JPH0658112A - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents

弁開閉時期制御装置

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Publication number
JPH0658112A
JPH0658112A JP20680692A JP20680692A JPH0658112A JP H0658112 A JPH0658112 A JP H0658112A JP 20680692 A JP20680692 A JP 20680692A JP 20680692 A JP20680692 A JP 20680692A JP H0658112 A JPH0658112 A JP H0658112A
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JP
Japan
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oil
piston
movable stopper
chamber
camshaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP20680692A
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English (en)
Inventor
Yasushi Miura
康 三浦
Kanetake Aoki
金剛 青木
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内燃機関の吸気系等の弁の開閉時期を3段階に
調整でき、しかも可動ストッパ4、ピストン10の停止
位置の精度を確保するのに有利な弁開閉時期制御装置を
提供すること。 【構成】油路24、22を経て第1油室11に作動油が
送給されると、ピストン10がK1方向に移動する。ま
た軸受部2の油路30、開口30a、タイミングプーリ
5の貫通孔40を経て第2油室12に作動油が送給され
ると、可動ストッパ4がK2方向に移動し、ストッパ突
部8mに当接可能である。可動ストッパ4の停止位置に
応じて、ピストン10の停止位置は3段階に規制され
る。開口30aの軸芯はカムシャフト3の軸芯と平行な
向きのため、カムシャフト3の回転による遠心力が作用
しても、開口30a付近に残留した作動油は第2油室1
2に流入しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弁開閉時期制御装置に関
する。この装置は、車両の内燃機関の動弁機構に適用で
きる。
【0002】
【従来の技術】従来より、弁開閉時期制御装置として、
特開平4−153510号公報に開示されている様に、
ピストンの移動に伴い、カムシャフトの位相を調整し、
内燃機関の吸気系や排気系の弁の開閉時期を調整するも
のが知られている。この装置は、図8に示す様に、軸孔
100と軸端面102とをもつ軸受部103と、軸受部
103の軸孔100に回転可能に保持され内燃機関の弁
を駆動するカムシャフト104と、内燃機関からの駆動
力で駆動されるタイミングプーリ105と、タイミング
プーリ105に嵌合された筒体106と、筒体106を
ボルト107で固定すると共に取付ボルト108でカム
シャフト104の先端部に連結されたキャップ110
と、ピストン収納室111に移動可能に嵌装されピスト
ン収納室111を第1油室112及び第2油室113に
仕切るピストン115と、ピストン収納室111に移動
可能にかつピストン115と直列に嵌装された可動スト
ッパ116と、ピストン115と可動ストッパ116と
の間に介装されたバネ117と、カムシャフト104に
形成され第1油室112に作動油を送給する第1油路1
21と、カムシャフト104に形成され第2油室113
に作動油を送給する第2油路122とを備えたものが知
られている。
【0003】タイミングプーリ105は、カムシャフト
104の外周面に被着されたボス部105aと、ボス部
105aから遠心方向に延設され軸受部103の軸端面
102に対面する対面壁部105bと、対面壁部105
bに連設されタイミングベルトが係合するプーリ部10
5cとからなる。ボス部105aには軸直角方向に貫通
する貫通孔130が形成され、貫通孔130は第2油路
122の開口122bに対面する。
【0004】ここで、ピストン115の外周部のヘリカ
ルスプライン115aは筒体106の内周部のヘリカル
スプライン106aと噛み合い、ピストン115の内周
部のヘリカルスプライン115bはタイミングプーリ1
05のヘリカルスプライン105eと噛み合う。そし
て、ピストン115の軸方向の移動に伴い、タイミング
プーリ105に対するカムシャフト104の位相が調整
され、内燃機関の弁の開閉時期が調整される様になって
いる。
【0005】このものでは、ピストン115の停止位置
が三段階であり、従ってカムシャフト104の位相を三
段階に調整でき、内燃機関の弁の開閉時期を三段階に調
整できる。即ち、第1段階では、第1油室112及び第
2油室113に作動油を送給しないので、バネ117の
付勢力でピストン115を矢印N2方向に付勢して第1
ストッパ面201に当接すると共に、可動ストッパ11
6を矢印N1方向に付勢して第2ストッパ面202に当
接し、これによりピストン115を第1ピストン位置に
設定する。
【0006】また第2段階では、第2油路122に作動
油を送給して可動ストッパ116を矢印N2方向に移動
させて第3ストッパ面203に当接させると共に、第1
油路121及び第1油室112に作動油を送給してピス
トン115を矢印N1方向に移動させて可動ストッパ1
16の端面116aに当接させ、これによりピストン1
15を第2ピストン位置に設定する。
【0007】また第3段階では、第2油室113をドレ
ンさせつつ第1油室112に作動油を送給し、可動スト
ッパ116を第2ストッパ面202に当接させると共
に、ピストン115を更に矢印N1方向に移動させて可
動ストッパ116の端面116aに当て、これによりピ
ストン115を第3ピストン位置に設定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、前述し
た様に、ピストン115の位置を3段階に設定できる利
点をもつ。しかし可動ストッパ116を利用する方式が
採用されているため、ピストン115を定位置に設定す
るためには、可動ストッパ116を一定位置に停止させ
たまま保持する必要がある。よって、可動ストッパ11
6の僅かのずれ、僅かの変位であっても、好ましいこと
ではない。
【0009】ところで、上記装置では、図8に示す様
に、第2油路122の端部122aはカムシャフト10
4の軸直角方向にのび、その開口122bはカムシャフ
ト104の外周面に形成されている。更に、タイミング
プーリ105の貫通孔130も、軸直角方向に貫通する
方式である。即ち上記装置では、第2油室113に作動
油を送給して可動ストッパ116を移動させるにあた
り、『軸直角方向−開口方式』が採用されている。
【0010】そのため、図8に示す様に、カムシャフト
104の回転に起因する遠心力で、開口122b付近の
作動油が第2油室113に不可避的に流入する。従っ
て、可動ストッパ116を第2ストッパ面202に密接
させる必要がある場合においても、実際の操業では、可
動ストッパ116は第2ストッパ面202から変位する
おそれが、少なからずある。この場合、ピストン115
の停止位置が所定の場所からずれ、そのぶん、内燃機関
の弁の開閉時期の設定精度の向上には限界がある。
【0011】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、可動ストッパを定位置に保持するのに有利な方
式を採用し、内燃機関の弁の開閉時期の設定精度の向上
に有利な弁開閉時期制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る弁開閉時期
制御装置は、軸方向にのびる軸孔と軸直角方向にのびる
軸端面とをもつ軸受部と、先端部が該軸受部の軸端面か
ら突出する様に該軸受部の該軸孔に回転可能に保持さ
れ、回転に伴い内燃機関の弁を駆動させるカムシャフト
と、カムシャフトの先端部の外周面に被着され、遠心方
向に延設され該軸受部の該軸端面に対面する対面壁部
と、対面壁部に連設され内燃機関の駆動に伴い回転され
るプーリ部とをもつタイミングプーリと、ピストン収納
室に該カムシャフトの軸方向の一方向及び他方向に移動
可能に嵌装され、嵌装に伴いピストン収納室を第1油室
と第2油室とに仕切り、カムシャフトの軸方向の一方向
への移動に伴いカムシャフト及びタイミングプーリを周
方向の一方向へ相対変位させ、カムシャフトの軸方向の
他方向への移動に伴い該カムシャフト及び該タイミング
プーリを周方向の他方向へ相対変位させるピストンと、
第2室に移動可能に嵌装され、移動に伴いピストンの停
止位置を規制する可動ストッパと、第1油室及び第2油
室の油圧を制御し、制御に伴いピストン収納室内でピス
トン及び可動ストッパを移動させる油圧制御部とで構成
され、油圧制御部は、軸受部に配設され、軸受部の軸端
面に形成された開口と軸受部を貫通して形成されカムシ
ャフトの軸方向にそう通路とをもつ可動ストッパ移動用
油路と、タイミングプーリの対面壁部を貫通してカムシ
ャフトの軸方向にそう向きに形成され、ピストン収納室
の第2油室に対面するとともに可動ストッパ移動用油路
の開口に対面する貫通孔と、可動ストッパ移動用油路を
給油系につなげて可動ストッパ移動用油路に作動油を送
給することにより、作動油を可動ストッパ移動用油路、
タイミングプーリの貫通孔を介して第2油室に送給する
第1制御位置と、可動ストッパ移動用油路とドレン系と
をつなげ、第2油室の作動油をタイミングプーリの貫通
孔及び可動ストッパ移動用油路を介してドレンする第2
制御位置とに切り替え可能な可動ストッパ移動用油圧制
御弁とを具備することを特徴とするものである。
【0013】
【作用】可動ストッパ移動用油圧制御弁が第1制御位置
に制御されると、給油系から作動油が可動ストッパ移動
用油路に送給され、更に送給された作動油は、タイミン
グプーリの貫通孔を介して第2油室に送給され、可動ス
トッパに油圧が作用し、可動ストッパが移動する。これ
によりピストンの停止位置を規制する。
【0014】また、油圧制御弁が第2制御位置に制御さ
れると、第2油室の作動油はタイミングプーリの貫通孔
及び可動ストッパ移動用油路を介してドレンされ、第2
油室の油圧は低下し、可動ストッパが他所に移動する。
これによりピストンの停止位置が規制される。
【0015】
【実施例】以下、本発明装置の実施例を図1〜図4を参
照して説明する。 (実施例の構成)本装置では、図1に示す様に、金属製
のシリンダヘッド1には、これと一体成形されたあるい
は別体の軸受部2が配設されている。軸受部2には、軸
方向にのびる軸孔2e、軸直角方向にのびる軸端面2
f、リング状のフランジ部2iが形成され、更に軸孔2
eと同軸的なリング溝2nが形成されている。ここで、
軸孔2eにはカムシャフト3が回転可能に保持されてい
る。カムシャフト3の先端部は軸端面2fから突出して
いる。カムシャフト3のつば部3mは軸受部2の軸端面
2fに当てがわれている。
【0016】カムシャフト3には、内燃機関の動弁機構
を構成する図略の吸気系、排気系の弁が装備されてお
り、カムシャフト3が回転すると内燃機関の弁が駆動
し、内燃機関の吸気、排気が行われる。カムシャフト3
の外側には金属製のタイミングプーリ5が同軸的に配置
されている。タイミングプーリと軸受部2とでリング状
のドレン室2sが形成されている。ここで、タイミング
プーリ5は、ボス部5aと、対面壁部5bと、リング部
5cと、第2スリーブ部5eと、立壁部5fと、第3ス
リーブ部5hと、プーリ部5iとをもつ。ボス部5a
は、カムシャフト3の先端部の外周面に被着されてい
る。ボス部5aの先端部の外周にはヘリカルスプライン
5kが形成されている。対面壁部5bは、ボス部5aに
遠心方向に延設されており、軸受部2の軸端面2fに対
面する。金属製のリング部5cの外周面5xは金属製の
軸受部2のリング溝2nの周面2xに密接嵌合してお
り、これにより『金属−金属』によるシール構造が確保
されている。しかもタイミングプーリ5が軸方向に微小
量変位したとしても、リング部5cの外周面5xとリン
グ溝2nの周面2xとの密接嵌合性は維持されるので、
シール性は良好に維持されたままとなる。
【0017】更に、プーリ部5iには図略のタイミング
ベルトの歯が係合されており、内燃機関の駆動に伴いタ
イミングベルトが作動すると、タイミングプーリ5が回
転する。タイミングプーリ5の第2スリーブ部5eと軸
受部2のフランジ部2iとの間には、リング状のオイル
シール2cが配置され、ドレン室2sをシールしてい
る。
【0018】カムシャフト3の軸端には取付ボルト7、
ノックピン7cによりダンパーケース8が固定されてい
る。ダンパーケース8の内周にはヘリカルスプライン8
aが形成されている。ダンパーケース8とタイミングプ
ーリ5とでリング状のピストン収納室9が形成されてい
る。ピストン収納室9にリング状のピストン10が嵌装
されている。ピストン収納室9は、ピストン10により
フロント側の第1油室11及びリヤ側の第2油室12に
仕切られている。
【0019】ピストン10は、タイミングプーリ5のボ
ス部5aに嵌合する筒部10eと、半径方向に突出する
径大部10fと、径大部10fの外周面に保持されたシ
ールリング10iとをもつ。ピストン10の内周にはヘ
リカルスプライン10cが形成されている。これはタイ
ミングプーリ5のヘリカルスプライン5kと噛み合う。
ピストン10の外周にはヘリカルスプライン10aが形
成されている。これはダンパーケース8のヘリカルスプ
ライン8aと噛み合う。
【0020】ここで、ピストン10がカムシャフト3の
軸方向の一方向としての矢印K1方向に移動すると、カ
ムシャフト3及びタイミングプーリ5は周方向の一方向
へ相対変位する。また、ピストン10が他方向としての
矢印K2方向に移動すると、カムシャフト3及びタイミ
ングプーリ5は周方向の他方向へ相対変位する。これに
よりカムシャフト3の位相が調整され、内燃機関の弁の
開閉時期が調整されるる。
【0021】更に第2油室12内にはリング状の可動ス
トッパ4が嵌装されている。可動ストッパ4は、タイミ
ングプーリ5のボス部5aにそって移動可能な筒部4a
と、筒部4aから遠心方向に連設されたリング状の立壁
部4bと、立壁部4bの外周面に配置されたシールリン
グ4cとをもつ。立壁部4bの半径は、可動ストッパ4
の受圧面積を大きくすべく、ピストン10の径大部10
fの半径よりも大きくされている。
【0022】第2油室12のうち、可動ストッパ4とピ
ストン10との間はバネ室12cとされ、バネ室12c
にはコイル状のバネ14が配置されている。バネ14は
可動ストッパ4を矢印K1方向に付勢し、ピストン10
を矢印K2方向に付勢している。ダンパーケース8とタ
イミングプーリ5との間には、リング状のカバー15が
配置されている。カバー15のラビリンス部とダンパー
ケース8のラビリンス部とはダンパー手段16を形成
し、ダンパーケース8とカバー15との間の室16aに
は粘性流5(シリコンオイル)が収納されて、粘性流体
はラビリンス部とラビリンス部との隙間にも送給されて
いる。なお、17はシールリング、18、19はオイル
シールである。
【0023】カムシャフト3の作動中には、内燃機関の
弁と係合するスプリングから変動トルクを受け、ヘリカ
ルスプライン8a、10a、ヘリカルスプライン5k、
10cのバックラッシュによる打音を発生させるおそれ
があるが、かかる変動トルクはダンパー手段16の緩衡
作用により緩和される。さて本実施例では、油圧制御部
20が設けられている。油圧制御部20は第1油室11
及び第2油室12への作動油の送給を制御し、ピストン
10及び可動ストッパ4を移動させるものである。以
下、油圧制御部20について説明する。
【0024】カムシャフト3にはこれの軸線方向にそう
向きに、ピストン10移動用の油路22が形成されてい
る。油路22の一端部22aは第1油室11に連通して
いる。油路22の他端部22bは軸直角方向にのびてお
り、軸受部2の油路24、油路25を介してピストン1
0移動用の油圧制御弁26のポートにつながっている。
カムシャフト3には、カムシャフト3の潤滑のために、
軸方向と平行な油路28、軸直角方向にのびる油路2
9、更にリング溝29aが形成されており、油路29の
先端部から作動油がカムシャフト3の外周面と軸受部2
の内周面との境界域に送給されることとなっている。
【0025】更に軸受部2には、可動ストッパ4移動用
の油路30、ドレン孔31がカムシャフト3の軸方向に
そって形成されている。可動ストッパ4移動用の油路3
0は、軸受部2の軸端面2fに形成された開口30a
と、軸受部2を貫通して形成された通路30bとをも
ち、油路33を介して可動ストッパ4移動用の油圧制御
弁34のポートにつながっている。ドレン孔31は、軸
受部2の軸端面2fに形成されドレン室2sに対面する
開口31aをもち、軸受部2を貫通しており、ドレン路
36を介してオイルパン37につながっている。
【0026】タイミングプーリ5の対面壁部5bには、
これを貫通する円形状の貫通孔40が複数個形成されて
いる。貫通孔40はカムシャフト3の軸方向と平行に形
成され、第2油室12に対面するとともに、油路30の
開口30a及びリング溝2nに対面する。タイミングプ
ーリ5の第2スリーブ部5eには、これを斜め方向に貫
通する円形状の第2貫通孔41が複数個形成され、第2
貫通孔41はバネ室12c及びドレン室2sに対面す
る。
【0027】油圧制御弁26及び油圧制御弁34は、給
油系としての給油路45を介してオイルポンプ46のポ
ートにつながっている。また油圧制御弁26及び油圧制
御弁34は、ドレン系としてのドレン路47、48を介
してオイルパン37につながっている。油圧制御弁2
6、34はともに内燃機関の回転数、負荷に応じてEC
U50により、後述の第1制御位置及び第2制御位置に
制御される。なお、60は閉鎖のためのボール栓であ
る。
【0028】本実施例では、内燃機関の駆動に伴いタイ
ミングプーリ5が回転されると、そのトルクはスプライ
ン5k、10c、スプライン10a、8aを経てダンパ
ーケース8に伝達され、更に取付ボルト7及びノックピ
ン7cを経てカムシャフト3に伝達され、カムシャフト
3に装備された弁が所定の開閉時期で開閉するものであ
る。
【0029】(実施例の作用) (i)最遅角位置 ピストン10の最遅角位置を図2に示す。この状態で
は、電子制御装置50からの信号により油圧制御弁26
が第2制御位置に切り替えられると、油路22、24、
25がドレン路48につながる。これにより第1油室1
1の作動油が油路22、油路24、油路25を介してオ
イルパン37にドレンされ、第1油室11の油圧が低下
する。また、電子制御装置50からの信号により油圧制
御弁34が第2制御位置に切り替えられると、油路3
0、33がドレン路47につながり、第2油室12の作
動油も貫通孔40、油路30、油路33、ドレン路47
を介してオイルパン37にドレンされ、第2油室12の
油圧が低下する。この結果、バネ14の付勢力でピスト
ン10は矢印K2方向に付勢されてストッパ面8eに当
接して停止するとともに、可動ストッパ4は矢印K1方
向に付勢されてストッパ面5rに当接して停止する。即
ち、ピストン10は最遅角位置で停止する。よってタイ
ミングプーリ5に対するカムシャフト3の位相は、所定
位置に設定され、内燃機関の弁の開閉時期は所定の時期
に設定される。 (ii)中間進角位置 ピストン10を進角して中間進角位置に停止する場合に
ついて図3を参照して説明する。この場合には、図3か
ら理解できる様に、電子制御装置50による信号により
油圧制御弁34が第1制御位置に制御され、給油路45
と油路33とはつながり、オイルポンプ46からの作動
油は給油路45、油路33、30、貫通孔40を介して
第2油室12に送給され、これにより可動ストッパ4は
矢印K2方向に移動し、ダンパーケース8のストッパ突
部8mに当接して停止する。また、電子制御装置50に
よる信号により油圧制御弁26が第1制御位置に制御さ
れ、給油路45と油路25とはつながり、オイルポンプ
46からの作動油は油路25、油路24、油路22を介
して第1油室11に送給され、これによりヘリカルスプ
ライン5k、10c、10a、8aを介してピストン1
0は矢印K1方向に移動し、ピストン10の筒部10e
の先端部は可動ストッパ4の筒部4aに当接し、ピスト
ン10は停止する。即ち、ピストン10はその中間進角
位置で停止する。これによりカムシャフト3の位相、弁
の開閉時期を調整される。
【0030】このとき前述した様に、可動ストッパ4の
立壁部4bの半径はピストン10の半径よりも大きくさ
れ、可動ストッパ4の受圧面積はピストン10の受圧面
積よりも大きい。従って、可動ストッパ4を矢印K2方
向に付勢する第2油室12の駆動力をFβとし、ピスト
ン10を矢印K1方向に付勢する第1油室11の駆動力
をFαとすると、FαよりもFβが大きい。よって、可
動ストッパ4はストッパ突部8mに当接したままの状態
に維持され、可動ストッパ4のずれ、変位は確実に防止
され、ひいてはピストン10のずれ、変位が防止され
る。 (iii)最進角位置 ピストン10を最進角位置に停止する場合について図4
を参照して説明する。この場合には、図4から理解でき
る様に、電子制御装置50により油圧制御弁34が第2
制御位置に制御され、油路30、33がドレン路47に
つながるので、第2油室12の作動油が貫通孔40、油
路30、油路33、ドレン路47を介してオイルパン3
7にドレンされ、この結果、第2油室12の油圧は低下
する。
【0031】このとき、電子制御装置50による信号に
より油圧制御弁26は第1制御位置に制御され、油路2
5と給油路45とはつながっており、オイルポンプ46
からの作動油は油路25、油路24、油路22を介して
第1油室11に送給されているので、ピストン10は可
動ストッパ4を押圧しつつ矢印K1方向に移動する。こ
れにより可動ストッパ4はストッパ面5rに当接して停
止するので、バネ14を弾性収縮させつつ、ピストン1
0の筒部10eも可動ストッパ4の筒部4aに当接し、
この結果、ピストン10は進角側の最進角位置で停止す
る。これによりカムシャフト3の位相は調整され、内燃
機関の弁の開閉時期が調整される。 (iv)ところで、ピストン10を元の位置に戻すには
油圧制御弁26、34を制御するものである。例えば、
図4に示す最進角位置から図2に示す最遅角位置に、ピ
ストン10を復帰させるには、電子制御装置50からの
信号により油圧制御弁26及び油圧制御弁34を第2制
御位置に制御し、第1油室1の作動油及び第2油室12
の作動油を共にドレンし、第1油室11及び第2油室1
2の油圧を共に低下すれば、バネ14の付勢力でピスト
ン10は矢印K2方向に付勢されてストッパ面8eに当
接して停止するとともに、可動ストッパ4は矢印K1方
向に付勢されてストッパ面5rに当接して停止し、これ
によりピストン10は最遅角位置で停止する。
【0032】(実施例の効果)以上説明した様に本実施
例では、可動ストッパ4移動用の油路30はカムシャフ
ト3の軸方向にそって軸受部2に形成されているととも
に、その開口30aは軸受部2の軸端面2fに形成され
ており、かつタイミングプーリ5の対面壁部5bを軸方
向に貫通する貫通孔40を利用して、第2油室12に作
動油を送給する構成である。そのため、油路30のうち
開口30a付近に作動油が残留する場合であっても、カ
ムシャフト3の回転よる遠心力に起因してその残留した
作動油が第2油室12へ流入するおそれを少なくし得
る。従って、可動ストッパ4を設定位置に保持するのに
有利である。即ち、可動ストッパ4の停止位置、ピスト
ン10の停止位置の精度を確保でき、これにより内燃機
関の弁の開閉時期の精度を確保できる。
【0033】ところで、タイミングプーリ5は高速回転
するものであり、一方、軸受2は固定されているもので
あり、この様に高速回転する回転部材と固定部材との境
界のシール性は容易ではない。この点本実施例では、図
1に示す様に、タイミングプーリ5のリング部5cの外
周面5xと軸受部2の軸端面2fのリング溝2nの周面
2xとは密接嵌合しており、タイミングプーリ5の保持
性及び同軸性は確保されている。しかもリング部5c
は、開口30a側の作動油がドレン室2sに漏れること
を防止する金属シール壁としても機能する。更にタイミ
ングプーリ5が軸方向に変位したとしても、リング部5
cの外周面5xとリング溝2nの周面2xとは、摩滅し
ない限り密接したままであるので、リング部5cによる
シール性は良好に維持される。更に又、リング部5cは
金属製で剛体のため、ゴム材料とは異なり、開口30a
側の高圧がリング部5cに作用しても、リング部5cは
実質的に弾性変形しないので、かかる意味でもシール性
は高く維持される。従って本実施例では、開口30a側
の高圧の作動油が低圧のドレン室2sに漏れることを極
力防止でき、これにより、可動ストッパ4を移動させる
ための第2油室12の所要の油圧を確保するのに有利で
ある。かかる意味でも、可動ストッパ4の停止位置の精
度を確保できる。
【0034】またリング部5cの外周側にはドレン室2
sが形成されているので、万一、開口30a側の高圧の
作動油がリング部5cの外周面5xと周面2xとの境界
域から漏れたとしても、その漏れた油はドレン室2sに
排出されてドレン路31を経て外部にドレンされるの
で、油漏れに起因する不具合を解消できる。更に本実施
例では、タイミングプーリ5の第2スリーブ部5eに第
2貫通孔41が斜め方向に形成されているので、カムシ
ャフト1の回転に起因する遠心力により、バネ室12c
に残留した作動油を第2貫通孔41を利用してドレン室
2sに確実に排出し得る。そのため、バネ室12cに配
置したバネ14の付勢力が、バネ室12c残留した作動
油で影響されることを回避でき、バネ14の所要の付勢
力が維持される。かかる意味でも、ピストン10の停止
位置及び可動ストッパ4の停止位置の精度を確保でき
る。
【0035】更に本実施例では、第2油室12に作動油
を送給する油路30、その開口30aを形成するにあた
り、軸受部2、更には軸受部2の軸端面2fを利用して
いるので、カムシャフト3の内部構造の複雑化を防止す
るのにも有利である。 (他の例)上記した実施例では、ピストン10は油圧制
御弁26で移動され、可動ストッパ4は油圧制御弁34
で移動される構成であるが、これに限らず、図5〜図7
に示す他の実施例の様に、ピストン10及び可動ストッ
パ4の双方を1個の油圧制御弁70で移動させる構成と
しても良い。
【0036】この油圧制御弁70は、ハウジング71
と、ハウジング71に嵌装された筒体72と、筒体72
に移動可能に嵌装され中央孔73iをもつスプール弁7
3と、スプール弁73に連結された可動コア74と、可
動コア74を吸引する電磁石を構成する電磁コイル75
及び鉄芯76と、可動コア74を付勢するバネ77とで
構成されている。
【0037】ここで、電磁コイル75に通電されこれが
励磁されると、可動コア74及びスプール弁73は矢印
K1方向に移動され、かつ、消磁されると、バネ77に
より可動コア74及びスプール弁73は矢印K2方向に
移動される。さてハウジング71には給油路82、油路
80、油路81、ドレン路83が形成されている。油路
80は軸受部2の油路30に連通し、油路81は軸受部
2の油路24に連通し、給油路82はオイルポンプのポ
ートにつながり、ドレン路83はオイルパンに連通して
いる。筒体72には通孔85〜87が形成されている。
通孔85は、油路80に連通するリング孔85aをも
つ。通孔86は、油路81に連通するリング孔86aを
もつ。通孔87は、給油路82に連通するリング孔87
aをもつ。スプール弁73には透孔73a、73b、リ
ング溝73cが形成されている。
【0038】さて、図5に示す様に、ピストン10を最
遅角位置に設定するには、スプール弁73を適宜移動さ
せ、油圧制御弁70のうち、スプール弁73のリング溝
73cを給油路82及び通孔85に対面させる。これに
より、オイルポンプからの作動油を給油路82、リング
溝73c、通孔85、油路80、軸受部3の油路30を
介して第2油室12に送給し、第2油室12の油圧を高
め、可動ストッパ4を矢印K2方向に移動させてストッ
パ突部8mに当接する。同時に、図5に示す様に、油圧
制御弁70のうち、通孔86と透孔73bとを対面さ
せ、第1油室11の作動油を油路22、24、81、通
孔86、透孔73b、中央孔73iを介してドレン路8
3にドレンし、これにより第1油室11の油圧を低下さ
せ、バネ14の付勢力でピストン10をストッパ面8e
に当接させる。
【0039】また、ピストン10を中間進角位置に設定
するには、スプール弁73を矢印K1方向に移動させ、
図6に示す様に、油圧制御弁70のうち、リング溝73
cを給油路82及び通孔85、86に対面させる。する
と、オイルポンプからの作動油は給油路82、リング溝
73cを介して、通孔86、油路81に送給されるとと
もに、通孔85、油路80にも送給される。従って、作
動油は第1油室11及び第2油室12の双方に送給さ
れ、これにより可動ストッパ4が矢印K2方向に移動す
るととも、ピストン10が矢印K1方向に移動し、この
結果、ピストン10の筒部10eが可動ストッパ4の筒
部4aに当接し、以てピストン10は中間進角位置に停
止する。
【0040】また、ピストン10を最進角位置に設定す
るには、図7に示す様に、スプール弁73を矢印K1方
向に移動させ、油圧制御弁70のうち、通孔85と透孔
73aとを対面させて、油路80とドレン路83とを連
通する。すると、第2油室12の作動油は油路80、通
孔85、透孔73a、中央孔73iを介してドレン路8
3にドレンされ、第2油室12の油圧は低下する。ま
た、この状態では、図7に示す様に、スプール弁73の
リング溝73cと通孔86とは対面し、オイルポンプか
らの作動油は給油路82、リング溝73c、通孔86を
介して油路81に送給され、これにより第1油室11の
油圧を高め、ピストン10を可動ストッパ4を押圧しつ
つ矢印K1方向に更に移動させる。
【0041】
【発明の効果】本発明装置によれば、可動ストッパ移動
用油路はカムシャフトの軸方向に形成され、かつその開
口は軸受部の軸端面に形成されており、更に、タイミン
グプーリのうち軸受部の軸端面に対面する対面壁部に
は、開口に対面する貫通孔が形成されており、そして、
開口、貫通孔を利用して、第2油室に作動油を送給する
構成である。
【0042】そのため、油路のうち開口付近に作動油が
残留する場合であっても、その残留した作動油が遠心力
で第2油室へ流入するおそれを少なくし得る。従って、
可動ストッパを設定位置に保持するのに有利である。従
って、ピストンを所定位置に保持するのに有利であり、
内燃機関の弁の開閉時期の精度を確保するのに有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の要部の断面図である。
【図2】ピストンが最遅角位置に設定されている状態を
油圧制御部とともに示す本装置の断面図である。
【図3】ピストンが中間進角位置に設定されている状態
を油圧制御部とともに示す本装置の断面図である。
【図4】ピストンが最進角位置に設定されている状態を
油圧制御部とともに示す本装置の断面図である。
【図5】他の実施例に係る装置を示し、ピストンが最遅
角位置に設定されている状態を油圧制御部とともに示す
本装置の断面図である。
【図6】他の実施例に係り、ピストンを中間進角位置に
設定するにあたり、油圧制御部の動作を説明する断面図
である。
【図7】他の実施例に係り、ピストンを最進角位置に設
定するにあたり、油圧制御部の動作を説明する断面図で
ある。
【図8】従来装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
図中、1はシリンダヘッド、2は軸受部、2eは軸孔、
2fは軸端面、3はカムシャフト、4は可動ストッパ、
5はタイミングプーリ、5bは対面壁部、9はピストン
収納室、10はピストン、11は第1油室、12は第2
油室、14はバネ、20は油圧制御部、26はピストン
移動用の油圧制御弁、34は可動ストッパ移動用の油圧
制御弁、30油路、30aは開口、40は貫通孔を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向にのびる軸孔と軸直角方向にのびる
    軸端面とをもつ軸受部と、 先端部が該軸受部の該軸端面から突出する様に該軸受部
    の該軸孔に回転可能に保持され、回転に伴い内燃機関の
    弁を駆動させるカムシャフトと、 該カムシャフトの先端部の外周面に被着され、遠心方向
    に延設され該軸受部の該軸端面に対面する対面壁部と、
    該対面壁部に連設され内燃機関の駆動に伴い回転される
    プーリ部とをもつタイミングプーリと、 ピストン収納室に該カムシャフトの軸方向の一方向及び
    他方向に移動可能に嵌装され、嵌装に伴い該ピストン収
    納室を第1油室と第2油室とに仕切り、該カムシャフト
    の軸方向の一方向への移動に伴い該カムシャフト及び該
    タイミングプーリを周方向の一方向へ相対変位させ、該
    カムシャフトの軸方向の他方向への移動に伴い該カムシ
    ャフト及び該タイミングプーリを周方向の他方向へ相対
    変位させるピストンと、 該第2室に移動可能に嵌装され、移動に伴い該ピストン
    の停止位置を規制する可動ストッパと、 該1油室及び該第2油室の油圧を制御し、制御に伴い該
    ピストン収納室内でピストン及び可動ストッパを移動さ
    せる油圧制御部とで構成され、 該油圧制御部は、 該軸受部に配設され、該軸受部の軸端面に形成された開
    口と該軸受部を貫通して形成され該カムシャフトの軸方
    向にそう通路とをもつ可動ストッパ移動用油路と、 該タイミングプーリの該対面壁部を貫通して該カムシャ
    フトの軸方向にそう向きに形成され、該ピストン収納室
    の該第2油室に対面するとともに該可動ストッパ移動用
    油路の該開口に対面する貫通孔と、 該可動ストッパ移動用油路を給油系につなげて該可動ス
    トッパ移動用油路に作動油を送給することにより、作動
    油を可動ストッパ移動用油路、該タイミングプーリの該
    貫通孔を介して該第2油室に送給する第1制御位置と、
    該可動ストッパ移動用油路とドレン系とをつなげ、該2
    油室の作動油を該タイミングプーリの貫通孔及び該可動
    ストッパ移動用油路を介してドレンする第2制御位置と
    に切り替え可能な可動ストッパ移動用油圧制御弁とを具
    備することを特徴とする弁開閉時期制御装置。
JP20680692A 1992-08-03 1992-08-03 弁開閉時期制御装置 Pending JPH0658112A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07139319A (ja) * 1993-11-16 1995-05-30 Nippondenso Co Ltd バルブタイミング調整装置
WO1997039224A1 (de) * 1996-04-12 1997-10-23 INA Wälzlager Schaeffler oHG Vorrichtung zum verändern der öffnungs- und schliesszeiten von gaswechselventilen einer brennkraftmaschine
DE19853670C5 (de) * 1998-11-20 2019-01-10 Hilite Germany Gmbh Einrichtung zur Nockenwellenverstellung

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WO1997039224A1 (de) * 1996-04-12 1997-10-23 INA Wälzlager Schaeffler oHG Vorrichtung zum verändern der öffnungs- und schliesszeiten von gaswechselventilen einer brennkraftmaschine
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