JPH0652621U - 電熱線付き布団 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒い季節でも暖かく快適な就寝を約束する。
電熱線の電熱効果を利用し低コストでクリーンな就寝具
とする。布団乾燥の機能を持たせる。 【構成】 敷き布団３の下部面に電熱線１を通し、掛け
布団４の上部面と下部面の中間にも同様に電熱線１を通
すことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、敷き布団の下部面に電熱線を通す構造と、掛け布団の上部面 と下部面の中間に電熱線を通す構造である。

図面で説明すれば、第２図のように布団全面に絶縁物と不燃物で処理された電 熱線１を通し、第１図のように就寝中の人体から離れたところを電熱線１を通す 構造である。敷き布団３の下部面を電熱線１が通り、掛け布団４の上部面と下部 面の中間を電熱線１が通る。なお掛け布団４の中間を電熱線１が通るのは上方に 熱を逃がさないためである。

従来、寒い日に就寝するときには、室内暖房（ストーブやエアコン）や電気ア ンカや電気毛布やコタツが使用されてきた。しかし室内暖房はエネルギーの無駄 が大きい。電気アンカや電気毛布は局部火傷の可能性がある。電気アンカや電気 毛布やコタツは局部的に暖まるためかぜや痔のげい原因になることがあり、使用 感も悪い。電気毛布は人体の近くに電熱線があるため電磁波の影響が心配される 。また寒いので布団を厚く重ねると、寝心地が悪くなる。

本考案の使用方法は図２のように就寝時に電熱線に電気を通じればよい。

本考案では室内全体を暖房するよりエネルギーの使用量は少なくて済む。電熱 線と人体が離れるため、局部火傷や電磁波の危険はへる。敷き布団と掛け布団の 全面が均一に暖まるため健康に良く、使用感も良い。就寝時の使用で布団が乾燥 するため、布団乾燥の手間がかからない。就寝時に電熱機能を使わない季節でも 丸めて電気を通じて暫く置いておくだけで布団が乾燥できる。

なお、本考案は従来の電気毛布のようにタイマーや電流量の調節装置や電流量 を室温に応じて調節する装置と合わせることによってさらに使いやすくすること が容易である。布団の材質は従来使用されてきた綿や羽毛やスポンジやマットな どがそのまま使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 人が就寝した状態を横から見た断面図。

【図２】 本考案の敷き布団または掛け布団を上方から
電熱線を透かして見た図。

【符号の説明】

１ 電熱線 ２ 就寝中の人 ３ 敷き布団 ４ 掛け布団 ５ 敷き布団または掛け布団

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 敷き布団の下部面に電熱線を通す構造。
2. 【請求項２】 掛け布団の上部面と下部面の中間に電熱
   線を通す構造。