JPH08222944A - 小型アンテナ - Google Patents

小型アンテナ

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Publication number
JPH08222944A
JPH08222944A JP2178895A JP2178895A JPH08222944A JP H08222944 A JPH08222944 A JP H08222944A JP 2178895 A JP2178895 A JP 2178895A JP 2178895 A JP2178895 A JP 2178895A JP H08222944 A JPH08222944 A JP H08222944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
ground conductor
antenna
ground
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP2178895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kaneko
一男 金子
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2178895A priority Critical patent/JPH08222944A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】指向角度が広く、かつ設置場所を選ばない小型
アンテナを提供すること。 【構成】地導体とミアンダライン状に形成した導体と、
導体を支持する絶縁基材と、絶縁基材と導体との間の間
隔を一定に保つためのスペーサと、前記導体の一方の端
部と地導体との間に接続されたコンデンサとからなるこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、形状の小さいアンテナ
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ・ラジオ放送の受信には、八木ア
ンテナや特開昭51−115758号公報に開示されて
いるループアンテナ等を使用するのが通常であり、通信
機等には同様のアンテナやパラボラアンテナを使用して
いる。ところが、これらのアンテナは使用する周波数の
波長あるいはその1/2の大きさを必要とし、携帯する
場合や移動用に用いるには不便である。そこで、テレビ
・ラジオ放送の受信には、特開平1−318405号公
報に開示されているように、導体を蛇行させてループさ
せたアンテナや特開平4−314201号公報に開示さ
れたホイップアンテナが使用され、形状を小さいしてい
る。また、小型化した上で指向性を高めたアンテナとし
て、特開昭55−79503号公報に開示されているよ
うに、誘導体上に屈曲して設けられた導体を有するアン
テナが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平1−
318405号公報に開示されている導体を蛇行させて
ループさせたアンテナや、特開平4−314201号公
報に開示されたホイップアンテナは形状を小さくしてい
るものの、アンテナ部分が突出して設けられているの
で、設置の空間が大きく取れないものや自動車のように
ガードを潜るときに突出した部分があると危険な場合、
あるいはデザイン上突出した部分を設けたくない場合等
には使用できない。また、特開昭55−79503号公
報に開示されているアンテナは、指向性を要求される場
合には有効であるが、自動車や列車のように移動体に設
置する場合、常に電波の送受信方向が変化することが多
く、指向性が高いと常に電波を送受信できない。
【0004】本発明は指向角度が広く、かつ設置場所を
選ばない小型アンテナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の小型アンテナ
は、地導体1とミアンダライン状に形成した導体2と、
導体2を支持する絶縁基材3と、絶縁基材3と導体2と
の間の間隔を一定に保つためのスペーサ4と、前記導体
2の一方の端部と地導体1との間に接続されたコンデン
サ5とからなることを特徴とする。
【0006】コンデンサ5に共振周波数の微調整を行う
ためのトリマコンデンサを用いることができ、調整が便
利となり好ましい。
【0007】地導体1の一部に、芯となる導体61と、
地導体1と電気的に接続するための外被導体62を有す
るコネクタ6を設け、導体61には導体2の端部を接続
することができ、このコネクタ6を他の回路へ接続する
ための端子部63が、地導体1の導体2を設けた面と反
対面に取り付ければ、地導体1をケースの一部としてケ
ース内に通信機を組み込んで接続が容易となる。
【0008】また、導体2と地導体1とがスペーサ4の
みを介して対向するように設けられれば、絶縁基材3を
レドームとしても用いることができ、耐候性を高めるこ
とができ好ましい。
【0009】さらには、導体2の端部をリード線で引き
出し、地導体1の導体2が設けられた面と反対面にまで
延長し、その面でコンデンサ5と接続すればコンデンサ
5のはんだ付けが効率的に行える。
【0010】
【実施例】地導体1として、1mmの厚さのアルミニウ
ム板を用い、ミアンダライン状に形成した導体2と、導
体2を支持する絶縁基材3として、ガラス布エポキシ樹
脂銅張り積層板MCL−E−67(日立化成工業株式会
社製、商品名)を用い、エッチングレジストをミアンダ
ライン状に形成し、レジストから露出した銅箔をエッチ
ング除去して作成し、絶縁基材3と導体2との間の間隔
を一定に保つためのスペーサ4として、厚さ9mmのポ
リウレタンフォームを用い、地導体1の一部に、芯とな
る導体61と、地導体1と電気的に接続するための外被
導体62を有する雌コネクタ6を設け、導体61には導
体2の端部を接続し、このコネクタ6に同軸ケーブルを
接続した雄コネクタを嵌合して測定した。この時に、共
振周波数の微調整を行うためのトリマコンデンサを、導
体2とコネクタを接続する箇所と地導体1との間にはん
だ付けした。この実施例の共振周波数は530MHzと
し、周波数を500MHz〜600MHzとした時のイ
ンピ−ダンスを図2(a)に、リターンロスを図2
(b)に示す。さらに、アンテナとしての特性を図3に
示す方法で測定し、結果を図4(a)および図4(b)
に示す。この結果から指向角度がほぼ球状をしており、
どの方向へも及びどの方向からもほぼ同じレベルで送受
信できることを示している。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によって
指向角度が広く、かつ設置場所を選ばない小型アンテナ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例を示す上面図であ
り、(b)はその側面断面図である。
【図2】(a)は本発明の一実施例の周波数−インピ−
ダンス特性を示すスミスチャートであり、(b)は周波
数−リターンロス特性を示す線図である。
【図3】本発明の一実施例に用いた測定方法を説明する
ための概略図である。
【図4】(a)は図3に示す測定によるXY平面上での
アンテナの指向性を示す線図であり、(b)はXZ平面
上でのアンテナの指向性を示す線図である。
【符号の説明】
1.地導体 2.導体 3.絶縁基材 4.スペーサ 5.コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地導体1とミアンダライン状に形成した導
    体2と、導体2を支持する絶縁基材3と、絶縁基材3と
    導体2との間の間隔を一定に保つためのスペーサ4と、
    前記導体2の一方の端部と地導体1との間に接続された
    コンデンサ5とからなることを特徴とする小型アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】コンデンサ5に、共振周波数の微調整を行
    うためのトリマコンデンサを用いたことを特徴とする請
    求項1に記載の小型アンテナ。
  3. 【請求項3】地導体1の一部に、芯となる導体61と、
    地導体1と電気的に接続するための外被導体62を有す
    るコネクタ6を設け、導体61には導体2の端部を接続
    したことを特徴とする請求項1または2に記載の小型ア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】コネクタ6を他の回路へ接続するための端
    子部63が、地導体1の導体2を設けた面と反対面に取
    り付けたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか
    に記載の小型アンテナ。
  5. 【請求項5】導体2と地導体1とが、スペーサ4のみを
    介して対向するように設けられたことを特徴とする請求
    項1〜4のうちいずれかに記載の小型アンテナ。
  6. 【請求項6】導体2の端部をリード線で引き出し、地導
    体1の導体2が設けられた面と反対面にまで延長し、そ
    の面でコンデンサ5と接続したことを特徴とする請求項
    1〜5のうちいずれかに記載の小型アンテナ。
JP2178895A 1995-02-09 1995-02-09 小型アンテナ Pending JPH08222944A (ja)

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JP2178895A JPH08222944A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 小型アンテナ

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JP2178895A JPH08222944A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 小型アンテナ

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JPH08222944A true JPH08222944A (ja) 1996-08-30

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ID=12064812

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JP2178895A Pending JPH08222944A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 小型アンテナ

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JP (1) JPH08222944A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444660B1 (ko) * 2001-09-21 2004-08-18 쌍신전자통신주식회사 마이크로스트립 패치 안테나
US6995710B2 (en) 2001-10-09 2006-02-07 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Dielectric antenna for high frequency wireless communication apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444660B1 (ko) * 2001-09-21 2004-08-18 쌍신전자통신주식회사 마이크로스트립 패치 안테나
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