JPH0655411U - V字形の溝をもつ紐留め具 - Google Patents
V字形の溝をもつ紐留め具Info
- Publication number
- JPH0655411U JPH0655411U JP363793U JP363793U JPH0655411U JP H0655411 U JPH0655411 U JP H0655411U JP 363793 U JP363793 U JP 363793U JP 363793 U JP363793 U JP 363793U JP H0655411 U JPH0655411 U JP H0655411U
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- JP
- Japan
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- cord
- shaped groove
- fastener
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- cord fastener
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、紐が外れ難く、紐の長さを
調節できる紐留め具を提供することにある。 【構成】 本考案の紐留め具10は、V字形の溝11を
もち下方を紐が通る台状平面部12及び13と、この台
状平面部12と13を連結する連結部14と、この紐留
め具10を衣服に固定する固定部15及び16とから一
体的に構成される。
調節できる紐留め具を提供することにある。 【構成】 本考案の紐留め具10は、V字形の溝11を
もち下方を紐が通る台状平面部12及び13と、この台
状平面部12と13を連結する連結部14と、この紐留
め具10を衣服に固定する固定部15及び16とから一
体的に構成される。
Description
【0001】
本考案は、V字形の溝をもつ紐留め具に関し、さらに特定すると、このV字形 溝の間で紐を挟んで固定する紐留め具に関する。
【0002】
衣服の一部、例えば胴回り、首回りなどには装飾用または締着用の紐を固定ま たは保持して使用することが多い。一般にこのような紐は衣服に固着した複数個 の止め輪に挿通して保持したり、一部を直接衣服に縫着する。しかし、前者では 紐が外れ易く、紐端を結ばない状態では抜け落ちたりする。一方固定のものは長 さの調整ができないなどの不便がある。
【0003】
上記のように、従来の紐の留め方では紐が抜け落ちたり長さが調整できなかっ たりする不便がある。 そこで、本考案は、これらの問題点を除去した新規な紐留め具を提供すること を目的とする。
【0004】
本考案は、 衣服に固定して使用する紐留め具において、 衣服に接して該紐留め具全体を固定する二つの固定部と、 前記二つの固定部の間に設けられており、台状に盛り上がって衣服との間に紐 が通される空間を作り、V字形の溝をそれぞれもつ複数の台状平面部と、 前記二つの固定部と同一平面上にあって衣服に接して前記台状平面部の間を連 結する連結部と、 が一体的に構成される前記紐留め具を提供する。
【0005】
本考案の紐留め具は、従来類似品のない全く新規な構成と作用を有するもので あり、紐は上記V字形の溝に嵌め込むことにより楔効果で固定でき、紐の引き出 し長さあるいは固定位置を調整したい場合にはV字形の溝から外した上紐をいず れかの方向に引いて調整した後、V字形の溝に食い込ませれば良い。
【0006】
本考案の紐留め具10は、図1のように、V字形の溝11をもち下方を紐が通 る台状平面部12及び13と、この台状平面部12と13を連結する連結部14 と、この紐留め具10を衣服に固定する固定部15及び16とから一体的に構成 される。
【0007】 台状平面部12と13は、一端を連結部14で連結され、もう一端をそれぞれ 固定部15及び16とに連結されている。また平面部12及び13は、V字形溝 11があって、下方を挿通された紐を上方に曲げこのV字形溝11へ挟ませる。 これにより、その紐の大きさに合わせてV字形溝11の奥へ侵入して固定される 仕組みになっている。
【0008】 固定部15及び16は、紐留め具10をリベット等でカシメて衣服に固定する ための複数の孔18を有する。あるいは、紐留め具10の材料がプラスチックで あれば、このようなリベット等を用いずに(従って、孔18を所有せずに)、図 2のように、糸で縫いつけることも可能である。
【0009】 連結部14は、固定部15及び16と同一平面上にあり、固定部15及び16 が衣服に固定されると、衣服に接する。このため、この連結部14は、紐の横方 向の移動を制限する働きをもつ。
【0010】 以上の構成は、V字形溝11が連結して二つ設けてある紐留め具10の構成を 説明したが、図2のようにV字形溝21が一つの紐留め具20も作成可能である ことは容易に予想できることである。この図では固定部25及び26を縫糸で固 定することが示されているが、図1のようにリベット等による固定でも良い。 使用において、本考案の紐留め具10は、図3のように例えば紐留め具10を 2個衣服28の合わせ目近くに図1のようにリベット等によりあるいは図2のよ うに縫糸により(この図ではリベットによる固定であるが)固定する。その際に 予め紐30を台形の空間部に通しておく。
【0011】 本考案の好ましい実施例と現在考えられるものを図示し説明してきたけれども 、当業者であれば、本考案の技術思想から逸脱することなく種々の変更及び修正 が可能であることは明白であろう。かかる変更及び修正は全て本考案の技術思想 に包含されるべきものである。
【図1】二つのV字形溝をもつ本考案の紐留め具の平面
図と側面図である。
図と側面図である。
【図2】一つのV字形溝をもつ本考案の紐留め具の平面
図と側面図である。
図と側面図である。
【図3】図1の本考案の紐留め具を衣服に固定した概略
図である。
図である。
1 従来の紐留め具 2 紐 3、5 紐通し孔 4 上部部材 6 下部部材 10、20 V字形溝をもつ紐留め具 11、21 V字形溝 12、13 台状平面部 14 連結部 15、16、25、26 固定部 18 リベット用孔
Claims (4)
- 【請求項1】 衣服に固定して使用する紐留め具におい
て、 衣服に接して前記紐留め具全体を固定する二つの固定部
と、 前記二つの固定部の間に設けられており、台状に盛り上
がって衣服との間に紐が通される空間を作り、V字形の
溝をそれぞれもつ複数の台状平面部と、 前記二つの固定部と同一平面上にあって衣服に接して前
記台状平面部の間を連結する連結部と、 が一体的に構成される前記紐留め具。 - 【請求項2】 衣服に固定して使用する紐留め具におい
て、 衣服に接して前記紐留め具全体を固定する二つの固定部
と、 前記固定部の間に設けられており、台状に盛り上がって
衣服との間に紐が通される空間を作り、V字形の溝を一
つだけもつ台状平面部と、 が一体的に構成される前記紐留め具。 - 【請求項3】 前記固定部が複数のリベット用孔を有す
る請求項1もしくは2に記載の前記紐留め具。 - 【請求項4】 前記紐留め具の材料がプラスチックであ
る請求項1もしくは2に記載の前記紐留め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003637U JP2595255Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | V字形の溝をもつ紐留め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003637U JP2595255Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | V字形の溝をもつ紐留め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655411U true JPH0655411U (ja) | 1994-08-02 |
JP2595255Y2 JP2595255Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=11563004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993003637U Expired - Fee Related JP2595255Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | V字形の溝をもつ紐留め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595255Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7079357B1 (ja) * | 2021-03-04 | 2022-06-01 | 克二 木原 | エコマスク |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP1993003637U patent/JP2595255Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7079357B1 (ja) * | 2021-03-04 | 2022-06-01 | 克二 木原 | エコマスク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2595255Y2 (ja) | 1999-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |
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