JPH0654318A - 動き検出装置 - Google Patents
動き検出装置Info
- Publication number
- JPH0654318A JPH0654318A JP4201226A JP20122692A JPH0654318A JP H0654318 A JPH0654318 A JP H0654318A JP 4201226 A JP4201226 A JP 4201226A JP 20122692 A JP20122692 A JP 20122692A JP H0654318 A JPH0654318 A JP H0654318A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay line
- output
- signal
- delay
- motion
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- Pending
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオ信号のフレーム差をとって動き検出を
行う動き検出装置において、遅延線を増やすことなく動
き検出漏れのない無い動き検出を行う。 【構成】 1フレーム期間遅延させる第1の遅延線と、
この遅延線に直列に接続され且つ1フレーム期間遅延さ
せる第2の遅延線と、第1の遅延線に入力される信号と
第2の遅延線から出力される信号を加算する加算器と、
上記加算器の出力値を1/2にする乗算器と、当該乗算
器の出力を上記第1の遅延線の出力から減算する減算器
とにより構成し、上記減算器の出力を上記第1の遅延線
に入力されるビデオ信号の動きとして出力する。
行う動き検出装置において、遅延線を増やすことなく動
き検出漏れのない無い動き検出を行う。 【構成】 1フレーム期間遅延させる第1の遅延線と、
この遅延線に直列に接続され且つ1フレーム期間遅延さ
せる第2の遅延線と、第1の遅延線に入力される信号と
第2の遅延線から出力される信号を加算する加算器と、
上記加算器の出力値を1/2にする乗算器と、当該乗算
器の出力を上記第1の遅延線の出力から減算する減算器
とにより構成し、上記減算器の出力を上記第1の遅延線
に入力されるビデオ信号の動きとして出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョン受
像機の3次元動き適応型Y/C分離を用いた動き検出に
関する。
像機の3次元動き適応型Y/C分離を用いた動き検出に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動き検出方法には、1フレーム差
をとって動き検出とみなす1フレーム間差動き検出があ
る。
をとって動き検出とみなす1フレーム間差動き検出があ
る。
【0003】この方法は、1フレーム間で位相が反転し
ている色信号を除去するために水平,垂直方向に帯域制
限を行うため、輝度信号の水平,垂直高域の動き信号成
分や色信号の動き信号を見落とすという欠点があった。
ている色信号を除去するために水平,垂直方向に帯域制
限を行うため、輝度信号の水平,垂直高域の動き信号成
分や色信号の動き信号を見落とすという欠点があった。
【0004】この欠点を解決する方法として、色信号の
位相が同じである2フレーム差をとって動き信号とする
2フレーム間差動き検出方法いわゆる3次元動き検出法
がある。
位相が同じである2フレーム差をとって動き信号とする
2フレーム間差動き検出方法いわゆる3次元動き検出法
がある。
【0005】この方法は、帯域制限は基本的には行わ
ず、上述の1フレーム間差動き検出方法と併用されるこ
とが多い。
ず、上述の1フレーム間差動き検出方法と併用されるこ
とが多い。
【0006】しかし、この方法は1フレーム間差動き検
出方法と比較して1フレーム遅延線が余分に必要となる
ためコストが高くなるという欠点がある。
出方法と比較して1フレーム遅延線が余分に必要となる
ためコストが高くなるという欠点がある。
【0007】図1は、従来の3次元動き検出のタップの
取り方を示した図である。
取り方を示した図である。
【0008】まず、入力されたコンポジットビデオ信号
を垂直バンドパスフィルター及び水平バンドパスフィル
ターにより、図3に示す帯域を制限する。
を垂直バンドパスフィルター及び水平バンドパスフィル
ターにより、図3に示す帯域を制限する。
【0009】次に、タップaを取り出す。さらに、1H
(1走査周期)ディレイ素子を用いて1Hにタップbを
取り出す。順に、262Hディレイさせて263Hにタ
ップcを取り出し、262Hディレイさせて525Hに
タップdを取り出し、1Hディレイさせて、タップeを
取り出す。
(1走査周期)ディレイ素子を用いて1Hにタップbを
取り出す。順に、262Hディレイさせて263Hにタ
ップcを取り出し、262Hディレイさせて525Hに
タップdを取り出し、1Hディレイさせて、タップeを
取り出す。
【0010】また、図2に、これらのタップの時間,垂
直空間の位置を示す。
直空間の位置を示す。
【0011】a,b,d,eの4つのタップを用いてc
点の色静止信号(以下、Cs という)及び輝度斜め高域
静止信号(以下、Ysh という)を求めている。
点の色静止信号(以下、Cs という)及び輝度斜め高域
静止信号(以下、Ysh という)を求めている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、遅延線を増やすことなく動
き検出漏れを無くすことを技術的課題とする。
鑑みてなされたものであり、遅延線を増やすことなく動
き検出漏れを無くすことを技術的課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ビデオ信号のフレーム差をとって動き検
出を行う動き検出装置において、1フレーム期間遅延さ
せる第1の遅延線と、当該第1の遅延線に直列に接続さ
れ且つ1フレーム期間遅延させる第2の遅延線と、上記
第1の遅延線に入力される信号と上記第2の遅延線から
出力される信号を加算する加算器と、上記加算器の出力
値を1/2にする乗算器と、当該乗算器の出力を上記第
1の遅延線の出力から減算する減算器と、を有し、上記
減算器の出力を上記第1の遅延線に入力されるビデオ信
号の動きとして出力することを特徴とする。
決するために、ビデオ信号のフレーム差をとって動き検
出を行う動き検出装置において、1フレーム期間遅延さ
せる第1の遅延線と、当該第1の遅延線に直列に接続さ
れ且つ1フレーム期間遅延させる第2の遅延線と、上記
第1の遅延線に入力される信号と上記第2の遅延線から
出力される信号を加算する加算器と、上記加算器の出力
値を1/2にする乗算器と、当該乗算器の出力を上記第
1の遅延線の出力から減算する減算器と、を有し、上記
減算器の出力を上記第1の遅延線に入力されるビデオ信
号の動きとして出力することを特徴とする。
【0014】
【作用】輝度斜め高域静止信号(Ysh)の第2図におけ
るc点での値を求める。時間方向にLPFをかけて図3
のように帯域制限されているために、Yshは次の式で表
される。
るc点での値を求める。時間方向にLPFをかけて図3
のように帯域制限されているために、Yshは次の式で表
される。
【0015】
【数1】
【0016】図4にa点での位相を0πとしたカラーサ
ブキャリアの位相を示す。
ブキャリアの位相を示す。
【0017】従って、Cs は次の式で表される。
【0018】
【数2】
【0019】この Ysh(c)とCs(c)が図3のよう
に帯域制限した場合の静止信号の全てである。
に帯域制限した場合の静止信号の全てである。
【0020】c点にこれ以外の信号があれば動き信号と
なる。
なる。
【0021】従って、c点の動き信号をM(c)とする
と、
と、
【0022】
【数3】
【0023】となり、a点,e点のタップは不必要とな
る。
る。
【0024】そこで、本発明の動き検出装置によると、
斜め高域信号から、色,輝度の静止信号を除去すること
により、1フレーム遅延線のみを用いて動き信号成分を
取り出すことができる。
斜め高域信号から、色,輝度の静止信号を除去すること
により、1フレーム遅延線のみを用いて動き信号成分を
取り出すことができる。
【0025】
【実施例】以下、図5を用いて本発明の動き検出装置に
ついて説明を行う。
ついて説明を行う。
【0026】図5に、本発明の動き検出装置の構成を示
す。
す。
【0027】図中(1)及び(2)は遅延線であり、入
力信号に対して262H(1フレ−ム)遅延させて出力
するものである。
力信号に対して262H(1フレ−ム)遅延させて出力
するものである。
【0028】(3)は垂直バンドパスフィルターであ
り、垂直方向の信号成分の帯域を制限する。
り、垂直方向の信号成分の帯域を制限する。
【0029】(4)は水平バンドパスフィルターであ
り、垂直方向の信号成分の帯域を制限する。
り、垂直方向の信号成分の帯域を制限する。
【0030】而して、コンポジットビデオ信号が遅延線
(1)に入力されると、遅延線(1)により262走査
期間遅延されて出力され、さらに遅延線(2)に入力さ
れる。この遅延線(2)の出力と遅延線(1)に入力さ
れた信号を加算器(5)により加算し、乗算器(6)に
より1/2にされる。
(1)に入力されると、遅延線(1)により262走査
期間遅延されて出力され、さらに遅延線(2)に入力さ
れる。この遅延線(2)の出力と遅延線(1)に入力さ
れた信号を加算器(5)により加算し、乗算器(6)に
より1/2にされる。
【0031】さらに、この信号から遅延線(1)の出力
信号を減算器(7)により減算を行う。
信号を減算器(7)により減算を行う。
【0032】その後、垂直バンドパスフィルター(3)
および水平バンドパスフィルター(4)を通して斜め高
域動き信号として出力する。
および水平バンドパスフィルター(4)を通して斜め高
域動き信号として出力する。
【0033】なお、本実施例では水平,垂直バンドパス
フィルターを最後に付けているが、各タップ毎に水平,
垂直バンドパスフィルターをつけてもかまわない。
フィルターを最後に付けているが、各タップ毎に水平,
垂直バンドパスフィルターをつけてもかまわない。
【0034】
【発明の効果】上述の如く、本発明によると、1H遅延
素子を用いずに1フレーム遅延線のみで動き検出が可能
となるため、回路を簡素化することができ、コストダウ
ンを図ることができる。
素子を用いずに1フレーム遅延線のみで動き検出が可能
となるため、回路を簡素化することができ、コストダウ
ンを図ることができる。
【図1】従来の3次元動き検出のタップの構成を示した
図。
図。
【図2】タップの時間−垂直−空間座標を示した図。
【図3】垂直BPFおよび水平BPFの通過域を示した
図。
図。
【図4】カラーサブキャリアの位相を示す図。
【図5】本発明の動き検出装置の構成を示した図。
1.1フレーム遅延線 2.1フレーム遅延線 3.垂直バンドパスフィルタ 4.水平バンドパスフィルタ 5.加算器 6.乗算器 7.加算器
Claims (1)
- 【請求項1】 ビデオ信号のフレーム差をとって動き検
出を行う動き検出装置において、1フレーム周期遅延さ
せる第1の遅延線と、当該第1の遅延線に直列に接続さ
れ且つ1フレーム周期遅延させる第2の遅延線と、上記
第1の遅延線に入力される信号と上記第2の遅延線から
出力される信号とを加算する加算器と、上記加算器の出
力値を1/2にする乗算器と、当該乗算器の出力を上記
第1の遅延線の出力から減算する減算器と、を有し、上
記減算器の出力を上記第1の遅延線に入力されるビデオ
信号の動きとして出力することを特徴とする動き検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4201226A JPH0654318A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 動き検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4201226A JPH0654318A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 動き検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654318A true JPH0654318A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16437428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4201226A Pending JPH0654318A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 動き検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654318A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63124777A (ja) * | 1986-11-13 | 1988-05-28 | Fuji Electric Co Ltd | 電力変換装置 |
JPH0833342A (ja) * | 1994-07-22 | 1996-02-02 | Meidensha Corp | 電力変換装置の起動方法 |
JP2009507462A (ja) * | 2005-09-09 | 2009-02-19 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 電気エネルギー伝送のための装置 |
JP2011193615A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP4201226A patent/JPH0654318A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63124777A (ja) * | 1986-11-13 | 1988-05-28 | Fuji Electric Co Ltd | 電力変換装置 |
JPH0833342A (ja) * | 1994-07-22 | 1996-02-02 | Meidensha Corp | 電力変換装置の起動方法 |
JP2009507462A (ja) * | 2005-09-09 | 2009-02-19 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 電気エネルギー伝送のための装置 |
JP2011193615A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
EP2549634A1 (en) * | 2010-03-15 | 2013-01-23 | Hitachi, Ltd. | Electric power conversion apparatus |
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