JPH08265867A - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
- Publication number
- JPH08265867A JPH08265867A JP7067216A JP6721695A JPH08265867A JP H08265867 A JPH08265867 A JP H08265867A JP 7067216 A JP7067216 A JP 7067216A JP 6721695 A JP6721695 A JP 6721695A JP H08265867 A JPH08265867 A JP H08265867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- communication device
- dome
- positioning device
- azimuth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内部の通信機等を直射日光等から保護するた
めにドームを設けたため外部から確認しにくくなったア
ンテナの向きを容易に把握できるようにして、その向き
を遠隔操作で調整することにより指向性の強い電波に対
応する。 【構成】 映像等を伝送する通信システムに適用される
通信機30、この通信機30と一体の送信アンテナ30a 、こ
の送信アンテナ30a の方位等を調整する位置決め装置31
を白色ドーム40により覆い、これらを直射日光等から保
護する。白色ドーム40の周囲に、送信アンテナ30a の位
置決め装置31と連動して対応位置で点灯する表示灯41を
配列する。送信アンテナ30a の旋回動作に伴い、アンテ
ナ位置に対応した表示灯41を点灯し、送信アンテナ30a
の方位を表示する。
めにドームを設けたため外部から確認しにくくなったア
ンテナの向きを容易に把握できるようにして、その向き
を遠隔操作で調整することにより指向性の強い電波に対
応する。 【構成】 映像等を伝送する通信システムに適用される
通信機30、この通信機30と一体の送信アンテナ30a 、こ
の送信アンテナ30a の方位等を調整する位置決め装置31
を白色ドーム40により覆い、これらを直射日光等から保
護する。白色ドーム40の周囲に、送信アンテナ30a の位
置決め装置31と連動して対応位置で点灯する表示灯41を
配列する。送信アンテナ30a の旋回動作に伴い、アンテ
ナ位置に対応した表示灯41を点灯し、送信アンテナ30a
の方位を表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長距離から建設機械等
の車両を無線操縦する遠隔操縦システムにおいて指向性
の強い電波を用いて映像等を伝送する通信装置に適用す
る通信装置に関するものである。
の車両を無線操縦する遠隔操縦システムにおいて指向性
の強い電波を用いて映像等を伝送する通信装置に適用す
る通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長距離から建設機械等の車両を遠隔操縦
する場合、車両側でとらえた映像が車両を遠隔操縦する
オペレータにとって不可欠である。一般的に、車両にテ
レビジョンカメラ(以下、TVカメラという)を搭載し
て、その映像を電波で固定操作室に送り、固定操作室に
設けられたモニタテレビの映像を見ながら操縦する方式
が用いられる。
する場合、車両側でとらえた映像が車両を遠隔操縦する
オペレータにとって不可欠である。一般的に、車両にテ
レビジョンカメラ(以下、TVカメラという)を搭載し
て、その映像を電波で固定操作室に送り、固定操作室に
設けられたモニタテレビの映像を見ながら操縦する方式
が用いられる。
【0003】その際、映像の伝送は、電波法の規制によ
り使用できる電波がマイクロ波に限定されている。この
マイクロ波は、電波の指向性が強いので、常時、送信ア
ンテナと受信アンテナを向い合せる必要がある。
り使用できる電波がマイクロ波に限定されている。この
マイクロ波は、電波の指向性が強いので、常時、送信ア
ンテナと受信アンテナを向い合せる必要がある。
【0004】以下、図5および図6を参照して従来の映
像伝送方式を説明する。図5に従来の遠隔操縦の概念図
を示し、図6に映像伝送のシステム構成を示す。
像伝送方式を説明する。図5に従来の遠隔操縦の概念図
を示し、図6に映像伝送のシステム構成を示す。
【0005】図5において、100 は固定操作室で内部に
操作盤101 が設けられ、オペレータ102 が遠隔操縦を行
っている。固定操作室100 の上部には位置決め装置11が
設けられ、この位置決め装置11に映像受信アンテナ10a
と一体になった受信用の通信機10が設けられ、この通信
機10の上部には、監視用のTVカメラ12が取付けられて
いる。
操作盤101 が設けられ、オペレータ102 が遠隔操縦を行
っている。固定操作室100 の上部には位置決め装置11が
設けられ、この位置決め装置11に映像受信アンテナ10a
と一体になった受信用の通信機10が設けられ、この通信
機10の上部には、監視用のTVカメラ12が取付けられて
いる。
【0006】一方、200 は車両で、その上部に位置決め
装置31が設けられ、この位置決め装置31に映像送信アン
テナ30a と一体になった通信機30が設けられている。ま
た、この車両200 には、受信側に遠隔運転用の映像を送
るためのTVカメラ32が設けられている。
装置31が設けられ、この位置決め装置31に映像送信アン
テナ30a と一体になった通信機30が設けられている。ま
た、この車両200 には、受信側に遠隔運転用の映像を送
るためのTVカメラ32が設けられている。
【0007】図6は映像転送システムの構成を示す。前
記固定操作室100 内には操作盤101が設けられ、この操
作盤101 に、操作室側操作器13、車両側操作器33、モニ
タテレビ15,16、制御器14、演算器34および送信機35が
組込まれている。
記固定操作室100 内には操作盤101が設けられ、この操
作盤101 に、操作室側操作器13、車両側操作器33、モニ
タテレビ15,16、制御器14、演算器34および送信機35が
組込まれている。
【0008】前記制御器14は、操作器13より入力された
信号により位置決め装置11を駆動する。前記モニタテレ
ビ15は、受信用通信機10上のTVカメラ12によりとらえ
た映像を映し出し、また前記モニタテレビ16は、車両20
0 に搭載されたTVカメラ32でとらえた映像を映し出
す。
信号により位置決め装置11を駆動する。前記モニタテレ
ビ15は、受信用通信機10上のTVカメラ12によりとらえ
た映像を映し出し、また前記モニタテレビ16は、車両20
0 に搭載されたTVカメラ32でとらえた映像を映し出
す。
【0009】前記操作器33より演算器34に入力されて演
算処理された信号は、無指向性の送信機35より車両200
に向けて遠隔操作用の電波として送信される。車両200
側では、その電波を無指向性の受信機36により受信し、
その信号をもとに制御器37にて位置決め装置31を駆動す
る。
算処理された信号は、無指向性の送信機35より車両200
に向けて遠隔操作用の電波として送信される。車両200
側では、その電波を無指向性の受信機36により受信し、
その信号をもとに制御器37にて位置決め装置31を駆動す
る。
【0010】車両200 を遠隔操縦するオペレータは、モ
ニタテレビ16を見ながら図示していない車両制御用の遠
隔操縦装置を操作して車両200 を運転する。一方、映像
を伝送するためには、アンテナの方向を調整するオペレ
ータ102 (図5)が必要である。
ニタテレビ16を見ながら図示していない車両制御用の遠
隔操縦装置を操作して車両200 を運転する。一方、映像
を伝送するためには、アンテナの方向を調整するオペレ
ータ102 (図5)が必要である。
【0011】このアンテナ操作のオペレータ102 は、監
視用のTVカメラ12の映像を映し出すモニタテレビ15を
見ながら、操作器13および操作器33を操作して通信機30
の送信アンテナ30a および通信機10の受信アンテナ10a
の方向をそれぞれ調整する。
視用のTVカメラ12の映像を映し出すモニタテレビ15を
見ながら、操作器13および操作器33を操作して通信機30
の送信アンテナ30a および通信機10の受信アンテナ10a
の方向をそれぞれ調整する。
【0012】操作器13を操作すると、その信号は制御器
14に入力され、制御器14により位置決め装置11は矢印A
の旋回方向および矢印Bの上下方向にそれぞれ回転駆動
され、受信アンテナ10a を車両200 の方向に向けること
ができる。
14に入力され、制御器14により位置決め装置11は矢印A
の旋回方向および矢印Bの上下方向にそれぞれ回転駆動
され、受信アンテナ10a を車両200 の方向に向けること
ができる。
【0013】また、操作器33を操作すると、制御信号は
演算器34、送信機35、受信機36を介して制御器37に送ら
れ、位置決め装置31により通信機30および送信アンテナ
30aを矢印A´の旋回方向および矢印B´の上下方向に
それぞれ回転駆動して、送信アンテナ30a を固定操作室
100 の方向に向けることができる。
演算器34、送信機35、受信機36を介して制御器37に送ら
れ、位置決め装置31により通信機30および送信アンテナ
30aを矢印A´の旋回方向および矢印B´の上下方向に
それぞれ回転駆動して、送信アンテナ30a を固定操作室
100 の方向に向けることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で説明したよ
うに、マイクロ波等の指向性の強い電波を用いて車両か
ら固定局に映像等を送る場合、送信アンテナ30a と受信
アンテナ10a とを常時向い合せるため、アンテナ操縦の
専門オペレータがモニタテレビ15を見ながら、操作器1
3,33の手動操作で送信アンテナ30a および受信アンテ
ナ10a の向きを調整している。
うに、マイクロ波等の指向性の強い電波を用いて車両か
ら固定局に映像等を送る場合、送信アンテナ30a と受信
アンテナ10a とを常時向い合せるため、アンテナ操縦の
専門オペレータがモニタテレビ15を見ながら、操作器1
3,33の手動操作で送信アンテナ30a および受信アンテ
ナ10a の向きを調整している。
【0015】同システムにおいて、アンテナ10a ,30a
と一体となった通信機10,30や位置決め装置11,31を直
射日光、雨および埃等から保護するために、それらの周
囲に白色ドームを設けることが考えられる。
と一体となった通信機10,30や位置決め装置11,31を直
射日光、雨および埃等から保護するために、それらの周
囲に白色ドームを設けることが考えられる。
【0016】その場合は、ドームに遮られて送信アンテ
ナ30a の向きが外部から見えなくなり、送信アンテナ30
a の方向を調整できなくなる。
ナ30a の向きが外部から見えなくなり、送信アンテナ30
a の方向を調整できなくなる。
【0017】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ドームにより内部の通信機等を直射日光等から保
護するとともに、このドームにより外部から確認しにく
くなったアンテナの向きを外部から容易に把握できるよ
うにして、送信アンテナと受信アンテナとを確実に対向
させて指向性の強い電波を送ることができるようにする
ことを目的とするものである。
ので、ドームにより内部の通信機等を直射日光等から保
護するとともに、このドームにより外部から確認しにく
くなったアンテナの向きを外部から容易に把握できるよ
うにして、送信アンテナと受信アンテナとを確実に対向
させて指向性の強い電波を送ることができるようにする
ことを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
建設機械等の車両を遠隔操縦する遠隔操縦システムで指
向性の強い電波を用いて映像等を伝送する通信システム
に適用される通信機、この通信機と一体のアンテナ、こ
のアンテナの方位を調整する位置決め装置から構成され
る通信装置において、前記通信機、アンテナおよび位置
決め装置の周囲に設けられ、これらを直射日光、雨およ
び埃等から保護するドームと、このドームの外部に設け
られ、アンテナの位置決め装置と連動してアンテナの方
位を光学的に表示するアンテナ方位表示手段とを具備し
た構成の通信装置である。
建設機械等の車両を遠隔操縦する遠隔操縦システムで指
向性の強い電波を用いて映像等を伝送する通信システム
に適用される通信機、この通信機と一体のアンテナ、こ
のアンテナの方位を調整する位置決め装置から構成され
る通信装置において、前記通信機、アンテナおよび位置
決め装置の周囲に設けられ、これらを直射日光、雨およ
び埃等から保護するドームと、このドームの外部に設け
られ、アンテナの位置決め装置と連動してアンテナの方
位を光学的に表示するアンテナ方位表示手段とを具備し
た構成の通信装置である。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信装置において、アンテナの位置決め装置と連動してア
ンテナの方位を点灯表示する複数の表示灯が、ドームの
周囲に配列された構成である。
信装置において、アンテナの位置決め装置と連動してア
ンテナの方位を点灯表示する複数の表示灯が、ドームの
周囲に配列された構成である。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1記載の通
信装置において、アンテナの位置決め装置と連動してア
ンテナの方位と同一方位に向く回転灯が設けられた構成
である。
信装置において、アンテナの位置決め装置と連動してア
ンテナの方位と同一方位に向く回転灯が設けられた構成
である。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明は、アンテナの位置決め装
置の旋回動作に伴ってアンテナ方位表示手段が作動さ
れ、位置決め装置と連動してアンテナの方位が光学的に
表示される。
置の旋回動作に伴ってアンテナ方位表示手段が作動さ
れ、位置決め装置と連動してアンテナの方位が光学的に
表示される。
【0022】請求項2記載の発明は、アンテナの位置決
め装置の旋回に伴い、旋回位置に対応した表示灯が点灯
され、アンテナの方位が表示される。
め装置の旋回に伴い、旋回位置に対応した表示灯が点灯
され、アンテナの方位が表示される。
【0023】請求項3記載の発明は、アンテナの位置決
め装置の旋回に伴い、位置決め装置と同一方位に回転灯
が回動され、この回転灯から発せられる光によりアンテ
ナの方位が指し示される。
め装置の旋回に伴い、位置決め装置と同一方位に回転灯
が回動され、この回転灯から発せられる光によりアンテ
ナの方位が指し示される。
【0024】
【実施例】以下、本発明を、図1および図2に示される
第1実施例および図3および図4に示される第2実施例
を参照して詳細に説明する。なお、図5および図6に示
された従来例と同様の部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
第1実施例および図3および図4に示される第2実施例
を参照して詳細に説明する。なお、図5および図6に示
された従来例と同様の部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
【0025】図1に本発明に係るアンテナ方位表示手段
の一実施例を示す。この図1において、車両側の通信機
30には映像等の送信アンテナ30a が一体的に設けられて
おり、その送信アンテナ30a は、位置決め装置31により
旋回方向および上下方向に回動されて、送信アンテナ30
a の方位を固定操作室100 の方向に向けることができ
る。
の一実施例を示す。この図1において、車両側の通信機
30には映像等の送信アンテナ30a が一体的に設けられて
おり、その送信アンテナ30a は、位置決め装置31により
旋回方向および上下方向に回動されて、送信アンテナ30
a の方位を固定操作室100 の方向に向けることができ
る。
【0026】前記通信機30、送信アンテナ30a および位
置決め装置31は、円盤状のベース39の上側に設けられ、
このベース39上に設置された白色ドーム40により密閉さ
れている。この白色ドーム40は上記の機器を直射日光、
雨および埃等から保護する保護カバーである。
置決め装置31は、円盤状のベース39の上側に設けられ、
このベース39上に設置された白色ドーム40により密閉さ
れている。この白色ドーム40は上記の機器を直射日光、
雨および埃等から保護する保護カバーである。
【0027】前記ドーム下部の周囲すなわちベース39の
全周面には、送信アンテナ30a の位置決め装置31と連動
して送信アンテナ30a の方位を光学的に表示するアンテ
ナ方位表示手段としての多数の表示灯41が配列されてい
る。この表示灯41は、送信アンテナ30a の向きと対応す
る一つまたは少数が点灯して、送信アンテナ30a の向き
を表示するものである。
全周面には、送信アンテナ30a の位置決め装置31と連動
して送信アンテナ30a の方位を光学的に表示するアンテ
ナ方位表示手段としての多数の表示灯41が配列されてい
る。この表示灯41は、送信アンテナ30a の向きと対応す
る一つまたは少数が点灯して、送信アンテナ30a の向き
を表示するものである。
【0028】図2は、前記表示灯41の制御ブロック図を
示し、前記位置決め装置31に内蔵された旋回角検出器31
a に制御演算器43が接続され、この制御演算器43にリレ
ー制御器44が接続され、このリレー制御器44に多数の表
示灯41が接続されている。
示し、前記位置決め装置31に内蔵された旋回角検出器31
a に制御演算器43が接続され、この制御演算器43にリレ
ー制御器44が接続され、このリレー制御器44に多数の表
示灯41が接続されている。
【0029】そして、図1の実施例では、位置決め装置
31の旋回に伴い、旋回角検出器31aの信号が出力され、
この出力信号を制御演算器43で処理して旋回位置に対応
した一つまたは少数の表示灯41を点灯する制御信号が出
力され、リレー制御器44によりドーム40の外周に設けら
れた多数の表示灯41のうち、送信アンテナ30a の向きと
対応するものが選択的に点灯され、アンテナの方位が表
示される。
31の旋回に伴い、旋回角検出器31aの信号が出力され、
この出力信号を制御演算器43で処理して旋回位置に対応
した一つまたは少数の表示灯41を点灯する制御信号が出
力され、リレー制御器44によりドーム40の外周に設けら
れた多数の表示灯41のうち、送信アンテナ30a の向きと
対応するものが選択的に点灯され、アンテナの方位が表
示される。
【0030】次に、図3および図4に本発明に係るアン
テナ方位表示手段の他の実施例を示す。なお、図1およ
び図2の実施例と同様の部分には同一符号を付してその
説明を省略する。
テナ方位表示手段の他の実施例を示す。なお、図1およ
び図2の実施例と同様の部分には同一符号を付してその
説明を省略する。
【0031】図3に示されるように、送信アンテナ30a
の方位を光学的に表示するアンテナ方位表示手段として
の回転灯42が、ドーム40の上部に設けられている。
の方位を光学的に表示するアンテナ方位表示手段として
の回転灯42が、ドーム40の上部に設けられている。
【0032】この回転灯42は、光源ランプの周囲に反射
鏡が旋回自在に配置され、下部内蔵モータによりこの反
射鏡が所定の旋回角に動作されるもので、送信アンテナ
30aの位置決め装置31と連動して、送信アンテナ30a の
旋回方位と同一方向に前記反射鏡の凹面が向くように制
御される。
鏡が旋回自在に配置され、下部内蔵モータによりこの反
射鏡が所定の旋回角に動作されるもので、送信アンテナ
30aの位置決め装置31と連動して、送信アンテナ30a の
旋回方位と同一方向に前記反射鏡の凹面が向くように制
御される。
【0033】図4はこの回転灯42の制御ブロック図を示
し、位置決め装置31の旋回角検出器31a に制御演算器45
が接続されている。この制御演算器45は、旋回角検出器
31aで検出されたアンテナ位置信号と、回転灯42のモー
タ軸に直結した位置検出器46で検出されてフィードバッ
クされた回転灯位置信号とを比較し、回転灯42の反射鏡
位置を送信アンテナ30a の位置に追従制御する。
し、位置決め装置31の旋回角検出器31a に制御演算器45
が接続されている。この制御演算器45は、旋回角検出器
31aで検出されたアンテナ位置信号と、回転灯42のモー
タ軸に直結した位置検出器46で検出されてフィードバッ
クされた回転灯位置信号とを比較し、回転灯42の反射鏡
位置を送信アンテナ30a の位置に追従制御する。
【0034】すなわち、この図3および図4の実施例で
は、位置決め装置31の旋回動作に伴い、旋回角検出器31
a の信号が出力され、この旋回角検出信号と回転灯42の
位置検出器46により検出されてフィードバックされた回
転灯位置信号とを、制御演算器45で比較演算処理して、
送信アンテナ30a と同一方位に回転灯42が向くようにフ
ィードバック制御がなされ、回転灯42から発せられる光
の向きによりアンテナの方位が表示される。
は、位置決め装置31の旋回動作に伴い、旋回角検出器31
a の信号が出力され、この旋回角検出信号と回転灯42の
位置検出器46により検出されてフィードバックされた回
転灯位置信号とを、制御演算器45で比較演算処理して、
送信アンテナ30a と同一方位に回転灯42が向くようにフ
ィードバック制御がなされ、回転灯42から発せられる光
の向きによりアンテナの方位が表示される。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、ア
ンテナと一体となった通信機や位置決め装置をドームに
より直射日光、雨、埃等から保護できるとともに、ドー
ムにより外部から見えなくなったアンテナの方向を、外
部のアンテナ方位表示手段を見ながら遠隔操縦により調
整することができ、マイクロ波等の指向性の強い電波を
用いて映像等を送る場合に必要となる送信アンテナと受
信アンテナとの常時対向性を確保できる。
ンテナと一体となった通信機や位置決め装置をドームに
より直射日光、雨、埃等から保護できるとともに、ドー
ムにより外部から見えなくなったアンテナの方向を、外
部のアンテナ方位表示手段を見ながら遠隔操縦により調
整することができ、マイクロ波等の指向性の強い電波を
用いて映像等を送る場合に必要となる送信アンテナと受
信アンテナとの常時対向性を確保できる。
【0036】請求項2に記載された発明によれば、ドー
ムの周囲に配列された表示灯の選択的点灯によりアンテ
ナの方位を表示するようにしたから、機械的可動部を必
要とすることなく電気回路のみでアンテナ方位表示手段
を簡単に構成できる。
ムの周囲に配列された表示灯の選択的点灯によりアンテ
ナの方位を表示するようにしたから、機械的可動部を必
要とすることなく電気回路のみでアンテナ方位表示手段
を簡単に構成できる。
【0037】請求項3に記載された発明によれば、回転
灯によりアンテナの方位を表示するようにしたから、回
転灯より発せられた光は方向性が明確で遠距離から確認
しやすい利点がある。
灯によりアンテナの方位を表示するようにしたから、回
転灯より発せられた光は方向性が明確で遠距離から確認
しやすい利点がある。
【図1】本発明に係る通信装置の一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1の表示灯の制御ブロック図である。
【図3】本発明に係る通信装置の他の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図4】図3の回転灯の制御ブロック図である。
【図5】従来の遠隔制御の概略図である。
【図6】従来の遠隔制御における映像伝送システムの構
成図である。 30 通信機 30a アンテナ 31 位置決め装置 40 ドーム 41 アンテナ方位表示手段としての表示灯 42 アンテナ方位表示手段としての回転灯
成図である。 30 通信機 30a アンテナ 31 位置決め装置 40 ドーム 41 アンテナ方位表示手段としての表示灯 42 アンテナ方位表示手段としての回転灯
Claims (3)
- 【請求項1】 建設機械等の車両を遠隔操縦する場合に
て指向性の強い電波を用いて映像等を伝送する通信シス
テムに適用される通信機、この通信機と一体のアンテ
ナ、このアンテナの方位を調整する位置決め装置により
構成される通信装置において、 前記通信機、アンテナおよび位置決め装置の周囲に設け
られ、これらを直射日光等から保護するドームと、 このドームの外部に設けられ、アンテナの位置決め装置
と連動してアンテナの方位を光学的に表示するアンテナ
方位表示手段とを具備したことを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 アンテナの位置決め装置と連動してアン
テナの方位を点灯表示する複数の表示灯が、ドームの周
囲に配列されたことを特徴とする請求項1記載の通信装
置。 - 【請求項3】 アンテナの位置決め装置と連動してアン
テナの方位と同一方位に向く回転灯が設けられたことを
特徴とする請求項1記載の通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7067216A JPH08265867A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7067216A JPH08265867A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265867A true JPH08265867A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13338503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7067216A Pending JPH08265867A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08265867A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018221377A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
GB2565281A (en) * | 2017-08-01 | 2019-02-13 | External Reality Ltd | A transportable communications module |
JP2019184740A (ja) * | 2018-04-05 | 2019-10-24 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
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1995
- 1995-03-27 JP JP7067216A patent/JPH08265867A/ja active Pending
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