JPH0654041A - 電話切替システム用加入者ループ試験装置 - Google Patents

電話切替システム用加入者ループ試験装置

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JPH0654041A
JPH0654041A JP4260733A JP26073392A JPH0654041A JP H0654041 A JPH0654041 A JP H0654041A JP 4260733 A JP4260733 A JP 4260733A JP 26073392 A JP26073392 A JP 26073392A JP H0654041 A JPH0654041 A JP H0654041A
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Rabaasukii Jiyunia Andore
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    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 複数の選択回路62は異なるプロトコルの通
信信号をその特定のデータ・フォーマットを有する出力
信号に変換するトランシーバ回路を有し、選択された選
択回路からの出力信号は高速バス78を介してデジタル
・データ・トランスレータ80により共通のデータ・フ
ォーマットを有する信号に変換される。更に、デジタル
・データ・トランスレータは、選択した選択回路のトラ
ンシーバ回路のデータ・フォーマットに適合するように
高速バスを構成する。 【効果】 単一の装置で、ISDN通信システムの多種
の「U」インタフェース物理層プロトコルを使用する電
話切替システムを試験できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信産業用の試験
装置、特に、種々のプロトコル及びライン・コード技術
を使用して実現した種々の電気通信規格を有する電話切
替システムを試験し、検証し、保守するための電話切替
システム用加入者ループ試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信産業では、長年にわたりその地
位を保ってきたアナログ電話システムに代わって、デジ
タル電気通信技術が急速に発展している。幾つかのデジ
タル通信技術は、統合サービス・デジタル網(ISD
N)用に定めた規格に基づいて実現されている。これら
の発展する電気通信技術の複合的性質を良く理解するた
めに、国際標準化機構(ISO)は、複雑な電気通信シ
ステムの定義を合理化するモデルを開発した。開放型シ
ステム間相互接続(OSI)は、図9に示す様な7つの
層に通信システムを分割している。図示する7つの層の
うち最初の3つの層のみが本発明にとって重要である。
第1層は物理層と呼ばれ、システム又はネットワークの
ための物理インタフェースを定義する。物理層は、ネッ
トワーク全域で情報を送信したり、受信したりする役割
をする。第2層はデータ・リンク層と呼ばれ、ネットワ
ーク全域でエラーの無いデータを送受信する役割をす
る。エラー検出及び補正の様な仕事は、第2層で行われ
る。第3層はネットワーク層と呼ばれ、ネットワーク上
の異なる節点(ノード)間の接続を制御する役割をす
る。ある節点から他の節点への接続の決定は、第3層に
より制御される。これらより上の4つの層は、このシス
テムにより提供されるサービスの種類に対処し、ソフト
ウェアにより実現される。国際電信電話諮問委員会(C
CITT)からの幾つかの異なる規格は、OSIモデル
の下の3つの層に特に当てはまる。
【0003】デジタル電気通信で他の重要な考慮すべき
点は、ネットワーク内の様々なユーザ・アクセス点の故
障である。CCITTは、文字による呼称で、ISDN
電気通信システム用の種々の参照点を定めている。図1
0は、これらの参照点を示すISDN電気通信システム
内の簡単な加入者ループ300を示している。ループ3
00は、電話局スイッチ、中継器等にあるライン終端
(LT)302を有する。伝送ライン304は、ライン
終端302をカストマ・プレマス装置(CPE)306
に接続する。この装置は、回線終端(NT1)308及
び端末装置(TE)310を含んでいる。回線終端NT
1 308への参照点は、「U」参照点と呼ばれ、この
参照点のインタフェースは「U」インタフェースと呼ば
れる。ネットワーク終端NT1 308のTE310側
の参照点は、「S/T」参照点と呼ばれ、この参照点の
インタフェースは「S/T」インタフェースと呼ばれ
る。ネットワーク終端NT1 308は、「U」インタ
フェースでのループ・ジャックである2線データ回線端
末装置(DCE)、及び「S/T」インタフェースでの
ループ・ジャックである4線データ端末装置(DTE)
を有する2線対4線変換器である。ネットワーク終端N
T1の4線側は、受動バスとして働く。8個までの電話
器の様な端末装置TE310が「S/T」インタフェー
スに接続できる。
【0004】CCITTは、「S/T」インタフェース
用の規格を定め、一般に受け入れられている。しかし、
これは「U」インタフェース側の場合ではない。このこ
とは、ISDNネットワーク用の複数の種類のプロトコ
ルを生じさせる結果となる。例えば、AT&T及びノー
ザン・テレコムは共に、ISDNネットワーク用に開発
された個々の専有のAMI(交互マーク反転)プロトコ
ルを有する。米国国家規格協会(ANSI)は、2B1
Q(2バイナリ、1クォータナリ変調)と呼ばれる
「U」インタフェース物理層ライン・コード・プロトコ
ルを開発し、それを米国用の規格として定めた。4B3
Tと呼ばれる他の「U」インタフェース物理的ラインコ
ード・プロトコルは、ヨーロッパで開発された。
【0005】装置製造業者は、異なるプロトコルを実行
するために複数の集積回路(IC)チップ・セットを製
造している。チップ・セットは、特定のプロトコルを実
行する「U」インタフェース・トランシーバ・チップ及
びCCITTにより設定された規格を実行する「NT/
ST」コントローラを含む。トランシーバ・チップへの
「U」インタフェース及び「NT/ST」コントローラ
への「S/T」インタフェースの両方は、適合したライ
ン・インタフェース規格に従うライン・インタフェース
回路、即ちクロック抽出回路を必要とする。これらのイ
ンタフェースは、更に、変成器、保護回路、ラインへの
接続及びラインの終端への接続を必要とする。
【0006】トランシーバ用の各「U」インタフェース
物理ライン・コード・プロトコルは、それ自体の特性を
有する。例えば、「U」インタフェースでのAT&T
AMI用のデータ速度は、160Kビット/秒である。
4レベル・コードである2B1Qでは、データ速度は、
80Kボー/秒であり、各ボーは2ビットに等しい。更
に、各プロトコルは、独自のパワー・スペクトル密度特
性、交流/直流端末及びライン・レベルを有する。AM
I用のAC終端の特性インピーダンスは120Ωであ
り、2B1Q用では135Ωであり、4B3T用では1
50Ωである。
【0007】「U」インタフェース・トランシーバ・チ
ップ及び「NT/ST」コントローラ・チップ間のデー
タ・フォーマット及びバス構造は、チップ製造業者によ
り定められる。このことは、異なる「U」インタフェー
ス物理層ライン・コード・プロトコル及びデータ・フォ
ーマットの特性と、異なるチップ製造業者のバス構造と
を取り扱うことができる加入者試験装置の製造を困難に
する。更に、電気通信システムで使用されるノーザー・
テレコムにより開発されたメリディアム・ビジネス・サ
ービスの様な専用の混合アナログ/デジタル技術(P−
フォンと呼ばれる)及びアナログPOTS(プレイン・
オールド・テレフォン・サービス)電気通信システムが
ある。各種のシステムは、ループ試験を必要とする。
【0008】ループ試験を行う際に、カストマ・プレマ
ス装置は、ループ試験装置で置き換えられる。ISDN
システムでネットワーク終端(NT1)、端末装置(T
E)又はその両方と同一に機能する回路を含んでいる。
POTS又はP−フォン・システムでは、加入者ループ
試験装置は電話器として機能する。加入者ループ試験装
置は、電話切替ネットワークのローカル・ループから電
気通信信号を送信したり、受信したりする。POTS及
びAT&T AMI電話切替システムを試験するための
ループ試験装置としては、例えば米国オレゴン州のテク
トロニクス社が製造販売するCT−100がある。図1
1は、この装置の構成を示すブロック図である。AT&
T デジタル・ネットワークを試験するために、加入者
ループ試験装置10は、電話切替システムからの2線ラ
インを接続するための「U」インタフェース・ジャック
12を有する。デジタル電話スイッチから到来する信号
は、「U」インタフェース減衰器14を通過し、AMI
トランシーバ・チップと、AC及びDC終端回路とを含
むAT&T AMIカード16に接続される。AMIラ
イン・コード化信号は、AT&Tの専用Kバスと互換性
があるデータ・フォーマットに変換され、K−バス18
上のフォーマットされたデータをKバス・コントローラ
20に結合する。Kバス・コントローラ20は、Kバス
18を介して2B+Dチャンネル・データを「NT/S
T」コントローラ22に送る。Kバス・コントローラ2
0は、保守チャンネル情報を抽出して、デジタル・バス
48上で並列インタフェースを介してマイクロプロセッ
サ46に送る。Kバス・コントローラ20及び電話切替
網間では、フレーミング情報、同期状態の様な装置及び
保守情報は、装置がトラフィック等の準備状態であると
き、内蔵の通信チャンネルを介してスイッチ及びコント
ローラ20間を往来する。
【0009】「NT/ST」コントローラ22は、Kバ
ス・フォーマット化データを「S/T」規格に変換し、
終端回路24を介して4線NTジャック26に信号を供
給する。加入者ループ試験装置10がNT1をシミュレ
ート(擬態)するために使用されるとき、デジタル電話
器の様な外部TEデバイスは、NTジャック26に接続
される。4線TEジャック28は、試験装置10がデジ
タル電話器をシミュレートしている間に、外部NT1を
試験装置10に接続するために設けられる。試験装置1
0は、NT1及びデジタル電話器の両方をシミュレート
するように構成してもよい。スイッチ30が閉じると、
S減衰器34及び終端36を介してデジタル電話器回路
32の出力用の電気路が形成される。スピーカ38及び
マイクロフォン40は、アナログPOTS回路42と同
様にデジタル電話器回路32用に設けられる。別のルー
プ・ジャック44は、POTS電話切替網を試験装置1
0に接続するために設けられる。加入者ループ試験装置
10の異なる部分の形成及び制御は、コントローラとし
て働くマイクロプロセッサ46により行われる。デジタ
ル・バス48は、試験装置10の異なる部分をマイクロ
プロセッサ46に接続する。
【0010】動作上、操作者は、行うべき特定の試験用
に加入者ループ試験装置10を構成する。例えば、NT
1デバイスを試験するためには、試験装置10はNT1
をシミュレートするように構成される。電話切替器から
の2線ループは、「U」インタフェース12に接続さ
れ、デジタル電話器は、NTループ・ジャック26に接
続される。電気通信信号は、「U」インタフェース減衰
器14、AMIカード16、K−BUS18、Kバス・
コントローラ20、「NT/ST」コントローラ22及
び終端24を介してデジタル電話器及び電話切替器間
で、往来する。試験装置10は、NT1及びデジタル電
話器に置き換わるように構成してもよい。スイッチ30
が閉じると、デジタル電話器回路32が試験装置10の
通信路に接続される。マイクロフォン40により発生し
たアナログ音声データは、デジタル電話器回路32でデ
ジタル形式に変換され、「S」減衰器34、終端36及
びスイッチ30を介して「NT/ST」コントローラ2
2に送られる。「NT/ST」コントローラ22は、デ
ジタル音声データをKバス18と互換性のあるデータ形
式に変換する。フォーマットされたデータは、Kバス・
コントローラ20を介してAMIカード16に結合され
る。AMIトランシーバは、フォーマットされたデータ
をAMIラインのコード化信号に変換する。AMIカー
ド16からは、音声データを伝える信号及びKバス・コ
ントローラ20からの組み込み保守チャンネル情報は、
「U」インタフェース減衰器14及び「U」インタフェ
ース・ループ・ジャック12を介してデジタル電話切替
網に結合される。到来する電気通信情報は、送出される
信号と同一の経路をたどるが、スピーカ38に送られ
る。
【0011】試験装置10は、アナログPOTS電話切
替網を試験するように構成してもよい。アナログ電話切
替網は、ループ・ジャック44に接続される。スイッチ
から又はスイッチへのアナログ信号は、POTS回路4
2を通過する。スピーカ38は、アナログ音声情報をP
OTS回路42から受け取り、マイクロフォン40は、
アナログ音声情報をPOTS回路42に送る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のCT−100型
の様な加入者ループ試験装置は、ISDN通信システム
用の1種類の「U」インタフェース物理層ライン・コー
ド・プロトコルを試験し、アナログPOTSシステムを
試験するための条件を満たすように開発された。そこ
で、アナログPOTSシステムの他にISDN通信シス
テムの多数の種類の「U」インタフェース物理層ライン
・コード・プロトコルを試験できる単一の加入者ループ
試験装置が必要とされている。更に、加入者ループ試験
装置は、現在開発中である新しいプロトコル及び専用規
格を実現する電話器システムを試験できることが必要で
ある。
【0013】したがって、本発明の目的は、単一の装置
で、ISDN通信システムの多数の種類の「U」インタ
フェース物理層ライン・コード・プロトコルを試験でき
る加入者ループ試験装置の提供にある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、異な
るライン・コード及びプロトコルと通信規格とを有する
電話切替システムに対し出力通信信号を送信し、入力通
信信号を受信する電話切替システムの加入者ループ試験
装置である。加入者ループ試験装置は、ISDN通信シ
ステムで使用される異なるUインタフェース・ライン・
コード及びプロトコルに対し、帯域幅及びライン整合条
件を満足する高インピーダンス変成器を有する区分され
たUインタフェースを含む。複数の回路は、高インピー
ダンス変成器に選択的に接続されて通信信号を受け取
り、複数の回路の各々は、特定のライン・コード及びプ
ロトコルに適合したAC及びDC終端回路を有する。複
数の回路の各々は、更に、特定のライン・コード及びプ
ロトコルの関数である適切な信号レベルを生成し、可変
挿入損失を与える。終端回路及び減衰器は、特定のデー
タ・フォーマットを有する出力を生成するトランシーバ
回路に結合される。高速バスは、トランシーバ回路のフ
ォーマットされたデータ出力を複数の回路及びデジタル
・バス・トランスレータ間で選択的に結合する。デジタ
ル・バス・トランスレータは、複数の回路のうちの選択
された回路の特定のトランシーバ・フォーマット化デー
タ出力のために高速バスを選択的に構成し、フォーマッ
ト化出力データを共通フォーマット化データ出力に変換
する。加入者ループ試験装置には、音声データ用の送信
元及び受信先のオーディオ信号路を制御する制御手段が
設けられる。
【0015】本発明では、区分されたUインタフェース
は、ISDN通信システムの特定のライン・コード及び
プロトコルを使用する複数の回路と分離されて、これら
の回路の各々に選択的に接続される。高インピーダンス
変成器は、異なるライン・コード及びプロトコルに対す
る帯域幅及びライン整合の条件を満たす。各回路は、特
定のライン・コード及びプロトコルに適合するAC及び
DC終端回路と、特定のライン・コード及びプロトコル
の関数である適切な公称信号レベルを生成し、可変挿入
損失与えるプログラム可能減衰器を有する。
【0016】本発明では、加入者留ループ試験装置は、
異なるトランシーバ回路からのフォーマットされた出力
データを共通のフォーマット・データ出力に変換する内
部バス構造を有する。各々がISDN通信システムの特
定のライン・コード及びプロトコルに適合するAC及び
DC終端を有する複数の回路は、トランシーバ回路のフ
ォーマットされた出力データを複数の回路及びデジタル
・バス・トランスレータ間で結合するための高速バスに
接続される。各回路は、更に、特定のライン・コードの
関数である公称信号レベルを生成し、可変挿入損失を与
えるプログラム可能減衰器を有する。デジタル・バス・
トランスレータは、選択された回路の特定のトランシー
バ・フォーマット化出力データ用に高速バスを選択的に
構成し、フォーマット化出力データを共通のデータ・フ
ォーマットに変換する。
【0017】
【実施例】図1は本発明による加入者ループ試験装置5
0の好適な実施例を示す。加入者ループ試験装置50
は、電気通信システム内の加入者ループに関し多種の試
験を行うことができるプログラム可能試験装置である。
POT、P−フォン又は異なる「U」インタフェース・
ライン・コード及びプロトコルを使用して実現されるI
SDNの様な通信規格に応じて、加入者ループ試験装置
50が受信又は送信する電気通信情報は、アナログ又は
デジタル音声情報、デジタル・データ情報、信号情報及
び組み込み動作チャンネル・データを含んでいる。ここ
では、、この様なデータ及び情報を信号と呼ぶ。更に、
本発明は、一方向に進む信号に関して説明するが、信号
は、加入者ループ試験装置50及び電話切替ネットワー
ク間で往来することは理解できるであろう。
【0018】好適な実施例では、加入者ループ試験装置
50は、メニュー選択式デバイスである。操作者は、メ
ニューから電話ネットワークに適合した通信規格及び行
うべき特定の試験を選択する。プログラム制御されるマ
イクロプロセッサ90は、その試験のための試験装置5
0を構成する。マイクロプロセッサで制御される試験装
置では、マイクロプロセッサ90は装置の動作を制御す
るために、関連するROM、RAM、I/Oポート、フ
ァームウェア等を有することは周知である。
【0019】本発明の加入者ループ試験装置50の内部
構造は、多くの異なる種類の電話通信規格の試験に対し
高度の柔軟性を与える。この柔軟性は、選択カード62
上で試験装置50の主要な機能を仕切ることにより得ら
れる。これにより、選択カード62の機能を最適化し
て、高精度の減衰制御、インピーダンス整合及び終端を
与えることができる。仕切られた構造における主な要素
は、ISDNの異なるライン・コード及びプロトコル用
の減衰及びインピーダンス整合回路を選択カード上へ配
置すること、ISDNデータ及び別個の入力のISDN
ではない通信規格用に「U」インタフェースを仕切るこ
と、デジタル・バス・トランスレータ80が選択カード
62及び異なるトランシーバ・チップ・セット用トラン
スレータ80間に高速I/Oライン78を形成できるこ
と、オーディオ・スイッチング・マトリックス72がソ
ース(出所)及びデスティネーション(あて先)オーデ
ィオ用の複数の経路を供給することである。
【0020】加入者ループ試験装置50は、4個のRJ
45入力ジャック、即ちループ・ジャック52、補助ジ
ャック54、NTインタフェース・ジャック56及びT
Eインタフェース・ジャック58を有する。この構造
は、ループ入力ジャック52が全ての種類のローカル・
ループ通信規格に関して入力接続を行う従来の加入者ル
ープ試験装置と異なる。CT−100型の様な従来のル
ープ試験装置では、別個の「U」入力が、AT&T A
MIライン・コード及びアナログPOTS入力からのI
SDN用のプロトコルのために必要である。電話器切替
システム又はリピータ(図子せず)から到来する電気通
信信号及び加入者試験装置50から送出される電気通信
信号は、ループ入力ジャック52に供給される。
【0021】電気通信信号を適切な信号路に結合するた
めに、スイッチ60はループ入力ジャック52に接続さ
れる。2線ループAC/DCライン64は、POTS、
P−フォン、又は他のアナログの標準信号を選択カード
62に結合する。デジタルISDN信号は、仕切られた
「U」インタフェース66に供給される。ISDNデジ
タル信号のISDNループAC成分は、仕切られた
「U」インタフェース66を介して複数の選択カード6
2に供給される。ISDNデジタル信号のISDNルー
プDC成分は、仕切られた「U」インタフェース66の
周囲でライン70を介して複数の選択カード62に供給
される。各選択カード62は、AC及びDC終端の様な
ライン・コード及びプロトコル特定回路と、プログラム
可能減衰器と、ISDN、POTS及びP−フォン用の
AT&T AMI、2B1Q及び4B3Tの様な異なる
電気通信規格用トランシーバ回路を含む。選択カード6
2は、チップ/リング回路の様な他のアプリケーション
特有回路を含んでもよい。好適な実施例では、複数の選
択カード62は、共通電気バスにより試験装置50内で
互いに電気的に接続された取り外し可能なボードであ
る。POTS及びP−フォン規格に関係するアナログ音
声信号は、選択カード62からオーディオ・スイッチ・
マトリックス72に供給される。スピーカ74及びマイ
クロフォン76の形式のオーディオ・トランスデューサ
は、Dフォン(デジタル・フォン)コントローラ88か
らのISDNオーディオ信号と同様にマトリックス72
に接続される。後述するオーディオ・スイッチング・マ
トリックス72は、オーディオ・ソース及びデスティネ
ーションの両方に対して経路指定の完全な柔軟性を与え
る。
【0022】複数の選択カード62上の各ライン・コー
ド及びプロトコル特定トランシーバは、特定のデータ・
フォーマットを有する出力を発生する。このデータ・フ
ォーマットは、トランシーバ回路の製造者により特定の
バス構造用に定められる。一般に、トランシーバ回路
は、「U」インタフェースから「S/T」インタフェー
スの様に、あるインタフェースからの電気通信信号を他
のインタフェースに供給する際に使用するチップ・セッ
トの一部である。チップ・セット内のチップ間の通信
は、チップ用に特に設計されたバス上で行われる。例え
ば、AT&Tは、Kバス用のチップ・セット内のトラン
シーバ・チップの出力データをフォーマット化し、モト
ローラ社は、IDLバス用のチップ・セット内のデータ
をフォーマット化し、シーメンス社は、IOMバス用の
チップ・セット内のデータをフォーマット化している。
【0023】高速バス78は、選択カード62からのI
SDN及びPフォン・トランシーバ用のフォーマット化
された出力データをデジタル・バス・トランスレータ8
0に結合する。高速バス78は、送信及び受信データ、
クロック信号及びフレーミング情報を伝達する4ライン
・バスである。これらの信号は、選択カード62及びデ
ジタル・バス・トランスレータ80間でバス78上を往
来する。トランスレータ80は、高速バス78からのト
ランシーバ回路のフォーマット化された出力データを共
通の出力データ・フォーマットに変換する。好適な実施
例では、共通出力データ・フォーマットは、インターチ
ップ・デジタル・リンク(IDL)バス82上の伝送用
のモトローラのIDLフォーマットを使用して行われ
る。IDLバス82上でトランスレータ80に入力され
るフォーマット化されたデータは、高速バス78に接続
されたトランシーバ回路の出力データ・フォーマットに
変換される。ISDN技術ではないPフォン・デジタル
・データは、IDLバス・フォーマットには変換されな
い。変換されたフォーマットされた出力データは、ID
Lバス82を介してNT/STコントローラ84に結合
される。好適な実施例では、モトローラ社製のNT/S
Tは、共通の出力データを「S/T」プロトコル規格に
変換し、その出力をNTインタフェース・ジャック56
に結合する。スイッチ86は、NTインタフェース・ジ
ャック56をTEインタフェース・ジャック58に接続
する。TEインタフェース・ジャック58は、Dフォン
(デジタル・フォン)コントローラ88に接続される。
Dフォン・コントローラ88は、2つのデバイス間でオ
ーディオ信号を結合するために、アナログ・スイッチン
グ・マトリックス72に結合される。マイクロプロセッ
サの様なコントローラ90は、バス92を介して加入者
ループ試験装置50の異なる部分に接続される。プログ
ラム制御されるコントローラ90は、データ及び制御デ
ータを試験装置50の異なる部分に送る。
【0024】加入者ループ試験装置50を、図11及び
図1〜図6のブロック図を参照して説明する。異なる図
内の共通の構成要素には、同一の符号が付されている。
ループ・ジャック52は、加入者ループ試験装置50及
び電話切替ネットワークのローカル・ループ間のインタ
フェースを行う。スイッチ60は、ISDN及び非IS
DN用の別々の信号路を与える。コントローラ90から
のループISDN EN信号は、データの経路方向を制
御するためにスイッチ60を動作可能にする。ISDN
信号は、共通の「U」インタフェース66に結合され、
非ISDN信号は、ループAC/DCライン64又はP
OTSトーク及びモニタ・スイッチ94及び96に結合
される。この構造は、本発明の他の実施例である。上述
した様に、POTS回路は、選択カード62上に配置
し、ループAC/DCラインを介してデータを受け取る
ように接続してもよい。アナログPOTS規格は、依然
最も広く使用されているので、POTS回路は、オプシ
ョンとしてではなく、試験装置本体の一部として構成し
てもよい。これにより、余分の選択カード62が試験装
置50に組み込まれる。
【0025】複数の選択カード62は、プログラム可能
なスイッチ108を介して、ISDNループACライン
68、ループDCライン70及びループAC/DCライ
ン64に効果的に並列接続される。試験装置50をセッ
ト・アップする間、特定の電気通信規格が選択され、コ
ントローラ90は1つの選択カードだけが信号入力ライ
ン64、68及び70に結合されようにスイッチ108
を設定する。
【0026】スイッチ94及び96は、コントローラ9
0からのPOTSトークEN信号及びPOTSモニタE
N信号に夫々応答して、動作可能になる。POTS信号
は、スイッチ94を通過し、POTS電話ループに対し
て適切な終端及びインピーダンスを与えるPOTSサー
ビス・ネットワーク100に供給される。POTSサー
ビス・ネットワーク100の出力は、POTSオーディ
オ0信号であり、この信号はオーディオ・スイッチ・マ
トリックス72に供給される。キーパッド・マルチプレ
クサ102は、POTSサービス・ネットワーク100
に接続され、コントローラ90からのキーパッドMUX
EN信号により動作可能になる。キーパッド・マルチ
プレクサ102は、キーパッド106上でボタンが押さ
れたことに応答して、コントローラ90からの行及び列
情報を受け取る。POTSサービス・ネットワーク10
0は、キーパッド・マルチプレクサ102を走査し、P
OTSサービス・ネットワーク100にキーパッド情報
が入力される行及び列の情報を読み取る。コントローラ
90からのPOTSモニタEN信号は、POTSRX
モニタ信号をバッファ104を介してオーディオ・スイ
ッチ・マトリックス72に送るためにスイッチ96を動
作可能にする。これにより、高インピーダンス・ブリッ
ジング・モードでアナログ信号を監視できる。
【0027】ISDN規格を実行する各「U」インタフ
ェース・ライン・コード及びプロトコルは、独自のパワ
ー・スペクトル密度特性、AC及びDC終端、ライン・
レベルを有する。更に、各プロトコルは、その定められ
たACインピーダンスへの異なる公称信号レベルを有す
る。減衰器は、ライン品質及び長さの適切なチェックの
ために所定量の損失を挿入するために、公称信号レベル
及び機能の整合をするために必要である。従来の加入者
ループ試験装置上の「U」インタフェースは、ISDN
規格を実現するための特定のライン・コード及びプロト
コルの特性に適合するように設計された。終端回路、減
衰器及び入力デジタル・ライン変成器は、特定のプロト
コル用に最適化されていた。しかし、あるプロトコル用
に入力回路を最適化すると、その特性を他のプロトコル
に対しては適切でない。このことは、本発明においては
「U」インタフェース66を区切ることにより解決され
る。入力デジタル・ライン変成器110は、共通変成器
入力として使用され、終端回路及び減衰器から分離され
て取り付けられる。ISDNを実現するための各特定の
「U」インタフェース・ライン・コード及びプロトコル
用の終端回路及び減衰器は、選択カード62及び共通デ
ジタル・ライン変成器を備えたインタフェース上に置か
れる。これは、図4及び図5のブロック図に詳しく示さ
れている。
【0028】ISDN信号は、スイッチ60を介して区
切られた「U」インタフェース66に供給される。区切
られた「U」インタフェース66は、ISDN規格を実
現するための異なるライン・コード及びプロトコルの帯
域幅及びライン整合条件を満たすための共通デジタル・
ライン変成器110を有する。変成器110は、ISD
NループACを介して変成器の2次巻線に並列に接続さ
れた「U」インタフェースAC終端回路に関して高イン
ピーダンスを与える。上記の条件を満足するデジタル・
ライン変成器は、デール・エレクトニクス社により部品
番号PT−200−06で製造販売されている。低容量
過渡抑制器112は、1次保護デバイスとして変成器1
10の1次巻線に並列に接続される。過渡抑制器112
は、故障電圧200Vの低容量デバイスである。この種
のデバイスは、テキサス・インスツルメント社によりト
ランソーブの製品名で製造及び販売されている。DCブ
ロッキング・コンデンサ114は、変成器110の1次
巻線の中央タップに直列に接続されて、ISDNデータ
の直流成分を変成器110に対して遮断する。ISDN
ループDC信号は、コンデンサ114から取り出され、
選択カード62に供給される。電圧クランプ・ダイオー
ド116〜122は、第2保護デバイスとして変成器1
10の第2巻線と並列に接続される。変成器110の2
次巻線からのISDNループACは、選択カード62に
結合される。
【0029】ISDNループAC信号は、受信及び送信
成分に信号を分割し、各成分へ減衰量を別々に挿入する
ための2−4ライン・ハイブリッド変換器130に供給
される。ハイブリッド変換器130は、AC終端、フィ
ルタ処理を行い、ハイブリッド間損失を最大にする。I
SDNループDCは、シーリング電流、メンテナンス・
トリガ及びデバイス・プレゼンスを供給するDC終端回
路132に供給される。ハイブリッド変換器130は、
受信器減衰器136及び送信器減衰器138に夫々供給
される。減衰器136及び138は、コントローラ90
を介して制御信号を受け取るプログラム可能デバイスで
ある。交互に、減衰器136及び138の制御信号は、
制御器90から制御信号を受け取る直列論理コントロー
ラ(図示せず)から到来する。減衰器136及び138
は、正確な動作スレッシホールド測定のために正確な減
衰値を与える。減衰器136及び138は、トランシー
バ回路140に接続される。図では、AT&T AMI
及び2B1Qトランシーバの両方が示されている。実際
例では、1個のトランシーバ回路のみが、選択カード6
2上に存在する。通常、トランシーバ回路140は、集
積回路ICチップの形態である。AT&T AMIトラ
ンシーバ回路140は、AT&T社が製品番号T726
0及びT7261で製造販売しているICチップの一部
である。好適な実施例では、2B1Qトランシーバ・チ
ップは、モトローラ社により製品番号MC145472
で製造販売されている。上述した様に、トランシーバ回
路140は、更に「NT/ST」コントローラ内のトラ
ンシーバを含むデュアル・チップの一部である。これら
2つのトランシーバ間で、通信は製造者が設計したバス
を介して行われる。
【0030】トランシーバ140の出力は、特定の製造
者のバス用にフォーマット化され、高速バス78に接続
される。高速78は、トランシーバ・チップ140との
可能出力のためにデジタル・バス・トランスレータ80
により構成される。AT&TAMI選択カードに関して
は、高速バス78はKバスとして構成される。2B1Q
選択カードに関しては、高速バス78は、IDLバスと
して構成される。トランシーバ回路140は、コントロ
ーラからの制御信号を制御ライン142を介して受け取
る。電気通信技術の当業者は、2B1Q選択カード上の
トランシーバの様なモトローラ社製部品を制御するため
にSCP論理コントローラ及びSCPバスが必要である
ことは理解できるであろう。SCP論理コントローラ
(図示せず)は、コントローラ90からの制御コマンド
を受け取る。AT&T AMI選択カード内のKバス・
トランシーバ140は、コントローラ90から又はコン
トローラ90に接続された直列論理コントローラ(図示
せず)から制御信号を直接受け取る。
【0031】レシーバ減衰器136の出力は、バッファ
144にも供給される。バッファ144の出力は、アナ
ログ・デジタル変換器A/D(図示せず)に供給され
る。A/D変換器及び関連する回路は、加入者ループ試
験装置50内で、選択カード62内の回路の動作状態及
びISDNループACラインを介して受け取った電圧信
号レベルを調べるための監視機能を果たす。
【0032】図6は、Pフォン選択カード150のブロ
ック図を示している。アナログ/デジタル・データは、
ループAC/DCライン64を介してPフォン・カード
150に供給され、変成器152はAC終端回路154
に接続される。AC終端回路154の出力は、Pフォン
・トランシーバ回路160の受信RXポート、増幅器1
72及びAC結合されたバッファ168に供給される。
AC結合されたバッファ168の出力は、A/Dライン
170を介して出力される。増幅器172は、スイッチ
178の第1の端子に接続される。スイッチ178の第
2端子は、トランシーバ回路160のRCVRポートに
接続される。スイッチ178の第3端子は、増幅器17
4に接続され、増幅器174はトランシーバ回路160
のスピーカSPKRポートに接続される。スイッチ17
8の共通端子は、オーディオ・スイッチ・マトリックス
72に接続されたオーディオ0ラインに接続される。
【0033】AC終端回路154は、スイッチ158を
介してトランシーバ回路160の送信TX出力から入力
信号を受け取る電圧電流変換器156にも接続される。
Pフォン・トランシーバ回路160は、ICチップとし
て実現され、ノーザーン・テレコミュニケーションの専
有の技術である。コントローラ90は、キーパッド・シ
ミュレータ180、終端回路154及び164等を制御
するために、コントローラ・バス92を介してトランシ
ーバ回路160に制御信号を供給する。これらの構成要
素は、コントローラ90により制御される直列バス・コ
ントローラ(図示せず)により制御してもよい。コント
ローラ90は、更にデジタル・バス・トランスレータ8
0を介してPバス・ポートに接続された高速バス78に
対する制御信号を供給する。デジタルPフォン・データ
は、データがデジタル・バス・トランスレータ80によ
りポーリングされるまで、トランシーバ回路160に蓄
積される。デジタル・バス・トランスレータ80は、蓄
積データを得るためにトランシーバ回路160を継続的
に問い合わせ、蓄積データは並列バス・インタフェース
を介してコントローラ90により読み出される。
【0034】アナログ/デジタル・データは、全波整流
器162にも供給される。全波整流器162の出力は、
DC終端回路164及びDC検出/バッファ166に供
給される。DC検出/バッファ回路166の出力は、ト
ランシーバ160のGL入力端及びA/Dライン170
に供給される。DC検出/バッファ回路166からトラ
ンシーバ160へのDCレベルは、ループを長さを直接
に表し、トランシーバ160は、音量の自動利得制御の
ためにオーデイオ信号を補償する。トランシーバ回路1
60のマイクロフォンMIC入力端は、オーディオ・ス
イッチ・マトリックス72からオーディオ1ラインを介
して入力信号を受け取る増幅器178に接続される。P
フォン選択カード上の種々のスイッチは、コントローラ
90からの制御信号に応答する。
【0035】ループAC/DCライン上のアナログ/デ
ジタル信号は、トランシーバ回路160のRX入力端に
結合される。信号のアナログ成分は、回路160のRC
VRポートからスイッチ178に送られる。デジタル成
分は、高速バス78を介してデジタル・バス・トランス
レータ80によりアクセスさせるまで、トランシーバ回
路160に蓄積される。アナログ/デジタル信号は、増
幅器172を介してスイッチ178の端子の1つに直接
に送られる。警報信号は、トランシーバ回路及びSPK
Rポートの出力端を介して、スイッチ178に接続され
た増幅器174に接続される。スイッチ178の位置に
応じて、RCVRポートからのアナログ・データは、オ
ーディオ・スイッチ・マトリックス72を介してスペー
カ74に供給される。増幅器172及び174から出た
オーディオ信号は、オーディオ・スイッチ・マトリック
ス72にも供給される。オーディオ・スイッチ・マトリ
ックスへ増幅器172を接続することにより、POTS
に関して述べた監視モード機能と同様の高インピーダン
ス・ブリッジ・モードでラインをリッスンする機能が得
られる。
【0036】図7のブロック図は、アナログ終端アダプ
タ・カード180を示す。アナログ終端アダプタ・カー
ド180は、補助入力ジャック54に接続された補助チ
ップ/リング・ライン182上でアナログ入力信号を受
け取る。アナログ入力信号は、2−4ライン・ハイブリ
ッド184に接続される。補助チップ/リング・ライン
182は、バッテリ・フィード186及びオフ・フック
検出器188にも接続される。バッテリ・フィード18
6は、ループ電流をアナログ補助チップ/リングに供給
する。オフ・フック情報は、コントローラ90に送られ
る。
【0037】4−2ライン・ハイブリッドは、補助チッ
プ/リング・ライン182に対してAC終端を行う。ハ
イブリッド回路184は4ライン側に、2ライン受信R
X出力端及び2ライン送信TX入力端を有する。RXラ
イン189は、差動入力、シングル・エンデッド出力増
幅器190を介して、デュアル・トーン複数周波数デコ
ーダ(DTMF)192、及びオーディオ・スイッチ・
マトリックス72に接続されたオーディオ0ラインに接
続される。DTMFデコーダ192は、タッチ・トーン
信号をデコーダし、この信号は次に、バス92を介して
コントローラ90により解釈される。デコーダされた信
号は、コントローラ90に接続された直列バス・コント
ローラ(図示せず)に供給してもよい。オーディオ・ス
イッチ・マトリックス72からのオーディオ1ライン
は、シングル・エンデッド入力、差動出力増幅器196
に接続される。増幅器196の差動出力は、TXライン
197を介してハイブリッド184の送信TX入力に供
給される。
【0038】アナログ終端アダプタ・カード180は、
加入者ループ試験器50への他の種類の接続を行う。P
OTSフォン、ファックス・マシン、モデム等のアナロ
グ・デバイスは、カード180を使用して、デジタルI
SDNラインを介してデータを送受信できる。デバイス
は補助入力ジャック54に接続され、デバイスからのア
ナログ・データは、アナログ終端アダプタ・カード18
0を介してオーディオ・スイッチング・マトリックス7
2に供給される。データは、アナログ・スイッチング・
マトリックス72によりISDNラインに送られ、そこ
でデジタル信号に変換されて、ループ・ジャック52に
送られる。終端アダプタ・カード18は、ISDNライ
ンを介してデータをダウンロードするためにアナログ・
データ終端と共に使用してもよい。ループ・ジャック5
2を介して加入者ループ試験装置に入力されるデジタル
・データは、ISDN選択カード62、高速バス78、
デジタル・バス・トランスレータ80、IDLバス8
2、NT/STコントローラ84、スイッチ86、Dフ
ォン・コントローラ88、ISDNオーディオ・ライ
ン、アナログ終端アダプタ・カード180及び補助入力
ジャック54を介して終端に送られる。この可能出力を
加入者ループ試験器50に供給するには、オーディオ信
号を選択カード62に送る必要がある。
【0039】図8は、オーディオ信号を加入者ループ試
験装置50の異なる部分に送るオーディオ・スイッチン
グ・マトリックス72を示すブロック図である。オーデ
ィオ・スイッチ・マトリックス72は、一方が入力デー
タ用信号路200、他方が出力データ用信号路202で
ある2つの一般的オーディオ信号路を介して加入者ルー
プ試験装置50内のオーディオ信号用の2つの独立した
オーディオ信号路を形成する。入力及び出力信号路の両
方のために、複数の送信元及び受信先信号路がある。両
方のオーディオ信号路200及び202に関する送信元
及び受信先は、コントローラ90から制御信号を受信す
るデュアル・スイッチ・マルチプレクサ(MUX)23
0に接続される。コントローラ90は、MUX230内
にスイッチを形成し、加入者ループ試験装置50の試験
又は構成設定に応じて、適切な送信元又は受信先にオー
ディオ信号を送る。加入者ループ試験装置50用の柔軟
な構造を維持する際に、送信元及び受信先オーディオ信
号路が交互に形成され、オーディオ信号を選択カード6
2に戻すことができる。
【0040】入力オーディオ信号路200の送信元は、
選択カード62から到来するISDN204、POTS
MON206、POTS トーク208及びAUDI
O 0IN210である。オーディオ0入力は、Pフォ
ン選択カード150又は他の選択カード62のいずれか
により使用可能である。入力オーディオ信号の受信先
は、スピーカ212と、アナログ終端アダプタ選択カー
ド180の様な選択カード62に戻るオーディオ0出力
214とである。出力オーディオ信号202のの送信元
は、マイクロフォン220及び選択カード62からのオ
ーディオ1入力222である。出力オーデイオ信号の受
信先は、ISDN224、POTS TALK226及
び、Pフォン選択カード150の様な選択カードへのオ
ーディオ1出力228である。
【0041】ISDNオーディオ信号は、ループ・ジャ
ック52から加入者ループ試験装置50を介して、即ち
選択カード62、高速バス78、デジタル・バス・トラ
ンスレータ80、NT/STコントローラ84、スイッ
チ86、Dフォン・コントローラ88を介してオーディ
オ・スイッチ・マトリックス72に送られる。交互にI
SDNオーディオ信号は、TEインタフェース・ジャッ
ク58を介してD−フォン・コントローラ88に入力し
てもよい。入力ISDNオーデイオ信号は、ISDN2
04に入力され、MUXスイッチ230を介してスピー
カ74に供給される。出力ISDNオーディオ信号はマ
イクロフォン76により発生され、MUXスイッチ23
0を介してISDN224に供給される。ISDN22
4は、Dフォン・コントローラ88に接続されている。
Dフォン・コントローラ88は、アナログ信号をデジタ
ル信号に変換する。デジタル信号は、試験装置50を介
してループ・ジャック52に送ってもよいし、TEイン
タフェース・ジャック58への代わりの信号路を使用し
てもよい。
【0042】POTSトーク及びPOTSモニタ・オー
ディオ信号は、ループ・ジャック52に供給される。P
OTSモニタ・オーディオ信号は、POTSモニタ・ス
イッチ96及びバッファ104を介してオーディオ・ス
イッチ・マトリックス72に直接に供給される。POT
Sトーク・オーディオ信号は、POTSサービス・ネッ
トワーク100に供給され、次にオーディオ・スイッチ
ング・マトリックス72に供給される。POTSトーク
信号及びPOTSモニタ信号は、MUXスイッチ230
を介してスピーカ74に送られる。出力POTSトーク
信号は、マイクロフォン76から到来し、MUXスイッ
チ230を介してPOTSサービス・ネットワーク10
0及びループ・ジャック52に供給される。
【0043】入力Pフォン・オーディオ信号は、ループ
・ジャック52からPフォン選択カード150を介して
オーディオ0入力ラインによりオーディオ・スイッチン
グ・マトリックスに供給される。データはオーディオ0
入力端210でマトリックス72に供給され、MUXス
イッチを介してスピーカ74に送られる。出力Pフォン
・オーディオ信号は、マイクロフォンにより発生され、
MUXスイッチ230を介してオーディオ1出力端22
8に供給される。オーディオ1出力端は、オーディオ1
出力ラインを介してPフォン選択カード150に接続さ
れ、選択カード150からループ・ジャック52に接続
される。全ての入力オーディオ送信元を2つのオーディ
オ受信先に接続し、全ての出力オーディオ受信先を2つ
のオーディオ送信元に接続してもよい。
【0044】図1を再び参照すると、ISDN及びPフ
ォン選択カード62は、高速バス78を介してデジタル
・バス・トランスレータ80に接続される。デジタル・
バス・トランスレータ80は、選択カード内のトランシ
ーバ回路に接続された高速バス78を構成する。好適な
実施例では、デジタル・バス・トランスレータ80は、
Xilinx社により製造販売されたフィールド・プロ
グラマブル・ゲートアレイである。高速バス78を使用
する選択カード62の各トランシーバ回路は、ROM
(リード・オンリ・メモリ)に予め蓄積され、コントロ
ーラ90によりアクセスされる対応するプログラムを有
する。予め蓄積されたプログラムの下で動作するコント
ローラ90は、各トランシーバ回路に対してデジタル・
バス・トランスレータ80内の種々の制御ステート・マ
シンをプログラムする。デジタル・バス・トランスレー
タ80がAT&T選択カード62と通信すると、デジタ
ル・バス・トランスレータ80はKバスとして高速バス
78を構成する。Kバスとして構成されるとき、コント
ローラ90はAMIが組み込まれた動作チャンネル・メ
ッセージを取り扱うためのデジタル・バス・トランスレ
ータ80へのインタフェースを有する。モトローラ2B
1Q選択カード62と通信するとき、デジタル・バス・
トランスレータ80は、IDLバスとして高速バス78
を構成する。種々のトランシーバ回路のフォーマット化
された出力データは、クロック速度、データの構造及び
データ量が異なるので、デジタル・バス・トランスレー
タ80はトランシーバ回路選択カード62からフォーマ
ット化された出力データを受け取り、データを共通のデ
ータ・フォーマットに変換する。好適な実施例では、モ
トローラ社のIDLバス規格が使用されている。Pフォ
ン選択カード62と通信するとき、デジタル・バス・ト
ランスレータ80は、2ラインの通信用に高速バス78
を構成する。ISDNプロトコルではないPフォンのシ
グナリング・データは、デジタル・バス・トランスレー
タ80を介してコントローラ90に供給される。IDL
フォーマット化データは、NT/STコントローラ84
に供給される。好適な実施例では、NT/STコントロ
ーラ84はモトローラ社により製品名MC145475
で製造販売されている。NT/STコントローラ84用
の制御信号は、SCPバス及びコントローラ(図示せ
ず)を介してコントローラ90から到来する。上述した
様に、プロセッサ制御が必要なモトローラの部品は、S
CP制御器による翻訳を必要とする。NT/STコント
ローラ84の出力は、終端150及び隔離変成器152
を介してNTインタフェース・ジャック56及びTE+
NTスイッチ86に供給される。TE+NTスイッチ8
6の他方側は、TEインタフェース・ジャック58に接
続され、更に、隔離変成器156及びTE終端158を
介してDフォン・コントローラ88に供給される。好適
な実施例では、Dフォン・コントローラ88は、アドバ
ンス・マイクロ・デバイセズ社より製品名AMD79C
30Aで製造販売されている。Dフォン・コントローラ
88は、オーディオ・スイッチ・マトリックス72との
間でISDNオーディオ信号をやり取りする。TE+N
Tスイッチ86は、コントローラ90からのTE+TN
ENによりオン状態になる。
【0045】加入者ループ試験装置50の他の実施例で
は、区切られた「U」インタフェースが除去されてい
る。各特定の「U」インタフェース・ライン・コード及
びISDN規格用のプロトコルに特別に適合した個々の
ライン変成器110が、選択カード62上に置かれる。
ループAC/DCライン64は、選択カードに直接に接
続され、前端スイッチ60が必要ない。更に、ISDN
規格の狭い帯域から外れたデジタル電気通信規格を加入
者ループ試験装置50に付加してもよい。
【0046】上述では、区切られた「U」インタフェー
ス及び異なる電気通信規格を試験するための構成可能な
内部バス構造を有する加入者ループ試験装置50を説明
した。単一のループ・ジャックは、種々の規格に関して
入力端に使用できる。ISDN信号は、ISDN規格に
対する「U」インタフェース・ライン・コード及びプロ
トコルに関する条件を満足するデジタル・ライン変成器
を有する区切られた「U」インタフェースを介して供給
される。変成器は、各々が特定のライン・コード及びプ
ロトコル専用の回路を有する複数の選択カードに接続さ
れる。選択カードは、高速バスに接続される。高速バス
は、デジタル・バス・トランスレータにより、選択カー
ド上のトランシーバ回路用の特別なバス構造に構成可能
である。更に、デジタル・バス・トランスレータは、種
々のトランシーバ回路からのフォーマット化された出力
データを共通データ・フォーマットに変換する。オーデ
ィオ・スイッチ・マトリックスは、選択カード及びオー
ディオ・トランスデューサに接続され、送信元及び受信
先オーディオ信号用に複数の信号路を形成する。
【0047】
【発明の効果】本発明の電話切替システム用加入者ルー
プ試験装置では、複数の選択回路は異なるプロトコルの
通信信号をその特定のデータ・フォーマットを有する出
力信号に変換する複数のトランシーバ回路を有し、選択
された選択回路からの出力信号は高速バスを介してデジ
タル・データ・トランスレータにより共通のデータ・フ
ォーマットを有する信号に変換される。更に、デジタル
・データ・トランスレータは、選択した選択回路のトラ
ンシーバ回路のデータ・フォーマットに適合するように
高速バスを構成する。これにより、単一の装置で、IS
DN通信システムの多数の種類の「U」インタフェース
物理層ライン・コード・プロトコルを試験できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話切替システム用加入者ループ試験
装置を示すブロック図。
【図2】本発明の装置の一部を詳細に示すブロック図。
【図3】本発明の装置の一部を詳細に示すブロック図。
【図4】本発明の装置の共通Uインタフェースを示す簡
略回路図。
【図5】本発明の装置のISDNデータ通信規格用の選
択カードを示すブロック図。
【図6】本発明の装置のPフォン・コード及びプロトコ
ル規格の用の選択カードを示すブロック図。
【図7】本発明の装置のアナログ終端アダプタ・カード
を示すブロック図。
【図8】本発明の装置のオーディオ・スイッチング・マ
トリックスを示すブロック図。
【図9】通信システムの7つの層を示す線図。
【図10】ISDN通信システムの加入者ループの簡略
図。
【図11】従来の加入者ループ試験装置を示すブロック
図。
【符号の説明】
66 Uインタフェース 62 複数の選択回路 78 高速バス 80 デジタル・バス・トランスレータ 140 トランシーバ回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 302 8627−5K (72)発明者 アンドレ・ラバースキー・ジュニア アメリカ合衆国カリフォルニア州95603 オーバーン レイクビュー・プレイス 13525

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 統合サービス・デジタル網で異なるプロ
    トコルを使用する電話切替システムを試験する電話切替
    システム用加入者ループ試験装置であって、 制御手段と、 上記電話切替システムから通信信号を受信し、異なるプ
    ロトコルに対し帯域幅及びライン整合条件を満たす高イ
    ンピーダンス変成器を有するUインタフェースと、 上記制御手段に制御され、上記高インピーダンス変成器
    に選択的に接続されて上記通信信号を受信し、特定のデ
    ータ・フォーマットを有する出力信号を発生するトラン
    シーバ回路を各々が含む複数の選択回路と、 上記制御手段に制御され、上記トランシーバ回路からの
    出力信号を共通のデータ・フォーマットを有する出力信
    号に変換するデジタル・バス・トランスレータと、 上記複数の選択回路の各々に選択的に接続されて、上記
    トランシーバ回路及び上記デジタル・バス・トランスレ
    ータ間を接続し、上記デジタル・バス・トランスレータ
    により上記トランシーバ回路の上記特定のデータ・フォ
    ーマット用に選択的に構成される高速バスと、 を具えたことを特徴とする電話切替システム用加入者ル
    ープ試験装置。
JP4260733A 1991-09-03 1992-09-03 電話切替システム用加入者ル―プ試験装置 Expired - Lifetime JP2533826B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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