JPH0653764U - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

燃料噴射ポンプ

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JPH0653764U
JPH0653764U JP9215092U JP9215092U JPH0653764U JP H0653764 U JPH0653764 U JP H0653764U JP 9215092 U JP9215092 U JP 9215092U JP 9215092 U JP9215092 U JP 9215092U JP H0653764 U JPH0653764 U JP H0653764U
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housing
grease
plunger
fuel injection
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JP9215092U
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秀朗 駒田
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Bosch Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジングの内周部とプランジャガイドの外
周部との間を簡単に潤滑することのできる構造を提供す
る。 【構成】 ハウジング1の内周部にポンプエレメントを
上下に案内するためのプランジャガイド21を嵌め込ん
だ燃料噴射ポンプである。ハウジング1の内周部とプラ
ンジャガイド21の外周部との間にグリスを注入するた
めのグリス注入器35を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ハウジングの内周部とプランジャガイドの外周部との間を潤滑する ための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ハウジングの内周部に、ポンプエレメントを上下に案内するためのプ ランジャガイドを嵌め込んだ燃料噴射ポンプは知られている。この種のものでは 、プランジャガイドの下端にエンジンのカムを当接し、このカムのプロフィルに 従って、プランジャガイドを上下動させることにより、ポンプエレメントを上下 動させて、燃料を圧送するしくみになっている。
【0003】 ところで、この燃料噴射ポンプによると、プランジャガイドの上下動に伴い、 このプランジャガイドの側圧がハウジングの内周部にかかるので、その内周部が 磨耗するという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
これを解決するためには、ハウジングの内周部とプランジャガイドの外周部と の間に潤滑油を流して、この潤滑油により、ハウジングの内周部を潤滑すること が考えられる。しかしながら、通常の潤滑油は粘度が低いので、そこを常に潤滑 するためには潤滑油を常時圧送しなければならず、これを常時圧送して、その潤 滑油を下方へリークさせたのでは、潤滑油の消費量が大となると共に、リークし た潤滑油がプランジャ内に溜まって、コントロールラック孔から吹き出すという 問題がある。
【0005】 そこで、本考案の目的は、上述した従来の技術が有する問題点を解消し、ハウ ジングの内周部とプランジャガイドの外周部との間を簡単に潤滑することのでき る構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ハウジングの内周部にポンプエレメン トを上下に案内するためのプランジャガイドを嵌め込んだ燃料噴射ポンプにおい て、ハウジングの内周部とプランジャガイドの外周部との間にグリスを注入する ためのグリス注入器を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
プランジャガイドは、通常、ハウジングよりも硬い材料で製造されるので、仮 に両者間の潤滑が不十分になると、ハウジングの内周部が磨耗することになるが 、本考案によれば、ハウジングの内周部とプランジャガイドの外周部との間に、 グリス注入器を通じてグリスを注入しておくと、運転中における両者の潤滑はス ムーズになるので、運転中にハウジングの内周部が磨耗することはない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案による燃料噴射ポンプの一実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、カムシャフトレス形の燃料噴射ポンプを示しており、この燃料噴射ポ ンプは、エンジン(図示せず)に直接取付けられて、その下端は、エンジンに内 蔵されたカムシャフト及びカム(図示せず)に当接している。
【0010】 この燃料噴射ポンプはハウジング1を有し、このハウジング1にはプランジャ バレル3が収容されている。このプランジャバレル3内にはプランジャ5が上下 動自在に設けられ、このプランジャ5の上方には燃料を圧送するためのデリバリ バルブ7が設けられている。このデリバリバルブ7はデリバリバルブホルダ9に 収容され、このデリバリバルブホルダ9は、ハウジング1の上端にねじ止めされ ている。一方、プランジャ5の下端にはばね受け11が固定され、このばね受け 11とハウジング1のばね受け13との間にはばね15が設けられ、このばね1 5は、プランジャ5を下方に付勢している。
【0011】 プランジャ5やばね15はポンプエレメントを構成し、これらは結局、下部の ばね受け11により支持され、このばね受け11は、プラジャガイド21内に収 容されている。このプランジャガイド21は、ハウジング1の内部に上下動自在 に収容されるが、それはばね15により下方に付勢されるので、ハウジング1か ら抜け出さないように、プランジャガイド21は、ハウジング1の内周部に嵌め 込まれたストップリング23により止められている。
【0012】 以上は、燃料噴射ポンプの概略の説明であるが、これによると燃料は入口ポー ト25から流入して、燃料溜まり27に一時的に貯留される。
【0013】 ここに貯留された燃料は、エンジンのカムシャフトに連動するプランジャ5の 上下動に伴って、孔29、プランジャ外周のスリット31、プランジャ中心の縦 孔(図示せず)などを通って、プランジャ5の上端の高圧室に送り出され、ここ から上述のデリバリバルブ7を通じて、エンジンの噴射ノズル(図示せず)に送 り出される。33はエアブリーザである。
【0014】 しかして、この実施例によれば、ハウジング1の内周部とプランジャガイド2 1の外周部との間に、両者間を潤滑するためのグリスを注入するためのグリスカ ップ(グリス注入器)35が設けられる。
【0015】 とくに、この実施例では、グリスカップ35は、ハウジング1に特別の孔をあ けることなく、取り付けることができるという特徴を有する。
【0016】 即ち、この種の燃料噴射ポンプには、ハウジング1の下部に覗き窓37があけ られており、この覗き窓37には、通常、プラグ39が嵌め込まれている。この 覗き窓37は、いわゆるプランジャ5の上下作動範囲を確認するためにあけられ ており、組み付けの際には、覗き窓37から覗いて静的噴射始めとプランジャ5 の上部限界とを確認する。
【0017】 これによれば、覗き窓37には、めねじ部39a付きのプラグ39(図2)が 嵌め込まれると共に、このプラグ39のめねじ部39aには、市販品としてのグ リスカップ35(図3)のおねじ部35aが嵌め合される。
【0018】 そして、グリスの注入時には、このグリスカップ35の先端35bに、グリス 充填器(図示せず)を宛って、これを操作すると、グリスカップ35を通じてグ リス充填器内のグリスが、ハウジング1の内周部とプランジャガイド21の外周 部との間に注入される。このグリスの注入作業は定期的に行えばよく、常時行う 必要のないことは明らかである。
【0019】 要するに、この実施例によれば、グリスカップ35を通じて、ハウジング1の 内周部とプランジャガイド21の外周部との間にグリスが注入されるので、両者 の潤滑はスムーズになり、運転中に、ハウジング1の内周部が磨耗するといった 問題は解消される。また、このグリスカップ35は、すでに開口している覗き窓 37に取り付けられるので、余分な孔加工は不要であり、きわめて簡単にグリス カップ35を取り付けることができる。
【0020】 なお、この種のグリスには、ある程度の粘度を持ったものが好適である。また 、高温グリスを使用することも望ましい。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ハウジングの内周部とプラ ンジャガイドの外周部との間に、グリス注入器を通じて、グリスが注入されるの で、両者間の潤滑はきわめてスムーズになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による燃料噴射ポンプの一実施例を示す
縦断面図である。
【図2】図1の燃料噴射ポンプに適用されるプラグを示
す断面図である。
【図3】図1の燃料噴射ポンプに適用されるグリスカッ
プを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 プランジャバレル 5 プランジャ 7 デリバリバルブ 15 ばね 21 プラジャガイド 35 グリスカップ 37 覗き窓 39 プラグ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの内周部にポンプエレメント
    を上下に案内するためのプランジャガイドを嵌め込んだ
    燃料噴射ポンプにおいて、前記ハウジングの内周部と前
    記プランジャガイドの外周部との間にグリスを注入する
    ためのグリス注入器を設けたことを特徴とする燃料噴射
    ポンプ。
JP1992092150U 1992-12-21 1992-12-21 燃料噴射ポンプ Expired - Lifetime JP2588137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992092150U JP2588137Y2 (ja) 1992-12-21 1992-12-21 燃料噴射ポンプ

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JP1992092150U JP2588137Y2 (ja) 1992-12-21 1992-12-21 燃料噴射ポンプ

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JPH0653764U true JPH0653764U (ja) 1994-07-22
JP2588137Y2 JP2588137Y2 (ja) 1999-01-06

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ID=14046401

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58136669U (ja) * 1982-03-09 1983-09-14 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 燃料噴射ポンプの潤滑油供給装置
JPS6062659A (ja) * 1983-09-14 1985-04-10 Nippon Denso Co Ltd 燃料噴射ポンプのロ−ラタペット
JPS6251742A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Mitsubishi Electric Corp スタ−リング機関

Patent Citations (3)

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JPS6251742A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Mitsubishi Electric Corp スタ−リング機関

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JP2588137Y2 (ja) 1999-01-06

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