JPH0655872U - コネクタの保持構造 - Google Patents

コネクタの保持構造

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JPH0655872U
JPH0655872U JP23693U JP23693U JPH0655872U JP H0655872 U JPH0655872 U JP H0655872U JP 23693 U JP23693 U JP 23693U JP 23693 U JP23693 U JP 23693U JP H0655872 U JPH0655872 U JP H0655872U
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JP
Japan
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connector
holding
attached
hook
plate
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Pending
Application number
JP23693U
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English (en)
Inventor
修 津山
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば自動車用の電動式ドアミラーなどの車
載電装品用のコネクタを迅速,容易かつ確実に取付け保
持できる構造を提供する。 【構成】 保持具8は、仮想線で示す8aのごとく湾曲
した板状部の両端に、抱持フック8bが一体連設されて
いて、2個のコネクタ10を抱え込んで支持する。上記
の保持具8には1対の取付フック8cが設けられてい
て、この取付フックを被取付部材9の開口9aに設けら
れた段部9dに係合させて取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線用の2個のコネクタを固定的に保持するための構造に係り、特 に、電動機能を有する自動車用ドアミラーに適用するに好適なコネクタ保持構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は自動車用リモートコントロール式ドアミラーの駆動部を示し、(A)は 部分的に破断して描いた正面図、(B)は部分的に破断して描いた側面図である 。1はハウジングで、ハウジング甲1aとハウジング乙1bとが合せ蓋状に結合 されている。1c〜1fは取付ネジを挿通するためのスルーホールであって、こ のスルーホールに取付ネジ(図示せず)を挿通して取り付けると、前記ハウジン グ甲1aとハウジング乙1bとが相互に密着固定されるようになっている。 上記ハウジング1の中に2個のモータM1,M2が設置されていて、上記のモー タM1は減速歯車群2を介して進退杆3a(図4(B)参照)を前,後進させる 。ミラーホルダ4は図外のミラー本体を固着されており、球継手5を介して前記 のハウジング1に対して傾動可能に支持されている。前記の進退杆3aは(A) 図に示すように垂直軸Y上に配設されており、この進退杆3aの前,後進に伴っ てミラーホルダ4は上下に傾動せしめられる。同様にモータM2は、水平軸X上 に配設された進退杆3bを前,後進させてミラーホルダ4を左右に傾動させる。 上記2個のモータM1,M2は、電線6a〜6dを介して個別に正,逆転操作され る。上記2個のモータのアース線を共用することができるので、これらのモータ は3心のハーネス6を介して3心のコネクタ7に接続され、図外の操作スイッチ を介して図外のバッテリに接続される。上記コネクタ7は、取付金具を用いて取 付ネジ(いずれも図示省略)によってドアミラーの回動ベース(図示せず)に固 定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 図4に示した従来例のドアミラー装置の駆動部は2個のモータM1,M2を個別 に正,逆転させる構造であるから電気系統が単純である。しかし、最近の技術的 進歩に伴い、ドアミラーに曇り止めの電気ヒーターを設けたり、雨滴除去用の超 音波振動装置を設けたり、追越車両検出用の非接触式センサを設けたりするよう になり、ハーネス接続も3心コネクタでは足りなくなって、例えば4心コネクタ を2個設けるなどの必要を生じた。本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので あって、2個のコネクタを迅速,容易に、しかも確実に取付け固定できる構造を 提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的(迅速・容易・確実な取付)を達成するため本考案に係るコネクタ 保持構造の構成は、2個のコネクタを保持具に係着し、上記保持具を被取付部材 に係合する形式のコネクタ保持構造であって、 前記の保持具は(a)長手方向に湾曲した、バネ弾性を有する板状部と、(b )上記板状部の長手方向の両端部それぞれに一体的に連設されて、それぞれ前記 コネクタを抱持する、バネ弾性を有する抱持フックと、(c)前記板状部の長手 方向について中央部付近に一体的に連設されて、前記被取付部材に設けられた係 合部に対応し、バネ弾性を有する一対の取付フックとを具備しており、かつ、前 記の被取付部材には、前記の取付フックに係合する係合部が設けられていて、前 記の抱持フックでコネクタを抱持した状態で前記板状部を被取付部材に向けて押 しつけて前記の取付フックを被取付部材の係合部に係合させると、前記の湾曲し た板状部が伸ばされる形に撓み、その弾性復元力によってコネクタが被取付部材 に押圧されるとともに、取付フックが係合部に圧接せしめられるようになってい ることを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、フレキシブルな抱持フックによってコネクタを抱持させ て、フレキシブルな取付フックを係合させることにより、取付ネジなどを用いる ことなく、コネクタを迅速,容易に取り付けることができる。そして、取り付け た状態において、前記板状部の弾性復元力によってコネクタが押圧され、確実に 保持される。
【0006】
【実施例】
図2は本考案の1実施例における保持具の外観を示し、(A)は平面図、(B )は端面図、(C)は側面図である。本例の保持具8は弾力性を有する合成樹脂 材料で一体成形されており、8aは略長方形の板状部であって、(C)図に示す ように基準直線S−Sに比して上方に凸なるごとく湾曲している。上記板状部8 aの長手方向の両端それぞれに抱持フック8bが一体連設されている。この抱持 フック8bは、図1(B)について後述するごとく、位置決め壁8dとの間にコ ネクタを抱いて保持するための構成部分である。取付フック8cは、前記板状部 8aの長手方向に関して中央部付近に設けられ、図2(B)に現われているよう に1対の取付フック8cがそれぞれ側方に向いている(板状部8aの幅方向に、 外側に向いている)。この取付フック8cは、図1(C)について後述するごと く、コネクタを抱持した取付具8を被取付部材に係着するための構成部分である 。図3は、図2に示した保持具の断面図であって、(A)はA−A面で切断して 描いた矢視図、(B)はB−B面で切断して描いた矢視図、(C)はC−C面で 切断して描いた矢視図である。図3(B)に示した線S−Sは前述の基準直線で ある。1対の抱持フック8bは、そのフック先端の突起を内側に向けている。 図1(A)は被取付部の平面図、(B)はコネクタを取り付けた状態の側面図 、(C)は同じく端面図である。 本例においては、図1(A)に示した被取付部材9はドアミラーにおける回動 ベースである。ただし、本考案を実施する際、被取付部材9は必ずしもドアミラ ーの回動ベースに限られない。9aは板状の被取付部材9に設けた開口であって 、本図1(B),(C)について次ぎに述べるように、前述の保持具8のフック を掛け合わせる。(A)図に示した9bは、前記取付フック8cを位置決めする ための突条であって、案内斜面9cを備えている。9dは係合用の段部である。 図1(B)に示すように2個のコネクタ10のそれぞれを、位置決め壁8dと 抱持フック8bとの間に抱き込ませる。そして同図(C)のように、1対の取付 フック8cのそれぞれを係合段部9dに係合する。このとき、(B)図に示した 矢印Pのように保持具8の板状部8aを指先で押さえつけ、8′のように伸ばす 形に撓ませて取付フック8cを取付段部9dに係合する。撓まされた板状部8a ′は弾性復元力によってコネクタ10を被取付部材9に押しつけるとともに、取 付フック8cを係合段部9dに圧接せしめる。これにより、コネクタ10は強固 に保持され、振動や衝撃を受けても離脱する虞れが無い。
【0007】
【考案の効果】
以上に説明したごとく、本考案の保持構造によれば、取付ネジなどを用いるこ となく、単体の保持具1個によって2個のコネクタを、迅速,容易、かつ確実に 被取付部材に固定して保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は被取付部の平面図、(B)はコネクタ
を取り付けた状態の側面図、(C)は同じく端面図であ
る。
【図2】本考案の1実施例における保持具の外観を示
し、(A)は平面図、(B)は端面図、(C)は側面図
である。
【図3】図2に示した保持具の断面図であって、(A)
はA−A面で切断して描いた矢視図、(B)はB−B面
で切断して描いた矢視図、(C)はC−C面で切断して
描いた矢視図である。
【図4】自動車用リモートコントロール式ドアミラーの
駆動部を示し、(A)は部分的に破断して描いた正面
図、(B)は部分的に破断して描いた側面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、1a…ハウジング甲、1b…ハウジン
グ乙、1c〜1f…スルーホール、2…減速歯車群、3
a,3b…進退杆、4…ミラーホルダ、5…球継手、6
…ハーネス、7…3心のコネクタ、8…保持具、8a,
8a′…板状部、8b…抱持フック、8c…取付フッ
ク、8d…位置決め壁、9…被取付部材、9a…開口、
9b…位置決め突条、9c…案内斜面、10…コネク
タ、S…基準直線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のコネクタを保持具に係着し、上記
    保持具を被取付部材に係合する形式のコネクタ保持構造
    であって、 前記の保持具は(a)長手方向に湾曲した、バネ弾性を
    有する板状部と、(b)上記板状部の長手方向の両端部
    それぞれに一体的に連設されて、それぞれ前記コネクタ
    を抱持する、バネ弾性を有する抱持フックと、(c)前
    記板状部の長手方向について中央部付近に一体的に連設
    されて、前記被取付部材に設けられた係合部に対応し、
    バネ弾性を有する一対の取付フックとを具備しており、
    かつ、前記の被取付部材には、前記の取付フックに係合
    する係合部が設けられていて、前記の抱持フックでコネ
    クタを抱持した状態で前記板状部を被取付部材に向けて
    押しつけて前記の取付フックを被取付部材の係合部に係
    合させると、前記の湾曲した板状部が伸ばされる形に撓
    み、その弾性復元力によってコネクタが被取付部材に押
    圧されるとともに、取付フックが係合部に圧接せしめら
    れるようになっていることを特徴とする、コネクタの保
    持構造。
JP23693U 1993-01-08 1993-01-08 コネクタの保持構造 Pending JPH0655872U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013032071A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Ishizaki Honten Co Ltd 電動ミラー装置用のアクチュエータ、コネクタアッセンブリ及びコネクタ

Cited By (3)

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JP2013032071A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Ishizaki Honten Co Ltd 電動ミラー装置用のアクチュエータ、コネクタアッセンブリ及びコネクタ
CN104024052A (zh) * 2011-08-01 2014-09-03 莫列斯公司 电动后视镜装置用的驱动装置、连接器组件及连接器
CN104024052B (zh) * 2011-08-01 2016-08-17 莫列斯公司 电动后视镜装置用的驱动装置、连接器组件及连接器

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