JPH0656306A - 遊技設備 - Google Patents

遊技設備

Info

Publication number
JPH0656306A
JPH0656306A JP4112545A JP11254592A JPH0656306A JP H0656306 A JPH0656306 A JP H0656306A JP 4112545 A JP4112545 A JP 4112545A JP 11254592 A JP11254592 A JP 11254592A JP H0656306 A JPH0656306 A JP H0656306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
game
sensor
banknote
flat body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4112545A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0742010B2 (ja
Inventor
Kiyoto Uchida
清人 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUA KAIHATSU KK
Original Assignee
YUA KAIHATSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14589339&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0656306(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by YUA KAIHATSU KK filed Critical YUA KAIHATSU KK
Priority to JP4112545A priority Critical patent/JPH0742010B2/ja
Publication of JPH0656306A publication Critical patent/JPH0656306A/ja
Publication of JPH0742010B2 publication Critical patent/JPH0742010B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 背中合わせに配設した遊技台列に、扁平体を
遊技台列前面側から受け入れて背面側に送り出す複数の
扁平体投入機Bを遊技台列に沿う方向で設けるととも
に、扁平体投入機Bの各々から送り出される扁平体を受
け取って、遊技台列に沿って特定位置まで同一方向に合
流搬送する挟持搬送装置2を設け、扁平体の搬送状態を
検出する検出手段と、その検出結果に基づいて扁平体の
詰まり発生の有無を判別する判別手段と、その判別結果
に基づいて詰まり発生を表示する表示手段とを設けた。 【効果】 扁平体投入機に投入された扁平体を円滑に搬
送して能率良く回収できるものでありながら、広い据え
付けスペースを必要とせずに確実に搬送でき、しかも、
扁平体の詰まり解消に必要な処置を迅速に講じることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば、列状に並置し
た遊戯台(パチンコ台等)の隣接間に遊戯用の紙幣投入
機を介在させてある遊戯設備において、各紙幣投入機か
ら遊戯台列の背部側に送出されてくる紙幣を遊戯台列の
一端側に設けた収容部に搬送回収する場合等に有用な装
置で、詳しくは、薄板状体を搬送方向に沿った姿勢に位
置させる状態で厚さ方向から挾持して一定経路に沿って
搬送可能で、かつ、搬送方向に適宜間隔を隔てた複数箇
所夫々に薄板状体受入部を備えた挾持搬送機構を設けて
ある薄板状体搬送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】前記挾持搬送装置を構成するに、従来で
は、挾持搬送機構全体を一つのユニットとして構成して
いた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、この従来
装置によるときは、一旦、挾持搬送機構を所望の搬送距
離をもつ状態に作製してしまうと、後で搬送距離を変更
することが実質的に不可能であるから、例えば、前述し
た遊戯設備での紙幣搬送に適用した場合には次のような
不都合が生じる。つまり、遊戯設備においては、各遊戯
設備夫々において遊戯台の並置数が異なることが普通
で、その結果、各遊戯設備夫々において要求される搬送
距離も一般に異なるのである。従って、このような場
合、従来装置においては、各遊戯設備毎に、一々要求搬
送距離をもつ仕様に挾持搬送機構を設計、製作しなけれ
ばならず、コストアップを避られないのである。本発明
は、かかる不都合を解消しようとする点に目的を有す
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明による薄板状体搬
送装置の特徴構成は、前記挾持搬送機構を構成するに、
薄板状体を搬送方向に沿った姿勢に位置させる状態で厚
さ方向から挾持して、前記受入部の並置間隔に相当する
距離をもって搬送可能な搬送ユニットの複数を、隣接す
る搬送ユニット間で薄板状体を受渡し可能な状態で搬送
方向に並設するとともに、前記各搬送ユニット夫々の搬
送方向中間部に前記受入部を設けてある点にあり、それ
による作用効果は次の通りである。 【0005】 【作用】つまり、同一仕様に構成された複数の搬送ユニ
ットを搬送方向に並置接続して挾持搬送機構を構成する
から、搬送ユニットの並置数を変更することによって、
挾持搬送機構の搬送距離を容易に変更することができ
る。しかも、搬送ユニットの搬送方向中間部に薄板状体
受入部を設けてあるから、例えば、隣接搬送ユニットの
接続部に薄板状体受入部を設ける場合のように受入部と
接続部とが相互にその構成を制約し合うといったことが
なく、受入部及び接続部をともに専用構成でき、これに
よって、受入部及び接続部での薄板状体の詰りといった
トラブル発生を極力、少なくすることができる。 【0006】 【発明の効果】従って、本発明によれば、所望の搬送距
離をもつ状態に容易、安価に構成でき、しかも、薄板状
体を円滑、確実に搬送でき、もって、特に、前述した遊
戯設備での紙幣搬送に非常に有用な薄板状体搬送装置を
提供できるに至った。 【0007】 【実施例】第1図、第2図に示すように、複数のパチン
コ台Aを一列状に配設するとともに、前記パチンコ台A
の隣接間のうち一つ置きに位置する隣接間夫々に、紙幣
a(薄板状体の一例)をその紙面が上下方向に沿う上下
姿勢で前部から受入れ、背部に送出し可能な玉貸用の紙
幣投入機Bを介在させて成るパチンコ台列の2つを、小
間隔を隔てた背中合せの状態に配設し、前記各紙幣投入
機Bからの送出し紙幣aを台列間において台列一端側に
設けた収納部Cに搬送する紙幣搬送装置を設けて、パチ
ンコ遊戯設備を構成する。前記紙幣投入機Bは、紙幣a
を受入れ送出し移送しつつその紙幣aの良否を識別する
機能と、不良紙幣aを受入口bに自動返送する機能とを
備えている。前記紙幣搬送装置は、搬送方向に前記投入
機Bの並置間隔を隔てた複数箇所夫々に紙幣受入部3を
備えた挾持搬送機構2を、各受入部3が投入機Bに対応
位置する状態で台列間に設けて、構成されている。前記
挾持搬送機構2は、紙幣aを搬送方向に沿った上下姿勢
に位置させる状態で厚さ方向から挾持して、前記受入部
3の並置間隔に相当する長さの直線経路に沿って搬送可
能な搬送ユニット2Aの複数を、隣接搬送ユニット2
A,2A間で紙幣aを受渡し可能な状態で搬送方向に並
設するとともに、各搬送ユニット2A夫々の搬送方向中
間部に前記受入部3を設けて、構成されている。前記搬
送ユニット2Aは、第3図乃至第9図に示すように、ほ
ぼ上向き開放コの字形で、対向板夫々の長手方向中央部
に、左右外方からの紙幣aを受入可能な受入用開口4
A,4A’を形成したフレーム4内に、その搬送作用部
に対設する搬送方向複数のローラー5群との協働によ
り、上手側搬送ユニット2Aからの紙幣aを受入れて中
央部近くにまで挾持搬送する上手側搬送ベルト6と、そ
の搬送作用部に付設する搬送方向複数のローラー5’群
との協働により、上手側搬送ベルト6及び両受入用開口
4A,4A’からの紙幣aを受入れて下手側搬送ユニッ
ト2A〔尚、搬送終端の搬送ユニット2Aにおいては収
容部C〕に受渡し可能な位置にまで挾持搬送する下手側
搬送ベルト6’とを設けるとともに、その搬送作用部に
対設するローラー7,7’群との協働により、左右両側
の投入機B,Bからの送出し紙幣aを受取って、前記下
手側搬送ベルト6’による搬送始端にまで挾持搬送する
受継搬送ベルト8,8’を前記フレーム4に取付けて、
構成されている。前記上手側搬送ベルト6は、それの搬
送作用部を回動案内するプーリー9群のうちの搬送終端
に位置するプーリー9Bを駆動プーリーとするものであ
り、下手側搬送ベルト6’は、それの搬送作用部を回動
案内するプーリー9’群のうちの搬送始端に位置するプ
ーリー9A’を駆動プーリーとするものであり、前記下
手側搬送ベルト6’に対応するローラー5’のうち、搬
送始端に位置するもの5A’は駆動ローラーであり、前
記受継搬送ベルト8,8’のうち、搬送ベルト6,6’
と同じ側に位置する一方のもの8は、それを回動案内す
るプーリー10のうち、下手側搬送ベルト6’における
駆動プーリー9A’と同芯に位置する搬送終端のプーリ
ー10Aを駆動プーリーとするものであり、他方の受継
搬送ベルト8’は、それを回動案内するプーリー10’
のうち、駆動ローラー5Aと同芯に位置する搬送終端の
プーリー10A’を駆動プーリーとするものである。そ
して、前記各駆動プーリー9B,9A’,10A,10
B’及び駆動ローラー5A’は、一つの電動モータ11
をもって同期駆動されるのであって、具体的に言うと、
両搬送ベルト6,6’の駆動プーリー9B,9A’は、
そのプーリー軸9b,9a’をモータ11の出力軸11
aにギヤC1,C2,C3 を介して連動させることにより駆
動されるべく構成されており、駆動ローラー5A’は、
そのローラー軸5a’を、下手側駆動プーリー軸9a’
にギヤC4,C5 を介して連動させることにより駆動され
るべく構成されており、一方の受継搬送ベルト8の駆動
プーリー10Aは、下手側駆動プーリー軸9a’に摩擦
板12を介して連動することにより、それに一定以上の
負荷が作用したとき駆動を解除される状態で駆動される
べく構成されており、他方の受継搬送ベルト8’の駆動
プーリー10A’は、駆動プーリー軸5a’に摩擦板1
2’を介して連動することにより、それに一定以上の負
荷が作用したとき駆動を解除される状態で駆動されるべ
く構成されている。前記搬送ベルト6,6’に対応する
ローラー5,5群は、挾持搬送紙幣aを倒れ止めするガ
イド対13,14,13’,14’の一方のガイド1
3,13’に支承されており、かつ、ガイド13,1
3’の支点R,R’周りでの揺動により挾持を解除すべ
く構成されている。前記搬送ベルト6,6’に対応する
ローラー9,9’群は、他方のガイド14,14’に支
承されており、搬送ベルト6,6’は、ローラー9,
9’を挾持解除させた状態において上方に抜出し可能に
構成されている。前記受継搬送ベルト8,8’及びそれ
に対応するローラー7,7’群とは、プーリー10,1
0’群を支承する搬送ガイド15,15’及びローラー
7,7’群を支承する搬送ガイド16,16’を夫々、
駆動プーリー軸芯X,X’周りに揺動自在にフレーム4
に取付けるとともに、プーリー側搬送ガイド15,1
5’をローラー側搬送ガイド16,16’側に揺動付勢
するスプリング17,17’と、フレーム4への取付固
定位置を搬送方向に変更することにより、ローラー側搬
送ガイド16,16’を任意の揺動姿勢にスプリング1
7,17’の付勢力に抗して保持するリンク18,1
8’とを設け、もって、駆動プーリー軸芯X,X’周り
での揺動により、搬送始端をフレーム4、つまり、搬送
終端に対して左右方向に位置変更すべく構成されてい
る。かつ、前記搬送ユニット2Aは、フレーム4の上部
開口のうち、受入部3相当部分を閉塞すべくフレーム4
に固定具19を介して取付け可能な第1蓋20と、残る
開口部分を閉塞すべくフレーム4に固定具19を介して
取付け可能な第2蓋21,21と、第2蓋21,21に
対する固定具19の一つが固定解除操作されたときONす
る蓋開放検出スイッチSW,SW と、前記両搬送ベルト6,
6’による搬送始端近く夫々において紙幣aの通過を検
出するセンサーS1,S2 と、このセンサーS1,S2 のON
により点灯するランプ22,22とを備えている。 【0008】23はマイクロコンピュータ利用の制御器
であり、24は監視モニターであって、制御器23は、
次に列記する〔1〕〜〔8〕の機能を備えている。 〔1〕投入機Bに紙幣aが投入されたとき、その投入機
Bから紙幣aを受入れる搬送ユニット2A及びそれに接
続する下手側の搬送ユニット2Aを駆動させる機能。 〔2〕前記センサーS1,S2 のうち、上手側のセンサー
1 〔以下、これを第1センサーと称し、下手側のセン
サーS2 を第2センサーと称する。〕の紙幣始端検出に
より、その第1センサーS1 が付設されている搬送ユニ
ット2Aに接続する下手側の搬送ユニット2Aを駆動さ
せる機能。 〔3〕第2センサーS2 の紙幣終端検出後、設定時間
〔第2センサーS2 位置から下手側搬送ユニット2Aの
第1センサーS1 位置への紙幣搬送に要する時間に余裕
時間を加えた時間〕が経過したとき、前記第2センサー
2 を備えた搬送ユニット2Aを駆動停止させる機能。 〔4〕前記第2センサーS2 の紙幣終端検出後、設定時
間が経過しても下手側搬送ユニット2Aの第1センサー
1 の紙幣始端検出がない場合、前記第2センサーS2
から第1センサーS1 への搬送に詰りが生じたと判断し
て、前記第1センサーS1 を備えた搬送ユニット2A及
びそれよりも上手側に位置する搬送ユニット2Aを駆動
停止させる機能。 〔5〕前記第1センサーS1 の紙幣終端検出後、設定時
間〔第1センサーS1 位置から第2センサーS2 位置へ
の搬送に要する時間に余裕時間を加えた時間〕が経過し
ても、第2センサーS2 の紙幣始端検出がない場合、第
1センサーS1 から第2センサーS2 への搬送に詰りが
生じたと判断して、前記第1,第2センサーS1,S2
備えた搬送ユニット2A及びそれよりも上手側に位置す
る搬送ユニット2Aを駆動停止させる機能。 〔6〕投入機Bから紙幣aが送出された後、設定時間
〔投入機Bから第2センサーS2 位置への搬送に要する
時間に余裕時間を加えた時間〕が経過しても第2センサ
ーS2 の紙幣始端検出がない場合、投入機Bから第2セ
ンサーS2 への搬送に詰りが生じたと判断して、前記投
入機Bからの紙幣aを受入れる搬送ユニット2A及びそ
れよりも上手側に位置する搬送ユニット2Aを駆動停止
させる機能。 〔7〕前記の詰り判断時、監視モニター24を詰り表示
状態に作動させる機能。 〔8〕蓋開放スイッチSWのONにより、監視モニター24
を蓋開放表示状態に作動させる機能。 【0009】〔別実施例〕 第11図に示すように、紙幣通過検出センサーS
を、各搬送ユニット2Aにおける下手側搬送ベルト6’
による搬送中央部において紙幣aを検出する状態に設
け、上手側センサーSに対する下手側センサーSの検出
遅れ時間が設定時間外か内かにより詰りの発生の有無を
検出し、有検出時には、詰り発生搬送ユニット2A及び
それよりも上手側に位置する搬送ユニット2Aの駆動を
停止すべく構成する。 第12図に示すように、紙幣通過センサーSを、各
搬送ユニット2Aにおける上手側搬送ベルト6による搬
送中央部において紙幣aを検出する状態に設け、上手側
センサーSに対する下手側センサーSの検出遅れ時間が
設定時間外か内かにより詰りの発生の有無を検出し、有
検出時には、詰り発生搬送ユニット2A及びそれよりも
上手側に位置する搬送ユニット2Aの駆動を停止すべく
構成する。 第13図(イ),(ロ)に示すように、複数の紙幣
通過検出センサーSを、少なくとも、各搬送ユニット2
Aの両搬送ベルト6,6’の搬送始端及び終端近くにお
いて紙幣aを検出する状態に設け、上手側センサーSに
対する下手側センサーSの検出遅れ時間が設定時間外か
内かにより詰りの発生の有無を検出し、有検出時には、
詰り発生搬送ユニット2A及びそれよりも上手側に位置
する搬送ユニット2Aの駆動を停止すべく構成する。 第14図に示すように、紙幣通過検出センサーS
を、各搬送ユニット2Aの下手側搬送ベルト6’の搬送
始端近くにおいて紙幣aを検出する状態に設け、上手側
センサーSに対する下手側センサーSの検出遅れ時間が
設定時間外か内かにより詰りの発生の有無を検出し、有
検出時には、詰り発生搬送ユニット2A及びそれよりも
上手側に位置する搬送ユニット2Aの駆動を停止すべく
構成する。 モータ11にかかる負荷によって詰りを検出すべく
構成する。 搬送ベルト6,6’のスリップをもって詰りを検出
すべく構成する。 投入機Bから紙幣aが送出されたか否かに拘わら
ず、常時、各ユニット2Aのモータ11を駆動すべく構
成する。 各ユニット2Aのモータ11の全部を、投入機6及
びセンサーS1,S2 よりも優先して駆動させることが可
能な手動スイッチを設けて実施する。 【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】パチンコ遊戯設備の正面図 【図2】パチンコ遊戯設備の横断平面図 【図3】要部の斜視図 【図4】要部の拡大横断平面図 【図5】要部の拡大横断平面図 【図6】要部の拡大縦断正面図 【図7】要部の拡大縦断側面図 【図8】動作を示す要部の拡大縦断正面図 【図9】動作を示す要部の拡大縦断正面図 【図10】伝動系統図 【図11】別実施例を示す要部の概略側面図 【図12】別実施例を示す要部の概略側面図 【図13】(イ),(ロ)は別実施例を示す要部の概略側
面図 【図14】別実施例を示す要部の概略側面図 【符号の説明】 2 挾持搬送機構 3 薄板状体受入部 2A 搬送ユニット
【手続補正書】 【提出日】平成4年5月29日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 遊技設備 【特許請求の範囲】 1.複数の遊技台(A)を横方向に並設して構成される
遊技台列の2列が背中合わせに配設され、前記遊技台列
の各々に、紙幣(a)を当該遊技台列前面側から受け入
れて一定又は略一定の姿勢で当該遊技台列背面側に送り
出し可能な複数の紙幣投入機(B)が当該遊技台列に沿
う方向で設けられているとともに、前記遊技台列の各々
に設けた前記紙幣投入機(B)の各々から送り出される
紙幣(a)を受け取って挟持し、前記遊技台列に沿って
特定位置まで同一方向に合流搬送する挟持搬送装置
(2)が設けられている遊技設備であって、紙幣(a)
の搬送状態を検出する検出手段(S1,S2,S)と、前記
検出手段(S1,S2,S)による検出結果に基づいて紙幣
(a)の詰まり発生の有無を判別する判別手段(23)
と、前記判別手段(23)による判別結果に基づいて詰
まり発生を表示する表示手段(24)とが備えられてい
る遊技設備。 2.前記検出手段(S1,S2,S)が、紙幣(a)の移動
時間に基づいて紙幣(a)の搬送状態を検出するもので
ある特許請求の範囲第1項に記載の遊技設備。 3.前記検出手段が、前記挟持搬送装置(2)を駆動す
るモータ(11)の負荷変動に基づいて紙幣(a)の搬
送状態を検出するものである特許請求の範囲第1項に記
載の遊技設備。 4.前記挟持搬送装置(2)が、紙幣(a)を挾持して
搬送する搬送ベルト(6,6’)を駆動プーリー(9
B,9A’)に巻掛けて構成され、前記検出手段が、前
記搬送ベルト(6,6’)のスリップの有無に基づいて
紙幣(a)の搬送状態を検出するものである特許請求の
範囲第1項に記載の遊技設備。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば、遊技台として
のパチンコ台の複数を横方向に並設して構成される遊技
台列の2列を背中合わせに配設し、これら遊技台列の各
々に、紙幣を当該遊技台列前面側から受け入れて当該遊
技台列背面側に送り出し可能な複数のパチンコ玉貸機等
の紙幣投入機を当該遊技台列に沿う方向で設けるととも
に、遊技台列の各々に設けた紙幣投入機の各々から送り
出される紙幣を特定位置まで合流搬送する搬送装置を設
けて、紙幣投入機に受け入れた紙幣を能率良く回収でき
るようにした遊技設備に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の遊技設備では、硬貨の投入で作動
する自動玉貸機をパチンコ遊技台間に設けて構成される
パチンコ遊技台列の2列を背中合わせに配設し、これら
パチンコ遊技台列の背面間に、パチンコ遊技台列各々の
自動玉貸機から落下排出された硬貨を受け止めてパチン
コ遊技台列一端側に載置搬送する搬送装置を設けて、両
側のパチンコ遊技台列の自動玉貸機に投入された投入硬
貨を能率良く回収できるようにしたものがあるが(例え
ば、実開昭52−160482号、実開昭52−146375号公報参
照)、紙幣の投入で作動する自動玉貸機等の紙幣投入機
を遊技台間に設けて遊技台列が構成されている遊技設備
では、紙幣が硬貨に比べて大形でかつ薄いものであり、
しかも軽くて可撓性があるという特性から硬貨のように
は取扱にくいので、紙幣投入機の各々に金庫(スタッカ
−)を備えておき、各紙幣投入機において受け入れた紙
幣はその受け入れた紙幣投入機の金庫に収納しておくこ
とが行われている(特開昭53−3399号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従って、従来の紙幣の
投入で作動する紙幣投入機を遊技台間に設けて遊技台列
が構成されている遊技設備によれば、各紙幣投入機に投
入された紙幣を回収するに際して、回収者が各紙幣投入
機の前面まで一々移動して金庫内の紙幣を回収しなけれ
ばならず、一連の遊技台列についてだけみても各紙幣投
入機からの紙幣の回収を能率良く行なうことができない
のはもとより、遊技台の稼働中に金庫が満杯になった時
には遊技者の間に入り込んで回収しなければならない場
合もあり、遊技者に対する配慮にも欠けるものである。
そこで、従来の硬貨の投入で作動する自動玉貸機をパチ
ンコ遊技台間に設けて遊技台列が構成されている遊技設
備と同じように、遊技台列前面側から受け入れた紙幣を
遊技台列背面側に送り出す紙幣投入機を遊技台間に設け
て構成される遊技台列の2列を背中合わせに配設し、こ
れらパチンコ遊技台列の背面間に、各遊技台列の紙幣投
入機から送り出された紙幣を遊技台列一端側の回収位置
まで合流搬送する搬送装置を設けて、紙幣を遊技者の邪
魔にならず、しかも能率良く回収できるようにすること
が考えられるが、この場合、各遊技台列の紙幣投入機か
ら送り出される紙幣を、単にベルトコンベヤ等の搬送装
置の搬送面に不規則な姿勢で自由落下させて受け止め、
遊技台列一端側の回収位置まで合流搬送するだけでは、
搬送紙幣が搬送途中で滞留する等、搬送が不確実になり
易く、また、不規則な姿勢で自由落下してくる紙幣を搬
送装置の搬送面に確実に受け止められるよう、搬送面の
横幅が広い大型の搬送装置を設ける必要があり、搬送装
置の据え付けの為に広いスペ−スを確保する必要がある
から、遊技台の据え付けスペ−スがその分少なくなるお
それがある。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、紙幣が備える特性を有効に活用して、背中合わ
せに配設された各遊技台列の紙幣投入機に投入された紙
幣を遊技者の邪魔にならず能率良く円滑に搬送して確実
に回収できるものでありながら、広い据え付けスペ−ス
を必要としない遊技設備を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、 A.複数の遊技台を横方向に並設して構成される遊技台
列の2列が背中合わせに配設され、前記遊技台列の各々
に、紙幣を当該遊技台列前面側から受け入れて一定又は
略一定の姿勢で当該遊技台列背面側に送り出し可能な複
数の紙幣投入機が当該遊技台列に沿う方向で設けられて
いるとともに、 B.前記遊技台列の各々に設けた前記紙幣投入機の各々
から送り出される紙幣を受け取って挟持し、前記遊技台
列に沿って特定位置まで同一方向に合流搬送する挟持搬
送装置が設けられている遊技設備であって、 C.紙幣の搬送状態を検出する検出手段と、前記検出手
段による検出結果に基づいて紙幣の詰まり発生の有無を
判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に基
づいて詰まり発生を表示する表示手段とが備えられてい
る遊技設備。 上記A乃至Cの構成にあり、かかる構成から次の作用効
果を奏する。 【0005】 【作用】 a.前記A,Bの構成により、背中合わせに配設した遊
技台列の各々に設けた紙幣投入機の各々から送り出され
る紙幣を手間をかけず、しかも、遊技台列に沿っての搬
送で遊技者の邪魔にならずに、能率良く回収できるので
あるが、 b.紙幣を一定又は略一定の姿勢で遊技台列背面側に送
り出し可能な紙幣投入機を、背中合わせに配設した遊技
台列の各々に設けて、遊技台列の各々に設けた紙幣投入
機の各々から送り出される紙幣を、遊技台列に沿って挾
持姿勢で特定位置まで一連に搬送するから、搬送ベルト
上で紙幣を載置搬送する場合に比べて、紙幣が滞留しに
くい状態で円滑に、しかも、狭いスペースでも効率よく
確実に搬送でき、 c.殊に、背中合わせに配設した遊技台列各々からの送
り出し紙幣を、特定位置まで同一方向に合流搬送するか
ら、紙幣詰まり発生のおそれが少ないとともに、特定位
置に搬送した後の紙幣の回収作業を能率良く行える。つ
まり、例えば、背中合わせに配設した左右の遊技台列に
沿って回動移動される無端回動ベルトと、遊技台列の長
手方向一端側に向けて移動する無端回動ベルト部分との
協働で紙幣を挾持搬送する挾持ベルト或いは挾持ローラ
ーと、遊技台列の長手方向他端側に向けて移動する無端
回動ベルト部分との協働で紙幣を挾持搬送する挾持ベル
ト或いは挾持ローラーとを設けて挾持搬送装置を構成
し、背中合わせに配設した左右の遊技台列のうちの一方
の遊技台列からの送り出し紙幣を遊技台列の長手方向一
端側の特定位置に向けて搬送し、他方の遊技台列からの
送り出し紙幣を遊技台列の長手方向他端側の特定位置に
向けて搬送する場合は、遊技台列の長手方向で離れた2
ヵ所の特定位置で、搬送した紙幣を別々に回収する必要
があり、紙幣の回収効率が悪い欠点がある。又、この欠
点を解決する為に、前述の挾持搬送装置において、背中
合わせに配設した左右の遊技台列のうちの一方の遊技台
列からの送り出し紙幣を遊技台列の長手方向一端側の特
定位置に向けて搬送し、他方の遊技台列からの送り出し
紙幣は、遊技台列の長手方向他端側に向けて搬送した
後、その搬送方向を無端回動ベルトの移動方向の反転に
ともなって反転させて、前述の一方の遊技台列からの送
り出し紙幣が搬送される特定位置と同じ特定位置に搬送
するよう構成すると、搬送距離が長くなり、その分、紙
幣詰まり発生の確率が高くなる欠点がある。これに対し
て、本発明のように、背中合わせに配設した左右の遊技
台列各々からの送り出し紙幣を特定位置まで同一方向に
合流搬送すると、左右両方の遊技台列からの送り出し紙
幣を短い搬送距離で共通の特定位置に搬送でき、搬送距
離が短い分だけ紙幣詰まり発生のおそれが少なくなると
ともに、特定位置に搬送した後の紙幣の回収作業を能率
良く行えるのである。 d.前記Cの構成により、紙幣の詰まりが発生するとそ
の旨が表示される、徒に詰まり発生範囲が拡大しないう
ちに、詰まり解消等の必要な処置を行うことができる。 【0006】 【発明の効果】前記aの作用により、背中合わせに配設
した遊技台列各々の紙幣投入機に投入された紙幣を遊技
者の邪魔にならず能率良く回収でき、しかも前記bの作
用により、広い据え付けスペ−スを必要とせずに、円滑
に搬送して効率よく確実に回収できるものでありなが
ら、前記cの作用により、紙幣詰まり発生のおそれが少
なく、特定位置に搬送した後の紙幣の回収作業も能率良
く行え、更に、前記dの作用により、搬送紙幣の詰まり
解消等の必要な処置を迅速かつ簡単に行える。特許請求
の範囲第2項記載の遊技設備は、前記検出手段が、紙幣
の移動時間に基づいて紙幣の搬送状態を検出するもので
あるから、紙幣の移動が停止してしまう現象である詰ま
り発生を効果的に検出できる。特許請求の範囲第3項記
載の遊技設備は、前記検出手段が、前記挾持搬送装置を
駆動するモータの負荷変動に基づいて紙幣の搬送状態を
検出するものであるから、紙幣の移動時間に基づいて紙
幣の搬送状態を検出するものに比べて、詰まり発生を迅
速に検出できる。特許請求の範囲第4項記載の遊技設備
は、前記挾持搬送装置が、紙幣を挾持して搬送する搬送
ベルトを駆動プーリーに巻掛けて構成され、前記検出手
段が、前記搬送ベルトのスリップの有無に基づいて紙幣
の搬送状態を検出するものであるから、紙幣の移動時間
に基づいて紙幣の搬送状態を検出するものに比べて、詰
まり発生を迅速に検出できる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2はパチンコ遊技設備を示し、このパ
チンコ遊技設備は、複数のパチンコ台Aを横方向に列状
に配置し、これら列状に配置されたパチンコ台Aの隣接
パチンコ台A,A間のうち、1つ置きに位置する間夫々
に、紙幣aをそれの互いに対向する長辺が上下に位置す
る姿勢で受入れ、かつ、背部に送出し可能な玉貸用紙幣
投入機Bを介在させて成るパチンコ遊技台列の2列を、
小間隔を隔てた背中合せの状態に配設するとともに、こ
の両パチンコ遊技台列の間に、各紙幣投入機Bからの送
出し紙幣aを受け取って挾持し、台列一端側に設けた収
納部Cまで同一方向に挾持搬送する挟持搬送装置2を設
けて構成されている。前記紙幣投入機Bは、受け入れた
紙幣aを移送しながらその良否を識別する機能と、不良
紙幣aを受入口bに自動返送する機能とを備えている。
前記挟持搬送装置2は、搬送方向で紙幣投入機Bの並置
間隔を隔てた複数箇所夫々に紙幣受入部3を備え、各受
入部3が紙幣投入機Bに対応位置する状態で台列間に設
けて構成されている。前記挟持搬送装置2の挟持搬送路
は、図2に示すように、紙幣投入機Bを挟んで隣接する
左右のパチンコ台A,Aの設置範囲に亘る長さ分、つま
り紙幣投入機Bの配設ピッチと等しい長さ分を一ユニッ
トの全長とする搬送ユニット2Aの複数を隣接搬送ユニ
ット2A間で紙幣aを受け渡し可能な状態で一連に連結
して構成されており、各搬送ユニット2A各々の搬送方
向中間部に受入部3が設けられている。 【0008】前記搬送ユニット2Aは、図3乃至図9に
示すように、ほぼ上向き開放コの字形で、対向板夫々の
長手方向中央部に、左右外方からの紙幣aを受入可能な
受入用開口4A,4A’を形成したフレーム4内に、そ
の搬送作用部に対設する搬送方向複数のローラー5群と
の協働により、上手側搬送ユニット2Aからの紙幣aを
受入れて中央部近くにまで挾持搬送する上手側搬送ベル
ト6と、その搬送作用部に対設する搬送方向複数のロー
ラー5A’,5’群との協働により、上手側搬送ベルト
6及び両受入用開口4A,4A’からの紙幣aを受入れ
て下手側搬送ユニット2A〔尚、搬送終端の搬送ユニッ
ト2Aにおいては収容部C〕に受渡し可能な位置にまで
挾持搬送する下手側搬送ベルト6’とを設けるととも
に、その搬送作用部に対設するローラー7,7’群との
協働により、左右両側の投入機B,Bからの送出し紙幣
aを受取って、前記下手側搬送ベルト6’による搬送始
端にまで挾持搬送する受継搬送ベルト8,8’を前記フ
レーム4に取付けて、構成されている。 【0009】前記上手側搬送ベルト6は、それの搬送作
用部を回動案内するプーリー9,9B群のうちの搬送終
端に位置するプーリー9Bを駆動プーリーとするもので
あり、下手側搬送ベルト6’は、それの搬送作用部を回
動案内するプーリー9’,9A’群のうちの搬送始端に
位置するプーリー9A’を駆動プーリーとするものであ
り、前記下手側搬送ベルト6’に対応するローラー
5’,5A’のうち、搬送始端に位置するもの5A’は
駆動ローラーであり、前記受継搬送ベルト8,8’のう
ち、搬送ベルト6,6’と同じ側に位置する一方のもの
8は、それを回動案内するプーリー10,10Aのう
ち、下手側搬送ベルト6’における駆動プーリー9A’
と同芯に位置する搬送終端のプーリー10Aを駆動プー
リーとするものであり、他方の受継搬送ベルト8’は、
それを回動案内するプーリー10’,10A’のうち、
駆動ローラー5A’と同芯に位置する搬送終端のプーリ
ー10A’を駆動プーリーとするものである。そして、
前記各駆動プーリー9B,9A’,10A,10A’及
び駆動ローラー5A’は、一つの電動モータ11をもっ
て同期駆動されるのであって、具体的に言うと、両搬送
ベルト6,6’の駆動プーリー9B,9A’は、そのプ
ーリー軸9b,9a’をモータ11の出力軸11aにギ
ヤG1,G2,G3 を介して連動させることにより駆動され
るべく構成されており、駆動ローラー5A’は、そのロ
ーラー軸5a’を、下手側駆動プーリー軸9a’にギヤ
4,G5 を介して連動させることにより駆動されるべく
構成されており、一方の受継搬送ベルト8の駆動プーリ
ー10Aは、下手側駆動プーリー9A’に摩擦板12を
介して連動することにより、それに一定以上の負荷が作
用したとき駆動を解除される状態で駆動されるべく構成
されており、他方の受継搬送ベルト8’の駆動プーリー
10A’は、駆動ローラー5A’に摩擦板12’を介し
て連動することにより、それに一定以上の負荷が作用し
たとき駆動を解除される状態で駆動されるべく構成され
ている。 【0010】前記搬送ベルト6,6’が巻き掛けられて
いるプーリー9,9’,9A’,9B群のうち、搬送ベ
ルト6,6’の搬送始端部と搬送終端部とが巻き掛けら
れている両端のプーリー9,9’,9A’,9Bを除く
プーリー9,9’は、挾持搬送紙幣aを倒れ止めするガ
イド対13,14、13’,14’の一方のガイド1
4,14’に支承されている。また、前記一方のガイド
14,14’に支承されているプーリー9,9’に搬送
ベルト6,6’を挟んで対向させて設けられているロー
ラー5,5’は、他方のガイド13,13’に支承され
ており、この他方のガイド13,13’は、支点R周り
での揺動により搬送ベルト6,6’とローラー5,5’
とによる挾持を解除すべく構成されていて、搬送ベルト
6,6’は、ローラー5,5’とによる挾持を解除させ
た状態において上方に抜出し可能に構成されている。前
記受継搬送ベルト8,8’が巻掛けられているプーリー
10,10’群は搬送ガイド15,15’に支承され、
ローラー7,7’群は、搬送ガイド16,16’に支承
されているとともに、搬送ガイド15,15’及び搬送
ガイド16,16’は、夫々、駆動プーリー軸芯X,
X’周りに揺動自在にフレーム4に取付けられている。
そして、プーリー側搬送ガイド15,15’をローラ
ー側搬送ガイド16,16’側に揺動付勢して、受継搬
送ベルト8,8’をローラー側搬送ガイド16,16’
のローラー7,7’群に圧接させるスプリング17,1
7’と、スプリング17,17’の付勢力に抗してフレ
ーム4への取付固定位置を搬送方向に変更することによ
り、プーリー側搬送ガイド15,15’とローラー側搬
送ガイド16,16’を任意の揺動姿勢に保持するリン
ク18,18’とを設け、もって、駆動プーリー軸芯
X,X’周りでの揺動により、受継搬送ベルト8,8’
の搬送始端をフレーム4、つまり、搬送終端に対して左
右方向に位置変更すべく構成されている。前記搬送ユニ
ット2Aは、フレーム4の上部開口のうち、受入部3相
当部分を閉塞すべくフレーム4に固定具19を介して取
付け可能な第1蓋20と、残る開口部分を閉塞すべくフ
レーム4に固定具19を介して取付け可能な第2蓋2
1,21と、第2蓋21, 21に対する固定具19の一
つが固定解除操作されたときONする蓋開放検出スイッチ
SW, SWと、前記両搬送ベルト6,6’による搬送始
端近く夫々において紙幣aの通過を検出するためのセン
サーS1,S2 と、このセンサーS1,S2 のONにより点灯
するランプ22,22とを備え、センサーS1,S2 が挟
持搬送装置2で搬送中の紙幣aの通過有無を検出する検
出手段に構成されている。 【0011】図1の23はマイクロコンピュータ利用の
制御器であり、24は監視モニターであって、この制御
器23は下記〜の機能を備えている。 .投入機Bに紙幣aが投入されたとき、その投入機B
からの紙幣aを受入れる搬送ユニット2A及びそれに搬
送下手側で接続する搬送ユニット2Aを駆動させる機
能。 .搬送上手側に接続されている搬送ユニット2Aで搬
送されてきた紙幣aの始端が第1センサーS1 で検出さ
れると、当該第1センサーS1 が付設されている搬送ユ
ニット2Aに搬送下手側で接続する搬送ユニット2Aを
駆動させる機能。 .搬送紙幣aの終端を第2センサーS2 で検出した
後、設定時間〔第2センサーS2 位置からその下手側に
接続されている搬送ユニット2Aの第1センサーS 1
置への紙幣搬送に要する時間に余裕時間を加えた時間〕
が経過したとき、当該第2センサーS2 を備えた搬送ユ
ニット2Aを駆動停止させる機能。 .蓋開放検出スイッチSWのONにより、監視モニター
24を蓋開放表示状態に作動させる機能。 前記センサーS1,S2 と、センサーS1,S2 による検出
結果に基づいて搬送紙幣aの詰まりが発生した搬送ユニ
ット2Aを判別する判別手段とで挟持搬送装置2におけ
る搬送紙幣aの詰まりを検知する詰まり検知手段が構成
され、詰まり検知手段と、この詰まり検知手段による検
知結果に基づいて、詰まりの発生した搬送ユニット2A
及びその搬送ユニット2Aよりも搬送方向上手側の搬送
ユニット2Aの搬送駆動を停止させる駆動停止手段とが
制御器23に設けられている。 【0012】前記判別手段は搬送方向上手側のセンサー
1 (以下、第1センサーと称する)と搬送方向下手側
のセンサーS2 (以下、第2センサーと称する)とによ
る紙幣検出時間差に基づいて搬送紙幣aの詰まりを検知
するもので、詰まりを検知すると、制御器23は、挟持
搬送装置2の搬送駆動を以下の[1] 乃至[3] に列記する
ように制御する。 [1].前後に隣合って接続されている二つの搬送ユニッ
ト2Aにおいて、上手側の搬送ユニット2Aに備えられ
ている第2センサーS2 による紙幣終端検出後、設定時
間〔第2センサーS2 位置からその下手側に接続されて
いる下手側搬送ユニット2Aの第1センサーS1 位置へ
の紙幣搬送に要する時間に余裕時間を加えた時間〕が経
過しても、その下手側に接続されている下手側搬送ユニ
ット2Aの第1センサーS1 による紙幣始端検出がない
場合、判別手段が隣合う搬送ユニット2Aの第2センサ
ーS2 から第1センサーS1 への搬送に詰りが生じたと
判別して、駆動停止手段がこの第1センサーS1 を備え
た下手側搬送ユニット2A及びそれよりも搬送方向上手
側に位置する搬送ユニット2Aの駆動を停止させる。 [2].一つの搬送ユニット2Aにおいて、第1センサーS
1 の紙幣終端検出後、設定時間〔第1センサーS1 位置
から第2センサーS2 位置への搬送に要する時間に余裕
時間を加えた時間〕が経過しても、第2センサーS2
紙幣始端検出がない場合、判別手段が第1センサーS1
から第2センサーS2 への搬送に詰りが生じたと判別し
て、駆動停止手段がその第1, 第2センサーS1 ,S2
を備えた搬送ユニット2A及びそれよりも搬送方向上手
側に位置する搬送ユニット2Aの駆動を停止させる。 [3] .投入機Bから紙幣aが送出された後、設定時間
〔投入機Bから第2センサーS2 位置への搬送に要する
時間に余裕時間を加えた時間〕が経過しても第2センサ
ーS2 の紙幣始端検出がない場合、判別手段が投入機B
から第2センサーS 2 への搬送に詰りが生じたと判別し
て、駆動停止手段が前記投入機Bからの紙幣aを受入れ
る搬送ユニット2A及びそれよりも搬送方向上手側に位
置する搬送ユニット2Aの駆動を停止させる。尚、制御
器23は、前記の詰り判断時、監視モニター24を詰り
表示状態に作動させる機能を備えている。 【0013】〔別実施例〕 ア.図11に示すように、紙幣通過検出センサーSを、
各搬送ユニット2Aにおける下手側搬送ベルト6’によ
る搬送中央部において紙幣aを検出する状態に設け、判
別手段が上手側センサーSに対する下手側センサーSの
検出遅れ時間が設定時間外か内かにより詰りの発生の有
無を判別し、詰まり発生時には、駆動停止手段が詰り発
生搬送ユニット2A及びそれよりも上手側に位置する搬
送ユニット2Aの駆動を停止すべく構成する。 イ.図12に示すように、紙幣通過センサーSを、各搬
送ユニット2Aにおける上手側搬送ベルト6による搬送
中央部において紙幣aを検出する状態に設け、判別手段
が上手側センサーSに対する下手側センサーSの検出遅
れ時間が設定時間外か内かにより詰りの発生の有無を判
別し、詰まり発生時には、駆動停止手段が詰り発生搬送
ユニット2A及びそれよりも上手側に位置する搬送ユニ
ット2Aの駆動を停止すべく構成する。 ウ.図13(イ),(ロ) に示すように、複数の紙幣通過検出
センサーSを、少なくとも、各搬送ユニット2Aの両搬
送ベルト6,6’の搬送始端及び終端近くにおいて紙幣
aを検出する状態に設け、判別手段が上手側センサーS
に対する下手側センサーSの検出遅れ時間が設定時間外
か内かにより詰りの発生の有無を判別し、詰まり発生時
には、駆動停止手段が詰り発生搬送ユニット2A及びそ
れよりも上手側に位置する搬送ユニット2Aの駆動を停
止すべく構成する。 エ. 図14に示すように、紙幣通過検出センサーSを、
各搬送ユニット2Aの下手側搬送ベルト6’の搬送始端
近くにおいて紙幣aを検出する状態に設け、判別手段が
上手側センサーSに対する下手側センサーSの検出遅れ
時間が設定時間外か内かにより詰りの発生の有無を判別
し、詰まり発生時には、駆動停止手段が詰り発生搬送ユ
ニットS及びそれよりも上手側に位置する搬送ユニット
2Aの駆動を停止すべく構成する。 オ. モータ11にかかる負荷によって詰りを検知する詰
まり検知手段を設ける。 カ. 搬送ベルト6,6’のスリップをもって詰りを検知
する詰まり検知手段を設ける。 キ.投入機Bから紙幣aが送出されたか否かに拘わら
ず、常時、各搬送ユニット2Aのモータ11を駆動すべ
く構成する。 ク.各ユニット2Aのモータ11の全部を、投入機B及
びセンサーS1,S2 よりも優先して駆動させることが可
能な手動スイッチを設けて実施する。 【図面の簡単な説明】 【図1】パチンコ遊戯設備の正面図 【図2】パチンコ遊戯設備の横断平面図 【図3】要部の斜視図 【図4】要部の拡大横断平面図 【図5】要部の拡大横断平面図 【図6】要部の拡大縦断正面図 【図7】要部の拡大縦断側面図 【図8】動作を示す要部の拡大縦断正面図 【図9】動作を示す要部の拡大縦断正面図 【図10】伝動系統図 【図11】別実施例を示す要部の概略側面図 【図12】別実施例を示す要部の概略側面図 【図13】(イ),(ロ)は別実施例を示す要部の概略側
面図 【図14】別実施例を示す要部の概略側面図 【符号の説明】 2 挾持搬送装置 6 搬送ベルト 6’ 搬送ベルト 9A’駆動プーリー 9B 駆動プーリー 11 モータ 23 判別手段 24 表示手段 A 遊技台 a 紙幣 B 紙幣投入機 S1 検出手段 S2 検出手段 S 検出手段 【手続補正2】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図6 【補正方法】変更 【補正内容】 【図6】 【手続補正3】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図7 【補正方法】変更 【補正内容】 【図7】 【手続補正4】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図8 【補正方法】変更 【補正内容】 【図8】 【手続補正5】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図9 【補正方法】変更 【補正内容】 【図9】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の遊技台(A)を横方向に並設して構成される
    遊技台列の2列が背中合わせに配設され、前記遊技台列
    の各々に、扁平体(a)を当該遊技台列前面側から受け
    入れて一定又は略一定の姿勢で当該遊技台列背面側に送
    り出し可能な複数の扁平体投入機(B)が当該遊技台列
    に沿う方向で設けられているとともに、前記遊技台列の
    各々に設けた前記扁平体投入機(B)の各々から送り出
    される扁平体(a)を受け取って挟持し、前記遊技台列
    に沿って特定位置まで同一方向に合流搬送する挟持搬送
    装置(2)が設けられている遊技設備であって、扁平体
    (a)の搬送状態を検出する検出手段(S1,S2,S)
    と、前記検出手段(S1,S2,S)による検出結果に基づ
    いて扁平体(a)の詰まり発生の有無を判別する判別手
    段(23)と、前記判別手段(23)による判別結果に
    基づいて詰まり発生を表示する表示手段(24)とが備
    えられている遊技設備。 2.前記検出手段(S1,S2,S)が、扁平体(a)の移
    動時間に基づいて扁平体(a)の搬送状態を検出するも
    のである特許請求の範囲第1項に記載の遊技設備。 3.前記検出手段が、前記挟持搬送装置(2)を駆動す
    るモータ(11)の負荷変動に基づいて扁平体(a)の
    搬送状態を検出するものである特許請求の範囲第1項に
    記載の遊技設備。 4.前記挟持搬送装置(2)が、扁平体(a)を挾持し
    て搬送する搬送ベルト(6,6’)を駆動プーリー(9
    B,9A’)に巻掛けて構成され、前記検出手段が、前
    記搬送ベルト(6,6’)のスリップの有無に基づいて
    扁平体(a)の搬送状態を検出するものである特許請求
    の範囲第1項に記載の遊技設備。
JP4112545A 1992-05-01 1992-05-01 遊技設備 Expired - Lifetime JPH0742010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4112545A JPH0742010B2 (ja) 1992-05-01 1992-05-01 遊技設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4112545A JPH0742010B2 (ja) 1992-05-01 1992-05-01 遊技設備

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63223955A Division JPH0671496B2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 遊技設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0656306A true JPH0656306A (ja) 1994-03-01
JPH0742010B2 JPH0742010B2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=14589339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4112545A Expired - Lifetime JPH0742010B2 (ja) 1992-05-01 1992-05-01 遊技設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0742010B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050378A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Daito Seisakusho:Kk 紙幣搬送装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112840U (ja) * 1974-07-16 1976-01-30
JPS5313998A (en) * 1976-07-26 1978-02-08 Fujitsu Ltd Conveyor of cards
JPS5329839A (en) * 1976-08-30 1978-03-20 Kenkichi Nakajima Coin collecting device for pachinko game hall
JPS548362A (en) * 1977-06-22 1979-01-22 Mitsubishi Electric Corp Double-feed detector of sheet
JPS56161733A (en) * 1980-05-15 1981-12-12 Ricoh Co Ltd Data transmission system

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112840U (ja) * 1974-07-16 1976-01-30
JPS5313998A (en) * 1976-07-26 1978-02-08 Fujitsu Ltd Conveyor of cards
JPS5329839A (en) * 1976-08-30 1978-03-20 Kenkichi Nakajima Coin collecting device for pachinko game hall
JPS548362A (en) * 1977-06-22 1979-01-22 Mitsubishi Electric Corp Double-feed detector of sheet
JPS56161733A (en) * 1980-05-15 1981-12-12 Ricoh Co Ltd Data transmission system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050378A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Daito Seisakusho:Kk 紙幣搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0742010B2 (ja) 1995-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0338183B2 (ja)
JPS6351274A (ja) 書類分配機
JPH0656306A (ja) 遊技設備
JPH0671497B2 (ja) 遊技設備
JP5002130B2 (ja) 硬貨回収処理装置
JPH0671496B2 (ja) 遊技設備
JPH0543617B2 (ja)
JP2597083Y2 (ja) 硬貨処理装置
JPH0416381B2 (ja)
JP2003276924A (ja) 紙幣搬送装置
JP2001129231A (ja) 遊技装置における回収装置
JPH045619B2 (ja)
JPH042913Y2 (ja)
JPH0720119Y2 (ja) 遊技設備
JPH04226230A (ja) 遊技設備
JPH062536B2 (ja) 遊技設備
JPH042914Y2 (ja)
JP2574865Y2 (ja) パチンコ玉、硬貨類兼用計数機
JP3848483B2 (ja) 硬貨収納投出装置および硬貨入出金機
JPH06115754A (ja) 遊技設備
JPH062535B2 (ja) 遊技設備
JPH045620B2 (ja)
JPH11349173A (ja) シート状物搬送装置
JPH045623B2 (ja)
JPH06278909A (ja) 遊技用の紙幣類投入機