JPH0654736B2 - 回転トランス装置 - Google Patents
回転トランス装置Info
- Publication number
- JPH0654736B2 JPH0654736B2 JP60101865A JP10186585A JPH0654736B2 JP H0654736 B2 JPH0654736 B2 JP H0654736B2 JP 60101865 A JP60101865 A JP 60101865A JP 10186585 A JP10186585 A JP 10186585A JP H0654736 B2 JPH0654736 B2 JP H0654736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- short ring
- transformer device
- rotary transformer
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置に用いることができる回転
トランス装置に関するものである。
トランス装置に関するものである。
従来の技術 第４図は従来の回転トランス装置の断面図である。第５
図は同装置の平面図である。１はコア、１ａは巻線用
溝、１ｂはショートリング用溝、２は巻線で巻線用溝１
ａに巻かれ接着剤でコア１に固着されている。３はショ
ートリングでショートリング用溝１ｂに巻かれ、両端は
撚り線にされショートリング用溝１ｂに沿って処理され
て全体が接着剤でコア１に固着されている。
図は同装置の平面図である。１はコア、１ａは巻線用
溝、１ｂはショートリング用溝、２は巻線で巻線用溝１
ａに巻かれ接着剤でコア１に固着されている。３はショ
ートリングでショートリング用溝１ｂに巻かれ、両端は
撚り線にされショートリング用溝１ｂに沿って処理され
て全体が接着剤でコア１に固着されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記のような構成では、ショートリング
３の両端を撚り線にしショートリング用溝１ｂに沿って
処理すると、ショートリング用溝１ｂの深さ，幅とも大
きなものになる。すると回転トランス装置のマルチチャ
ンネル化を図る上で、必要な伝送特性を得るための対向
面積が確保できないという問題点を有していた。
３の両端を撚り線にしショートリング用溝１ｂに沿って
処理すると、ショートリング用溝１ｂの深さ，幅とも大
きなものになる。すると回転トランス装置のマルチチャ
ンネル化を図る上で、必要な伝送特性を得るための対向
面積が確保できないという問題点を有していた。
本発明は前記問題点を鑑み、回転トランス装置のマルチ
チャンネル化を図ることを可能にする回転トランス装置
を提供するものである。
チャンネル化を図ることを可能にする回転トランス装置
を提供するものである。
問題点を解決するための手段 前記の問題点を解決するために本発明の回転トランス装
置は、巻線用溝と巻線用溝の間に、ショートリングがコ
ア端面より内部に納まる深さを有するＶ溝を設け、ショ
ートリングの両端処理部を案内溝に納めるという構成を
備えたものである。
置は、巻線用溝と巻線用溝の間に、ショートリングがコ
ア端面より内部に納まる深さを有するＶ溝を設け、ショ
ートリングの両端処理部を案内溝に納めるという構成を
備えたものである。
作 用 本発明は、前記した構成によってＶ溝の幅が小さくな
り、対向面積が増し、回転トランス装置のマルチチャン
ネル化を図るものである。
り、対向面積が増し、回転トランス装置のマルチチャン
ネル化を図るものである。
実施例 以下、本発明の一実施例の回転トランス装置について、
図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の一実施
例における回転トランス装置の断面図を示すものであ
る。第２図は同装置の平面図である。
図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の一実施
例における回転トランス装置の断面図を示すものであ
る。第２図は同装置の平面図である。
これを説明すると４はコア、４ａは巻線用溝、４ｂは後
述するショートリング３がコア４の端面より内部に納ま
る深さを有するショートリング用Ｖ溝、２は第４図と同
様の巻線で巻線用溝４ａに巻かれ接着剤でコア４に固着
されている。３も第４図と同様のショートリングで、シ
ョートリング用Ｖ溝４ｂに巻かれ、両端は撚り線にさ
れ、かつ案内溝４ｃに沿って処理され、接着剤でコア４
に固着されている。
述するショートリング３がコア４の端面より内部に納ま
る深さを有するショートリング用Ｖ溝、２は第４図と同
様の巻線で巻線用溝４ａに巻かれ接着剤でコア４に固着
されている。３も第４図と同様のショートリングで、シ
ョートリング用Ｖ溝４ｂに巻かれ、両端は撚り線にさ
れ、かつ案内溝４ｃに沿って処理され、接着剤でコア４
に固着されている。
ここでコア４の生成法であるが（第３図参照）、一般に
コアは金型で粉末を圧縮して得られる。その際には抜き
勾配が必要で第３図に示すようにショートリング用Ｖ溝
４ｂの勾配をθ１として巻線用溝４ａの勾配をθ２とす
ればθ１＝θ２で金型から離型させることができ、θ１
＞θ２とすればさらに容易に離型させることができる。
コアは金型で粉末を圧縮して得られる。その際には抜き
勾配が必要で第３図に示すようにショートリング用Ｖ溝
４ｂの勾配をθ１として巻線用溝４ａの勾配をθ２とす
ればθ１＝θ２で金型から離型させることができ、θ１
＞θ２とすればさらに容易に離型させることができる。
以上のように構成された回転トランス装置について、以
下にその動作を説明する。
下にその動作を説明する。
ショートリング用Ｖ溝４ｂは、ショートリング３の両端
撚り線部を案内溝４ｃに沿って処理しているため幅が小
さくて良く、かつ深さもショートリング３がコア４の端
面の内部を納まる深さで良い。よって巻線用溝４ａとシ
ョートリング用Ｖ溝４ｄの距離を大きくとることができ
るため、決められたスペースにてマルチチャンネル化を
図る上で必要な伝送特性を得るための対向面積が確保で
きる。
撚り線部を案内溝４ｃに沿って処理しているため幅が小
さくて良く、かつ深さもショートリング３がコア４の端
面の内部を納まる深さで良い。よって巻線用溝４ａとシ
ョートリング用Ｖ溝４ｄの距離を大きくとることができ
るため、決められたスペースにてマルチチャンネル化を
図る上で必要な伝送特性を得るための対向面積が確保で
きる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば回転トランス装置のマル
チチャンネル化を図ることができるといったすぐれた効
果を得ることができる。
チチャンネル化を図ることができるといったすぐれた効
果を得ることができる。
第１図は本発明の一実施例における回転トランス装置の
断面図、第２図は同装置の平面図、第３図は同装置の要
部拡大断面図、第４図は従来の回転トランス装置の断面
図、第５図は同装置の平面図である。 ２……巻線、３……ショートリング、４……コア、４ａ
……巻線用溝、４ｂ……ショートリング用Ｖ溝、４ｃ…
…案内溝、θ１……勾配、θ２……勾配。
断面図、第２図は同装置の平面図、第３図は同装置の要
部拡大断面図、第４図は従来の回転トランス装置の断面
図、第５図は同装置の平面図である。 ２……巻線、３……ショートリング、４……コア、４ａ
……巻線用溝、４ｂ……ショートリング用Ｖ溝、４ｃ…
…案内溝、θ１……勾配、θ２……勾配。
Claims (2)
- 【請求項１】回転する磁気ヘッドと増幅器間の信号を中
継する回転トランス装置において、巻線用溝と巻線用溝
の間に、ショートリングがコア端面より内部に納まる深
さを有するショートリング用Ｖ溝を設け、ショートリン
グの両端処理部を案内溝に納めることを特徴とした回転
トランス装置。 - 【請求項２】ショートリングは、その両端を撚り合せ、
この撚り合せ部はショートリングの直径方向に成形した
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転トラ
ンス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101865A JPH0654736B2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 回転トランス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101865A JPH0654736B2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 回転トランス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61259509A JPS61259509A (ja) | 1986-11-17 |
| JPH0654736B2 true JPH0654736B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=14311888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60101865A Expired - Lifetime JPH0654736B2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 回転トランス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654736B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6453787B2 (ja) * | 2016-02-04 | 2019-01-16 | 矢崎総業株式会社 | 巻線ユニット |
-
1985
- 1985-05-14 JP JP60101865A patent/JPH0654736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61259509A (ja) | 1986-11-17 |
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