JPH0655853U - ロック装置における連結構造 - Google Patents
ロック装置における連結構造Info
- Publication number
- JPH0655853U JPH0655853U JP003501U JP350193U JPH0655853U JP H0655853 U JPH0655853 U JP H0655853U JP 003501 U JP003501 U JP 003501U JP 350193 U JP350193 U JP 350193U JP H0655853 U JPH0655853 U JP H0655853U
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- lever
- base plate
- cover plate
- latch
- rod
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品数を削減して、簡単に連結部材をレバー
に連結することができるようにする。 【構成】 連結部材6の連結端部6aをベースプレート
1に対向させてレバー5の連結孔5cに係合し、かつカ
バープレート7をベースプレート1に固定したことによ
り、連結部材6の連結端部6aは、カバープレート7の
覆い部7aにより覆われて、連結孔5cから離脱する方向
の移動が阻止され、またカバープレート7によりロック
強度の向上が図られる。
に連結することができるようにする。 【構成】 連結部材6の連結端部6aをベースプレート
1に対向させてレバー5の連結孔5cに係合し、かつカ
バープレート7をベースプレート1に固定したことによ
り、連結部材6の連結端部6aは、カバープレート7の
覆い部7aにより覆われて、連結孔5cから離脱する方向
の移動が阻止され、またカバープレート7によりロック
強度の向上が図られる。
Description
【0001】
本考案は、ロック装置のレバーに連結部材を連結するロック装置における連結 構造に関する。
【0002】
従来のロック装置は、図5に示すように、シートフレーム等に固着されたベー スプレート(101)に、車体側に固着されたストライカと係脱可能なラッチ(102)と 、ラッチ(102)に係合してラッチ(102)を係合位置に保持するロッキングレバー(1 03)とを枢着し、さらに、ロック強度アップを図るため、ラッチ(102)とロッキン グレバー(103)とに対向する側には、カバープレート(104)が固着されている。ま た、ロッキングレバー(103)には、操作装置に連結するための、ロッド(105)の端 部が連結されている。ロッド(105)をロッキングレバー(103)に連結する連結構造 としては、例えば、図6に示すように、先端がL字状に折曲したロッド端部(105 a)を、ベースプレート(101)に対向するようにロッキングレバー(103)に穿設した 連結孔(図示略)に挿入し、次いで、ベースプレート(101)に穿設した長孔(101a) を介して、ロッド端部(105a)にプッシュナット(106)を係合して抜け止めしたも の、または、図7に示すように、ロッド(105)の端部に偏平に潰した偏平部(105b )を形成し、この偏平部(105b)に穿設した孔部(105c)及びロッキングレバー(103) に穿設した連結孔(103a)に軸(107)を嵌合してかしめたもの等が種々提案されて いる。
【0003】
しかしながら、従来の前者及び後者の何れの技術においても、ロッキングレバ ー(103)からのロッド(105)の抜け止め作用をなすプッシュナット(106)又は軸(10 7)の組み付け作業及び部品管理が必要になり、部品点数が多くなり、作業性の低 下を招く問題点を有する。 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、部品数を削減して 、簡単に連結部材をレバーに連結することができるようにしたロック装置におけ る連結構造を提供することを目的とする。
【0004】
前記目的を達成するため、本考案は、ベースプレートに、ストライカが係合可 能なラッチとラッチに係脱可能なレバーとが枢着されるとともに、ベースプレー トに対向してカバープレートが固定され、ベースプレートとカバープレートとの 間にレバーが挟持されてなるロック装置において、レバーの連結部に穿設された 連結孔に、連結部材のL字状に折曲した連結端部がベースプレートに対向するよ うに係合し、かつカバープレートにレバーの連結部を覆う覆い部を形成したこと を特徴としている。
【0005】
ロッドの連結端部をベースプレートに対向させてレバーの連結孔に係合し、か つカバープレートをベースプレートに固定したことにより、連結部材の連結端部 は、カバープレートの覆い部により覆われて、連結孔から離脱する方向の移動が 阻止され、またカバープレートによりロック強度の向上が図られる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 (1)は、自動車のシートのシートフレームに固着され、かつ外周に立壁(1a) を立設した略台形状のベースプレートで、基部(1b)の略中央には、外方が開口 したストライカ進入溝(1c)が形成され、ストライカ進入溝(1c)の左右両側には 、軸孔(1d)(1e)が穿設されている。基部(1b)の軸孔(1d)(1e)の廻りには、 各軸孔(1d)(1e)を中心にして所定の長さ及び深さを有する円弧状の凹部(1f)( 1f)が凹設されている。
【0007】 ベースプレート(1)の各軸孔(1d)(1e)には、各軸(2)(3)の一端が固嵌され 、軸(2)には、車体側に固着されたストライカ(図示略)に係脱可能な係合溝(4a )を有するラッチ(4)が回動可能に枢着されている。ラッチ(4)は、係合溝(4a) がストライカと係合して、シートを着座位置にロックするラッチ位置と、係合溝 (4a)からストライカが離脱してシートの折り畳みを可能にする図2に示すアン ラッチ位置との間を回動することができる。
【0008】 他方の軸(3)には、ラッチ(4)の係合部(4b)に係合可能なロッキングレバー( 5)が枢着され、ロッキングレバー(5)は、ラッチ(4)の係合部(4b)に係合して ラッチ(4)をラッチ位置に拘束するロック位置と、ロック位置から反時計方向に 回動し、係合部(4b)から離脱してラッチ(4)のアンラッチ位置方向への回動を 自由にするアンロック位置との間を回動することができる。
【0009】 ラッチ(4)とロッキングレバー(5)間には、ラッチ(4)をアンラッチ位置方向 に、また、ロッキングレバー(5)をロック位置方向に付勢するコイルスプリング (8)が係止されている。
【0010】 ロッキングレバー(5)の連結部(5b)には、ベースプレート(1)の円弧状の凹 部(1f)に沿って移動可能な連結孔(5c)が穿設され、連結孔(5c)には、一端が L字状に折曲されたロッド(6)の連結端部(6a)がベースプレート(1)に対向す るように係合されている。ロッド(6)の他端(6b)は、操作装置(図示略)に連結 される。
【0011】 各軸(2)(3)の他端には、ラッチ(4)の係合溝(4a)及びベースプレート(1) のストライカ進入溝(1c)を残して略ラッチ(4)及びロッキングレバー(5)の全 面を覆うカバープレート(7)が固着されている。カバープレート(7)は、ラッチ (4)に荷重が作用したときの、各軸(2)(3)の倒れを阻止してロック強度を向上 させるもので、その角部には、ロッキングレバー(5)の連結部(5b)及びロッド( 6)の連結端部(6a)を覆い、ロッド(6)の連結端部(6a)の連結孔(5c)からの抜 け方向の移動を阻止する覆い部(7a)が形成されている。
【0012】 ロッド(6)をロッキングレバー(5)に連結するには、ロッド(6)の連結端部( 6a)をベースプレート(1)に対向させてロッキングレバー(5)の連結孔(5c)に 挿入して係合させた後、コイルスプリング(8)の一端(8a)をロッド(6)の連結 端部(6a)に、また、他端(8b)をラッチ(4)に係止し、続いてカバープレート( 7)を各軸(2)(3)に係合して各軸(2)(3)の端部をかしめて固着する。このよ うにして組付けることによって、ロッド(6)の連結端部(6a)は、コイルスプリ ング(8)の引っ張り力によりガタ付きが抑えられるとともに、カバープレート( 7)の覆い部(7a)により覆われて、連結孔(5c)から離脱することがなくロッキ ングレバー(5)に連結され、ロック強度の向上が図られる。
【0013】
以上のように本考案にあっては、強度補強用のカバープレートにロッドの抜け 止め方向の移動を阻止する抑え部を設けたことにより、ロッド連結用の連結具を 別途使用することなく、簡単にロッドをレバーに連結することができ、しかも、 ロック強度を向上させることができる。
【図1】本考案の一実施例の要部の拡大断面図である。
【図2】同じくロック装置全体の正面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】カバープレートを取り付ける前のロック装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来のロック装置の一例を示す斜視図である。
【図6】従来のロック装置のロッド連結構造の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】従来のロック装置のロッド連結構造の他の例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
(1)ベースプレート (1f)凹部 (4)ラッチ (5)ロッキングレ
バー(レバー) (5c)連結孔 (6)ロッド(連結
部材) (7)カバープレート (7a)覆い部 (8)コイルスプリング
バー(レバー) (5c)連結孔 (6)ロッド(連結
部材) (7)カバープレート (7a)覆い部 (8)コイルスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースプレートに、ストライカが係合可
能なラッチとラッチに係脱可能なレバーとが枢着される
とともに、ベースプレートに対向してカバープレートが
固定され、ベースプレートとカバープレートとの間にレ
バーが挟持されてなるロック装置において、レバーの連
結部に穿設された連結孔に、連結部材のL字状に折曲し
た連結端部がベースプレートに対向するように係合し、
かつカバープレートにレバーの連結部を覆う覆い部を形
成したことを特徴とするロック装置における連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003501U JP2552987Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ロック装置における連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003501U JP2552987Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ロック装置における連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655853U true JPH0655853U (ja) | 1994-08-02 |
JP2552987Y2 JP2552987Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=11559107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993003501U Expired - Lifetime JP2552987Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ロック装置における連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552987Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60127455A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | Hitachi Ltd | クラツクテスタ− |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP1993003501U patent/JP2552987Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60127455A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | Hitachi Ltd | クラツクテスタ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552987Y2 (ja) | 1997-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |