JPH0656Y2 - ナイフ - Google Patents

ナイフ

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JPH0656Y2
JPH0656Y2 JP4898690U JP4898690U JPH0656Y2 JP H0656 Y2 JPH0656 Y2 JP H0656Y2 JP 4898690 U JP4898690 U JP 4898690U JP 4898690 U JP4898690 U JP 4898690U JP H0656 Y2 JPH0656 Y2 JP H0656Y2
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JP
Japan
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grip
fitting
cover
knife
blade
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JP4898690U
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JPH047053U (ja
Inventor
公之 坂井
Original Assignee
ガーバー.サカイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、刀身を回動させることにより把持部内に収納
可能なナイフに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のナイフにおいては、製造時、合成樹脂製
の把持部カバー32を把持部31へ取り付けるには、第
4図,5図に示すように、刀身33の回動中心軸34に
設けた合成樹脂製の係合部材35に把持部カバー32を
高周波溶接機で熱溶着していた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、熱溶着すると、溶けた樹脂が把持部31内に侵
入することがあり、それを把持部31内から除去する作
業が必要であった。
そこで、本考案は、簡単に製造でき、かつ溶接作業を行
わないため、把持部内から溶接時に生じる異物を取り去
る必要がないナイフを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を解決するために本考案においては、刀身を把
持部内に収納可能にすべく回動可能に軸支し、その把持
部に把持部カバーを取着したナイフにおいて、刀身の回
動中心軸に嵌合部を設けるとともに、有弾性の把持部カ
バー内面には前記嵌合部に凹凸の関係で嵌合する嵌合部
を形成し、把持部に対する把持部カバー取付け時に把持
部カバーの弾性変形により両嵌合部を嵌合させることを
要旨としている。
[作用] 本考案においては、把持部カバーと把持部とは、把持部
カバーの嵌合部と回動中心軸の嵌合部が互いに凹凸の関
係により嵌合することにより取り付けられる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例につき第1〜3図を
参照して説明する。
第1,2図に示すように、本実施例のナイフは、ナイフ
本体1と把持部カバー2とからなっている。このナイフ
本体1は、2枚の把持板3が重合されることにより構成
させる把持部4と、同把持部4の一端に対して回動中心
軸5を中心として回動可能に支持される刀身6及び把持
板3の背側間に装着された背金20とからなっている。
前記両把持板3間は、刀身6の収納空間7となってお
り、刀身6を回動させることにより同収納空間7の一端
側(第1図において下側)に位置する収納口8から刀身
6を収納空間7に収納できるようになっている。
前記回動中心軸5は両把持板3を挟着するように重ねら
れた平面円形状の押さえ部材9と、この押さえ部材9、
両把持板3及び刀身6を貫通してかしめられたかしめピ
ン10とからなっている。前記押さえ部材9の外端部外
周には係合凸部11が張り出し形成されている。この押
さえ部材9には四角筒状をなす合成樹脂製の嵌合部材1
2が係合されている。この係合部材12には前記押さえ
部材9を係入させるための係入孔19が形成されている
とともに、係合孔11内周面には前記押さえ部材9の係
合凸部11に対応する係合凹部13が形成されている。
又、その外端部外周には平面四角形状の嵌合リブ14が
張り出し形成されている。
一方、把持部カバー2は合成樹脂製であって、前記ナイ
フ本体1の把持部4全体を覆うようになっている。把持
部カバー2の先端部には刀身突出用の溝15が形成され
ているとともに、把持部カバー2の一端部には前記把持
部4の収納口8に対応する収納口16が形成されてい
る。この収納口16と前記刀身突出用の溝15とは連続
しており、この収納口16と前記刀身突出用の溝15と
を広げることにより把持部カバー2の内部を大きく広げ
ることができる。
把持部カバー2の一端部の両内面には、前記嵌合部材1
2と対応する一対の嵌合凹部17が断面四角形状に形成
されており、前記嵌合リブ14と対応する嵌合溝18が
形成されている。そして、嵌合部材12がこの嵌合凹部
17に嵌入されるとともに、嵌合リブ14が嵌合溝18
に嵌合されることにより把持部カバー2がナイフ本体1
の把持部4に取り付けられている。
本実施例のナイフの製造時においては、収納口16と前
記刀身突出用の溝15とを広げて把持部カバー2の内部
を大きく広げ、ナイフ本体1の把持部4を把持部カバー
2内に挿入する。そして、嵌合部材12を嵌合凹部17
に合致させた状態で、把持部カバー2の上からこの嵌合
部材12と嵌合凹部17の部分をハンマー等でたたく。
すると、嵌合部材12が嵌合凹部17内に嵌入されると
ともに、嵌合リブ14が嵌合溝18に嵌合され、把持部
カバー2を把持部4に取り付けることができる。このよ
うに把持部カバー2の上からこの嵌合部材12と嵌合凹
部17の部分をたたくだけで、簡単に把持部カバー2を
把持部4に取り付けることができる。
又、嵌合リブ14が嵌合溝18に嵌合されているので、
ナイフ本体1の把持部4が把持部カバー2から容易に外
れることがない。
更に、嵌合リブ14は平面四角形状であるので、嵌合部
材12が嵌合凹部17に対してその軸心を中心として回
転してしまうことがない。
なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではな
く、例えば次のように構成することも可能である。
(イ)嵌合リブ14を回動中心軸5自身に直接設けるこ
と。
(ロ)回動中心軸5又は嵌合部材12に嵌合溝18を設け
るとともに、把持部カバー2内面に嵌合リブ14を設け
ること。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案においては、簡単に製造で
き、かつ溶接作業を行わないため、把持部内から溶接時
に生じる異物を取り去る必要がないという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の一実施例のナイフを示し、第1図
は同ナイフの刃身を突出させた状態を示す正面図、第2
図は第1図のA−A線断面図、第3図は同ナイフの刃身
を収納させた状態を示す側面図、第4,5図は従来のナ
イフを示し、第4図は同ナイフの刃身を突出させた状態
を示す正面図、第5図は第4図のB−B線断面図であ
る。 把持部カバー2、回動中心軸5、刀身6、嵌合リブ1
4、嵌合溝18。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刀身(6)を把持部(4)内に収納可能にすべく
    回動可能に軸支し、その把持部(4)に把持部カバー(2)を
    取着したナイフにおいて、 刀身(6)の回動中心軸(5)に嵌合部(14)を設けるととも
    に、有弾性の把持部カバー(2)内面には前記嵌合部(14)
    に凹凸の関係で嵌合する嵌合部(18)を形成し、把持部
    (4)に対する把持部カバー(2)の取付け時に把持部カバー
    (2)の弾性変形により両嵌合部(14,18)を嵌合させたこと
    を特徴とするナイフ。
JP4898690U 1990-05-10 1990-05-10 ナイフ Expired - Lifetime JPH0656Y2 (ja)

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JP4898690U JPH0656Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 ナイフ

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JP4898690U JPH0656Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 ナイフ

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JPH047053U JPH047053U (ja) 1992-01-22
JPH0656Y2 true JPH0656Y2 (ja) 1994-01-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514490Y1 (ja) * 1970-07-11 1976-02-07
JPS5242427U (ja) * 1975-09-20 1977-03-25
JPS59109830U (ja) * 1983-01-13 1984-07-24 鹿島建設株式会社 スラブメツシユ筋用スペ−サ−
JPS60102328U (ja) * 1983-12-20 1985-07-12 いすゞ自動車株式会社 鉄筋コンクリ−トにおける配筋用連続スペ−サ
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JPS61147807U (ja) * 1985-03-06 1986-09-11

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JPH047053U (ja) 1992-01-22

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