JPH0652840B2 - 電子部品のリード線の自動切断装置 - Google Patents

電子部品のリード線の自動切断装置

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JPH0652840B2
JPH0652840B2 JP59171901A JP17190184A JPH0652840B2 JP H0652840 B2 JPH0652840 B2 JP H0652840B2 JP 59171901 A JP59171901 A JP 59171901A JP 17190184 A JP17190184 A JP 17190184A JP H0652840 B2 JPH0652840 B2 JP H0652840B2
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electronic component
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勝美 樋口
亨 藤原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リード線等の線材の自動切断装置に関し、特
に、電子部品を印刷配線回路基板に自動挿入する電子部
品自動挿入機等における電子部品のリード線切断装置に
関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、リード線等の線材を自動的に切断する機構は、そ
のリード線の切断強度が異なるものを切断するときに
は、切断力を設定し直したり、カッターを交換したりし
て対応しているのが実情である。
特に、電子部品自動挿入機においては、電子部品のリー
ド線の直径,材質の異なるいわゆる切断強度が異なる多
数の電子部品を自動的にリードカットしていく必要があ
る。しかし、切断強度の小さい部品にカッターの切断力
の条件を設定すれば切断強度の大きい部品がリードカッ
トしにくくなり、逆に、切断強度の最大の部品にカッタ
ーの切断力の条件を設定すれば、カッターの摩耗が著し
く早くなると共に、切断力が小さくともよい電子部品の
ときにリード線以外のボディにも必要以上余分なストレ
スが加わる等の悪影響を与えていた。
発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消するもので、電子部
品のリード線の切断強度が異なるものでも、その切断強
度に応じた切断力に自動的に制御して最適な切断条件が
得られる電子部品のリード線の自動切断装置を提供する
ことを目的とする。
発明の構成 本発明は、エアシリンダ構造のピストンロッド先端に設
けたリード線切断カッターと、リード線の切断強度に応
じてその切断強度が異なることを指令する検知部と、前
記検知部の指令信号により前記エアシリンダのエア圧力
を切換える切換弁を備えたリード線等の自動切断装置で
あり、リード線の切断強度が異なるものでも、切断強度
の異なることを指令する検知部の信号により、切断強度
に応じた切断力を得ることができるようにエアシリンダ
の内圧を自動的に切換制御して、常に最適切断条件が得
られ、切断しにくかったり、カッター摩耗等のリード線
切断時のトラブルを防止することができるものである。
実施例の説明 第1図は、本発明の一実施例における電子部品のリード
線の自動切断装置を有する電子部品自動挿入機の全体を
示すものである。
第1図において、1は挿入ヘッド、2はカッターユニッ
ト、3はアンビル、4はXYテーブル、5はジャンパー
線供給部、6は電子部品供給部、7は電子部品収納部、
8は基板ローダー、9は基板アンローダ、10は主操作
盤、11は副操作盤、12は電源盤、13はプログラム
指令部、14はXYテーブル位置決め制御部、15は電
子部品収納部の位置決め制御部である。この自動挿入機
は、ソリッド抵抗・カーボン抵抗・ダイオード等のアキ
シャルリードのテーピング電子部品を印刷配線回路基板
に対して水平方向に挿入していく機械であり、NCテー
プのプログラムに従って基板のローディング、アンロー
ディング、位置決め、挿入すべき電子部品の選択,挿入
方向の選択及び基板への電子部品挿入等一連動作を連続
自動で行なうものである。この中で本発明の動作に係わ
るカッターユニット2と電子部品供給部6について以下
第2図,第3図に基づいて詳細に説明する。
第2図において、6は電子部品供給部であり、7は電子
部品収納部、16は電子部品収納部駆動軸、17はラッ
クで、電子部品収納部駆動軸16が回転するとラック1
7を介して電子部品収納部7が移動する。39はこれら
多数の電子部品収納部のなかから指定した収納部を検知
するための検出板、38は位置検出器、40は検出信
号、36は検知部、37は指令信号である。この検出板
39の位置を増設変更することにより指定収納部を選択
することができる。
次に第3図に示される2はカッターユニットであり、1
8はエアシリンダ、19はピストン、20はピストンロ
ッドと兼用している挿入ガイト、21は圧縮バネ、22
は鋼球、23は移動刃、24は固定刃、25は電子部
品、28はその電子部品のリード線、26は挿入軸、2
7は受けレバー、29は圧縮バネである。
今、この電子部品自動挿入機で電子部品のリード線を切
断する状態を、第3図に基づいて説明する。
このカッターユニット2は、スプリングリターン式の単
動エアシリンダ構造であり、矢印Aよりエア圧を加える
ことによりピストン19が矢印C方向に移動して挿入ガ
イド20も前進する。前述の通りこの挿入ガイド20は
ピストン19のピストンロッドを形成しており、このと
き、鋼球22により挿入ガイド20と同時に移動刃23
も追従しながら前進して固定刃24との間にはさんだリ
ード線28を切断する。これらの固定刃24と移動刃2
3が、エアシリンダ構造のエアシリンダ18のピストン
ロッドである挿入ガイド20の先端に設けてあり、リー
ド線切断カッターを形成する。
このカッターユニットで切断動作を行なうための従来の
エア配管図が第4図であり、矢印Bよりエア源から供給
されたエアは、減圧弁31で所望の圧力32に設定され
て、自動挿入機からのカット指令(本発明に特に関与し
ないため図示せず)によって電磁弁30が動作しエアシ
リンダ18内にエアが供給されてリード線の切断を行な
う。この従来例では、電子部品のリード線が、直径・材
質等切断強度の異なるものであっても一定圧力32のエ
ア圧によって生じる一定の切断力しか得られず、これが
機械停止の大きな原因となっていた。
これら電子部品の中で、抵抗でリード線直径0.6mmの軟
銅線と、ダイオードでリード線直径0.6mmの鉄線と、同
じくダイオードでリード線0.5mmの鉄線の3種類のリー
ド線を切断するカッターユニットの場合、常時、ダイオ
ードでリード線直径0.6mmの鉄線が、カッターユニット
のエアシリンダ直径22mmのときカッターユニットのエ
ア圧力4Kg/cm2に設定しても切断不良を生じ、他の2
種は切断に何ら支障が無かった。そこで本発明者が0.6m
mの鉄線が切断可能なエア圧力を実験により求めた結
果、5Kg/cm2以上であれば切断に支障は無かった。し
かし、これ以外の0.5mmの鉄線と0.6mmの軟銅線を切断す
るときには逆に固定刃24に加わる衝撃が増して、両方
の刃の摩耗が著しく早くなると共に、電子部品のボディ
25へのインパクトも大となりボディ25にも不必要な
ストレスが加わって破損を生じる等の悪影響が出てき
た。即ち、減圧弁31で単一圧力しか得られない第4図
の従来例のエア配管では、第3図に示すカッターユニッ
トでエア圧力を4Kg/cm2にしても5Kg/cm2に増しても
リード線切断強度が変わったときは切断の動作が対応し
きれなくなってしまうのである。
こうした問題点を解消するため、本実施例では、第5図
に示すエア配管とした。
ここでは、リード線切断のカット指令を受けて作動する
電磁弁30へ行く手前にエア圧力をエア元圧の矢印Bか
ら別個の減圧弁34を経て別圧力35に設定している。
この実施例では別圧力35は5Kg/cm2とし、従来から
の減圧弁31の圧力32は4Kg/cm2としている。そし
てこれらの圧力32,35を,リード線切断強度の異な
ることを指令する検知部36の指令信号37によって作
動する切換弁33に導き、検知部36からの指令信号3
7が入らない状態のときは、常時、減圧弁31で設定さ
れた圧力32のまゝ電磁弁30によりリード線切断を行
なう。
そして、リード線の切断強度が異なることを検知指令し
たときのみ、別圧力35でリード線切断を行なう。即ち
本実施例では、常時は0.6mmの軟銅線と0.5mmの鉄線を圧
力32で切断し、これよりリード線切断強度の大きい0.
6mmの鉄線であることを検知したときのみ、検知部36
よりの指令信号37により切換弁33が作動して別圧力
35でリード線切断を行なうのである。こうして4Kg/
cm2で切断できるものには、電子部品のボディにも余分
なストレスを加えることなく切断できる。
このことは、リード線切断強度に応じてその切断強度が
異なることを指令する検知部36よりの指令により自動
的に行なわれる。
これら検知部36の動作を第2図の実施例に基づいてさ
らに詳細に説明する。今、電子部品収納部7の中で、0.
6mmの鉄線使用のダイオードを収納している位置にのみ
検出板39を取り付けておくと、この位置が指定電子部
品収納部の位置であることになり、電子部品を自動挿入
中においては、電子部品収納部7が駆動軸16により移
動してゆき、検出器38で検出した位置まで移動したと
き、ちょうど0.6mmの鉄線使用のダイオード収納部をリ
ード切断するように検出板39と検出器38を対応させ
て設置すれば、この検出器38よりの検出信号40で検
知部36から指令37がスタートして第5図エア配管の
切換弁33を切換えて、別圧力35によりリード線切断
を行なう。
また、この検知部36は、電子部品自動挿入機における
電子部品供給部6の移動する電子部品収納部駆動軸16
の中より、第1図に示す本体のプログラム指令部13で
予め先に0.6mmの鉄線ダイオードが収納される位置を検
出してプログラム検知部とする電子部品収納部の位置決
め制御部15を利用しても全く同様の動作が得られる。
なお、本発明の実施例では、エア圧力を2段に制御して
いるが、リード線切断強度に応じて3〜4段等の多段切
換えを行っても同様の結果が得られる。
発明の効果 以上詳述したように本発明は、エアシリンダ構造のピス
トンロッド先端に設けた電子部品のリード線切断カッタ
ーと、電子部品のリード線の切断強度に応じてその切断
強度が異なることを指令する検知部と、この検知部から
の指令信号によりエアシリンダのエア圧力を切換える切
換弁を設けることにより、電子部品のリード線の切断強
度が異なるものが入り混っていても、その切断強度に応
じた切断力に自動的に制御して最適な切断条件を得るこ
とができ、特に電子部品の自動挿入機等においては、切
断力をいちいち設定し直す手間も必要なくなり、かつ、
リードカットできない、リードカットしにくい、カッタ
ーの刃の破損,摩耗と云った機械としてのトラブル、一
時停止が全く無くなる等、数々の優れた効果を得ること
のできる電子部品のリード線の切断機構を実現できるも
のである。
さらに、副次的な効果としては、リード線以外の電子部
品のボディにもリード線切断に適した力でリード線を切
断するため、必要以上余分なストレスが加わることも無
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるリード線等の自動切
換装置を有する電子部品自動挿入機の全体斜視図、第2
図は本発明の一実施例の電子部品自動挿入機における電
子部品供給部の斜視図、第3図は本発明の一実施例のリ
ード線等の自動切断装置を有する電子部品自動挿入機に
おけるカッターユニットの断面図、第4図は、従来のカ
ッターユニットのエア配管図、第5図は本発明の一実施
例のカッターユニットのエア配管図である。 18……エアシリンダ、19……ピストン、23……移
動刃、24……固定刃、28……電子部品のリード線、
33……切換弁、38……指定電子部品収納部の位置検
出器、39……検出板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 亨 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐久間 栄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−196098(JP,A) 特開 昭57−18390(JP,A) 特開 昭53−132770(JP,A) 特開 昭48−15062(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷配線回路基板にリード線の切断強度が
    異なる複数種類のリード線を有する電子部品を自動挿入
    する電子部品自動挿入機の挿入ヘッドにおけるカッター
    ユニットにおいて、エアシリンダ構造のピストンロッド
    先端に設けた電子部品のリード線切断カッターと、前記
    電子部品のリード線の切断強度に応じてその切断強度が
    異なることを指令する検知部と、前記検知部からの指令
    信号により前記エアシリンダのエア圧力を切換える切換
    弁とを備えたことを特徴とする電子部品のリード線の自
    動切断装置。
  2. 【請求項2】リード線の切断強度に応じてその切断強度
    が異なることを指令する検知部は、電子部品自動挿入機
    の電子部品供給部のなかの指定電子部品収納部の位置を
    検出する検出器であることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の電子部品のリード線の自動切断装置。
  3. 【請求項3】リード線の切断強度に応じてその切断強度
    が異なることを指令する検知部は、電子部品自動挿入機
    の電子部品供給部のなかの指定電子部品収納部の位置を
    移動する電子部品収納駆動軸の中より予め指定したプロ
    グラム指令で検知するプログラム検知部であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の電子部品のリ
    ード線の自動切断装置。
JP59171901A 1984-08-18 1984-08-18 電子部品のリード線の自動切断装置 Expired - Lifetime JPH0652840B2 (ja)

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JPS58196098A (ja) * 1982-05-11 1983-11-15 松下電器産業株式会社 電子部品插入装置

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