JPH065776U - ストロ―ク調整装置付きx型溶接ガン - Google Patents

ストロ―ク調整装置付きx型溶接ガン

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JPH065776U
JPH065776U JP4898692U JP4898692U JPH065776U JP H065776 U JPH065776 U JP H065776U JP 4898692 U JP4898692 U JP 4898692U JP 4898692 U JP4898692 U JP 4898692U JP H065776 U JPH065776 U JP H065776U
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stroke
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stopper
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滋 梅田
真人 春名
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小原株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下ア―ムの開放ストロ―クをより大きくす
るためには、シリンダストロ―クの大きい加圧シリンダ
を使用しようとする場合にも、前記上下のア―ムを変更
する必要がない有効なストロ―ク調整装置付きX型溶接
ガンを提供しようとするものである。 【構成】 各先端に電極2,4が取付けられた上下のア
―ム1,3をクレ―デル5に設けられた軸6に枢支した
X型溶接ガンにおいて、下部ア―ムの後端にスペ―サ―
7を介して加圧シリンダ8が取付けられ、該シリンダの
ピストンロッド13の先端が上部ア―ム側に連結され、
前記スペ―サ―の大きさをシリンダストロ―クの大きさ
に比例させたストロ―ク調整装置付きX型溶接ガン。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上下のア―ムの開放ストロ―クをそれぞれ調整するための長さが調 節可能なストッパ―ボルトと該ストッパ―ボルトが当接するストッパ―プレ―ト を有するストロ―ク調整装置付きX型溶接ガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5および図6に示すようなストロ―ク調整装置付きX型溶接ガンがあ る。即ち,先端に電極31を取付けた上部ア―ム32と、先端に電極33を取付 けた下部ア―ム34とが、ロボット側(図示せず)に取付けられるクレ―デル3 5の先端に設けた軸36に枢支され、前記各ア―ム32,34にはそれぞれ長さ が調節可能なストッパ―ボルト37,38が配置されている。また、前記クレ― デル35には前記ストッパ―ボルト37,38に対向した位置にストッパ―プレ ―ト39,40を形成する突片41が一体的に設けられている。そして、42は 下部ア―ム34の後端に固着された加圧シリンダであり、該シリンダのピストン ロッド43は上部ア―ム32の中間部にリンク44を介して接続されている。
【0003】 そして、両ア―ム32,34が閉じた状態で溶接作業を行った後、該ア―ムを 開放状態にするには、先ず、加圧シリンダ42のピストンロッド43を後退させ ることによって、上部ア―ム32がリンク44によって引っ張られ上方に開き、 ストッパ―ボルト37がストッパ―プレ―ト39に当接する。該ストッパ―ボル ト37のストッパ―プレ―ト39への当接によって上部ア―ム32の開放移動は 停止される。さらにピストンロッド43を後退させることによって、下部ア―ム 34が下方に開き、ストッパ―ボルト38がストッパ―プレ―ト40に当接する 。該ストッパ―ボルト38のストッパ―プレ―ト40への当接によって下部ア― ム34の開放移動は停止される。
【0004】 該溶接ガンにおいて、上下ア―ム32,34の開放ストロ―クをより大きくす るためには、図6に示すようなシリンダストロ―クの大きい加圧シリンダ42が 必要となる場合がある。そして、その場合には該シリンダのストロ―クが長くな った分ピルトンロッド43も長くなるのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のように上下ア―ム32,34の開放ストロ―クをより大きく するため、シリンダを代えてピルトンロッド43をL1からL2まで拡大すると、 これに見合ってア―ムの片側もしくは両側共にその大きさを変更することが要求 された。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、上下ア―ムの開放ストロ―クをより大きくするため には、シリンダストロ―クの大きい加圧シリンダを使用しようとする場合にも、 前記上下のア―ムを変更する必要がない有効なストロ―ク調整装置付きX型溶接 ガンを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるストロ―ク調整装置付きX型溶接 ガンは、下部ア―ムの後端にスペ―サ―を介して加圧シリンダを取付け、該シリ ンダのピストンロッドの先端を上部ア―ム側に連結し、前記スペ―サ―の大きさ をシリンダストロ―クの大きさに比例させたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
上記のように構成されたストロ―ク調整装置付きX型溶接ガンであるので、上 下ア―ムの開放ストロ―クをより大きくするために、シリンダストロ―クの大き い加圧シリンダを使用しようとする場合には、前記上下ア―ムはそのまま使用し 、下部ア―ムの後端と加圧シリンダとの間のスペ―サ―をより大きなものと変換 して、下部ア―ムと加圧シリンダとを接続すればよい。
【0009】
【実施例】
図1ないし図3を参照してこの考案の一実施例について説明をする。 図において、1は先端に電極2を取付けた上部ア―ムであり、3は先端に電極 4を取付けた下部ア―ムである。そして、該上下のア―ム1,3はロボット側( 図示せず)に取付けられるクレ―デル5の先端に設けた軸6に枢支されていて、 全体としてX型溶接ガンを構成している。
【0010】 前記下部ア―ム3の後端にはスペ―サ―7を介して加圧シリンダ8が固着され ていると共に中間部にストッパ―ボルト9が挿通されるボルト孔を有するストッ パ―ボルト保持部材10が設けられている。また、前記上部ア―ム1にはリンク 11の取付け部材12が設けられ該リンク11は前記加圧シリンダ8に設けたピ ストンロッド13に連結されている。また該上部ア―ム1には曲面からなるスト ッパ―プレ―ト14を保持するストッパ―プレ―ト保持部材15が設けられてい る。
【0011】 また、前記クレ―デル5には前記ストッパ―ボルト9の先端に対向する位置に 曲面からなるストッパ―プレ―ト16を保持するストッパ―保持部材17が設け られていると共に該保持部材17には前記ストッパ―プレ―ト14に指向するス トッパ―ボルト18が挿通されるボルト孔が形成されている。
【0012】 以上のような構成からなるストロ―ク調整装置付きX型溶接ガンであるので、 両ア―ム1,3が閉じた状態で溶接作業を行った後、ア―ム1,3を開放状態に するには、先ず、加圧シリンダ8のピストンロッド13を後退させることによっ て、上部ア―ム1がリンク11によって引っ張られ上方に開き、ストッパ―プレ ―ト14がストッパ―ボルト18に当接する。該ストッパ―プレ―ト14のスト ッパ―ボルト18への当接によって上部ア―ム1の開放移動は停止される。さら にピストンロッド13を後退させることによって、下部ア―ム3が下方に開き、 ストッパ―ボルト9がストッパ―プレ―ト16に当接する。該ストッパ―ボルト 9のストッパ―プレ―ト16への当接によって下部ア―ム3の開放移動は停止さ れる。そして、ストッパ―ボルト18のストッパ―プレ―ト14への当接方向お よびストッパ―ボルト9のストッパ―プレ―ト16への当接方向はそれぞれ直角 となっている。
【0013】 前記上下ア―ム1,3のそれぞれの開放ストロ―クを調整する場合には、例え ば上部ア―ム1の開放ストロ―クを少なく、下部ア―ム3の開放ストロ―クを大 きくするには、ストッパ―ボルト18の突出長さを長く、ストッパ―ボルト9の 突出長さを短くするとよい。このようにすることによってストッパ―ボルト18 とストッパ―プレ―ト14の当接位置およびストッパ―ボルト9とストッパ―プ レ―ト16の当接位置がそれぞれ変更されると共に相対的な傾斜方向も変更され るので、各ストッパ―ボルト18,9に対するストッパ―プレ―ト14,16の 面を、前記ストッパ―ボルト18,9が当接する位置において常時ストッパ―ボ ルト18,9がストッパ―プレ―ト14,16の略直角方向に当接するような曲 面とする。
【0014】 ところで、前記上下ア―ムの開放ストロ―クをより大きくするために、シリン ダストロ―クの大きい加圧シリンダ8を使用しようとする場合には、図2に示す ようにピストンロッド13がLからL2に拡大される。そこで、スペ―サ―7を 前記L2に見合う大きさのものに変更すると、上下ア―ム1,3は図1のものを そのまま使用できるのである。また、更に上下ア―ムの開放ストロ―クをより大 きくするために、シリンダストロ―クの更に大きい加圧シリンダ8を使用しよう とする場合には、図3に示すようにピストンロッド13がL2からL3に拡大され る。そこで、スペ―サ―7を前記L3に見合う大きさのものに変更すると、上下 ア―ム1,3は図1のものをそのまま使用できるのである。
【0015】 図4は他の実施例であり、前記従来例と同一タイプのX型溶接ガンに適したも のである。そして同一部品には同一符号を付してその説明を省略する。
【0016】 この実施例でも、下部ア―ム3の後端にスペ―サ―7を介して加圧シリンダ8 が取付けられ、該シリンダ8のピストンロッド13の先端は上部ア―ム1側に連 結してある。そして、上下ア―ム1,3の開放ストロ―クをより大きくするため に、シリンダストロ―クの大きい加圧シリンダ8を使用しようとする場合には、 ピストンロッド13がL2に拡大されるので、それに見合うスペ―サ―7を取付 けるとよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上述のような構成から成るので、各ア―ムの開放ストロ―クをより 大きくするために、シリンダストロ―クの大きい加圧シリンダを使用しようとす る場合には、下部ア―ムの後端と加圧シリンダとの間に介在するスペ―サ―のみ を該シリンダのストロ―クに見合うよう大きくすればよく、前記各ア―ムはその まま使用できるので、新たに各種大きさのア―ムを用意する必要がなく、コスト 安のストロ―ク調整装置付きX型溶接ガンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るストロ―ク調整装置付きX型溶接
ガンの一部断面を含む側面図である。
【図2】開放ストロ―クをより大きくすることができた
溶接ガンの一部断面を含む側面図である。
【図3】開放ストロ―クを更により大きくすることがで
きた溶接ガンの一部断面を含む側面図である。
【図4】本考案に係るストロ―ク調整装置付きX型溶接
ガンの他の実施例の側面図である。
【図5】従来例のストロ―ク調整装置付きX型溶接ガン
の側面図である。
【図6】図5の溶接ガンの開放ストロ―クをより大きく
することができた溶接ガンの側面図である。
【符号の説明】
1 上部ア―ム 2,4 電極 3 下部ア―ム 5 クレ―デル 6 軸 7 スペ―サ― 8 加圧シリンダ 13 ピストンロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各先端に電極を取付けた上下のア―ムを
    クレ―デルに設けた軸に枢支したX型溶接ガンにおい
    て、下部ア―ムの後端にスペ―サ―を介して加圧シリン
    ダを取付け、該シリンダのピストンロッドの先端を上部
    ア―ム側に連結し、前記スペ―サ―の大きさをシリンダ
    ストロ―クの大きさに比例させたことを特徴とするスト
    ロ―ク調整装置付きX型溶接ガン。
JP4898692U 1992-06-22 1992-06-22 ストロ―ク調整装置付きx型溶接ガン Expired - Lifetime JP2545754Y2 (ja)

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JPH065776U true JPH065776U (ja) 1994-01-25
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263823A (ja) * 2006-05-01 2006-10-05 Denyo Kogyo:Kk スポット溶接ガン

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JP2006263823A (ja) * 2006-05-01 2006-10-05 Denyo Kogyo:Kk スポット溶接ガン

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JP2545754Y2 (ja) 1997-08-27

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