JPH0657801U - 樹脂製容器の封緘装置 - Google Patents

樹脂製容器の封緘装置

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JPH0657801U
JPH0657801U JP402093U JP402093U JPH0657801U JP H0657801 U JPH0657801 U JP H0657801U JP 402093 U JP402093 U JP 402093U JP 402093 U JP402093 U JP 402093U JP H0657801 U JPH0657801 U JP H0657801U
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隆 桂川
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鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の端部材を排出ダクト内に向けて確実に
吹飛ばす。 【構成】 マニホールドブロック21の各噴出口21C
を端部材1A′の近傍に位置させて圧縮空気を該端部材
1A′に直接的に吹付けるようにすると共に、カッター
12の上面側には、圧縮空気によって吹飛ばされた端部
材1A′を排出ダクト15に向けて案内する各ガイド板
22を設ける構成となっている。従って、チューブ1の
端部材1A′は、マニホールドブロック21の各噴出口
21Cから噴出する勢いそのままの圧縮空気によって排
出ダクトに向けて吹飛ばされ、このときに、各ガイド板
22によって排出ダクト15の開口部15Aに向けて案
内されてダストボックス内に排出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば洗顔クリーム等のクリーム状物が充填されたポリエチレン等 からなる樹脂製容器の開口部を封緘するのに用いて好適な樹脂製容器の封緘装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4ないし図11に従来技術による樹脂製容器の封緘装置をクリーム状物を樹 脂製チューブへ充填する充填ラインに用いた場合を例に挙げて説明する。
【0003】 図において、1はポリエチレン等の樹脂材料によってアルミ箔Lを挟み込んだ アルミ箔積層材料から筒状に形成され、その一端側が図示しない口部となり、他 端側が開口端1Aとなった容器としてのチューブを示し、該チューブ1の口部に は、該口部を封止するキャップ1Bが取付けられている。また、該チューブ1は 、図5に示す如く、後述の充填ライン2によってその開口端1Aから内部に洗顔 クリーム等のクリーム状物Mが充填された後に、該開口端1A側が圧着部1Cに よって封緘されるようになっている。
【0004】 次に、図6において、2はチューブ1内にクリーム状物Mを充填する充填ライ ン、3は該充填ライン2のベースとなる架台を示し、該架台3上には、前記充填 ライン2を構成する後述の投入装置4、搬送装置5、充填装置6、昇降装置7, 封緘装置8等が配設されている。
【0005】 4は架台3上に配設された投入装置を示し、該投入装置4は、その両側に設け られたシュート板4A,4A上にチューブ1を横転状態で供給すると、このチュ ーブ1を後述する搬送装置5の各カップホルダ5B内に開口端1Aを上にした状 態で連続的に投入するものである。
【0006】 5は架台3の中央部に配設された搬送装置を示し、該搬送装置5の外周側には 、複数個のホルダポケット5A,5A,…が穿設され、該各ホルダポケット5A 内には、図7に示す如く、有底円筒状のカップホルダ5B,5B,…が挿嵌され ている。そして、該搬送装置5は、投入装置4によって各カップホルダ5B内に チューブ1が投入されると、該各カップホルダ5Bを間欠的に移動して各チュー ブ1を反時計方向に順次搬送するようになっている。
【0007】 6は搬送装置5の途中に配設された充填装置を示し、該充填装置6は、搬送装 置5によって搬送されてきたチューブ1が充填位置で停止すると、充填ノズル( 図示せず)からクリーム状物Mを吐出して、該チューブ1内にクリーム状物Mを 所定量充填するものである。
【0008】 7は搬送装置5の途中であって、後述する封緘装置8の把持ステーションAの 下側に設けられた昇降装置を示し、該昇降装置7の下端側は、カム機構(図示せ ず)に接続されており、該カム機構によって上,下動するようになっている。そ して、該昇降装置7は、搬送装置5によって搬送されてきたチューブ1が昇降位 置に配置されると、カム機構によってチューブ1を収容したカップホルダ5Bを ホルダポケット5Aから抜取って上昇させるものである。
【0009】 8は搬送装置5の途中であって、充填装置6の下流側に配設された封緘装置、 9は該封緘装置8の外周側に位置して周方向に所定間隔をもって隔設され、後述 の切除機構10と共に該封緘装置8の一部をなす複数個の把持手段としての把持 機構(1個のみ図示)を示し、該各把持機構9は、回転フレーム(図示せず)の 外周側に設けられ、該回転フレームの径方向にそれぞれ移動可能となった一対の バイス9A,9Aと、該各バイス9Aの下端側に対向するように位置し、互いに 下側に向けて順次離間する略ハ字状に配設されたスカート9B,9Bと、前記各 バイス9Aを矢示Y方向または矢示Z方向に移動して該各バイス9Aを接近また は離間させるカム機構(図示せず)とから大略構成され、前記各スカート9Bは 、チューブ1が昇降装置7によって上昇されたときに、該チューブ1の開口端1 A側を径方向から押潰して各バイス9A間に案内するものである。
【0010】 そして、前記各把持機構9は、把持ステーションAで昇降装置7によってチュ ーブ1が上方に移動されると、図7中に二点鎖線で示すように、該チューブ1の 開口端1A側を各スカート9Bで案内しつつ各バイス9A間に配置させ、この状 態で該各バイス9Aをカム機構によって矢示Y方向に移動して接近させることに より、該チューブ1の開口端1A側を把持し、一方、排出ステーションFでは、 前記カム機構によって各バイス9Aを矢示Z方向に移動して離間させることによ り、その把持を解除してチューブ1を排出するようになっている。
【0011】 また、封緘装置8の切除ステーションEには、図8に示すようにチューブ1の 開口端1A側が加熱ステーションBで加熱されて溶融し、内部のアルミ箔Lが露 出してしまうため、図9に示す如く、この開口端1A側を切除する切除機構10 が設けられている。
【0012】 10は封緘装置8の切除ステーションEに設けられた切除手段としての切除機 構を示し、該切除機構10は、後述のカッター11,12,マニホールドブロッ ク13,整流板14,排出ダクト15から構成されている。
【0013】 11,12は把持装置8の切除ステーションEに位置して径方向に対向するよ うに配設され、把持機構9の各バイス9Aと同様に矢示Y,Z方向に移動可能と なった一対のカッターを示し、該各カッター11,12はそれぞれ方形板状に形 成され、その対向する先端側が刃部11A,12Aとなり、基端側が図示しない 駆動部に接続されている。そして、該各カッター11,12は、前記駆動部によ って矢示Y方向に押動されることにより、刃部11A,12Aでチューブ1の開 口端1A側を切除するようになっている。
【0014】 13は一側(内周側)に位置するカッター11の上面基端側に配設された空気 噴出部としてのマニホールドブロックを示し、該マニホールドブロック13は、 図10にも示す如く、カッター11の幅方向(図10中上,下方向)に伸長する 角柱状に形成され、その内部には、長手方向に伸長して形成された連通路13A と、基端側が該連通路13Aに連通し、先端側が前記カッター11の先端側に向 けて開口するように長手方向に列設された4本の噴出路13B,13B,…と、 該マニホールドブロック13の上面側から前記連通路13Aに連通するように上 ,下方向に穿設された供給路13Cとが形成され、該供給路13Cは、空気配管 13Dを介して圧気源(図示せず)に接続されている。
【0015】 また、14は前記マニホールドブロック13の一部をなし、カッター11の上 面側を覆うように設けられた整流板を示し、該整流板14は、基端側が各噴出路 13Bの上側に位置するようにマニホールドブロック13に固着され、先端側は 前記カッター11の先端側に向けて伸長した後に下向きに屈曲して遮蔽部14A を形成している。そして、該整流板14は、前記各噴出路13Bから噴出された 圧縮空気を遮蔽部14Aで受けることによって整流化し、この整流化した圧縮空 気を該遮蔽部14Aとカッター11との間から後述の端部材1A′に向けて噴出 するものである。
【0016】 15は他側(外周側)に位置するカッター12の基端側に設けられた排出ダク トを示し、該排出ダクト15は、一端側がカッター12の基端側に取付けられて 一側に向けて開口する開口部15Aとなり、他端側が図示しないダストボックス に開口している。そして、該排出ダクト15は、マニホールドブロック13から の圧縮空気によって吹飛ばされた端部材1A′を開口部15A内に受入れること により、この端部材1A′をダストボックス内に排出するようになっている。
【0017】 切除ステーションEに設けられた切除機構10は上述の如きもので、図9に示 す如く、開口端1A側が圧着部1Cによって封緘されたチューブ1が把持機構9 によって把持された状態で切除ステーションEに搬送されてくると、該切除機構 10は、図11に示すように、各カッター11,12によってアルミ箔Lが露出 した開口端1A側を切除する。次に、圧気源からの圧縮空気をマニホールドブロ ック13に供給して各噴出路13Bから噴出し、この圧縮空気を整流板14で整 流化しつつ切除された端部材1A′に向けて噴出して該端部材を排出ダクト15 側に吹飛ばす。これにより、端部材1A′は排出ダクト15内を介してダストボ ックス内に排出される。
【0018】 このように構成された封緘装置8は、充填装置6でクリーム状物Mが充填され たチューブ1が昇降装置7によって上方に押動されてくると、まず、把持ステー ションAでこのチューブ1の開口端1A側を把持して、該チューブ1をカップホ ルダ5Bから抜取り、この状態で把持機構9を矢示R方向に回転させる。これに より、チューブ1の開口端1A側は、加熱ステーションBでヒータ(図示せず) 等の加熱手段によって加熱されて溶融し、圧着手段としての圧着ステーションC でこの溶融状態のまま圧着される。そして、この開口端1A側が圧着部1Cによ って封緘されたチューブ1は、開口端1A側が冷却ステーションDでエアブロー 等の冷却手段によって固化された後、切除ステーションEでアルミ箔Lが露出し た開口端1A側が切除されて外観が整えられ、排出ステーションFで把持機構9 による把持状態が解除されて後述のコンベア16上に排出される。
【0019】 ここで、16は封緘装置8の排出ステーションFの下方に配設されたコンベア を示し、該コンベア16は、その内部にクリーム状物Mが充填され、開口端1A 側が圧着部1Cによって封緘されたチューブ1を梱包工程等の後工程に向けて順 次搬送するものである。
【0020】 従来技術による充填ライン2は上述の如き構成を有するもので、投入装置4の 各シュート板4A上に人手によって、他端側が開口したチューブ1が供給される と、該チューブ1は、投入装置4によってその開口端1Aが上方に位置するよう に搬送装置5のカップホルダ5Bに投入され、該搬送装置5により充填装置6の 充填位置まで搬送される。これによって、チューブ1の内部には、充填装置6の 充填ノズルを介してクリーム状物Mが所定量充填される。そして、内部にクリー ム状物Mが充填されたチューブ1は、再度搬送装置5によって封緘装置8の把持 ステーションAによる把持位置まで搬送されると、昇降装置7によって上方に移 動されつつ、その開口端1A側が該封緘装置8の各把持機構9によって把持され てカップホルダ5Bから抜取られる。ここで、該チューブ1は、その開口端1A 側が該封緘装置8によって封緘された後に、コンベア16上に排出され、該コン ベア16によって梱包工程等の後工程に向けて搬送される。
【0021】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術によるものでは、アルミ箔Lが露出したチューブ 1の開口端1A側を切除機構10の各カッター11,12によって切除し、この 切除された端部材1A′をマニホールドブロック13の各噴出路13Bから噴出 される圧縮空気によって排出ダクト15に向けて吹飛ばすことにより、該排出ダ クト15からダストボックス内に排出するようにしている。
【0022】 しかし、上記のマニホールドブロック13では、各噴出路13Bから噴出する 圧縮空気を整流板14の遮蔽部14Aに当てて整流化した状態で端部材1A′に 吹付けるようにしているから、各噴出路13Bから噴出したときの圧縮空気の勢 いが弱まってしまい、該端部材1A′を確実に排出ダクト15に向けて吹飛ばす ことができず、該端部材1A′が周辺に飛散してしまったり、カッター12上に 残ってしまうばかりか、周辺に飛散した端部材1A′が搬送装置5や封緘装置8 の作動部等に挟み込まれると、該搬送装置5や封緘装置8等に作動不良や損傷を 生じて生産性を大幅に低下させてしまうという問題がある。
【0023】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、容器の端部材を勢い よく吹飛ばすと共に端部材を排出ダクトに向けて案内して、端部材を確実に排出 ダクト内に排出できるようにした樹脂製容器の封緘装置を提供することを目的と する。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本考案が採用する構成の特徴は、空気噴出部は 、その噴出口を端部材の近傍に位置させて圧縮空気を該端部材に直接的に吹付け るようにし、各カッターのうち他側に位置するカッターの上面側には、該空気噴 出部によって吹飛ばされた端部材を排出ダクトの開口部に向けて案内するガイド 部を設けたことにある。
【0025】
【作用】
上記構成により、切除手段の各カッターによって切除された容器の端部材は、 近傍に設けられた空気噴出部の噴出口から勢いよく噴出する圧縮空気によって排 出ダクトに向けて吹飛ばされ、このときに端部材は、他側に位置するカッターの 上面側に設けられたガイド部によって排出ダクトまで案内されるから、周辺に飛 散することなく該排出ダクト内に排出される。
【0026】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。なお、実施例で は前述した図4ないし図11に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付 し、その説明を省略するものとする。
【0027】 図において、21は本実施例によるマニホールドブロックを示し、該マニホー ルドブロック21は、図2にも示す如く、従来技術で述べたマニホールドブロッ ク13よりもカッター11の先端側まで伸長し、下端側は、後述の各噴出口21 Cが開口する開口端面21Aとなっている。また、該マニホールドブロック21 の内部には、カッター11の幅方向(図2中の上,下方向)に伸長して形成され た連通路21Bと、基端側が該連通路21Bに連通し、先端側が端部材1A′に 向けて下向きに屈曲して前記開口端面21Aに開口する噴出口21Cとなり、幅 方向に3本列設された噴出路21D,21D,…と、該マニホールドブロック2 1の上面側から前記連通路21Bに連通するように上,下方向に穿設された供給 路21Eとが形成され、該供給路21Eは、空気配管21Fを介して圧気源(図 示せず)に接続されている。
【0028】 そして、該マニホールドブロック21は、図3に示す如く、圧気源から空気配 管21F,供給路21Eを介して連通路21B内に供給された圧縮空気を各噴出 路21Dを介してその噴出口21Cから端部材1A′に向けて直接的に噴出し、 該端部材1A′を排出ダクト15の開口部15Aに向けて吹飛ばすようになって いる。
【0029】 22,22は他側に位置するカッター12の幅方向の両端側に位置して刃部1 2Aから排出ダクト15まで伸長するように配設された平板状のガイド部として のガイド板を示し、該各ガイド板22は、下端側が止めねじ(図示せず)等によ ってカッター12の幅方向両端面に固着され、上端側がカッター12の上端面よ りも上方に突出している。これにより、該各ガイド板22は、マニホールドブロ ック21から噴出された圧縮空気によって吹飛ばされた端部材1A′が周辺に飛 散することなく排出ダクト15の開口部15A内に入るように案内している。
【0030】 本実施例による充填ライン2は上述の如き構成を有するもので、その基本的動 作については従来技術によるものと格別差異はない。
【0031】 然るに本実施例では、マニホールドブロック21の各噴出口21Cを端部材1 A′の近傍に位置させて圧縮空気を該端部材1A′に直接的に吹付けるようにす ると共に、カッター12の上面側には、圧縮空気によって吹飛ばされた端部材1 A′を排出ダクト15に向けて案内する各ガイド板22を設ける構成となってい る。従って、マニホールドブロック21の各噴出口21Cから噴出する圧縮空気 の勢いそのままに端部材1A′を排出ダクトに向けて吹飛ばすことができると共 に、吹飛ばされた端部材1A′を各ガイド板22によって排出ダクト15の開口 部15Aに向けて案内し、該端部材1A′を確実に該排出ダクト15を介してダ ストボックス内に排出することができる。
【0032】 また、マニホールドブロック21の各噴出路21Dの本数を従来技術のマニホ ールドブロック13の各噴出路13Bよりも少なくしたから、各噴出路21Dの 噴出口21Cから噴出する圧縮空気の勢いを強めることができ、より確実に端部 材1A′を吹飛ばすことができる。
【0033】 かくして、本実施例によれば、チューブ1の端部材1A′をカッター12上に 残すことなく圧縮空気によって確実に吹飛ばすことができる上に、吹飛ばした端 部材1A′を周辺に飛散させることなく排出ダクト15内に排出することができ るから、端部材1A′の挟み込みによる生産機械の作動不良や損傷の発生を確実 に防止することができ、生産性を大幅に向上することができる。
【0034】 なお、前記実施例では、マニホールドブロック21には圧縮空気の噴出力を強 めるべく、従来技術のマニホールドブロック13に形成された4本の噴出路13 Bよりも少ない3本の噴出路21Dを形成するものとして述べたが、圧気源から の圧縮空気の圧力,流量等によって噴出路21Dを従来技術と同様に4本として もよく、2本以下または5本以上としてもよい。
【0035】 また、前記実施例では、樹脂製の容器としてポリエチレン等の樹脂材料によっ てアルミ箔Lを挟み込んだアルミ箔積層材料から形成されたチューブ1を用い、 内部に洗顔クリーム等のクリーム状物Mを充填した場合を例に挙げて説明したが 、本考案はこれに限らず、例えばアルミ箔Lが挟み込まれていないポリエチレン のみの樹脂材料やポリプロピレン等の樹脂材料からなるチューブ1に適用しても よく、また、チューブ1内にクリーム状物Mとして練り芥子等の食料品等を充填 するようにしてもよい。
【0036】
【考案の効果】
以上詳述した通り、本考案によれば、空気噴出部の噴出口を端部材の近傍に位 置させ、該噴出口からの圧縮空気を端部材に直接的に吹付けるようにすると共に 、各カッターのうち他側に位置するカッターの上面側には、空気噴出部によって 吹飛ばされた端部材を排出ダクトの開口部に向けて案内するガイド部を設ける構 成としているから、切除手段の各カッターによって切除された容器の端部材を、 空気噴出部の噴出口から勢いよく噴出する圧縮空気によって排出ダクトに向けて 確実に吹飛ばすことができる上に、このときの端部材を他側に位置するカッター の上面側に設けられたガイド部によって排出ダクトまで案内することができ、端 部材が周辺へ飛散することによる噛み込み事故を防止して、生産機械の稼動効率 を高めて生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による切除機構を示す側面図で
ある。
【図2】図1中に示す切除機構の平面図である。
【図3】図1中の切除機構でチューブの開口端側を切除
した状態を示す図1と同様位置の側面図である。
【図4】従来技術による封緘前のチューブを示す斜視図
である。
【図5】図4中のチューブの開口端側を封緘した状態を
示す斜視図である。
【図6】従来技術による充填ラインを示す平面図であ
る。
【図7】従来技術による封緘装置の把持機構等を拡大し
て示す側面図である。
【図8】図4中のチューブの開口端側が溶融した状態を
示す図5と同様位置の外観斜視図である。
【図9】従来技術による把持機構,切除機構等を拡大し
て示す側面図である。
【図10】図9中に示す切除機構の平面図である。
【図11】図9中の切除機構でチューブの開口端側を切
除した状態を示す図9と同様位置の側面図である。
【符号の説明】
1 チューブ(容器) 1A 開口端 1A′ 端部材 1C 圧着部 8 封緘装置 9 把持機構(把持手段) B 加熱ステーション C 圧着ステーション(圧着手段) 10 切除機構(切除手段) 11,12 カッター 15 排出ダクト 21 マニホールドブロック(空気噴出部) 21C 噴出口 22 ガイド板(ガイド部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に内容物が充填された樹脂製容器の
    開口端側を一側,他側から挟んで把持する把持手段と、
    該把持手段で容器の開口端側を把持した状態で、該容器
    の開口端側を溶融して圧着する圧着手段と、該圧着手段
    によって圧着された容器の開口側端部を切除する切除手
    段とを備え、該切除手段は、前記容器の開口側端部を一
    側,他側から挟むように切断する一対のカッターと、該
    各カッターのうち一側に位置するカッターの上側に設け
    られ、噴出口から切断された端部材に向けて圧縮空気を
    吹付けて該端部材を他側に吹飛ばす空気噴出部と、前記
    各カッターのうち他側に位置するカッターの他端側に位
    置して一側に向けて開口し、該空気噴出部によって吹飛
    ばされた端部材を受入れて排出する排出ダクトとからな
    る樹脂製容器の封緘装置において、前記空気噴出部は、
    その噴出口を端部材の近傍に位置させて圧縮空気を該端
    部材に直接的に吹付けるようにし、前記各カッターのう
    ち他側に位置するカッターの上面側には、該空気噴出部
    によって吹飛ばされた端部材を排出ダクトの開口部に向
    けて案内するガイド部を設けたことを特徴とする樹脂製
    容器の封緘装置。
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