JPH0653837A - ディジタル変調装置 - Google Patents

ディジタル変調装置

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JPH0653837A
JPH0653837A JP20380792A JP20380792A JPH0653837A JP H0653837 A JPH0653837 A JP H0653837A JP 20380792 A JP20380792 A JP 20380792A JP 20380792 A JP20380792 A JP 20380792A JP H0653837 A JPH0653837 A JP H0653837A
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JP
Japan
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output
dsv
signal
modulation
code
Prior art date
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Application number
JP20380792A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Sakazaki
芳久 坂崎
Masami Ishikawa
正美 石川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】変調信号として理想的な条件を維持しながらパ
イロット信号を付加する。 【構成】CDS計算部5の出力Ciと信号発生部12の出
力SiとをDSV計算部13に与えて累積加算させる。D
SV計算部13の累積加算値は符号器2に与え、符号器2
は累積加算値が所定値に収束するように変調コードを選
択する。DSV計算部13の累積加算値は信号発生部12の
出力Siによって本来のDSVからずれており、変調デ
ータのDSVは出力Siに応じて変動する。出力Siを
低域に設定することで、変調データのラン及びコードを
変更することなく、低域にパイロット成分を発生させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル磁気記録再
生装置に好適のディジタル変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル技術の進歩に伴い、画
像情報もディジタル処理されるようになり、例えばディ
ジタルのビデオテープレコーダ(以下、VTRともい
う)も開発されている。ディジタル信号の伝送及び記録
においては、低周波領域の信号成分を高効率で伝送又は
記録することが困難であることから、直流及び低周波領
域の信号成分を抑制するための平衡符号への変調、すな
わち、DCフリー変調が多く用いられている。
【0003】図6はこのようなDCフリー変調を行う従
来のディジタル変調装置を示すブロック図である。図6
の装置は特開平3−234146号公報にて開示された
ものであり、ディジタルVTRのフォーマットD−3方
式に採用される新8−14変調方式を実現するものであ
る。この提案では、DCフリーを達成するために記録変
調信号の電荷蓄積値(DSV)(Digital Sum Value )
の絶対値を小さくするようにしている。
【0004】8ビットの入力データは符号器2に与える
と共に、変調コードのCDS計算部5にも与える。符号
器2は入力データを、変調コード毎のDSVであるCD
S(Code Digital Sum )の絶対値が4以下の14ビット
の変調コードに変換してパラレル−シリアル変換部8に
出力する。CDS計算部5は変調コードのCDSが0,
±2,±4のいずれであるかを示す3ビットのコードを
変調コードのDSV計算部4に出力する。DSV計算部
4は入力された変調コードのCDSと直前の変調コード
の終端でのDSVとを加算した値を新たなDSVとして
出力する。DSV計算部4の出力は−2,0,2のいず
れかであり、2ビットで表される。ラッチ6はDSV計
算部4の出力をラッチしてDSV計算部4に帰還させて
累積させると共に、符号器2及び変調コードの終り方判
定部3にも出力する。
【0005】変調コードの終り方判定部3は14ビット
変調コードの最後の6ビットの終り方を判定する。変調
コードの終わり方は12種類であり、終り方判定部3は
4ビットによって判定結果(終り方)を示す。ラッチ7
は終り方判定部3の出力をラッチして、符号器2に出力
すると共に、終り方判定部3に帰還させる。
【0006】符号器2は入力データをラッチ6,7の出
力に基づいて変調コードに変換する。すなわち、符号器
2は直前の変調コードとのつなぎ部分において、同一極
性のビットの連続数(以下、ランという)が7個以下で
あり、且つ、変調コードの終端でのDSVの絶対値が2
以下となる変調コードを選択する。符号器2からの変調
コードはパラレル−シリアル変換部5に与える。パラレ
ル−シリアル変換部5は端子9からのクロックに同期し
て変調コードをシリアルに記録部10に出力する。記録部
10は所定の記録媒体に変調コードを記録する。
【0007】このように、図6の装置では、変調コード
のランを2以上7以下にしているので、高密度記録が可
能であり、更に、アジマス記録、重ね書き記録が可能に
なる。また、DSVが最も0に近くなる変調コードを選
択するようにしてDCフリー変調を実現している。
【0008】ところで、VTRにおいては、磁気ヘッド
が記録トラックを確実にトレースするように、トラッキ
ング制御を行っている。VTRのトラッキング制御方法
としては、コントロール方式及びパイロット方式等があ
る。コントロール方式は、例えば、ヘリカルスキャンV
TRで採用されており、磁気テープ長手方向に専用トラ
ックを設けてコントロール信号を記録し、再生コントロ
ール信号の位相を所定の基準信号の位相と比較し、比較
結果に基づいてキャプスタンモータの回転を制御するも
のである。コントロール方式では、専用トラックを設け
るので記録密度が低く、また、固定ヘッドを設けている
ので磁気テープの走行が変動しやすくなり、更に、主信
号記録トラック幅方向にトラッキングエラー信号を生成
することができない等の欠点があり、ディジタルVTR
のように高密度記録における高精度位置決め制御には適
当ではない。
【0009】そこで、映像信号等の主信号と同一の記録
トラックにトラッキング用のパイロット信号を記録する
パイロット方式を採用することが考えられる。すなわ
ち、この方式は主信号とパイロット信号とを周波数多重
して記録する。従って、記録密度が低下することはな
く、また、主信号記録トラック幅方向にトラッキングエ
ラー信号を生成することができることから高密度記録に
適している。パイロット信号はアジマス角度が相違する
隣接したトラックから再生する。従って、パイロット信
号の周波数としてはアジマスロス効果が比較的小さい低
域周波数を選択する。
【0010】アナログVTRにおいてパイロット方式を
採用した場合には、主信号であるFM変調輝度信号及び
低域変換色信号は低域にスペクトラムを有しているの
で、パイロット信号による妨害は発生しない。しかし、
ディジタルVTRでは、主信号の占有帯域が限定されな
いので、パイロット信号と主信号とを相互に独立して周
波数多重することはできず、相互に妨害成分となってし
まう。
【0011】そこで、特開平1−220213号公報及
び特開昭61−120323号公報等において、この問
題を解決する提案がなされている。これらの提案では、
記録変調信号のDSVを故意に変動させることで、パイ
ロット信号となる低域成分を発生させている。これらの
提案では、主信号自体のスペクトラムが特定の低域に集
中するだけで、特に他の信号が発生しているのではな
く、主信号に対する妨害波を多重するのではないから有
効である。しかし、記録変調信号そのものについては、
このDSV変動を与えるために劣化してしまう。
【0012】例えば、8/10ブロックコードを用いて
説明した特開平1−220213号公報の提案では、任
意のタイミングでDSVを非零にするために、CDS=
0が割り当てられている254個のデータに、CDSが
正負のコード系508個を割り当てている。この結果、
ランが大きいコードを多く用いることになる。CDSと
ランの関係は一意に決まらないが、CDSはコードの記
録波形の“0”と“1”の数の差であるからCDSが大
きいコードは一般に大きいランを持つ傾向がある。大き
いランが発生すると再生時の波形の対象性が崩れ、ま
た、ディジタルデータの識別点を与える再生クロックP
LLの安定度が低下して、再生ディジタル信号の誤りが
増大してしまう。
【0013】一方、特開昭61−120323号公報の
提案では、CDS=±3のみを用いた例及びCDS=±
4、±6、±8のみを用いた例を開示しており、ランが
大きいコードを用いることは同様である。また、CDS
値一定のコードを用いて変調ルールを乱す期間を定めて
しまうので、周期が倍のパイロット信号を発生しようと
すると、そのレベルも倍になってしまう。
【0014】また、従来、コードとして使用しないビッ
トパターンが再生された場合にはこれをエラーとみなし
エラー検出を行うことが可能であったが、これらの提案
では、パイロットを発生させない方式に比して多くのコ
ードを使用することから、エラー識別の精度が低下して
しまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、変
調信号のスペクトラムを特定の低域に集中させることに
よりパイロット成分を持たせようとすると、使用するコ
ード数が増加することから再生時のエラー検出能力が低
下し、ランが大きいコードが増加することから再生等化
が困難になると共に、再生クロック用のPLLの安定度
が低下するという問題点があった。また、パイロット周
波数とそのレベルを任意に設定することができないとい
う問題点もあった。
【0016】本発明は、変調信号のコード数及び内容を
変更することなく、変調信号にパイロット信号成分を発
生させると共に、パイロット周波数及びそのレベルを独
立して任意の値に設定することができるディジタル変調
装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
変調装置は、入力データに対応した少なくとも1つ以上
の変調コードを出力可能で、前記変調コードの電荷蓄積
値に基づく値を所定値に収束させるように前記変調コー
ドの1つを選択する符号化手段と、所定周期及び振幅の
信号を発生する信号発生手段と、この信号発生手段の出
力と前記各変調コードの電荷蓄積値とを累積して前記符
号化手段に前記電荷蓄積値に基づく値として与える電荷
蓄積値算出手段とを具備したものである。
【0018】
【作用】本発明において、電荷蓄積値算出手段は変調コ
ードの電荷蓄積値を累積する。符号化手段は電荷蓄積値
算出手段の出力を所定値に収束させるための変調コード
を出力するようになっており、DCフリーを実現する。
信号発生手段は電荷蓄積値算出手段に所定周波数及び振
幅の信号を供給しており、電荷蓄積値算出手段の算出結
果は信号発生手段の出力によって本来の電荷蓄積値から
ずれる。すなわち、変調データの電荷蓄積値は信号発生
手段の出力によって所定の収束値からずれることにな
り、信号発生手段の出力を低域に設定することで、変調
データにパイロット信号となる低域成分を発生させてい
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るディジタル変調装置の
一実施例を示すブロック図である。図1において図6と
同一の構成要素には同一符号を付してある。本実施例は
フォーマットD−3方式において採用される新8−14
変調方式を実現するものに適用した例を示している。
【0020】本実施例は破線部11のみが従来例と異な
る。すなわち、変調コードのCDSを求めて3ビットデ
ータを出力する変調コードのCDS計算部5、変調コー
ドの終り方を判定して4ビットのデータを出力する変調
コードの終わり方判定部3、ラッチ7、8ビットの入力
データをランが2以上7以下の14ビットの変調コード
に変換して出力する符号器2、パラレル−シリアル変換
部8及び記録部10の構成は図6と同様である。
【0021】本実施例においては、CDS計算部5の出
力を破線部11に与えている。破線部11は、ラッチ6、信
号発生部12、DSV計算部13及びデコード部14によって
構成している。信号発生部12はパイロット信号周期の出
力Siを発生してDSV計算部13に出力する。変調コー
ドのDSV計算部13の出力Diはラッチ6に与え、ラッ
チ6は前回の出力Di-1 をDSV計算部13に帰還させ
る。DSV計算部13は、CDS計算部5から3ビットの
出力Ciも与えられ、出力Ci,Di-1 ,Siを加算し
てラッチ6に出力する。すなわち、DSV計算部13は出
力Siと出力Ciとを累積しており、出力Diは、直前
の変調コードの終端でのDSVから出力Siの累積値分
変動した値となる。ラッチ6の出力はデコード部14にも
与える。デコード部14はラッチ6の出力をデコードし
て、DSV及び出力Siに応じた2ビットのデータを符
号器2に出力するようになっている。
【0022】次に、このように構成された実施例の動作
について図2乃至図5の波形図を参照して説明する。
【0023】変調コードのCDS計算部5は変調コード
のCDSが±4,±2,0のいずれであるかを求め、求
めたCDS値を3ビットコードに変換した出力CiをD
SV計算部13に出力する。DSV計算部13は、3ビット
コードをCDS値に戻した後、信号発生部12の出力Si
と加算し、更にラッチ6の出力と加算して累積加算値D
iをラッチ7に出力する。ラッチ7の出力は、DSV計
算部13に帰還すると共に、デコード部14にも出力する。
デコード部14は下記表1に基づいてラッチ6の出力を2
ビットのコードに変換して出力する。符号器2はデコー
ド部14の出力によって示される値を最小とするように、
すなわち、DSV計算部13の出力Diを零に収束させる
ように変調コードを選択する。パラレル−シリアル変換
部8は符号器2の出力を端子9からのクロックに同期さ
せてシリアルデータに変換して記録部10に与え、記録部
10は変調データを所定の記録媒体に記録する。
【0024】
【表1】 図2は信号発生部12の出力Siとして振幅aの矩形波を
採用した場合の波形を示しており、図2(a)は出力S
i及びその累積値ΣSiを示し、図2(b)はDSV計
算部13の出力Diを示し、図2(c)はパラレル−シリ
アル変換部8の出力のDSVを示している。
【0025】上述したように、DSV計算部13はCDS
値と出力Siを累積加算しており、出力Diは下記式
(1)によって表すことができる。
【0026】 Di=Σ(Si+Ci) =ΣSi+ΣCi …(1) また、上述したように、符号器2は出力Diを零に収束
するように動作するので、簡単化してDi=0と考える
と、上記式(1)から下記式(2)が導かれる。
【0027】 0=ΣSi+ΣCi ΣCi=−ΣSi …(2) 式(2)のΣCiはCDSの累積加算によって得られる
DSVを示しており、この式(2)は、DSVが信号発
生部12の出力Siの累積加算値の反転出力となることを
示している。なお、実際には、各時刻で必ずDiが零に
なっているとは限らない。
【0028】いま、信号発生部12が出力Siとして図2
(a)に示す周期Tの矩形波を出力するものとする。出
力Siの累積値ΣSiは、図2(a)に示すように、振
幅3aの三角波となる。DSV計算部13の出力Diは、
CSD値によって例えば図2(b)に示すように変動す
る。この場合の変調データのDSVは図2(c)に示す
ものとなる。この図2(c)に示すように、変調データ
のDSV変動は出力Siの変動周期及びそのレベルに基
づくものとなる。
【0029】次に、図3及び図4を参照してDSV変動
の周期及びレベルの設定法について説明する。
【0030】いま、図3に示すように、信号発生部12の
出力Siの周期を図2の場合の2倍(2T)とする。出
力Siの周期を2Tにすると、ΣSiの周期も2Tとな
り、DSVの周期も図3の実線に示すように2Tとな
る。すなわち、出力Siの周期を2倍に設定すると、D
SVの変動周期も2倍となる。このように、DSVの変
動周期は出力Siの周期によって容易に設定可能であ
る。
【0031】また、DSVの変動レベル、すなわち、パ
イロット成分のレベルは、出力Siの周期及びその大き
さによって決定する。図3に示すように、出力Siの振
幅をa、周期を2Tとすると、ΣSiの振幅は6aとな
り、図2の場合の2倍となる。これにより、図3に示す
ように、DSVの変動レベルも2倍となる。
【0032】すなわち、DSVの変動レベルはΣSiの
振幅に基づくものとなる。例えば、DSVの周期が2T
の状態で変動レベルを図2の場合と同一にしようとすれ
ば、ΣSiの振幅を3aにすればよい。このためには、
例えば、図4(a)に示すように、出力Siの周期を2
Tとし、振幅をa/2とする。そうすると、ΣSiの周
期は2Tとなり、振幅は3aとなる。また、図4(b)
に示すように、出力Siを間欠的に発生させてもよい。
図4(b)は出力Siが振幅aでデューティ比50%の
パルス波形であることを示している。この場合も、図4
(a)の場合と同様のΣSiを得ることができる。
【0033】このように、出力Siの波形、振幅及び周
期を適宜設定することにより、DSVの変動周期及び変
動レベルを容易に所望の値にすることができる。
【0034】ところで、図2の例では出力Siとして、
正極性及び負極性の振幅及び期間が同一の矩形波を用い
ている。この結果、変調信号のDSVは、図2(c)に
示すように、三角波状となっている。しかし、三角波の
高調波成分はパイロット信号として利用することができ
ないことから、三角波をパイロット信号として用いた場
合にはエネルギ効率が低くなる。
【0035】そこで、DSV変動を正弦波状にすること
が考えられる。図2の説明から明らかなように、DSV
は出力Siの時間積分波形と略一致する。従って、DS
Vを正弦波状に変化させるためには、出力Siを正弦波
状に変化させればよい。図5はこの場合の出力Siの例
を示している。
【0036】図5(a)に示すように、出力Siを正弦
波状に変化させると、DSVは出力Siと位相が90度
ずれた正弦波状に変動する。また、ΣSiが正弦波状に
変化すればよいので、図5(b)に示す離散的なSiを
用いてもよい。図5(b)の出力Siはそのパルス幅を
変化させることによって、時間積分波形が正弦波状とな
るようにしている。
【0037】このように、本実施例においては、DSV
計算部13に信号発生部12の出力を与えることによりDS
V算出結果を故意にずらし、符号器2がDCフリーとな
るように動作することを利用して、DSVを信号発生部
12の出力に基づいて変動させ、この低域の変動分をパイ
ロット成分として用いている。すなわち、符号器2から
出力される変調コードの種類は、パイロット成分を生成
しない場合と同一であり、コード使用数及びランの範囲
は変更されておらず、理想的なディジタル変調が行われ
る。すなわち、コード数の増加に伴うエラー検出能力の
低下を防止すると共に、ランの増加による再生等化の不
具合及びPLLの安定度の低下を防止することができ
る。また、変調コードが変更されないので、従来方式に
おいて採用していた復調回路を用いることができる。更
に、DSVの周期及び振幅、すなわち、パイロット信号
の周波数及び振幅を信号発生部12の出力Siによって容
易に設定可能である。
【0038】なお、CDS=0の変調コードのみを用
い、入力データと変調コードとを1対1に対応させたシ
ステムでは、DSVを故意に変動させることができず本
発明を適用することはできない。また、本発明において
は、パイロット周波数及びレベルを一定値に固定するこ
とを保証していない。CDS=0のコードと1対1に対
応させたデータの割合が多い方式では、パイロット周波
数及びレベルの変動が比較的大きくなるので、入力デー
タの特性及びトラッキング方式等、システム全体との整
合を考慮して適用の可否を判断すべき場合が発生する。
しかし、本発明は変調信号として最適な条件を維持しな
がらトラッキング用のパイロット信号を得ることがで
き、しかも、ラン及び使用コードを変更しないので、従
来回路を用いることができ極めて有用である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、変
調信号のコード数及び内容を変更することなく、変調信
号にパイロット信号成分を発生させると共に、パイロッ
ト周波数及びそのレベルを独立して任意の値に設定する
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル変調装置の一実施例を
示すブロック図。
【図2】実施例を説明するための波形図。
【図3】実施例を説明するための波形図。
【図4】実施例を説明するための波形図。
【図5】実施例を説明するための波形図。
【図6】従来のディジタル変調装置を示すブロック図。
【符号の説明】
2…符号器、5…CDS計算部、12…信号発生部、13…
DSV計算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データに対応した少なくとも1つ以
    上の変調コードを出力可能で、前記変調コードの電荷蓄
    積値に基づく値を所定値に収束させるように前記変調コ
    ードの1つを選択する符号化手段と、 所定周期及び振幅の信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段の出力と前記各変調コードの電荷蓄積
    値とを累積して前記符号化手段に前記電荷蓄積値に基づ
    く値として与える電荷蓄積値算出手段とを具備したこと
    を特徴とするディジタル変調装置。
JP20380792A 1992-07-30 1992-07-30 ディジタル変調装置 Pending JPH0653837A (ja)

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