JPH0654453A - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JPH0654453A
JPH0654453A JP4199753A JP19975392A JPH0654453A JP H0654453 A JPH0654453 A JP H0654453A JP 4199753 A JP4199753 A JP 4199753A JP 19975392 A JP19975392 A JP 19975392A JP H0654453 A JPH0654453 A JP H0654453A
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JP
Japan
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charging
current
storage battery
battery
voltage
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Application number
JP4199753A
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English (en)
Inventor
Hideki Tamura
秀樹 田村
Kazumasa Yamauchi
一將 山内
Toyokatsu Okamoto
豊勝 岡本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無接点式の充電装置において、充電電流に応
じて適正に満充電制御を行わせる。 【構成】 1次巻線L1を有する充電器10に2次巻線
L2に接続された蓄電池6を内蔵する負荷部11を装着
して発振トランスT1を構成する。ここで、充電器10
から蓄電池6に供給される充電電流を検出する電流検出
手段3と、検出された充電電流に応じて満充電を判断す
る充電制御手段5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充電器側と蓄電池側と
が無接点で着脱可能にされ、装着時に蓄電池を充電する
電磁誘導方式の充電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無接点式の充電装置は、2次側へ
の出力端子と負荷部の入力端子とを直接接続する接点方
式に比べて接点の錆や電食という問題がなく、水回り商
品等で装着部を水洗いできるというメリットがあること
から、普及してきている。
【0003】図12は従来の無接点式の充電装置の回路
ブロック図である。充電器10は、負荷部21に無接点
で電力を供給するものである。発振トランスT1のコア
は、充電器10と負荷部21との、1次側と2次側とに
2分割されており、1次側には1次巻線L1が、2次側
には2次巻線L2が設けられている。
【0004】直流電源22は、例えばAC電源等を低電
圧に降圧し、整流、平滑して1次巻線L1に出力するも
ので、トランス、ダイオード等で構成されている。1次
巻線L1にはスイッチング用の電界効果トランジスタ1
のドレインが接続され、そのソースは直流電源22の負
極に接続されている。発振回路2は電界効果トランジス
タ1のオン、オフを制御するもので、その発振出力端子
が電界効果トランジスタ1のゲートに接続されている。
【0005】2次巻線L2には、整流用のダイオードD
2を介して蓄電池6が接続されている。また、2次巻線
L2に並列に、充電中であることを表示するための発光
ダイオードLED1と電流制限用抵抗とが接続されてい
る。
【0006】上記のように構成された従来の充電装置の
動作について説明する。負荷部21が充電器10に装着
されると、発振トランスT1を介して充電電流が供給さ
れ、充電が行われるとともに、発光ダイオードLED1
に電流が供給されて点灯し、充電中であることを表示す
る。
【0007】このとき、発振トランスT1を介して電磁
誘導により供給される充電電流は小さいので、蓄電池6
に充電電流を供給し続けても蓄電池の劣化を招くことは
ないため、充電制御は行われていなかった。
【0008】一方、負荷部21が充電器10から取り外
されると、発光ダイオードLED1は消灯するようにな
っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電磁誘
導による充電方式の技術の発達により、伝達効率が上昇
して比較的大きい充電電流が供給できるようになってき
た。従って、従来のように長時間の充電を要することな
く、短時間での急速充電が可能になっている。
【0010】急速充電においては、過充電により電池の
故障や容量劣化が生じる虞れがあるために、満充電に達
したときに充電制御が必要になってくる。
【0011】従来の接点方式の充電装置では、 1.電池の温度を検出し、充電初期からの温度差で制御
するΔT方式 2.電池の温度を検出し、その変化率で制御するΔT/
Δt方式 3.電池電圧を検出し、所定電圧になったときに制御す
るV方式 4.電圧のピーク値からの下降電圧により制御する−Δ
V方式 5.充電開始からの時間で制御するタイマ方式または容
量制御方式 等のような充電制御方式が提案されているが、この充電
装置では、蓄電池に供給される充電電流は一定であり、
上記各方式における制御定数は一定値で制御することが
できる。
【0012】ところが、無接点方式の充電装置では、図
11(a)に示すように1次巻線L1のコアと2次巻線
L2のコアが正確に対向するように装着されているとき
と、図11(b)に示すようにずれて装着されていると
きとで、蓄電池に供給される充電電流値が大きく異なっ
てくる。
【0013】充電電流が大きく異なると、電池の温度上
昇が異なるので、ΔT方式やΔT/Δt方式では一定の
閾値で制御すると、充電電流が小さいときには充電不足
になり、充電電流が大きいときには過充電が生じる虞れ
がある。
【0014】また、充電電流が異なると電池の電圧上昇
が異なり、V方式や−ΔV方式では一定の閾値で制御す
ると同様の問題が生じる。また、タイマ方式でも、充電
電流が異なると同一時間での充電容量が異なってくる。
【0015】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、無接点式の充電装置において、充電電流に応じて適
正に満充電制御を行わせる充電装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発振トランスの1次巻線を有する充電器
に装着脱可能にされ、上記発振トランスの2次巻線に接
続された蓄電池を内蔵する負荷部であって、装着により
上記充電器からの充電電流が上記蓄電池に供給可能な充
電装置において、上記負荷部は、上記充電電流を検出す
る電流検出手段と、検出された充電電流に応じて満充電
の制御を行う充電制御手段とを備えた構成である。
【0017】
【作用】本発明によれば、充電器に電源が投入され、負
荷部が装着されると、充電器の1次巻線が発振動作して
2次巻線に電圧が誘起され、蓄電池に充電電流が供給さ
れる。そして、蓄電池に供給される充電電流に応じて満
充電の制御が行われ、充電電流の供給が停止される。
【0018】
【実施例】図1は本発明に係る充電装置の第1実施例を
示す回路ブロック図である。図2は満充電と判断する電
池の温度上昇率ΔT/Δtを示す特性図である。
【0019】充電器10は、負荷部11に無接点で電力
を供給するものである。発振トランスT1のコアは、充
電器10と負荷部11との、1次側と2次側とに2分割
されており、1次側には1次巻線L1が、2次側には2
次巻線L2が設けられている。そして、充電器10に負
荷部11が装着されると、図11(a)に示すようにし
て発振トランスT1が構成されるようになっている。
【0020】直流電源22は、例えばAC電源等を低電
圧に降圧し、整流、平滑して1次巻線L1に出力するも
ので、トランス、ダイオード等で構成されている。1次
巻線L1にはスイッチング用の電界効果トランジスタ1
のドレインが接続され、そのソースは直流電源22の負
極に接続されている。発振回路2は電界効果トランジス
タ1のオン、オフを制御するもので、その発振出力端子
が電界効果トランジスタ1のゲートに接続されている。
【0021】2次巻線L2には、ダイオードD1を介し
て蓄電池6が接続され、2次巻線L2に誘起された電圧
がダイオードD1により整流されて蓄電池6に充電電流
が供給されるようになっている。
【0022】電流検出回路3は、蓄電池6に供給される
充電電流を検出するもので、電流に比例した電圧を発生
するようになっている。この電流検出回路3により、図
11に示すような、負荷部の充電器への装着状態により
異なってくる充電電流を検出することができる。
【0023】負荷8は、蓄電池6の両極間にスイッチS
Wを介して接続され、蓄電池6の放電電流が供給され
て、駆動するようになっている。
【0024】電流バイパス回路4は、蓄電池6に並列に
接続され、オンのときに電流の流れるバイパスを形成し
て蓄電池6への充電電流の供給を停止するものである。
温度検出回路7は、蓄電池6の近傍に配設され、蓄電池
6の温度を検出するものである。
【0025】発光ダイオードLED1は、その点灯によ
り充電中であることを表示するものである。
【0026】マイコン5は、蓄電池6の充電を制御する
もので、図2に示すように、満充電と判断する電池の温
度上昇率ΔT/Δtを充電電流に応じて選択できるよう
になっている。このマイコン5は、その入力ポート5
a,5bが電流検出回路3、温度検出回路7に接続さ
れ、内蔵するA/D変換回路により蓄電池6に供給され
る充電電流及び蓄電池6の温度に換算するようになって
いる。また、マイコン5は、その入力ポート5eがスイ
ッチSWに接続され、そのオン、オフを検出するように
なっている。
【0027】更に、マイコン5は、その出力ポート5c
が電流バイパス回路4に接続され、電流バイパス回路4
のオン、オフを制御して蓄電池6への充電電流の供給、
停止を制御するようになっており、また、出力ポート5
dが発光ダイオードLED1のカソードに接続され、発
光ダイオードLED1の点灯、消灯を制御するようにな
っている。
【0028】次に、上記のように構成された充電装置の
動作について、図3のフローチャートを用いて説明す
る。
【0029】負荷部11が充電器10に装着されると、
電磁誘導により2次巻線L2に電圧が誘起され、この誘
起電圧がダイオードD1により整流されて蓄電池6に充
電電流が供給される。そして、まず、電流バイパス回路
4をオフし(ステップS1)、次いで、スイッチSWが
オンかどうかを判別する(ステップS2)。スイッチS
Wがオンであれば、蓄電池6から負荷8に電流が供給さ
れているので、電流バイパス回路4をオフにしておいて
(ステップS3)、ステップS2に戻る。
【0030】一方、ステップS2において、スイッチS
Wがオフならば、電流検出回路3により充電電流I0
検出し(ステップS3)、この電流値I0が所定値Isよ
り大きいかどうかを判別する(ステップS4)。I0
Isでなければ、充電中ではないとみなし、出力ポート
5dから‘H’レベルの信号を出力して発光ダイオード
LED1を消灯し(ステップS6)、ステップS2に戻
る。
【0031】一方、I0>Isならば、充電中なので、出
力ポート5dから‘L’レベルの信号を出力して発光ダ
イオードLED1を点灯し(ステップS7)、図2に示
すように充電電流値I0に応じたΔT/Δtを選択する
(ステップS8)。
【0032】次に、温度検出回路7により蓄電池6の温
度T0を検出し(ステップS9)、前回の検出温度TB
らの温度上昇が、選択されたTs時間当りの温度上昇率
ΔT/Δtより大きいかどうかを判別する(ステップS
10)。そして、T0−TB>ΔT/Δtならば、満充電
と判断して、電流バイパス回路4をオンして蓄電池6へ
の充電電流の供給を停止し(ステップS11)、ステッ
プS2に戻る。
【0033】一方、ステップS10において、T0−TB
>ΔT/Δtでなければ、所定時間Ts秒経過したかど
うかを判別し(ステップS12)、Ts秒経過していな
ければ、カウントフラグtsをインクリメントし(ステ
ップS15)、ステップS2に戻る。
【0034】一方、Ts秒経過していれば、前回の検出
温度TBを今回の検出温度T0で書換え(ステップS1
3)、カウントフラグtsを0にリセットして(ステッ
プS14)、ステップS2に戻る。
【0035】このように、充電電流値に応じて満充電と
判断するΔT/Δtを変更するようにしたので、適正に
充電完了が制御できる。
【0036】次に、本発明に係る充電装置の第2実施例
について図4〜図6を用いて説明する。図4は本発明に
係る充電装置の第2実施例を示す回路ブロック図であ
る。なお、第1実施例と同一物については同一符号を付
し、説明を省略する。図5は満充電と判断する電池電圧
Vを示す特性図である。
【0037】この実施例では、温度検出回路7に代え
て、蓄電池6の電池電圧を検出する電圧検出回路9を設
けている。
【0038】また、マイコン5は、図5に示すように、
満充電と判断する電池電圧Vを充電電流に応じて選択で
きるようになっている。
【0039】そして、マイコン5は、その入力ポート5
fが電圧検出回路9に接続され、内蔵するA/D変換回
路により電圧に換算するようになっている。
【0040】次に、第2実施例の動作について図6のフ
ローチャートを用いて説明する。ステップS21〜ステ
ップS27は、図3のステップS1〜ステップS7と同
一なので、説明を省略する。
【0041】ステップS27に続いて、図5に示すよう
に検出した充電電流値に応じて満充電と判断する電圧V
を選択する(ステップS28)。
【0042】次に、電圧検出回路9で蓄電池6の電圧V
0を検出し(ステップS29)、選択した電圧値Vより
大きいかどうかを判別する(ステップS30)。
【0043】そして、V0>Vでなければ、ステップS
22に戻って充電を継続し、一方、V0>Vならば、満
充電と判断して、電流バイパス回路4をオンして蓄電池
6への充電電流の供給を停止し(ステップS31)、ス
テップS22に戻る。
【0044】このように、充電電流に応じて満充電と判
断する電池電圧を選択するようにしたので、適正に充電
完了を制御することができる。
【0045】なお、第1実施例と同様に温度検出回路7
を配設し、図5に示すように、電池温度をパラメータに
電圧値Vを選択するようにすれば、更に良好な結果が得
られる。
【0046】次に、本発明に係る充電装置の第3実施例
について図7,図8を用いて説明する。図7は満充電と
判断する電池電圧のピーク電圧からの電圧降下−ΔVを
示す特性図である。
【0047】なお、第3実施例の構成は、第2実施例の
図4と略同一であるが、マイコン5は、図7に示すよう
に、満充電と判断する電池電圧のピーク電圧からの電圧
降下−ΔVを充電電流に応じて選択できるようになって
いる。
【0048】次に、第3実施例の動作を図8のフローチ
ャートを用いて説明する。まず、蓄電池6のピーク電圧
Vmax=0とする(ステップS40)。次に、ステップ
S41〜ステップS47は、図3のステップS1〜ステ
ップS7と同一なので、説明を省略する。
【0049】ステップS47に続いて、図7に示すよう
に、検出した充電電流I0に応じて満充電と判断するピ
ーク電圧からの電圧降下−ΔVを選択する(ステップS
48)。次に、電圧検出回路9により蓄電池6の電池電
圧V0を検出し(ステップS49)、V0がピーク電圧V
maxより大きいかどうかを判別し(ステップS50)、
0>Vmaxならば、充電により電池電圧が上昇中であ
り、V0をVmaxに書換え(ステップS51)、ステップ
S42に戻る。
【0050】一方、V0>Vmaxでなければ、電池電圧が
ピーク電圧から下降しているので、ΔVだけ電圧降下し
たかどうかを判別し(ステップS52)、電圧降下がΔ
Vに達していなければ、ステップS42に戻って充電を
継続し、一方、ΔVだけ電圧降下しておれば、満充電と
判断して、電流バイパス回路4をオンして充電電流の供
給を停止し(ステップS53)、ステップS42に戻
る。
【0051】このように、充電電流の値に応じて満充電
と判断する−ΔVの値を変更するようにしたので、適正
に充電完了を制御することができる。
【0052】次に、本発明に係る充電装置の第4実施例
について図9,図10を用いて説明する。図9は本発明
に係る充電装置の第4実施例を示す回路ブロック図であ
る。なお、第1実施例と同一物については同一符号を付
し、説明を省略する。
【0053】この実施例では、温度検出回路7に代え
て、負荷8に流れる放電電流を検出し、検出電流に比例
した電圧を出力する消費電流検出回路31を設けてい
る。
【0054】また、マイコン5は、電池の残容量を放電
電流や充電電流に基づいて演算し、満充電までに要する
時間を算出するようになっている。
【0055】そして、マイコン5は、その入力ポート5
gが消費電流検出回路31に接続され、内蔵するA/D
変換回路により、蓄電池6の放電電流を検出するように
なっている。
【0056】次に、第4実施例の動作を図10のフロー
チャートを用いて説明する。まず、残容量C=0、充電
開始からの時間を表わすタイマカウンタt=0、満充電
になるまで要する時間であるタイマ値tmax=0に設定
する(ステップS59)。次に、電流バイパス回路4を
オフし(ステップS60)、サンプリング時間Δtが経
過する毎に、以下のステップに進む(ステップS6
1)。
【0057】まず、スイッチSWがオンかどうかを判別
し(ステップS62)、オンであれば、蓄電池6から負
荷8に電流が供給されているので、電流バイパス回路4
はオフにしておいて(ステップS65)、消費電流検出
回路31により放電電流IDを検出し(ステップS6
6)、 C=C−IDΔt によって電池の残容量を算出し(ステップS67)、タ
イマカウンタt=0、タイマ値tmax=0にして(ステ
ップS68)、ステップS61に戻る。
【0058】一方、ステップS62において、スイッチ
SWがオフならば、電流検出回路3により充電電流I0
を検出し(ステップS63)、この電流値I0が所定値
Isより大きいかどうかを判別する(ステップS6
4)。
【0059】そして、I0>Isでなければ、充電中では
ないとみなして、出力ポート5dから‘H’レベルの信
号を出力して発光ダイオードLED1を消灯し(ステッ
プS69)、ステップS68に進む。
【0060】一方、ステップS64において、I0>Is
ならば、充電中なので、出力ポート5dから‘L’レベ
ルの信号を出力して発光ダイオードLED1を点灯し
(ステップS72)、 C=C+I0Δt によって電池の残容量を算出する(ステップS73)。
【0061】次に、タイマ値tmaxが既に算出されてい
るかどうかを判別し(ステップS74)、算出されてい
れば、ステップS76に進み、まだ算出されていなけれ
ば、 tmax=(C0−C)/I0 によって、タイマ値tmaxを算出する(ステップS7
5)。但し、C0は蓄電池6の満充電における電池容量
で、タイマ値tmaxはサンプリング時間Δtで換算して
おくものとする。
【0062】次に、タイマカウンタtがタイマ値tmax
以上かどうかを判別し(ステップS76)、t≧tmax
でなければ、タイマカウンタtをインクリメントし(ス
テップS71)、t≧tmaxならば、満充電と判断し
て、電流バイパス回路4をオンして蓄電池6への充電電
流の供給を停止し(ステップS77)、ステップS61
に戻る。
【0063】このように、充電電流に応じて満充電まで
要する時間を算出して充電電流を停止するようにしたの
で、適正に充電完了を制御することができる。
【0064】なお、このフローにおいて、ステップS6
4でのI0>Isの判断においてNOのとき、発光ダイオ
ードLED1の消灯に加え、電流バイパス回路4をオン
させることにより、蓄電池6の残容量をより一層正確に
求められる。
【0065】
【発明の効果】以上、本発明は、蓄電池に供給される充
電電流を検出し、検出された充電電流に応じて満充電を
判断するようにしたので、負荷部の充電器への装着状態
に関わらず、満充電を適正に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電装置の第1実施例を示す回路
ブロック図である。
【図2】満充電と判断する電池の温度上昇率ΔT/Δt
を示す特性図である。
【図3】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明に係る充電装置の第2実施例を示す回路
ブロック図である。
【図5】満充電と判断する電池電圧Vを示す特性図であ
る。
【図6】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】満充電と判断する電池電圧のピーク電圧からの
電圧降下−ΔVを示す特性図である。
【図8】第3実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明に係る充電装置の第4実施例を示す回路
ブロック図である。
【図10】第4実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】無接点式の充電装置における負荷部の充電器
への装着状態を示す図で、(a)は1次巻線のコアと2
次巻線のコアが正確に対向するように装着されており、
(b)は両コアがずれて装着されている。
【図12】従来の無接点式の充電装置の回路ブロック図
である。
【符号の説明】
1 電界効果トランジスタ 2 発振回路 3 電流検出回路 4 電流バイパス回路 5 マイコン 5a,5b,5e,5f,5g 入力ポート 5c,5d 出力ポート 6 蓄電池 7 温度検出回路 8 負荷 9 電圧検出回路 10 充電器 11 負荷部 31 消費電流検出回路 D1 ダイオード L1 1次巻線 L2 2次巻線 LED1 発光ダイオード SW スイッチ T1 発振トランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振トランスの1次巻線を有する充電器
    に装着脱可能にされ、上記発振トランスの2次巻線に接
    続された蓄電池を内蔵する負荷部であって、装着により
    上記充電器からの充電電流が上記蓄電池に供給可能な充
    電装置において、上記負荷部は、上記充電電流を検出す
    る電流検出手段と、検出された充電電流に応じて満充電
    の制御を行う充電制御手段とを備えたことを特徴とする
    充電装置。
JP4199753A 1992-07-27 1992-07-27 充電装置 Pending JPH0654453A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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