JPH0654325U - 光信号によるリモコン装置 - Google Patents
光信号によるリモコン装置Info
- Publication number
- JPH0654325U JPH0654325U JP000090U JP9093U JPH0654325U JP H0654325 U JPH0654325 U JP H0654325U JP 000090 U JP000090 U JP 000090U JP 9093 U JP9093 U JP 9093U JP H0654325 U JPH0654325 U JP H0654325U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リモコン装置の角度が変わっても光信号が一
定の方向に発光される光信号によるリモコン装置を提供
する。 【構成】 機器に対する操作指令を受付ける操作指令受
付手段6と、上記指令受付手段からの情報を、ディジタ
ル情報に変換する変換手段7と、上記変換手段からのデ
ィジタル情報を光信号として発光する発光手段8と、上
記発光手段から発光された光信号の方向を変える光方向
変換手段9と、リモコン装置の角度を検出する角度検出
手段10と、上記光方向変換手段を駆動する駆動手段1
1と、上記光信号を発光する方向の指令を受付ける方向
指令受付手段12とを有し、上記駆動手段11は、検出
された角度を受けて、指令された方向に光信号を向ける
ように、上記光方向変換手段9を駆動する。
定の方向に発光される光信号によるリモコン装置を提供
する。 【構成】 機器に対する操作指令を受付ける操作指令受
付手段6と、上記指令受付手段からの情報を、ディジタ
ル情報に変換する変換手段7と、上記変換手段からのデ
ィジタル情報を光信号として発光する発光手段8と、上
記発光手段から発光された光信号の方向を変える光方向
変換手段9と、リモコン装置の角度を検出する角度検出
手段10と、上記光方向変換手段を駆動する駆動手段1
1と、上記光信号を発光する方向の指令を受付ける方向
指令受付手段12とを有し、上記駆動手段11は、検出
された角度を受けて、指令された方向に光信号を向ける
ように、上記光方向変換手段9を駆動する。
Description
【0001】
本考案は、リモコン装置の発光手段から発光された光信号の方向を制御するこ とにより、リモコン装置全体の角度が変わっても光信号が常に一定の方向にリモ コン装置から発光する様に設定することが可能なリモコン装置に関する。
【0002】
従来のリモコン装置としては、例えば図2に示すようなものがある。これは、 光信号として赤外線を用いたリモコン装置3である。リモコン装置3で操作可能 な機器1の前面には赤外線受光部2が接続されている。リモコン装置3は、赤外 線発光部4と、押しボタンスイッチ5とを有する。
【0003】 機器1を操作するには、赤外線発光部4を受光部2の方向に向けて、押しボタ ンスイッチ5を操作する必要がある。
【0004】
このような従来のリモコン装置にあっては、赤外線発光部がリモコン本体に固 定されていたため、操作したい機器の受光部の方向にリモコン本体を向けて操作 しなければならないという問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、リモコン装置 の角度が変わっても光信号が一定の方向に発光される光信号によるリモコン装置 を提供することを目的とする。
【0006】
上記課題を解決するために、本考案は、機器に対する操作指令を受付ける操作 指令受付手段と、上記指令受付手段からの情報を、ディジタル情報に変換する変 換手段と、上記変換手段からのディジタル情報を光信号として発光する発光手段 とを有し、上記機器を光信号により無線で操作する光信号によるリモコン装置に おいて、上記発光手段から発光された光信号の方向を変える光方向変換手段と、 リモコン装置の角度を検出する角度検出手段と、上記光方向変換手段を駆動する 駆動手段と、上記光信号を発光する方向の指令を受付ける方向指令受付手段とを 有し、上記駆動手段は、検出された角度を受けて、指令された方向に光信号を向 けるように、上記光方向変換手段を駆動することとしたものである。
【0007】
上記のように構成された、光信号によるリモコン装置において、光方向変換手 段は、上記発光手段から発光された光信号の方向を変える。角度検出手段は、リ モコン装置の角度を検出する。駆動手段は、上記光方向変換手段を駆動する。方 向指令受付手段は、上記光信号を発光する方向の指令を受付ける。上記駆動手段 は、検出された角度を受けて、指令された方向に光信号を向けるように、上記光 方向変換手段を駆動する。この結果、リモコン装置本体の角度が変わっても、リ モコン装置から発光される光信号の方向は一定になる。
【0008】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1、3、4は、この考案の一実施例を示す図である。
【0010】 図1は、本実施例のブロック図である。
【0011】 機器を光信号により無線で操作する本光信号によるリモコン装置は、機器に対 する操作指令を受付ける操作指令受付手段6と、上記指令受付手段からの情報を 、ディジタル情報に変換する変換手段7と、上記変換手段からのディジタル情報 を光信号として発光する発光手段8と、上記発光手段から発光された光信号の方 向を変える光方向変換手段9と、リモコン装置の角度を検出する角度検出手段1 0と、上記光方向変換手段を駆動する駆動手段11と、上記光信号を発光する方 向の指令を受付ける方向指令受付手段12とを有し、上記駆動手段11は、検出 された角度を受けて、指令された方向に光信号を向けるように、上記光方向変換 手段9を駆動する。
【0012】 図3は、本リモコン装置の機構部分の詳細を示し、横から見た図である。図4 は、リモコン装置の機構部分を上から見た図を示す。
【0013】 構成を説明すると、リモコン本体25と、リモコン本体25から延びているス テー21と、ステー21およびリモコン本体25により支えられた軸15および 軸16と、軸15に取付けられた滑車13と、軸16に取付けられた滑車14と 、軸16に取付けられた、表・裏両面共が反射面であるミラー19と、滑車13 および滑車14にかかるベルト17と、滑車13に取付けた重り18と、軸16 に取付けられ、ミラー19と滑車14との相対的な位置を決定するたツマミ20 と、赤外線発光素子22と、押しボタンスイッチ23と、赤外線を通すフィルタ ー24と、リモコン本体25のカバー26と、押しボタンスイッチ23とを有す る。
【0014】 ここで、滑車13と、滑車14の直径の比は、1対2である。赤外線発光素子 22は、リモコン本体25に組み込まれている。押しボタンスイッチ23は、リ モコン本体25に組み込まれている。
【0015】 押しボタンスイッチ23が図1の操作指令受付手段6であり、赤外線発光素子 22が発光手段8である。ミラー19は、発光手段である。重り18は、角度検 出手段10であり、滑車13と、滑車14、ベルト17、重り18で、駆動手段 11を形成している。ツマミ20が、条件入力手段12である。
【0016】 つぎに、動作について説明する。リモコン本体25が図5のように30°傾く と、滑車13が重り18により30°左方向に回転する。滑車13の回転は、ベ ルト17により、滑車14に伝達される。滑車13と滑車14の直径の比は、1 対2となっているため、滑車13が30°回転すると、滑車14は、15°左方 向に回転する。それにより、滑車14が固定されている軸16が15°回転し、 同じく軸16に固定されているミラー19が15°左方向に回転する。
【0017】 以上の仕組みにより、リモコン本体25が水平面に対して傾いた角度の1/2 の角度だけ、ミラー19も最初に設定した角度から同じ方向に傾く。ミラー19 の最初の設定角度は、ツマミ20をまわすことにより行なう。リモコン本体25 が水平の状態で、ミラー19の角度を45°(水平面を0°とし、そこから右回 転方向を正とする)に設定すると、赤外線は、真上に発光されるような設定とな る。
【0018】 この関係式は、ミラー角度=リモコン本体角度×1/2+45°である。
【0019】 上記のように本実施例によれば、リモコン装置本体の角度に関わらず、リモコ ン装置からの信号を常に一定の方向に向かって送信することを可能にし、その方 向に受光部を設置することにより、リモコン本体をいちいち受光部の方向に向け なくても機器の操作を可能とする。
【0020】 上記においては、光信号の方向は、真上に光信号をだす場合について説明した が、方向指令受付手段により任意の方向に光信号を出すことができる。
【0021】 また、ステー21は、図3においては、リモコン装置本体に対して、水平方向 になっているが、これに限られるものではなく、リモコン装置本体に対して任意 の角度に取付けることができる。例えば、図3において、リモコン装置本体に対 して45度傾けて取付けると、水平方向に光信号を出すことができる。
【0022】 なお、上記の実施例においては、方向指令受付手段を有することにより、光信 号の方向を設定できるものとしたが、本発明は、これに限られるものではなく、 方向指令受付手段を有しなくても良い。この場合は、固定の方向に光信号を発光 することとなる。
【0023】
以上説明してきたように、この考案によれば、リモコン装置からの光信号を、 常に一定の方向に向くように設定することを可能としたため、どのような体勢で リモコン装置を操作しても、機器を操作することができるという効果が得られる 。
【図1】本考案に係るリモコン装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】従来技術に係るリモコン装置の説明図である
【図3】本考案の一実施例の側面図である。
【図4】本考案の一実施例の平面図である。
【図5】リモコン本体を水平にしたときと、30°傾け
たときの説明図である。
たときの説明図である。
13…滑車、14…滑車、15…軸、16…軸、17…
ベルト、18…重り、19…ミラー、20…ツマミ、2
1…ステー、22…赤外線発光素子。
ベルト、18…重り、19…ミラー、20…ツマミ、2
1…ステー、22…赤外線発光素子。
Claims (2)
- 【請求項1】機器に対する操作指令を受付ける操作指令
受付手段と、 上記指令受付手段からの情報を、ディジタル情報に変換
する変換手段と、 上記変換手段からのディジタル情報を光信号として発光
する発光手段とを有し、上記機器を光信号により無線で
操作する光信号によるリモコン装置において、 上記発光手段から発光された光信号の方向を変える光方
向変換手段と、 リモコン装置の角度を検出する角度検出手段と、 上記光方向変換手段を駆動する駆動手段とを有し、 上記駆動手段は、検出された角度を受けて、一定の方向
に光信号を向けるように、上記光方向変換手段を駆動す
ることを特徴とする光信号によるリモコン装置。 - 【請求項2】請求項1記載の光信号によるリモコン装置
において、 上記光信号を発光する方向の指令を受付ける方向指令受
付手段とを有し、 上記駆動手段は、検出された角度を受けて、指令された
方向に光信号を向けるように、上記光方向変換手段を駆
動することを特徴とする光信号によるリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP000090U JPH0654325U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 光信号によるリモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP000090U JPH0654325U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 光信号によるリモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654325U true JPH0654325U (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11464425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP000090U Withdrawn JPH0654325U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 光信号によるリモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654325U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020500493A (ja) * | 2016-11-22 | 2020-01-09 | オカド・イノベーション・リミテッド | ワイヤレス通信システムのための制御装置および方法 |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP000090U patent/JPH0654325U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020500493A (ja) * | 2016-11-22 | 2020-01-09 | オカド・イノベーション・リミテッド | ワイヤレス通信システムのための制御装置および方法 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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