JPH0657032B2 - 会議通話装置 - Google Patents

会議通話装置

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JPH0657032B2
JPH0657032B2 JP61173734A JP17373486A JPH0657032B2 JP H0657032 B2 JPH0657032 B2 JP H0657032B2 JP 61173734 A JP61173734 A JP 61173734A JP 17373486 A JP17373486 A JP 17373486A JP H0657032 B2 JPH0657032 B2 JP H0657032B2
Authority
JP
Japan
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speakers
channel
signal transmission
microphones
speaker
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61173734A
Other languages
English (en)
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JPS6331255A (ja
Inventor
茂明 青木
宣夫 小泉
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0657032B2 publication Critical patent/JPH0657032B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、会議用の拡声通話装置において、発話者数
と伝送チャンネル数の関係によって実音源再生とマルチ
チャンネルステレオ再生をスイッチング操作で切り分
け、受聴者に良好な定位感を与える会議通話装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来の会議通話装置では、送話系において複数の会議参
加者に対し、複数個のマイクロホンが設置され、それぞ
れのマイクロホンに印加される音声信号はミキシングア
ンプによって単一の混合音声信号に変換して送出され、
受話側においては、この混合音声信号は単一スピーカあ
るいは均一に混合音声信号を配分した複数個のスピーカ
によって再生される。
この方法では、送話側の複数の会議参加者の音声は、再
生側において全て同一方向から到来するため、人間の両
耳受聴特性に起因する特定音声の受聴能力の低下や臨場
感の欠如という問題があった。この問題を改善する手段
としては、2チャンネルのステレオ通話系の導入があ
る。ステレオ通話系では複数のマイクロホンに印加され
る音声信号はマイクロホンの左右の設定位置に応じて2
チャンネルの混合音声信号に分配され、受話側におい
て、それぞれの混合音声信号を別個のスピーカによって
再生する。この方式では従来の1チャンネルのモノーラ
ル通話系よりも臨場感が加わる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、特定音声の選別能力の向上や臨場感の付与に
は、相手側の複数人数の音声がそれぞれ別の方向に定位
し、あたかも会議側の会議参加者がスピーカのある側に
順番に並んで臨席しているような印象を与えること、す
なわち相手側の会議参加者のそれぞれの音像を分離して
定位させることが最も効果的である。ところが従来の2
チャンネルのステレオ通話系では、受話側において2つ
のスピーカの中央に臨席する受聴者に対しては上に述べ
たように音像を分離して定位させることができるが、複
数の受聴者が臨席する場合いおいては中央に臨席しない
受聴者に対してはそれぞれの受聴者について近い方のス
ピーカに送話側の全ての発話者の音像が定位するという
いわゆる先行音定位の問題が生じる。したがって、従来
の2チャンネルのステレオ系では、受話側の全ての受聴
者に対して送話側の会議参加者のそれぞれの音像を分離
して定位させることができない。
一方、送話側の送話者各人に1本ずつマイクロホンを与
え、受話側の発話者に対応する位置にスピーカを設置
し、実音源再生することで受話側の受聴者に定位感を付
与することができる。しかし、伝送系のチャンネル数が
多くなり、コストが高くなる欠点がある。
この発明は、上記の欠点を除去するためになされたもの
で、その目的は受話側の受聴者に対し、良い定位感を経
済的に付与できないという点を解決したもので、送話側
の発話者の数が音声信号伝送チャンネルの個数以下の場
合は、受話側で発話者の位置に設置したスピーカから発
話者の音声を実音源再生し、送話側の発話者の数が伝送
チャンネルの個数より多い場合は、受話側でマルチチャ
ンネルステレオ再生を行うことで受聴者に発話者に対す
る良い定位感を付与する会議通話装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる会議通話装置は、有効マイクロホン検
出手段と、この有効マイクロホン検出手段によって検出
された有効マイクロホンの個数がl個以下では、マイク
ロホンに対応するスピーカに接続して実音源再生させる
スイッチング手段と、有効マイクロホンの個数が(l+
1)個以上では、マイクロホンがn個,音声信号チャン
ネルがl個,スピーカがn個でマルチチャンネルステレ
オ再生させるマルチチャンネルステレオ変換手段とから
なるものである。
(作用) この発明においては、送話側の発話者の数が音声信号伝
送チャンネルの数以下の場合は、スイッチングを行うこ
とにより、受話側で発話者の位置に設置したスピーカか
らの発話者の音声を実音源再生し、送話側の発話者の数
が音声信号伝送チャンネルの数より多い場合は、送話側
でマルチチャンネルの送話信号を音声信号伝送チャンネ
ルの数にミックスダウンして伝送し、受話側では設置さ
れたスピーカの数のチャンネルにミックスアップしてマ
ルチチャンネルステレオで再生する。
〔実施例〕
図面はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で、
音声信号伝送チャンネル数が2チャンネルの場合であ
る。、この図において、S1,S2,S3,S4は送話側の会議の
出席者、M1,M2,M3,M4は会議の出席者の音声を収音する
マイクロホン、D1,D2,D3,D4は一定しきい値以上の入力
があったとき使用していると認める有効マイクロホン検
出器、CUT,CURは送話側,受話側の制御部、PT11,PT12,P
T21,PT22,PT31,PT32,PT41,PT42はスイッチング手段およ
びマルチチャンネルステレオ変換手段を持つプロセッ
サ、CH1,CH2は音声信号伝送チャンネル、CSは
制御信号伝送チャンネル、PR11,PR12,PR21,PR22,PR31,P
R32,PR41,PR42は受話側のスイッチング手段およびマル
チチャンネルステレオ変換手段を持つプロセッサ、
′,S′,S′,S′は送話側の送話者と位
置的に対応した場所に設置したスピーカ、ADは加算
器、L1,L2,L3,L4は受話側の会議の出席者を示してい
る。なお、以下の説明ではサフィックスをつけないこと
にする。
次の動作について説明する。
送話側の発話者が2人以下の場合は、有効マイクロホン
検出器Dで使用している有効マイクロホン検出され、有
効マイクロホン検出器Dの検出信号を制御部CUに受
けて、スイッチング手段およびマルチステレオ変換手段
を持つプロセッサPはマイクロホンMからの信号を独
立して空いている音声信号伝送チャンネルCHに接続す
る。音声信号は音声信号伝送チャンネルCHで、有効マ
イクロホン検出器Dの検出信号は制御信号伝送チャンネ
ルCSで受話側に伝送される。受話側の制御部CU
は制御信号伝送チャンネルCSから有効マイクロホン検
出器Dからの検出信号を受けてスイッチング手段および
マルチステレオ変換手段を持つプロセッサPは送話側
の送話者Sに対応する位置に設置されたスピーカS′に
音声信号伝送チャンネルCHからの信号を接続し、スピ
ーカS′は実音源再生する。
送話側の発話者が3人以上の場合は、有効マイクロホン
検出器Dで有効マイクロホンが検出され、有効マイクロ
ホン検出器Dの検出信号を制御部CUが受けてスイッ
チング手段およびマルチステレオ変換手段を持つプロセ
ッサPは、あらかじめ定められた混合側(例えば、各
マイクロホンMの出力をどのような電力比で混合する
か、あるいはどのようなディレイを与えるかというこ
と)に基づき、マルチチャネルステレオ信号にミックス
ダウンし、その信号を音声信号伝送チャンネルCHに接
続する。音声信号は制御信号伝送チャネルCSで、制御
部CU,CUを経由して有効マイクロホン検出器D
の検出信号は制御信号伝送チャンネルCSで受話側に伝
送される。受話側では、制御信号伝送チャンネルCSか
ら、有効マイクロホン検出器Dからの検出信号を受けて
スイッチング手段およびマルチチャンネルステレオ変換
手段を持つプロセッサPは送話側の送話者Sに対応す
る位置に設置されたスピーカS′に音声信号伝送チャン
ネルCHからの信号をあらかじめ定められた分配則(前
記混合則と同様に各々の電力比やディレイなどを定めた
もの)に基づいて再生用信号に処理し,接続し、スピー
カS′はマルチチャンネルステレオ再生する。
このような動作を行うことから、従来の会議通話装置に
おいては、全ての聴取位置の受聴者に対して経済的に良
好な定位感を与えることができなかったが、この発明で
は、会議通話時において、特に定位感が重要であるか
ら、送話側の発話者が2人以下の場合は、受話側では送
話者と位置的に対応した位置のスピーカから実音源再生
するため、全ての受聴者に正確な定位感を付与できる。
また、送話側の発話者が3人以上の場合は、会議通話時
において、マルチチャンネルステレオ収音,再生を行う
ことで、全ての受聴者に良好な定位感を付与することが
できる。
この結果から明らかなように、従来の技術に比べて会議
通話時において経済的に良好な定位感を与えることが達
成できる。
なお、音声信号伝送チャンネルの数が3個以上の場合へ
の拡張も容易であり、この場合は送話側の発話者が3人
以下で実音源再生することになる。したがって、一般的
にn個のマイクロホン、l個の音声信号伝送チャンネ
ル,1個の制御信号伝送チャンネル,n個のスピーカか
らなる多チャンネルステレオ通話系において、有効マイ
クロホンの本数がl個以下では実音源再生し、(l+
1)個以上のときは、マイクロホンがn個,音声信号チ
ャンネルがl個,スピーカがn個のマルチチャンネルス
テレオ再生となる。
また、上記実施例では制御部CU,CUを設けた
が、この機能は各々のプロセッサP,Pに持たせる
こともできる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、送話側の発話者の数が
音声信号伝送チャンネルの数以下の場合はスイッチング
を行って音声信号伝送チャンネルの有効利用を図り、受
話側では発話者に位置的に対応したスピーカから実音源
再生し、送話側の発話者の数が音声信号伝送チャンネル
の数より多い場合は、送話側ではマルチチャンネルステ
レオ収音,受話側ではマルチチャンネルステレオ再生す
ることにより、全ての受話側の受聴者に対して定位感を
付与することができるので会議通話に適用して特定音声
の受聴能力や臨場感を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の会議通話装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。 図中、S1,S2,S3,S4は送話者、M1,M2,M3,M4はマイクロホ
ン、D1,D2,D3,D4は有効マイクロホン検出器、CUT,CUR
制御部、PT11,PT12,PT21,PT22,PT31,PT32,PT41,PT42
スイッチング手段およびマルチステレオ変換手段を持つ
プロセッサ、CH1,CH2は音声信号伝送チャンネ
ル、CSは制御信号伝送チャンネル、PR11,PR12,PR21,P
R22,PR31,PR32,PR41,PR42はスイッチング手段およびマ
ルチステレオ変換手段を持つプロセッサ、S1′,S2′,
S3′,S4′はスピーカ、L1,L2,L3,L4は受聴者である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の送話者の音声信号をn個のマイクロ
    ホンで収音するする送話系と、個の音声信号伝送チャ
    ンネルと、1個の制御信号伝送チャンネルと、前記マイ
    クロホンに位置的に対応するn個のスピーカで再生する
    受話系からなる多チャンネルステレオ通話系において、
    有効マイクロホン検出手段と、この有効マイクロホン検
    出手段によって検出された有効マイクロホンの個数が
    個以下では、マイクロホンに対応するスピーカに接続し
    て実音源再生させるスイッチング手段と、有効マイクロ
    ホンの個数が(+1)個以上では、マイクロホンがn
    個,音声信号チャンネルが個,スピーカがn個でマル
    チチャンネルステレオ再生させるマルチチャンネルステ
    レオ変換手段とからなることを特徴とした会議通話装
    置。
JP61173734A 1986-07-25 1986-07-25 会議通話装置 Expired - Lifetime JPH0657032B2 (ja)

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JPS6331255A JPS6331255A (ja) 1988-02-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04119062A (ja) * 1990-09-10 1992-04-20 Fuji Xerox Co Ltd 異常処理教示装置
DE102006048295B4 (de) * 2006-10-12 2008-06-12 Andreas Max Pavel Verfahren und Vorrichtung zur Aufnahme, Übertragung und Wiedergabe von Schallereignissen für Kommunikationsanwendungen
JP4919077B2 (ja) * 2007-10-05 2012-04-18 ヤマハ株式会社 音声通信端末及び音声通信システム

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