JPH0653972U - 回転形センサ - Google Patents

回転形センサ

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Publication number
JPH0653972U
JPH0653972U JP8834392U JP8834392U JPH0653972U JP H0653972 U JPH0653972 U JP H0653972U JP 8834392 U JP8834392 U JP 8834392U JP 8834392 U JP8834392 U JP 8834392U JP H0653972 U JPH0653972 U JP H0653972U
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary
shaft
sensor
rotary sensor
cylinder shaft
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Pending
Application number
JP8834392U
Other languages
English (en)
Inventor
通 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH0653972U publication Critical patent/JPH0653972U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転機械の回転軸上の絶縁チューブを傷め
ず、かつ不要な振動の防止と着脱容易で緩み止め効果を
有する回転形センサを得る。 【構成】 回転形センサ30の筒軸1の一端側の外周
を、スリット35を設けた傾斜外面4に形成すると共
に、前記筒軸1上で、且つ前記傾斜外面4の径大側に隣
接して、外周に雄ねじ部9を形成し、前記傾斜外面4に
係合する傾斜内面7と前記雄ねじ部9に螺合する雌ねじ
部8とからなる連結ナット12を設けて回転形センサを
構成し、回転機械20の回転軸2に筒軸1を嵌着して両
者を一体化するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転機械の回転速度を検出する回転形センサに係り、特に回転機械 の回転軸との連結構造を改良した回転形センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転機械の可変速制御を行う場合には、回転機械の回転速度を検出する必要が あるために回転形センサが使用されている。
【0003】 図3は、この種の回転形センサ30を回転機械、例えば電動機20の回転軸2 に装着した回転形センサの従来例を示すものである。
【0004】 回転形センサ30は、そのハウジング11内に、電動機20の回転軸軸端3を 収納し結合する穴部を有する筒軸41と、この筒軸41の端部に設けられ且つそ の周囲に多数の切り欠き25を具備した回転板24と、この回転板24の切り欠 き25を介して対向配置した一対のセンサ素子(投光側と受光側)のフォトセン サ22、23とを備えて構成している。前記一対のフォトセンサ22、23間で 切り欠き25を有する回転板24が回転することによって、電動機20の回転速 度に応じたパルス信号が得られるものである。
【0005】 以上のように構成された回転形センサ30は、固定側となる前記ハウジング1 1を板ばね42を介して電動機20のフレーム15に弾性固定されていると共に 、 回転側となる前記筒軸41を絶縁チューブ14(例えば、熱収縮チューブ)を介 して電動機20の回転軸軸端3に外嵌し、且つ、止めねじ44にて固定されてい る。
【0006】 なお、絶縁チューブ14は軸電流絶縁用チューブであって、電動機20側から の漏れ電流による電路が形成されることを防止して、回転形センサ30の検出精 度の低下を防止するためのものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示す従来の回転形センサ30の連結は、回転形センサ30の筒軸41の 穴部へ電動機20の回転軸軸端3を絶縁チューブ14を介しての収納であること から、筒軸41の内径寸法は絶縁チューブ14を被覆した軸端3の外形寸法より 僅かに大きい寸法に形成されているので、筒軸41と回転軸軸端3との嵌合は両 者間に僅かな隙間が存在している隙間嵌合となる。しかも筒軸41を半径方向に 貫通する止めねじ44にて固定していることから、前記隙間が片寄って筒軸14 と回転軸2との軸心にずれが生じることとなり、回転形センサ30には回転運動 中に不具合な振動が生ずる。
【0008】 このような振動が発生すると、板ばね42、軸受28,29に損傷を及ぼすば かりでなく、センサ検出波形の乱れが生じ回転速度の検出精度にも悪影響を及ぼ すという問題がある。
【0009】 また、止めねじ44の先端が絶縁チューブ14を破って軸端3に直接接触して しまうおそれがあり、絶縁チューブ14が破損すると電動機20からの漏れ電流 による電路が形成されることによって、回転形センサ30の検出精度に悪影響を 及ぼすという問題もある。
【0010】 本考案は、以上のような問題を解決した回転形センサを得るためになされたも のである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】
一端側を回転機械の回転軸軸端上に絶縁チューブを介して装着し、固定する筒 軸を備えた回転センサであり、その筒軸の一端側にスリットを設けた傾斜外面と 共に雄ねじ部を形成して設け、前記傾斜外面に係合する傾斜内面と前記雄ねじ部 に螺合する雌ねじ部とからなる連結ナットにより前記筒軸を締め付けるようにし たものである。
【0012】
【実施例】
本考案を図1および図2に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。なお、前 述の図3と同一符号を付するものは、これらと同等部を示すものであるから、こ れらの詳細な説明は省略する。
【0013】 図1は本考案の一実施例を示した回転形センサ30であって、回転機械である 電動機20の回転軸2を回転形センサ30の筒軸1に挿入し連結している。
【0014】 図2にも示すように、回転形センサ30の筒軸1は、その一端側の外周に形成 した傾斜外面4に軸方向に延びたスリット35を備えている。またこの傾斜外面 4の径大部側に隣接して、雄ねじ部8を備えている。一方、筒軸1の外周部には 、傾斜外面4に係合する傾斜内面7と雄ねじ部8に螺合する雌ねじ部9とを形成 した連結ナット12が螺着される。
【0015】 電動機20の回転軸軸端3に回転形センサ30を連結する場合を説明すると、 まず電動機20の回転軸2と筒軸1とを同一の回転軸心を有するように設定した 状態で、筒軸1を絶縁チューブ14が被った回転軸軸端3に外嵌する。次いで、 連結ナット12を筒軸1の雄ねじ部9に螺着結合することによって完了する。
【0016】 なお、13はロックナットで、連結ナット12に対して締め付け、連結ナット 12が回転軸2の回転中に緩まないように固定するものである。
【0017】 以上のように、連結ナット12による筒軸1の締め付けは、その連結ナット1 2の螺着結合によりスリット35を設けた筒軸1の穴部の内径が小さくなり、穴 部内周面が絶縁チューブ14を介して電動機20の回転軸軸端3の軸外周面を十 分な強度で締め付け、その結果、筒軸1と電動機20の回転軸2とは強固に結合 される。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、筒軸1の穴部内周面と回転機械(電動機20 )の回転軸軸端3の外周面とが面接触となるので、回転センサの筒軸1の軸心と 回転機械(電動機20)の回転軸2の軸心とがずれることがなく、且つ回転軸軸 端3を被覆している絶縁チューブ14を破損することのない回転センサが得られ る。
【0019】 従って、回転時の振動の発生が防止され、振動による軸受け28、29や板ば ね42の破損を防止することができ、回転形センサ自体の寿命を延ばすことがで きると共に、センサ検出波形の乱れの防止や回転機械側からの漏れ電流の防止に より、回転形センサの検出精度の低下を抑えることができるなどの効果がある。 また、回転形センサの取り付け、取り外しが確実且つ迅速に行える効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の回転形センサの要部断面図
【図2】図1のA−A断面矢視図
【図3】従来の回転形センサの要部断面図
【符号の説明】
1…筒軸 2…回転軸 3…回転軸軸端 4…傾斜外面 7…傾斜内面 8…雌ねじ部 9…雄ねじ部 12…連結ナット 14…絶縁チューブ 20…回転機械(電動機) 22、23…フォトセンサ 24…回転板 30…回転形センサ 35…スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側を回転機械の回転軸軸端上に絶縁
    チューブを介して装着し固定すると共に他端側に回転板
    を設けた筒軸と、前記回転板を介して対向配置したセン
    サ素子とを備えた回転形センサにおいて、 前記筒軸の一端側の外周を傾斜外面に形成して設け、該
    傾斜外面に位し、且つ軸線方向に延びたスリットを設
    け、前記筒軸上で且つ前記傾斜外面の径大側に隣接して
    雄ねじ部を設け、前記傾斜外面に係合する傾斜内面と前
    記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部とからなる連結ナットを
    前記筒軸に装着固定して構成したことを特徴とする回転
    形センサ。
JP8834392U 1992-12-24 1992-12-24 回転形センサ Pending JPH0653972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8834392U JPH0653972U (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転形センサ

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JP8834392U JPH0653972U (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転形センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653972U true JPH0653972U (ja) 1994-07-22

Family

ID=13940211

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JP8834392U Pending JPH0653972U (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転形センサ

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JP (1) JPH0653972U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1085445A (ja) * 1996-09-11 1998-04-07 Glory Kiki Kk ゲーム装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1085445A (ja) * 1996-09-11 1998-04-07 Glory Kiki Kk ゲーム装置

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