JPH0655606B2 - トレー供給機 - Google Patents
トレー供給機Info
- Publication number
- JPH0655606B2 JPH0655606B2 JP20508089A JP20508089A JPH0655606B2 JP H0655606 B2 JPH0655606 B2 JP H0655606B2 JP 20508089 A JP20508089 A JP 20508089A JP 20508089 A JP20508089 A JP 20508089A JP H0655606 B2 JPH0655606 B2 JP H0655606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- leaf spring
- thin leaf
- trays
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明はトレー供給機におけるトレー脱離装置の改良に
関するものである。
関するものである。
(B)従来の技術 従来,菓子等を包装する薄いトレーは、使用前の収納時
に、積載された状態にあり、使用に際し一枚一枚脱離さ
れるものであつた。そして、この積載トレーを一枚一枚
脱離する装置としては、積載されたケースの両側に設置
されたバキュームパットによって吸引したり、同じく両
側に設置されたロールによって挟持したりして、離脱供
給するものがあった。
に、積載された状態にあり、使用に際し一枚一枚脱離さ
れるものであつた。そして、この積載トレーを一枚一枚
脱離する装置としては、積載されたケースの両側に設置
されたバキュームパットによって吸引したり、同じく両
側に設置されたロールによって挟持したりして、離脱供
給するものがあった。
しかしながら、バキュームパットによって吸引する装置
の場合は、サイズの異なるトレーに対応できないし、ま
た、ロールによって挟持する装置の場合は、該ロールの
接触面が大きいものとなるため、トレーの重なり面の摩
擦力が大きくなり、トレーの厚みの関係上、常に該トレ
ーを正確に一枚一枚脱離することができなかった。
の場合は、サイズの異なるトレーに対応できないし、ま
た、ロールによって挟持する装置の場合は、該ロールの
接触面が大きいものとなるため、トレーの重なり面の摩
擦力が大きくなり、トレーの厚みの関係上、常に該トレ
ーを正確に一枚一枚脱離することができなかった。
(C)本発明が解決しようとする問題点 そこで,本発明は積載されたトレーを両側より薄板バネ
で咬持し、薄板バネを下方向に湾曲させることにより、
トレーを脱離できるようにして、サイズの異なるトレー
にも対応できるとともに、トレーの重なり面の摩擦力を
小さいものとして、常にトレーを一枚一枚確実に脱離で
きるようにしようとするものである。
で咬持し、薄板バネを下方向に湾曲させることにより、
トレーを脱離できるようにして、サイズの異なるトレー
にも対応できるとともに、トレーの重なり面の摩擦力を
小さいものとして、常にトレーを一枚一枚確実に脱離で
きるようにしようとするものである。
(D)問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため,積載されたトレー
に向かって近接しながら上昇するトレー咬持用薄板バネ
と、薄板バネの上方への移動を制限する案内片とを有す
るトレー供給機であって、トレーが薄板バネの近接によ
り両側より咬持され、薄板バネの上昇運動が案内片にて
制限されることにより薄板バネの前部を下方へと湾曲さ
せ、当接トレーを押し下げ脱離し、薄板バネの上昇運動
の継続により湾曲度を増し、薄板バネ先端がトレーを離
れて、脱離トレーが落下するよう制御されることを特徴
とするトレー供給機を提供せんとするものである。
に向かって近接しながら上昇するトレー咬持用薄板バネ
と、薄板バネの上方への移動を制限する案内片とを有す
るトレー供給機であって、トレーが薄板バネの近接によ
り両側より咬持され、薄板バネの上昇運動が案内片にて
制限されることにより薄板バネの前部を下方へと湾曲さ
せ、当接トレーを押し下げ脱離し、薄板バネの上昇運動
の継続により湾曲度を増し、薄板バネ先端がトレーを離
れて、脱離トレーが落下するよう制御されることを特徴
とするトレー供給機を提供せんとするものである。
(E)実施例 以下,図示の一実施例に従い,詳細に説明する。
第1図は本発明に係るトレー供給機の全体斜視図であ
る。
る。
図中1は、下部に開口部2が形成されているストッカー
側板であり、本実施例においてはストッカー側板1が積
載されたトレーの幅に相応する間隔で向かい合って立設
されている。
側板であり、本実施例においてはストッカー側板1が積
載されたトレーの幅に相応する間隔で向かい合って立設
されている。
ストッカー側板1の開口部2上方の内壁には、トレーガ
イド3が、その上端3aが該ストッカー側板1より突出
し、上端3a突出部分が、やや外方に開いて取付けられ
ている。積載されたトレーを上部から入れ易くするため
である。トレーガイド3の下部3bは、第3図及び第4
図の側面図に示されるごとく、トレー供給機にセットさ
れる積載トレー15の側面の傾斜に合わせた角度で内側
に向って傾斜している。
イド3が、その上端3aが該ストッカー側板1より突出
し、上端3a突出部分が、やや外方に開いて取付けられ
ている。積載されたトレーを上部から入れ易くするため
である。トレーガイド3の下部3bは、第3図及び第4
図の側面図に示されるごとく、トレー供給機にセットさ
れる積載トレー15の側面の傾斜に合わせた角度で内側
に向って傾斜している。
トレーガイド3の下端は、ストッカー側板1の開口部2
の位置にかかり、該トレーガイド3の下端は内側上方に
向って折れ曲がって突起状となり、トレー係止片4を形
成する。本実施例においては、左右のトレー係止片4が
トレー係止部となる。
の位置にかかり、該トレーガイド3の下端は内側上方に
向って折れ曲がって突起状となり、トレー係止片4を形
成する。本実施例においては、左右のトレー係止片4が
トレー係止部となる。
第3図及び第4図に示されるごとく、ストッカー側板1
の開口部2の上縁部に、案内片5がボルト6によって取
付けられている。該案内片5は、その下端が前記係止片
4よりも若干下方に位置するように取付けられている。
但、後述する薄板バネ14の上面よりも上方である。
の開口部2の上縁部に、案内片5がボルト6によって取
付けられている。該案内片5は、その下端が前記係止片
4よりも若干下方に位置するように取付けられている。
但、後述する薄板バネ14の上面よりも上方である。
ストッカー側板1の外壁には、取付け金具7を介して、
シリンダーロッド8を下方に向けてエアーシリンダー9
が取り付けられている。エアーシリンダー9が本発明の
トレー供給機の可動腕10の駆動機構となる。エアーシ
リンダー9のシリンダーロッド8は可動腕10の後端部
に取り付けられた連結杆11を介して、該可動腕10と
連結されている。
シリンダーロッド8を下方に向けてエアーシリンダー9
が取り付けられている。エアーシリンダー9が本発明の
トレー供給機の可動腕10の駆動機構となる。エアーシ
リンダー9のシリンダーロッド8は可動腕10の後端部
に取り付けられた連結杆11を介して、該可動腕10と
連結されている。
可動腕10は、中央付近でストッカー側板1の下部外壁
に設けられた支軸13に回動自在に装着されている。
に設けられた支軸13に回動自在に装着されている。
可動腕10の先端(シリンダーロッド8との連結杆11
側の反対側)には薄板バネ14が初期状態で水平に装着
されている。従って、シリンダーロッド8が伸び、可動
腕10の後端部が下方へと回動すれば、可動腕10の先
端部(薄板バネ14装着側)は上方へと回動する。
側の反対側)には薄板バネ14が初期状態で水平に装着
されている。従って、シリンダーロッド8が伸び、可動
腕10の後端部が下方へと回動すれば、可動腕10の先
端部(薄板バネ14装着側)は上方へと回動する。
薄板バネ14の先端であるトレー咬持部14aは鋸歯状
に刻まれている。これはトレーを該先端がひっかかりや
すくして薄板バネ14が確実に咬持するためである。本
発明においてはトレー咬持部14aは鋸歯状に刻まれて
いるが、当該部分を刻む代わりに、鋸歯状のものをは貼
着してもよい。
に刻まれている。これはトレーを該先端がひっかかりや
すくして薄板バネ14が確実に咬持するためである。本
発明においてはトレー咬持部14aは鋸歯状に刻まれて
いるが、当該部分を刻む代わりに、鋸歯状のものをは貼
着してもよい。
(F)本発明の作用 以上、本発明の一実施例を説明したが、以下本発明の作
用をその動作を説明しつつ述べる。第3図及び第4図
は、本発明の動作を示した側面図である。
用をその動作を説明しつつ述べる。第3図及び第4図
は、本発明の動作を示した側面図である。
積載されたトレー15を底面を下方に位置させて、トレ
ーガイド3より入れて、トレー係止片4により保持す
る。第3図が、動作開始前の状態を示している。
ーガイド3より入れて、トレー係止片4により保持す
る。第3図が、動作開始前の状態を示している。
まず、エアー流入ホース16によりエアーシリンダー9
にエアーが送り込まれると、シリンダーロッド8が伸
び、該シリンダーロッド8に連結された可動腕10は支
軸13を軸として図中A方向に回動を開始する。可動腕
10の回動につれて、可動腕10の下部先端に取り付け
られた薄板バネ14は前方に押し出されて積載されたト
レーの最下部に位置したトレー側面を咬持する。
にエアーが送り込まれると、シリンダーロッド8が伸
び、該シリンダーロッド8に連結された可動腕10は支
軸13を軸として図中A方向に回動を開始する。可動腕
10の回動につれて、可動腕10の下部先端に取り付け
られた薄板バネ14は前方に押し出されて積載されたト
レーの最下部に位置したトレー側面を咬持する。
可動腕10の回動が進むと、薄板バネ14の上面は案内
片5に当接し、案内片5との当接箇所を中心に該薄板バ
ネ14は湾曲し始める。薄板バネ14が湾曲した結果、
薄板バネ14の先端であるトレー咬持部14aは下方に
角度を増しつつ、下がって行く。そのため、咬持された
積載された最下部のトレーは押し下げられ、係止片4か
ら下方向に脱離される。さらに可動腕10の回動が進む
と、薄板バネ14の湾曲度が大きくなり、トレー咬持1
4aは下向きへの角度が大きくなって、トレーから離れ
咬持しなくなり、該トレーは、その自重により落下す
る。
片5に当接し、案内片5との当接箇所を中心に該薄板バ
ネ14は湾曲し始める。薄板バネ14が湾曲した結果、
薄板バネ14の先端であるトレー咬持部14aは下方に
角度を増しつつ、下がって行く。そのため、咬持された
積載された最下部のトレーは押し下げられ、係止片4か
ら下方向に脱離される。さらに可動腕10の回動が進む
と、薄板バネ14の湾曲度が大きくなり、トレー咬持1
4aは下向きへの角度が大きくなって、トレーから離れ
咬持しなくなり、該トレーは、その自重により落下す
る。
その後は薄板バネ14の弾性力と、エアーシリンダー9
により、薄板バネ14も水平になり、可動腕10及び薄
板バネ14は当初の状態に戻る。本発明はこの動作を繰
り返すことにより、積載されたトレー15を一枚一枚脱
離して供給することができるのである。
により、薄板バネ14も水平になり、可動腕10及び薄
板バネ14は当初の状態に戻る。本発明はこの動作を繰
り返すことにより、積載されたトレー15を一枚一枚脱
離して供給することができるのである。
(G)本発明の効果 本発明の構成及び作用により以下の効果を奏する。
第一に薄板バネ14でトレーを押し出すことにより、ト
レーを脱離するので、ストッカー側板1の幅を変えるだ
けでサイズの異なるトレーに対応できる。
レーを脱離するので、ストッカー側板1の幅を変えるだ
けでサイズの異なるトレーに対応できる。
第二に薄板バネ14の先端部がトレーを咬持するので、
トレーの重なり面の摩擦力が少なくなり、その結果、該
トレーを一枚一枚正確に脱離できる。
トレーの重なり面の摩擦力が少なくなり、その結果、該
トレーを一枚一枚正確に脱離できる。
第三に脱離装置を薄板バネ14と可動腕10とにより構
成したので、比較的安価にトレー供給機を製造すること
が可能となった。
成したので、比較的安価にトレー供給機を製造すること
が可能となった。
第四に実施例による効果であるが、駆動機構をエアーシ
リンダーとして、該エアーシリンダーのロッドの伸縮に
より可動腕を回動せしめるものであるため、歯車、カム
などの回転部が存在せず、危険が少なくてすむ。
リンダーとして、該エアーシリンダーのロッドの伸縮に
より可動腕を回動せしめるものであるため、歯車、カム
などの回転部が存在せず、危険が少なくてすむ。
第1図は本発明に係るトレー供給機の全体斜視図であ
り、第2図は積重されたトレーの斜視図であり、第3図
はトレー供給機の動作開始前の側面図であり、第4図は
トレー供給機の動作途中を示す側面図である。 1……ストッカー側板、2……開口部 3……トレーガイド、4……トレー係止片 5……案内片、7……取付金具 8……シリンダーロッド 9……エアーシリンダー、10……可動腕 11……連結杆、12……ストッカー本体 13……支軸、14……薄板バネ 14a……トレー咬持部 15……積重されたトレー 16……エアー流入ホース
り、第2図は積重されたトレーの斜視図であり、第3図
はトレー供給機の動作開始前の側面図であり、第4図は
トレー供給機の動作途中を示す側面図である。 1……ストッカー側板、2……開口部 3……トレーガイド、4……トレー係止片 5……案内片、7……取付金具 8……シリンダーロッド 9……エアーシリンダー、10……可動腕 11……連結杆、12……ストッカー本体 13……支軸、14……薄板バネ 14a……トレー咬持部 15……積重されたトレー 16……エアー流入ホース
Claims (1)
- 【請求項1】積載されたトレーに向かって近接しながら
上昇するトレー咬持用薄板バネと、薄板バネの上方への
移動を制限する案内片とを有するトレー供給機であつ
て、トレーが薄板バネの近接により両側より咬持され、
薄板バネの上昇運動が案内片にて制限されることにより
薄板バネの前部を下方へと湾曲させ、当接トレーを押し
下げ脱離し、薄板バネの上昇運動の継続により湾曲度を
増し、薄板バネ先端がトレーを離れて、脱離トレーが落
下するよう制限されることを特徴とするトレー供給機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20508089A JPH0655606B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | トレー供給機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20508089A JPH0655606B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | トレー供給機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0369420A JPH0369420A (ja) | 1991-03-25 |
JPH0655606B2 true JPH0655606B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=16501093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20508089A Expired - Lifetime JPH0655606B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | トレー供給機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655606B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112385373B (zh) * | 2020-10-14 | 2023-01-20 | 北京工业大学 | 一种软质苗钵分离装置 |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP20508089A patent/JPH0655606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0369420A (ja) | 1991-03-25 |
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