JPH0655640A - 洗面台カウンター及びその製造方法 - Google Patents

洗面台カウンター及びその製造方法

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Publication number
JPH0655640A
JPH0655640A JP22786792A JP22786792A JPH0655640A JP H0655640 A JPH0655640 A JP H0655640A JP 22786792 A JP22786792 A JP 22786792A JP 22786792 A JP22786792 A JP 22786792A JP H0655640 A JPH0655640 A JP H0655640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
scrap materials
washbasin
plate
rectangular plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP22786792A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuura
博 松浦
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AAVAN INTERNATL KK
Original Assignee
AAVAN INTERNATL KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗面カウンター材を押出成型し、その後所望
形状に切除加工して洗面台カウンターを製造する工程で
廃棄される端材を組み合わせ加工して表面仕上げ可能な
洗面台カウンター及びその製造方法を提供する。 【構成】 メチルメタアクリレート樹脂系無機物質を押
出成型して洗面カウンター材を一体成形し、その後所望
形状の洗面台カウンターを製造する際に廃棄された端材
を所望形状に切断して端材5乃至9を成形し、これら端
材5乃至9乃至板材10をメチルメアタクリレート樹脂
系接着剤11で接着接合し、この接合部を研磨仕上げし
て所望形状の洗面台カウンター1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製品を加工す
る際に生じる端材を利用して生産する洗面台カウンター
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の合成樹脂製洗面台カウンターは、
ポリエステル系その他の合成樹脂を押出成型して数種類
の規格材を準備しておき、設置される洗面台の形状や、
洗面ボウル、蛇口等の数種の形状に合わせて切断し、或
いは洗面ボウル穴を形成し、仕上げ加工して製品として
いる。この過程において切除される端材は結構の量にな
るが、従来はこれを産業廃棄物として処分するか、一部
のみ再生合成樹脂製品部材としており、経済的にもまた
環境面からも問題であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記実情に
着目し、廃棄される端材を再利用していないのは、ポリ
エステル合成樹脂材等の素材が、接着剤等で接合した際
の接合部の表面仕上げにおいて、研磨仕上げすると表面
が疎面となって光沢を失うため、研磨仕上げでき難く、
製品にできないこと、及び再度溶解して成型し直すには
費用がかかるが用途が限定され、外観的に商品価値を付
加できないことなどによるものであることに想到した。
【0004】そこで本発明者は、上記問題点に着目して
これを解消すべく、所定形状の洗面台カウンター材を押
出成型し、その後所望形状に切除加工して洗面台カウン
ターを製造する工程で廃棄される端材の有効利用が可能
であり、さらに好適に接合部を表面仕上げできる洗面台
カウンター及びその製造方法を提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の洗面台カウンターは、メチルメタアクリレ
ート樹脂含有無機系物質を押出成型してしてなる所定形
状の洗面台カウンター材から切除された端材を含んで構
成され、該端材は所望形状に切断され、メチルメタアク
リレート樹脂系接着剤で接着接合されてなる構成を有し
て洗面台カウンターとしたことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、メチルメタアクリレート
樹脂含有無機系物質を押出成型して所定形状の洗面台カ
ウンター材を一体成形し、その後この洗面台カウンター
材を所望形状にするために切除加工して洗面台カウンタ
ーを製造する際に切除された端材を所望形状に切断して
加工端材とし、これら複数の加工端材をメチルメアタク
リレート樹脂系接着剤で接着接合して洗面台カウンター
部分として組み込み、接合部を研磨仕上げして所望形状
の洗面台カウンターとすることを特徴とする洗面台カウ
ンターの製造方法も特徴とする。
【0007】
【作用】上記洗面台カウンターによれば、端材の接合部
を研磨仕上げすると、ほとんどその継ぎ目が判らない程
度に仕上げられる。また、様々な形状乃至色彩の端材を
組み合わせて接合すれば、様々な形状乃至色模様の洗面
台カウンターを形成可能である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面によっ
て説明する。本発明の洗面台カウンターは、メチルメタ
アクリレート樹脂含有無機系物質を押出成型してなる洗
面台カウンター材を所望形状に切断し、或いは洗面ボウ
ル用の穴を形成する等の如き工程(本工程)において生
じた端材を洗面台カウンターの一部又は全部に用いて形
成されるものである。
【0009】図1に示す本発明の洗面台カウンター1
は、カウンター平坦面を構成する矩形板体2の前方は下
方に折曲してなる前垂れ部3とされ、矩形板体2の後方
は上方に折曲した立ち上がり部4とされてなる洗面台カ
ウンター1の平坦面中央部に洗面ボウル5を設置してそ
の後部に蛇口6を設置されてなるものである。
【0010】矩形板体2は、例えば図2に示すように、
本工程において生じた端材を所望形状に切断加工して矩
形板状端材7、8、及び断面L型板状端材9、10、1
1とし、この矩形板状端材7、8を互いに横に並べて配
設し、この矩形板状端材7、8の前方に断面L型板端材
9、10、11を配設し、さらに矩形板状端材7、8の
後方に断面L型状の板材12を配設して、これらをメチ
ルメタアクリレート樹脂系接着剤13で接着接合して一
体成形し、この接合部を研磨仕上げし、その後ボウル穴
を形成することにより製造可能である。
【0011】矩形板状端材7、8は、例えば図3に示す
ように、メチルメタアクリレート樹脂含有無機系物質を
押出成型してなる洗面台カウンター材14に洗面ボウル
用の穴を形成する際に生じた楕円板状端材15を所定矩
形状に切除することによっても成形可能である。
【0012】断面L型状の板材12は、本工程により所
望形状に切断加工されてなるものでも、また本工程から
生じた端材を所望の形状に切断加工されてなるものでも
よい。
【0013】また、上記のメチルメタアクリレート樹脂
系接着剤13による接着接合は、例えば端材7乃至11
乃至板材12間の接着面を2mm程度離しておき、この
間隔にメチルメタアクリレート樹脂系接着剤13を盛り
上がるまで充填して硬化させ、硬化後、かんなやベルト
サンダー或いはカッター等で平坦状に研磨して、さらに
サンドペーパー乃至ナイロンたわし等で表面仕上げをす
れば研磨していない板表面と同じにつやが生じるように
仕上げることができる。そしてさらに、この時端材7乃
至11乃至板材12と同色のメチルメタアクリレート樹
脂系接着剤13を使用すれば、ほとんど継ぎ目が判らな
いように表面仕上げ可能である。
【0014】このような表面仕上げが可能であるのは、
一般につや出し仕上げ剤として広く用いられているメチ
ルメタアクリレート樹脂(MMA樹脂)を主材とした端
材乃至板材を、やはりメチルメタアクリレート樹脂(M
MA樹脂)を含有する接着剤で接着することによるもの
である。
【0015】本発明の洗面台カウンターは、上記実施例
の洗面台カウンター1の構成及び形状に限定するもので
はなく、例えば、図4に示すように大小複数の矩形板状
の端材乃至所定形状に押出成型されてなる矩形板材を組
み合わせて一体に成形することも、また洗面台カウンタ
ーの平坦面に複数の洗面ボウルを配設することも、また
洗面台カウンターの前垂れ部3乃至立ち上がり部4に扉
部を設け、その扉部にタオル取り出し口を設け、その扉
部の裏面部にタオル装着部を取り付けることも可能であ
る。さらに、図1に示すように補強板材16で接着接合
してなる洗面台カウンターを補強すればさらによい。
【0016】また、同色乃至異色の端材乃至板材を組み
合わせて本発明の洗面台カウンターを構成すれば、塗装
仕上げすることなくモザイク模様、ツートン模様など様
々な模様の洗面台カウンターの製造が可能である。洗面
台カウンターを構成する端材乃至板材の色と、これらを
接着するメチルメタアクリレート樹脂系接着剤13の色
とを異色にすれば、さらに様々な模様の洗面台カウンタ
ーの製造が可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のようにして本発明によれば、従来
主に廃棄されて来た端材を利用することにより、商品と
しての好適な状態に表面仕上げ可能で、かつ安価な生産
コストで生産が可能な洗面台カウンターを生産すること
ができる。また、様々な端板の組み合わせによって様々
な模様乃至形状の洗面台カウンターの生産可能であるの
で、デザイン的にも優れた洗面台カウンターの提供が可
能である。
【0018】このようにして所定形状の洗面台カウンタ
ー材を押出成型し、その後所望形状に切除加工して洗面
台カウンターを製造する工程で廃棄される端材の有効な
再利用を図れるので、経済的には産業廃棄物処理費用の
削減が可能であるし、また環境面からみても、産業廃棄
物が少なくなる直接的な効果の他、産業廃棄物処理の際
に生じる有害ガスや二酸化炭素の排出量を低下させる効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる洗面台カウンターの
斜視図である。
【図2】図1の洗面台カウンターの構成を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の洗面台カウンターを構成する端材の一
例を示す上面図である。
【図4】本発明の別の実施例に係わる洗面台カウンター
の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,洗面台カウンター 2,矩形板体 3,前垂れ部 4,立ち上がり部 5,洗面ボウル 6,蛇口 7,8 矩形板状端材 9,10,11 断面L型板状端材 12,板材 14,洗面台カウンター材 15,楕円形状端材 16,補強板材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メチルメタアクリレート樹脂含有無機系
    物質を押出成型してなる所定形状の洗面カウンター材か
    ら切除された端材を含んで構成され、該端材は所望形状
    に切断され、メチルメタアクリレート樹脂系接着剤で接
    着接合されてなる構成を特徴とする洗面台カウンター。
  2. 【請求項2】 メチルメタアクリレート樹脂含有無機系
    物質を押出成型して所定形状の洗面台カウンター材を成
    形し、その後この洗面台カウンター材を所望形状に切除
    調整して洗面台カウンターを製造する際に切除された端
    材を所望形状に切断して加工端材とし、これら複数の加
    工端材をメチルメアタクリレート樹脂系接着剤で接着接
    合して洗面台カウンター部分として組み込み、接合部を
    研磨仕上げして所望形状の洗面台カウンターとすること
    を特徴とする洗面台カウンターの製造方法。
JP22786792A 1992-08-04 1992-08-04 洗面台カウンター及びその製造方法 Pending JPH0655640A (ja)

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JP22786792A JPH0655640A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 洗面台カウンター及びその製造方法

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JPH0655640A true JPH0655640A (ja) 1994-03-01

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JP22786792A Pending JPH0655640A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 洗面台カウンター及びその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10864159B2 (en) 2008-05-30 2020-12-15 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Method and composition for treating ocular hypertension and glaucoma

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10864159B2 (en) 2008-05-30 2020-12-15 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Method and composition for treating ocular hypertension and glaucoma

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