JPH0657527U - ワーク搬送用パレット - Google Patents

ワーク搬送用パレット

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JPH0657527U
JPH0657527U JP316993U JP316993U JPH0657527U JP H0657527 U JPH0657527 U JP H0657527U JP 316993 U JP316993 U JP 316993U JP 316993 U JP316993 U JP 316993U JP H0657527 U JPH0657527 U JP H0657527U
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JP
Japan
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work
pallet
mounting hole
pressing plate
stator core
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JP316993U
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聖二 細野
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Sanko Kiki Co Ltd
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Sanko Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの取付け、取外しが容易で、パレット
を逆さにしてもワークが落下しないようにしたワーク搬
送用パレットを提供する。 【構成】 パレット本体11にワーク(例えばステータ
コア12)が適合する取付け孔13を形成し、この取付
け孔13の奥方にワークが係合する受け爪を設ける。ま
た、押え板21を支軸22により回動可能に支持し、押
え板21の当接面23を、他端24に設けられた弾性手
段25によりワークに圧接させる。支軸22を当接面2
3に対してワークの挿入口側(A側)に配置することに
より、パレット本体11を逆さにしてもワークの抜け落
ちが防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークを固定して移動するパレットに関し、特に、ステータコアを コイル巻線装置やコイル挿入装置に移動させるのに適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ワークの加工に際して、ワークをそのまま搬送するよりは、適当なパレットに 載せて搬送した方が便利な場合がある。例えば、本出願人による特開昭61−5 4849号には、パレットにステータコアの取付け部とコイル端部の保持部とを 設け、このパレットにステータコアを取付けて巻線装置に搬送し、巻線されたコ イル端部を保持部に保持させて、後の通電試験等を自動化して行えるようにした 技術が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなパレットにおいては、ワークの取付け、取外しが容易に行なえるこ とが要求される。また、上記特開昭61−54849号のように、パレットに取 付けられたワークの加工操作上、パレットを逆さまにしてもワークが落下しない ことが要求されることもある。
【0004】 したがって、本考案の目的は、ワークの取付け、取外しが容易で、パレットを 逆さにしてもワークが落下しないようにしたワーク搬送用パレットを提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、ワークを固定して移動するパレットにお いて、全体として板状をなすパレット本体と、このパレット本体に形成された、 前記ワークを挿入できる大きさ、形状の取付け孔と、前記ワークを前記取付け孔 に挿入したとき、その奥方で前記ワークに係合するように突設された受け爪と、 前記取付け孔の内周に配置され、前記ワークを前記取付け孔に挿入したとき、前 記ワークの外周を弾性的に押圧する押え板とを備え、前記押え板は、前記ワーク への当接面に対して前記ワークの挿入口側に偏って配置された支軸により回動可 能に支持され、弾性手段により常時前記ワークの挿入口側に回動するように付勢 されていることを特徴とする。
【0006】 本考案は、特にステータコアを固定して、コイル巻線装置や、コイル挿入装置 に移動させるパレットに適している。
【0007】
【作用】
本考案のパレットによれば、ワークをパレットの取付け孔に押し込むと、押え 板が弾性手段の付勢力に抗して押し開かれ、ワークが取付け孔に挿入されてその 奥方で受け爪に係合して支持される。そして、弾性手段の付勢力により押え板が ワークの外周を圧接するので、ワークはガタ付きなく保持される。
【0008】 その状態で、パレットを逆さにすると、押え板のワークへの当接面をなす部分 は、ワークの重力によってワークの挿入口側に回動しようとするが、その方向で は押え板の当接面がワークにますます圧接される方向となるので、ワークは落下 することなく保持される。
【0009】 また、ワークの加工が終り、ワークをパレットから取外そうとするときは、押 え板のワークへの当接面が取付け孔の奥方(ワークの挿入方向)に回動するよう に、例えばプッシャ等によって押え板を押すことにより、押え板のワークへの圧 接が解除され、ワークを取付け孔から抜き出すことができる。
【0010】 このように、ワークを取付けるときは、ワークを取付け孔に押し込めばよく、 ワークを取外すときは、押え板をプッシャ等で押しながらワークを取付け孔から 抜けばよいので、ワークの取付け、取外しが容易になされ、また、ワークを取付 けた状態でパレットを逆さにしても、ワークが落下することがない。
【0011】
【実施例】
図1〜4は、本考案によるワーク搬送用パレットの一実施例を示す。図1は同 パレットの下方から見た斜視図であり、図2は同パレットの平面図であり、図3 は同パレットの側断面図であり、図4は図2におけるIV−IV矢示線に沿った断面 図である。
【0012】 図1、2において、11は全体として板状をなすパレット本体であり、その中 央部にステータコア12を挿入するための取付け孔13が形成されている。この 取付け孔13は、ステータコア12の外周が適合して挿入できる大きさ、形状を なしている。
【0013】 図3に示すように、取付け孔13の内周には、ステータコア12を上面A側か ら取付け孔13に挿入したとき、取付け孔13の奥方でステータコア12に係合 する受け爪14が取付けられている。
【0014】 また、取付け孔13の内周には、一対の押え板21、21が対向して配置され ている。この押え板21は、パレット本体12の切欠き部15に適嵌して配置さ れ、その中間部を支軸22で支持され、上下方向に回動可能とされている。
【0015】 図4に示すように、押え板21の一端は、斜め下方に伸びてステータコア12 外周への当接面23をなしている。上記支軸22は、この当接面23よりステー タコア12の挿入口側、すなわち上面A寄りに配置されている。
【0016】 また、押え板21の他端24には、パレット本体11との間にスプリング、ゴ ム等からなる弾性手段25が配置され、この弾性手段25により、押え板21の 当接面23が、常時、ステータコア12の挿入口側、すなわち上面A側に回動す るように付勢されている。
【0017】 なお、図中、31はパレット本体11をコイル巻線装置などに設置する際の位 置決め孔、32はパレット本体11を移動させる際のガイド溝、33はパレット 本体11を移動させるチェーン、34はパレット本体11どうしの衝突を和らげ るゴムである。
【0018】 上記の構成において、ステータコア12をパレット本体11の上面A側から取 付け孔13内に押し込むと、押え板21の当接面23が弾性手段25に抗して下 面B側に回動して開き、ステータコア12が取付け孔13内に挿入され、取付け 孔13の奥方に突設された受け爪14に係合して支持される。そして、押え板2 1は、弾性手段25によって、その当接面23をステータコア12の外周面に圧 接させるため、ステータコア12は、ガタ付きなくしっかりと保持される。
【0019】 この状態で、パレット本体11を逆さまにすると、ステータコア12は、取付 け孔13から抜け落ちようとするが、このとき押え板21の当接面23を挿入口 側(A側)に回動させるため、押え板21の当接面23がますます強くステータ コア12の外周に圧接されることになる。その結果、ステータコア12は、パレ ット本体11を逆さにしても、取付け孔13から抜け落ちることなく、しっかり と保持される。
【0020】 一方、ステータコア12に所定の巻線が施された後、ステータコア12を取外 そうとするときには、パレット本体11の上面Aを上方に向けた状態で、押え板 21の他端24を弾性手段25に抗して押し上げると、押え板21の当接面23 が下面B側に回動して、ステータコア12への押圧が解除される。その状態で、 ステータコア12をクランプ等で保持して引上げれば、ステータコア12を取付 け孔13から抜き出すことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のワーク搬送用パレットによれば、ワークを取付 けるときは、ワークを取付け孔に押し込めばよく、ワークを取外すときは、押え 板をプッシャ等で押しながらワークを取付け孔から抜けばよいので、ワークの取 付け、取外しが容易になされ、また、ワークを取付けた状態でパレットを逆さに しても、ワークが落下することがない。したがって、ワークの取付け、取外しを 迅速に行なうことが可能となり、生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるワーク搬送用パレットの一実施例
を示す下方から見た斜視図である。
【図2】同ワーク搬送用パレットの平面図である。
【図3】同ワーク搬送用パレットの側断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV矢示線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
11 パレット本体 12 ステータコア 13 取付け孔 14 受け爪 21 押え板 22 支軸 23 当接面 24 他端 25 弾性手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(12)を固定して移動するパレ
    ットにおいて、 全体として板状をなすパレット本体(11)と、 このパレット本体(11)に形成された、前記ワーク
    (12)を挿入できる大きさ、形状の取付け孔(13)
    と、 前記ワーク(12)を前記取付け孔(13)に挿入した
    とき、その奥方で前記ワーク(12)に係合するように
    突設された受け爪(14)と、 前記取付け孔(13)の内周に配置され、前記ワーク
    (12)を前記取付け孔(13)に挿入したとき、前記
    ワーク(12)の外周を弾性的に押圧する押え板(2
    1)とを備え、 前記押え板(21)は、前記ワーク(12)への当接面
    (23)に対して前記ワーク(12)の挿入口側(A)
    に偏って配置された支軸(22)により回動可能に支持
    され、弾性手段(25)により常時前記ワーク(12)
    の挿入口側(A)に回動するように付勢されていること
    を特徴とするワーク搬送用パレット。
  2. 【請求項2】 前記ワークがステータコア(12)であ
    る請求項1記載のワーク搬送用パレット。
JP1993003169U 1993-01-12 1993-01-12 ワーク搬送用パレット Expired - Lifetime JP2578324Y2 (ja)

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JPH0657527U true JPH0657527U (ja) 1994-08-09
JP2578324Y2 JP2578324Y2 (ja) 1998-08-13

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