JPH065419Y2 - 超音波酸洗装置 - Google Patents
超音波酸洗装置Info
- Publication number
- JPH065419Y2 JPH065419Y2 JP14954488U JP14954488U JPH065419Y2 JP H065419 Y2 JPH065419 Y2 JP H065419Y2 JP 14954488 U JP14954488 U JP 14954488U JP 14954488 U JP14954488 U JP 14954488U JP H065419 Y2 JPH065419 Y2 JP H065419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- pickling
- impedance
- plate
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、酸洗板の経時変化を自動的に検出することが
できる超音波酸洗装置に関する。
できる超音波酸洗装置に関する。
超音波酸洗装置は、第2図縦断面図に示すように、酸洗
装置本体12に取付けられた振動子2の先端にボルト締
め等により振巾拡大ホーン3が取付けられるとともに、
同振巾拡大ホーン3に酸洗板4がボルト締め等によって
保持されており、ストリップ13は酸洗液11で満たさ
れた中を一定の速度で走行し、この際図示せざる超音波
発振器によって振動させた振動子2は、その振動を振巾
拡大ホーン3に伝え、更に酸洗板4に伝え、その結果、
ストリップ13は、酸洗液11による静的な酸洗と酸洗
板4が振動するときに生ずる気泡が崩壊する際の衝撃圧
力及び液ジェットにより、酸洗される。
装置本体12に取付けられた振動子2の先端にボルト締
め等により振巾拡大ホーン3が取付けられるとともに、
同振巾拡大ホーン3に酸洗板4がボルト締め等によって
保持されており、ストリップ13は酸洗液11で満たさ
れた中を一定の速度で走行し、この際図示せざる超音波
発振器によって振動させた振動子2は、その振動を振巾
拡大ホーン3に伝え、更に酸洗板4に伝え、その結果、
ストリップ13は、酸洗液11による静的な酸洗と酸洗
板4が振動するときに生ずる気泡が崩壊する際の衝撃圧
力及び液ジェットにより、酸洗される。
一方、酸洗液4の片面は酸洗液11中に浸漬されている
ので、時間の経過とともに肉厚が減っていく。この場
合、酸洗板4の初期インピーダンスが変化してゆくた
め、所定の超音波数が得られにくくなり酸洗効率が低下
し、また振動子2と酸洗板4との共振点がずれて酸洗装
置本体12が停止することもある。
ので、時間の経過とともに肉厚が減っていく。この場
合、酸洗板4の初期インピーダンスが変化してゆくた
め、所定の超音波数が得られにくくなり酸洗効率が低下
し、また振動子2と酸洗板4との共振点がずれて酸洗装
置本体12が停止することもある。
このため、従来は所定の時間運転したのち酸洗装置本体
12を一時的に停止し、酸洗板4の板厚測定を行ってお
り、生産にロス時間が生じ生産量が低下する不都合があ
る。
12を一時的に停止し、酸洗板4の板厚測定を行ってお
り、生産にロス時間が生じ生産量が低下する不都合があ
る。
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
定期的に酸洗装置本体を停止させる必要がなく、生産効
率が向上する超音波酸洗装置を提供することを目的とす
る。
定期的に酸洗装置本体を停止させる必要がなく、生産効
率が向上する超音波酸洗装置を提供することを目的とす
る。
そのために本考案は、超音波発生器と、同超音波発生器
の信号を超音波振動に変換する超音波振動子と、その超
音波振動を拡大する振巾拡大ホーンと、同振巾拡大ホー
ンの先端に保持され超音波振動を酸洗液中に伝播させる
酸洗板とからなる超音波酸洗装置において、上記酸洗板
のインピーダンスを検出し予め設定したインピーダンス
と比較して上記超音波発生器の停止及び警報信号を発す
る手段を設けたことを特徴とする。
の信号を超音波振動に変換する超音波振動子と、その超
音波振動を拡大する振巾拡大ホーンと、同振巾拡大ホー
ンの先端に保持され超音波振動を酸洗液中に伝播させる
酸洗板とからなる超音波酸洗装置において、上記酸洗板
のインピーダンスを検出し予め設定したインピーダンス
と比較して上記超音波発生器の停止及び警報信号を発す
る手段を設けたことを特徴とする。
上述の構成により、定期的に酸洗装置本体を停止させる
必要がなく、生産効率が向上する超音波酸洗装置を得る
ことができる。
必要がなく、生産効率が向上する超音波酸洗装置を得る
ことができる。
本考案超音波酸洗装置の一実施例を第1図模式図につい
て説明する。
て説明する。
同図において、超音波発生器1の超音波発振回路7から
発生する超音波を、超音波振動子2に送信して振動さ
せ、更に振巾拡大ホーン3を介してこの振動の振巾を拡
大して、酸洗板4を酸洗液11中で振動させる。
発生する超音波を、超音波振動子2に送信して振動さ
せ、更に振巾拡大ホーン3を介してこの振動の振巾を拡
大して、酸洗板4を酸洗液11中で振動させる。
超音波発生器1と振動子2との間に介装されるモーショ
ナルインピーダンス変化検出器6は、経時的に変化する
インピーダンスを検出する手段と、酸洗板4の肉厚とイ
ンピーダンスの関係から求められた所定のインピーダン
スの値を設定する手段と、検出したインピーダンスと設
定したインピーダンスを比較し超音波発生器1の停止及
び警報器10の作動のための信号を送出する手段とを内
蔵している。
ナルインピーダンス変化検出器6は、経時的に変化する
インピーダンスを検出する手段と、酸洗板4の肉厚とイ
ンピーダンスの関係から求められた所定のインピーダン
スの値を設定する手段と、検出したインピーダンスと設
定したインピーダンスを比較し超音波発生器1の停止及
び警報器10の作動のための信号を送出する手段とを内
蔵している。
しかして初期厚さ3mmの酸洗板4の板厚が変化していく
ことによってモーショナルインピーダンスが変化してゆ
き、設定値すなわち板厚1.5mmのインピーダンスに達
したときのモーショナルインピーダンス変化をモーショ
ナルインピーダンス変化検出器6によって検出し、その
信号により超音波発振回路7の作動を停止するととも
に、タイマー9を停止し、更に動作回路表示器8の表示
値保持を行って、超音波発生器1を自動的に制御すると
同時に、警報器10を作動させて酸洗板4が変化したこ
とを知らせる。
ことによってモーショナルインピーダンスが変化してゆ
き、設定値すなわち板厚1.5mmのインピーダンスに達
したときのモーショナルインピーダンス変化をモーショ
ナルインピーダンス変化検出器6によって検出し、その
信号により超音波発振回路7の作動を停止するととも
に、タイマー9を停止し、更に動作回路表示器8の表示
値保持を行って、超音波発生器1を自動的に制御すると
同時に、警報器10を作動させて酸洗板4が変化したこ
とを知らせる。
なお振動中の振巾拡大ホーン3の振巾に比例する電圧は
モーショナル電圧検出表示器5に表示されている。また
酸洗板4の初期インピーダンス及び設定値は予め予備テ
ストによって把握しておく。
モーショナル電圧検出表示器5に表示されている。また
酸洗板4の初期インピーダンス及び設定値は予め予備テ
ストによって把握しておく。
要するに本考案によれば、超音波発生器と、同超音波発
生器の信号を超音波振動に変換する超音波振動子と、そ
の超音波振動を拡大する振巾拡大ホーンと、同振巾拡大
ホーンの先端に保持され超音波振動を酸洗液中に伝播さ
せる酸洗板とからなる超音波酸洗装置において、上記酸
洗板のインピーダンスを検出し予め設定したインピーダ
ンスと比較して上記超音波発生器の停止及び警報信号を
発する手段を設けたことにより、定期的に酸洗装置本体
を停止させる必要がなく、生産効率が向上する超音波酸
洗装置を得るから、本考案は産業上極めて有益なもので
ある。
生器の信号を超音波振動に変換する超音波振動子と、そ
の超音波振動を拡大する振巾拡大ホーンと、同振巾拡大
ホーンの先端に保持され超音波振動を酸洗液中に伝播さ
せる酸洗板とからなる超音波酸洗装置において、上記酸
洗板のインピーダンスを検出し予め設定したインピーダ
ンスと比較して上記超音波発生器の停止及び警報信号を
発する手段を設けたことにより、定期的に酸洗装置本体
を停止させる必要がなく、生産効率が向上する超音波酸
洗装置を得るから、本考案は産業上極めて有益なもので
ある。
第1図は本考案超音波酸洗装置を示す模式図、第2図は
公知の超音波酸洗装置本体の縦断面図である。 1…超音波発生器、2…振動子、3…振巾拡大ホーン、
4…酸洗板、5…モーショナル電圧検出表示器、6…モ
ーショナルインピーダンス変化検出器、7…超音波発振
回路、8…動作回路表示器、9…タイマー、10…警報
器、11…酸洗液。
公知の超音波酸洗装置本体の縦断面図である。 1…超音波発生器、2…振動子、3…振巾拡大ホーン、
4…酸洗板、5…モーショナル電圧検出表示器、6…モ
ーショナルインピーダンス変化検出器、7…超音波発振
回路、8…動作回路表示器、9…タイマー、10…警報
器、11…酸洗液。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中本 英雄 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】超音波発生器と、同超音波発生器の信号を
超音波振動に変換する超音波振動子と、その超音波振動
を拡大する振巾拡大ホーンと、同振巾拡大ホーンの先端
に保持され超音波振動を酸洗液中に伝播させる酸洗板と
からなる超音波酸洗装置において、上記酸洗板のインピ
ーダンスを検出し予め設定したインピーダンスと比較し
て上記超音波発生器の停止及び警報信号を発する手段を
設けたことを特徴とする超音波酸洗装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14954488U JPH065419Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 超音波酸洗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14954488U JPH065419Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 超音波酸洗装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0269963U JPH0269963U (ja) | 1990-05-28 |
JPH065419Y2 true JPH065419Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31421870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14954488U Expired - Lifetime JPH065419Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 超音波酸洗装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065419Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP14954488U patent/JPH065419Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0269963U (ja) | 1990-05-28 |
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