JPH0655371A - 軸受圧入方法および装置 - Google Patents

軸受圧入方法および装置

Info

Publication number
JPH0655371A
JPH0655371A JP23289892A JP23289892A JPH0655371A JP H0655371 A JPH0655371 A JP H0655371A JP 23289892 A JP23289892 A JP 23289892A JP 23289892 A JP23289892 A JP 23289892A JP H0655371 A JPH0655371 A JP H0655371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
fitting
bearing
metal
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23289892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3201839B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Saito
勝彦 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP23289892A priority Critical patent/JP3201839B2/ja
Publication of JPH0655371A publication Critical patent/JPH0655371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201839B2 publication Critical patent/JP3201839B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1メタルの圧入荷重と第2メタルの圧入荷
重が認識できる。 【構成】 第1メタル5が圧入される圧入孔3と、第2
メタル6が圧入される圧入穴4とがハウジング1の同一
軸線上に開設され、第1メタルと第2メタルとが圧入治
具50の外周に嵌合されて、圧入治具50が圧入孔3お
よび圧入穴4に軸線に沿って挿入されて行って、両メタ
ル3、4が1行程にて圧入される軸受圧入方法におい
て、圧入孔3に対する第1メタル5の圧入が中間位置ま
で進行した時点から、圧入穴4に対する第2メタル6の
圧入が開始され、かつ、両メタル3、4の圧入が同時に
終了される。 【効果】 第1メタル5の圧入孔3への圧入荷重のピー
ク値を検知する。圧入後の第1メタル5の圧入孔3から
の抜け荷重が求められる。第1メタル5の圧入後のトー
タル圧入荷重のピーク値を検知する。圧入後の第2メタ
ル6の圧入穴4からの抜け荷重が求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受圧入方法に関し、
特に、ハウジングに2個の軸受を同時に圧入する技術の
改良に係り、例えば、オートバイや自動車に搭載される
各種の回転駆動装置におけるギヤハウジングへの軸受メ
タルやボールベアリング等の組付工程に利用して有効な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オートバイや自動車には各種の
電装品が搭載され、これら電装品を駆動するのにウオー
ム減速装置付きモータが使用されている。このウオーム
減速装置付きモータにおいては、ウオーム軸を回転自在
に支承するための軸受メタルが2個、ギヤハウジングの
同一軸線上にそれぞれ配されて圧入によって固定されて
いる。
【0003】このような軸受ハウジングに2個の軸受メ
タルを圧入する軸受圧入方法として、従来、次のような
方法がある。
【0004】まず、第1軸受メタルが圧入される圧入孔
と、外径が第1軸受メタルの外径よりも若干小径の第2
軸受メタルが圧入される圧入穴とが軸受ハウジングの同
一軸線上にそれぞれ開設される。一方、第1軸受メタル
と第2軸受メタルとが棒状に形成された圧入治具の外周
にそれぞれ嵌合される。そして、この圧入治具が軸受ハ
ウジングの圧入孔および圧入穴に、前記第2軸受メタル
嵌合側を先にして圧入孔側から前記軸線に沿って挿入さ
れて行く。この挿入に伴って、圧入孔に第1軸受メタル
が、圧入穴に第2軸受メタルが1行程にてそれぞれ圧入
される。
【0005】そして、この従来の軸受圧入方法において
は、第1軸受メタルの圧入孔への圧入と、第2軸受メタ
ルの圧入穴への圧入とが同時に開始し、かつ、同時に終
了するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の軸受圧入方法においては、第1軸受メタルの抜
け荷重および第2軸受メタルの抜け荷重を各別に保証す
るに際して、圧入に使用された荷重に基づいて保証する
ことができないため、オフラインでの抜き取り検査また
は全数検査工程が必要になるという不都合がある。
【0007】すなわち、前記した軸受圧入方法において
は、第1軸受メタルおよび第2軸受メタルの圧入が同時
に開始し、かつ、同時に終了するため、両軸受メタルの
圧入に使用された荷重値が測定されても、その測定荷重
値は両方の軸受メタルの圧入に同時に使用された荷重の
トータル値であり、第1軸受メタルの圧入に使用された
荷重値、および、第2軸受メタルの圧入に使用された荷
重値のそれぞれは知得することができない。
【0008】そして、例えば、小さな荷重で圧入される
第1軸受メタルの圧入が緩過ぎた場合、その第1軸受メ
タルの圧入に使用された荷重値は、大きな荷重で圧入さ
れる第2軸受メタルの荷重値についての誤差の範囲内に
含まれてしまうため、たとえ、この際に測定されたトー
タル荷重値が第1軸受メタルの圧入が緩過ぎた分だけ減
少していたとしても、誤差の範囲内として見過ごされて
しまう。
【0009】本発明の目的は、第1軸受の圧入荷重と第
2軸受の圧入荷重とを各別に認識することができる軸受
圧入方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軸受圧入方
法は、第1軸受が圧入される第1雌部と、外径が第1軸
受の外径よりも若干小径の第2軸受が圧入される第2雌
部とが軸受ハウジングの同一軸線上にそれぞれ開設さ
れ、前記第1軸受と第2軸受とが棒状に形成された圧入
治具の外周にそれぞれ嵌合されて、この圧入治具が前記
軸受ハウジングの第1雌部および第2雌部に、前記第2
軸受嵌合側を先にして第1雌部側から前記軸線に沿って
挿入されて行くことにより、第1雌部に第1軸受が、第
2雌部に第2軸受が1行程にてそれぞれ圧入される軸受
圧入方法において、前記第1雌部に対する前記第1軸受
の圧入が中間位置まで進行した時点から、前記第2雌部
に対する前記第2軸受の圧入が開始され、かつ、第1雌
部に対する前記第1軸受の圧入の終了時点と、第2雌部
に対する前記第2雌部の圧入終了時点とが略一致されて
いることを特徴とする。
【0011】
【作用】前記した手段によれば、第1軸受の第1雌部へ
の圧入が開始され、圧入のピークが過ぎた時点におい
て、第2軸受の第2雌部への圧入が開始されるため、第
1軸受の第1雌部への圧入荷重のピーク値を検知するこ
とにより、第1軸受の第1雌部からの抜け荷重を求める
ことができる。
【0012】第1軸受の第1雌部への圧入荷重のピーク
値が測定された後に、第1軸受および第2軸受の第1雌
部および第2雌部へのトータル圧入荷重のピーク値を検
知することにより、第2軸受の第2雌部への圧入荷重の
ピーク値を推定することができる。そして、このピーク
値によって、第2軸受の第2雌部からの抜け荷重を求め
ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例である軸受圧入装置
の要部の作用を説明するための正面断面図、図2はその
全体を示す一部切断正面図、図3はそのワーク保持装置
を示す一部切断正面図、図4は圧入治具案内装置および
駆動装置を示す一部切断正面図、図5はワーク保持装置
の要部を示す一部切断正面図、図6は圧入治具案内装置
の要部を示す正面断面図、図7は作用を説明するための
線図である。図8はワークを示す図であり、(a)は正
面断面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【0014】本実施例において、本発明に係る軸受圧入
装置は、自動車の電装品を駆動するウオーム減速装置付
きモータのギヤハウジング(以下、ハウジングとい
う。)に、ウオーム軸を回転自在に支承するための軸受
メタル(以下、メタルという。)を2個、1ストローク
にてそれぞれ圧入するメタル圧入方法を実施するものと
して構成されている。
【0015】本実施例に係るハウジングは図8に示され
ているように構成されている。このハウジング1はアル
ミダイキャスト法によって、一体成形された本体2を備
えており、この本体2は平面視が略長方形の上面が開口
した箱形状に形成されている。本体2の短辺に位置する
一対の側壁部には、第1雌部としての圧入孔3および第
2雌部としての圧入穴4が同一軸線上にそれぞれ配され
て開設されており、圧入孔3には第1メタル5が、圧入
穴4には第2メタル6がそれぞれ圧入されるようになっ
ている。
【0016】圧入孔3は両端が開口した円柱形の中空形
状に形成されており、その内径は第1メタル5の外径と
等しくなるように設定されている。圧入穴4は圧入孔3
側の一端(以下、右端とする。)が開口し左端が閉じた
円柱形の中空形状に形成されている。圧入穴4の内径は
第2メタル6の外径と等しくなるように、かつ、圧入孔
3の内径よりも小径になるように設定されている。した
がって、第1メタル5の外径は第2メタル6の外径より
も大径に設定されていることになる。
【0017】本実施例において、圧入孔3における圧入
の入口側端である右端から、圧入穴4における圧入の入
口側端である右端までの距離L2 は、後記する圧入治具
に嵌合された第1メタル5の圧入側先端である左端か
ら、第2メタル6の圧入側先端である左端までの距離L
1 よりも、第1メタル5の長さの1/2〜1/5程度、
長くなるように設定されている。
【0018】なお、ハウジング本体2の圧入孔3と圧入
穴4との間に形成された円形中空室によって、ウオーム
ホイール(図示せず)を収容するための収容室7が構成
されている。また、ハウジング本体2における圧入孔3
の右脇にはモータ(図示せず)を連結するための取付部
8が形成されている。さらに、ハウジング本体2におけ
る開口面には垂直圧入穴9が、圧入孔3と圧入穴4との
軸線と直角に延在するように開設されており、この垂直
圧入穴9には後記する固定軸10が圧入されるようにな
っている。そして、この垂直圧入穴9および圧入孔3、
圧入穴4は所定の公差範囲内で精度よく製作されている
ため、メタル圧入作業に際して基準位置として使用され
ることになる。
【0019】次に、前記構成に係るハウジング1への第
1メタル5および第2メタル6の圧入方法を実施するた
めの本発明の一実施例であるメタル圧入装置の構成につ
いて説明する。
【0020】本実施例に係るメタル圧入装置20は、ウ
オーム減速装置付きモータの組立作業が実施されるコン
ベア21におけるラインの一部に設備されており、コン
ベア21のラインに添うように据え付けられた機台22
を備えている。機台22にはワークとしてのハウジング
(以下、ワークということがある。)を保持するワーク
保持装置と、圧入治具案内装置と、圧入治具駆動装置と
が設備されている。
【0021】ワーク保持装置23はワークとしてのハウ
ジング1を下側から保持するための下側シリンダ装置2
4を備えており、下側シリンダ装置24は機台22にお
けるコンベア21の直下位置に垂直方向上向きに据え付
けられている。コンベア21上における下側シリンダ装
置24の真上位置には保持台25が配設されており、こ
の保持台25は下側シリンダ装置24の伸長作動時にコ
ンベア21からワーク1を持ち上げた状態で保持するよ
うになっている。また、保持台25とシリンダ装置24
との間には受け台26が介設されており、メタル圧入作
業時、この受け台26によってハウジング1に下向きに
作用する荷重が支えられるようになっている。
【0022】下側シリンダ装置24の真上には、ワーク
を上側から保持する上側シリンダ装置28が垂直方向下
向きに配設されており、この上側シリンダ装置28は後
記するガイドレール42に固定されたブラケット27に
据え付けられている。上側シリンダ装置28のピストン
ロッド28aの下端には保持具29が固定的に連結され
ており、この保持具29はハウジング1の垂直圧入穴9
に圧入されて垂直に立脚された固定軸10に上から嵌合
し得るように構成されている。
【0023】機台22上における一端部(以下、左端部
とする。)には左側スタンド30が垂直方向に立脚され
ており、このスタンド30の上端部には楔駆動用のシリ
ンダ装置31が垂直方向下向きに据え付けられている。
このシリンダ装置31のピストンロッド31aの下端に
は楔32が一体移動するように連結されている。
【0024】詳細な説明および図示は省略するが、この
楔駆動用シリンダ装置31はブレーキ装置を備えてお
り、このブレーキ装置はエア圧の供給排出回路に介設さ
れてバックプレッシャによって自動的に作動する制御
弁、および、その制御弁によって作動するピストン把持
装置等から構成されている。そして、楔駆動用シリンダ
装置31は負荷側からの力により短縮作動されるのを、
このブレーキ装置によって防止されるようになってい
る。
【0025】楔32は一主面に斜面32aを有する長方
形の板形状に形成されており、その斜面32aがワーク
1側に向けられた状態で、他側の主面32bがスタンド
30の右側面に摺接されている。本実施例において、楔
32の斜面32aは反対側の平行面32bに対して5度
だけ傾斜されている。
【0026】スタンド30の右側面には平行ピン33が
4本、互いに平行に並べられて直角に植設されており、
各平行ピン33は楔32の両側面に摺接されている。こ
れら平行ピン33およびスタンド30の案内によって、
楔32はシリンダ装置31の伸縮作動に伴って垂直方向
に摺動し得るように構成されている。
【0027】また、スタンド30の右側面にはストッパ
34が位置調整可能に設置されており、このストッパ3
4はその上端面が楔32の下端面に対向するように配設
されている。したがって、このストッパ34によって楔
32は下限位置が規制されるようになっている。
【0028】スタンド30における楔32の取付位置に
はブッシュ35が左右方向に嵌入されており、このブッ
シュ35にはガイドロッド36が左右方向に挿通されて
摺動自在に支承されている。ガイドロッド36の左端に
はスプリングシート37が突設されており、ガイドロッ
ド36の外周にはスプリング38がスプリングシート3
7とブッシュ35との間に蓄力状態で介挿されて装着さ
れている。したがって、ガイドロッド36はスプリング
38によって常時、左方向へ付勢された状態になってい
る。
【0029】ガイドロッド36の右端部は、楔32の中
央部に垂直方向に長くなるように開設されたガイド孔3
2cに挿入されており、その右端部には反力受け具39
が直交するように固定されている。反力受け具39はワ
ーク1に対向するように配されており、そのワーク対向
面と反対側の左端面は楔32の斜面32aに摺動自在に
当接されている。この際、ガイドロッド36がスプリン
グ38によって常時、左方向に付勢されているため、反
力受け具39は楔32の斜面32aにスプリング38の
付勢力によって常時押接された状態になっている。
【0030】機台22上における右端部には右側スタン
ド40が垂直に立脚されており、左側スタンド30と右
側スタンド40との間には圧入治具案内装置41が設備
されている。左右のスタンド30と40との間にはガイ
ドレール42が4本、前後の上下位置に配されて左右方
向に架設されている。下側の2本のガイドレール42、
42には移動ブロック44が左右方向に摺動自在に支持
されており、このブロック44は下側のガイドレール4
2に固定されたストッパ43によって右限位置が規制さ
れている。
【0031】移動ブロック44の上部におけるワーク1
と対向する水平位置には圧入治具ホルダ46が、前後方
向に水平に架設された支軸45によって回動自在に支持
されており、このホルダ46は電動モータやエアモータ
等の駆動装置(図示せず)によって往復回動駆動される
ようになっている。
【0032】移動ブロック44の左側端部には垂直側ス
トッパ47が水方向右向きに突設されており、この垂直
側ストッパ47は圧入治具ホルダ46が垂直状態になっ
たときにその下端部に突合することにより、そのホルダ
46の垂直位置を規制するようになっている。
【0033】また、移動ブロック44の右側上端部には
水平側ストッパ48が垂直方向下向きに突設されてお
り、この水平側ストッパ48は圧入治具ホルダ46が水
平状態になったときにその右端部上面に突合することに
より、そのホルダ46の水平位置を規制するようになっ
ている。
【0034】さらに、移動ブロック44の水平側ストッ
パ48の左隣りにはショックアブソーバ49が垂直方向
下向きに据え付けられている。このショックアブソーバ
49は圧入治具ホルダ46が垂直状態から水平状態に移
行する際に、そのホルダ46の右端部上面に接触して衝
撃を緩和するようになっている。
【0035】圧入治具ホルダ46には圧入治具50が、
このホルダ46の垂直状態においてその上端面に開設さ
れた圧入治具取付穴46aにその一端部を嵌入されて保
持されている。
【0036】圧入治具50は細長い多段円柱形状に形成
されており、その挿入に対する外側端面には真空吸着口
51が同心的に形成されており、この真空吸着口51に
は圧入治具50に開設された負圧供給路52aが接続さ
れている。負圧供給路52aはホルダ46に開設された
負圧供給口52bに接続されている。そして、負圧供給
口52bには負圧供給ホース(図示せず)が接続される
ようになっており、このホース、供給口52bおよび供
給路52aを介して真空ポンプ(図示せず)によって、
真空吸着口51においてスラスト軸受メタル(以下、ス
ラストメタルという。)11が真空吸着保持されるよう
になっている。
【0037】圧入治具50の中間部には第1メタル5を
保持するための第1保持部53が形成されている。この
第1保持部53はその外径が第1メタル5の内径と等し
く設定されており、その外周に第1メタル5が嵌合され
ることにより、第1メタル5を着脱自在に保持するよう
になっている。
【0038】また、圧入治具50の先端部には第2メタ
ル6を保持するための第2保持部54が形成されてい
る。この第2保持部54はその外径が第2メタル6の内
径と等しく設定されており、その外周に第2メタル6が
嵌合されることにより、第2メタル6を着脱自在に保持
するようになっている。
【0039】そして、第1保持部53および第2保持部
54にそれぞれ保持された状態において、第1メタル5
の先端(先に圧入される側の端)と第2メタル6の先端
との距離L1 は、前記した圧入孔3と圧入穴4との距離
2 よりも、第1メタル5の長さの1/2〜1/5程度
長くなっている。換言すれば、第1保持部53および第
2保持部54による嵌合位置関係は、この条件が創り出
されるようにそれぞれ設定されている。
【0040】また、右側スタンド40には圧入治具駆動
装置60が設備されている。すなわち、右側スタンド4
0には圧入用シリンダ装置61が水平方向左向きに据え
付けられており、圧入用シリンダ装置61はロードセル
を介して移動ブロック44を左方向に押すようになって
いる。右側スタンド40にはブッシュ62が4個、前後
の上下位置において左右方向に延在するようにそれぞれ
固定されており、各ブッシュ62にはガイドロッド63
が挿通されて左右方向に摺動自在に支承されている。
【0041】各ガイドロッド63はその左端部がプレー
ト64に固定されており、プレート64の中央にはロー
ドセル65が固定されている。ロードセル65はガイド
レール42に沿って配設された各リミットスイッチ(図
示せず)の指令に基づいて、後述する圧入荷重のピーク
値を検知するように構成されている。
【0042】右側スタンド40における圧入用シリンダ
装置61の下方位置には戻し用シリンダ装置66が水平
方向左向きに据え付けられており、このシリンダ装置6
6のピストンロッド66aはブラケット67によって移
動ブロック44に連結されている。
【0043】次に、前記構成に係るメタル圧入装置の作
用を説明することにより、本発明の一実施例であるメタ
ル圧入方法を説明する。
【0044】メタル圧入装置20のワークとしてのハウ
ジング1はコンベア21に載せられた状態で、メタル圧
入装置20の位置まで搬送されて来る。ワーク1は圧入
孔3が右側、圧入穴4が左側にそれぞれ向けられて、か
つ、垂直圧入穴9に圧入された固定軸10が上方に向け
られている。
【0045】そして、ワーク1は機台22上の下側シリ
ンダ装置24によってコンベア21上から持ち上げられ
るとともに、ガイドレール42に据え付けられた上側シ
リンダ装置28の保持具29によって固定軸10が保持
される。固定軸10が固定された垂直圧入穴9は高精度
に形成されているため、固定軸10が保持具29によっ
て保持されると、ワーク1は所定の位置決めが確保され
た状態になる。
【0046】この状態で、楔駆動用シリンダ装置31が
伸長作動され、楔32は下降される。楔32が下降する
のに伴って、楔32の斜面32aにロッド36を介して
スプリング38の付勢力によって常時当接されている反
力受け具39は、斜面32aの傾斜に従って右方向に押
し出される。そして、反力受け具39がその右側の平面
をワーク1の左側端面に当接されると、反力受け具39
は保持具29によって位置決め保持されたワーク1に位
置規制されるため、楔駆動用シリンダ装置31はその伸
長作動をブレーキ装置によって自動的に停止される。
【0047】したがって、固定軸10を基準にして位置
決めされたワーク1は圧入孔3と圧入穴4とを結ぶ軸線
方向(左右方向)におけるハウジング側壁の寸法ばらつ
きにかかわらず、反力受け具39によって圧入に抗する
反力受け面を受けられることになる。換言すれば、反力
受け具39は楔32の上下位置の調整によって、通例存
在するハウジング側壁の肉厚等についての左右方向の寸
法ばらつきを吸収して、ワーク1の反力受け面を常に適
正に受ける状態を創り出されることになる。
【0048】他方、圧入治具案内装置41においては、
圧入治具50に第1メタル5、第2メタル6およびスラ
ストメタル11が装着される。すなわち、圧入治具50
が垂直に維持された状態において、第1メタル5がパー
ツフィーダ(図示せず)によって圧入治具50に搬送さ
れて下降されることにより、第1保持部53の外周に嵌
合されて装着される。同様に、第2メタル6がパーツフ
ィーダ(図示せず)によって圧入治具50に搬送されて
下降されることにより、第2保持部54の外周に嵌合さ
れて装着される。
【0049】続いて、スラストメタル11がパーツフィ
ーダ(図示せず)によって圧入治具50に搬送されて下
降されることにより、真空吸着口51に載せられる。真
空吸着口51に載せられたスラストメタル11は、この
真空吸着口51に負圧供給路52a、負圧供給口52b
によって負圧が供給されると、真空吸着口51に真空吸
着されて、圧入治具50に保持された状態になる。そし
て、スラストメタル11が真空吸着保持されると、第2
メタル6はスラストメタル11を介して圧入治具50に
確実に保持された状態になる。
【0050】圧入治具50に第1メタル5、第2メタル
6およびスラストメタル11が装着されると、圧入治具
ホルダ46が駆動装置(図示せず)によって90度回動
され、圧入治具50は水平方向左向きに倒される。この
回動作動に際して、圧入治具ホルダ46の水平時の右端
部がショックアブソーバ49によって緩衝されるため、
圧入治具50に装着された第1メタル5、第2メタル6
およびスラストメタル11が衝撃によって脱落したり、
遊動したりすることは防止される。
【0051】圧入治具50が水平に倒されると、圧入治
具駆動用シリンダ装置61が伸長作動され、移動ブロッ
ク44がロードセル65を介してガイドレール42に沿
って水平方向左向きに摺動される。この際、戻し用シリ
ンダ装置66のピストンロッド66aも伸長される。
【0052】移動ブロック44が圧入用シリンダ装置6
1によって左方向に前進されると、水平方向左向きにな
った圧入治具50がワーク1に対して前進され、圧入孔
3および圧入穴4に順次挿入されて行く。この際、圧入
治具50の挿入先端側である左端に嵌着された第2メタ
ル6は、その外径がワーク1の右側に位置する圧入孔3
の内径よりも小径に形成されているため、圧入孔3を通
過してしまう。
【0053】圧入治具50の前進に伴って第2メタル6
が圧入孔3を通過した後、第1メタル5が圧入孔3の右
端に到達すると、第1メタル5の圧入孔3への圧入が開
始される。そして、第1メタル5の圧入孔3への圧入が
第1メタル5の長さの1/2〜1/5程度進行した時点
で、リミットスイッチ(図示せず)が作動することによ
り、圧入荷重のピーク値がロードセル65によって検知
される。
【0054】他方、圧入治具50の第1メタル5および
第2メタル6の装着位置と、ワーク1の圧入孔3および
圧入穴4の位置との関係が前記した通り、L1 >L2
の関係に設定されているため、第1メタル5の圧入孔3
への圧入開始時点において、第2メタル6の圧入穴4へ
の圧入は開始されない。そして、第1メタル5の圧入孔
3への圧入荷重がピーク値を越えた時点で、第2メタル
6の圧入穴4への圧入が開始される。
【0055】次いで、圧入治具50のワーク1への前進
に伴って、第1メタル5の圧入孔3への残りの圧入行程
と、第2メタル6の圧入穴4への圧入行程とが同時に進
行する。そして、第1メタル5および第2メタル6の圧
入孔3および圧入穴4への両方の圧入行程におけるトー
タル圧入荷重についてのピーク値が、リミットスイッチ
(図示せず)が作動することにより、ロードセル65に
よって検知される。
【0056】その後、第1メタル5の圧入孔3への圧入
および第2メタル6の圧入穴4への圧入が同時に終了す
る。この終了時点はリミットスイッチ(図示せず)によ
って検知され、圧入用シリンダ装置61の伸長作動が停
止される。
【0057】ここで、図7は第1メタル5の圧入孔3へ
の圧入時における荷重および第2メタル6の圧入穴4へ
の圧入時における荷重と、圧入治具50のストロークと
の関係を示す線図である。
【0058】図7において、縦軸には荷重が取られてお
り、aは圧入治具50の戻し用シリンダ装置66の推力
(約5kg)、bは第1メタル5の2mm圧入時の圧入
荷重(約30kg)、cは第1メタル5および第2メタ
ル6の定寸圧入時の圧入荷重(約150kg)、dは圧
入用シリンダ装置61の推力(約800kg)、であ
る。なお、ここで、具体的数値は荷重の比例関係につい
ての理解を容易にするための参考例である。
【0059】また、横軸には圧入治具50のストローク
が取られており、Aは第1メタル5の圧入開始点、Bは
第1メタル5の圧入荷重判定タイミング、B’は第2メ
タル6の圧入開始点、Cは第1メタル5および第2メタ
ル6の圧入荷重判定タイミング、C’は定寸圧入終了
(治具突き当り)点、である。なお、圧入荷重はピーク
値測定とし、O−B間およびO−C間の荷重ピーク値が
測定される。
【0060】そして、図7において、実線曲線12は良
品の場合の荷重−ストローク特性を示しており、ストロ
ークB〜C’間における荷重がb〜cの範囲にある場合
が良品と判定される。
【0061】これに対して、破線曲線13は第1メタル
5が無い場合の荷重−ストローク特性を示している。こ
の場合には、ストロークB’〜C’の範囲内における荷
重は、b〜cの範囲外にある。したがって、この場合に
は不良品と判定されることになる。そして、第1メタル
5が無い場合は、第1メタル5の圧入孔3への圧入が緩
過ぎる場合に相当する。
【0062】また、一点鎖線曲線14は第2メタル6が
無い場合の荷重−ストローク特性を示している。この場
合には、ストロークB’〜C’の範囲内における荷重
は、b〜cの範囲外にある。したがって、この場合には
不良品と判定されることになる。そして、第2メタル6
が無い場合は、第2メタル6の圧入穴4への圧入が緩過
ぎる場合に相当する。
【0063】前述したようにしてハウジング1の圧入孔
3および圧入穴4に第1メタル5および第2メタル6が
順次圧入されるに際して、ハウジング1の左端面に反力
受け具39がハウジング1の側壁についての寸法ばらつ
きの如何にかかわらず、常に当接されているため、圧入
治具50による圧入荷重の反力は反力受け具39によっ
て常に適正に得られる状態になっている。すなわち、反
力受け具39は楔32によってハウジング1の側壁につ
いての寸法誤差を吸収されて、スタンド30の右側面に
直角に当接されているため、圧入荷重が大きくても充分
な反力をスタンド30に求めることができる。
【0064】この際、楔32の斜面32aは5度に設定
されているため、圧入荷重に伴う垂直方向の分力、すな
わち、楔32を上方に逃がそうとする分力が、楔32の
スタンド30に対する直圧力による摩擦力を勝ることは
ない。したがって、反力受け具39とスタンド30との
間に楔32が介在されているのにもかかわらず、反力受
け具39は大きな圧力荷重を充分に支えることができ
る。
【0065】以上のようにして、ハウジング1の圧入孔
3および圧入穴4に第1メタル5および第2メタル6が
圧入された後、圧入用シリンダ装置61が短縮作動され
る。また、戻し用シリンダ装置66が短縮作動され、移
動ブロック44がロードセル65と共にワーク1に対し
て後退される。移動ブロック44はストッパ43に接衝
すると、後退が規制された状態になる。
【0066】ハウジング1の圧入孔3および圧入穴4に
第1メタル5および第2メタル6がそれぞれ圧入されて
いるため、この移動ブロック44の後退に伴って、圧入
治具50は第1メタル5および第2メタル6から引き抜
かれてホルダ46と共に後退される。
【0067】圧入治具50が引き抜かれた状態におい
て、ハウジング1の圧入孔3に第1メタル5が圧入さ
れ、圧入穴4に第2メタル6が圧入された状態になる。
また、第2メタル6が圧入された圧入穴4の底部にはス
ラストメタル11が存置された状態になる。
【0068】以上の圧入作業が終了すると、上側シリン
ダ装置28が短縮作動され、保持具29が固定軸10か
ら抜き出される。また、下側シリンダ装置24が短縮作
動され、ワーク1がコンベア21に載置される。次い
で、コンベア21が間欠送り作動され、ワーク1は次工
程に搬送されて行く。以降、前記作動が繰り換えされる
ことにより、ハウジング1への第1メタル5および第2
メタル6の圧入作業が順次実施されて行く。
【0069】前記実施例によれば次の効果が得られる。 第1メタル5の圧入孔3への圧入荷重のピーク値を
検知することにより、圧入後における第1メタル5の圧
入孔3からの抜け荷重を求めることができるため、圧入
作業後におけるオフラインでの抜け荷重についての専用
の測定工程を省略することができる。
【0070】 第1メタル5の圧入後における第2メ
タル6と第1メタル5とのトータル圧入荷重についての
ピーク値を検知することにより、圧入後における第2メ
タル6の圧入穴4からの抜け荷重を求めることができる
ため、圧入作業後におけるオフラインでの抜け荷重につ
いての専用の測定工程を省略することができる。
【0071】 前記およびによって、ウオーム減
速装置付きモータの製造工程全体としての作業性を高め
ることができる。
【0072】 圧力治具50によるハウジング1に対
する第1メタル5および第2メタル6の圧入作業に際し
て、圧入治具50の圧入荷重を反力受け具39によって
適正に受けることができるため、圧入治具50によるハ
ウジング1に対する第1メタル5および第2メタル6の
圧入作業を適正に実施させることができる。
【0073】 反力受け具39のワーク1に対する位
置を楔32によって変更調整することにより、ワーク1
における圧入方向の側壁についての寸法ばらつきを吸収
することができるため、ワーク1の加工寸法誤差による
寸法のばらつきにかかわらず、ワーク1の圧入荷重を常
に一定に支えることができ、圧入精度を常に一定に維持
することができるとともに、圧入精度を高めることがで
きる。
【0074】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々
変更可能であることはいうまでもない。
【0075】例えば、圧入治具案内装置は、前記実施例
のように構成するに限らず、圧入治具が水平状態のま
ま、圧入治具に第1メタルおよび第2メタルが装着され
るように構成してもよい。
【0076】圧入治具駆動装置は、圧入行程と戻し行程
とが各別のシリンダ装置によって実行されるように構成
するに限らず、兼用のシリンダ装置によって実行される
ように構成してもよい。
【0077】圧入荷重値の検出は、圧入治具と圧入用シ
リンダ装置との間に介設されたロードセルによって実行
されるように構成するに限らず、圧入用シリンダ装置に
組み込まれた圧力計等によって実行されるように構成し
てもよい。
【0078】前記実施例においては、滑り軸受である軸
受メタルが圧入される場合について説明したが、圧入さ
れる軸受は、転がり軸受であるボールベアリングやロー
ラベアリング等であってもよい。
【0079】また、前記実施例においては、ウオーム減
速装置付きモータにおけるギヤハウジングにウオーム軸
の両端部を回転自在に支承するための軸受が圧入される
場合について説明したが、本発明はこれに限らず、軸受
ハウジングの同軸上に2個の軸受が圧入される軸受圧入
技術全般に適用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1軸受の第1雌部への圧入荷重のピーク値を検知する
ことにより、圧入後における第1軸受の第1雌部からの
抜け荷重を求めることができる。また、第1軸受の圧入
後における第2軸受および第1軸受のトータル圧入荷重
のピーク値を検知することにより、圧入後における第2
軸受の第2雌部からの抜け荷重を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である軸受圧入装置の要部の
作用を説明するための正面断面図である。
【図2】その全体を示す一部切断正面図である。
【図3】そのワーク保持装置を示す一部切断正面図であ
る。
【図4】圧入治具案内装置および駆動装置を示す一部切
断正面図である。
【図5】ワーク保持装置の要部を示す一部切断正面図で
ある。
【図6】圧入治具案内装置の要部を示す正面断面図であ
る。
【図7】作用を説明するための線図である。
【図8】ワークを示す図であり、(a)は正面断面図、
(b)は側面図、(c)は平面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…本体、3…圧入孔(第1雌部)、
4…圧入穴(第2雌部)、5…第1メタル(第1軸
受)、6…第2メタル(第2軸受)、7…ウオームホイ
ール収容室、8…モータ取付部、9…垂直圧入穴、10
…固定軸、20…メタル圧入装置(軸受圧入装置)、2
1…コンベア、22…機台、23…ワーク保持装置、2
4…下側シリンダ装置、25…保持台、26…受け台、
27…ブラケット、28…上側シリンダ装置、28a…
ピストンロッド、29…保持具、30…左側スタンド、
31…楔駆動用シリンダ装置、31a…ピストンロッ
ド、32…楔、32a…斜面、32b…平行、32c…
ガイド孔、33…平行ピン、34…ストッパ、35…ブ
ッシュ、36…ガイドロッド、37…スプリングシー
ト、38…スプリング、39…反力受け具、40…右側
スタンド、41…圧入治具案内装置、42…ガイドレー
ル、43…ストッパ、44…移動ブロック、45…支
軸、46…圧入治具ホルダ、46a…圧入治具取付穴、
47…垂直側ストッパ、48…水平側ストッパ、49…
ショックアブソーバ、50…圧入治具、51…真空吸着
口、52a…負圧供給路、52b…負圧供給口、53…
第1保持部、54…第2保持部、60…圧入治具駆動装
置、61…圧入用シリンダ装置、62…ブッシュ、63
…ガイドロッド、64…プレート、65…ロードセル、
66…戻し用シリンダ装置、66a…ピストンロッド、
67…ブラケット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1軸受が圧入される第1雌部と、外径
    が第1軸受の外径よりも若干小径の第2軸受が圧入され
    る第2雌部とが軸受ハウジングの同一軸線上にそれぞれ
    開設され、前記第1軸受と第2軸受とが棒状に形成され
    た圧入治具の外周にそれぞれ嵌合されて、この圧入治具
    が前記軸受ハウジングの第1雌部および第2雌部に、前
    記第2軸受嵌合側を先にして第1雌部側から前記軸線に
    沿って挿入されて行くことにより、第1雌部に第1軸受
    が、第2雌部に第2軸受が1行程にてそれぞれ圧入され
    る軸受圧入方法において、 前記第1雌部に対する前記第1軸受の圧入が中間位置ま
    で進行した時点から、前記第2雌部に対する前記第2軸
    受の圧入が開始され、 かつ、第1雌部に対する前記第1軸受の圧入の終了時点
    と、第2雌部に対する前記第2雌部の圧入終了時点とが
    略一致されていることを特徴とする軸受圧入方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の軸受圧入方法を実施す
    る軸受圧入装置であって、 前記軸受ハウジングを保持する保持装置と、 前記圧入治具の前記軸線に沿う移動を案内する案内装置
    と、 前記圧入治具の前記軸線に沿う移動を駆動して、第1軸
    受および第2軸受を第1雌部および第2雌部にそれぞれ
    圧入する駆動装置とを備えており、 前記圧入治具は第1軸受と第2軸受との嵌合位置が、第
    1軸受の先端面と第2軸受の先端面との距離がハウジン
    グにおける第1雌部の入口と第2雌部の入口との距離よ
    りも大きくなるように、かつ、第1軸受の軸心方向の長
    さよりは小さくなるように構成されていることを特徴と
    する軸受圧入装置。
JP23289892A 1992-08-07 1992-08-07 軸受圧入方法および装置 Expired - Fee Related JP3201839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23289892A JP3201839B2 (ja) 1992-08-07 1992-08-07 軸受圧入方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23289892A JP3201839B2 (ja) 1992-08-07 1992-08-07 軸受圧入方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0655371A true JPH0655371A (ja) 1994-03-01
JP3201839B2 JP3201839B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=16946571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23289892A Expired - Fee Related JP3201839B2 (ja) 1992-08-07 1992-08-07 軸受圧入方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201839B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108673095A (zh) * 2018-06-27 2018-10-19 河源职业技术学院 一种用于指尖陀螺的冲压装置
CN108723747A (zh) * 2018-06-27 2018-11-02 河源职业技术学院 一种用于指尖陀螺的自动装配机构
CN110303325A (zh) * 2019-07-10 2019-10-08 上海皖浦机械设备制造有限公司 一种轴承防尘盖的压装设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108673095A (zh) * 2018-06-27 2018-10-19 河源职业技术学院 一种用于指尖陀螺的冲压装置
CN108723747A (zh) * 2018-06-27 2018-11-02 河源职业技术学院 一种用于指尖陀螺的自动装配机构
CN108723747B (zh) * 2018-06-27 2023-11-21 河源职业技术学院 一种用于指尖陀螺的自动装配机构
CN108673095B (zh) * 2018-06-27 2023-12-26 河源职业技术学院 一种用于指尖陀螺的冲压装置
CN110303325A (zh) * 2019-07-10 2019-10-08 上海皖浦机械设备制造有限公司 一种轴承防尘盖的压装设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3201839B2 (ja) 2001-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0655372A (ja) 軸受圧入方法および装置
CN110052643B (zh) 一种自动钻孔设备
JPH08141855A (ja) 輪軸自動組立装置
JPH0655371A (ja) 軸受圧入方法および装置
CN108000116B (zh) 一种管类部件压入设备及压入方法
CN116753892B (zh) 球销轴向间隙的检测装置
JP2006239764A (ja) 車両用ドアインパクトビームの製造方法及びその製造装置。
CN111515085A (zh) 一种自动点胶组装设备
US4958543A (en) Overhead loader and related mechanisms for high speed automatic lathes and the like
CN110883582A (zh) 一种桥壳铣面钻孔夹具
CN216502177U (zh) 一种自冲铆螺母送料机构及其自冲铆接设备
CN213796108U (zh) 胎压传感器料壳定位治具
CN216595417U (zh) 电机测试及轴头磁铁压装机
CN215357169U (zh) 压缩机偏心销组件装配设备
JP4443913B2 (ja) 木材プレカット加工機
CN211163085U (zh) 一种机床工件掉头装置
CN219572905U (zh) 一种工件内外径检测中心定位机构
CN111791046A (zh) 一种装配式凸轮轴压装机
JP2008142754A (ja) ワーク位置決め装置
CN113618489B (zh) 一种数控机床检测校正跳动精度的装置及使用方法
CN220670447U (zh) 一种贯流风叶自动寻位机构
CN220006677U (zh) 一种汽车面板自动装配检测一体化设备
CN214602368U (zh) 一种模具加工的线切割装置
CN115302223B (zh) 一种多工位凸轮轴u帽压装机
CN219945334U (zh) 一种多空间角度的柱状薄壁零件多轴机加工工装

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080622

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090622

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090622

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees