最大気孔率が10
%以下、体積抵抗率が1011Ωcm以下で、気孔は最小
孔径が0.1μmより小さいことを特徴とする定着用ロ
ーラ、及び、弾性層の上層に樹脂材を焼成してなる樹脂
層を有する定着用ローラと、この定着用ローラにオフセ
ット防止液を塗布する塗布手段と、を有する定着装置に
おいて、上記樹脂層は最大気孔率が10%以下、体積抵
抗率が1011Ωcm以下で、気孔は最小孔径が0.1μ
mより小さいことを特徴とする定着装置である。
目したものであって、 弾性層の上層に、樹脂材を焼成してなる樹脂層を有する
定着用ローラであって、上記樹脂層は最大気孔率が10
%以下、体積抵抗率が1011Ωcm以下で、気孔は最小
孔径が0.1μmより小さいことを特徴とする定着用ロ
ーラ、及び、弾性層の上層に樹脂材を焼成してなる樹脂
層を有する定着用ローラと、この定着用ローラにオフセ
ット防止液を塗布する塗布手段と、を有する定着装置に
おいて、上記樹脂層は最大気孔率が10%以下、体積抵
抗率が1011Ωcm以下で、気孔は最小孔径が0.1μ
mより小さいことを特徴とする定着装置である。
第1図は本発明の定着用ローラを有する本発明定着装置
の実施例説明図である。
の実施例説明図である。
第1図中1は、未定着のトナー像と接する側の定着ロー
ラで、2は定着ローラ1に圧接回転する加圧ローラで、
共に本発明の定着用ローラの一例である。具体的構成は
以下のとおりである。
ラで、2は定着ローラ1に圧接回転する加圧ローラで、
共に本発明の定着用ローラの一例である。具体的構成は
以下のとおりである。
定着ローラ1は、アルミ等の熱伝導の良好な芯金11上
に、シリコンゴム、の比較的薄い(本例では0.3mm乃
至0.8mm範囲内の所定厚)弾性体層12と、その上層
13にPFA(四弗化エチレン樹脂−パーフロロアルコ
キシエチレン樹脂の共重合体)、PTFE(四弗化エチ
レン樹脂)等の弗素樹脂を弾性体層12よりも薄く(本
例では10μm乃至30μm範囲内の所定厚)樹脂層と
して有している。
に、シリコンゴム、の比較的薄い(本例では0.3mm乃
至0.8mm範囲内の所定厚)弾性体層12と、その上層
13にPFA(四弗化エチレン樹脂−パーフロロアルコ
キシエチレン樹脂の共重合体)、PTFE(四弗化エチ
レン樹脂)等の弗素樹脂を弾性体層12よりも薄く(本
例では10μm乃至30μm範囲内の所定厚)樹脂層と
して有している。
ここで、弗素樹脂層は、後述する製法により、極めて、
微細な気孔(平均孔径が0.05μm以下のもの)が全表面
の7%前後であって、体積抵抗が純正の弗素樹脂の体積
抵抗が1018Ωcm以上に対して1010Ωcm程度に10の
8乗オーダーも減少したものになっている。以下、この
微細気孔をボイドと称する。
微細な気孔(平均孔径が0.05μm以下のもの)が全表面
の7%前後であって、体積抵抗が純正の弗素樹脂の体積
抵抗が1018Ωcm以上に対して1010Ωcm程度に10の
8乗オーダーも減少したものになっている。以下、この
微細気孔をボイドと称する。
同様に加圧ローラ2はステンレス、鉄等の芯金21上
に、シリコンゴム弾性体層12の厚さより厚く比較的厚
い(本例では、4mm乃至10mm範囲内の所定厚)弾性体
層22とその上層にPFA、PTFE等の弗素樹脂を厚
い弾性体層22の厚さより薄く(本例では5μ乃至50
μ範囲内の所定厚)樹脂層23を有する。
に、シリコンゴム弾性体層12の厚さより厚く比較的厚
い(本例では、4mm乃至10mm範囲内の所定厚)弾性体
層22とその上層にPFA、PTFE等の弗素樹脂を厚
い弾性体層22の厚さより薄く(本例では5μ乃至50
μ範囲内の所定厚)樹脂層23を有する。
これらのローラ1,2は第3図に示した製造方法又はそ
れの目的に合致した方法によって形成されたものであ
る。簡単に説明すれば、次のような行程を含むものであ
る。
れの目的に合致した方法によって形成されたものであ
る。簡単に説明すれば、次のような行程を含むものであ
る。
芯金の上に加硫成型したゴム層(熱伝導度1.4×10-4〜
1.5×10-3)を形成して所望形状のシリコンゴムローラ
を作る。好ましい形状は中央部が両端に比較してわずか
に小径の逆クラウンタイプである。このゴムローラ表面
に未焼成の弗素樹脂例えばデイスパージヨン(水に弗素
樹脂粉末を界面活性剤により分散させたもの)、エナメ
ル又は粉末状態の弗素樹脂を、ゴムローラ全長にわたっ
てスプレー塗装、静電塗装、粉体塗装等の方法により均
一厚に塗布する。このデイスパージヨンは例えばPTF
Eの場合弗素樹脂の結晶融点のガラス転移点327℃以
上に加熱されることでフィルム状の樹脂被膜を形成する
液体状のものである。
1.5×10-3)を形成して所望形状のシリコンゴムローラ
を作る。好ましい形状は中央部が両端に比較してわずか
に小径の逆クラウンタイプである。このゴムローラ表面
に未焼成の弗素樹脂例えばデイスパージヨン(水に弗素
樹脂粉末を界面活性剤により分散させたもの)、エナメ
ル又は粉末状態の弗素樹脂を、ゴムローラ全長にわたっ
てスプレー塗装、静電塗装、粉体塗装等の方法により均
一厚に塗布する。このデイスパージヨンは例えばPTF
Eの場合弗素樹脂の結晶融点のガラス転移点327℃以
上に加熱されることでフィルム状の樹脂被膜を形成する
液体状のものである。
上記ボイドはこの樹脂のデイスパージヨンの乾燥速度に
よって量規制されるもので、乾燥速度を急激に行なう程
多く発生し、極めて遅くすると、存在しなくなる。その
ため、この実施例では、80℃〜100℃以上の温度下
で、1分〜2分の間加熱処理を行ない時間10分〜1時
間で乾燥させて上記のボイドを得た。
よって量規制されるもので、乾燥速度を急激に行なう程
多く発生し、極めて遅くすると、存在しなくなる。その
ため、この実施例では、80℃〜100℃以上の温度下
で、1分〜2分の間加熱処理を行ない時間10分〜1時
間で乾燥させて上記のボイドを得た。
この乾燥された弗素樹脂が塗布されているシリコンゴム
ローラは、弗素樹脂が充分焼成されなければ樹脂特性が
得られないので、結晶融点以上(PTFEが327℃以
上、PFAが306℃以上)に加熱される必要がある。
ところがシリコンゴム自体は反撥弾性率や圧縮永久歪等
のゴム特性に優れているものの300℃以上に、まして
や306℃、327℃以上に加熱されると、発煙や解重
合を起こす。これらは、良質な弗素樹脂層の形成を妨げ
るばかりでなく、シリコンゴム自体のゴム特性を失なわ
せてしまう。従ってゴム層の加熱はローラをゴム層の機
能がなく、樹脂層の特性もないために、定着に適した条
件を全く失う。
ローラは、弗素樹脂が充分焼成されなければ樹脂特性が
得られないので、結晶融点以上(PTFEが327℃以
上、PFAが306℃以上)に加熱される必要がある。
ところがシリコンゴム自体は反撥弾性率や圧縮永久歪等
のゴム特性に優れているものの300℃以上に、まして
や306℃、327℃以上に加熱されると、発煙や解重
合を起こす。これらは、良質な弗素樹脂層の形成を妨げ
るばかりでなく、シリコンゴム自体のゴム特性を失なわ
せてしまう。従ってゴム層の加熱はローラをゴム層の機
能がなく、樹脂層の特性もないために、定着に適した条
件を全く失う。
これらの理由から本発明実施例においては、シリコンゴ
ムローラ自体には発煙や解重合を起こさせないような低
温(最高でも300℃以下)の加熱下に維持しながら弗
素樹脂の塗布層にはその結晶融点以上の高温状態を与え
る焼成方法を採用した。
ムローラ自体には発煙や解重合を起こさせないような低
温(最高でも300℃以下)の加熱下に維持しながら弗
素樹脂の塗布層にはその結晶融点以上の高温状態を与え
る焼成方法を採用した。
具体的には、芯金内部からゴム層を急冷却しながら、表
面の未焼成弗素樹脂を急激に加熱する方法又は、液状弗
素樹脂(デイスパージヨン、エナメル)自体の誘電正接
がゴム層の誘電正接より大きいことを利用した誘電加熱
方法(第3図参照)の他、この趣旨に適合するものであ
れば、本発明に適するものである。
面の未焼成弗素樹脂を急激に加熱する方法又は、液状弗
素樹脂(デイスパージヨン、エナメル)自体の誘電正接
がゴム層の誘電正接より大きいことを利用した誘電加熱
方法(第3図参照)の他、この趣旨に適合するものであ
れば、本発明に適するものである。
この方法によって実質的にシリコンゴムにはその厚み方
向に熱的勾配が形成されるものの260℃〜280℃程
度が、未焼成弗素樹脂にはその結晶融点以上の温度(具
体的にはPTFEで327℃以上の340℃〜380℃
の焼成温度が5分乃至10分程度与えられる。この焼成
を行った後、このローラは急冷される。この急冷によっ
てシリコンゴムローラ上に結晶化度が95%以下で引張
強度50Kg/cm2以上、水に対する接触角100度以上
の樹脂特性を示す焼成弗素樹脂表層が、ゴムローラに対
して強力な密着状態で、しかも十分厚く形成される。
向に熱的勾配が形成されるものの260℃〜280℃程
度が、未焼成弗素樹脂にはその結晶融点以上の温度(具
体的にはPTFEで327℃以上の340℃〜380℃
の焼成温度が5分乃至10分程度与えられる。この焼成
を行った後、このローラは急冷される。この急冷によっ
てシリコンゴムローラ上に結晶化度が95%以下で引張
強度50Kg/cm2以上、水に対する接触角100度以上
の樹脂特性を示す焼成弗素樹脂表層が、ゴムローラに対
して強力な密着状態で、しかも十分厚く形成される。
従って、上記定着ローラ1,加熱ローラ2は、下層のシ
リコンゴム自体が所望のゴム特性を樹脂層形成前とほぼ
同様に示し、表面の弗素樹脂層は完全に焼成された樹脂
特性を示し、これらの層の接着性が強固である。
リコンゴム自体が所望のゴム特性を樹脂層形成前とほぼ
同様に示し、表面の弗素樹脂層は完全に焼成された樹脂
特性を示し、これらの層の接着性が強固である。
上記ボイドは、最大孔径が、0.1μmより小さいもので
あることが好ましいが、各孔の経路中に0.1μmより小
さい部分があれば良い。又、ボイドの気孔率は最大でも
10%以下であることが良い。
あることが好ましいが、各孔の経路中に0.1μmより小
さい部分があれば良い。又、ボイドの気孔率は最大でも
10%以下であることが良い。
本実施例の定着ローラは弗素樹脂層の最大気孔率5%、
体積抵抗率1010Ωcm、気孔のもっとも小さい部分の
孔である最小孔径は60Åである。
体積抵抗率1010Ωcm、気孔のもっとも小さい部分の
孔である最小孔径は60Åである。
これは、以下の理由から決定される。
上記のように、樹脂層の下層にはゴム層のような弾性層
があるため、樹脂層に塗布、付着、又は、侵入するもの
が、液体状であると、弾性層を劣化させてしまい、定着
効果が悪くなる。逆に、弾性層に含まれる低分子材料が
気化した際に弾性層と樹脂層とを剥離させたり、これら
の密着強度を弱めてしまう。特に、部分的な剥離が生じ
ていると耐久性が極めて悪くなる。
があるため、樹脂層に塗布、付着、又は、侵入するもの
が、液体状であると、弾性層を劣化させてしまい、定着
効果が悪くなる。逆に、弾性層に含まれる低分子材料が
気化した際に弾性層と樹脂層とを剥離させたり、これら
の密着強度を弱めてしまう。特に、部分的な剥離が生じ
ていると耐久性が極めて悪くなる。
上記の定着装置で説明すれば、上記ボイドによれば、シ
リコーンオイルの如きオフセット防止液、紙粉やトナー
等が固体や液体では上記樹脂層を通過してゴム弾性層に
達することがない。又、樹脂層形成時にゴム層からの低
分子蒸気は上記ボイドによって、回転体から外部へ除去
されるので、樹脂層と弾性層との間に剥離要因を残すこ
となく、密着強度が高められる。しかも、上記のように
ボイドによって、定着回転体の抵抗がよけいな添加物を
樹脂中に混入しなくても、低抵抗化できるので、オフセ
ット防止効果が向上される。
リコーンオイルの如きオフセット防止液、紙粉やトナー
等が固体や液体では上記樹脂層を通過してゴム弾性層に
達することがない。又、樹脂層形成時にゴム層からの低
分子蒸気は上記ボイドによって、回転体から外部へ除去
されるので、樹脂層と弾性層との間に剥離要因を残すこ
となく、密着強度が高められる。しかも、上記のように
ボイドによって、定着回転体の抵抗がよけいな添加物を
樹脂中に混入しなくても、低抵抗化できるので、オフセ
ット防止効果が向上される。
具体的には上記実施例で30万枚以上の耐久を示し、オ
フッセット発生率を従来の半分以下に減少でき、しか
も、定着画像を優れたものにできた。
フッセット発生率を従来の半分以下に減少でき、しか
も、定着画像を優れたものにできた。
ここで、本発明をより効果的に実施するための好ましい
条件を以下に示す。
条件を以下に示す。
・シリコンゴム12,22は ゴム硬度(JISA)……30度以上80度以下 *反撥弾性率……65〜85% 100%引張り応力……10Kg/cm2以上 伸び……150%以上 酸化劣化係数……2以下 ・弗素樹脂13,23は 樹脂膜厚……5μm以上30μm以下 *接触角……100度以上 *伸び……50%以上 *引張り強度……50Kg/cm2以上 *結晶化度……95%以下 ・シリコンゴムと弗素樹脂は接着用プライマーを介さな
い時で *密着強度……20〜120g/10mm巾である。
い時で *密着強度……20〜120g/10mm巾である。
尚、*印は後述の測定法によるもので、これらそれぞれ
の数値の意味についても上記構成とは別にして後述す
る。
の数値の意味についても上記構成とは別にして後述す
る。
まず、ゴムの*反撥弾性率、*引張応力、*伸びに関し
てはJIS K6301による測定法に準じて測定され
たものである。
てはJIS K6301による測定法に準じて測定され
たものである。
具体的には、まず試験片は5mm(幅)×20mm(長さ)
×3mm(厚み)のダンベル状の加硫シリコーンゴムに弗
素樹脂ディスパージョンを塗布し本発明の実施例に基い
た加熱処理を施したものをさらにシリコーンゴム単体に
したものとした。
×3mm(厚み)のダンベル状の加硫シリコーンゴムに弗
素樹脂ディスパージョンを塗布し本発明の実施例に基い
た加熱処理を施したものをさらにシリコーンゴム単体に
したものとした。
つまり、その弗素樹脂塗布層には327℃を越えた高温
状態を与えつつ、シリコーンゴムには300℃以下の加
熱下に維持することにより、シリコーンゴム上に焼成し
た弗素樹脂被膜(この樹脂被膜の特性は前述の接触角1
00度以上、伸び50%以上、引張り強度50Kg/cm2
以上の物性を有している)を形成した試料を作成する。
その後、表層の弗素樹脂層をはがした後のシリコーンゴ
ム試験片をJIS K6301に記されている測定法に
より引張応力、伸びを測定する。
状態を与えつつ、シリコーンゴムには300℃以下の加
熱下に維持することにより、シリコーンゴム上に焼成し
た弗素樹脂被膜(この樹脂被膜の特性は前述の接触角1
00度以上、伸び50%以上、引張り強度50Kg/cm2
以上の物性を有している)を形成した試料を作成する。
その後、表層の弗素樹脂層をはがした後のシリコーンゴ
ム試験片をJIS K6301に記されている測定法に
より引張応力、伸びを測定する。
反撥弾性率については、12.7±0.13mm(厚さ)×2
9.0mm(直径)のシリコーンゴム試験片を作成したの
ち、上述したのと同様な加熱処理を施した後でゴム単体
としJIS K6301に準じて測定する。
9.0mm(直径)のシリコーンゴム試験片を作成したの
ち、上述したのと同様な加熱処理を施した後でゴム単体
としJIS K6301に準じて測定する。
また、本発明の実施例に基づいて作成した定着ローラ上
のシリコーンゴムに関しては、表層に弗素樹脂の焼成被
膜を有するシリコーンゴムを芯金から5(幅)×20
(長さ)×0.3〜0.5mm(厚み)の大きさで剥離し
た後、弗素樹脂層をシリコーンゴムからはがし、JIS
K6301に記されている方法で引張応力、伸びを測
定する。
のシリコーンゴムに関しては、表層に弗素樹脂の焼成被
膜を有するシリコーンゴムを芯金から5(幅)×20
(長さ)×0.3〜0.5mm(厚み)の大きさで剥離し
た後、弗素樹脂層をシリコーンゴムからはがし、JIS
K6301に記されている方法で引張応力、伸びを測
定する。
尚、このとき、シリコーンゴムの厚みは均一に近いほど
望ましいが、試料作成が難しいため、実際には均一にな
りにくいので、測定値は前述の試験片を用いた測定値に
比べ約70〜80%の値を示すものとして比較する。
望ましいが、試料作成が難しいため、実際には均一にな
りにくいので、測定値は前述の試験片を用いた測定値に
比べ約70〜80%の値を示すものとして比較する。
反撥弾性率65〜85%は、定着ローラが紙の凹凸、ト
ナーの有無による変形に対して短い定着時間の間に弾性
をもって追従する能力を示し、これにより、紙トナーの
凹凸に定着ローラが変形し、熱と圧を有効にトナーに与
えることができる範囲のものを規定する。
ナーの有無による変形に対して短い定着時間の間に弾性
をもって追従する能力を示し、これにより、紙トナーの
凹凸に定着ローラが変形し、熱と圧を有効にトナーに与
えることができる範囲のものを規定する。
実験では、表層に5〜30μの弗素樹脂層を有する定着
ローラでは下層のシリコーンゴムの反撥弾性率が65〜
85%であれば、良好な定着性を示すことがわかった。
ローラでは下層のシリコーンゴムの反撥弾性率が65〜
85%であれば、良好な定着性を示すことがわかった。
引張応力、伸びの数値に関してはゴムの基本的な物性を
示し、定着ローラの耐久性および定着性に寄与するパラ
メータである。
示し、定着ローラの耐久性および定着性に寄与するパラ
メータである。
100%引張り応力10Kg/cm2,伸び150%のシリ
コーンゴムを使用した上記定着ローラでは約20万枚の
耐久性能を示し、また反撥弾性率も十分もっているため
定着性も良好である。また100%引張り応力20Kg/c
m2,伸び300%のシリコーンゴムでは30万枚以上
の耐久性能があり定着性も良好である。
コーンゴムを使用した上記定着ローラでは約20万枚の
耐久性能を示し、また反撥弾性率も十分もっているため
定着性も良好である。また100%引張り応力20Kg/c
m2,伸び300%のシリコーンゴムでは30万枚以上
の耐久性能があり定着性も良好である。
一方、100%引張り応力7Kg/cm2で,伸び200%
のものは、途中、紙詰りなしで15万枚もったが、その
後10度の紙詰りで爪によりゴムが削れてしまった。同
様に、100%引張り応力15Kg/cm2,伸び80%の
ものでは途中、紙詰りなしで約10万枚もち、その後ジ
ャム5回で削れてしまった。また、これらはいずれも本
願の物性値を外れた状態のゴムでその反撥弾性率を測定
すると40〜60%の値であり、定着性もよくなかっ
た。
のものは、途中、紙詰りなしで15万枚もったが、その
後10度の紙詰りで爪によりゴムが削れてしまった。同
様に、100%引張り応力15Kg/cm2,伸び80%の
ものでは途中、紙詰りなしで約10万枚もち、その後ジ
ャム5回で削れてしまった。また、これらはいずれも本
願の物性値を外れた状態のゴムでその反撥弾性率を測定
すると40〜60%の値であり、定着性もよくなかっ
た。
次に、上記製造後ローラの樹脂に測定方法について説明
する。
する。
まず、樹脂の結晶化度は、赤外線吸収スペクトルで測定
するが、X線や比重によって行ってもよい。接触角は測
定方法として滴形法(金属表面技術17,No7 19
66年)を用いて行なった。実際の測定では接触角(水
に対する値)は、前進接触角118゜,後退接触角91
゜であっても、どちらか、又はその平均が100゜以上
あれば良い。
するが、X線や比重によって行ってもよい。接触角は測
定方法として滴形法(金属表面技術17,No7 19
66年)を用いて行なった。実際の測定では接触角(水
に対する値)は、前進接触角118゜,後退接触角91
゜であっても、どちらか、又はその平均が100゜以上
あれば良い。
次に樹脂の伸び率及び引張強度は、製造後ローラより樹
脂膜のみを、幅15mm×長さ100mmのタンザク型の試
料として取りだし、これをチャック間20mm,引張速度
250mm/分で引張りテストを行うことで測定した。例
えば、引張強度95Kg/cm2、伸び率80%のものは、
最小値が72Kg/cm2、60%で、最大値が180Kg/cm
2、120%の夫々の平均で示される。
脂膜のみを、幅15mm×長さ100mmのタンザク型の試
料として取りだし、これをチャック間20mm,引張速度
250mm/分で引張りテストを行うことで測定した。例
えば、引張強度95Kg/cm2、伸び率80%のものは、
最小値が72Kg/cm2、60%で、最大値が180Kg/cm
2、120%の夫々の平均で示される。
樹脂の剥離強度は、ロールの円周方向に幅10mmの間隔
でカッタナイフによる切り目を入れ、一部剥離した弗素
樹脂層をテンションメーターで引張り、最大の値を剥離
強度とする。
でカッタナイフによる切り目を入れ、一部剥離した弗素
樹脂層をテンションメーターで引張り、最大の値を剥離
強度とする。
ここで第1図にもどって、定着装置の他の構成を説明す
る。
る。
3は、定着ローラを内部から加熱するための、ハロゲン
ランプ等のヒーターであり、定着ローラ表面温度はヒー
ター3と、温度検出素子4と、制御手段31とにより、
常にトナー溶融可能な最適温度(具体的には160℃乃
至200℃)に維持される。
ランプ等のヒーターであり、定着ローラ表面温度はヒー
ター3と、温度検出素子4と、制御手段31とにより、
常にトナー溶融可能な最適温度(具体的には160℃乃
至200℃)に維持される。
5は、定着ローラ表面にシリコンオイル等のオフセツト
防止液を塗布するための、クリーニング手段をも兼ねて
いるオフセット防止液塗布手段である。塗布手段5とし
てはフエルト様のものでも良いが、本例ではウエブを用
いている。オフセツト防止液を含有したウエブ51は、
シリコンスポンジ等の弾性押圧ローラ52により定着ロ
ーラ1に当接させられ、定着ローラ1表面に、微量のオ
フセツト防止液を塗布する。また、ウエブ51は、巻取
りローラ53により、供給ローラ54から徐々に巻取ら
れ、定着ローラ1へのウエブの当接面が、不図示の制御
手段により逐次わかる構成となっている。
防止液を塗布するための、クリーニング手段をも兼ねて
いるオフセット防止液塗布手段である。塗布手段5とし
てはフエルト様のものでも良いが、本例ではウエブを用
いている。オフセツト防止液を含有したウエブ51は、
シリコンスポンジ等の弾性押圧ローラ52により定着ロ
ーラ1に当接させられ、定着ローラ1表面に、微量のオ
フセツト防止液を塗布する。また、ウエブ51は、巻取
りローラ53により、供給ローラ54から徐々に巻取ら
れ、定着ローラ1へのウエブの当接面が、不図示の制御
手段により逐次わかる構成となっている。
未定着トナー像Tを担持した記録紙Pは、入口ガイド6
にガイドされながら、ローラ対1,2の間を通過するこ
とによって、トナー像Tは、記録紙Pに永久定着され
る。ローラ1表面に当接する分離爪41は、ローラ表面
1から記録材を分離するために設けられている。
にガイドされながら、ローラ対1,2の間を通過するこ
とによって、トナー像Tは、記録紙Pに永久定着され
る。ローラ1表面に当接する分離爪41は、ローラ表面
1から記録材を分離するために設けられている。
このように形成した定着用ローラ1,2は、上記ボイド
により帯電が少なく、ゴム層と弗素樹脂層の密着強度が
高いので従来のような急激な剥離が生じることも無くな
り、使用耐久枚数も数段向上された。特に、シリコンゴ
ム特性を熱劣化させずに、弗素樹脂を完全に焼成してい
るため十分な反撥弾性を有し圧縮永久歪の少ないシリコ
ンゴムの利用を可能にし、表面離型性,耐摩耗性に優
れ、弾性を十分備えた耐久性の高いものでもある。具体
的実施例を挙げる。
により帯電が少なく、ゴム層と弗素樹脂層の密着強度が
高いので従来のような急激な剥離が生じることも無くな
り、使用耐久枚数も数段向上された。特に、シリコンゴ
ム特性を熱劣化させずに、弗素樹脂を完全に焼成してい
るため十分な反撥弾性を有し圧縮永久歪の少ないシリコ
ンゴムの利用を可能にし、表面離型性,耐摩耗性に優
れ、弾性を十分備えた耐久性の高いものでもある。具体
的実施例を挙げる。
定着ローラ1として、0.5mmシリコンゴム上に25μ
mPTFE樹脂層を有し、中央部の外径が39.8mmで
両端が外径39.8mm+100 μm(逆クラウン量が10
0μm)のローラを用いた。
mPTFE樹脂層を有し、中央部の外径が39.8mmで
両端が外径39.8mm+100 μm(逆クラウン量が10
0μm)のローラを用いた。
このローラは以下に示すように製造した芯金として、中
央部の径が38.75mmで、逆クラウン量が100μの
アルミ芯金を用意し、その表面をサンドブラスト処理し
て脱脂・乾燥させた後、プライマーを介してシリコンゴ
ムシートを巻きつけ、150℃で40分間プレス加硫し
て、次いで、200℃で2時間2次加硫をした後、ゴム
肉厚0.5mm厚に一様に研削した。
央部の径が38.75mmで、逆クラウン量が100μの
アルミ芯金を用意し、その表面をサンドブラスト処理し
て脱脂・乾燥させた後、プライマーを介してシリコンゴ
ムシートを巻きつけ、150℃で40分間プレス加硫し
て、次いで、200℃で2時間2次加硫をした後、ゴム
肉厚0.5mm厚に一様に研削した。
次いで弗素樹脂デイスパージヨンを25μ厚だけスプレ
ー塗布により塗布し、上記乾燥を下あとで、ゴムに26
0℃〜280℃の温度を与え樹脂には350℃が与えら
れるように10分間、赤外線外部加熱を併用した誘電加
熱で焼成した。
ー塗布により塗布し、上記乾燥を下あとで、ゴムに26
0℃〜280℃の温度を与え樹脂には350℃が与えら
れるように10分間、赤外線外部加熱を併用した誘電加
熱で焼成した。
加圧ローラ2として6mmシリコンゴム上に20μmのP
FA樹脂層を被覆した外径39.9mmのローラを用い
た。加圧ローラは以下に示すように製造した。芯金は、
外径が27.86mmの鉄芯金を用意しその表面をサンド
ブラスト処理して脱脂・乾燥させた後、プライマーを介
してシリコンゴムシートを巻きつけ、170℃で30分
間プレス加硫、次いで、200℃で1時間2次加硫をし
た後ゴム肉厚6mm厚に研削した。さらに、このゴムロー
ラにPFA樹脂粉末の液体状を20μm厚に塗布し、上
記定着ローラと同様に比較的ゆっくりとした乾燥速度で
乾燥し、この後10分焼成して、外径39.9mmの加圧
ローラを製造した。
FA樹脂層を被覆した外径39.9mmのローラを用い
た。加圧ローラは以下に示すように製造した。芯金は、
外径が27.86mmの鉄芯金を用意しその表面をサンド
ブラスト処理して脱脂・乾燥させた後、プライマーを介
してシリコンゴムシートを巻きつけ、170℃で30分
間プレス加硫、次いで、200℃で1時間2次加硫をし
た後ゴム肉厚6mm厚に研削した。さらに、このゴムロー
ラにPFA樹脂粉末の液体状を20μm厚に塗布し、上
記定着ローラと同様に比較的ゆっくりとした乾燥速度で
乾燥し、この後10分焼成して、外径39.9mmの加圧
ローラを製造した。
これらのローラ1,2を用いて、定着ローラ表面温度を
170℃に温調しながら定着したところ、格別の定着性
を示し オフセツトトナーの発生は従来の中でも良いも
のに比較して1/5以下であって、清掃部材の交換期を
5倍以上に延命できる。さらに上記によると画質は良く
画像のつぶれもほとんどなくなり、耐久使用枚数は20
万枚を越え、30万枚の定着でも安定した定着性を示し
た。
170℃に温調しながら定着したところ、格別の定着性
を示し オフセツトトナーの発生は従来の中でも良いも
のに比較して1/5以下であって、清掃部材の交換期を
5倍以上に延命できる。さらに上記によると画質は良く
画像のつぶれもほとんどなくなり、耐久使用枚数は20
万枚を越え、30万枚の定着でも安定した定着性を示し
た。
上記構成において、重要な構成は第2図に示すように、
定着ローラの弾性層12の厚みt1、定着ローラの樹脂
層13の厚みt2、加圧ローラの弾性層22の厚み
t3、加圧ローラの樹脂層23の厚みt4には以下の関
係がある。
定着ローラの弾性層12の厚みt1、定着ローラの樹脂
層13の厚みt2、加圧ローラの弾性層22の厚み
t3、加圧ローラの樹脂層23の厚みt4には以下の関
係がある。
即ち、ローラ1で t1>t2 ローラ2で t3>t4 又、好ましくは t4<t2<t1<3 この構成により、基本的には定着ローラ、加圧ローラ相
互の相乗効果により、互いの欠点を補い互いの利点を向
上させ、得られる画質や定着性を優れたものにでき耐久
性に優れたものとなる。
互の相乗効果により、互いの欠点を補い互いの利点を向
上させ、得られる画質や定着性を優れたものにでき耐久
性に優れたものとなる。
第3図は、本発明定着用ローラの焼成方法を示すもので
ある。図の装置は、誘電加熱装置と赤外線外部加熱を併
用した加熱方式の一具体例で、マグネトロン105と、
マグネトロン105から発生した高周波(950 MHz〜
2450MHz)を伝波する導波管106と、導波管が連結
され内面に金属性の高周波反射板103を有する開閉可
能な樹脂容器102と、上下に2個ずつ赤外線外部加熱
用の赤外線ランプ111と、反射笠を有している。
ある。図の装置は、誘電加熱装置と赤外線外部加熱を併
用した加熱方式の一具体例で、マグネトロン105と、
マグネトロン105から発生した高周波(950 MHz〜
2450MHz)を伝波する導波管106と、導波管が連結
され内面に金属性の高周波反射板103を有する開閉可
能な樹脂容器102と、上下に2個ずつ赤外線外部加熱
用の赤外線ランプ111と、反射笠を有している。
樹脂容器102内には、定着用ローラとしての定着ロー
ラ1の中空内に空気流を発生するフアン100と、容器
102内に空気流を発生するフアン101と、が夫々容
器外の駆動手段からの駆動によって回転可能に設けられ
ている。この容器は支点108を中心に上下が開閉で
き、上部に把手109が、下部にローラ1のフランジ1
Aを位置決めするアーム107が、夫々固設されてい
る。
ラ1の中空内に空気流を発生するフアン100と、容器
102内に空気流を発生するフアン101と、が夫々容
器外の駆動手段からの駆動によって回転可能に設けられ
ている。この容器は支点108を中心に上下が開閉で
き、上部に把手109が、下部にローラ1のフランジ1
Aを位置決めするアーム107が、夫々固設されてい
る。
110は装置の制御手段で、駆動手段104とマグネト
ロン105と赤外線ランプ111の作動を容器の閉鎖状
態と所定の開始信号の入力によって、所定時間の間不図
示の可変タイマーで行わせる。
ロン105と赤外線ランプ111の作動を容器の閉鎖状
態と所定の開始信号の入力によって、所定時間の間不図
示の可変タイマーで行わせる。
定着ローラ1は下層にシリコンゴム層を表面に弗素樹脂
デイスパージヨンをある程度乾燥した状態で有している
ため、高周波はシリコンゴム層よりも比誘電率が大きい
デイスパージヨン中に多量に吸収される。従って、弗素
樹脂デイスパージヨンは高周波、赤外線及び恒温槽によ
る加熱で急激に高温化され、340℃〜350℃に加熱
される。この時シリコンゴム層は高周波吸収率が小さい
ためデイスパージヨンほど高温化されず280℃程度の
温度以下に加熱される。これによって上述したローラ特
性を得ることができる。
デイスパージヨンをある程度乾燥した状態で有している
ため、高周波はシリコンゴム層よりも比誘電率が大きい
デイスパージヨン中に多量に吸収される。従って、弗素
樹脂デイスパージヨンは高周波、赤外線及び恒温槽によ
る加熱で急激に高温化され、340℃〜350℃に加熱
される。この時シリコンゴム層は高周波吸収率が小さい
ためデイスパージヨンほど高温化されず280℃程度の
温度以下に加熱される。これによって上述したローラ特
性を得ることができる。
上記実施例中、弗素樹脂デイスパージヨンは例えば、ダ
イキン社製4弗化エチレン樹脂デイスパージヨンD−1
である。
イキン社製4弗化エチレン樹脂デイスパージヨンD−1
である。
本発明は、上記実施例の他に定着用ローラとしてはロー
ラ状の他ベルト状のローラ(例えば転写同時定着用の中
間ベルト)やクリーニングローラ,離型剤供給用ローラ
等が含有され、フツ素樹脂の離型性と弾性を備えている
ために転写性,被クリーニング性を備え(ただし、クリ
ーニングローラとしては、表面エネルギー順位等でのク
リーニングを行う)、弾性によるならい効果によって離
型剤の均一塗布や転写ムラを防止し、耐摩耗性に優れた
利点を夫々の用途でも発揮する。
ラ状の他ベルト状のローラ(例えば転写同時定着用の中
間ベルト)やクリーニングローラ,離型剤供給用ローラ
等が含有され、フツ素樹脂の離型性と弾性を備えている
ために転写性,被クリーニング性を備え(ただし、クリ
ーニングローラとしては、表面エネルギー順位等でのク
リーニングを行う)、弾性によるならい効果によって離
型剤の均一塗布や転写ムラを防止し、耐摩耗性に優れた
利点を夫々の用途でも発揮する。
又、上記第1図は加熱定着装置の例を示し、本発明の実
施例として好ましいものを示したが、軽い圧力でトナー
像を圧力定着するような圧力定着装置や、転写同時定着
等の圧力定着装置又は加熱定着装置にも本発明は適用で
ある。
施例として好ましいものを示したが、軽い圧力でトナー
像を圧力定着するような圧力定着装置や、転写同時定着
等の圧力定着装置又は加熱定着装置にも本発明は適用で
ある。
又、上記例は2本ローラ構成であるが、3本ローラ又は
それ以上のローラ数の定着装置の加熱ローラ、加圧ロー
ラ、離型剤供給ローラ、或いはクリーニングローラやそ
の他のベルト状ローラを含んだ装置も、本発明に含まれ
る。
それ以上のローラ数の定着装置の加熱ローラ、加圧ロー
ラ、離型剤供給ローラ、或いはクリーニングローラやそ
の他のベルト状ローラを含んだ装置も、本発明に含まれ
る。
上記実施例のゴム層厚および樹脂厚を、前者を0.1mm
乃至1mm範囲内の所定厚に、後者を1μ乃至50μ範囲
内の所定厚にしたものを本発明は含むものである。上記
の厚さは、各層の平均厚さで代表され、好ましくは最低
膜厚であることが最適である。
乃至1mm範囲内の所定厚に、後者を1μ乃至50μ範囲
内の所定厚にしたものを本発明は含むものである。上記
の厚さは、各層の平均厚さで代表され、好ましくは最低
膜厚であることが最適である。
上記実施例は弗素樹脂層とシリコーンゴム層との間に接
着層を設けていないが、本発明は接着層を設けたものも
含むものである。
着層を設けていないが、本発明は接着層を設けたものも
含むものである。
本発明の弾性回転体(ベルト、ローラを含む)は、帯電
防止効果があり、耐摩耗性、表面離型性に優れ、樹脂層
の表面特性と弾性層の弾性特性を充分発揮させて、物品
搬送をより確実なものにできる。又、上記ボイドによ
り、寿命が極めて長いという特徴がある。
防止効果があり、耐摩耗性、表面離型性に優れ、樹脂層
の表面特性と弾性層の弾性特性を充分発揮させて、物品
搬送をより確実なものにできる。又、上記ボイドによ
り、寿命が極めて長いという特徴がある。
本発明定着装置は、上記ボイドによって、シリコーンオ
イルの如きオフセット防止液、紙粉やトナー等が固体や
液体では上記樹脂層を通過して弾性層に達することがな
く、樹脂層形成時に弾性層からの低分子蒸気は上記ボイ
ドによって、回転体から外部へ除去されるので、樹脂層
と弾性層との間に剥離要因を残すことなく、密着強度が
高められる。しかも、上記のようにボイドによって、定
着回転体の抵抗がよけいな添加物を樹脂中に混入しなく
ても、低抵抗化できるので、オフセット防止効果が向上
される。
イルの如きオフセット防止液、紙粉やトナー等が固体や
液体では上記樹脂層を通過して弾性層に達することがな
く、樹脂層形成時に弾性層からの低分子蒸気は上記ボイ
ドによって、回転体から外部へ除去されるので、樹脂層
と弾性層との間に剥離要因を残すことなく、密着強度が
高められる。しかも、上記のようにボイドによって、定
着回転体の抵抗がよけいな添加物を樹脂中に混入しなく
ても、低抵抗化できるので、オフセット防止効果が向上
される。
本発明定着装置は、上記定着用ローラを記録材を挟圧す
る一方のローラ(ベルトを含む)へ適用するとき、記録
材のカール発生を防止し、定着画像を鮮明でしかも定着
性が良いといった効果を、従来よりも長期にわたって維
持できる。
る一方のローラ(ベルトを含む)へ適用するとき、記録
材のカール発生を防止し、定着画像を鮮明でしかも定着
性が良いといった効果を、従来よりも長期にわたって維
持できる。
本発明の定着用ローラは、表面がかなり平滑となり、研
磨の必要度を減らすことができる。
磨の必要度を減らすことができる。
第1図は本発明の弾性回転体(ベルト、ローラを含む)
及びそれを有する定着装置の実施例の説明図、第2図は
定着用ローラの部分拡大説明図、第3図は定着用ローラ
の製法の実施例説明図である。 1は定着ローラ、2は加圧ローラ、12、22はシリコ
ーンゴムの弾性体層、13、23は弗素樹脂層。
及びそれを有する定着装置の実施例の説明図、第2図は
定着用ローラの部分拡大説明図、第3図は定着用ローラ
の製法の実施例説明図である。 1は定着ローラ、2は加圧ローラ、12、22はシリコ
ーンゴムの弾性体層、13、23は弗素樹脂層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪根 勇 滋賀県大津市一里山5丁目13番13号 株式 会社アイ.エス.テイ内 (56)参考文献 特開 昭61−103179(JP,A) 特開 昭52−60630(JP,A) 特開 昭59−52270(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】弾性層の上層に、樹脂材を焼成してなる樹
脂層を有する定着用ローラであって、 上記樹脂層は最大気孔率が10%以下、体積抵抗率が1
011Ωcm以下で、気孔は最小孔径が0.1μmより小
さいことを特徴とする定着用ローラ。 - 【請求項2】弾性層の上層に樹脂材を焼成してなる樹脂
層を有する定着用ローラと、この定着用ローラにオフセ
ット防止液を塗布する塗布手段と、を有する定着装置に
おいて、 上記樹脂層は最大気孔率が10%以下、体積抵抗率が1
011Ωcm以下で、気孔は最小孔径が0.1μmより小
さいことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP2828179B2 (ja) * | 1991-04-19 | 1998-11-25 | 三菱製紙株式会社 | 写真感光材料、感圧紙のロール状製品の搬送方法 |
US5227853A (en) * | 1991-10-16 | 1993-07-13 | Xerox Corporation | Compliant fusing roller |
-
1985
- 1985-01-28 JP JP60014079A patent/JPH0658579B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61173279A (ja) | 1986-08-04 |
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