JP2007275523A - ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】寝具に用いる従来の掛け布団や敷き布団は、その布団のみで寒さに耐えられない場合には、毛布や肌掛け、電気毛布や電気敷布を使用しているが、掛け布団や敷き布団のみで睡眠時の寒さから身体を守ることのできる熱を発する掛け布団と敷き布団を提供すると共に、天日や乾燥機で乾燥する手間を省くこともできる掛け布団と敷き布団を提供することにより、常に購入時の布団のふわふわ感が保て、快適な睡眠を可能とさせることを課題とした。
【解決手段】寝具に用いる従来の掛け布団や敷き布団の中綿の間に、サンドウィッチ状態に、電気毛布や電気敷布に類似したヒーターを組み込むことにより製造する、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団を提供することをその手段とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、寝具として使用する掛け布団や敷き布団の中綿の間に、サンドウィッチ状態に、電気毛布、または、電気敷布に類似したヒーターを組み込んで製造する、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団に関するものである。
従来、寝具として使用する掛け布団や敷き布団は、もめん綿や化学繊維を使用した綿や羽毛や羊毛などを中綿として使用して製造れている。
本発明に類似した技術としては、その掛け布団や敷き布団だけでは睡眠時の寒さに耐えられない場合において使用するために毛布や肌掛け、電気毛布や電気敷布などがある。
本発明が提供するヒーターを内蔵した掛け布団や敷き布団のように、布団が独自に熱を発して寒さから身体を守ったり、ヒーターが内蔵されているので布団の水分を蒸発させることにより乾燥させる手間が省ける掛け布団や敷き布団は今迄になかった。
そこで本発明は、掛け布団と敷き布団のみで睡眠時の寒さから身体を守ることのできる熱を発する掛け布団と敷き布団を提供すると共に、天日や乾燥機で乾燥する手間を省くこともできる掛け布団と敷き布団を提供することにより、常に購入時の布団のふわふわ感が保て、快適な睡眠を可能とさせることを課題とした。
上記課題を解決するために、従来の掛け布団や敷き布団の綿の間にサンドウィッチ状態に、電気毛布や電気敷布に類似したヒーターを組み込んで製造する、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団を提供することをその手段とする。
以上説明したように、本発明のヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団は、毛布や肌掛け、電気毛布や電気敷布を使用することなく、掛け布団と敷き布団のみで睡眠時の寒さから身体を守る効果がある。
また、本発明のヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団は、布団の綿の間ににヒーターを組み込んだことにより、布団が人体やその他から吸収する水分をその熱により蒸発させるため、水分が綿に残留しないので、煩わしい布団の天日干しや乾燥をしなくても済み、常に購入時の布団のふわふわ感が保て、快適な睡眠を可能にする効果がある。
なお、本発明のヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団は、布団の綿の間ににヒーターを組み込んで製造することから、布団に使用する綿は、新品でも打ち直し済みの再製品の綿を使用して製造することも可能であることから、要望に応じてはすでに家庭にある掛け布団や敷き布団を改良して、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団を製造できる効果もある。
以下本発明を図示の実施の形態により具体的に説明する。
図1は、掛け布団1、敷き布団2の中綿3の間にヒーター5が組み込まれている構造を説明したものである。
図2は、掛け布団1を一例とした図であるが、敷き布団2も同様に、電源接続プラグ4をコンセント0に差し込むと、電気が主電源コード9を流れて配電コントロール器8の電源ON、OFFスイッチ8aがONされると温度調節スイッチ8b、配電切り替スイッチ7、ヒーター接続コード10を電気が経由してヒーター5が加熱することにより暖かな布団となる。
図3は、敷き布団2を一例とした図であるが、掛け布団1も同様にヒーター配線例イ5a、ヒーター配線例ロ5bのヒーターへの配電方法を図示した図であり、配電コントロール器8の配電切替スイッチの切替により、ヒーター5全体もしくは点線部分5bと実線部分5aの部分に分けて加熱することもできる。
図1、図2、図3における布団1、2と配電コントロール器8や、その他の図面の縮尺率は、図を説明するために不均等縮尺率で表現してある。
また、配電コントロール器8には温度調節スイッチ8bや、ヒーター5、5a、5bに常備されているサーモスタット6が感知した温度を配電コントロール器8に伝えると、温度調節スイッチ8bで設定されている温度にコントロールできることで、必要以上の温度を制御して、高温等による事故も防止することができる他に、図には示してないが配電コントロール器8にタイマーを組み入れてヒーター5、5a、5bの発熱時間を制御することも可能であるが、電源部に市販されているタイマーを取り付けて使用してもよい。
なお、使用するヒーター5、5a、5bは、独自に開発したヒーターを使用する他に、市販されている電気毛布、及び、電気敷布の製造元との提携によりその電気毛布や電気敷布などのヒーターを活用してもよく、主に使用するヒーターはひも状の防水ヒーターなどを使用するが、安全性に問題がなければ他のヒーターを任意で使用してもよい。
さらに、掛け布団1、敷き布団2の中綿3の間に、ヒーター5、5a、5bが組み込まれて熱を発散することにより、布団に付着した水分を蒸発させて常に乾燥状態を保つことができる。
本発明の、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団に、ヒーターを組み込んだ構造全体を図示する透視断面斜視図である。 本発明の、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団の、配電コントロール器を拡大して平面図で表現説明すると共に電気経路等を含み図示説明した斜視図である。 本発明の、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団の、ヒーターの区分配列方法を図示した斜視図であり配電コントロール器は平面図で表現してある。
符号の説明
0 コンセント
1 掛け布団
2 敷き布団
3 中綿
4 電源接続プラグ
5 ヒーター
5a ヒーター配線例イ(実線部)
5b ヒーター配線例ロ(点線部)
6 サーモスタット
7 配電切り替えスイッチ
8 配電コントロール器
8a 電源ON、OFFスイッチ
8b 温度調節スイッチ
9 主電源コード
10 ヒーター接続コード

Claims (1)

  1. 寝具として使用する掛け布団や敷き布団の中綿の間に、サンドウィッチ状態に、電気毛布、または、電気敷布に類似したヒーターを組み込んで製造する、ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団。
JP2006129586A 2006-04-06 2006-04-06 ヒーターを内蔵した掛け布団と敷き布団 Pending JP2007275523A (ja)

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