JPH0653493U - おにぎり及び巻き寿司用包装材 - Google Patents

おにぎり及び巻き寿司用包装材

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JPH0653493U
JPH0653493U JP057096U JP5709692U JPH0653493U JP H0653493 U JPH0653493 U JP H0653493U JP 057096 U JP057096 U JP 057096U JP 5709692 U JP5709692 U JP 5709692U JP H0653493 U JPH0653493 U JP H0653493U
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
resin film
packaging material
heat
rice balls
Prior art date
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Pending
Application number
JP057096U
Other languages
English (en)
Inventor
和人 松田
Original Assignee
株式会社スズパック
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Publication date
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Publication of JPH0653493U publication Critical patent/JPH0653493U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 おにぎり及び巻き寿司用包装材に関し、カー
ルが発生しないおにぎり及び巻き寿司用包装材を提供す
ることを目的とする。 【構成】 両側縁部がかさなり合うように一面側に折り
返した後、周縁部を両側縁部が重ね合わせられる箇所を
除いてヒートシールすることにより袋状に形成された1
枚の合成樹脂フィルム1と、袋状の該合成樹脂フィルム
1の内側に封入された海苔2とを備える構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、おにぎり及び巻き寿司用包装材に関し、特に包装材の周縁部のヒー トシール性が高められるとともに、包装材のカールが発生し難くなるようにした おにぎり用包装材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、おにぎり及び巻き寿司用包装材として、例えば図4に示すように、1対 の内包材101a・101bと1枚の外包材102と、内包材101a・101 bと外包材102との間に封入される海苔103とを備えるものがある。
【0003】 内包材101a・101bと外包材102とは互いに異なる種類の合成樹脂フ ィルムで構成されるのが通例であり、内包材101a・101bの周縁部と外包 材102の周縁部とが互いに重ねられてヒートシールによって封合される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、種類が異なる合成樹脂からなる内包材101a・101bと外 包材102とをヒートシールすると、同種の合成樹脂フィルムどうしをヒートシ ールした場合に比べてヒートシール性が低くなるとともに、ヒートシール後の収 縮率差によって包装材がカールしてしまい、取扱い難くなる。
【0005】 本考案は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、包装材の周縁部のヒート シール性が高められるとともに、包装材のカールが発生し難くなるようにしたお にぎり及び巻き寿司用包装材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るおにぎり及び巻き寿司用包装材は、上記の目的を達成するため、 両側縁部がかさなり合うように一面側に折り返された後、周縁部を両側縁部が重 ね合わせられる箇所を除いてヒートシールすることにより袋状に形成された1枚 の合成樹脂フィルムと、袋状の該合成樹脂フィルムの内側に封入された海苔とを 備えることを特徴とする。
【0007】
【作 用】
本考案においては、折り畳まれた1枚の1枚の合成樹脂フィルムをヒートシー ルするので、異種の合成樹脂フィルムどうしをヒートシールする従来例に比べる と、ヒートシール性が高く、包装材の表裏の収縮差が生じなくなるので、包装材 がカールするおそれはなくなる。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例に係るおにぎり及び巻き寿司用包装材を図面に基づいて海苔 体的に説明すれば、以下の通りである。
【0009】 図1(a)の平面図及び図1(b)の断面模式図に示すように、この包装材は 袋状の合成樹脂フィルム1と、これの内側に封入された海苔2とからなる。
【0010】 この包装材の製造方法は特に限定されず、例えば図2(a)ないし図2(f) に示すような手順を採用することができる。
【0011】 すなわち、図2(a)に示すようにロールから引き出した上記合成樹脂フィル ム1の両側部1aを上面側に折り、図2(b)に示すように中央部1bに海苔2 を載せた後、更に、図2(c)に示すように両側縁部1cを外側に折り返しなが ら、両側部1aを中央部1bの上面に折り畳み、図2(d)に示すように両側部 1aの折返線1dが互いに打ち重ねられるように折り畳む。
【0012】 合成樹脂フィルム1の幅は特に限定されず、包装するおにぎりの大きさに対応 して決定すればよく、例えば290mm程度のものが用いられる。また、例えば 580mm程度の広幅の合成樹脂フィルム1を用い、これを幅方向に半断して2 ラインの包装ラインを並行して稼働させることも可能である。
【0013】 また、合成樹脂フィルム1の折り畳む寸法も包装するおにぎりの大きさに対応 して決定され、たとえば、仕上がり幅寸法が140〜145mm程度に折り畳め ばよい。
【0014】 この後、図示しないヒートシーラーで、図2(e)に示すように両側縁部が重 ね合わせられる箇所を除いた海苔2の周囲のヒートシール部分1e(ハッチング を付した部分)をヒートシールした後、図2(f)に示すように裁断器で所定の 箇所で裁断するとともに切罫3を形成する、という手順で作られる。
【0015】 ところで、おにぎりまたは巻き寿司を露出させないように包装するためにはお にぎりまたは巻き寿司の幅よりも広幅の包装材が必要であるのに対して、海苔2 の幅はおにぎりまたは巻き寿司の幅と同等あるいはそれ以下にしているので、広 幅の包装材の中で海苔2が幅方向に移動し、包装時に海苔2が折れたり、千切れ たりするおそれがあるとともに、食用時に海苔2が半分ずつ順に露出せず、おに ぎりや巻き寿司のごはんを海苔2で包み難くなることがある。
【0016】 そこで、上記のヒートシール工程において、折り返された合成樹脂フィルム1 の両側部をヒートシールすることは必須のことではないが、このヒートシールを 行うことにより、海苔2が包装材の中央部から移動することを防止している。
【0017】 上記袋状の合成樹脂フィルム1の周縁部で、両側縁部が重ね合わせられる箇所 には、それぞれ1対の切罫3が適当な間隔をおいて裁断と同時に形成される。切 罫3の長さは特に限定されず、例えば13mm程度とされる。また、切罫3の間 隔も特に限定されず、例えば20mm程度とされる。
【0018】 このおにぎりまたは巻き寿司用包装材を用いておにぎりまたは巻き巻き寿司を 包装する手順は特に限定されず、例えば従来と同じ方法で包装すればよく、また 、包装からおにぎりまたは巻き寿司を取り出す方法も従来と同様でよい。
【0019】 このおにぎり及び巻き寿司用包装材は、1つのロールから巻き出される1枚の 合成樹脂フィルム1で海苔2を包んでいるので、3つのロールから巻き出される 3枚の合成樹脂フィルムで海苔2を包む従来のおにぎり用包装材に比べると、原 料資材の管理が簡単になるとともに、製造工程の管理が簡単になるので、これら の管理費用を削減してコストダウンを図ることができる。
【0020】 また、1つのロールから巻き出される合成樹脂フィルム1を無駄なく使用する ので、材料歩留りが100%となり、一層効率よくコストダウンできる。
【0021】 更に、このおにぎり及び巻き寿司用包装材は、1枚の合成樹脂フィルム1で海 苔2を包んでいるので、ヒートシールをした場合に同種の合成樹脂フィルム1ど うしがヒートシールされる。したがって、異種の合成樹脂フィルムどうしをヒー トシールしている従来例に比べて、ヒートシール性が高くなるとともに、包装材 の両面の収縮差がなくなり、カールが発生するおそれがなくなり、取扱が容易に なる。
【0022】 なお、上記の一実施例においては、合成樹脂フィルム1の中央部1bに海苔2 を載せた後、更に、両側縁部1cを外側に折り返しながら、両側部1aを中央部 1bの上側に折り畳んでいるが、両側縁部1cを外側に折り返すことは本考案に 必須のことではなく、例えば図3(a)に示すように、片方の側縁部1cのみを 外側に折り返しながら両側部1aを中央部1bの上側に折り畳んだり、図3(b )に示すように両側縁部1cを外側に折り返すことなく両側部1aを中央部1b の上側に折り畳んだりすることも可能である。
【0023】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案のおにぎり及び巻き寿司用包装材によれば、1 枚の合成樹脂フィルム1を折り畳んで海苔2を包んでいるので、ヒートシールを した場合に同種の合成樹脂フィルム1どうしがヒートシールされる。したがって 、異種の合成樹脂フィルムどうしをヒートシールしている従来例に比べて、ヒー トシール性が高くなるとともに、包装材の両面の収縮差がなくなり、カールが発 生するおそれがなくなり、取扱が容易になる。
【0024】 また、1つのロールから巻き出される1枚の合成樹脂フィルム1で海苔2を包 んでいるので、3つのロールから巻き出される3枚の合成樹脂フィルムで海苔2 を包む従来のおにぎり用包装材に比べると、原料資材の管理が簡単になるととも に、製造工程の管理が簡単になるので、これらの管理費用を削減してコストダウ ンを図ることができる。
【0025】 更に、1つのロールから巻き出される合成樹脂フィルム1を無駄なく使用する ので、材料歩留りが100%となり、一層効率よくコストダウンできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の平面図及び断面模式図である。
【図2】本考案の製造方法例のフロー図である。
【図3】他の本考案の断面模式図である。
【図4】従来例の平面図及び断面模式図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂フィルム 2 海苔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側縁部が重なり合うように一面側に折
    り返した後、周縁部を両側縁部が重ね合わせられる箇所
    を除いてヒートシールすることにより袋状に形成された
    1枚の合成樹脂フィルムと、袋状の該合成樹脂フィルム
    の内側に封入された海苔とを備えることを特徴とするお
    にぎり及び巻き寿司用包装材。
  2. 【請求項2】 袋状の該合成樹脂フィルムの周縁部で両
    側縁部が重ね合わせられる箇所に適当な間隔を置いて1
    対の切罫が形成される請求項1に記載のおにぎり及び巻
    き寿司用包装材。
JP057096U 1992-06-16 1992-06-16 おにぎり及び巻き寿司用包装材 Pending JPH0653493U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166817A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Sanpo Kk 成形米飯食品包装用シート体の製造方法及び包装付き成形米飯食品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420252A (ja) * 1990-05-15 1992-01-23 Shizuoka Kurosawa Shoten:Kk おにぎり用包装材及びその製造方法

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