JPH065600B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH065600B2 JPH065600B2 JP59205311A JP20531184A JPH065600B2 JP H065600 B2 JPH065600 B2 JP H065600B2 JP 59205311 A JP59205311 A JP 59205311A JP 20531184 A JP20531184 A JP 20531184A JP H065600 B2 JPH065600 B2 JP H065600B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、半導体装置に関し、特に低温動作により高集
積度と簡略回路方式を可能とした絶縁ゲート電界効果ト
ランジスタ(以下、MOSトランジスタと記す)型の半
導体装置に関するものである。
積度と簡略回路方式を可能とした絶縁ゲート電界効果ト
ランジスタ(以下、MOSトランジスタと記す)型の半
導体装置に関するものである。
従来、MOS型半導体素子の低温域の動作については、
例えば、(1)IEEE Trans.Electron Devices,ED−
24,218−229(1977年)におけるF.H.Gaensslen他による
“Very Small MOS FET′s for Low−Temperatu
re Operation”、(2)Band 33,229−235(1979年)におけ
るW.Link他による“Eigenschaften Von MOS−Ein−
Transistor speicherzellen bei tiefen Temperature
n”あるいは(3)電子通信学会総合全国大会予稿集,2−
283(昭和59年)における諸岡毅一他による“低温にお
けるダイナミックRAMの動作解析”等において記載さ
れている。
例えば、(1)IEEE Trans.Electron Devices,ED−
24,218−229(1977年)におけるF.H.Gaensslen他による
“Very Small MOS FET′s for Low−Temperatu
re Operation”、(2)Band 33,229−235(1979年)におけ
るW.Link他による“Eigenschaften Von MOS−Ein−
Transistor speicherzellen bei tiefen Temperature
n”あるいは(3)電子通信学会総合全国大会予稿集,2−
283(昭和59年)における諸岡毅一他による“低温にお
けるダイナミックRAMの動作解析”等において記載さ
れている。
上記(1)の文献には、デバイスの特性が低温域ではどの
ようになるかを分析しており、例えば、電子の速度と電
界の関係は、温度によりどう変化するか、および閾値電
圧は温度によりどう変わるか(低温にすると、閾値電圧
VTは上昇する)および接合点に蓄積された電荷は296
Kと77K(低温域)では、どちらがリークが少ないか
(低温域の方が電荷のリークは少ない)等について述べ
られている。また上記(2)の文献には、ダイナミック型
RAMにおける温度特性が示されており、例えば、リフ
レッシュ時間と温度の関係(低温域になるとリフレッシ
ュ時間間隔が長くてよい)について述べられている。し
かし、(1)(2)のいずれの文献も、低温域で動作するMO
S素子を回路に適用した場合の問題点を認識していな
い。
ようになるかを分析しており、例えば、電子の速度と電
界の関係は、温度によりどう変化するか、および閾値電
圧は温度によりどう変わるか(低温にすると、閾値電圧
VTは上昇する)および接合点に蓄積された電荷は296
Kと77K(低温域)では、どちらがリークが少ないか
(低温域の方が電荷のリークは少ない)等について述べ
られている。また上記(2)の文献には、ダイナミック型
RAMにおける温度特性が示されており、例えば、リフ
レッシュ時間と温度の関係(低温域になるとリフレッシ
ュ時間間隔が長くてよい)について述べられている。し
かし、(1)(2)のいずれの文献も、低温域で動作するMO
S素子を回路に適用した場合の問題点を認識していな
い。
次に、上記(3)の文献には、低温におけるダイナミック
型RAMの動作特性が示されており、例えば、モードが
ポーズ・リフレッシュ(他の回路が動作していない場
合)のときには、低温になれば、それに比例してリフレ
ッシュ時間は長くなるが、ディスターブ・リフレッシュ
(他の回路が動作中の場合)のときには、低温域でもあ
る温度以下ではリフレッシュ時間が変わらないことを述
べている。しかし、低温域で動作するMOS素子に最適
な回路方式までは言及していない。
型RAMの動作特性が示されており、例えば、モードが
ポーズ・リフレッシュ(他の回路が動作していない場
合)のときには、低温になれば、それに比例してリフレ
ッシュ時間は長くなるが、ディスターブ・リフレッシュ
(他の回路が動作中の場合)のときには、低温域でもあ
る温度以下ではリフレッシュ時間が変わらないことを述
べている。しかし、低温域で動作するMOS素子に最適
な回路方式までは言及していない。
本発明の目的は、このように要求に応えるため、ダイナ
ミック回路と同等の高集積度を有し、かつ複雑な内部ま
たは外部タイミング信号を要しないスタティック回路の
簡便さを併せ持つ集積回路の半導体装置を提供すること
にある。
ミック回路と同等の高集積度を有し、かつ複雑な内部ま
たは外部タイミング信号を要しないスタティック回路の
簡便さを併せ持つ集積回路の半導体装置を提供すること
にある。
上記目的を達成するため、本発明の半導体装置は、信号
処理回路への入力信号の状態変化時に信号処理開始信号
を入力して、所定の回路節点に電荷を供給する供給手段
を有し、該供給手段および信号処理回路を200K以下
の温度範囲で動作させることに特徴がある。
処理回路への入力信号の状態変化時に信号処理開始信号
を入力して、所定の回路節点に電荷を供給する供給手段
を有し、該供給手段および信号処理回路を200K以下
の温度範囲で動作させることに特徴がある。
本願で開示される代表的な発明の実施形態による半導体
装置は、 信号処理回路(14,17)と、 該信号処理回路(14,17)への入力信号(X1,X2,…,Xm)の状
態の変化を検出する検出回路(15,18)と、 該検出回路(15,18)からの検出信号(φ,)に応答し
て上記信号処理回路(14,17)の所定の回路節点(21,25,2
6,34)への電荷供給を制御する供給制御手段(20,23,30)
とを具備してなり、 第1導電型の半導体基板(4)上に形成された第2導電型
の第1のウェル領域(9)内に形成された第1導電型の第
1の不純物領域(10)により上記信号処理回路の電荷保持
用の回路節点が形成され、 上記第1導電型の上記半導体基板(4)上に形成された上
記第2導電型の第2のウェル領域(6)内に形成された上
記第1導電型の第2の不純物領域(8)により上記信号処
理回路の飽和動作を行うMOSトランジスタのドレイン
領域が形成され、 上記MOSトランジスタの上記ドレイン領域(8)の直下
において上記第2導電型の第2のウェル領域(6)内に上
記第1導電型の上記半導体基板(4)から突起した上記第
1導電型の突起領域(13)を形成することにより、該突起
領域(13)によって上記ドレイン領域(8)からの少数キャ
リアを吸収し、 上記第2導電型の上記第1のウェル領域(9)と上記第2
導電型の上記第2のウェル領域(6)との間に絶縁物領域
(12)を形成することにより、上記少数キャリアの上記第
2のウェル領域(6)から上記第1のウェル領域(9)への通
過を防止し、 200K以下の温度範囲で上記信号処理回路(14,17)お
よび上記供給制御手段(20,23,30)を動作させることを特
徴とする。
装置は、 信号処理回路(14,17)と、 該信号処理回路(14,17)への入力信号(X1,X2,…,Xm)の状
態の変化を検出する検出回路(15,18)と、 該検出回路(15,18)からの検出信号(φ,)に応答し
て上記信号処理回路(14,17)の所定の回路節点(21,25,2
6,34)への電荷供給を制御する供給制御手段(20,23,30)
とを具備してなり、 第1導電型の半導体基板(4)上に形成された第2導電型
の第1のウェル領域(9)内に形成された第1導電型の第
1の不純物領域(10)により上記信号処理回路の電荷保持
用の回路節点が形成され、 上記第1導電型の上記半導体基板(4)上に形成された上
記第2導電型の第2のウェル領域(6)内に形成された上
記第1導電型の第2の不純物領域(8)により上記信号処
理回路の飽和動作を行うMOSトランジスタのドレイン
領域が形成され、 上記MOSトランジスタの上記ドレイン領域(8)の直下
において上記第2導電型の第2のウェル領域(6)内に上
記第1導電型の上記半導体基板(4)から突起した上記第
1導電型の突起領域(13)を形成することにより、該突起
領域(13)によって上記ドレイン領域(8)からの少数キャ
リアを吸収し、 上記第2導電型の上記第1のウェル領域(9)と上記第2
導電型の上記第2のウェル領域(6)との間に絶縁物領域
(12)を形成することにより、上記少数キャリアの上記第
2のウェル領域(6)から上記第1のウェル領域(9)への通
過を防止し、 200K以下の温度範囲で上記信号処理回路(14,17)お
よび上記供給制御手段(20,23,30)を動作させることを特
徴とする。
かかる代表的な発明の実施態様によれば、200K以下
の温度範囲で上記信号処理回路(14,17)および上記供給
制御手段(20,23,30)を動作させることにより、各回路の
リーク電流を著しく低減でき、リーク電流による信号処
理回路の電荷保持用の回路節点の電位変動を補償するた
めのリフレッシュ動作を不必要とすることができる。
の温度範囲で上記信号処理回路(14,17)および上記供給
制御手段(20,23,30)を動作させることにより、各回路の
リーク電流を著しく低減でき、リーク電流による信号処
理回路の電荷保持用の回路節点の電位変動を補償するた
めのリフレッシュ動作を不必要とすることができる。
さらに、信号処理回路の飽和動作を行うMOSトランジ
スタのドレイン領域の近傍の電離などに起因する少数キ
ャリアは信号処理回路の電荷保持用の回路節点の電荷情
報を破壊する恐れが有るので、このMOSトランジスタ
のドレイン領域(8)の直下において第2導電型の第2の
ウェル領域(6)内に形成された第1導電型の突起領域(1
3)と第1のウェル領域(9)と第2のウェル領域(6)との間
に形成された絶縁物領域(12)とは、信号処理回路の電荷
保持用の回路節点の電荷情報破壊の危険性を低減するこ
とができる。
スタのドレイン領域の近傍の電離などに起因する少数キ
ャリアは信号処理回路の電荷保持用の回路節点の電荷情
報を破壊する恐れが有るので、このMOSトランジスタ
のドレイン領域(8)の直下において第2導電型の第2の
ウェル領域(6)内に形成された第1導電型の突起領域(1
3)と第1のウェル領域(9)と第2のウェル領域(6)との間
に形成された絶縁物領域(12)とは、信号処理回路の電荷
保持用の回路節点の電荷情報破壊の危険性を低減するこ
とができる。
本発明のより好適な実施形態は、電荷保持用の回路節点
としての第1導電型の第1の不純物領域(10)直下の第2
導電型の第1のウェル領域(9)に第2導電型の高不純物
濃度埋め込み層(11)を形成することにより、少数キャリ
アの電荷保持用の回路節点(10)への到達を軽減したこと
を特徴とするものである。
としての第1導電型の第1の不純物領域(10)直下の第2
導電型の第1のウェル領域(9)に第2導電型の高不純物
濃度埋め込み層(11)を形成することにより、少数キャリ
アの電荷保持用の回路節点(10)への到達を軽減したこと
を特徴とするものである。
本発明のさらに具体的な実施形態は、 電荷保持用の回路節点はメモリ・アレー領域に形成さ
れ、 飽和動作を行うMOSトランジスタは周辺回路領域に形
成され、 メモリ・アレー領域と周辺回路領域とは絶縁物領域によ
り分離されてなることを特徴とする。
れ、 飽和動作を行うMOSトランジスタは周辺回路領域に形
成され、 メモリ・アレー領域と周辺回路領域とは絶縁物領域によ
り分離されてなることを特徴とする。
以下、本発明の原理および実施例を、図面により説明す
る。
る。
第2図は、測定結果にもとづく接合リーク電流の温度依
存性を示す図である。
存性を示す図である。
MOS素子の低温域での特性の1つとして、ソース,ド
レイン接合におけるリーク電流ILの温度依存性があ
る。第2図は、実際に測定した結果(温度Tに対するリ
ーク電流I)を示すもので、リーク電流、つまりソー
ス,ドレイン接合に蓄積された電荷の温度に対する漏洩
電流ILは、ほぼ真性キャリア温度niに比例する。常
温例えば、293Kでのリーク電流値をIとした場合、
低温域、例えば70Kでは約10−28となり、低温域
においては常温に比べその値が28桁ぐらい減少するこ
とが判る。したがって、このような状態で回路を動作さ
せた場合、回路節点のリーク電流による電位変化は殆ん
どなくなる。
レイン接合におけるリーク電流ILの温度依存性があ
る。第2図は、実際に測定した結果(温度Tに対するリ
ーク電流I)を示すもので、リーク電流、つまりソー
ス,ドレイン接合に蓄積された電荷の温度に対する漏洩
電流ILは、ほぼ真性キャリア温度niに比例する。常
温例えば、293Kでのリーク電流値をIとした場合、
低温域、例えば70Kでは約10−28となり、低温域
においては常温に比べその値が28桁ぐらい減少するこ
とが判る。したがって、このような状態で回路を動作さ
せた場合、回路節点のリーク電流による電位変化は殆ん
どなくなる。
本発明においては、低温域で回路を動作させることによ
り、回路節点のリーク電流による電位変化をなくし、回
路節点に常時電荷を給電する必要をなくした集積度,消
費電力で改善された回路方式を与える。すなわち、ダイ
ナミック回路と同等の集積度を有し、かつスタティック
回路の簡便さと動作速度,消費電力を有する半導体集積
回路を実現する。
り、回路節点のリーク電流による電位変化をなくし、回
路節点に常時電荷を給電する必要をなくした集積度,消
費電力で改善された回路方式を与える。すなわち、ダイ
ナミック回路と同等の集積度を有し、かつスタティック
回路の簡便さと動作速度,消費電力を有する半導体集積
回路を実現する。
第1図は、本発明の一実施例を示す半導体装置のブロッ
ク構成図および動作タイムチャートである。
ク構成図および動作タイムチャートである。
X1〜Xmは入力信号、Y1〜Ynは出力信号、φは信
号処理開始信号(入力信号の状態が変化した時点で印加
される信号),Vccは電源電圧、Vssは接地電位、
N1〜Niは回路節点、1は信号処理回路、2は節点に
電荷を給電する給電部、3は論理処理部である。
号処理開始信号(入力信号の状態が変化した時点で印加
される信号),Vccは電源電圧、Vssは接地電位、
N1〜Niは回路節点、1は信号処理回路、2は節点に
電荷を給電する給電部、3は論理処理部である。
第1図(b)において、T2は入力信号が変化しない時
間、T1は入力信号に関係のない一定の周期を表わす。
間、T1は入力信号に関係のない一定の周期を表わす。
第1図の実施例においては、信号処理回路1内の電荷保
持状態にある回路節点N1〜Niに対し、信号処理開始
信号φにより電荷を供給する給電部2を設けることと、
信号処理回路1を200K以下の低温域で動作させるこ
とを主要な構成条件とする。ここでは、信号処理回路1
が集積回路であり、入力信号X1〜Xmおよび信号処理
開始信号φは外部回路により発生されて入力される。
持状態にある回路節点N1〜Niに対し、信号処理開始
信号φにより電荷を供給する給電部2を設けることと、
信号処理回路1を200K以下の低温域で動作させるこ
とを主要な構成条件とする。ここでは、信号処理回路1
が集積回路であり、入力信号X1〜Xmおよび信号処理
開始信号φは外部回路により発生されて入力される。
信号処理開始信号φが入力信号X1〜Xmの状態変化に
同期して給電部2を所定時間活性化する(スタティック
動作)か、あるいは所定の周期T1にしたがって給電部
2を所定時間活性化することにより、所定回路節点N1
〜Niには電源Vccより電荷が給電されるため、回路
1は動作状態となり、論理処理部3では信号処理動作が
開始される。
同期して給電部2を所定時間活性化する(スタティック
動作)か、あるいは所定の周期T1にしたがって給電部
2を所定時間活性化することにより、所定回路節点N1
〜Niには電源Vccより電荷が給電されるため、回路
1は動作状態となり、論理処理部3では信号処理動作が
開始される。
第1図(b)では、一例としてX1〜Xmの入力信号が図
示のような状態変化を示した場合を表しており、信号処
理開始信号φは、入力信号の変化時点で立上る所定パル
ス幅の信号として入力する。また、T2の期間は入力信
号X1〜Xmの状態変化はないが、回路節点N1〜Ni
のの電荷が減少する分を補償するため、入力信号X1〜
Xmと関係のない所定周期T1で発生する信号処理開始
信号φ(リフレッシュ)を入力する。この状態での一連
の信号処理が完了すると、入力信号X1〜Xmに対応し
た出力信号Y1〜Ynが出力され、次に信号φがオフす
ると、回路節点N1〜Niは論理処理部3の状態に対応
して電荷保持状態に移行する。以上は、常温(例えば、
300K)での動作である。
示のような状態変化を示した場合を表しており、信号処
理開始信号φは、入力信号の変化時点で立上る所定パル
ス幅の信号として入力する。また、T2の期間は入力信
号X1〜Xmの状態変化はないが、回路節点N1〜Ni
のの電荷が減少する分を補償するため、入力信号X1〜
Xmと関係のない所定周期T1で発生する信号処理開始
信号φ(リフレッシュ)を入力する。この状態での一連
の信号処理が完了すると、入力信号X1〜Xmに対応し
た出力信号Y1〜Ynが出力され、次に信号φがオフす
ると、回路節点N1〜Niは論理処理部3の状態に対応
して電荷保持状態に移行する。以上は、常温(例えば、
300K)での動作である。
次に、第1図(a)の回路を200K以下の低温域で動作
させた場合、リーク電流が格段に減少するため、回路節
点N1〜Niに保持された電荷は殆んど減少しない。し
たがって、入力信号X1〜Xmが変化しない時間T2が
信号処理時間に比べて十分に長い場合でも、回路1は安
定に動作し、またT2の期間中回路1に流れる電流は存
在しないため、低消費電力化が可能となる。なお、動作
温度(低温域)と動作頻度との関係により、T1=∞、
つまり長時間入力信号の状態変化がなくても、リフレッ
シュ動作は不要となる。
させた場合、リーク電流が格段に減少するため、回路節
点N1〜Niに保持された電荷は殆んど減少しない。し
たがって、入力信号X1〜Xmが変化しない時間T2が
信号処理時間に比べて十分に長い場合でも、回路1は安
定に動作し、またT2の期間中回路1に流れる電流は存
在しないため、低消費電力化が可能となる。なお、動作
温度(低温域)と動作頻度との関係により、T1=∞、
つまり長時間入力信号の状態変化がなくても、リフレッ
シュ動作は不要となる。
第3図,第4図は、それぞれ本発明の他の実施例を示す
半導体装置のブロック構成図である。
半導体装置のブロック構成図である。
第3図,第4図の実施例は、第1図の実施例を一部変形
したもので、第1図では、信号処理開始信号φの発生回
路を外部回路に設けているのに対し、第3図,第4図で
は信号処理回路への入力信号X1〜Xiの状態変化を検
出し、信号処理開始信号φを発生する信号発生回路1
5,18を信号処理回路14,17と同一半導体基板上
に具備している。
したもので、第1図では、信号処理開始信号φの発生回
路を外部回路に設けているのに対し、第3図,第4図で
は信号処理回路への入力信号X1〜Xiの状態変化を検
出し、信号処理開始信号φを発生する信号発生回路1
5,18を信号処理回路14,17と同一半導体基板上
に具備している。
第3図において、14は信号処理回路、15は入力信号
X1〜Xmの状態変化を検出し信号処理開始信号φを発
生する回路、16は所定周期T1でφ発生回路15を活
性化するための入力信号端子を示す。外部での入力信号
モニタ等の信号操作が不要となるため、使用上の簡便さ
が格段に向上する。
X1〜Xmの状態変化を検出し信号処理開始信号φを発
生する回路、16は所定周期T1でφ発生回路15を活
性化するための入力信号端子を示す。外部での入力信号
モニタ等の信号操作が不要となるため、使用上の簡便さ
が格段に向上する。
第4図において、17は信号処理回路、18は信号処理
開始信号φを発生する回路、19は所定周期T1のタイ
ミング信号を発生する回路である。φ発生回路18は、
入力信号X1〜Xmの状態変化に同期して、あるいは、
内蔵する信号発生回路19の周期T1のタイミング出力
に同期して、信号処理開始信号φを発生する。
開始信号φを発生する回路、19は所定周期T1のタイ
ミング信号を発生する回路である。φ発生回路18は、
入力信号X1〜Xmの状態変化に同期して、あるいは、
内蔵する信号発生回路19の周期T1のタイミング出力
に同期して、信号処理開始信号φを発生する。
信号処理回路17と同一基板上に、所定の周期性信号を
発生する回路19を内蔵したφ信号発生回路18を有し
ているので、第3図の場合に比べて、外部周期信号発生
回路が不要となり、入力端子数が減少するため、使用上
の簡便さは一層向上する。
発生する回路19を内蔵したφ信号発生回路18を有し
ているので、第3図の場合に比べて、外部周期信号発生
回路が不要となり、入力端子数が減少するため、使用上
の簡便さは一層向上する。
第5図,第6図は、それぞれ第3図,第4図における信
号処理開始信号発生回路および所定周期のタイミング信
号発生回路の具体的論理回路図であり、第7図は第5図
の動作タイム・チャートである。
号処理開始信号発生回路および所定周期のタイミング信
号発生回路の具体的論理回路図であり、第7図は第5図
の動作タイム・チャートである。
第5図において、X1〜Xmは入力信号、C1は所定周
期T1を有するタイミング信号、37は遅延回路(遅延
時間t0)、39はインバータ、40は排他的否定論理
和回路、41は論理和回路、42は否定論理和回路であ
る。
期T1を有するタイミング信号、37は遅延回路(遅延
時間t0)、39はインバータ、40は排他的否定論理
和回路、41は論理和回路、42は否定論理和回路であ
る。
入力信号X1〜Xmおよび所定周期T1を有するタイミ
ング信号C1の変化に対応して、遅延回路37で設定し
た時間t0のパルス幅を有する信号φおよび (φの反転信号)を発生する。例えば、入力信号X1が
第7図のX1に示す波形で発生すると、これが遅延回路
37で第7図の(37)に示すようにt0だけ遅延される。
一方、入力信号X1はインバータ39により、第7図の
(39)に示すように反転され、(37)の波形とともに排他的
否定論理和回路40に入力し、第7図のX1tに示すよう
にパルス幅t0の信号となる。これが論理和回路41と
否定論理和回路42に、それぞれ入力することにより、
信号処理開始信号φと を出力する。
ング信号C1の変化に対応して、遅延回路37で設定し
た時間t0のパルス幅を有する信号φおよび (φの反転信号)を発生する。例えば、入力信号X1が
第7図のX1に示す波形で発生すると、これが遅延回路
37で第7図の(37)に示すようにt0だけ遅延される。
一方、入力信号X1はインバータ39により、第7図の
(39)に示すように反転され、(37)の波形とともに排他的
否定論理和回路40に入力し、第7図のX1tに示すよう
にパルス幅t0の信号となる。これが論理和回路41と
否定論理和回路42に、それぞれ入力することにより、
信号処理開始信号φと を出力する。
同じようにして、入力信号X2,X3,‥‥XmがX1
よりそれぞれt2,t3,‥‥tmだけ遅れて入力した
場合、いずれも遅延回路37とインバータ39と論理回
路40により、第7図のX2t,‥‥に示すように、パル
スX1tよりそれぞれt2,t3‥‥tmだけ遅れた時間
位置で、パルスを発生する。また、所定時間T1を有す
るタイミング信号C1も、全く同じようにして、入力信
号X1よりtcだけ遅れた時刻で、かつ次のパルスとの
間隔がT1になるようにパルスを発生する。
よりそれぞれt2,t3,‥‥tmだけ遅れて入力した
場合、いずれも遅延回路37とインバータ39と論理回
路40により、第7図のX2t,‥‥に示すように、パル
スX1tよりそれぞれt2,t3‥‥tmだけ遅れた時間
位置で、パルスを発生する。また、所定時間T1を有す
るタイミング信号C1も、全く同じようにして、入力信
号X1よりtcだけ遅れた時刻で、かつ次のパルスとの
間隔がT1になるようにパルスを発生する。
第6図は、第4図のタイミング信号(C1)発生回路19の
具体例を示したもので、信号処理開始信号(φ)発生回
路18に内蔵される。
具体例を示したもので、信号処理開始信号(φ)発生回
路18に内蔵される。
奇数段(2N-1)のインバータ39と、負の温度依存性を有
する遅延を発生する遅延回路38から構成される自励発
振器である。遅延回路38の遅延時間tdを、前述の接
合リーク電流ILに比べてtd∝1/ILとなるように
設定すれば、ILの少ない場合、つまり電荷保持時間の
長い場合には、長周期のタイミング信号が、また逆の場
合には短周期のタイミング信号が、それぞれ得られる。
する遅延を発生する遅延回路38から構成される自励発
振器である。遅延回路38の遅延時間tdを、前述の接
合リーク電流ILに比べてtd∝1/ILとなるように
設定すれば、ILの少ない場合、つまり電荷保持時間の
長い場合には、長周期のタイミング信号が、また逆の場
合には短周期のタイミング信号が、それぞれ得られる。
第8図,第9図および第12図は、第1図,第3図,第
4図における信号処理回路の具体例を示す構成図であ
る。
4図における信号処理回路の具体例を示す構成図であ
る。
第8図は、3入力の否定論理和(NOR)回路部分を示
している。信号処理開始信号が電荷供給回路20を活
性化することにより、回路節点21には電源Vccより
電荷が給電され、回路は入力i1〜i3に対応したスタ
ティック動作を行う。所定時間後に が電荷供給回路20を非活性化すると、i1〜i3のす
べてが論理処理部を活性化していない場合にのみ、節点
21に電荷が蓄積され、次に が供給回路20を活性化するまでその電荷を保持する。
している。信号処理開始信号が電荷供給回路20を活
性化することにより、回路節点21には電源Vccより
電荷が給電され、回路は入力i1〜i3に対応したスタ
ティック動作を行う。所定時間後に が電荷供給回路20を非活性化すると、i1〜i3のす
べてが論理処理部を活性化していない場合にのみ、節点
21に電荷が蓄積され、次に が供給回路20を活性化するまでその電荷を保持する。
第8図においては、従来のスタティック回路と同等の簡
便さで、低消費電力の回路が実現できる。なお、第8図
の供給回路20に並列に接続された素子22(破線で示
す)は、1GΩ以上の抵抗値を有する高抵抗素子であっ
て、常温で使用する場合に接続される。すなわち、低温
域ではリーク電流が殆んどないので、この抵抗22は不
要であるが、常温ではリーク電流が大きく、節点21の
電荷が漏れてしまうので、この高抵抗22を介して漏れ
た分を電源Vccより補充する。これにより、電荷保持
特性を常温以上まで補償し、回路の安定動作を高めるこ
とができる。
便さで、低消費電力の回路が実現できる。なお、第8図
の供給回路20に並列に接続された素子22(破線で示
す)は、1GΩ以上の抵抗値を有する高抵抗素子であっ
て、常温で使用する場合に接続される。すなわち、低温
域ではリーク電流が殆んどないので、この抵抗22は不
要であるが、常温ではリーク電流が大きく、節点21の
電荷が漏れてしまうので、この高抵抗22を介して漏れ
た分を電源Vccより補充する。これにより、電荷保持
特性を常温以上まで補償し、回路の安定動作を高めるこ
とができる。
なお、第8図において、電荷供給回路20にはPMOS
トランジスタを、入力i1〜i3により制御されるトラ
ンジスタにはnMOSトランジスタを用いている。
トランジスタを、入力i1〜i3により制御されるトラ
ンジスタにはnMOSトランジスタを用いている。
第9図は、信号処理回路の別の例として、ランダム・ア
クセス・メモリ(RAM)の1ビット部分の構成を示し
ており、第11図は第9図のメモリセルの電圧状態図で
ある。
クセス・メモリ(RAM)の1ビット部分の構成を示し
ており、第11図は第9図のメモリセルの電圧状態図で
ある。
信号処理開始信号が電荷供給回路23を活性化するこ
とにより、ビット線b,には電源Vccより電荷が給
電され、さらに、ワード線wの信号がnMOSトランジ
スタ24を活性化することにより、電荷は情報保持状態
にある回路節点25,26に供給される。ここで、互い
にクロス結線された素子(nMOSトランジスタ)2
7,28が、節点25,26の電荷量の応じ、一方を活
性化、他方を非活性化するため、それに対応した信号が
両ビット線に出力され、読み出しを開始する。
とにより、ビット線b,には電源Vccより電荷が給
電され、さらに、ワード線wの信号がnMOSトランジ
スタ24を活性化することにより、電荷は情報保持状態
にある回路節点25,26に供給される。ここで、互い
にクロス結線された素子(nMOSトランジスタ)2
7,28が、節点25,26の電荷量の応じ、一方を活
性化、他方を非活性化するため、それに対応した信号が
両ビット線に出力され、読み出しを開始する。
書き込み動作を行う場合には、この時点で書き込み情報
に対応した電荷を、ビット線b,に与え、トランジス
タ24を通して強制的に各節点に供給する。所定時間後
に、ワード線w,信号処理開始信号 がトランジスタ23,24をそれぞれ非活性化すると、
節点25または26の電荷は保持状態となり、次に ,wがトランジスタ23,24を活性化するまでその電
荷が保持される。低温域で動作させると、長時間,w
がトランジスタ23,24を活性化しなくても、電荷の
リークはないため、安定動作が可能となる。第9図の例
では、従来のスタティック回路に比べて、約1.5倍の高
集積化が可能となる。なお、第9図の破線で示した素子
29は1GΩ以上の抵抗値を有する高抵抗素子であっ
て、図示したように挿入することにより、第8図の素子
22と同じように、電荷保持特性を常温以上まで補償
し、回路の安定性を高めることができる。
に対応した電荷を、ビット線b,に与え、トランジス
タ24を通して強制的に各節点に供給する。所定時間後
に、ワード線w,信号処理開始信号 がトランジスタ23,24をそれぞれ非活性化すると、
節点25または26の電荷は保持状態となり、次に ,wがトランジスタ23,24を活性化するまでその電
荷が保持される。低温域で動作させると、長時間,w
がトランジスタ23,24を活性化しなくても、電荷の
リークはないため、安定動作が可能となる。第9図の例
では、従来のスタティック回路に比べて、約1.5倍の高
集積化が可能となる。なお、第9図の破線で示した素子
29は1GΩ以上の抵抗値を有する高抵抗素子であっ
て、図示したように挿入することにより、第8図の素子
22と同じように、電荷保持特性を常温以上まで補償
し、回路の安定性を高めることができる。
第10図は、信号処理回路の別の例として、ダミーセル
を備えたRAMの1ビット部分の構成を示す図である。
を備えたRAMの1ビット部分の構成を示す図である。
メモリ・セルの容量Csに蓄積される電荷の信号が小さ
いので、差動増幅器36と比較のための容量Cs/2を
備えたダミーセルを設け、差信号を増幅して情報を読み
出す。
いので、差動増幅器36と比較のための容量Cs/2を
備えたダミーセルを設け、差信号を増幅して情報を読み
出す。
信号処理開始信号φ, が、電荷供給回路30を非活性化し、それまで行ってい
たビット線b,への電源Vccよりの電荷の供給を中
止するとともに、それまでダミーセルの回路節点32の
電位をVccとするため活性状態にあった素子31を非
活性化する。次に、ワード線wA,wDに加えられる信
号により、素子33,35が活性化されると、ビット線
b,には節点34,32の電荷量に対応した信号が生
じ、これを差動増幅器36で差動増幅することにより、
情報読み出しを開始する。書き込み動作を行うには、こ
の時点で情報に対応した電荷を、増幅器36を介して外
部から強制的に供給すればよい。所定時間後にwA,w
Dの信号により素子33,35を非活性化し、信号φ, が素子30,31を活性化すると、節点34は電荷保持
状態となり、次にwAの信号が素子33を活性化するま
でその電荷を保持する。
たビット線b,への電源Vccよりの電荷の供給を中
止するとともに、それまでダミーセルの回路節点32の
電位をVccとするため活性状態にあった素子31を非
活性化する。次に、ワード線wA,wDに加えられる信
号により、素子33,35が活性化されると、ビット線
b,には節点34,32の電荷量に対応した信号が生
じ、これを差動増幅器36で差動増幅することにより、
情報読み出しを開始する。書き込み動作を行うには、こ
の時点で情報に対応した電荷を、増幅器36を介して外
部から強制的に供給すればよい。所定時間後にwA,w
Dの信号により素子33,35を非活性化し、信号φ, が素子30,31を活性化すると、節点34は電荷保持
状態となり、次にwAの信号が素子33を活性化するま
でその電荷を保持する。
200K以下の低温においては、電荷保持時間が十分に
長いため、特別なリフレッシュ動作が不要となり、した
がってそのための特別な信号も必要でなく、ダイナミッ
ク回路であってもスタティック回路と同等の簡便な回路
が実現できる。
長いため、特別なリフレッシュ動作が不要となり、した
がってそのための特別な信号も必要でなく、ダイナミッ
ク回路であってもスタティック回路と同等の簡便な回路
が実現できる。
第11図,第12図は、本発明の他の実施例を示す半導
体装置の特性図および断面図である。
体装置の特性図および断面図である。
第11図は第2図に示した接合リークILと、飽和動作
をしているMOSトランジスタの雑音電流INの関係を
示す図である。すなわち、飽和動作しているMOSトラ
ンジスタにおいて、電界がドレイン近傍に集中すると、
電子の衝突が起り、電離により電子とホールのペアが生
成される。電離に起因する少数キャリア(雑音電流
IN)が半導体基板中に注入されると、これが他の保持
電荷の情報を破壊してしまう。
をしているMOSトランジスタの雑音電流INの関係を
示す図である。すなわち、飽和動作しているMOSトラ
ンジスタにおいて、電界がドレイン近傍に集中すると、
電子の衝突が起り、電離により電子とホールのペアが生
成される。電離に起因する少数キャリア(雑音電流
IN)が半導体基板中に注入されると、これが他の保持
電荷の情報を破壊してしまう。
雑音電流INは、ドレイン近傍の電界の大きさに強く依
存するため、一概にリーク電流ILとの対応をとること
はできないが、絶対温度Tに対し、LN∝exp(φB
/kT)の指数関数的な依存性を示すものと考えられる
ため、低温域においては、IL<<INの状態が出現す
る。
存するため、一概にリーク電流ILとの対応をとること
はできないが、絶対温度Tに対し、LN∝exp(φB
/kT)の指数関数的な依存性を示すものと考えられる
ため、低温域においては、IL<<INの状態が出現す
る。
このような状況の下では、前述のように、雑音電流IN
が電荷保持状態にある回路節点の電荷を放電し、回路を
誤動作させる。この雑音電流INを防止して、本発明の
効果を増加させるための実施例を第12図に示す。
が電荷保持状態にある回路節点の電荷を放電し、回路を
誤動作させる。この雑音電流INを防止して、本発明の
効果を増加させるための実施例を第12図に示す。
第12図において、4は高不純物濃度の第1導電型半導
体基板、5は4と同一の導電型の低不純物濃度層、6は
4と反対導電型の低不純物濃度層、7はゲート電極、8
は6と反対導電型で、飽和動作状態にあるMOSトラン
ジスタのドレイン領域、9は5と反対導電型で、表面の
不純物濃度が高くなるような濃度勾配を有するウェル領
域、10は9と反対導電型のMOSトランジスタのドレ
インあるいはソース領域で電荷保持状態にある回路節
点、11は領域9の内部で、且つ領域10に面して設け
られた領域9と同一導電型の高不純物濃度の埋込み層、
12は飽和動作状態にあるMOSトランジスタと電荷保
持状態にある回路設点とを分離する絶縁物領域、13は
領域8に面して層6の内部に設けられた領域4の突起領
域を、それぞれ表わしている。また、各領域は、順方向
とならないバイアスが印加されている。
体基板、5は4と同一の導電型の低不純物濃度層、6は
4と反対導電型の低不純物濃度層、7はゲート電極、8
は6と反対導電型で、飽和動作状態にあるMOSトラン
ジスタのドレイン領域、9は5と反対導電型で、表面の
不純物濃度が高くなるような濃度勾配を有するウェル領
域、10は9と反対導電型のMOSトランジスタのドレ
インあるいはソース領域で電荷保持状態にある回路節
点、11は領域9の内部で、且つ領域10に面して設け
られた領域9と同一導電型の高不純物濃度の埋込み層、
12は飽和動作状態にあるMOSトランジスタと電荷保
持状態にある回路設点とを分離する絶縁物領域、13は
領域8に面して層6の内部に設けられた領域4の突起領
域を、それぞれ表わしている。また、各領域は、順方向
とならないバイアスが印加されている。
第12図においては、飽和動作状態にあるMOSトラン
ジスタのドレイン領域8の近傍で、電離に起因する少数
キャリアが基板1中に注入され、それが雑音電流INと
なって、他方のMOSトランジスタの回路節点10に到
達し、蓄積されている電荷情報を破壊するおそれがあ
る。
ジスタのドレイン領域8の近傍で、電離に起因する少数
キャリアが基板1中に注入され、それが雑音電流INと
なって、他方のMOSトランジスタの回路節点10に到
達し、蓄積されている電荷情報を破壊するおそれがあ
る。
第12図の構造を用いることにより、領域8の近傍で発
生した少数キャリアによる雑音電流は、(i)突起領域1
3によって基板4に吸収される。(ii)絶縁物領域12に
よって絶縁し、キャリアを通過させない。(iii)ウェル
領域9と低不純物濃度層5の接合による障壁、あるいは
ウェル領域9の不純物濃度勾配による障壁によってキャ
リアが回路節点10に到達し難くする。(iv)埋込み層1
1とウェル領域9の不純物濃度差による障壁を作り、キ
ャリアが回路節点10に到達し難くする。
生した少数キャリアによる雑音電流は、(i)突起領域1
3によって基板4に吸収される。(ii)絶縁物領域12に
よって絶縁し、キャリアを通過させない。(iii)ウェル
領域9と低不純物濃度層5の接合による障壁、あるいは
ウェル領域9の不純物濃度勾配による障壁によってキャ
リアが回路節点10に到達し難くする。(iv)埋込み層1
1とウェル領域9の不純物濃度差による障壁を作り、キ
ャリアが回路節点10に到達し難くする。
第13図は、第12図の構造を第10図のメモリ回路に
適用した場合の実施例を表わす。同図はメモリ・アレー
領域内の、ワード線wAの接続されたゲート、ビット線
bに接続されたドレイン、蓄積容量Csに接続されたソ
ース、蓄積容量Csから成るメモリ・セルと、周辺回路
領域内の飽和動作中のチャネルMOSおよびPチャネル
MOSを示している。37はn+型あるいはn型基板、
38はn型領域、39はP型ウェル領域、40はn+型
のドレイン・ソース領域、41はP+型のドレイン・ソ
ース領域、42はゲート、43,44は絶縁物の分離領
域、45はP+型埋込み層、46はn型の突起領域であ
る。本実施例では、雑音電荷発生源のNチャネルMOS
を、濃度勾配を有するウェル内に設け、また同ウェル内
にn型の突起領域を設け雑音電荷を基板に吸収するこ
と、雑音電荷発生源の存在する周辺回路領域とメモリ・
アレー領域を、分離領域44で分離していること、ま
た、メモリ・セル間の雑音電荷による干渉を分離領域4
3で無くしていること、各セルのP型ウェル内に雑音電
荷に対する障壁となるP+型り埋込み領域を設けること
により、電荷蓄積容量部への雑音電荷の流入を防止して
いる。
適用した場合の実施例を表わす。同図はメモリ・アレー
領域内の、ワード線wAの接続されたゲート、ビット線
bに接続されたドレイン、蓄積容量Csに接続されたソ
ース、蓄積容量Csから成るメモリ・セルと、周辺回路
領域内の飽和動作中のチャネルMOSおよびPチャネル
MOSを示している。37はn+型あるいはn型基板、
38はn型領域、39はP型ウェル領域、40はn+型
のドレイン・ソース領域、41はP+型のドレイン・ソ
ース領域、42はゲート、43,44は絶縁物の分離領
域、45はP+型埋込み層、46はn型の突起領域であ
る。本実施例では、雑音電荷発生源のNチャネルMOS
を、濃度勾配を有するウェル内に設け、また同ウェル内
にn型の突起領域を設け雑音電荷を基板に吸収するこ
と、雑音電荷発生源の存在する周辺回路領域とメモリ・
アレー領域を、分離領域44で分離していること、ま
た、メモリ・セル間の雑音電荷による干渉を分離領域4
3で無くしていること、各セルのP型ウェル内に雑音電
荷に対する障壁となるP+型り埋込み領域を設けること
により、電荷蓄積容量部への雑音電荷の流入を防止して
いる。
なお第12図,第13図では、上記(i)〜(iv)の領域を
すべて具備している例を示しているが、各々独立して具
備しても、効果があるのは勿論である。
すべて具備している例を示しているが、各々独立して具
備しても、効果があるのは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、信号処理回路内
の電荷保持状態にある回路節点に、信号処理開始信号に
より電荷を供給し、200K以下の温度範囲で動作させ
るので、リーク電流が減少して、ダイナミック回路と同
等の高集積度を与えるとともに、複雑な内外部のタイミ
ング信号を必要としないスタティック回路の簡便さを実
現できる。
の電荷保持状態にある回路節点に、信号処理開始信号に
より電荷を供給し、200K以下の温度範囲で動作させ
るので、リーク電流が減少して、ダイナミック回路と同
等の高集積度を与えるとともに、複雑な内外部のタイミ
ング信号を必要としないスタティック回路の簡便さを実
現できる。
第1図は本発明の一実施例を示す半導体装置のブロック
構成図と動作タイムチャート、第2図は接合リーク電流
の温度依存特性図、第3図,第4図はそれぞれ本発明の
他の実施例を示す半導体装置のブロック構成図、第5
図,第6図はそれぞれ第3図,第4図の信号処理開始信
号発生回路のタイミング信号発生回路の論理回路図、第
7図は第3図の動作タイムチャート、第8図は第1図,
第3図,第4図の信号処理回路の具体例を示す図、第9
図,第10図は信号処理回路の他の具体例を示すRAM
の1ビット部分の構成を示す図、第11図、第12図お
よび第13図は本発明の他の実施例を示す半導体装置の
特性図と断面図である。 1,14,17:信号処理回路、2,20,23,3
0:電荷供給回路、15,18:信号処理開始信号発生
回路、19:タイミング信号発生回回路、21,25,
26,34:電荷保持節点、37,38:遅延回路。
構成図と動作タイムチャート、第2図は接合リーク電流
の温度依存特性図、第3図,第4図はそれぞれ本発明の
他の実施例を示す半導体装置のブロック構成図、第5
図,第6図はそれぞれ第3図,第4図の信号処理開始信
号発生回路のタイミング信号発生回路の論理回路図、第
7図は第3図の動作タイムチャート、第8図は第1図,
第3図,第4図の信号処理回路の具体例を示す図、第9
図,第10図は信号処理回路の他の具体例を示すRAM
の1ビット部分の構成を示す図、第11図、第12図お
よび第13図は本発明の他の実施例を示す半導体装置の
特性図と断面図である。 1,14,17:信号処理回路、2,20,23,3
0:電荷供給回路、15,18:信号処理開始信号発生
回路、19:タイミング信号発生回回路、21,25,
26,34:電荷保持節点、37,38:遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6741−5L G11C 11/40 Z 8728−4M H01L 27/10 325 R
Claims (3)
- 【請求項1】信号処理回路と、 該信号処理回路への入力信号の状態の変化を検出する検
出回路と、 該検出回路からの検出信号に応答して上記信号処理回路
の所定の回路節点への電荷供給を制御する供給制御手段
とを具備してなり、 第1導電型の半導体基板上に形成された第2導電型の第
1のウェル領域内に形成された第1導電型の第1の不純
物領域により上記信号処理回路の電荷保持用の回路節点
が形成され、 上記第1導電型の上記半導体基板上に形成された上記第
2導電型の第2のウェル領域内に形成された上記第1導
電型の第2の不純物領域により上記信号処理回路の飽和
動作を行うMOSトランジスタのドレイン領域が形成さ
れ、 上記MOSトランジスタの上記ドレイン領域の直下にお
いて上記第2導電型の第2のウェル領域内に上記第1導
電型の上記半導体基板から突起した上記第1導電型の突
起領域を形成することにより、該突起領域によって上記
ドレイン領域からの少数キャリアを吸収し、 上記第2導電型の上記第1のウェル領域と上記第2導電
型の上記第2のウェル領域との間に絶縁物領域を形成す
ることにより、上記少数キャリアの上記第2のウェル領
域から上記第1のウェル領域への通過を防止し、 200K以下の温度範囲で上記信号処理回路および上記
供給制御手段を動作させることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】上記電荷保持用の上記回路節点としての上
記第1導電型の上記第1の不純物領域直下の上記第2導
電型の上記第1のウェル領域に上記第2導電型の高不純
物濃度埋め込み層を形成することにより、少数キャリア
の上記電荷保持用の上記回路節点への到達を軽減したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体装
置。 - 【請求項3】上記電荷保持用の上記回路節点はメモリ・
アレー領域に形成され、 上記飽和動作を行う上記MOSトランジスタは周辺回路
領域に形成され、 上記メモリ・アレー領域と上記周辺回路領域とは上記絶
縁物領域により分離されてなることを特徴とする特許請
求の範囲第1項もしくは第2項に記載の半導体装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59205311A JPH065600B2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 半導体装置 |
| US06/731,014 US4710648A (en) | 1984-05-09 | 1985-05-06 | Semiconductor including signal processor and transient detector for low temperature operation |
| US07/544,045 US5091325A (en) | 1984-05-09 | 1990-06-26 | Process for making mos devices for low-temperature operation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59205311A JPH065600B2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6182399A JPS6182399A (ja) | 1986-04-25 |
| JPH065600B2 true JPH065600B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16504848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59205311A Expired - Lifetime JPH065600B2 (ja) | 1984-05-09 | 1984-09-29 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065600B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826112B2 (ja) * | 1977-11-16 | 1983-05-31 | 三菱電機株式会社 | デコ−ダ回路 |
| JPS59172194A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-28 | Shoichi Tanaka | 半導体スタチツクメモリセル |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP59205311A patent/JPH065600B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6182399A (ja) | 1986-04-25 |
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