JPH0658565B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0658565B2
JPH0658565B2 JP60220148A JP22014885A JPH0658565B2 JP H0658565 B2 JPH0658565 B2 JP H0658565B2 JP 60220148 A JP60220148 A JP 60220148A JP 22014885 A JP22014885 A JP 22014885A JP H0658565 B2 JPH0658565 B2 JP H0658565B2
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toner
layer thickness
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thickness regulating
developing roller
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JP60220148A
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豊治 石川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、搬送されるトナーを担持するトナー担持体
と、該担持体にトナーを介して当接し、トナー担持体上
のトナーの層厚を規制する層厚規制部材とを有し、層厚
規制後のトナーによって潜像担持体の静電潜像を可視像
化する現像装置にして、前記層厚規制部材の少なくとも
トナー担持体に当接する部分と、トナー担持体の少なく
とも層厚規制部材に当接する部分のうち、少なくとも一
方が経時的に摩耗する材料から成る現像装置に関する。
従来技術 プリンタ、電子複写機、ファクシミリ等の作像装置に採
用される上記形式の現像装置は従来より周知である。ト
ナー担持体と層厚規制部材はトナーを介して当接してい
るので、これらの接触圧によってトナー担持体あるいは
層厚規制部材は経時的に摩耗するのが普通である。また
層厚規制部材を積極的に摩耗する材料、たとえば合成樹
脂やゴム等で構成すれば、トナーが規制部材に固着する
よりも早期に層厚規制部材を摩耗させて固着トナーの発
生を防止し、固着トナーに起因する可視像の画質劣化を
阻止することが可能である。同様にトナー担持体につい
ても、その表面を積極的に少量ずつ摩耗させれば、ここ
にトナーフィルミングが発生することを阻止し、このフ
ィルミングに起因する画質劣化を防止できる。
一方、トナー担持体上のトナーの層厚を所望する状態に
規制するには、トナー担持体に対して層厚規制部材を適
正な圧力で押圧させる必要がある。ところが上述の如く
層厚規制部材とトナー担持体の少なくとも一方が経時的
に摩耗していくと、トナー担持体に体する層厚規制部材
の押圧力が最初の設定値から変化し、遂には適正圧力か
ら外れた値となり、トナーの層厚を正しく規制できなく
なる恐れがある。このため従来は層厚規制部材を保持す
るホルダの重量によって層厚規制部材をトナー担持体に
押圧し、上述の如く摩耗が発生しても押圧力が実質的に
変化しないように構成するか、摩耗が発生してもトナー
担持体に体する層厚規制部材の圧力を一定に保つことの
できる圧力調整手段によって層厚規制部材をトナー担持
体に押圧させていた。ところが前者の構成によると、ト
ナー担持体に対する層厚規制部材の圧力をトナー層厚の
規制に適した値にするには、ホルダの重さを重くする必
要があるため、その大きさが大きくなり装置が大型化す
る欠点を免れない。また後者の方法によれば圧力調整手
段の構成が複雑で装置のコストが上昇する。
目的 本発明の目的は上記従来の欠点を除去し、層厚規制部材
をトナー担持体に対して常に適正な値で押圧させること
ができ、しかも構造のコンパクト化およびコストの低減
を達成できる冒頭に記載した形式の現像装置を提供する
ことである。
構成 本発明は、層厚規制部材をばね手段によってトナー担持
体に圧接させ、このばね手段のばね定数を20gf/mm
以下に設定する構成を提案する。このように小さなばね
定数のばね手段を用いれば層厚規制部材とトナー担持体
の少なくとも一方が摩耗してもばね手段による押圧力は
ほとんど変わらず、トナーを常に所望する厚さに規制す
ることが可能である。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明に係る現像装置の一例を示し、そのトナ
ー容器1内にトナー(一成分系現像剤)2が収容されて
いる。トナー2は磁性トナーであっても非磁性トナーで
あってもよい。容器1内のトナー2は回転駆動されるア
ジテータ3によってトナー補給ローラ4に近づけられ、
該ローラ4の回転によって搬送されながら、反時計方向
に回転駆動される現像ローラ5として構成されたトナー
担持体に向けて送られる。トナー補給ローラ4は、その
外側部分4aがスポンジ、発泡体等の弾性体から成るこ
とが好ましい。
現像ローラ5に送られたトナーは現像ローラ5の表面に
接触して摩擦帯電され、該ローラ5の表面に静電気力に
より付着する。付着したトナーは現像ローラ5の回転に
より該ローラ5に担持されながら搬送され、現像ローラ
5に圧接されたブレード状の層厚規制部材6によって薄
層化される。このときトナーは規制部材6と現像ローラ
5との間で摩擦作用を受け、さらに強く摩擦帯電され
る。規制部材6を通ったトナーは薄い層をなして現像ロ
ーラ5に担持されつつ搬送される。このトナー層2aは
たとえば時計方向に回転するドラム状の感光体7から成
る潜像担持体と現像ローラ5との間の現像領域に運ば
れ、感光体7に形成された静電潜像に静電的に移行し、
潜像が可視像化される。感光体7に移行せずに現像領域
を通過したトナーは再び容器1の側に搬送される。
層厚規制部材6は第2図にも示すようにホルダ10に固
着され、規制部材6とホルダ10が容器1と一体のガイ
ド部11に形成された間隙13に挿入されている。その
際、層厚規制部材6とホルダ10はこれらの自重と本発
明に係るばね手段によって押圧され、規制部材6の下端
面が現像ローラ5の周面にトナーを介して圧接し、これ
によりトナーの層厚が既述の如く規制される。本例では
第2図に示すように2本の圧縮コイルばね14,15に
よってばね手段が構成され、これらのばね14,15は
ガイドキャップ16,17にそれぞれ収容されて保持さ
れる。
上記各要素6,10,14,15,16,17を間隙1
3に挿入して組付けるには、先ずホルダ10と規制部材
6を間隙13の上部開口18から間隙13内に挿入し、
次いでガイドキャップ16,17を覆せたばね14,1
5を第2図に矢印を付して示すように間隙13の上部開
口18に落し込む。その際、ガイドキャップ16,17
の一方の幅Aは、他方の幅Bよりも小さく形成されてお
り、上部開口18の幅Cは小幅Aと同じかまたはこれよ
りもやや広く、かつ大きな方の幅Bよりも狭く形成され
ている。したがってガイドキャップ16,17の取付時
に、ガイドキャップ16,17を第2図のように上部開
口18に合せることにより、キャップ16,17を開口
18を通して間隙13内に支障なく挿入することができ
る。挿入後、キャップ16,17の上面に形成された係
合溝19にドライバ20等の工具を係合してガイドキャ
ップ16,17を90゜回転させ、キャップ16,17
の広幅部Bを間隙13の横方向に向けることにより、キ
ャップ16,17の上部を上部開口18の段状係止部2
1(第1図)に圧接させる。これによりキャップ16,
17とばね14,15は間隙13内に保持され、そのば
ね力とホルダ10および規制部材6の自重とによってホ
ルダ10と層厚規制部材6が現像ローラ5に向けて付勢
され、規制部材6の下端面が現像ローラ5に圧接され
る。キャップを挿入した後、またはその前に第2図に示
す如く一方のガイド部に形成された凹溝12に板ばね2
2を上方からそれぞれ挿入し、これら板ばね22を第1
図のようにホルダ10の左側の面と凹溝12の面の間に
圧入し、ホルダ10と層厚規制部材6を間隙13の面2
0に押し付けることによって層厚規制部材6を所定の位
置に正しく位置決めして保持することができる。
上述した操作と逆の操作を行うことによってばね14,
15等の各要素を間隙13から取り外すことができ、簡
単に各要素の着脱作業を行うことが可能である。
上述のようにホルダ10と規制部材6の自重およびばね
14,15の付勢力によって層厚規制部材6を所定の圧
力で現像ローラ5に圧接させ、トナーの層厚を規制する
ことができる。この場合、層厚規制部材6は合成樹脂か
ら構成され、その下端面はトナーを介して現像ローラ5
に圧接しているため経時的に摩耗する。これにより規制
部材6にトナーが固着する欠点を防止できるが、摩耗し
た分だけ規制部材6は下降し、圧縮コイルばね14,15
はわずかではあるがその長手方向に延びることになる。
このため、ばね14,15による層厚規制部材6への押
圧力が低下し、現像ローラ5に対する層厚規制部材6の
圧力が下がることになる。ところが、本発明に係るばね
手段のばね定数は、20gf/mm以下の極く小さな値に
設定されており、図示した例では2本のばね14,15
が用いられているので、個々のばね14,15のばね定
数は10gf/mm以下に定められている。しかも層厚規
制部材6の摩耗量は、最大で数mm、たとえば2乃至3mm
程度であることが普通であり、その量はわずかである。
このように規制部材6の変位量がわずかで、これを押圧
するばね手段のばね定数が小さければ、規制部材6の摩
耗によってばね14,15が伸びてもその押圧力の変化
は極めて小さく、摩耗後も摩耗前とほぼ同一の圧力で層
厚規制部材6を現像ローラ5に圧接させることができ
る。実験では各ばね14,15の定数を5gf/mm乃至
8gf/mmに設定したとき、層厚規制部材下端面の摩耗
量が約3mm(コピー枚数約150,000枚)になるまでトナー
の薄層化が可能で、高品質な可視像が得られた。これに
より、長期に亘って規制部材6の圧力を適正値に収める
ことができることを理解できる。またばね手段のばね定
数20gf/mmより大きくなると、規制部材6が数mm摩耗
したとき、その押圧力が大幅に低下し、トナーを薄層化
することができず、可視像を画質が低下することも実験
により確認されている。
ばね手段によって層厚規制部材6を押すれば、その押圧
力を規制部材6の長手方向全体に亘って均一にすること
が可能である。しかも本例のように層厚規制部材6にホ
ルダ10を固着し、これらの自重によっても規制部材6
を現像ローラ5に押圧させた場合も、ばね14,15が
規制部材6を押圧するので、ホルダ自体は軽量に、した
がって小サイズに形成でき、装置の大型化を防止でき
る。のみならず、現像ローラ5に微小な振動が生じて
も、層厚規制部材はこれに追従しながら上下方向X(第
2図)に振動し、トナーの層厚を常に所定の厚さに規制
することが可能である。
ばね14,15の数は2個に限らず、1個以上の適数で
あってよく、また圧縮コイルばね以外の適宜なばね手
段、たとえば板ばね、空気ばね等を採用してもよいこと
は当然である。
また上記実施例では層厚規制部材が経時的に摩耗する場
合について説明したが、現像ローラの表面をたとえばゴ
ム等から構成し、この表面を経時的に摩耗させ該表面に
トナーフィルミングが発生しないように構成したとき、
あるいは現像ローラと層厚規制部材が共に摩耗するよう
に構成したときも本発明を有利に適用できる。トナー担
持体が現像ローラではなく、ローラに巻き掛けられたベ
ルトから構成されているとき、あるいは潜像担持体が感
光体ではなく誘電体ドラムまたは誘電体ベルトから構さ
れているときも同様である。
効果 本発明によればばね定数を20gf/mm以下に設定する
ことにより、層厚規制部材をばね手段によってトナー担
持体に常に適正圧力で押圧することが可能となり、構造
のコンパクト化、軽量化、並びにコストの低減を達成で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る現像装置の一例を示す断面図、第
2図はばねを取付ける前の状態で、かつガイド部材を鎖
線で表わした現像装置の部分斜視図である。 2……トナー、6……層厚規制部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送されるトナーを担持するトナー担持体
    と、該担持体にトナーを介して当接し、トナー担持体上
    のトナーの層厚を規制する層厚規制部材とを有し、層厚
    規制後のトナーによって潜像担持体の静電潜像を可視像
    化する現像装置にして、前記層厚規制部材の少なくとも
    トナー担持体に当接する部分と、トナー担持体の少なく
    とも層厚規制部材に当接する部分のうち、少なくとも一
    方が経時的に摩耗する材料から成る現像装置において、 前記層厚規制部材を20gf/mm以下のばね定数のばね
    手段によってトナー担持体に対して付勢したことを特徴
    とする前記現像装置。
JP60220148A 1985-10-04 1985-10-04 現像装置 Expired - Lifetime JPH0658565B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723808Y2 (ja) * 1987-06-26 1995-05-31 株式会社リコー 画像形成装置

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JPS59204075A (ja) * 1983-05-06 1984-11-19 Ricoh Co Ltd クリ−ニングブレ−ドの加圧装置

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