JPH065362Y2 - スナップ式のワイシャツ襟 - Google Patents

スナップ式のワイシャツ襟

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JPH065362Y2
JPH065362Y2 JP11817990U JP11817990U JPH065362Y2 JP H065362 Y2 JPH065362 Y2 JP H065362Y2 JP 11817990 U JP11817990 U JP 11817990U JP 11817990 U JP11817990 U JP 11817990U JP H065362 Y2 JPH065362 Y2 JP H065362Y2
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JP
Japan
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collar
stopper
tape member
male
shirt collar
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JP11817990U
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JPH0473903U (ja
Inventor
信夫 渡辺
Original Assignee
カネタ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はワイシャツ等の襟先がはね上がるのを防止する
ため、雄雌嵌合型の止め具を使って襟先をワイシャツの
前身頃所定位置に固定する様に構成されたスナップ式の
ワイシャツ襟に関し、詳細にはクリーニングやプレス処
理に際し襟先を傷めることがなく、美麗な形状を長期に
亘って維持することのできるスナップ式のワイシャツ襟
に関するものである。
[従来の技術] 第4図は雄雌嵌合型の止め具を用いたスナップ式のワイ
シャツ襟の一例を示す説明図である。雄型止め具23は
襟先1aの裏面側に取付けられると共に、該雄型止め具
23に対応する雌型止め具11は前身頃2側の所定位置
に取付けられる。
第5図は上記止め具11,23を対面させた状態を示す
拡大説明図であり、雄型止め具23は襟先1aの裏面側
布地1aに取付糸Sによって縫付けられると共に、雌
型止め具11は前身頃2の布地表面に取付糸Sによって
縫付けられる。なお雄型止め具23及び雌型止め具11
は各々逆に取付けられる場合もある。
ところが上記ワイシャツは襟先1aに止め具(11又は
23)を縫付けた状態で、クリーニングされ、更にアイ
ロン掛けされるので、止め具(11又は23)の背面に
よるエンボス状のしわが襟先1aの表面側にあらわれて
体裁が非常に悪くなってしまうという不具合があった。
また襟先部のアイロン掛けは襟の表面側から行うので、
止め具の周縁部に直接プレス圧がかけられて布地を傷め
ることもあり、短期間で破れてしまうということもあっ
た。
また縫付けに関しては、前身頃2への取付けは自動縫付
機によって簡単に取付けられるが、襟先1aに関しては
雄型止め具23を手作業で取付ける他なく、作業性が極
めて悪い。
[考案が解決しようとする課題] そこで本考案者は、特に襟先側に関する改良を検討する
こととし、クリーニングやアイロン掛けによって襟先の
形状を損ねたり、或は襟先の布地を傷める様なことがな
く、しかも簡単な縫製作業によって製造することのでき
るスナップ式のワイシャツ襟を提供する目的で工夫を重
ね、本考案を完成した。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成した本考案は、雄型止め具をワイシャツ
襟先に取付ける構造において、雄型止め具を板状の支持
片に取付け、且つワイシャツ襟先裏面には上記支持片を
着脱自在に保持するテープ部材が設けられてなることを
要旨とするものである。
[作用] 本考案においては、雄型止め具は板状の支持片に取付け
られると共に、該支持片はテープ部材を介して襟先裏面
に着脱自在に取付け得る構造が採用されるので、クリー
ニングやアイロン掛けを行なう前に上記支持片を襟先よ
り取り外しておくことができる。従ってアイロン掛けに
よって襟先表面にしわ等を生じる様なことはなく、また
アイロン掛け等の繰返しによって襟先が損傷されてしま
う様なこともなくなった。
さらに前記テープ部材に雄型止め具の突部を挿入できる
孔部を設ける様な構成を採用すれば、該雄型止め具をテ
ープ部材を介して襟先に強固に保持することができる様
になる。
[実施例] 第1図は本考案の代表的な実施例を示すワイシャツ襟部
分の説明図、第2図は第1図における襟先部分の拡大断
面説明図である。
ワイシャツ前身頃2の所定位置には雌型止め具11が取
付糸Sによって縫い付けられる。他方襟先1aの裏面側
には、帯状の織布又は不織布等によって形成されたテー
プ部材22を、その両端部22A,22Aにおいて固定
する。このとき該テープ部材22の側部22Bは縫付け
ず、後述する支持片21の挿入が可能である様に開放し
ておく。そしてテープ部材22の略中央部には孔部22
aが形成される。また雄型止め具23は第2図に示す如
くその突部23aを孔21aに嵌挿する様に支持片21
に取付けられて、該支持片21と雄型止め具23は一体
化される。該支持片21は厚さ0.1〜1mm程度の合成樹
脂製板又は金属板等によって形成され、第1図ではその
先端が側部22Bから突出しない様に形成したが、第3
図(A),(B)に示す様に側部22Bから突出する長さに形
成してもよい。尚支持片21がテープ部材22から勝手
に抜け出さない様に太幅部を設ける等の工夫を付加する
こともできる。これらの詳細については後述する。
該支持片21は第2図の如くテープ部材22の内側に挿
入でき、テープ部材22に設けられた孔部22a内へ雄
型止め具23の突部23aを挿し入れ、雌型止め具11
の嵌合用凹部11aに対面することとし、上記突部23
aを該嵌合用凹部11aへ嵌入することにより、襟先1
aを前身頃2に固定し、襟先1aのはね上りを防止す
る。
この様なワイシャツをクリーニングするに当たっては、
雄型及び雌型止め具23,11を取外すと共に、支持片
21をテープ部材22の内側より引き抜き、襟先1aか
ら支持片21及び雄型止め具23を完全に取り外してこ
れは別途に保管する。そしてアイロン掛け等を行なった
後、前記支持片21をテープ部材22の内側へ再度取付
けることとする。
なお上記テープ部材22としてはポリエステル樹脂等の
熱可塑性繊維を素材とするものを使用し、孔部22aを
ヒートカットによって形成するものであることが好まし
く、これによって孔部22aの周縁繊維は熱固定され
て、繊維のほつれ等を防止し、孔部22aを頑強に形成
することができる。また雄型止め具23と支持片21は
上記の嵌挿方式だけでなく、接着剤や糸を使った他の固
定手段によるものであっても良い。
第3図(A),(B)はテープ部材22及び支持片21の配設
例を示す説明図である。第3図(A)の例においては、テ
ープ部材22の両端部22A,22Aは襟の裏布地の周
縁縫製と共に縫糸Sによって縫付けられる。従ってテ
ープ部材22の取付けに当たっては自動縫付機を利用す
ることもできる。なおこのテープ部材22には前記の例
と同様に予め孔部22aが形成され、該孔部22a内へ
支持片21に一体化された雄型止め具23の突部23a
を挿入する構成を示す。
また第3図(B)に示す例においてはテープ部材22の両
端部22A,22Aは第3図(A)に示すものと同様に裏
布地に縫糸Sにより縫製されると共に、該テープ部材
22の幅方向に2条の縫糸S,Sを、テープ部材2
2と裏布地とを接合する様に追加し、テープ部材22に
おけるこれら縫糸S,Sの間に支持片21を挿入す
る構成とする。そして該テープ部材22には孔部を形成
せず、支持片21に取付けられた雄型止め具23はテー
プ部材22の一方側側部22Bより突出する様に配設
し、前身頃側の雌型止め具11と嵌合できる様に構成す
る。なおこの様な支持片挿設手段を採用するに当たって
は、支持片21にはテープ部材22内での挿入位置を規
制するストッパ部21aを形成しておくことが推奨され
る。
他方第2図の例において、雄型止め具23は支持片21
に取付けられず、単独でテープ部材22の孔部22aに
着脱自在な構造とし、該雄型止め具23の座部23bに
よってテープ部材22に係止されるものであっても良
い。なおこの場合テープ部材22の幅は前記座部23b
の幅と同一もしくは若干小さく形成しておくことが好ま
しく、これによって雄型止め具23の着脱を簡単に行な
うことができる。
[考案の効果] 本考案の請求項(1)により、クリーニングやアイロン掛
けを行なう前に襟先より止め具を取り外すことができ、
これらの処理時に止め具によって襟先に損傷を生じた
り、処理して仕上げられた襟先に不要なしわ等を形成す
ることもなくなった。また襟先へのテープ部材の取付け
は自動縫付けでき、生産効率を向上できる様になった。
また請求項(2)を併用することにより、雄型及び雌型止
め具の着脱が簡単となり、襟先を確実に固定してはね上
りを防止できる様になった。
さらに請求項(3)により、少ない部品点数で襟先の保持
を確実に行なえ、また上記の様な不都合を引き起こすこ
ともなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的な実施例を示す説明図、第2図
は第1図における雄雌止め具の拡大説明図、第3図
(A),(B)は本考案の他の実施例を示す一部破断説明図、
第4図は従来のスナップ式ワイシャツ襟を示す説明図、
第5図は第4図における雄雌止め具部分を示す拡大説明
図である。 1……襟、1a……襟先 2……前身頃、11……雌型止め具 21……支持片、22……テープ部材 23……雄型止め具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌型止め具をワイシャツ前身頃側に取付
    け、雄型止め具をワイシャツ襟先に取付ける構造からな
    るスナップ式のワイシャツ襟であって、 雄型止め具は板状の支持片に取付けられ、且つワイシャ
    ツ襟先裏面には上記支持片を着脱自在に保持するテープ
    部材が設けられてなることを特徴とするスナップ式のワ
    イシャツ襟。
  2. 【請求項2】前記テープ部材には、上記雄型止め具の突
    部が挿脱自在である孔部を形成してなる請求項(1)に記
    載のスナップ式のワイシャツ襟。
  3. 【請求項3】雌型止め具をワイシャツ前身頃側に取付
    け、雄型止め具をワイシャツ襟先に取付ける構造からな
    るスナップ式のワイシャツ襟であって、 ワイシャツ襟先裏面には上記雄型止め具を着脱自在に保
    持するテープ部材が設けられると共に、前記テープ部材
    には上記雄型止め具の突部が挿脱自在である孔部を形成
    してなることを特徴とするスナップ式のワイシャツ襟。
JP11817990U 1990-11-09 1990-11-09 スナップ式のワイシャツ襟 Expired - Lifetime JPH065362Y2 (ja)

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JP11817990U JPH065362Y2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 スナップ式のワイシャツ襟

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JP11817990U JPH065362Y2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 スナップ式のワイシャツ襟

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JPH0473903U JPH0473903U (ja) 1992-06-29
JPH065362Y2 true JPH065362Y2 (ja) 1994-02-09

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ID=31866083

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JP11817990U Expired - Lifetime JPH065362Y2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 スナップ式のワイシャツ襟

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JP2015157061A (ja) * 2014-01-27 2015-09-03 青木 文夫 襟固定器具

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JPH0473903U (ja) 1992-06-29

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