JPH0658172A - ガスタービンコンプレッサ洗浄装置 - Google Patents

ガスタービンコンプレッサ洗浄装置

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Publication number
JPH0658172A
JPH0658172A JP20655292A JP20655292A JPH0658172A JP H0658172 A JPH0658172 A JP H0658172A JP 20655292 A JP20655292 A JP 20655292A JP 20655292 A JP20655292 A JP 20655292A JP H0658172 A JPH0658172 A JP H0658172A
Authority
JP
Japan
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cleaning
signal
gas turbine
cleaning liquid
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP20655292A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Hiramatsu
瑛一 平松
Shigetoshi Yamana
重利 山名
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0658172A publication Critical patent/JPH0658172A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の洗浄作業負担の軽減、洗浄作業ミ
ス,ガスタービン本体の損傷防止を可能とし、かつ運転
中においては、作業者の経験と実績によらずに適正な洗
浄時期の決定を可能としたガスタービンコンプレッサ洗
浄装置を提供する。 【構成】 圧力センサ52,湿度センサ53を設けると
ともに、ガスタービン本体33に供給する空気の温度を
検出する温度センサ54,同じく燃料の消費量を検出す
る燃料センサ55を設ける一方、演算器56,タイマ5
7,アンド回路58を設けて、タービンコンプレッサ翼
34の汚れの程度に応じて、運転中における洗浄時期を
自動的に決定するとともに、洗剤タンク31,洗浄液タ
ンク32,タービンコンプレッサ翼34に向けて配置し
た噴射ノズル35,36間をつなぐ、第1〜第5管路3
7〜41に第1〜第5電磁弁42〜46,液面検出セン
サ60、および制御手段61を設けて、自動洗浄を行う
ように形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンのタービ
ンコンプレッサ翼を洗浄するガスタービンコンプレッサ
洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すガスタービンコンプレ
ッサ洗浄装置が公知である。この洗浄装置は、洗浄液タ
ンク1と、この洗浄液タンク1の上部から、洗剤を供給
する洗剤供給管路2,希釈液、或はリンス液、例えば水
を供給する給水管路3,加圧空気を供給する加圧管路
4、空気を逃がすための空気抜き管路5を備ている。こ
の洗浄液タンク1には、タンク内の液面レベルをタンク
外から目視確認できるように液面計6、およびタンク上
部にタンク内圧力の異常上昇を回避するため安全弁7が
設けてある。また、この装置は、洗浄液タンク1の下部
から洗浄液を送り出す洗浄液供給管路8と、三方切換弁
9を介して洗浄液供給管路8と接続したランニングウォ
ッシュ用管路10とモータリングウォッシュ用管路11
と、ドレンを抜くためのドレン管路12とを備えてい
る。
【0003】さらに、洗剤供給管路2,給水管路3,加
圧管路4,空気抜き管路5,洗浄供給液管路8、および
ドレン管路12に、それぞれ手動式の第11〜第17開
閉弁13〜19を設けるとともに、洗剤供給管路2の上
端部に洗剤投入口20,加圧管路4に圧力調整弁21、
洗浄液供給管路7にフィルタ22が設けてある。なお、
ランニングウォッシュ用管路10とモータリングウォッ
シュ用管路11とは、図示しないガスタービン本体のコ
ンプレッサ翼に向けて配置したランニングウォッシュ用
噴射ノズルとモータリングウォッシュ噴射ノズルに、そ
れぞれ接続している。
【0004】そして、通常は第15開閉弁17は開の状
態にしたままにしておいて、これを除く第11〜第17
開閉弁13〜19、および三方切換弁9を作業者が順次
手動操作することにより、以下のステップを踏んでリン
スも含めて、上記タービン翼の洗浄が行われる。 1.洗浄液タンク1への洗剤および水の供給(液面計を
目盛りを見つつ行う) 2.洗浄液タンク1への水の供給 3.洗浄液タンク1へ供給する空気圧力の調整、および
加圧空気の供給 4.上記ガスタービン本体が圧縮ガスを燃焼させて運転
しているランニング運転中か、燃焼させずにモータによ
り低速回転させられているモータリング運転中かにより
洗浄液供給管路8と接続する管路の、ランニングウォッ
シュ用流路10かモータリングウォッシュ用管路11の
いずれかへの切換え
【0005】5.ランニングウォッシュ用管路10、或
はモータリングウォッシュ用管路11への洗浄液の供
給、即ち洗浄開始 6.洗浄液タンク1の圧抜き 7.洗浄液タンク1へのリンス用の水の供給(液面計を
目盛りを見つつ行う) 8.上記ステップ3〜6のステップの繰り返し なお、上記装置では、構造上は、洗浄液タンク1に洗剤
を供給した後、水を供給して洗剤を希釈するようになっ
ているが、現実には、このようにしても両液が一様に混
合せず、即ち洗剤の希釈が均一には行われない。このた
め、洗浄液タンク1外にて、洗剤と水とを一つの容器に
入れて、作業者自身が撹拌作業をして、両液を十分に混
合させた後、洗剤投入口20から、この希釈された洗浄
液を供給することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
洗浄作業を行うのに、すべて作業者が上記各ステップ毎
に手作業で、各開閉弁の開閉、三方切換弁8の切換えを
行っている。このため、洗浄作業に要する作業者の負担
が重く、しかも弁操作のミスによる洗浄失敗、ガスター
ビン本体の損傷という事態を招く恐れも大きいという問
題がある。また、上記洗浄の時間間隔は、標準的な長さ
があるものの、実際のタービンコンプレッサ翼の汚れ
は、装置設置場所の大気条件により異なること、汚れ進
行の判断基準とするタービン出力は、大気圧力により、
かなり変化する。このため、洗浄時期を知るには、作業
者の経験と実績によるしかないのが現状である。
【0007】具体的には、洗浄の実施時期を決定するの
に、タービンの実測出力を、実測時の時点の湿度,大気
圧力を基にして補正し、実測時の吸気温度における計画
出力と比較して、両者の差の大小により判断することが
行われている。そして、この決定方法によれば、洗浄時
期を決定するのに、ある程度の測定実績が必要となる。
さらに、大気の汚れが、普段とは異なって増加した場
合、これを察知する方法が全くない等の問題がある。本
発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもの
で、作業者の洗浄作業負担の軽減、洗浄作業ミス,ガス
タービン本体の損傷防止を可能とし、かつランニング運
転中においては、作業者の経験と実績によらずに適正な
洗浄時期の決定を可能としたガスタービン洗浄装置を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、洗剤タンクと、この下方に位置する洗浄
液タンクと、この洗浄液タンクの下方に位置するガスタ
ービン本体のタービンコンプレッサ翼に向けて配置した
ランニングウォッシュ用噴射ノズル,モータリングウォ
ッシュ用噴射ノズルと、上記洗剤タンクの下部から上記
洗浄液タンクに洗剤を導く第1管路と、希釈液、或はリ
ンス液を上記洗浄液タンクに導く第2管路と、上記洗浄
液タンクの上部を大気に連通させる第3管路と、加圧空
気を上記洗浄液タンクの下部に導く第4管路と、上記洗
浄液タンクからこのタンク外に洗浄液を導く第5管路
と、上記第1管路に設けた第1電磁弁と、上記第2管路
に設けた第2電磁弁と、上記第3管路に設けた第3電磁
弁と、上記第4管路に設けた第4電磁弁と、上記第5管
路に設けた第5電磁弁と、上記第5管路の端部に第1ポ
ートが接続した三方切換弁と、この三方切換弁の第1ポ
ートと連通可能な第2ポート、および上記ランニングウ
ォッシュ用噴射ノズルに接続した第6管路と、上記三方
切換弁の第1ポートと連通可能な第3ポート、および上
記モータリングウォッシュ用噴射ノズルに接続した第7
管路と、上記ガスタービン本体の吐出部の圧力を上記三
方切換弁の操作部に導いて、上記圧力がガスタービン本
体の運転中における高圧状態にある場合は、上記第1,
第2ポートを連通状態とし、上記圧力が、上記ガスター
ビン本体のモータリングウォッシュにおける低圧状態に
ある場合は、上記第1,第3ポートを連通状態にする導
圧ラインと、大気圧力を検出して、検出圧力信号を出力
する圧力センサと、大気の湿度を検出して検出湿度信号
を出力する湿度センサと、上記ガスタービン本体の吸込
空気温度を検出して検出温度信号を出力する温度センサ
と、上記ガスタービン本体に供給される燃料の消費量を
検出して検出燃料信号を出力する燃料センサと、上記各
センサからの信号を受けて、標準状態での燃料消費量、
および上記吸込空気の検出温度における最大出力時の燃
料消費量を算出し、両消費量の差が設定値を超えた場合
には洗浄開始信号を出力し、上記検出燃料信号が消費量
零を示す場合には洗浄開始信号を出さない演算器と、上
記ガスタービン本体の起動とともにカウントを開始し、
カウントが設定値に達すると設定時間経過を示す時間経
過信号を出力し、リセット信号を受けると、上記カウン
トを零から再度開始するタイマと、上記演算器,タイマ
からの洗浄開始信号,時間経過信号の両者をうけた場合
にのみオン信号を出力するアンド回路と、手動によりオ
ン信号を出力させる洗浄操作スイッチと、上記洗浄液タ
ンクに供給した洗剤液が第1設定レベルに達したのを検
出し、第1検出信号を出力し、上記第1設定レベルに達
した洗剤液に希釈液を加えた混合液、或はリンス液が第
2設定レベルに達したのを検出し、第2検出信号を出力
する液面検出センサと、上記2種類のオン信号のうちの
いずれかを受けると、この入力されたオン信号、および
上記第1,第2検出信号に基づいて、上記第1から第5
電磁弁を制御して上記両噴射ノズルより洗浄液、希釈
液、或はリンス液を順次噴射させて、リンスも含めて洗
浄作業を行わせる制御手段とから形成してある。
【0009】
【作用】上記発明のように構成することにより、洗浄作
業が自動的に行われるようになり、運転中においては、
タービンコンプレッサ翼の汚れの程度に応じて、自動的
に洗浄時期が決まるようになる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、本発明に係るガスタービン洗浄装置
を示し、洗剤タンク31と、この下方に位置する洗浄液
タンク32と、この洗浄液タンク32の下方に位置する
ガスタービン本体33のコンプレッサ翼34に向けて配
置したランニングウォッシュ用噴射ノズル35,モータ
リングウォッシュ用噴射ノズル36とが設けてある。ま
た、洗剤タンク31の下部から洗浄液タンク32に洗剤
を導く第1管路37と、希釈液、或はリンス液、例えば
水を洗浄液タンク32に導く第2管路38と、洗浄液タ
ンク32の上部を大気に連通させる第3管路39と、加
圧空気を洗浄液タンク32の下部に導く第4管路40
と、洗浄液タンク32からこのタンク外に洗浄液を導く
第5管路41とが設けてある。
【0011】この第1管路37には第1電磁弁42が、
第2管路38には第2電磁弁43が、第3管路39には
第3電磁弁44が、第4管路40には第4電磁弁45
が、第5管路41には第5電磁弁46が設けてあり、第
5管路41の端部には第1ポートaが接続した三方切換
弁47が設けてある。また、この三方切換弁47の第1
ポートaと連通可能な第2ポートb、および上記ランニ
ングウォッシュ用噴射ノズル35に接続した第6管路4
8と、三方切換弁47の第1ポートaと連通可能な第3
ポートc、および上記モータリングウォッシュ用噴射ノ
ズル36に接続した第7管路49とが設けてある。
【0012】さらに、本実施例では、導圧ライン50が
設けてある。この導圧ライン50は、ガスタービン本体
33の吐出部51の圧力を三方切換弁47の操作部に導
いて、上記圧力がガスタービン本体33の運転中におけ
る高圧状態にある場合は、上記第1,第2ポートa,b
を自動的に連通状態とし、上記圧力が、ガスタービン本
体33のモータリングウォッシュで低圧状態にある場合
は、第1,第3ポートa,cを自動的に連通状態にする
ものである。一方、検出手段としては、大気圧力を検出
して、検出圧力信号を出力する圧力センサ52と、大気
の湿度を検出して検出湿度信号を出力する湿度センサ5
3と、ガスタービン本体33の吸込空気温度を検出して
検出温度信号を出力する温度センサ54と、ガスタービ
ン本体33に供給される燃料の消費量を検出して検出燃
料信号を出力する燃料センサ55とが設けてある。
【0013】さらに、タービンコンプレッサ翼34の汚
れの程度に応じて自動的に、或は作業者の洗浄開始のた
めのスイッチ操作によりタービンコンプレッサ翼34の
洗浄を行わせるために、演算器56,タイマ57,アン
ド回路58,洗浄操作スイッチ59,液面計60、およ
び制御手段61が設けてある。このうち演算器56は、
上記各センサからの信号を受けて、標準状態での燃料消
費量、および上記吸込空気の検出温度における最大出力
時の燃料消費量を算出し、両消費量の差が設定値を超え
た場合には洗浄開始信号を出力し、上記検出燃料信号が
消費量零を示す場合には上記洗浄開始信号を出さないよ
うにしたものである。タイマ57は、ガスタービン本体
33の起動とともにカウントを開始し、カウントが設定
値に達すると設定時間経過を示す時間経過信号を出力
し、リセット信号Rを受けると、上記カウントを零から
再度開始するようにしたものである。
【0014】アンド回路58は、演算器56,タイマ5
7からの洗浄開始信号,時間経過信号の両者を受けた場
合にのみ洗浄を開始させるためのオン信号を出力するも
のである。洗浄操作スイッチ59は、例えばガスタービ
ン本体33が、モータリングウォッシュ状態にある場合
に、洗浄を開始させるためのオン信号を手動操作により
出力させるものである。液面検出センサ60は、洗浄液
タンク32に供給した洗剤液が第1設定レベルL1に達
したのを検出し、第1検出信号を出力し、第1設定レベ
ルL1に達した洗剤液に水を加えた混合液、或はリンス
液が第2設定レベルL2に達したのを検出し、第2検出
信号を出力するものである。制御手段61は、上記2種
類のオン信号のうちのいずれかを受けると、この入力さ
れたオン信号、および上記第1,第2検出信号に基づい
て、上記第1〜第5電磁弁42〜46を制御して上記両
噴射ノズル35,36より洗浄液、希釈液用の水、或は
リンス用の水を順次噴射させて、リンスも含めて洗浄作
業を行わせるものである。
【0015】また、本実施例では、洗浄液タンク32に
内部の液面レベルをタンク外から目視確認できるように
液面計71を設け、洗浄液タンク32内に溜まったドレ
ンをタンク外に排出させるためのドレン管路72を第5
管路41から分岐させて設けてある。さらに、第1,第
2,第4管路37,38,40、およびドレン管路72
に手動式の第1〜第4開閉弁73〜76を設けるととも
に、第2管路38にフィルタ77,第4管路40にフィ
ルタ78,圧力調節弁79,圧力計80が設けてある。
第1〜第3開閉弁73〜75は、例えばそれが位置する
管路の他の電磁弁等を交換する際に必要となるもので、
通常は開の状態のままで、第4開閉弁76は、ドレン抜
き作業時以外は閉の状態のままとなっている。なお、ガ
スタービン自体は、ガスタービン本体33の図1中左右
に図示しない吸気ダクト,排気ダクトを設けて形成され
ている。また、図1中※※,,,印は、同一のも
の同志が連続することを示し、※印については、制御手
段61からの線が各電磁弁に至っていることを示してい
る。
【0016】次に、上記構成からなる装置の作動につい
て説明する。ガスタービン運転中は、圧力センサ52,
湿度センサ53,温度センサ54、および燃料センサ5
5により、大気圧力,湿度,温度、および燃料消費量の
各物理量を検出して、各検出信号を演算器56に入力し
て、ここで計画時の条件である規定状態における燃料消
費量に補正する。そして、この補正した燃料消費量と既
に入力しておいた各吸気温度における最大出力運転時の
燃料消費量との差を算出してタービンコンプレッサ翼の
汚れを推定する。その差が設定値を超えた場合は、演算
器56は洗浄開始信号を出力する。一方、装置起動と同
時にタイマ57はカウントを開始し、カウント値が予め
定めた値に達すると、即ち設定時間が経過すると、時間
経過信号を出力する。
【0017】アンド回路58は、演算器56,タイマ5
7の双方からの洗浄開始信号を受けると、洗浄を開始さ
せるためのオン信号を出力する。このオン信号は、タイ
マ57に対して、リセット信号Rとして入力され、この
リセット信号Rによりタイマ57によるカウントは零か
ら再スタートする。制御手段61は、このオン信号を受
けると洗浄のための以下のシーケンス制御を開始する。
装置起動時、第1,第2,第3開閉弁73,74,75
は開、第4開閉弁76は閉の状態にあり、また第1,第
2,第3,第4,第5電磁弁42,43,44,45,
46は閉の状態にあり、上記オン信号の出力により、第
1,第3電磁弁42,44が開状態となり、第3管路3
9からタンク内の空気が逃げられる状態下で、洗剤タン
ク31から第1管路37を介して洗浄液タンク32に洗
剤液を落差で供給する。
【0018】洗浄液タンク32内の洗剤液の液面レベル
が上昇して、第1設定レベルL1に達すると、液面検出
センサ60からの第1検出信号により、第1電磁弁42
を閉にするとともに、第2電磁弁43を開にして、希釈
用の水を第2管路38から洗浄液タンク32に落差で供
給する。洗剤液と水との混合液、即ち洗浄液の液面レベ
ルが上昇して、第2設定レベルL2に達すると、液面検
出センサ60からの第2検出信号により、第2電磁弁4
3を閉にするとともに、第4電磁弁45を開にして、第
4管路40を介して洗浄液の下部から空気を送り出す。
これにより、洗浄液をバブリングさせて、洗浄液の撹拌
を行い、洗剤と水とを一様に混合させる。このバブリン
グ開始後、設定時間経過するとタイマからの信号によ
り、第3電磁弁44を閉にする。これにより、洗浄液タ
ンク32内の圧力が上昇する。第3電磁弁44を閉にし
た後、設定時間経過すると、第5電磁弁46を開とす
る。
【0019】なお、上記バブリングのタイミングは、上
述した例に限定するものでなく、この他、例えば水の供
給が終了する前に開始してもよい。一方、三方切換弁4
7は、導圧ライン51から導かれる高圧により、自動的
にa,bポート連通状態になっており、第5管路41は
ランニングウォッシュ用の第6管路48と連通状態にあ
る。したがって、第5電磁弁46が開となることによ
り、洗浄液は洗浄液タンク32から上部の加圧空気によ
り加圧されつつ、第6管路48を介して、ランニングウ
ォッシュ用噴射ノズル35に送られ、ここからタービン
コンプレッサ翼34に噴射される。なお、上記加圧空気
の圧力は、圧力調節弁79により圧力計80を見ながら
適宜調節できる。
【0020】第5電磁弁46の開の後、設定時間経過す
るとタイマから信号により、第4,第5電磁弁45,4
6を閉にするとともに、第3電磁弁44を開にして、洗
浄液タンク32内から空気がタンク外に逃げ得る状態と
する。これにより、タンク内の圧力は大気圧力まで下が
る。なお、第5電磁弁46を開に保つ、上記設定時間
は、洗浄液タンク32内の洗浄液がなくなる迄の時間、
或はそれよりも長い時間にしておく。続いて、第2電磁
弁43を開にして、洗浄液タンク32にリンス用の水を
供給し、液面検出センサ60からの第2検出信号により
第2,第3電磁弁43,44を閉にするとともに、第4
電磁弁45を開にして、タンク内の加圧を始める。
【0021】第4電磁弁45を開にした後、設定時間経
過すると、タイマからの信号により第4電磁弁45を閉
にするとともに、第5電磁弁46を開にする。これによ
り、ランニングウォッシュ用噴射ノズル35からタービ
ン翼34に水が噴射され、リンスが行われる。第5電磁
弁46を開にした後、設定時間経過すると、タイマから
の信号により、第4,第5電磁弁45,46を閉にする
とともに、第3電磁弁44を開にして、洗浄液タイマ3
2内の空気が、タンク外に逃げ得る状態にする。この設
定時間についても、洗浄液タンク32内の水がなくなる
迄の時間、或はそれよりも長い時間にしておく。第3電
磁弁44は、設定時間が経過すると閉にして、リンスも
含めて、タービンコンプレッサ翼の洗浄が終了する。
【0022】なお、第3電磁弁44は、リンス終了後、
開の状態のままにして、ガスタービン運転中における洗
浄のための制御開始時に閉にするようにしてもよい。モ
ータリングウォッシュにおける洗浄は、作業者が洗浄操
作スイッチ59をオンにすることにより、上記同様の洗
浄が行われる。洗浄液タンク32内に溜まった液をタン
ク外に捨てたい場合は、第4開閉弁76を手動操作によ
り開にすることにより、タンク外に排出できる。以上の
ように、本実施例では、洗浄作業が自動的に行われるよ
うになり、作業者の洗浄作業負担が軽減されるととも
に、洗浄作業ミス,ガスタービン本体の損傷が防止さ
れ、かつランニング運転中においては、タービンコンプ
レッサ翼の汚れの程度に応じて、自動的に洗浄時期が決
まり、作業者の経験と実績によらずに適正な洗浄時期の
決定がなされるようになっている。
【0023】図2は、ガスタービン本体101の吸気口
102を洗浄するためのガスタービンコンプレッサ洗浄
装置を示し、洗剤タンク103と、水タンク104と、
これらの両タンクの下方に位置する洗浄液タンク105
と、この洗浄液タンク105の下方に位置させ、かつガ
スタービン本体101の吸気口102に対向させて設け
た噴射ノズル106とが設けてある。洗剤タンク103
の下部から洗浄液タンク105に洗剤を導く第1管路1
07と、水タンク104の下部から洗浄液タンク105
に希釈用の水を導く第2管路108と、洗浄液タンク1
05の上部を大気に連通させる第3管路109と、加圧
空気を洗浄液タンクの上部に導く第4管路110と、洗
浄液タンク105の噴射ノズル106に導く第5管路1
11と、洗浄液タンク105の下部に溜まったドレンを
タンク外に導く第6管路112とが設けてある。
【0024】第1管路107には第1電磁弁113、第
2管路108には第2電磁弁114、第3管路109に
は第3電磁弁115、第4管路110には第4電磁弁1
16、第5管路111には第5電磁弁117、第6管路
112には第6電磁弁118が設けてある。さらに、第
4管路110には減圧弁119,第5管路111にはフ
ィルタ120が設けてある。また、洗浄液タンク105
には、タンク内の液体の液面レベルが第1設定レベルL
aに達したのを検出して、第1検出信号を出力する第1
液面検出センサ121,第2設定レベルLbに達したの
を検出して、第2検出信号を出力する第2液面検出セン
サ122が設けてある。さらに、洗浄開始のための図示
しない操作スイッチ、或はタイマからのオン信号、およ
び上記第1,第2検出信号に基づいて第1〜第6電磁弁
113〜118を制御する制御手段124が設けてあ
る。なお、ガスタービン本体101の吸気口102側に
は吸気ダクト125,反吸気口側には、排気ダクト12
6が接続してある。なお、図2中※印については、上記
同様である。
【0025】次に、上記構成からなる装置の作動につい
て説明する。洗浄開始前は、第1〜第6電磁弁113〜
118は、すべて閉の状態にある。制御手段124が、
押しボタン操作、あるいはタイマの作動により洗浄開始
のための上記オン信号を受けると、第1電磁弁113と
第3電磁弁115を開として、洗浄液タンク105の上
部から空気が逃げ易い状態下で、洗剤タンク103から
第1管路107を介して洗浄液タンク105に洗剤液を
落差で供給する。洗浄液タンク105内の液面が上昇し
て、第1設定レベルLaに達すると第1液面検出センサ
121から第1検出信号が出力され、これにより、第1
電磁弁113を閉にするとともに、第2電磁弁114を
開にして、水タンク104から第2管路108を介し
て、洗浄液タンク105に水を落差で供給して、洗剤液
を希釈する。
【0026】洗浄液タンク105内の混合液、即ち洗剤
液の液面が上昇して、第2設定レベルLbに達すると第
2液面検出センサ122から第2検出信号が出力され
る。これにより、第2,第3電磁弁114,115を閉
にするとともに、タイマによるカウントを開始する。こ
のタイマによるカウント値が設定値に達すると、即ち設
定時間が経過すると、第4電磁弁116を開にして、洗
浄液タンク105内の上部を加圧を始めるとともに、タ
イマによるカウントを開始する。このタイマによるカウ
ント値が設定値に達すると、第5電磁弁117を開にし
て、第5管路111を介して噴射ノズル106に加圧さ
れた洗浄液を送り、タービン本体101の吸気口102
に洗浄液を噴射して、洗浄を開始するとともに、タイマ
によるカウントを開始する。このタイマによるカウント
値が設定値に達すると第5電磁弁117を閉にして、洗
浄を終了するとともに、タイマによるカウントを開始す
る。
【0027】このタイマによるカウント値が設定値に達
すると、第4電磁弁116を閉として、洗浄液タンク1
05への加圧空気の供給を止め、第3,第6電磁弁11
5,118を開にして、洗浄液タンク105のドレン抜
きをするとともに、タイマによるカウントを開始する。
このタイマによるカウント値が設定値に達すると、第6
電磁弁118を閉にして、ドレン抜きを終了するととも
に、タイマによるカウントを開始する。このタイマによ
るカウント値が設定値に達すると、第3電磁弁115を
閉にして、自動洗浄を終了する。図3は、上述した各電
磁弁の作動状態を示すタイムチャートであり、図中t1
〜t6はタイマ設定時間を示している。なお、上記各管
路に手動式の開閉弁を設けてもよい。上記のように構成
することにより、ガスタービン本体の吸気口部の洗浄作
業を自動化し、作業者の洗浄作業負担を軽減し、洗浄作
業ミス,ガスタービン本体の損傷を防止するようにして
ある。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、洗剤タンクと、この下方に位置する洗浄液タ
ンクと、この洗浄液タンクの下方に位置するガスタービ
ン本体のタービンコンプレッサ翼に向けて配置したラン
ニングウォッシュ用噴射ノズル,モータリングウォッシ
ュ用噴射ノズルと、上記洗剤タンクの下部から上記洗浄
液タンクに洗剤を導く第1管路と、希釈液、或はリンス
液を上記洗浄液タンクに導く第2管路と、上記洗浄液タ
ンクの上部を大気に連通させる第3管路と、加圧空気を
上記洗浄液タンクの下部に導く第4管路と、上記洗浄液
タンクからこのタンク外に洗浄液を導く第5管路と、上
記第1管路に設けた第1電磁弁と、上記第2管路に設け
た第2電磁弁と、上記第3管路に設けた第3電磁弁と、
上記第4管路に設けた第4電磁弁と、上記第5管路に設
けた第5電磁弁と、上記第5管路の端部に第1ポートが
接続した三方切換弁と、この三方切換弁の第1ポートと
連通可能な第2ポート、および上記ランニングウォッシ
ュ用噴射ノズルに接続した第6管路と、上記三方切換弁
の第1ポートと連通可能な第3ポート、および上記モー
タリングウォッシュ用噴射ノズルに接続した第7管路
と、上記ガスタービン本体の吐出部の圧力を上記三方切
換弁の操作部に導いて、上記圧力がガスタービン本体の
運転中における高圧状態にある場合は、上記第1,第2
ポートを連通状態とし、上記圧力が、上記ガスタービン
本体のモータリングウォッシュにおける低圧状態にある
場合は、上記第1,第3ポートを連通状態にする導圧ラ
インと、大気圧力を検出して、検出圧力信号を出力する
圧力センサと、大気の湿度を検出して検出湿度信号を出
力する湿度センサと、上記ガスタービン本体の吸込空気
温度を検出して検出温度信号を出力する温度センサと、
上記ガスタービン本体に供給される燃料の消費量を検出
して検出燃料信号を出力する燃料センサと、上記各セン
サからの信号を受けて、標準状態での燃料消費量、およ
び上記吸込空気の検出温度における最大出力時の燃料消
費量を算出し、両消費量の差が設定値を超えた場合には
洗浄開始信号を出力し、上記検出燃料信号が消費量零を
示す場合には洗浄開始信号を出さない演算器と、上記ガ
スタービン本体の起動とともにカウントを開始し、カウ
ントが設定値に達すると設定時間経過を示す時間経過信
号を出力し、リセット信号を受けると、上記カウントを
零から再度開始するタイマと、上記演算器,タイマから
の洗浄開始信号,時間経過信号の両者をうけた場合にの
みオン信号を出力するアンド回路と、手動によりオン信
号を出力させる洗浄操作スイッチと、上記洗浄液タンク
に供給した洗剤液が第1設定レベルに達したのを検出
し、第1検出信号を出力し、上記第1設定レベルに達し
た洗剤液に希釈液を加えた混合液、或はリンス液が第2
設定レベルに達したのを検出し、第2検出信号を出力す
る液面検出センサと、上記2種類のオン信号のうちのい
ずれかを受けると、この入力されたオン信号、および上
記第1,第2検出信号に基づいて、上記第1から第5電
磁弁を制御して上記両噴射ノズルより洗浄液、希釈液、
或はリンス液を順次噴射させて、リンスも含めて洗浄作
業を行わせる制御手段とから形成してある。このため、
洗浄作業が自動的に行われるようになり、作業者の洗浄
作業負担の軽減、洗浄作業ミス,ガスタービン本体の損
傷防止が可能になるとともに、運転中においては、ター
ビンコンプレッサ翼の汚れの程度に応じて、自動的に洗
浄時期が決まるようになり、作業者の経験と実績によら
ずに適正な洗浄時期の決定が可能になるとい効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガスタービンコンプレッサ洗浄
装置の全体構成を示す図である。
【図2】 ガスタービン本体の吸気口を自動洗浄するガ
スタービンコンプレッサ洗浄装置の全体構成を示す図で
ある。
【図3】 図2に示す装置の制御のタイムチャートであ
る。
【図4】 従来のガスタービンコンプレッサ洗浄装置の
全体構成を示す図である。
【符号の説明】
31 洗剤タンク 32 洗浄液タンク 33 ガスタービン本体 34 コンプレッサ翼 35,36 噴射ノズル 37〜41 第1〜第
5管路 42〜46 第1〜第5電磁弁 47 三方切換弁 48,49 第6,第7管路 50 導圧ライン 51 吐出部 52 圧力センサ 53 湿度センサ 54 温度センサ 55 燃料センサ 56 演算器 57 タイマ 58 アンド回路 59 洗浄操作スイッチ 60 液面検出センサ 61 制御手段 a,b,c 第1,第
2,第3ポート L1,L2 第1,第2設定レベル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤タンクと、この下方に位置する洗浄
    液タンクと、この洗浄液タンクの下方に位置するガスタ
    ービン本体のタービンコンプレッサ翼に向けて配置した
    ランニングウォッシュ用噴射ノズル,モータリングウォ
    ッシュ用噴射ノズルと、上記洗剤タンクの下部から上記
    洗浄液タンクに洗剤を導く第1管路と、希釈液、或はリ
    ンス液を上記洗浄液タンクに導く第2管路と、上記洗浄
    液タンクの上部を大気に連通させる第3管路と、加圧空
    気を上記洗浄液タンクの下部に導く第4管路と、上記洗
    浄液タンクからこのタンク外に洗浄液を導く第5管路
    と、上記第1管路に設けた第1電磁弁と、上記第2管路
    に設けた第2電磁弁と、上記第3管路に設けた第3電磁
    弁と、上記第4管路に設けた第4電磁弁と、上記第5管
    路に設けた第5電磁弁と、上記第5管路の端部に第1ポ
    ートが接続した三方切換弁と、この三方切換弁の第1ポ
    ートと連通可能な第2ポート、および上記ランニングウ
    ォッシュ用噴射ノズルに接続した第6管路と、上記三方
    切換弁の第1ポートと連通可能な第3ポート、および上
    記モータリングウォッシュ用噴射ノズルに接続した第7
    管路と、上記ガスタービン本体の吐出部の圧力を上記三
    方切換弁の操作部に導いて、上記圧力がガスタービン本
    体の運転中における高圧状態にある場合は、上記第1,
    第2ポートを連通状態とし、上記圧力が、上記ガスター
    ビン本体のモータリングウォッシュにおける低圧状態に
    ある場合は、上記第1,第3ポートを連通状態にする導
    圧ラインと、大気圧力を検出して、検出圧力信号を出力
    する圧力センサと、大気の湿度を検出して検出湿度信号
    を出力する湿度センサと、上記ガスタービン本体の吸込
    空気温度を検出して検出温度信号を出力する温度センサ
    と、上記ガスタービン本体に供給される燃料の消費量を
    検出して検出燃料信号を出力する燃料センサと、上記各
    センサからの信号を受けて、標準状態での燃料消費量、
    および上記吸込空気の検出温度における最大出力時の燃
    料消費量を算出し、両消費量の差が設定値を超えた場合
    には洗浄開始信号を出力し、上記検出燃料信号が消費量
    零を示す場合には洗浄開始信号を出さない演算器と、上
    記ガスタービン本体の起動とともにカウントを開始し、
    カウントが設定値に達すると設定時間経過を示す時間経
    過信号を出力し、リセット信号を受けると、上記カウン
    トを零から再度開始するタイマと、上記演算器,タイマ
    からの洗浄開始信号,時間経過信号の両者をうけた場合
    にのみオン信号を出力するアンド回路と、手動によりオ
    ン信号を出力させる洗浄操作スイッチと、上記洗浄液タ
    ンクに供給した洗剤液が第1設定レベルに達したのを検
    出し、第1検出信号を出力し、上記第1設定レベルに達
    した洗剤液に希釈液を加えた混合液、或はリンス液が第
    2設定レベルに達したのを検出し、第2検出信号を出力
    する液面検出センサと、上記2種類のオン信号のうちの
    いずれかを受けると、この入力されたオン信号、および
    上記第1,第2検出信号に基づいて、上記第1から第5
    電磁弁を制御して上記両噴射ノズルより洗浄液、希釈
    液、或はリンス液を順次噴射させて、リンスも含めて洗
    浄作業を行わせる制御手段とからなることを特徴とする
    ガスタービンコンプレッサ洗浄装置。
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