JPH0654270U - 位置決めボス付きコネクタ - Google Patents
位置決めボス付きコネクタInfo
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- JPH0654270U JPH0654270U JP2193U JP2193U JPH0654270U JP H0654270 U JPH0654270 U JP H0654270U JP 2193 U JP2193 U JP 2193U JP 2193 U JP2193 U JP 2193U JP H0654270 U JPH0654270 U JP H0654270U
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- Japan
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- connector
- positioning boss
- insulator
- circuit board
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 位置決めボス付きコネクタを平行に多数積層
して梱包することを可能とすること。 【構成】 プリント基板30に装着されるものであり,
インシュレータ21と,そのインシュレータ21に保持
されるコネクタ20とを有し,前記インシュレータ21
のプリント基板側の面21aに位置決めボス23を備え
てなる位置決めボス付きコネクタにおいて,前記インシ
ュレータ21のプリント基板側とは反対側の面21b
に,他の位置決めボス付きコネクタと積層したときにそ
の位置決めボスを逃げるための穴を形成してなることを
特徴とする。
して梱包することを可能とすること。 【構成】 プリント基板30に装着されるものであり,
インシュレータ21と,そのインシュレータ21に保持
されるコネクタ20とを有し,前記インシュレータ21
のプリント基板側の面21aに位置決めボス23を備え
てなる位置決めボス付きコネクタにおいて,前記インシ
ュレータ21のプリント基板側とは反対側の面21b
に,他の位置決めボス付きコネクタと積層したときにそ
の位置決めボスを逃げるための穴を形成してなることを
特徴とする。
Description
【0001】
本考案は,プリント基板に装着されるコネクタに関し,特にプリント基板との 位置決めを位置決めボスにより行う位置決めボス付きコネクタに関する。
【0002】
図4および図5に示すように,従来のコネクタ10はほぼ直方体のインシュレ ータ11と,このインシュレータ11に保持される多数のコンタクト12とを備 えている。インシュレータ11は図4に示すような状態で,その下方に配置され た図示しないプリント基板に装着される。コンタクト12とプリント基板の結線 は,SMT半田付けによって行われる。コンタクト12の接触部は,例えばピン 側となっており,この接触部に接続するための図示しないジャックを嵌合するた めに,インシュレータ11に嵌合部13が設けられる。図5は図4に示すコネク タ10を底面側から見たもので,プリント基板側の面11aには,プリント基板 側に設けられた位置決め用の丸穴に対応する一対の位置決めボス14が形成され ている。コネクタ10のプリント基板側とは反対側の面11bは,図4に示すよ うに平面に形成されている。
【0003】
従来のコネクタ10を梱包する場合には,図6に示すようなトレイ15が用い られていた。トレイ15は水平方向に多数規則的に配列された凹部15aを有す る。コンタクト10はこれらの凹部15aに規則正しく整然と並べられて梱包さ れる。そして,コネクタの自動実装機の搬送装置がトレイ15上に並べられたコ ネクタ10を取り出して,プリント基板上へ搬送し,位置決めを行うとともに, コネクタ10のコンタクト12をプリント基板上に設置されたパッドに半田付け して自動的に装着する。
【0004】 しかしながら,トレイ15上にコネクタ10が横方向に配列されているため, 自動実装機の搬送装置は,各コネクタ10毎に異なった位置からコネクタ10を 取り出さなければならない。このため,搬送装置の動きが複雑となり,その制御 が複雑化するとともに,自動実装機が大型化し,設備費が高価になる。
【0005】 そこで,図7に示すような筒状のボックス16にコネクタ10を多数積層して 梱包することが提案されている。この梱包形態によれば,コネクタ10をボック ス16の上端部又は下端部から順次取り出すことができるため,搬送装置は毎回 同一の位置からコネクタ10を取り出すことができる。従って,搬送装置の動き がシンプルとなり,その制御が容易となり,自動実装機の小型化,設備費の低減 を図ることができる。
【0006】 しかしながら,従来のコネクタ10はインシュレータ11のプリント基板側の 面11aに位置決めボス14が突出して形成されている。このため,従来のコネ クタ10を図7に示すボックス16に積層して梱包しようとすると,プリント基 板側の面11aに突出形成されたボス14と,プリント基板側と反対側の面11 bとが干渉して,コネクタ10をボックス16内に平行に積み重ねることができ なかった。従って,従来の位置決めボス付きコネクタ10をボックス16内に積 層して梱包することは困難であった。
【0007】 そこで,本考案の技術的課題は,コネクタを平行に積み重ねて梱包することが でき,その結果自動実装機の小型化および設備費の低減を図ることができる位置 決めボス付きコネクタを提供することにある。
【0008】
上記課題を解決するために,本考案は,プリント基板に装着されるものであり ,インシュレータと,そのインシュレータに保持されるコネクタとを有し,前記 インシュレータのプリント基板側の面に位置決めボスを備えてなる位置決めボス 付きコネクタにおいて,前記インシュレータのプリント基板側とは反対側の面に ,他の位置決めボス付きコネクタと積層したときにその位置決めボスを逃げるた めの穴を形成してなることを特徴とする。
【0009】
インシュレータのプリント基板側とは反対側の面に位置決めボスを逃げるため の穴を形成したから,コネクタを積層したときに,位置決めボスとインシュレー タのプリント基板側と反対側の面とが干渉せず,コネクタを相互に平行に積層す ることが可能となる。従って,コネクタを積層してボックス内に梱包することが できる。その結果,コネクタの搬送行程がシンプルとなり,自動実装機の小型化 および設備費の低減を図ることができる。
【0010】
以下,本考案に係る位置決めボス付きコネクタの一実施例について添付図面を 参照して説明する。
【0011】 図1および図2に示すように,コネクタ20はほぼ直方体からなるインシュレ ータ21と,このインシュレータ21に保持される多数のコンタクト22とを備 えている。
【0012】 インシュレータ21はプリント基板30側の面21aと,プリント基板30と は反対側の面21bとを有している。プリント基板30には,位置決め用の2個 の位置決め穴31が設けられている。また,プリント基板30の表面31aには ,コネクタ20のコンタクト22と接続するための複数のパッド32が配列され ている。コネクタ20のプリント基板30側の面21aには,図2に示すように プリント基板30の位置決め穴31に対応する位置に一対の位置決めボス23が 突出形成されている。プリント基板30の位置決め穴31は例えば丸穴からなり ,コネクタ20の位置決めボス23はその位置決め穴31に適合する形状に形成 される。
【0013】 コネクタ20のコンタクト22はインシュレータ21の長手方向に沿って多数 配列され,各コンタクト22はプリント基板30の表面30aに設けられた各パ ッド32に対応して配列される。各コンタクト22とパッド32との結線は,S MT半田付けにより行われる。コンタクト22の接触部は,例えばピン側となっ ており,図示しないジャックを接触部に接続するため,インシュレータ21には 嵌合部24が形成されている。
【0014】 インシュレータ21のプリント基板30とは反対側の面21bには,図1に示 すように,他の位置決めボス付きコネクタ20と積層したときに,その位置決め ボス23を逃げるための穴25が形成される。この穴25は,他のコネクタ20 と積層したときに,その位置決めボス23に対応する位置に形成されるとともに ,その位置決めボス23を逃げるために十分な深さおよび形状を有する。この穴 25の形状は,丸穴に限定されず,例えば図3に示すように,インシュレータ2 1の縁まで延びる長穴25Aとしてもよい。即ち,穴25の形状は,位置決めボ ス23を逃げるためのものであれば,どのような形状でもよく,単なる凹部ばか りでなく,貫通孔をも含む。
【0015】 このように,上記実施例のコネクタ20によれば,図7に示すようなボックス 16に多数のコネクタ20を平行に積層することが可能となる。従って,自動実 装機の搬送装置の搬送行程をシンプルかつ一定とすることができ,搬送装置の制 御をシンプル化することができる。その結果,自動実装機全体の小型化および設 備費の低減を図ることができる。なお,上記実施例のコネクタ20は図6に示す ような従来のトレイ15にも梱包することができることはもちろんである。
【0016】
以上説明したように,本考案はインシュレータのプリント基板側とは反対側の 面に,他の位置決めボックス付きコネクタと積層したときにその位置決めボスを 逃げるための穴を形成してなるから,他の位置決めボス付きコネクタと平行に積 層して梱包することができる。従って,自動実装機の搬送装置によりプリント基 板へ搬送する場合に,搬送装置の搬送行程がシンプルかつ一定となり,その結果 自動実装機の小型化および設備費の低減を図ることができるという効果を奏する 。
【図1】本考案に係る位置決めボス付きコネクタの一実
施例をプリント基板との関係で示す斜視図である。
施例をプリント基板との関係で示す斜視図である。
【図2】図1の位置決めボス付きコネクタのインシュレ
ータのプリント基板側の面を示す斜視図である。
ータのプリント基板側の面を示す斜視図である。
【図3】図1の位置決めボスを逃げるための穴の変形例
を示す部分斜視図である。
を示す部分斜視図である。
【図4】従来の位置決めボス付きコネクタの一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図4の位置決めボス付きコネクタのプリント基
板側の面を示す斜視図である。
板側の面を示す斜視図である。
【図6】コネクタを多数配列して梱包するためのトレイ
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】コネクタを多数積層して梱包するためのボック
スを示す斜視図である。
スを示す斜視図である。
20 コネクタ 21 インシュレータ 21a プリント基板側の面 21b プリント基板とは反対側の面 22 コンタクト 23 位置決めボス 25 穴 30 プリント基板 31 位置決め穴 32 パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉岡 忠明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)考案者 鬼頭 正史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板に装着されるものであり,
インシュレータと,そのインシュレータに保持されるコ
ネクタとを有し,前記インシュレータのプリント基板側
の面に位置決めボスを備えてなる位置決めボス付きコネ
クタにおいて,前記インシュレータのプリント基板側と
は反対側の面に,他の位置決めボス付きコネクタと積層
したときにその位置決めボスを逃げるための穴を形成し
てなることを特徴とする位置決めボス付きコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193U JP2556310Y2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 位置決めボス付きコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193U JP2556310Y2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 位置決めボス付きコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654270U true JPH0654270U (ja) | 1994-07-22 |
JP2556310Y2 JP2556310Y2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=11462754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2193U Expired - Fee Related JP2556310Y2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 位置決めボス付きコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556310Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101626366B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-06-01 | 주식회사 연호전자 | 커넥터 하우징 및 이를 구비하는 커넥터 |
-
1993
- 1993-01-05 JP JP2193U patent/JP2556310Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101626366B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-06-01 | 주식회사 연호전자 | 커넥터 하우징 및 이를 구비하는 커넥터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2556310Y2 (ja) | 1997-12-03 |
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Legal Events
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