JPH0655976A - クレーンの点検台昇降装置 - Google Patents
クレーンの点検台昇降装置Info
- Publication number
- JPH0655976A JPH0655976A JP22781192A JP22781192A JPH0655976A JP H0655976 A JPH0655976 A JP H0655976A JP 22781192 A JP22781192 A JP 22781192A JP 22781192 A JP22781192 A JP 22781192A JP H0655976 A JPH0655976 A JP H0655976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladder
- support bracket
- crane
- inspection table
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不使用時にクレーンの点検台に容易に格納す
ることができる昇降装置を提供する。 【構成】 クレーンの旋回体に設置された点検台1の端
部に、支持ブラケット3を回動可能に取り付け、その支
持ブラケット3に梯子5を長手方向に摺動可能に支持さ
せる。支持ブラケット3には受け溝3cを設け、梯子5
には受け溝3cに掛止させて梯子5を使用位置に保持す
るピン状の掛止部5bを設ける。梯子5を引き上げ、支
持ブラケット3を回動させることにより、梯子5を点検
台1上に格納することができる。
ることができる昇降装置を提供する。 【構成】 クレーンの旋回体に設置された点検台1の端
部に、支持ブラケット3を回動可能に取り付け、その支
持ブラケット3に梯子5を長手方向に摺動可能に支持さ
せる。支持ブラケット3には受け溝3cを設け、梯子5
には受け溝3cに掛止させて梯子5を使用位置に保持す
るピン状の掛止部5bを設ける。梯子5を引き上げ、支
持ブラケット3を回動させることにより、梯子5を点検
台1上に格納することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クレーン本体に設置
された点検台に対する昇降を行なうための昇降装置に関
する。
された点検台に対する昇降を行なうための昇降装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】クレーン本体に設置された点検台が、フ
ローティングクレーン等のように高位置にあるもので
は、点検台昇降装置は必要不可欠のものである。従来の
昇降装置は、一般に、クレーン本体を構成する旋回体に
固定されている。
ローティングクレーン等のように高位置にあるもので
は、点検台昇降装置は必要不可欠のものである。従来の
昇降装置は、一般に、クレーン本体を構成する旋回体に
固定されている。
【0003】図6は、従来の昇降装置の一例を示し、梯
子21の上端部は、旋回体に設置されている点検台1の
端部にボルト22により固定されている。梯子21の中
間部と点検台1の中間部とには、固定用のステー23の
端部がそれぞれボルト24により連結されている。
子21の上端部は、旋回体に設置されている点検台1の
端部にボルト22により固定されている。梯子21の中
間部と点検台1の中間部とには、固定用のステー23の
端部がそれぞれボルト24により連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような固定式点検
台昇降装置は最も構造が簡単であるが、旋回体と一体で
旋回するため、昇降装置の旋回軌跡位置にあるロープや
その他の障害物に当ることがある。この発明は、これに
かんがみてなされたもので、比較的簡単な構造から成
り、容易に使用位置から点検台上の格納位置に変位させ
ることができる昇降装置を提供することを目的とする。
台昇降装置は最も構造が簡単であるが、旋回体と一体で
旋回するため、昇降装置の旋回軌跡位置にあるロープや
その他の障害物に当ることがある。この発明は、これに
かんがみてなされたもので、比較的簡単な構造から成
り、容易に使用位置から点検台上の格納位置に変位させ
ることができる昇降装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、クレーン本体に設置された点検台の端
部に、支持ブラケットを回動可能に取り付け、その支持
ブラケットに梯子を長手方向に摺動可能に支持させ、支
持ブラケットには受け部を設け、梯子には支持ブラケッ
トの受け部に掛止させて梯子を使用位置に保持する掛止
部を設け、支持ブラケットを回動させることにより梯子
を点検台上の格納位置に変位させることができるように
構成したことを特徴とする。
め、この発明は、クレーン本体に設置された点検台の端
部に、支持ブラケットを回動可能に取り付け、その支持
ブラケットに梯子を長手方向に摺動可能に支持させ、支
持ブラケットには受け部を設け、梯子には支持ブラケッ
トの受け部に掛止させて梯子を使用位置に保持する掛止
部を設け、支持ブラケットを回動させることにより梯子
を点検台上の格納位置に変位させることができるように
構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】作業者が点検台への昇降をする際には、梯子を
使用位置に保持し、梯子の不使用時には、支持ブラケッ
トを回動させ、梯子を点検台上に格納することができ
る。
使用位置に保持し、梯子の不使用時には、支持ブラケッ
トを回動させ、梯子を点検台上に格納することができ
る。
【0007】
【実施例】つぎに、この発明の一実施例を図1ないし図
4により説明する。
4により説明する。
【0008】旋回体に取り付けられた点検台1の前端部
には、左右一対の固定ブラケット2が取り付けられてい
る。左右の固定ブラケット2には、平面形状がU形をし
た部分3aをそなえた支持ブラケット3の連結部3bが
ピン4により回動できるように対称に取り付けられてい
る。すなわち、左右の支持ブラケット3のU形部分3b
の凹部は、互いに内側に向き合っている。U形部分3a
の中央の上端縁部には、円弧状の底部をそなえた受け溝
3cが設けられている。
には、左右一対の固定ブラケット2が取り付けられてい
る。左右の固定ブラケット2には、平面形状がU形をし
た部分3aをそなえた支持ブラケット3の連結部3bが
ピン4により回動できるように対称に取り付けられてい
る。すなわち、左右の支持ブラケット3のU形部分3b
の凹部は、互いに内側に向き合っている。U形部分3a
の中央の上端縁部には、円弧状の底部をそなえた受け溝
3cが設けられている。
【0009】支持ブラケット3のU形部分3aには、梯
子5の縦部材5aが摺動できるようにおさめられてい
る。縦部材5aの上部の外側には、支持ブラケット3の
受け溝3cに掛止させて梯子5を使用状態に保持するピ
ン状の掛止部5bが設けらている。
子5の縦部材5aが摺動できるようにおさめられてい
る。縦部材5aの上部の外側には、支持ブラケット3の
受け溝3cに掛止させて梯子5を使用状態に保持するピ
ン状の掛止部5bが設けらている。
【0010】図1ないし図3は梯子5の掛止部5bを支
持ブラケット3の受け溝3cに掛止させて梯子5を保持
した状態を示し、支持ブラケット3のU形部分の後端面
は、点検台1の前端面に接触している。この状態で作業
者が梯子5を介して点検台1に昇る。
持ブラケット3の受け溝3cに掛止させて梯子5を保持
した状態を示し、支持ブラケット3のU形部分の後端面
は、点検台1の前端面に接触している。この状態で作業
者が梯子5を介して点検台1に昇る。
【0011】作業者が梯子5から点検台1上に乗り移っ
たら、梯子5を上方へ引き上げ、図4に示すように、ピ
ン4を支点として支持ブラケット3を梯子5とともに9
0度回動させ、梯子5を点検台1上に格納する。
たら、梯子5を上方へ引き上げ、図4に示すように、ピ
ン4を支点として支持ブラケット3を梯子5とともに9
0度回動させ、梯子5を点検台1上に格納する。
【0012】作業者が点検作業を終え、点検台1から降
りる際には、梯子5を昇る際の状態に戻す。梯子5を昇
降する時には、梯子5はピン4、支持ブラケット3、点
検台1と支持ブラケット3のU形部分3aとの接触面に
より固定され、十分な強度を保つ。
りる際には、梯子5を昇る際の状態に戻す。梯子5を昇
降する時には、梯子5はピン4、支持ブラケット3、点
検台1と支持ブラケット3のU形部分3aとの接触面に
より固定され、十分な強度を保つ。
【0013】図5は、台船6上に固定されたベースフレ
ーム7に旋回体8を装架し、旋回体8に取り付けた点検
台11に上述したこの発明の昇降装置を設置した実施例
を示す。
ーム7に旋回体8を装架し、旋回体8に取り付けた点検
台11に上述したこの発明の昇降装置を設置した実施例
を示す。
【0014】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、点検台
に対する昇降を梯子を介し安全に行うことができ、梯子
を使用しない場合には、梯子を容易に点検台上に格納す
ることができる。したがって、旋回体を旋回させる時
に、梯子が障害物に衝突することを防止できる。
に対する昇降を梯子を介し安全に行うことができ、梯子
を使用しない場合には、梯子を容易に点検台上に格納す
ることができる。したがって、旋回体を旋回させる時
に、梯子が障害物に衝突することを防止できる。
【図1】この発明の一実施例を示す側面図、
【図2】図1の正面図
【図3】図1の拡大平面図、
【図4】図1の梯子を引き上げ、支持ブラケットおよび
梯子を90度回動させた状態を示す側面図、
梯子を90度回動させた状態を示す側面図、
【図5】台船上のクレーンの旋回体にこの発明の点検台
昇降装置を設置した実施例を示す側面図、
昇降装置を設置した実施例を示す側面図、
【図6】従来のクレーンの点検台昇降装置の一例を示す
側面図である。
側面図である。
【符号の説明】 1 点検台 2 固定ブラケット 3 支持ブラケット 3a U形部分 3b 連結部 3c 受け溝 4 ピン 5 梯子 5a 縦部材 5b 掛止部
Claims (1)
- 【請求項1】 クレーン本体に設置された点検台の端部
に、支持ブラケットを回動可能に取り付け、その支持ブ
ラケットに梯子を長手方向に摺動可能に支持させ、支持
ブラケットには受け部を設け、梯子には支持ブラケット
の受け部に掛止させて梯子を使用位置に保持する掛止部
を設け、支持ブラケットを回動させることにより梯子を
点検台上の格納位置に変位させることができるように構
成したことを特徴とする点検台昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22781192A JPH0655976A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | クレーンの点検台昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22781192A JPH0655976A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | クレーンの点検台昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655976A true JPH0655976A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16866755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22781192A Pending JPH0655976A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | クレーンの点検台昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2205986A1 (es) * | 2001-09-03 | 2004-05-01 | Santiago Oropesa Vergara | Sistema de cerramiento de fachadas con placas de alabastro sobre estructura metalica. |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP22781192A patent/JPH0655976A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2205986A1 (es) * | 2001-09-03 | 2004-05-01 | Santiago Oropesa Vergara | Sistema de cerramiento de fachadas con placas de alabastro sobre estructura metalica. |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE3460220D1 (en) | Lifting device with at least one telescopic mast | |
JPH06102518B2 (ja) | 釣合い重錘キヤリアを備えたクレーン | |
US4920590A (en) | Invalid lifting and carrying apparatus | |
US4397373A (en) | Mobile pedestal scaffold | |
JPH0655976A (ja) | クレーンの点検台昇降装置 | |
US4195708A (en) | Work chair for aerial lift | |
JP2558161Y2 (ja) | 移動式クレーンの昇降用梯子 | |
JPS6342069B2 (ja) | ||
RU2000115169A (ru) | Самоходная тележка с телескопической стрелой и увеличителем высоты | |
JPH0512495U (ja) | 高所作業車の乗降装置 | |
JP2593111B2 (ja) | 巻上機支持兼長尺物支持用旋回アームを有するトラッククレーン | |
US3360144A (en) | Car top boat loading and carrier apparatus | |
JPS58559B2 (ja) | ブ−ム昇降用梯子 | |
JPH0316878Y2 (ja) | ||
JP2548631B2 (ja) | トラッククレーンにおける巻上機支持兼長尺物支持用旋回アームの支承装置 | |
JPH0435513Y2 (ja) | ||
JPS6341427Y2 (ja) | ||
JP2500238Y2 (ja) | 舷梯装置 | |
JPH04292229A (ja) | トラッククレーン | |
JP2911774B2 (ja) | クレーン作業と高所作業の兼用装置用の絶縁カバー装置 | |
JPH0450311Y2 (ja) | ||
JPS586862Y2 (ja) | スライドジブ | |
JP2515074Y2 (ja) | 積載車両引き上げ装置 | |
JP2520389Y2 (ja) | 自動起倒式手すり | |
JPH0619991Y2 (ja) | 戦闘車両の機関銃架台 |