JPH0656382A - コークス乾式消火装置のバケット巻上機の吊ビーム装置 - Google Patents

コークス乾式消火装置のバケット巻上機の吊ビーム装置

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JPH0656382A
JPH0656382A JP20802092A JP20802092A JPH0656382A JP H0656382 A JPH0656382 A JP H0656382A JP 20802092 A JP20802092 A JP 20802092A JP 20802092 A JP20802092 A JP 20802092A JP H0656382 A JPH0656382 A JP H0656382A
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JP
Japan
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greasing
bucket
grease
lifting beam
coke
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Withdrawn
Application number
JP20802092A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Ishikawa
正芳 石川
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バケット巻上げ機の吊ビーム装置の各回転部等
の軸受部に自動給脂する給脂装置を設け、軸受部の潤滑
を良好にする。 【構成】吊ビーム装置の吊ビーム4に、グリス給脂口3
3、給脂本管40、分配弁27を設けグリス配管41を
介して各回転部等の軸受部にグリスを供給する。グリス
ガン32を備えたシリンダ38によって給脂口33にグ
リスガン32を当てがい、グリスタンク28、グリスポ
ンプ26、ストレーナ35によりグリスを供給する。2
5はモータである。なお、シリンダ38は吊ビーム装置
がバケットをバケット台車に載せた時の吊ビーム4の近
傍に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給脂手段を配設し
たコークス乾式消火設備のバケット巻上機の吊ビーム装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5にコークス乾式消火設備の側面の説
明図を示す。コークス炉(図示省略)の長手方向に沿っ
てレール1が敷設されており、コークバケット3に、コ
ークス炉から窯出された、赤熱コークスが積載される。
赤熱コークスを積載したコークスバケット3を載置した
バケット台車2は前記レール1上を移動走行し、巻上機
6の真下で停止する。
【0003】巻上機6の下部に吊下げられている吊ビー
ム4を、ロープシーブ12に巻き付けたワイヤロープ1
3を伸張させて巻上機6の下方に下げ、吊ビーム4に下
げられたフック11をコークバケット3のトラニオン1
4にかける。巻上機6は吊ビーム4の下方にコークバケ
ット3をフック11を介して下げた状態で、ワイヤロー
プ13を巻取り、コークバケット3を吊ビーム4と共に
上方に吊り上げる。吊り上げられたバケット3は巻上機
6の下方の所定の高さ位置で停止される。
【0004】次いで巻上機6は高架レール5上を横方向
に移動走行し、冷却塔8の上方に設けられた移動シュー
ト10の上方の所定位置までコークバケット3を移動さ
せ、停止させる。前記位置で停止した状態で巻上機6は
コークバケット3を吊り下げた吊ビーム4を下げ、移動
シュート10の真上にコークバケット3を停止した後、
コークバケット3の下方に設けられたゲート(図中省
略)を明けて赤熱コークスを移動シュート10を介して
冷却塔8内へ装入する。この際事前に冷却塔8の上部に
設けられた装入口の蓋9を開放しておく。なお、7は集
塵フードである。赤熱コークス装入後は、前記の逆手順
で巻上機6は空になったコークバケット3を移動し、バ
ケット台車2へ載置する。
【0005】コークス乾式消火設備では、前記一連の動
作により赤熱コークスを1日100〜150回装入す
る。一般に、コークス乾式消火設備の巻上装置は、上述
のような運転を繰り返し行うため、吊ビーム装置の回転
部や可動部の軸受の潤滑を保持することは、安定な運転
を継続する上で重要であり、給脂作業が必要不可欠であ
る。この給脂作業は、従来人手によりグリスガンを使用
して定期的に行ってきていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の人
手による給脂作業は、必要な給脂個所が多数あるため、
作業量が多く、また給脂作業には、設備の運転停止を必
要とし、さらには給脂作業は危険であるという問題があ
った。本発明は前記の問題点を解決し、自動給脂技術を
適用したコークス乾式消火装置のバケット巻上機の吊ビ
ーム装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点を
解決するものでコークス乾式消火装置のバケット巻上機
の吊ビーム装置に適用され、次の技術手段を採った。す
なわち、吊ビームに設けられ該吊ビーム装置の所要個所
に分配給脂する給脂分配弁と、該吊ビームの一側端に設
けられ該分配弁に給脂する給脂口と、該吊ビーム装置が
がコークバケットをバケット台車に載置した時の該吊ビ
ーム位置近傍に配設されると共に該給脂口に給脂ガンを
当接させ該ビーム装置に給脂するシリンダを備えたこと
を特徴とするコークス乾式消火装置のバケット巻上機の
吊ビーム装置である。
【0008】
【作用】本発明の作用について以下説明する。前述した
ように、吊ビーム装置に設けた分配給脂弁の給脂口に給
脂ガンをシリンダによって対向当接させ、この状態にお
いて、給脂ポンプによって給脂することで、吊ビーム装
置の回転部または可動部の軸受に順次自動的に給脂でき
る。
【0009】従って、軸受部の潤滑を良好に維持するこ
とができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を、図1、図2、図3、図
4を用いて以下に説明する。図1は本発明の一実施例の
ビーム装置の側面図及び給脂フローの説明図であり、図
2は本発明の一実施例の吊ビーム装置の平面図である。
図3は、吊ビーム装置に設けた分配給脂装置の説明図、
図4は、本実施例の吊りビーム装置の斜視図を示す。
【0011】図5に説明したように、吊ビーム4がコー
クバケット3をバケット台車2に載置した静止位置で、
図1に示すようにシリンダ38のロッドに連成材39を
介してグリスガン32を接続し、シリンダ38のロッド
の作動させて、グリスガン32を吊ビーム4の給脂口3
3に当接させる。グリスガン32の一端にはホース31
を接続し、グリスポンプ26の出側に設けた吐出管30
とストレーナ35にホース31の他端を接続し、グリス
ガン32とグリスポンプ26を接続する。36は安全弁
である。グリスポンプ26とグリスタンク28とは吸入
管29を介して接続される。グリスタンク28グリス補
給口に逆止弁34、ストレーナ35を設けている。
【0012】グリスポンプ26はモータ25により回転
駆動させ、グリスポンプ26からグリスを吐出させ、グ
リスガン32へ供給する。次に、吊ビーム側に設けた、
分配給脂装置について説明する。吊ビーム4の中央部に
分配弁27を設け、分配弁27の入側に給脂本管40の
一端を接続し、他端は給脂口33に接続する。分配弁2
7はブロック式のものを用い、給脂する軸受の数量に応
じて、増設ができる構造とした。分配弁27の出側には
グリス配管41を必要な給脂箇所数だけその一端を接続
し、他端をロープシーブ12a,12b,12c,12
d、ガイドローラ17a,17b、サイドローラ18
a,18b,18c,18dの軸受に接続する。
【0013】上記構成において、吊ビーム4がコークバ
ケットをバケット台車に載置する位置に停止した時に、
グリスガン32を、給脂本管40の先端に設けた給脂口
33にシリンダ38の作動によって対向当接させ、この
状態でグリスポンプ26を運転し、グリスをグリスガン
32、給脂口33、給脂本管40を介して、分配弁27
へ送り分配弁27を順次動作させて、グリス配管41か
ら各軸受へ自動的に給脂できるように構成した。
【0014】上記のような給脂装置を吊りビーム4に載
置することにより、給脂作業は自動的に行えるようにな
った。
【0015】
【発明の効果】本発明は吊ビーム装置に分配給脂装置を
設け自動給脂を可能としたので次のような優れた効果を
奏する。 (1)危険を伴う給脂作業が軽減し労働条件が改善され
ると共に省力化が可能となった。 (2)軸受部の潤滑が良好に維持されるので操業が安定
し、生産性の向上を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の吊ビーム装置の側面図及び
給脂フローの説明図である。
【図2】本実施例のバケット巻上機の吊ビーム装置の平
面図である。
【図3】吊ビーム装置に設けた分配給脂装置の説明図で
ある。
【図4】本実施例の吊ビーム装置の斜視図である。
【図5】コークス乾式消火設備の説明図である。
【符号の説明】
1 レール 2 バケット台
車 3 コークバケット 4 吊ビーム 5 高架レール 6 巻上機 7 集塵フード 8 冷却塔 9 装入口蓋 10 移動シュー
ト 11 フック 12,12a,12b,12c,12d ロープシーブ 13a,13b,13c,13d ワイヤロープ 14 トラニオン 15 防熱カバー 16a,16b チェーン 17a,17b ガイドローラ 18a,18b,18c,18d ワイヤロープ 19a,19b,19c,19d シーブ軸受 20a,20b,20c,20d,20e,20f ロ
ーラ軸受 21a,21b ガイドレール 22a,22c,22d,22e,22f,22g,2
2h,22i,22j給脂口 23a,23b,23c,23d,23e,23f,2
3g,23h,23i,23j 給脂管 24a,24b,24c,24d,24e,24f,2
4g,24h,24i,24j 取出し給脂口 25 モータ 26 グリスポン
プ 27 分配弁 28 グリスタン
ク 29 吸入管 30 吐出管 31 ホース 32 グリスガン 33 給脂口 34 逆止弁 35 ストレーナ 36 安全弁 38 シリンダ 39 連材材 40 給脂本管 41 グリス配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス乾式消火装置のバケット巻上機
    の吊ビーム装置において、 吊ビームに設けられ該吊ビーム装置の所要個所に分配給
    脂する給脂分配弁と、該吊ビームの一側端に設けられ該
    分配弁に給脂する給脂口と、該吊ビーム装置ががコーク
    バケットをバケット台車に載置した時の該吊ビーム位置
    近傍に配設されると共に該給脂口に給脂ガンを当接させ
    該ビーム装置に給脂するシリンダを備えたことを特徴と
    するコークス乾式消火装置のバケット巻上機の吊ビーム
    装置。
JP20802092A 1992-08-04 1992-08-04 コークス乾式消火装置のバケット巻上機の吊ビーム装置 Withdrawn JPH0656382A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485477B1 (ko) * 2000-12-20 2005-04-28 주식회사 포스코 크레인의 자동급지장치
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Effective date: 19991005