JPH0653723A - 車両窓用アンテナ - Google Patents
車両窓用アンテナInfo
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- JPH0653723A JPH0653723A JP5100988A JP10098893A JPH0653723A JP H0653723 A JPH0653723 A JP H0653723A JP 5100988 A JP5100988 A JP 5100988A JP 10098893 A JP10098893 A JP 10098893A JP H0653723 A JPH0653723 A JP H0653723A
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- conducting
- conductive
- conductor
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-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/1271—Supports; Mounting means for mounting on windscreens
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
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- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車電話用に性能を改良したアンテナデザ
インを提供する。 【構成】 細長い第１伝導部材（１１）から展開する２
個の伝導アーム（２０および２１）が、それとは隔離し
たＴ字形伝導部材（１２）を部分的に取り囲むように形
成されたアンテナシステムが車両窓に装着されている。 【効果】 通常の自動車電話用周波数範囲で、従来の外
部装着センターロッドアンテナとほぼ同等の性能を得る
ことができる。
インを提供する。 【構成】 細長い第１伝導部材（１１）から展開する２
個の伝導アーム（２０および２１）が、それとは隔離し
たＴ字形伝導部材（１２）を部分的に取り囲むように形
成されたアンテナシステムが車両窓に装着されている。 【効果】 通常の自動車電話用周波数範囲で、従来の外
部装着センターロッドアンテナとほぼ同等の性能を得る
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電波の送信および
／または受信用に車両の窓に形成されたアンテナに関
し、特に自動車電話に関するものであるがこれに限るも
のではない。
／または受信用に車両の窓に形成されたアンテナに関
し、特に自動車電話に関するものであるがこれに限るも
のではない。
【０００２】
【従来の技術】多様な形態の車両窓のプリントアンテナ
が知られており、それらは外的損傷にさらされていない
という有利性を持っている。
が知られており、それらは外的損傷にさらされていない
という有利性を持っている。
【０００３】このようなアンテナは、車両における自動
車電話に用いることができ、本発明の目的は、そのよう
な自動車電話の用途に適する車両窓の改良アンテナを提
供するものである。
車電話に用いることができ、本発明の目的は、そのよう
な自動車電話の用途に適する車両窓の改良アンテナを提
供するものである。
【０００４】従来の車両の外部に据えつけられたロッド
アンテナは、同軸ケーブルに接続された２個の端子を有
し、そのうちの外側の導体は、アンテナが据えつけられ
る車体に結合されたアース接続を提供する。その他の提
案は、車両窓の面内に伝導ストリップ（帯板）により形
成された合成アンテナ用に成されている。
アンテナは、同軸ケーブルに接続された２個の端子を有
し、そのうちの外側の導体は、アンテナが据えつけられ
る車体に結合されたアース接続を提供する。その他の提
案は、車両窓の面内に伝導ストリップ（帯板）により形
成された合成アンテナ用に成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のロッドアンテナ
は、外的な損傷を受けるおそれがあった。
は、外的な損傷を受けるおそれがあった。
【０００６】本発明は、従来のロッドアンテナと性能が
ほぼ同等のアンテナを窓ガラス面内に装着した車両窓を
提供しようとするものである。
ほぼ同等のアンテナを窓ガラス面内に装着した車両窓を
提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体に装着す
るためのシート即ち薄板部材を含み、そのシートは無線
電波の送信用および／または受信用のアンテナシステム
をシートの縁部の近傍で支持し、アンテナシステムは、
（ａ）接地導体を形成し接続端子を有する第１の細長い
伝導部材と、（ｂ）第１の伝導部材から電気的に絶縁さ
れそれぞれの接続端子を有する第２の伝導部材とを備
え、第１伝導部材が第２伝導部材とシートの縁部との間
に位置され、細長い伝導部材に接続された少なくとも１
個の伝導アームを有し、第２伝導部材の少なくとも部分
的ではあるが周囲に、しかし間隔を置いて展開し、両方
の伝導部材と伝導アームがシートの面内に装着されてい
る車両窓を提供する。
るためのシート即ち薄板部材を含み、そのシートは無線
電波の送信用および／または受信用のアンテナシステム
をシートの縁部の近傍で支持し、アンテナシステムは、
（ａ）接地導体を形成し接続端子を有する第１の細長い
伝導部材と、（ｂ）第１の伝導部材から電気的に絶縁さ
れそれぞれの接続端子を有する第２の伝導部材とを備
え、第１伝導部材が第２伝導部材とシートの縁部との間
に位置され、細長い伝導部材に接続された少なくとも１
個の伝導アームを有し、第２伝導部材の少なくとも部分
的ではあるが周囲に、しかし間隔を置いて展開し、両方
の伝導部材と伝導アームがシートの面内に装着されてい
る車両窓を提供する。
【０００８】２個の伝導アームが第１伝導部材に接続さ
れ、そのアームの各々が、第２伝導部材の周囲一部分
に、かつ間隔を置いて展開していると好適である。
れ、そのアームの各々が、第２伝導部材の周囲一部分
に、かつ間隔を置いて展開していると好適である。
【０００９】２個の伝導アームが、第１伝導部材から遠
い第２伝導部材の側にそれらの間にすき間をあけて第２
伝導部材を部分的に取り囲むように、第２伝導部材の両
側に対称的に配置されると好適である。
い第２伝導部材の側にそれらの間にすき間をあけて第２
伝導部材を部分的に取り囲むように、第２伝導部材の両
側に対称的に配置されると好適である。
【００１０】第２伝導部材は、Ｔ字形が好適である。
【００１１】Ｔ字形第２伝導部材が、第１伝導部材に最
も近いところにＴ字形の足部を有し、第２伝導部材との
接続端子がＴ字形の足部の近傍にあると好適である。
も近いところにＴ字形の足部を有し、第２伝導部材との
接続端子がＴ字形の足部の近傍にあると好適である。
【００１２】第１伝導部材が、本来の位置にそれによっ
て、アンテナシステム用アースラインを形成するとき、
車体とともに送信回線を形成するように配置されると好
適である。
て、アンテナシステム用アースラインを形成するとき、
車体とともに送信回線を形成するように配置されると好
適である。
【００１３】第１伝導部材が、シートの縁部にほぼ平行
に伸びる直線状導体を含んでいると好適である。
に伸びる直線状導体を含んでいると好適である。
【００１４】本発明は、５０オームの同軸ケーブルがア
ンテナシステムのそれぞれの接続端子に接続された前記
の車両窓を含む。
ンテナシステムのそれぞれの接続端子に接続された前記
の車両窓を含む。
【００１５】実施例では、細長い第１伝導部材に接続さ
れたアーム即ち各々のアームが、アンテナによる送信用
または受信用無線周波数のガラス内波長の３／４にほぼ
等しい長さを有する。
れたアーム即ち各々のアームが、アンテナによる送信用
または受信用無線周波数のガラス内波長の３／４にほぼ
等しい長さを有する。
【００１６】
【作用】第１伝導ストリップ部材とＴ字形第２伝導部材
が互いに絶縁され、同軸ケーブルの中心導線がＴ字形部
材に、ケーブルのシールド線がストリップ部材に、それ
ぞれ接続されて、同軸アンテナが構成される。このアン
テナシステムは、車両窓ガラスに装着しても車体の影響
に敏感でない。
が互いに絶縁され、同軸ケーブルの中心導線がＴ字形部
材に、ケーブルのシールド線がストリップ部材に、それ
ぞれ接続されて、同軸アンテナが構成される。このアン
テナシステムは、車両窓ガラスに装着しても車体の影響
に敏感でない。
【００１７】
【実施例】本発明を実施例と添付の図面により説明す
る。
る。
【００１８】図１の実施例は、セルラ無線電話用に適す
るアンテナを提供し、アンテナは、車体１４に装備され
た透明ガラス板１３上に支持された第１伝導部材１１お
よび第２伝導部材１２を含む。伝導部材１１および１２
は、シート（薄板部材）が平面でも曲面でもその面内に
有効に横たわるように、アンテナは、ガラスシート上に
印刷してもよいし、その他の方法で形成してもよい。伝
導部材は、合わせガラス窓のガラスの内面に付けてもよ
く、または、その代りに通常は合わせガラスシートまた
は一枚ガラスシートの外部ガラス面上に形成してもよ
い。伝導部材は、さらに、電気絶縁シート、例えば透明
でも不透明でもよいプラスチックフィルムのようなもの
でカバーしてもよい。他には、非導電性物質を、伝導部
材の近づくことのできる部分の上に印刷し、または塗装
してもよい。
るアンテナを提供し、アンテナは、車体１４に装備され
た透明ガラス板１３上に支持された第１伝導部材１１お
よび第２伝導部材１２を含む。伝導部材１１および１２
は、シート（薄板部材）が平面でも曲面でもその面内に
有効に横たわるように、アンテナは、ガラスシート上に
印刷してもよいし、その他の方法で形成してもよい。伝
導部材は、合わせガラス窓のガラスの内面に付けてもよ
く、または、その代りに通常は合わせガラスシートまた
は一枚ガラスシートの外部ガラス面上に形成してもよ
い。伝導部材は、さらに、電気絶縁シート、例えば透明
でも不透明でもよいプラスチックフィルムのようなもの
でカバーしてもよい。他には、非導電性物質を、伝導部
材の近づくことのできる部分の上に印刷し、または塗装
してもよい。
【００１９】第１伝導部材１１は、車体１４内の窓開口
の縁部１５に平行に、ただし縁部から間隔をあけて伸び
る一直線の細長い伝導ストリップ（帯板）を含む。伝導
ストリップ１１沿いの中央に位置するのは、第２伝導部
材１２で、この実施例では、ストリップ１１の長手方向
に対し直角に伸びるステム１６を有するＴ字形の部材で
ある。Ｔ字形部材１２の足部１７は、ストリップ１１に
近接しているが１mmから５mmの距離だけ間隔を置いてい
て、足部近傍の接続端子１８を含む。ストリップ１１
は、その中間位置にそれぞれの接続端子１９を有する。
使用時には、端子１９は、５０オームの同軸ケーブルの
外部導線に接続され、端子１８は、同軸ケーブルの内部
導線に接続される。この実施例は、広帯域にわたるアン
テナインピーダンスの同軸ケーブルインピーダンスとの
整合を改良するものである。導体ストリップ１１は、車
体の縁部１５から僅かな距離しか離れていないから、導
体自体と車両の近傍金属車体との間の電気的送信回線と
して作用する。このようにして、導体ストリップ１１に
より形成された送信回線は、その外側の端部において開
回路として働き、それによって導体１１と近傍の車体１
４との間に有効な短絡回路を形成する。これは、同軸ケ
ーブルの外側編組線を車体１４に接続するのと同様の効
果を有し、それによってアースを提供する。
の縁部１５に平行に、ただし縁部から間隔をあけて伸び
る一直線の細長い伝導ストリップ（帯板）を含む。伝導
ストリップ１１沿いの中央に位置するのは、第２伝導部
材１２で、この実施例では、ストリップ１１の長手方向
に対し直角に伸びるステム１６を有するＴ字形の部材で
ある。Ｔ字形部材１２の足部１７は、ストリップ１１に
近接しているが１mmから５mmの距離だけ間隔を置いてい
て、足部近傍の接続端子１８を含む。ストリップ１１
は、その中間位置にそれぞれの接続端子１９を有する。
使用時には、端子１９は、５０オームの同軸ケーブルの
外部導線に接続され、端子１８は、同軸ケーブルの内部
導線に接続される。この実施例は、広帯域にわたるアン
テナインピーダンスの同軸ケーブルインピーダンスとの
整合を改良するものである。導体ストリップ１１は、車
体の縁部１５から僅かな距離しか離れていないから、導
体自体と車両の近傍金属車体との間の電気的送信回線と
して作用する。このようにして、導体ストリップ１１に
より形成された送信回線は、その外側の端部において開
回路として働き、それによって導体１１と近傍の車体１
４との間に有効な短絡回路を形成する。これは、同軸ケ
ーブルの外側編組線を車体１４に接続するのと同様の効
果を有し、それによってアースを提供する。
【００２０】この独特の実施例では、第１伝導部材１１
は、それぞれ導体１１に連結され、導体１２の周囲に部
分的に展開し、ただし導体１２から間隔をあけるよう
に、第２伝導部材１２の向かい合った側に対称的に配置
された２個の伝導アーム２０および２１を備える。伝導
アーム２０および２１の各々は、形状同一で、かつ導体
１１の端部に向って導体１１に対し角度４５度で外側に
広がる第１の直線エレメント２２を含む。第２の部分２
３は、導体１１に対し直角に伸び、第３で最終の部分２
４は、伝導ストリップ１１に平行な方向にＴ字形導体１
２に戻る方向に伸びる。部分２４のそれぞれの端部は、
横長の伝導部材１１に対しＴ字形導体１２の反対側に、
すき間２５を形成するよう、離れ離れに間隔を設けられ
る。すき間２５は、Ｔ字形導体１２に関し対称的に設け
られ、Ｔ字形導体１２の頭部２６の幅よりも広い。この
ようにして、アーム２０および２１は導体１１から離
れ、かつ沿って１個以上の方向に展開するエレメントに
よって、導体１２を部分的に取り囲む。
は、それぞれ導体１１に連結され、導体１２の周囲に部
分的に展開し、ただし導体１２から間隔をあけるよう
に、第２伝導部材１２の向かい合った側に対称的に配置
された２個の伝導アーム２０および２１を備える。伝導
アーム２０および２１の各々は、形状同一で、かつ導体
１１の端部に向って導体１１に対し角度４５度で外側に
広がる第１の直線エレメント２２を含む。第２の部分２
３は、導体１１に対し直角に伸び、第３で最終の部分２
４は、伝導ストリップ１１に平行な方向にＴ字形導体１
２に戻る方向に伸びる。部分２４のそれぞれの端部は、
横長の伝導部材１１に対しＴ字形導体１２の反対側に、
すき間２５を形成するよう、離れ離れに間隔を設けられ
る。すき間２５は、Ｔ字形導体１２に関し対称的に設け
られ、Ｔ字形導体１２の頭部２６の幅よりも広い。この
ようにして、アーム２０および２１は導体１１から離
れ、かつ沿って１個以上の方向に展開するエレメントに
よって、導体１２を部分的に取り囲む。
【００２１】この独特の実施例で、伝導アーム２０およ
び２１の部分２２は、導体１１の長さ方向に対し４５度
傾斜している。導体１１は２５０mmの長さを有し、５mm
から２０mm範囲のすき間が、導体１１と車体の縁部１５
との間に設けられている。Ｔ字形導体１２は頭部２６の
横幅が４０mmで、頭部２６は横長の導体１１の縁部の最
も近いところから２０mm離れている。アーム２０および
２１の各々は、全長が１６０mmから１７０mmの範囲にあ
り、この長さは、この実施例の無線機に用いられるセル
ラ周波数のガラス内波長の３／４に相当する。
び２１の部分２２は、導体１１の長さ方向に対し４５度
傾斜している。導体１１は２５０mmの長さを有し、５mm
から２０mm範囲のすき間が、導体１１と車体の縁部１５
との間に設けられている。Ｔ字形導体１２は頭部２６の
横幅が４０mmで、頭部２６は横長の導体１１の縁部の最
も近いところから２０mm離れている。アーム２０および
２１の各々は、全長が１６０mmから１７０mmの範囲にあ
り、この長さは、この実施例の無線機に用いられるセル
ラ周波数のガラス内波長の３／４に相当する。
【００２２】図２、図３および図４は、自動車電話の通
常の周波数範囲をカバーする、８５０ＭＨｚ、９００Ｍ
Ｈｚおよび９５０ＭＨｚそれぞれの周波数のための、上
記のアンテナを使用した垂直偏波の成績を示す。
常の周波数範囲をカバーする、８５０ＭＨｚ、９００Ｍ
Ｈｚおよび９５０ＭＨｚそれぞれの周波数のための、上
記のアンテナを使用した垂直偏波の成績を示す。
【００２３】これらの図形に示された成績は、上記の好
ましい実施例の成績を、車両の外部の従来のセンター装
着ロッドによる同等の成績に対して比較したものを示
す。各図形で、破線３０は、従来のセンター装着ロッド
による成績を示し、実線３１は本実施例のアンテナによ
り得られた成績を示す。
ましい実施例の成績を、車両の外部の従来のセンター装
着ロッドによる同等の成績に対して比較したものを示
す。各図形で、破線３０は、従来のセンター装着ロッド
による成績を示し、実線３１は本実施例のアンテナによ
り得られた成績を示す。
【００２４】これら３個の異なった成績を得るのに用い
られた周波数範囲に関して、この実施例のアンテナの性
能は、従来の外部装着ロッドアンテナにより得られた性
能にほとんど近いことが判るであろう。
られた周波数範囲に関して、この実施例のアンテナの性
能は、従来の外部装着ロッドアンテナにより得られた性
能にほとんど近いことが判るであろう。
【００２５】図５および図６に示すも一つの実施例は、
一般的には図１を参照して既に説明したような第１伝導
部材１１および第２伝導部材１２を有する。この実施例
では、第１伝導部材１１の中央部領域では、同軸ケーブ
ル３８用の標準型雌コネクタ３４の互いに反対側にあ
る、２個の伝導ラグ（耳）と電気的に接続する拡大され
た伝導領域３５により形成される。同軸ケーブル３８
は、図５に示したようにアース編組線３９および中心導
線４０を有する。コネクタ３４は、ラグ３６および３７
に接続する円筒状伝導スリーブ４１を含む。中央部４２
は、中心穴４３を取り囲む絶縁材料で形成され、中心穴
４３は、外側の伝導スリーブ４１内の切れ目の近傍の伝
導タグ４４に接続された伝導スリーブの形状である。図
５に示すように、コネクタ３４は伝導タグ４４がＴ字形
導体１２の下方端部に接触するようにはめ込まれる。２
個の側部ラグ３６および３７は、伝導ストリップ１１の
拡大された導体３５に接触する。図５に示すように同軸
ケーブルに接続する場合、ケーブル３８は、図６に示す
雌コネクタに接続する標準型同軸雄コネクタに接続され
て、ケーブル３８の中心導線４０はＴ字形導体１２に接
続され、かつ外側アース編組線３９は拡大された導体ス
トリップ１１に接続される。このようにして、Ｔ字形導
体１２は、信号用の放射導体として働き、また拡大され
た導体ストリップ１１は、接地導体として働く。
一般的には図１を参照して既に説明したような第１伝導
部材１１および第２伝導部材１２を有する。この実施例
では、第１伝導部材１１の中央部領域では、同軸ケーブ
ル３８用の標準型雌コネクタ３４の互いに反対側にあ
る、２個の伝導ラグ（耳）と電気的に接続する拡大され
た伝導領域３５により形成される。同軸ケーブル３８
は、図５に示したようにアース編組線３９および中心導
線４０を有する。コネクタ３４は、ラグ３６および３７
に接続する円筒状伝導スリーブ４１を含む。中央部４２
は、中心穴４３を取り囲む絶縁材料で形成され、中心穴
４３は、外側の伝導スリーブ４１内の切れ目の近傍の伝
導タグ４４に接続された伝導スリーブの形状である。図
５に示すように、コネクタ３４は伝導タグ４４がＴ字形
導体１２の下方端部に接触するようにはめ込まれる。２
個の側部ラグ３６および３７は、伝導ストリップ１１の
拡大された導体３５に接触する。図５に示すように同軸
ケーブルに接続する場合、ケーブル３８は、図６に示す
雌コネクタに接続する標準型同軸雄コネクタに接続され
て、ケーブル３８の中心導線４０はＴ字形導体１２に接
続され、かつ外側アース編組線３９は拡大された導体ス
トリップ１１に接続される。このようにして、Ｔ字形導
体１２は、信号用の放射導体として働き、また拡大され
た導体ストリップ１１は、接地導体として働く。
【００２６】
【発明の効果】本発明による前記実施例によれば、この
車両窓が装着される車体の開口部形状の変化に対して敏
感でないアンテナ性能を得ることができる。従って、多
様なサイズの異なる開口部、例えば車両の最後部側のバ
ックライト（尾灯）または第６ライトに用いてもよい。
さらに、同軸ケーブルとのインピーダンス整合も改善さ
れる。
車両窓が装着される車体の開口部形状の変化に対して敏
感でないアンテナ性能を得ることができる。従って、多
様なサイズの異なる開口部、例えば車両の最後部側のバ
ックライト（尾灯）または第６ライトに用いてもよい。
さらに、同軸ケーブルとのインピーダンス整合も改善さ
れる。
【図１】本発明によるアンテナを含む車両窓の説明図で
ある。
ある。
【図２】８５０ＭＨｚの場合の図１のアンテナによる垂
直偏波を従来のロッドアンテナの成績と比較した特性図
である。
直偏波を従来のロッドアンテナの成績と比較した特性図
である。
【図３】９００ＭＨｚの場合の図１のアンテナによる垂
直偏波を従来のロッドアンテナの成績と比較した特性図
である。
直偏波を従来のロッドアンテナの成績と比較した特性図
である。
【図４】９５０ＭＨｚの場合の図１のアンテナによる垂
直偏波を従来のロッドアンテナの成績と比較した特性図
である。
直偏波を従来のロッドアンテナの成績と比較した特性図
である。
【図５】図１のアンテナの変形実施例の説明図である。
【図６】図５のアンテナに用いるコネクタの斜視図であ
る。
る。
１１ 第１伝導部材 １２ 第２伝導部材 １３ ガラスシート １４ 車体 １５ 車体開口の縁部 １６ ステム １７ 足部 １８，１９ 接続端子 ２０，２１，２２，２３，２４ 伝導アーム ２５ すき間 ２６ 頭部 ３８ 同軸ケーブル
Claims (13)
- 【請求項１】 無線電波の送信用および／または受信用
のアンテナシステムを縁部の近傍で支持し、車体に装着
するためのシート即ち薄板部材を含み、該アンテナシス
テムが、（ａ）接地導体を形成し接続端子を有する第１
の細長い伝導部材と、（ｂ）第１の伝導部材から絶縁さ
れそれぞれの接続端子を有する第２の伝導部材とを備
え、前記第１伝導部材が、第２伝導部材とシートの縁部
との間に位置され、細長い第１伝導部材に接続された少
なくとも１個の伝導アームを有し、第２伝導部材の少な
くとも部分的ではあるが周囲に、しかし間隔を置いて展
開し、前記両方の伝導部材と伝導アームがシートの面内
に装着されている車両窓。 - 【請求項２】 ２個の伝導アームが前記第１伝導部材に
接続され、該アームの各々が第２伝導部材の周囲一部分
に、かつ間隔を置いて展開している請求項１の車両窓。 - 【請求項３】 前記２個の伝導アームが、第１伝導部材
から遠い第２伝導部材の側にそれらの間にすき間をとっ
て第２伝導部材を取り囲むように、第２伝導部材の両側
に対称的に配置されている請求項２の車両窓。 - 【請求項４】 第２伝導部材がＴ字形である前記請求項
のいずれか１項の車両窓。 - 【請求項５】 Ｔ字形第２伝導部材が、第１伝導部材に
最も近いところにＴ字形の足部を有し、第２伝導部材と
の接続端子がＴ字形の足部の近傍にある請求項４の車両
窓。 - 【請求項６】 第１伝導部材が、本来の位置にそれによ
って、アンテナシステムのアースラインを形成すると
き、車体とともに送信回線を形成するように配置されて
いる前記請求項のいずれか１項の車両窓。 - 【請求項７】 第１伝導部材が、シートの縁部にほぼ平
行に伸びる直線状導体を含んでいる前記請求項のいずれ
か１項の車両窓。 - 【請求項８】 第２伝導部材が、第１伝導部材に対し直
角に伸びるエレメントを含み、該エレメントが細長い第
１伝導部材に沿ってほぼ中央に位置している前記請求項
のいずれか１項の車両窓。 - 【請求項９】 アンテナシステムが、８５０ＭＨｚから
９８０ＭＨｚの範囲の無線電波を送信および／または受
信するように配置されている前記請求項のいずれか１項
の車両窓。 - 【請求項１０】 細長い第１伝導部材が、同軸ケーブル
のアース導体に接続されている前記請求項のいずれか１
項の車両窓。 - 【請求項１１】 ５０オーム同軸ケーブルが、アンテナ
システムのそれぞれの接続端子に接続されている請求項
１０の車両窓。 - 【請求項１２】 前記アンテナシステムが、透明な絶縁
層の下の透明なシート上に形成されている前記請求項の
いずれか１項の車両窓。 - 【請求項１３】 細長い第１伝導部材に接続されたアー
ム即ち各々のアームが、アンテナによる送信用または受
信用無線周波数のガラス内波長の３／４にほぼ等しい長
さを有する前記請求項のいずれか１項の車両窓。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB929209332A GB9209332D0 (en) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | Antenna for vehicle window |
| GB9209332.7 | 1992-04-30 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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