JPH0658116A - バルブシート - Google Patents

バルブシート

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JPH0658116A
JPH0658116A JP21160292A JP21160292A JPH0658116A JP H0658116 A JPH0658116 A JP H0658116A JP 21160292 A JP21160292 A JP 21160292A JP 21160292 A JP21160292 A JP 21160292A JP H0658116 A JPH0658116 A JP H0658116A
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修平 安達
Hideki Tsuda
秀樹 都田
Kazuo Wakuta
一男 和久田
Junichi Inami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に、多バルブエンジン用シリンダヘッドの
吸・排気ポート部周縁に、シリンダヘッドの割れ等を起
こすことなく、接合され得るバルブシートを提供するこ
と。 【構成】 溶浸処理によって空孔に金属を充填された
後、表面に表面処理層9が形成された焼結材1でバルブ
シート22を構成し、該バルブシート22のシリンダヘ
ッド20との接合部に突起部22aを形成する。焼結材
1の空孔に、溶浸処理によってCu,Al等の電気伝導
率が高くて焼結材1に含浸し易い金属を充填すると、焼
結材1全体の電気伝導率が高められるため、抵抗溶接に
よってバルブシート22をシリンダヘッド20に接合す
る場合、該バルブシート22の内部発熱量が減少し、そ
の代わりに接合界面での発熱量が増え、この結果、当該
バルブシート22が接合可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接合前処理が施された
焼結材から成るバルブシートに関する。
【0002】
【従来の技術】所謂粉末治金法によって得られる焼結材
は、高い材料歩留、高精度等が期待されることから自動
車部品等に多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、斯かる焼結
材は、圧粉体を焼結して得られるものである故に他部材
への接合が非常に難しい材料である。例えば、抵抗溶接
による場合には、焼結材自体の電気抵抗が大きいため、
該焼結材は内部で発熱が起きて加圧力を受けると塑性変
形が生じるだけであって、所望する接合界面での発熱、
溶融、接合は起こらない。
【0004】他方、内燃エンジンの分野においては、近
年、多バルブ化が進み、シリンダヘッドの各気筒には複
数の吸・排気ポートが近接して配置されるため、各ポー
ト間の距離が短くなりつつあり、斯かる状況の下で焼結
材から成るバルブシートを吸・排気ポートの周縁に従来
通り圧入すると、シリンダヘッドのポート間に強度不足
のための割れが発生する等の問題が発生する。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、特に多バルブエンジン用シリ
ンダヘッドの吸・排気ポート部周縁に、シリンダヘッド
の割れ等を起こすことなく接合され得るバルブシートを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明方法は、溶浸処理によって空孔に金属を充填された
後、表面処理によってその表面に表面処理層が形成され
た焼結材でバルブシートを構成し、該バルブシートのシ
リンダヘッドとの接合部に突起部を形成したことをその
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係るバルブシートを構成する焼結材の
空孔に、溶浸処理によってCu,Al等の電気伝導率が
高くて焼結材に含浸し易い金属を充填すると、焼結材全
体の電気伝導率が高められるため、抵抗溶接によってバ
ルブシートをシリンダヘッドに接合する場合、該バルブ
シートの内部発熱量が減少し、その代わりに接合界面で
の発熱量が増え、この結果、当該バルブシートが接合可
能となる。
【0008】上記の場合、バルブシートのシリンダヘッ
ドとの接合部には突起部が形成されているため、該バル
ブシートとシリンダヘッドとの接触面積が小さく抑えら
れ、接合部での電流密度を局部的に高くすることがで
き、その結果、接合部での温度上昇が図れ、バルブシー
トの内部発熱を伴わないで短時間での接合が可能とな
る。
【0009】又、バルブシートとシリンダヘッドとの接
触面積が小さく抑えられると、バルブシート接合部の単
位面積当りの加圧力を大きくすることができ、その結
果、シリンダヘッドの局部的な塑性変形が起き、表面酸
化層の除去及び接合材原子の相互拡散が促進されてバル
ブシートに高い接合強度が付与される。
【0010】従って、本発明に係るバルブシートは、従
来の圧入方式によらなくても、シリンダヘッドの吸・排
気ポート部周縁に溶接によって接合され、この結果、特
にポート間距離の短い多バルブエンジン用シリンダヘッ
ドに割れ等の問題が発生することはない。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】図1、図2はそれぞれバルブシート接合
前、後の状態を示すシリンダヘッドの吸気ポート部の破
断斜視図断面図である。
【0013】図1及び図2において、20は軽量なAl
合金鋳物で構成されるシリンダヘッドであって、これの
吸気ポート21周縁にはリング状のテーパ面21aが機
械加工によって形成されている。
【0014】一方、22は本発明に係るバルブシートで
あって、該バルブシート22は耐衝撃性、耐摩耗性及び
高温強度に優れた焼結材で構成され、その表面には表面
処理層9が形成されている。そして、このバルブシート
22のシリンダヘッド20との接合部には突起部22a
が形成されている。
【0015】ここで、バルブシート22を構成する前記
焼結材1に対して施される接合前処理を図3(a),
(b),(c)に従って説明する。尚、図3(a),
(b),(c)は接合前処理方法をその工程順に示す説
明図である。
【0016】図3(a)に示す焼結材1は所謂粉末治金
法によって得られるものであって、これはFeを主体と
する多数の粉体粒子2の結合体であり、粉体粒子2の間
には多数の空孔3が形成されている。
【0017】而して、接合前処理に際しては、先ず焼結
材1に溶浸処理を施し、図3(b)に示すように、電気
伝導率が高くて焼結材1に含浸し易いCu等の金属4を
焼結材1の空孔3に充填する。尚、焼結材1がCuを主
体とする粉体粒子の結合体である場合には、これの空孔
3に充填する金属4としてはAlが選ばれる。
【0018】次に、上記溶浸処理が施された図3(b)
に示す焼結材1に表面処理(メッキ処理)を施して図3
(c)に示すように焼結材1の表面に表面処理層(メッ
キ層)9を形成する。尚、前記金属4としては、表面処
理層9との馴染みの良いものが選定される。
【0019】ところで、上記表面処理層9は図4又は図
5に示す構成を有している。即ち、図4に示す表面処理
層9はバルブシート22の表面に溶融法、電解法、溶射
法等によって数10μm〜数mmの厚さに形成されたA
lメッキ層9aと、該Alメッキ層9aの形成によって
生成されたFe−Al合金層9bで構成されている。
尚、表面処理装置9としてAlメッキ層9aを形成する
理由は、溶接の際、該Alメッキ層9aが同材質である
Al合金製のシリンダヘッド20に対して馴染み易いた
めである。
【0020】又、図5に示す表面処理層9は、バルブシ
ート22に数μm〜数10μmの厚さに形成されたNi
メッキ層9cと、その表面に溶融Alメッキ処理を施す
ことによって形成されたAlメッキ層9a及びNi−A
l合金層9dで構成されている。尚、Niメッキ層9c
を形成する理由は、該Niメッキ層9cの電気伝導率が
低くて発熱し易いため、及び該Niメッキ層9cが緩衝
機能を有することによる。
【0021】ここで、バルブシート22の抵抗溶接の基
本原理を図6に示すが、良好な接合が得られる条件とし
ては、バルブシート22の突起部22aとシリンダヘッ
ド20との接触面において大きな接触抵抗による十分な
発熱があり、この発熱によってシリンダヘッド20の局
部的な塑性変形と接合界面での金属原子の相互拡散が生
じることが挙げられる。
【0022】一方、電極6、バルブシート22及びシリ
ンダヘッド20は各々固有の電気抵抗値を有しており、
通電時に内部で発熱するが、これらが所定温度以上に加
熱されることは好ましくない。特に、バルブシート22
においては、材質によっては高温になると接合後の冷却
速度が大きくなって硬度が著しく上昇し、接合加工後の
バルブフェース形状への切削加工における被削性を低下
させるだけでなく、エンジン作動中に相手のバルブフェ
ースを摩耗させる原因となる虞れがある。
【0023】ところで、抵抗溶接時にバルブシート22
の温度上昇をもたらす要因としては、当該バルブシート
22の固有電気抵抗による内部発熱の他、バルブシート
22の突起部22aの接触抵抗による発熱量のうちバル
ブシート22側への伝熱拡散分による加熱が考えられ
る。
【0024】然るに、接合後のバルブシート22の断面
を観察すると、該バルブシート22の電極6、シリンダ
ヘッド20と接触している部分の硬度は接合前の値と同
等であるのに対し、内部の硬度が上昇しており、このこ
とから推察すると、バルブシート22の内部発熱が硬度
上昇に大きく寄与しているものと考えられる。
【0025】而して、一般に通電による発熱量Qは次式
で表わされる。
【0026】
【数1】Q=I2 ・R・t … (1) ここに、I:電流密度 R:抵抗 t:時間 上記(1)式より明らかなように、発熱量Qを低減する
には、電流密度Iを低下させることが最も効果的であ
る。
【0027】しかし、各パラメータI,R,tは接合界
面の強度を確保するための最適値が決まっているため、
それらの値の変更は難しく、バルブシート22内部の発
熱量を低減するには、電流が流れる方向に直交する平面
上のバルブシート22の断面積を出来るだけ大きくとる
ことが必要となる。
【0028】又、バルブシート22内に発生した熱を速
やかに外部へ逃がすためには、バルブシート22の中心
から電極6の接触面までの距離が小さい程、バルブシー
ト22の電極6との接触面積が大きい程良い。
【0029】更に、バルブシート22とシリンダヘッド
20との接触抵抗を十分高くするためには、バルブシー
ト22の突起部22aの曲率が大きい程良いが、前記要
求とのバランスが必要である。
【0030】図7(a),(b),(c)に改良された
バルブシート22の断面形状を示す。尚、図中、21は
吸気ポートである。
【0031】ここで、図1(図7(a))に示す断面形
状を有するバルブシート22のシリンダヘッド20への
抵抗溶接による接合プロセスを図8(a)〜(d)に従
って説明する。
【0032】バルブシート22の表面には前述のように
表面処理層9が形成されており、図8(a)に示すよう
に、バルブシート22はその突起部22aがシリンダヘ
ッド20の吸気ポート21周縁のテーパ面21aに当接
する状態でセットされ、電極6によってテーパ面21a
との間で加圧され、続いて通電される。
【0033】そして、バルブシート22とシリンダヘッ
ド20との接合面及びその付近(溶接部)が溶融温度又
はこれに近い温度まで加熱されると、通電を遮断する。
すると、Fe系材料から成るバルブシート22よりも硬
度の低いAl合金から成るシリンダヘッド20が図8
(b)に示すように塑性変形し、バルブシート22がシ
リンダヘッド20に埋め込まれた状態で接合される。
【0034】その後、接合部を冷却し、図8(c)に鎖
線にて示すカット面Cに沿って接合部を機械加工によっ
て切除すれば、図8(d)に示すようにバルブシート2
2が最終形状に仕上げられてシリンダヘッド20の吸気
ポート21周縁に接合一体化される(図2参照)。
【0035】而して、上記抵抗溶接においては、バルブ
シート22を構成する焼結材1の空孔3には前述の接合
前処理によって熱伝導率の高い金属4が充填されている
ため、バルブシート22(焼結材1)全体の電気伝導率
が高められ、該バルブシート22の内部発熱量が減少
し、その代りにバルブシート22とシリンダヘッド20
の接合界面での局部的な発熱量が増え、この結果、バル
ブシート20の抵抗溶接によるシリンダヘッド20への
接合が可能となる。
【0036】而して、上記の場合、バルブシート22の
シリンダヘッド20との接合部には突起部22aが形成
されているため、該バルブシート22とシリンダヘッド
20との接触面積が小さく抑えられ、接合部での電流密
度を局部的に高くすることができ、その結果、接合部で
の温度上昇が図れ、バルブシート22の内部発熱を伴わ
ないで短時間での接合が可能となる。
【0037】又、バルブシート22とシリンダヘッド2
0との接触面積が小さく抑えられると、バルブシート2
2の接合部の単位面積当りの加圧力を大きくすることが
でき、その結果、シリンダヘッド20の局部的な塑性変
形が起き、表面酸化層の除去及び接合材原子の相互拡散
が促進されてバルブシート22に高い接合強度が付与さ
れる。
【0038】従って、シリンダヘッド20が特に多バル
ブエンジン(例えば、5バルブエンジン)用であって、
隣接する吸気ポート21間の距離が極めて短いような場
合であっても、吸気ポート21間の狭い部分に圧入によ
る過大な力が加わることがなく、該部分に割れが発生す
る等の不具合が生じない。
【0039】又、バルブシート22を構成する焼結材に
は電気伝導率の高い金属が含浸されるため、バルブシー
ト22の電気伝導率が高くなって放熱し易くなり、エン
ジンの燃焼室内の温度上昇が抑えられてノッキングの発
生が防がれるという効果も得られる。
【0040】更に、表面処理層9をその表面に形成して
成るバルブシート22を前述のように抵抗溶接によって
シリンダヘッド20に接合すると、Alメッキ層9aと
シリンダヘッド20の界面で発熱し、Alメッキ層9a
とシリンダヘッド20の表面が互いに溶融・拡散し合
い、バルブシート22とシリンダヘッド20の材料間で
冶金的に連続性のある接合部分が形成される。この結
果、エンジン作動中の排気熱のシリンダヘッド20への
伝達効率が高められる。
【0041】又、図5に示す表面処理層9におけるNi
−Al合金層9dの硬度(HmV:400〜600)は
図4に示すFe−Al合金層9bの硬度(HmV:70
0〜1000)よりも低く、耐衝撃性に優れているた
め、図5に示す表面処理層9を形成して成るバルブシー
ト22の耐衝撃性が高められる。
【0042】尚、図9(a)〜(d)に示すようにバル
ブシート22の接合部円周に切り欠き溝又は段付き部2
2b,22c,22d,22eを形成すれば、接合中に
シリンダヘッド20のAl材がその切り欠き溝又は段付
き部22b,22c,22d,22eに入り込み、これ
によってバルブシート22は冶金的結合のみならず機械
的結合によってもその接合強度が高められる。
【0043】ところで、バルブシートのシリンダヘッド
への接合方法としては、バルブシートを直接シリンダヘ
ッドに溶融肉盛する方法が考えられている。
【0044】しかしながら、焼結合金製のバルブシート
をAl合金製のシリンダヘッドに直接肉盛することは、
FeとAlの融点や熱膨張率の差、硬くて脆い金属間化
合物の生成等の問題のために困難である。
【0045】従って、ここでは、溶融肉盛によってバル
ブシートを容易、且つ確実にシリンダヘッドに形成する
手法を図10(a)〜(e)に従って説明する。
【0046】先ず、図10(a)に示すように、溶融A
lメッキ等の表面処理によって表面に表面処理層27が
形成されたリング状のFe系材料28を抵抗溶接法等に
よりシリンダヘッド20に接合し、図10(b),
(c)に示すように、機械加工によってFe系材料28
をシリンダヘッド20に埋め込んで被肉盛部とする。そ
して、図10(d)に示すように被肉盛部であるFe系
材料28上に、Fe系材料22’を溶融肉盛りし、肉盛
りされたFe系材料22’を機械加工すれば、図10
(e)に示すように所望のバルブシート22が形成され
る。
【0047】尚、以上はバルブシートの吸気ポート側へ
の接合のみについて述べたが、排気ポート側への接合も
同様に行なうことができる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、溶浸処理によって空孔に金属を充填された後、表
面処理によってその表面に表面処理層が形成された焼結
材でバルブシートを構成し、該バルブシートのシリンダ
ヘッドとの接合部に突起部を形成したため、特に多バル
ブエンジン用シリンダヘッドの吸・排気ポート部周縁
に、バルブシートを、シリンダヘッドの割れ等を起こす
ことなく、接合することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブシート接合前の状態を示すシリンダヘッ
ドの吸気ポート部の断面図である。
【図2】バルブシート接合前の状態を示すシリンダヘッ
ドの吸気ポート部の断面図である。
【図3】(a),(b),(c)は焼結材に対する接合
前処理をその工程順に示す説明図である。
【図4】表面処理層の構成図である。
【図5】表面処理層の構成図である。
【図6】抵抗溶接の基本原理を説明するための図であ
る。
【図7】(a),(b),(c)は改良されたバルブシ
ートの断面形状を示す図である。
【図8】(a)〜(d)はバルブシートのシリンダヘッ
ドへの抵抗溶接による接合プロセスを示す説明図であ
る。
【図9】(a)〜(d)はバルブシートの断面形状を示
す部分斜視図である。
【図10】(a)〜(e)は溶融肉盛によってバルブシ
ートを形成する手順を示す説明図である。
【符号の説明】 1 焼結材 3 空孔 4 金属 9 表面処理層 20 シリンダヘッド 21 吸気ポート 22 バルブシート 22a 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲波 純一 静岡県磐田市新貝2500番地ヤマハ発動機株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶浸処理によって空孔に金属を充填され
    た後、表面処理によってその表面に表面処理層が形成さ
    れた焼結材で構成され、シリンダヘッドとの接合部に突
    起部を形成したことを特徴とするバルブシート。
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