JPH0658319B2 - 認可工業基準に従って腐食をモニタ及び報告する方法および装置 - Google Patents
認可工業基準に従って腐食をモニタ及び報告する方法および装置Info
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- JPH0658319B2 JPH0658319B2 JP3511170A JP51117091A JPH0658319B2 JP H0658319 B2 JPH0658319 B2 JP H0658319B2 JP 3511170 A JP3511170 A JP 3511170A JP 51117091 A JP51117091 A JP 51117091A JP H0658319 B2 JPH0658319 B2 JP H0658319B2
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Description
に、温度や湿度などの雰囲気条件における変化を考慮
し、腐食厚さの認可工業基準に基づいて腐食を報告する
方法に関する。
れ、経時的劣化が起きる。腐食は、空気中の酸素との反
応から生じる金属酸化物の形、あるいは、硫化水素な
ど、工業プロセスの廃液で形成される化合物である。
の約3分の1が腐食に起因するものである。したがっ
て、腐食を正確にモニタしその広がりを防ぐために適切
な手段を施すことは、産業界にとってきわめて重要なこ
とである。
ン」法などの反応モニタ手順を用いて実施されていた。
この方法のもとでは、モニタ対象の環境内に銅片を配置
する。クーポンは、約100オングストロームの酸化銅
の初期腐食厚さを持っている。環境内で一定期間(通常
は30日程度)が経過した後、公知の複合電量還元法を
用いて銅片すなわちクーポン上の腐食形成厚さの変化を
測定する。
のアメリカ計器学会(ISA)により定められたISA
−S71.04−1985などの認可基準を用いて、こ
の厚さの変化を、指定された期間に対して算出する。オ
ハイオ州のバッテルズ・オブ・コロンブスなどの他の機
構もまた、ISA基準と同様に、反応モニタ技術に基づ
く基準を開発している。このような基準を用いて、任意
の日数が経過した後の腐食形成から、環境における週単
位、月単位、年単位での腐食形成を算出する。電子産業
において、このような情報は、装置の信頼性および推定
寿命を決定する上で必須のものである。これは、製品保
証の範囲や期間、特に、装置が腐食性環境において使用
される場合の保証範囲の限定に影響する。クーポンを用
いて腐食をモニタする反応モニタ方法は、1985年の
ISA刊行物「環境条件およびプロセス測定制御システ
ム:空中汚染物質(Environmental Conditions and Pro
cess Measurement and Control Systems:Airborne Cont
aminants)」および雑誌「試験と評価(Journal of Test
ing and Evaluation)」第17巻第6号、1989年1
1月、357〜367ページに掲載されたクルムバイ
ン、ニューウェル、パスクッチの「金属サンプルの電量
還元による環境試験のモニタ(Monitoring Environment
al Tests by Coulometric Reduction of Metallic Cont
rol Samples)」に詳述されている。これらは参考文献
としてここに引用するものである。ところで、銅、銀、
ニッケルはすべて電気回路の一部であるが、ISA基準
で扱われている金属は銅のみである。したがって、銅に
加えて、他の腐食性金属を含む電気回路の腐食をモニタ
することが求められている。ここで、腐食性金属には、
すべての腐食性金属に加えて、金を被覆した腐食性金属
が含まれる。腐食性金属の例としては、銅、銀、ニッケ
ル、これらの薄層が挙げられ、金で被覆してあってもな
くてもよい。なお、腐食性金属はこれらの例に限定され
るものではない。
測定が破壊的性質をもつことである。いったん、クーポ
ン上の腐食厚さを測定すると、クーポンを廃棄しなけれ
ばならず、所望の期間に対して測定を算出できるとはい
え、以後の実際の腐食測定には新たなクーポンが必要と
なる。したがって、認められた反応モニタ基準を用いて
腐食を測定するための非破壊的方法を提供することが求
められている。
数変化を用いて測定することである。このような方法
は、リューおよびチャンデルナの「圧電性水晶微量天秤
の応用(APPLICATIONS OF PIEZOELECTRIC QUARTZ CRYSTA
L MICROBALANCES)」(1984年エルゼビル社発行)2
03〜205ページ、および、電気化学学会誌124号
(1977年5月、1744〜1747ページ)に掲載
されたリー、ジーグマン、エルドリッジの「薄膜腐食作
用の検査のための質量および抵抗変化技術の比較(A com
parison of the Mass and Resistance Change Techniqu
es for Investigating Thin Film Corrosion Kinetic
s)」などの文献に開示されている。これらは参考文献と
してここに引用するものである。腐食の分析に圧電性結
晶を用いることは、やはり参考文献としてここに引用す
るヘイガーらの米国特許第4,783,987号にも開
示されている。これらの参考文献は、水晶微量天秤(Q
CM)を発振器に取りつけ、QCMの振動周波数を測定
することを述べている。水晶上に積層した金属が時間の
経過とともに腐食されるにつれ、QCMの周波数が変化
する。このように、周波数変化を用いて腐食の表示を行
なうことができる。
タイム測定が可能となる。反応モニタクーポン法では腐
食厚さを測定するたびに新しいきれいなクーポンが必要
となる。周波数測定は、これとは異なり、QCMを破壊
することなく、腐食の蓄積が続くあいだ何度も繰り返し
て行なうことができる。しかしながら、周波数変化の表
示は、厚さを用いて示されている腐食測定の認可工業基
準に基づく仕様書とは比較することができないという問
題がある。
タクーポンの表面は、被覆結晶の表面とはまったく異な
っている。ISA基準によれば、クーポンすなわち金属
片に紙やすりをかけることあるいは研磨処理を施すこと
が要求されている。このようにしてクーポンは、腐食性
雰囲気に対して粗表面を露出している。反対に、被覆結
晶上の金属層は真空蒸着により光輝性の滑らかな表面に
形成されている。腐食の発生は、そのような表面の性質
の違いにより異なる。したがって、結晶の振動周波数変
化により検出される被覆結晶上の腐食と、基準による反
応モニタ手順にしたがって作成された新しいきれいなク
ーポン上に同じ条件下で発生するはずの腐食との相関関
係を見いだすことは、簡単なことではなく、自明のこと
でもない。
性結晶を用いて、結晶に接着したビニルアセテートレジ
ンなどの試験サンプルの経時的な厚さ減少を測定するこ
とが開示されている。サンプルの厚さが減少するにつ
れ、結晶の振動周波数は増加する。3.5MHzの発振
周波数を有する結晶を用いた場合、1Åの厚さ減少は1
Hzの周波数増加に相当すると言える。しかしながら、
リトラー特許は電子産業界の関心事である金属の腐食に
ついては触れていない。われわれの実験によれば、プラ
スチックの腐食厚さの変化に関するリトラー特許の開示
は、振動結晶上に積層した金属の腐食に対しては成立し
ないことがわかった。そこで、反応モニタについての認
可基準を用いて腐食測定を報告することのできる、圧電
性結晶を用いた腐食モニタ方法が求められている。さら
に、リトラー特許には、腐食の圧さをモニタしたり、出
力したり、表示したりする手段の示唆あるいは開示は見
られない。また、リトラー特許は、腐食の形成を正確に
モニタする能力に対する気温や相対湿度などの雰囲気要
因の影響にも言及していない。
9,874号には、実際の諸条件を予め定められた限界
と比較することにより、温度、圧力、湿度などの雰囲気
条件を考慮して、腐食を測定する装置が開示されてい
る。しかしながら、ファラト特許では、正確かつ有用な
結果を得るためには通常約6ケ月程度の長期間にわたる
モニタが必要となる。したがって、温度および湿度など
の雰囲気条件を考慮し、正確で有用なデータを、必要に
応じて毎日のように頻繁に提供できる腐食モニタ方法を
提供することが求められていた。
おまかにいえば、本発明は、圧電性結晶を用いて腐食を
モニタし工業基準に従うものとみなされる示標を用いて
腐食を警告するための方法および装置を提供するもので
ある。
る腐食をモニタするための方法および装置において、腐
食性金属物質で被覆され既知の振動周波数を有する結晶
を上記雰囲気中で励振するステップと、最初の期間およ
び少なくとも1つ以上の以降の測定期間を含む複数個の
期間の各々について、上記腐食性金属物質の腐食に起因
する振動周波数の変化を計測するステップと、基準に定
められた反応モニタ手順を用いた場合に上記測定期間に
蓄積されるはずの腐食厚さを表わす厚さ信号を発生する
ステップとを含む腐食をモニタするための方法および上
記方法を実行するための装置を提供するものである。
られた基準温度に対する雰囲気温度の偏差を補償するた
め、各測定期間中に測定された周波数変化を補正するス
テップを含む。このように、厚さ信号は、好ましくは、
温度補正された周波数変化に基づき、ISAまたはその
他の報告基準にしたがって腐食厚さを表示する。必要に
応じ、基準による反応モニタ手順を用いた場合に上記測
定期間中に蓄積されたはずの腐食厚さを表示する値への
変換に先立って、測定期間における腐食厚さを表示する
中間厚さ信号を発生させてもよい。
くは、測定期間における周波数変化の温度補正値に、周
波数変化を厚さ値に変換するために必要な所定の係数を
乗算することにより生成される。このようにして、任意
の期間についての被覆結晶上の腐食を決定することがで
きるが、基準による反応モニタ手順に対する相関関係を
完全なものとするには、任意の期間の中間腐食厚さ値を
さらに変換して、ある指定期間の開始時に、基準にした
がって作成された新しいきれいな反応モニタクーポン
を、当該指定期間の腐食をモニタするために用いた場合
に得られるはずの腐食厚さを表わす値としなければなら
ない。
度センサは、相対湿度が予め定められた限界値を越えた
場合、あるいは、ある期間内における相対湿度の増加分
が予め定められた限界値を越えた場合、ユーザーに警報
を発するための起動部として機能する。
ステップを含む。このような出力を、デジタルメモリや
グラフ記録装置などの他の装置に送ってもよい。これら
もまた、ユーザに対する警報を起動するために用いるこ
とができる。
ウント・ホーリー・スプリングスのマッコイ・エレクト
ロニクス社製造の「ホルダーシリーズW−8」などの台
座におさめた6MHzの「ATカット」水晶などの圧電
性結晶が、上記の腐食性金属で被覆されている。被覆結
晶は三叉スタンドに搭載され、オーブンで乾燥され、洗
浄される。塩素化融剤溶液で洗浄し、蒸留水ですすぎ、
アルコールで煮沸することにより、被覆結晶をホルダー
内で保管するあいだに被着した不要な被覆が取り除かれ
る。適当な融剤としては、ジョージア州アトランタのア
ルファ・メタル社により製造されるフラックス・ソリュ
ーション709がある。好ましくは、被覆結晶を不活性
気体で包み、モニタ装置の使用準備が整うまでは周囲空
気から遮断しておく。つぎに、QCMを腐食性雰囲気中
に配置するが、発振器への接続は腐食性雰囲気中への配
置の前後に行なうことができる。腐食性金属の腐食が進
むにつれ、QCMの振動周波数は減少する。周波数測定
値はつぎに、後述する方法により決定される係数を用い
て、所望の腐食厚さ基準に対応する厚さ値に変換され
る。
室、モーター制御中枢、電気室、半導体クリーンルー
ム、電子機器製造工場、商業的データセンサ、博物館、
図書館、文書保管室などの環境に適用することができ
る。さらに、本発明は、このような空間の環境を保護す
るために用いられる濾過媒体の消耗度をチェックするの
にも有用である。
食をモニタし工業基準による反応モニタ手順に従うもの
とみなされる示標を用いて腐食を報告する装置を提供す
ることである。
タし工業基準に従うものとみなされる示標を用いて腐食
を報告する方法を提供することである。
周波数計測値を、腐食測定の工業基準にしたがう厚さ値
に変換する方法および装置を提供することである。
差を補償するために、腐食性金属で被覆した振動結晶の
周波数変化測定値を補正するための方法および装置を提
供することである。
する信号を発生し、且つ、この信号を変換して、各期間
の開始に際して新しいきれいなサンプルを必要とする工
業反応モニタ基準に対応させることのできる方法および
装置を提供することである。
が、腐食性雰囲気における腐食の一因となるかどうかを
判定し、そうであれば、そのような条件を使用者に通報
するアラーム信号を発生する方法および装置を提供する
ことである。
点は以下に述べる実施例の詳細な説明により、また添付
図面と請求の範囲を参照することにより、より一層明確
に理解される。
構成図である。
モニタ方法を示すフローチャートである。
水晶とその上に被覆した金属物質の種々の層の断面図で
ある。
実施例による結果のグラフである。
する、本発明の好ましい実施例による結果のグラフであ
る。
付されている。第1図には、本発明の実施例による腐食
モニタ装置10が示されている。1つ以上の被覆水晶1
5が発振器20にとりつけられている。発振器20は、
被覆結晶15の振動を励起し、被覆結晶の振動に対応す
る信号パルスを出力する。発振器出力は、増幅器とバッ
ファを含むブリッジ25を介して、カウンタ40に供給
される。バッファは、発振器がカウンタ40の負荷によ
る影響を受けるのを防ぐものである。増幅器は発振器2
0のディジタル出力を増幅し、カウンタ40に対して適
当な出力を提供する。カウンタ40は発振器からのパル
スを計数し、被覆結晶15上に積層した金属物質の腐食
に起因する周波数変化として、被覆結晶の周波数を決定
する。
を示す。約30Å厚のクロミウム層16が、結晶15の
上面および下面の両方に接合または蒸着されている。つ
ぎに、腐食性金属物質18の層が、クロミウム層のそれ
ぞれに接合または蒸着される。金属物質18の厚さは、
後述する例で述べるとおり、用いられる物質の種類に依
存する。クロミウム16は、腐食性金属18を結晶15
に接合する役割を果たすものである。第1図の概略構成
図に示される発振器20は、導線19により、腐食性金
属物質18の層に接続される。結晶15の構造、設置、
洗浄、励振には、QCM分野において公知の技術が用い
られる。好ましい例は先に述べたとおりである。
4図の被覆結晶15が1つ以上、ケース21の下方に支
持されている。導線19は、すずメッキ鋼皿21に設け
た開口を通って上方に延びてケース内に至り、電気回路
に接続される。導線19は鋼皿にエポキシ23を用いて
植え込まれている。好ましくは、結晶15の被覆面を下
向きにして、塵埃の過剰な蓄積を防ぐ。保護ケージ22
を結晶構造の周囲に設け、結晶やその被覆面との偶発的
接触を防ぐようにしてもよい。しかしながら、ケージ2
2は、被覆結晶を通過する周囲空気の流れを大きく妨げ
るものであってはならない。1つのモニタ装置10に多
数の被覆結晶を用い、それぞれ異なる腐食性金属18を
付帯させるようにしてもよい。
腐食するにつれて減少し、カウンタ40に出力される。
カウンタ40は、腐食性雰囲気にさらす前の被覆結晶の
本来周波数においてカウンタ出力をゼロにするための従
来の回路要素(図示せず)を含んでいる。したがって、
カウンタ40からの出力は、腐食により生じた被覆結晶
の周波数変化を表わしている。腐食性雰囲気の温度は温
度センサ55により検知される。腐食性雰囲気の相対湿
度は湿度センサ58により検知される。好ましくは、温
度センサとして、ナショナル・セミコンダクター社のモ
デルLM35などの従来設計のものを用いる。湿度セン
サには、好ましくは、パナメトリックス社製造のミニキ
ャップ2モデルなどの従来設計のものが用いられる。カ
ウンタ40、温度センサ55、湿度センサ58は、プロ
グラマブル変換回路50に出力信号を送る。変換器50
は、好ましくは、8.3886MHzで動作するプログ
ラマブル80C31型マイクロプロセッサである。
路50において、多数の変換ステップが発生する。カウ
ンタ40からの周波数入力は、所定の基準温度からの偏
差を考慮して補正される。変換器50は、周波数をアナ
ログ電圧またはアナログ電流信号に変換する。つぎに、
周波数変化を示す電圧または電流信号をさらに変換する
ことにより、清浄な腐食性表面を用いて測定を開始した
場合に相当する腐食厚さのISA基準に対応する腐食厚
さ測定値をÅ単位で提供する。これは、周波数信号に、
結晶15上の腐食性金属の種類、結晶の性質、温度に応
じた適当な係数を適用することにより実現される。変換
に用いられる係数の決定については後述する。さらに、
もし相対湿度がある所定限界を越えた場合、もしくは、
相対湿度が所定の変化量以上に変化した場合には、適当
な信号が発せされる。
は、従来構造をもちアナログ入力により駆動される、3
つの別々の記憶表示媒体に出力される。腐食厚さ値は、
周波数変化信号および周波数変化に対応する電圧/電流
信号とともに、変換器50からチャート記録器などの記
録装置70に出力される。これら3つの値は、従来の表
示駆動部85により調整されたのち、LEDまたはLC
D表示部80に表示される。温度センサおよび湿度セン
サからの出力信号は、周波数の形をとり、変換器により
温度および湿度値に変換され、表示部80に表示され
る。最後に、Å単位の腐食厚さ値が、従来のマイクロプ
ロセッサ90のメモリ内に格納され、マイクロプロセッ
サで分析されディジタルグラフ表示部用に調整される。
つぎに、腐食厚さは、表示駆動部95により駆動される
ディジタルグラフ表示モニタ100上に、ある単位期間
に対する腐食厚さの形で、グラフ表示される。システム
により決定されるすべての値は、RS485シリアル出
力ポート(図示せず)を介して遠隔コンピュータに送ら
れる。
(図示せず)により各種構成部品に接続されている。第
1図に示された電子部品や回路の仕様は当業者に公知の
ものである。
る。第2図は、変換器50により実行される動作のフロ
ーチャートである。変換器は、プログラミング分野の当
業者により、このような動作を実行できるようにプログ
ラミングされている。上述したように、腐食モニタ装置
は、3つの主センサ、すなわち、腐食センサ15、温度
センサ55、相対湿度センサ58を含んでいる。腐食セ
ンサの主要な特徴は、第3図および第4図に詳しく示さ
れている。腐食モニタ装置の典型的な動作は以下のとお
りである。
れる。各期間が開始すると、第2図のブロック520に
おいて、未補正の振動周波数FUがカウンタ40の出力
から読み取られる。つぎに、ブロック530において、
周波数FUは従来の水晶モニタ技術を用いて、数秒ごと
にモニタされる。予め定められたパラメータに基づき周
波数FUが不安定、すなわち、高すぎるか低すぎる場合
には、ブロック700において、腐食センサ故障の出力
信号を発生する。周波数FUが安定で許容範囲内にある
ときには、ブロック540において、変換器は所定の基
準温度からの温度偏差について周波数FUの補正を行な
う。
するステップには、温度センサ58が利用される。温度
センサ58は、ブロック610において温度示度に変換
される信号を供給する。温度示度は2つの目的のために
用いられる。第1に、ブロック620において、温度示
度は所定の限界値と比較され、ブロック640におい
て、すでに述べたように出力される。限界値は、好まし
くは、腐食測定についてのISA基準内の70〜75゜
Fに選択される。温度表示がこの限界値を越える場合に
は、ブロック630において、温度警報を表示する出力
信号が発生される。温度表示は、また、ブロック540
において周波数を補正するためにも用いられ、温度補正
周波数FCを提供する。温度補正周波数FCは、未補正
周波数に補正式を適用することにより決定される。適用
される式は、用いられる腐食性被覆結晶の種類とサイズ
に依存して変わる。この式は、被覆結晶を制御された温
度環境にさらし、温度変化にともなう周波数変化を記録
することにより決定される。
のATカット結晶が、NBSトレーサブル温度計を含む
試験雰囲気に配置される。1時間経過後、試験雰囲気内
の温度は35゜Fから90゜Fに変化し、温度変化は水
晶の振動周波数変化と比較される。実験データに基づい
て、この被覆結晶に対する補正式が次のとおり決定され
る。
温度補正周波数FCはFUからFTCを減算することに
より得られる。
て、評価対象の温度補正周波数FCが初期温度補正周波
数FCであるかどうかについて、すなわち、測定がモニ
タプロセスの第1の期間の開始時のものであるかどうか
について、チェックする。もしそうであれば、ブロック
555において、初期温度補正周波数FCiとして、温
度補正周波数FCが保存される。
る、補正された累積腐食形成量CCが、各期間について
算出される。累積腐食形成量は、モニタ対象の期間の終
了時の温度補正周波数FCを、初期温度補正周波数FC
iから減算し、累積補正周波数変化量を得ることにより
決定される。被覆結晶上の腐食形成が進むにつれて周波
数示度が減少するため、これは正の値をとる。つぎに、
上記結果に変換係数KCを乗算する。変換係数は、温度
補正決定の場合と同様に、結晶の種類とサイズに応じて
変化する。乗算結果として、Å単位の累積腐食厚さが得
られる。
中に、ISA反応モニタクーポンとともに、試験ダクト
内に被覆結晶を配置し、クーポンの腐食と結晶の周波数
変化とを比較することにより行なわれる。
zのATカット水晶を発振/周波数検出回路に接続し、
1日に約250から350Åの腐食を生じ得る腐食性気
体流を含む試験ダクト内に配置する。温度や相対湿度の
調節は行なわない。さらに、ISA仕様にしたがう15
個の銅と銀の反応クーポンをダクト内に配置する。毎
日、銅と銀のクーポンを1個ずつ取り除き、陰極/電解
還元を行なって、ISA基準の方法に基づく腐食量を決
定する。この結果を同一期間における被覆水晶の周波数
変化と比較し、周波数変化とISA基準の方法により測
定された雰囲気の腐食性との関係を決定する。同様の試
験によって、この種類の被覆結晶について、約1.25
の係数KCを周波数変化に乗算することにより、銅と銀
の被覆の両方について、Å単位のISA腐食厚さ相当値
が得られることが示された。
て、次の式を用いて補正累積腐食量CCが決定される。
ック595において記憶装置または表示部に出力され
る。ブロック565において、CCの値は、4000Å
と比較される。腐食の形成がこのレベルを越えると、被
覆結晶の信頼性が損なわれる。補正累積腐食形成量CC
が4000Åよりも大きい場合には、腐食センサ故障と
の出力信号がブロック700において出力される。補正
累積腐食形成量CCが4000Åよりも小さい場合に
は、腐食形成量は許容パラメータ内にあり、モニタプロ
セスを継続する。補正累積腐食形成量CCは、ブロック
566において、モニタ対象の各期間について保存され
る。24時間の単位時間について、96個のデータポイ
ントが15分ごとに1個ずつ保存される。データポイン
トを得る際に、変換器50により従来の平滑化技術が実
行される。ブロック570において、24時間の期間の
終了時におけるCCの値CNを、同じ24時間の期間の
開始時におけるCCの値CIから減算することにより、
未補正の腐食厚さ増分Ctdが各24時間の期間につい
て算出される。この24時間についての算出値は、新し
いデータポイントが得られ保存されるのにともない、1
5分ごとに更新される。
についての未補正の腐食厚さ増分Ctdを、腐食性雰囲
気にまださらされていない反応モニタクーポンで各モニ
タ期間を始めることを規定したISA基準などの工業基
準に復元することである。「復元された」腐食厚さCC
tdの算出は、ブロック580において、未補正腐食厚
さ増分Ctdに、補正値KCCを乗算することにより行
なわれる。数値の形での、表示部または格納部に対する
CCtd信号の出力は、ブロック585で行なわれる。
一方、ISA基準による記号G1、G2、G3、GXを
用いた補正腐食増分レベルを表わす記号の形での出力
は、ブロック590で行われる。プロック590におい
て、変換器は、補正腐食増分の数値がどのISA規定範
囲に当てはまるかを決定する。ISA基準による腐食カ
テゴリーG1、G2、G3、GXは当業者にはよく知ら
れている。しかしながら、これらの範囲についてのIS
A規定値は、作成された反応モニタクーポンで開始され
る1ケ月間の腐食に基づいており、反応モニタクーポン
は実際のところ約100Åの初期腐食層を有している。
したがって、変換器は、1日の単位期間に対して、被覆
水晶に対する次の近似値を用いている。
類とサイズに依存し、被覆結晶上の腐食の形成が進むに
つれて変化する。しかしながら、KCC値は、ISA反
応モニタクーポン方式を用いて得られた試験結果と、本
発明の腐食モニタ装置を用いて得られた試験結果とを比
較することにより、実験的に定めることができる。
Tカット銅被覆結晶を、3つのISA反応モニタクーポ
ンとともに、一定の相対湿度(50%)および温度(2
2℃)を有する隔離された雰囲気調整室内に配置する。
一日に約400Åの腐食を生じ得る既知の濃度の腐食性
気体が、クーポンと被覆結晶をさらすために用いられ
る。被覆結晶は室内にとめ置かれ、被覆結晶の周波数変
化が毎日検出される。しかしながら、クーポンは毎日取
り除かれ、3つの新たに作成されたクーポンに交換され
る。つぎに、取り除いたクーポンに対して、公知のIS
A認可技術を用いて腐食形成の試験を行なう。このよう
にして、毎日、被覆結晶の周波数変化を、作成されたク
ーポン上の腐食成長と比較する。この6MHzの被覆結
晶を用いて、KCCを決定するための式は以下のとおり
である。
食形成量である。
晶を用いて、任意の指定期間について、期間の開始時に
おいて作成されたISA反応モニタクーポンの使用に相
当する腐食厚さを用いて、腐食をモニタすることができ
る。被覆結晶の寿命は、腐食を測定するためには破壊し
なければならないISAクーポンと比較して、非常にす
ぐれている。また、ここで説明した雰囲気条件の補正
は、従来技術では考慮されることのなかったもので、本
発明の別の利点である。
腐食に関している。この銅についてのISA基準は、例
示として用いられたものであり、本発明を限定するもの
ではない。また、同様に、銅およに他の金属についての
異なる基準も用いることができ、変換器50にプログラ
ムできることは言うまでもない。
いられる。湿度センサ58は、信号を発生し、この信号
はブロック810において相対湿度の示度に変換され、
ブロック880において表示部または格納部に出力され
る。相対湿度示度は、湿度が雰囲気における腐食成長の
原因であるかどうかを決定する上で、腐食モニタ装置の
ユーザを支援するものとして提供される。相対湿度示度
の第1の利用はブロック820においてであり、相対湿
度示度は、凝縮水層に相当する100%と比較される。
相対湿度示度が100%である場合には、ブロック87
5においてアラーム信号を発生する。相対湿度示度が1
00%でない場合には、ブロック825でアラームを指
示しない信号を発生し、ブロック830で相対湿度示度
をたとえば60%の所定の最大値と比較する。相対湿度
示度が所定の最大値よりも大きければ、ブロック840
でそういう内容の出力信号を発生する。相対湿度示度が
所定の最大値よりも小さければ、ブロック835におい
て、24時間の期間の15分ごとのデータ獲得期間にお
ける相対湿度示度を、データポイントとして保存する。
度RHnを、期間の開始時における相対湿度RH1と比
較することにより、所望の期間についての相対湿度の変
化RHtdが算出される。ブロック850において、あ
る期間についての相対湿度変化RHtdが、1時間に6
%などの所定の湿度変化値よりも大きいかどうかが決定
され、大きい場合には、ブロック865において、適当
な出力信号を発生する。ある期間についての相対湿度変
化RHtdが所定の湿度変化値よりも小さい場合、ブロ
ック860において、アラームを指示しない信号を発生
する。
食センサ15および温度センサ55からのデータと連結
される。ブロック855では、ブロック580からの信
号CCtdと、相対湿度値と、ブロック850からの出
力と受けとる。ブロック855において、相対湿度表示
がブロック830の所定最大値よりも大きいかどうか、
ある期間から次の期間への相対湿度示度の変化がブロッ
ク850の所定最大変化よりも大きいかどうか、そし
て、補正腐食厚さ増分CCtdがISA基準の「GI」
記号であらわされる限界値よりも大きいかどうかの3つ
の質問が提起される。どれか2つの質問に対して肯定的
な回答が得られた場合には、ブロック870において、
アラーム信号を発生し、腐食が湿度に関係している可能
性を示す。
た種々のデータについての数値を表示するか、あるい
は、第1図に示すように表示光を発する。図示されるよ
うに、LEDの列を設け、ISA信号G1、G2、G
3、GXを用いて、銅腐食レベルを表示する。同様なL
ED列が、製造者により選択された銀腐食レベル用とし
て設けられる。これらのLEDに対する出力は、第2図
のブロック590におけるロジックにおいて起動され
る。さらに、銅および銀被覆結晶の故障を表示するため
の2つのLEDが、ブロック700において駆動され
る。さらに2つのLEDを設けて、ブロック620のし
きい値よりも温度が高いか低いかを表示させているが、
これらはブロック625および630において駆動され
る。別の一対のLEDにより、最新の期間において所定
量より以上に相対湿度が変化したかどうかを表示する
(ブロック850、860、865)。最後の一対のL
EDにより、相対湿度が所定最大値を越えたかどうかを
表示する(ブロック830および840)。
い実施例の動作の利点を説明する。第5図は、本発明の
動作のグラフ表示であり、第2図を参照して詳しく説明
した補正累積腐食形成量CCを用いて報告される。第5
図に示されるように、補正累積腐食形成量CCは、試験
期間中の任意の指定日に報告される。任意の指定日にお
ける被覆結晶上の腐食形成の測定によって、同じ被覆結
晶を使用して後日腐食を測定する際の正確さが妨げられ
ることは有り得ない。第6図は、第2図を参照して詳し
く述べた、補正されたすなわち「復元」された腐食厚さ
増分CCtdのグラフ表示である。グラフは、上述した
4つのISA腐食カテゴリーを用いて腐食量を示してい
る。累積腐食形成量CCについては、補正されたすなわ
ち「復元」された腐食成長増分CCtdが、資料被覆結
晶の破壊を必要とすることなく、任意の増分について報
告される。第5図および第6図に示された情報から明ら
かなとおり、本発明の腐食モニタ方法によれば、従来方
法に比べて極めて迅速に腐食速度の正確な表示を提供す
ることにより、腐食誘発条件の改善を迅速かつ有効に行
なうことが可能となる。第5図および第6図の両方にお
いて、第20日に室内環境修正を行なったあと、腐食形
成はかなり減少し、第5図のカーブはほとんど直線にな
り、第6図のデータポイントはすべてISA基準のG1
すなわち腐食最小カテゴリーに含まれるまで落ちてい
る。対照的に、引用したファラト特許は、モニタを6ケ
月のレンジで行なうことを示唆している。ISA基準
は、少なくとも30日間の試験クーポンの露出に基づい
ており、さらに、時間のかかるクーポンの化学分析が必
要である。さらに、第6図に示されるように、適当な間
隔で腐食状況をプロットすることにより、腐食誘発事象
を容易にたどることができる。
であり、添付クレームの範囲と趣旨を逸脱することな
く、種々の修正や変更が可能であることは言うまでもな
い。
Claims (12)
- 【請求項1】腐食性金属物質(18)で被覆し既知の振
動周波数を有する結晶(15)を腐食性雰囲気中で励振
するステップと、初期期間および少なくとも1つ以上の
以降の測定期間を含む複数の期間の各々について上記腐
食性物質の腐食による上記周波数の変化を測定するステ
ップとを含む、腐食性雰囲気中において腐食を監視する
方法において、 上記周波数変化は、各期間における腐食厚さをあらわす
腐食厚さ増分信号に変換され、 上記腐食厚さ増分信号に、腐食形成に依存して実験的に
見出だされた補正値を乗算して、期間の開始時に、反応
監視手順にしたがって作成された新しいきれいな反応監
視クーポンを、その期間のあいだの腐食を監視するため
に用いた場合に生じたはずの腐食厚さをあらわすように
した腐食を監視する方法。 - 【請求項2】周囲温度変化を補償するために上記周波数
変化を補正するステップをさらに有する請求の範囲第1
項に記載の方法。 - 【請求項3】上記厚さ増分信号を発生するステップは、
上記測定期間の開始時および終了時における上記周波数
を測定し、上記周波数を周囲温度変化を補償するように
補正し、上記温度補正周波数に厚さ変換係数を乗算して
上記測定期間の開始時および終了時における累積腐食厚
さ値を得、上記累積腐食厚さ値を減算して上記厚さ増分
信号を得る請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項4】上記被覆結晶の初期振動数は約6MHzで
あり、上記補正値は約: 2−(1−(CC/4000)) であらわされ、CCは上記測定期間中の累積腐食厚さ値
である請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項5】上記腐食性雰囲気中の相対湿度を監視する
ステップと、 測定期間の上記補正厚さ信号が所定厚さを越えるのと同
時に、上記相対湿度が所定レベルを越えるか所定の上昇
率以上に上昇した場合に、上記雰囲気中の腐食は湿度に
関連することを示す警告信号を提供するステップとを含
む請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項6】上記補正値は、上記被覆結晶の周波数変化
を、共通の試験雰囲気内に配置した反応監視クーポン上
に蓄積される腐食量と比較することにより決定される請
求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項7】上記補正厚さ信号を格納するステップをさ
らに含む請求の範囲第6項に記載の方法。 - 【請求項8】上記補正厚さ信号を表示するステップをさ
らに含む請求の範囲第7項に記載の方法。 - 【請求項9】上記周波数変化を測定した温度条件を測定
し表示するステップをさらに含む請求の範囲第8項に記
載の方法。 - 【請求項10】上記腐食性物質は、銅、銀、ニッケル、
金被覆腐食性金属のいずれかの金属である請求の範囲第
9項に記載の方法。 - 【請求項11】上記反応監視手順は、実質的に、腐食を
監視するISAクーポン手順にしたがうものである請求
の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項12】腐食性金属物質(18)で被覆し既知の
振動周波数を有する結晶(15)を腐食性雰囲気中で励
振する手段(20)と、初期期間および少なくとも1つ
以上の以降の測定期間を含む複数の期間の各々について
上記腐食性物質の腐食による上記周波数の変化を測定す
る手段(40,50)とを含む、腐食性雰囲気中におい
て腐食を監視する、請求の範囲第1項の方法を実行する
ための装置において、 上記周波数変化を、各期間における腐食厚さをあらわす
腐食厚さ増分信号に変換する手段(50)と、 上記腐食厚さ増分信号を、腐食成長に依存して実験的に
見出だされた補正値により乗算し、期間の開始時に、反
応監視手順にしたがって作成された新しいきれいな反応
監視クーポンを、その期間のあいだの腐食を監視するた
めに用いた場合に生じたはずの腐食厚さをあらわすため
の手段(50)とを有する腐食を監視する装置。
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