JPH0726332Y2 - 止着部材を付設したかつら - Google Patents
止着部材を付設したかつらInfo
- Publication number
- JPH0726332Y2 JPH0726332Y2 JP1989014458U JP1445889U JPH0726332Y2 JP H0726332 Y2 JPH0726332 Y2 JP H0726332Y2 JP 1989014458 U JP1989014458 U JP 1989014458U JP 1445889 U JP1445889 U JP 1445889U JP H0726332 Y2 JPH0726332 Y2 JP H0726332Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wig
- fastening member
- wig base
- engaging
- reversal
- Prior art date
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- Clamps And Clips (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、かつらベースの内面に脱着自在な止着部材を
付設したかつらに関すものである。
付設したかつらに関すものである。
頭部にかつらを装着する場合、かつらベースの内周縁部
に沿って取り付けたかつら固定用の止着部材を介して頭
髪を挟持するようにすれば、かつらを着脱するのに容易
である。
に沿って取り付けたかつら固定用の止着部材を介して頭
髪を挟持するようにすれば、かつらを着脱するのに容易
である。
このような、止着部材並びに止着部材を用いたかつらと
して、本出願人により開示された特公昭54−16785号に
記載のものが従来より知られている。
して、本出願人により開示された特公昭54−16785号に
記載のものが従来より知られている。
この種の止着部材は、反転性能を有する湾曲反転部材に
形成された複数の櫛歯状突片を備えていて、反転部材の
反転に連動して、この櫛歯状突片が倒伏し、摩擦部との
間に介在する毛髪を挟着するものである。
形成された複数の櫛歯状突片を備えていて、反転部材の
反転に連動して、この櫛歯状突片が倒伏し、摩擦部との
間に介在する毛髪を挟着するものである。
またこのような止着部材を用いたかつらは、合成樹脂や
ネット部材で形成されたかつらベースの内面の任意の位
置に、該止着部材を縫糸や接着剤を用いて取り付けてい
た。
ネット部材で形成されたかつらベースの内面の任意の位
置に、該止着部材を縫糸や接着剤を用いて取り付けてい
た。
ところで、かつらベースに縫糸や接着剤を用いて止着部
材を取り付けた場合、この止着部材が破損したりして交
換する必要が生じた時には以下のような問題を生じてい
た。
材を取り付けた場合、この止着部材が破損したりして交
換する必要が生じた時には以下のような問題を生じてい
た。
止着部材が例えば接着剤で固定されている場合、アセト
ン等の剥離剤を用いて止着部材を取り外そうとすると、
合成樹脂製のかつらベースの一部を解かしてしまうこと
がある。また止着部材が縫糸で取り付けられている場合
には、縫糸をナイフ等で切除しようとして、かつらベー
スを損傷させてしまうことがある。
ン等の剥離剤を用いて止着部材を取り外そうとすると、
合成樹脂製のかつらベースの一部を解かしてしまうこと
がある。また止着部材が縫糸で取り付けられている場合
には、縫糸をナイフ等で切除しようとして、かつらベー
スを損傷させてしまうことがある。
特に、縫糸で止着部材が固定されていると、糸を切除し
て止着部材を取り外した後に、新しい止着部材と交換し
て再び縫合する必要があり、これらの作業によってかつ
らベースが傷つけられることが多かった。また、止着部
材を固定している糸にゆるみを生じやすく、止着部材を
確実に固定できないため、かつらの装着状態も不安定と
なってしまう等、種々の問題があった。
て止着部材を取り外した後に、新しい止着部材と交換し
て再び縫合する必要があり、これらの作業によってかつ
らベースが傷つけられることが多かった。また、止着部
材を固定している糸にゆるみを生じやすく、止着部材を
確実に固定できないため、かつらの装着状態も不安定と
なってしまう等、種々の問題があった。
本考案は上記問題に鑑みて案出されたものであって、破
損等により交換の必要が生じた場合に、かつらかつらベ
ースを損傷すること無く、止着部材を簡単に取り付けま
たは取り外しすることができるかつらを提供することを
目的とする。
損等により交換の必要が生じた場合に、かつらかつらベ
ースを損傷すること無く、止着部材を簡単に取り付けま
たは取り外しすることができるかつらを提供することを
目的とする。
上記目的を達成するため、本考案にあっては、反転性能
を有する湾曲反転部材と、この湾曲反転部材に間隔をあ
けて形成された複数の櫛歯状の突片と、湾曲反転部材の
反転に伴って上記複数の突片と係脱する摩擦部とを有
し、上記突片と摩擦部とが湾曲反転部材の反転に伴って
圧接した際、上記摩擦部との間で被挟持物を挟着するよ
うにした止着部材を、少なくとも1個かつらベース内面
に付設したかつらにおいて、上記湾曲反転部材の両端部
にそれぞれ係合孔を設けると共に、かつらベース内面に
は、該内面から立ち上がった先端部を互いに外方へ曲折
して形成した一対の爪片を、上記係合孔の間隔に対応し
た間隔で設け、上記係合孔を爪片に係着することにより
止着部材をかつらベースに着脱自在に付設するように構
成した。
を有する湾曲反転部材と、この湾曲反転部材に間隔をあ
けて形成された複数の櫛歯状の突片と、湾曲反転部材の
反転に伴って上記複数の突片と係脱する摩擦部とを有
し、上記突片と摩擦部とが湾曲反転部材の反転に伴って
圧接した際、上記摩擦部との間で被挟持物を挟着するよ
うにした止着部材を、少なくとも1個かつらベース内面
に付設したかつらにおいて、上記湾曲反転部材の両端部
にそれぞれ係合孔を設けると共に、かつらベース内面に
は、該内面から立ち上がった先端部を互いに外方へ曲折
して形成した一対の爪片を、上記係合孔の間隔に対応し
た間隔で設け、上記係合孔を爪片に係着することにより
止着部材をかつらベースに着脱自在に付設するように構
成した。
さらに、本考案にあっては、上記湾曲反転部材の両端部
に、それぞれかつらベース側に突出すると共に互いに内
向きに曲折するように断面L状の爪片を設け、また、か
つらベース内面には、該内面から立ち上がった先端部を
互いに内方へ曲折して形成した一対の係合孔を、上記爪
片の間隔に対応した間隔で設け、上記爪片を係合孔に係
着することにより止着部材をかつらベースに着脱自在に
付設するように構成した。
に、それぞれかつらベース側に突出すると共に互いに内
向きに曲折するように断面L状の爪片を設け、また、か
つらベース内面には、該内面から立ち上がった先端部を
互いに内方へ曲折して形成した一対の係合孔を、上記爪
片の間隔に対応した間隔で設け、上記爪片を係合孔に係
着することにより止着部材をかつらベースに着脱自在に
付設するように構成した。
本考案に係る止着部材の湾曲反転部材及びかつらベース
の内面には、係合部が設けられていて、この係合部によ
りかつらベース内面に対応して設けられた係合手段と簡
単に係合固定され得るとともに、この係合を解除するこ
とにより、止着部材をかつらから簡単に取り外して交換
することができる。
の内面には、係合部が設けられていて、この係合部によ
りかつらベース内面に対応して設けられた係合手段と簡
単に係合固定され得るとともに、この係合を解除するこ
とにより、止着部材をかつらから簡単に取り外して交換
することができる。
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本考案による止着部材の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
この止着部材1は、反転性能を付与した湾曲反転部材2
と、この湾曲反転部材2を構成する一方の脚片2aにそれ
ぞれ離隔して基端部が溶着されている多数の突片3と、
該突片3と係脱する摩擦部5とで構成されている。
と、この湾曲反転部材2を構成する一方の脚片2aにそれ
ぞれ離隔して基端部が溶着されている多数の突片3と、
該突片3と係脱する摩擦部5とで構成されている。
上記湾曲反転部材2は、例えば金属薄板を予めU字状に
形成しておき、その両脚片2a,2bの自由端を互いに内方
へ牽引してこれらを重ね合わせたうえで、鳩目4aにて鋲
着することにより、両脚片2a,2bを同一方向に弓形状に
湾曲させて反転性能を付与したものである。
形成しておき、その両脚片2a,2bの自由端を互いに内方
へ牽引してこれらを重ね合わせたうえで、鳩目4aにて鋲
着することにより、両脚片2a,2bを同一方向に弓形状に
湾曲させて反転性能を付与したものである。
また、上記突片3は、例えば金属細線の基端部が一方の
脚片2aの上面にそれぞれ間隔をあけて溶着されており、
他方の脚片2bの上面を超えて先端部近傍が下方へ向けて
屈曲して延出されていて、その先端には球状の膨出部3a
が形成されており、頭皮に接触してもこれを傷つけるこ
とが無いようにされている。これらの櫛歯状突片3は湾
曲反転部材2と一体的に成形されることもでき、或いは
突片3の基端部を一方の脚片2aの背面に溶着し、その中
央部を湾曲反転部材2の両脚片の間から導出し、先端部
が他方の脚片2bの上面を超えて延出するようにしてもよ
い。尚、摩擦部5は他方の脚片2b自体でも或いはかつら
ベースの内表面部で構成してもよいが、突片3との摩擦
係数を増大し得るように、他方の脚片2bにゴムパイプ等
を被嵌して形成すれば好ましい。
脚片2aの上面にそれぞれ間隔をあけて溶着されており、
他方の脚片2bの上面を超えて先端部近傍が下方へ向けて
屈曲して延出されていて、その先端には球状の膨出部3a
が形成されており、頭皮に接触してもこれを傷つけるこ
とが無いようにされている。これらの櫛歯状突片3は湾
曲反転部材2と一体的に成形されることもでき、或いは
突片3の基端部を一方の脚片2aの背面に溶着し、その中
央部を湾曲反転部材2の両脚片の間から導出し、先端部
が他方の脚片2bの上面を超えて延出するようにしてもよ
い。尚、摩擦部5は他方の脚片2b自体でも或いはかつら
ベースの内表面部で構成してもよいが、突片3との摩擦
係数を増大し得るように、他方の脚片2bにゴムパイプ等
を被嵌して形成すれば好ましい。
さらに、上記湾曲反転部材2の両端部2c及び2dには、例
えば後述するかつらベース内面に設けられた係合手段と
係合し得る一組の係合部6a,6bが形成されている。この
係合部6a,6bは、第1図にあっては湾曲反転部材2から
外方へ一体的に突出させて設けた係合孔6a,6bとして形
成されている。
えば後述するかつらベース内面に設けられた係合手段と
係合し得る一組の係合部6a,6bが形成されている。この
係合部6a,6bは、第1図にあっては湾曲反転部材2から
外方へ一体的に突出させて設けた係合孔6a,6bとして形
成されている。
本考案に係る止着部材は以上のように構成されており、
この止着部材1は例えば、第2図に示すようなかつらの
かつらベース内面に取り付けられる。かつら10は、基本
的には使用者の頭形に対応して形成されたネットベース
または人工皮膚によるかつらベース11と、このかつらベ
ース11の表面に植設された多数の毛髪Hとから構成れて
おり、さらにかつらベース11の内面の周辺部には適宜の
位置に適当な組で成る係合手段12が配設されている。
この止着部材1は例えば、第2図に示すようなかつらの
かつらベース内面に取り付けられる。かつら10は、基本
的には使用者の頭形に対応して形成されたネットベース
または人工皮膚によるかつらベース11と、このかつらベ
ース11の表面に植設された多数の毛髪Hとから構成れて
おり、さらにかつらベース11の内面の周辺部には適宜の
位置に適当な組で成る係合手段12が配設されている。
再び第1図を参照すると、上記係合手段12は各先端部を
互いに外方へ曲折されてなる断面コ字状の一組の爪片12
a,12bで構成されており、両爪片12a,12bは上記止着部材
1の係合孔6a,6bの間隔と略一致する間隔を有するよう
にかつらベース11の内面に取り付けられる。
互いに外方へ曲折されてなる断面コ字状の一組の爪片12
a,12bで構成されており、両爪片12a,12bは上記止着部材
1の係合孔6a,6bの間隔と略一致する間隔を有するよう
にかつらベース11の内面に取り付けられる。
爪片12a,12bをかつらベース11に取り付ける場合、該爪
片の底部を接着剤にて直接貼着するか縫糸にて縫着して
もよく、或いは第3図に示すように、各爪片12a,12bの
底部を樹脂製の接着台13に埋設等して、この接着台13を
かつらベース11に接着するようにしてもよい。
片の底部を接着剤にて直接貼着するか縫糸にて縫着して
もよく、或いは第3図に示すように、各爪片12a,12bの
底部を樹脂製の接着台13に埋設等して、この接着台13を
かつらベース11に接着するようにしてもよい。
止着部材1をかつら10に取り付けるには、第4図に示さ
れているように、かつらベース11の可撓性を利用して、
湾曲反転部材2の係合孔6a,6b内に係合爪12a,12bをそれ
ぞれ挿入することにより係合固定する。また、止着部材
1を取り外す場合は、湾曲反転部材2の係合孔6a,6bか
ら上記係合爪12a,12bを外すことによりこれらの係合が
簡単に解除される。
れているように、かつらベース11の可撓性を利用して、
湾曲反転部材2の係合孔6a,6b内に係合爪12a,12bをそれ
ぞれ挿入することにより係合固定する。また、止着部材
1を取り外す場合は、湾曲反転部材2の係合孔6a,6bか
ら上記係合爪12a,12bを外すことによりこれらの係合が
簡単に解除される。
かくして、止着部材1とかつら10は簡単に着脱すること
ができ、しかも、従来のように止着部材1は接着剤や縫
糸を用いることなく係合状態で固定されているから、止
着部材1の取り外しに際してナイフ等によりかつらベー
ス11を損傷させてしまう虞れもない。
ができ、しかも、従来のように止着部材1は接着剤や縫
糸を用いることなく係合状態で固定されているから、止
着部材1の取り外しに際してナイフ等によりかつらベー
ス11を損傷させてしまう虞れもない。
尚、止着部材1の係合部6はかならずしも湾曲反転部材
2の両端部に備えられている必要は無くかつらベースの
係合手段との係合に適する適宜の位置に配設される。
2の両端部に備えられている必要は無くかつらベースの
係合手段との係合に適する適宜の位置に配設される。
また第5図に示されているように、止着部材30は係合部
16を爪片として形成し、かつらベースの係合手段として
係合孔22を設けるようにしてもよい。爪片16は湾曲反転
部材の両端部からかつらベース11側へ突出すると共に、
先端が互いに内向きに曲折して断面L状に形成されてい
る。また、かつらベース側に接着台13を介して取り付け
られた一対の係合孔22は、それぞれ底辺が接着台13に埋
設されると共に、上方へ立ち上がって孔部が上方を向く
ように互いに内向きに曲折されて断面コ字状に形成され
ている。この場合、かつらを頭部に装着したとき、係合
爪16が頭皮と反対側に突出することになるため該頭皮を
傷つける虞がなく、また使用者の頭部にかつらベースを
通して爪片が当たって不快感を与えることが無いので好
ましい。
16を爪片として形成し、かつらベースの係合手段として
係合孔22を設けるようにしてもよい。爪片16は湾曲反転
部材の両端部からかつらベース11側へ突出すると共に、
先端が互いに内向きに曲折して断面L状に形成されてい
る。また、かつらベース側に接着台13を介して取り付け
られた一対の係合孔22は、それぞれ底辺が接着台13に埋
設されると共に、上方へ立ち上がって孔部が上方を向く
ように互いに内向きに曲折されて断面コ字状に形成され
ている。この場合、かつらを頭部に装着したとき、係合
爪16が頭皮と反対側に突出することになるため該頭皮を
傷つける虞がなく、また使用者の頭部にかつらベースを
通して爪片が当たって不快感を与えることが無いので好
ましい。
第6図及び第7図は第1図の実施例の変形例を示してい
る。止着部材40の湾曲反転部材2の両端部には係合部2
6,27が設けられており、この係合部26,27によりかつら
ベースの係合手段(図示せず)と係合されるものであ
る。
る。止着部材40の湾曲反転部材2の両端部には係合部2
6,27が設けられており、この係合部26,27によりかつら
ベースの係合手段(図示せず)と係合されるものであ
る。
上記係合部の一方26は湾曲反転部材2の一端部2cの幅広
面に直接透孔を穿設することにより形成されている。ま
た、係合部の他方27は湾曲反転部材2とは別体に、第7
図に示すように、該湾曲反転部材2の他端2dから外方へ
突出した略ロ字状の薄板でなっていて、この薄板を湾曲
反転部材2の他端部2dにおいて、略水平方向に回動自在
に鳩目4aにて軸着することにより形成されている。
面に直接透孔を穿設することにより形成されている。ま
た、係合部の他方27は湾曲反転部材2とは別体に、第7
図に示すように、該湾曲反転部材2の他端2dから外方へ
突出した略ロ字状の薄板でなっていて、この薄板を湾曲
反転部材2の他端部2dにおいて、略水平方向に回動自在
に鳩目4aにて軸着することにより形成されている。
この止着部材40をかつらベース内面に取りつける場合に
は、先ずかつらベースの係合手段(例えば第2図におけ
る係合爪12)の一方と止着部材40の係合孔26を係合させ
る。次いで、かつらベースの他の一方の係合手段に対し
て止着部材の係合部27を回動させて水平方向の位置を調
整して係合させる。したがって、止着部材40はかつらベ
ースの係合手段に係止する場合、その位置合わせが容易
となり、例えばかつらベース側の係合手段である二つの
爪片12が多少水平方向にずれて設けられていても、上記
係合部27を回動させて係合させることにより、簡単に取
り付けることができる。
は、先ずかつらベースの係合手段(例えば第2図におけ
る係合爪12)の一方と止着部材40の係合孔26を係合させ
る。次いで、かつらベースの他の一方の係合手段に対し
て止着部材の係合部27を回動させて水平方向の位置を調
整して係合させる。したがって、止着部材40はかつらベ
ースの係合手段に係止する場合、その位置合わせが容易
となり、例えばかつらベース側の係合手段である二つの
爪片12が多少水平方向にずれて設けられていても、上記
係合部27を回動させて係合させることにより、簡単に取
り付けることができる。
尚、本考案に係る止着部材はかつらにのみ適用されるも
のではなく、この止着部材の係合部と係合し得る係合手
段を備える種々の頭飾品に利用し得ることは言うまでも
無い。
のではなく、この止着部材の係合部と係合し得る係合手
段を備える種々の頭飾品に利用し得ることは言うまでも
無い。
また、本止着部材は、紙や金属または合成樹脂の薄板等
のシート状のものを挟む留め具としても適用し得ること
は明らかである。
のシート状のものを挟む留め具としても適用し得ること
は明らかである。
以上述べた通り、本考案による止着部材はその係合部を
利用してかつらベースの内面に簡単に着脱することがで
きる。したがって、止着部材が破損した場合には、かつ
らベースを含む高価なかつら本体を損なうこと無く、こ
れを交換することができる。
利用してかつらベースの内面に簡単に着脱することがで
きる。したがって、止着部材が破損した場合には、かつ
らベースを含む高価なかつら本体を損なうこと無く、こ
れを交換することができる。
また本考案に係るかつらは、かつらベース内面に簡単に
着脱し得る止着部材を用いるものであるから、止着部材
が破損しても簡単にこれを取り替えることができる。し
かも、かつらを洗浄する際等には、予め金属性の止着部
材を取り外しておけば洗浄によって止着部材が錆びるこ
ともなく、長期の使用が可能となる等、種々の実用的効
果を奏するものである。
着脱し得る止着部材を用いるものであるから、止着部材
が破損しても簡単にこれを取り替えることができる。し
かも、かつらを洗浄する際等には、予め金属性の止着部
材を取り外しておけば洗浄によって止着部材が錆びるこ
ともなく、長期の使用が可能となる等、種々の実用的効
果を奏するものである。
第1図は本考案に用いる止着部材の一実施例を示す斜視
図、第2図はかつらの内面を示す斜視図、第3図は係合
手段のかつらベースへの取付け状態を示す断面図、第4
図は止着部材のかつらベース内面への取付け状態を示す
斜視図、 第5図は、本考案に係る止着部材の要部の変形例を示す
斜視図、 第6図は第1図の実施例の変形例を示す斜視図、第7図
は第6図のVII−VII線断面図である。 1,30,40…止着部材;2…湾曲反転部材;2a…一方の脚片;2
b…他方の脚片;3…櫛歯状突片;4a…鳩目;5…摩擦部;6a,
6b,16,26,27…係合部;10…かつら;11…かつらベース;1
2,22…係合手段;13…接着台。
図、第2図はかつらの内面を示す斜視図、第3図は係合
手段のかつらベースへの取付け状態を示す断面図、第4
図は止着部材のかつらベース内面への取付け状態を示す
斜視図、 第5図は、本考案に係る止着部材の要部の変形例を示す
斜視図、 第6図は第1図の実施例の変形例を示す斜視図、第7図
は第6図のVII−VII線断面図である。 1,30,40…止着部材;2…湾曲反転部材;2a…一方の脚片;2
b…他方の脚片;3…櫛歯状突片;4a…鳩目;5…摩擦部;6a,
6b,16,26,27…係合部;10…かつら;11…かつらベース;1
2,22…係合手段;13…接着台。
Claims (4)
- 【請求項1】反転性能を有する湾曲反転部材と、該湾曲
反転部材に間隔をあけて形成された複数の櫛歯状の突片
と、湾曲反転部材の反転に伴って上記複数の突片と係脱
する摩擦部とを含んでおり、上記突片と摩擦部とが湾曲
反転部材の反転に伴って圧接した際、上記摩擦部との間
で被挟持物を挟着するようにした止着部材を、少なくと
も1個かつらベース内面に付設したかつらにおいて、 上記湾曲反転部材の両端部にそれぞれ係合孔を設けると
共に、かつらベース内面には、該内面から立ち上がった
先端部を互いに外方へ曲折して形成した一対の爪片を、
上記係合孔の間隔に対応した間隔で設け、上記係合孔を
爪片に係着することにより止着部材をかつらベースに着
脱自在に付設するようにしたことを特徴とするかつら。 - 【請求項2】前記係合孔の少なくとも1つが、前記湾曲
反転部材の一端部にて、該一端部から外方へ突出して鳩
目等にて回動可能に軸着されていることを特徴とする、
請求項第1項記載のかつら。 - 【請求項3】前記一対の爪片がそれぞれコ字状に形成さ
れ、その底部を接着台を介してかつらベースの内面に取
り付けるようにしたことを特徴とする、請求項第1項記
載のかつら。 - 【請求項4】反転性能を有する湾曲反転部材と、該湾曲
反転部材に間隔をあけて形成された複数の櫛歯状の突片
と、湾曲反転部材の反転に伴って上記複数の突片と係脱
する摩擦部とを含んでおり、上記突片と摩擦部とが湾曲
反転部材の反転に伴って圧接した際、上記摩擦部との間
で被挟持物を挟着するようにした止着部材を、少なくと
も1個かつらベース内面に付設したかつらにおいて、 上記湾曲反転部材の両端部に、それぞれかつらベース側
に突出すると共に互いに内向きに曲折するように断面L
状の爪片を設け、また、かつらベース内面には、該内面
から立ち上がった先端部を互いに内方へ曲折して形成し
た一対の係合孔を、上記爪片の間隔に対応した間隔で設
け、上記爪片を係合孔に係着することにより止着部材を
かつらベースに着脱自在に付設するようにしたことを特
徴とするかつら。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989014458U JPH0726332Y2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 止着部材を付設したかつら |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989014458U JPH0726332Y2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 止着部材を付設したかつら |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02106430U JPH02106430U (ja) | 1990-08-23 |
JPH0726332Y2 true JPH0726332Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31225675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989014458U Expired - Lifetime JPH0726332Y2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 止着部材を付設したかつら |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726332Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW200806213A (en) | 2006-05-08 | 2008-02-01 | Aderans Kk | Clip for wig |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5623294U (ja) * | 1979-08-01 | 1981-03-02 | ||
JPS6130029U (ja) * | 1984-07-21 | 1986-02-22 | 浩一 稲田 | かつら用ストツパ− |
JPS6182926U (ja) * | 1984-11-06 | 1986-06-02 |
-
1989
- 1989-02-09 JP JP1989014458U patent/JPH0726332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02106430U (ja) | 1990-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |