JPH0654017B2 - 油圧シヨベルのアタツチメント制振装置 - Google Patents

油圧シヨベルのアタツチメント制振装置

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JPH0654017B2
JPH0654017B2 JP18439886A JP18439886A JPH0654017B2 JP H0654017 B2 JPH0654017 B2 JP H0654017B2 JP 18439886 A JP18439886 A JP 18439886A JP 18439886 A JP18439886 A JP 18439886A JP H0654017 B2 JPH0654017 B2 JP H0654017B2
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signal
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boom
vibration
vibration damping
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JP18439886A
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聖綱 朽木
喜雄 井上
悦二郎 今西
信夫 木邑
裕和 新谷
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石炭露天掘機械技術研究組合
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2203Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
    • E02F9/2207Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function for reducing or compensating oscillations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は油圧ショベルのアタッチメント制振装置に関
するものである。
(従来技術) 油圧ショベルのアタッチメントは、ブームやアーム等に
よる大きな慣性とシリンダ内の作動油による比較的柔か
いバネによって構成された系であるため、作動状態から
停止させても振動が残留する。その残留振動は、作業
性、作業能率を損わせるだけでなく、運転席にも伝達し
て運転者の肉体的、精神的疲労を助長することになる。
従来、アタッチメントの作動速度を制御する方法として
は、例えば特開昭60−23528号公報に示されるも
のが知られている。この装置では、事前に制振効果が期
待できる作動速度関数を定式化しておき、この関数に従
うように作動速度を制御し、これによってアタッチメン
トの残留振動を制振させるようにしている。この方法で
はアタッチメントの作動速度が制限されることがあり、
またアタッチメントの作動速度や停止の際の挙動が運転
者の操作感覚とずれる等の問題があり、作業の妨げとな
る要因を含んでいる。
(発明の目的) この発明はこのような従来の欠点を解消するためになさ
れものであり、アタッチメントの速度が制限されず、運
転者の操作感覚とずれるおそれもない油圧ショベルのア
タッチメントの制振装置を提供するものである。
(発明の構成) この発明は、油圧ショベルのアタッチメントの制振を行
う装置であって、操作レバーの操作角検出手段と、アタ
ッチメントの角度検出手段と、上記各手段からの信号を
処理する信号処理手段と、上記信号処理手段からの出力
でアタッチメントを駆動する駆動装置とを有し、上記信
号処理手段は操作レバーからの信号が不感帯域にあると
きは角度センサーからの変位信号を2回微分して加速度
信号を求め、この加速度信号に基き制振信号を求めて駆
動手段に送り、不感帯域以外のときは操作レバーからの
信号のみを駆動手段に送るように構成されているもので
ある。
上記構成では、操作を行っていない操作レバーの不感帯
でのみブームの制動に対応してブームが操作される。
(実施例) 第1図において、油圧ショベルのアッパーフレーム(図
示せず)にはブームシリンダ2によって作動されるブー
ム1が取付けられ、このブーム1の角度変位を検出する
角度センサー3がブーム1の基部に取付けられている。
そしてこの角度センサー3からの検出信号Vθ2はA/
D変換器4を通してCPU5に送られ、また上記ブーム
1を操作する操作レバー6の操作位置は、図示しないポ
テンショメータ等の検出器によって検出され、その検出
信号Vθ1はA/D変換器7を通して上記CPU5に送
られるようにしている。
上記CPU5からの信号VはD/A変換器8を通して
電磁比例減圧弁9に送られ、この電磁比例減圧弁9によ
りコントロールバルブ10を制御し、このコントロール
バルブ10により上記ブームシリンダ2を作動させ、ブ
ーム1を所定角度変位させるようにしている。
上記CPU5では、操作レバー6からの信号Vθ1の絶
対値が一定値以上のときは、特別な演算を行わずにA/
D変換7の信号のみをD/A変換器8を通して電磁比例
減圧弁9に送り、その信号の大きさに比例するストロー
ク分だけコントロールバルブ10のストロークを作動さ
せ、ブームシリンダ2を作動させるようにしている。す
なわち、不感帯以外の通常の操作状態では、操作レバー
6からの操作信号Vθ1のみがCPU5を通して送ら
れ、角度センサー3からの信号Vθ2はCPU5では読
み捨てられる。なお、この際角度センサー3からの信号
は位置制御等の他の制御に利用してもよい。
一方、操作レバー6からの信号Vθ1の絶対値が一定値
Vc以下の大きさ、すなわち操作レバー6が不感帯にあ
るときは、CPU5で角度センサー3からの信号Vθ2
が2回微分され、相対加速度信号として電磁比例減圧弁
9に送られ、これによって後述の原理に基いてブームシ
リンダ2の制御がなされ、アタッチメントの制振が行わ
れるようにしている。
第2図は上記制御のCPU5内での処理を示すフローチ
ャートであり、操作レバー6からの信号Vθ1は、ステ
ップSで所定の設定値Vcより大きいか否かが判断さ
れ、信号Vθ1の絶対値がVcより大きい場合には不感
帯以外の状態であるとして、ステップSでVθ1に係
数βをかけた値Vとして出力される。すなわち、操作
レバー6からの信号がそのまま通過してそれに対応する
量のブームの操作がなされる。
一方、信号Vθ1の絶対値がVcより小さい場合、すな
わち不感帯にある場合には、ステップSに移る。ステ
ップSではブーム1の角度センサー3から送られた信
号Vθ2が2回微分され、その値Vθ2にαを掛けた値
が出力される。すなわち、この場合には操作レバー
6からの信号によるのではなく、角度センサー3からの
信号によってブームシリンダ2の操作がなされる。この
操作量はCPU5で求められた相対加速度に基いて定め
られ、この出力に基き電磁比例減圧弁9、コントロール
バルブ10およびブームシリンダ2を通してブーム2の
制振が行われる。
上記制振のためのフィードバックの原理は以下の通りで
ある。まずアタッチメント(第1図の例ではブーム1)
の残留振動時の運動方程式を求めると、 P:ブームシリンダの圧力 K:作動油の体積弾性係数 V:ブームシリンダ内の作動油体積 k:ブームシリンダの等価バネ係数 (圧力と流量積との関係) A:ブームシリンダの断面積 r:ブームシリンダとブームフットとの間の距離 (第1図参照) I:アタッチメントの慣性モーメント x:流量積(x=∫Qdt) x:ブームシリンダに流れ込む流量積 M=アタッチメントに作用するモーメント θ:アタッチメントの回転角とすると、 P=(K/V)x=kx x=Arθ P=M/Ar M/Ar=kx=kArθ M=(Ar)kθ したがって運動方程式は、 I+(Ar)k(θ−θ)=0 ここで、θ=x/A・rより (I/Ar)+(Ar)k{x/Ar−x/A
r}=0 {I/(Ar)}+k(x−x)=0………
(1) 上記(1)式のxの項にアタッチメントの加速度に比
例した流量積をフィードバックした場合の運動方程式は
以下のようになる。
sp:コントロールバルブのスプールストローク kdz:加速度フィードバックゲイン θ:ブームの回転角 x:流量積 Xr:目標値 k:流量変換係数 xsp=−kdz・ 0=k・xsp =−k・kdz・ x=−k・kdz・………(2) 上記(2)式を(1)式に代入すると {I/(Ar)}+k(x+k・kdz・}
=0 {I/(Ar)}+(k/Ar)・k・kdz・
+kx=0………(3) 上記(3)式において、加速度フィードバックゲインk
dzは減衰項に含まれ、したがって、アタッチメントの
制振効果を発揮させることができる。
(発明の効果) 以上のようにアタッチメント用の操作レバーの不感帯で
のみ制振制御を行うようにしているために、アタッチメ
ントの作動速度に無関係であり、通常の作業を妨げるこ
となく、制振効果を発揮させることができる。しかも制
振はアタッチメント(ブーム)作動用のブームシリンダ
を利用して行うようにしているため、別に制振装置を設
ける必要がなく、装置全体を安価に製作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す装置のブロック図、第
2図はそのCPU内のフローチャートである。 1……ブーム、2……ブームシリンダ、3……角度セン
サー、5……CPU、6……操作レバー、9……電磁比
例減圧弁、10……コントロールバルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−60931(JP,A) 特公 昭60−18841(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ショベルのアタッチメントの制振を行
    う装置であって、操作レバーの操作角検出手段と、アタ
    ッチメントの角度検出手段と、上記各手段からの信号を
    処理する信号処理手段と、上記信号処理手段からの出力
    でアタッチメントを駆動する駆動装置とを有し、上記信
    号処理手段は操作レバーからの信号が不感帯域にあると
    きは角度センサーからの変位信号を2回微分して加速度
    信号を求め、この加速度信号に基き制振信号を求めて駆
    動手段に送り、不感帯域以外のときは操作レバーからの
    信号のみを駆動手段に送るように構成されていることを
    特徴とする油圧ショベルのアタッチメント制振装置。
JP18439886A 1986-08-05 1986-08-05 油圧シヨベルのアタツチメント制振装置 Expired - Lifetime JPH0654017B2 (ja)

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JP18439886A JPH0654017B2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05 油圧シヨベルのアタツチメント制振装置

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JPS6340026A JPS6340026A (ja) 1988-02-20
JPH0654017B2 true JPH0654017B2 (ja) 1994-07-20

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JP18439886A Expired - Lifetime JPH0654017B2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05 油圧シヨベルのアタツチメント制振装置

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JPH03192995A (ja) * 1989-12-22 1991-08-22 Nachi Fujikoshi Corp 遠隔制御装置
JP2554991Y2 (ja) * 1991-09-26 1997-11-19 新キャタピラー三菱株式会社 油圧ショベルのフロント制振システム
JPH07234727A (ja) * 1994-02-21 1995-09-05 Komatsu Ltd 作業機の振動抑制装置およびその方法

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