JPH0652437B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JPH0652437B2 JPH0652437B2 JP60165515A JP16551585A JPH0652437B2 JP H0652437 B2 JPH0652437 B2 JP H0652437B2 JP 60165515 A JP60165515 A JP 60165515A JP 16551585 A JP16551585 A JP 16551585A JP H0652437 B2 JPH0652437 B2 JP H0652437B2
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- Japan
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- toner
- recording
- conductive
- electrode
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像情報に対応する電気信号により導電性ト
ナーの付着を制御して記録紙に画像を形成する画像記録
装置に関する。
ナーの付着を制御して記録紙に画像を形成する画像記録
装置に関する。
(従来の技術) 従来の技術として、例えば、USP−3816840が
ある。これは導電性の中空円筒のトナー搬送部材の内部
に、回転する磁石が設けられており、このトナー搬送部
材の表面に磁性体で出来た信号電極が多数個電気的に相
互に絶縁されて設けてある。この信号電極には文字発生
器が接続されている。トナー搬送部材は、導電性磁性ト
ナーが収納されているトナー容器にその一部が埋没して
いる。絶縁性の記録体は信号電極に近接して対向してお
り、記録体の背面には背面電極が密着している。そこで
磁石がたとえば反時計方向に回転すると、導電性磁性ト
ナーは磁界の変化に従い穂状のトナー鎖を形成しながら
トナー搬送部材表面に沿って時計方向に移動する。この
移動している導電性磁性トナーは信号電極へ到達する
と、信号電極の先端に導電性磁性トナーの穂が形成され
る。この時に文字発生器から信号電極へ画像情報に応じ
た信号電圧を与えることによって、信号電極に印加され
た電圧と背面電極との電圧差により形成された導電性磁
性トナーの穂を通して記録体に荷電され、導電性磁性ト
ナーは記録体面に付着する。また記録体は右方向に移動
している為に記録体上には連続的に画像が形成される。
ある。これは導電性の中空円筒のトナー搬送部材の内部
に、回転する磁石が設けられており、このトナー搬送部
材の表面に磁性体で出来た信号電極が多数個電気的に相
互に絶縁されて設けてある。この信号電極には文字発生
器が接続されている。トナー搬送部材は、導電性磁性ト
ナーが収納されているトナー容器にその一部が埋没して
いる。絶縁性の記録体は信号電極に近接して対向してお
り、記録体の背面には背面電極が密着している。そこで
磁石がたとえば反時計方向に回転すると、導電性磁性ト
ナーは磁界の変化に従い穂状のトナー鎖を形成しながら
トナー搬送部材表面に沿って時計方向に移動する。この
移動している導電性磁性トナーは信号電極へ到達する
と、信号電極の先端に導電性磁性トナーの穂が形成され
る。この時に文字発生器から信号電極へ画像情報に応じ
た信号電圧を与えることによって、信号電極に印加され
た電圧と背面電極との電圧差により形成された導電性磁
性トナーの穂を通して記録体に荷電され、導電性磁性ト
ナーは記録体面に付着する。また記録体は右方向に移動
している為に記録体上には連続的に画像が形成される。
上記の様な装置を改良したものとして、導電性磁性トナ
ーの代りに光導電性磁性トナーと光を組合せ、かつ記録
用の信号電極を分割して記録体上にトナー像を形成する
方法を用いた装置(特開昭59−104959)があ
る。また信号電極の各々が一部を光導電性物質で形成さ
れており、その光導電性物質を介してのみ電極先端と信
号電圧源との電気的な接続が実現出来る様になってお
り、これらの電極は複数の群に区分され、その各群別に
その電極群の光導電性物質に光を当てる光源を設けると
ともに、各群の対応する電極をそれぞれ共通の電気接続
線に接続し、記録体上にトナー像を形成する方法を用い
た装置(特開昭59−146865)がある。さらにト
ナー搬送面に移動磁極の移動方向と直交する方向に線状
の導電体を張設し、この線の両端間に誘起する起電力を
検出して、これにより磁極位置と画像信号電圧印加との
同期をとるようにした装置(特開昭59−15287
5)などがある。
ーの代りに光導電性磁性トナーと光を組合せ、かつ記録
用の信号電極を分割して記録体上にトナー像を形成する
方法を用いた装置(特開昭59−104959)があ
る。また信号電極の各々が一部を光導電性物質で形成さ
れており、その光導電性物質を介してのみ電極先端と信
号電圧源との電気的な接続が実現出来る様になってお
り、これらの電極は複数の群に区分され、その各群別に
その電極群の光導電性物質に光を当てる光源を設けると
ともに、各群の対応する電極をそれぞれ共通の電気接続
線に接続し、記録体上にトナー像を形成する方法を用い
た装置(特開昭59−146865)がある。さらにト
ナー搬送面に移動磁極の移動方向と直交する方向に線状
の導電体を張設し、この線の両端間に誘起する起電力を
検出して、これにより磁極位置と画像信号電圧印加との
同期をとるようにした装置(特開昭59−15287
5)などがある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したUSP−3816840において、トナーが記
録体に付着するのは、トナーが導電性であるため各トナ
ー鎖が実質的に一つの導電体となり、電圧印加時に記録
体の絶縁材料層背面側の電荷と逆極性の電荷がトナー鎖
を通してその先端部に誘起され、この両電荷の静電吸引
力が磁石による磁力に打ち勝って該先端部のトナー粒子
を記録体へ吸引付着させている。従ってトナー鎖先端部
に十分な電荷を誘起させなければならず、それぞれの電
極に十分な電圧を印加せねばならない。この電極は記録
体の記録巾を216mmに選びかつ1mm当り10本の解像
度を得ようとする場合、2160本必要であり、これと
同数の駆動電源が必要で、コスト,装置の大型化の欠点
を有している。またトナーは十分導電性でなければなら
ず、一度記録体に付着したトナーの電荷はすぐ失われる
ため、転写から短い時間内に定着をする必要があり、定
着器の配置等の問題がある。またトナー鎖を通しての電
荷の移動は、電極の面に対して垂直方向だけでなくその
他の方向へも同様な速度で行われるので、非画像部分へ
の転写による印字品質の低下、解像度の悪化を生じる問
題がある。
録体に付着するのは、トナーが導電性であるため各トナ
ー鎖が実質的に一つの導電体となり、電圧印加時に記録
体の絶縁材料層背面側の電荷と逆極性の電荷がトナー鎖
を通してその先端部に誘起され、この両電荷の静電吸引
力が磁石による磁力に打ち勝って該先端部のトナー粒子
を記録体へ吸引付着させている。従ってトナー鎖先端部
に十分な電荷を誘起させなければならず、それぞれの電
極に十分な電圧を印加せねばならない。この電極は記録
体の記録巾を216mmに選びかつ1mm当り10本の解像
度を得ようとする場合、2160本必要であり、これと
同数の駆動電源が必要で、コスト,装置の大型化の欠点
を有している。またトナーは十分導電性でなければなら
ず、一度記録体に付着したトナーの電荷はすぐ失われる
ため、転写から短い時間内に定着をする必要があり、定
着器の配置等の問題がある。またトナー鎖を通しての電
荷の移動は、電極の面に対して垂直方向だけでなくその
他の方向へも同様な速度で行われるので、非画像部分へ
の転写による印字品質の低下、解像度の悪化を生じる問
題がある。
この欠点の改良である上記特開昭59−104959
は、導電性磁性トナーの代りに、光導電性磁性トナーと
光を組合せ、かつ記録用の信号電極を分割するような方
法を用いて、信号電極の配線を各ブロック毎にし、各ブ
ロック毎に順次走査している。しかしながらこの場合分
割された光源の順次あるいは選択的な駆動及び各ブロッ
ク毎の電極の順次あるいは選択的な駆動等が必要であ
り、十分に改良されているとはいえない。
は、導電性磁性トナーの代りに、光導電性磁性トナーと
光を組合せ、かつ記録用の信号電極を分割するような方
法を用いて、信号電極の配線を各ブロック毎にし、各ブ
ロック毎に順次走査している。しかしながらこの場合分
割された光源の順次あるいは選択的な駆動及び各ブロッ
ク毎の電極の順次あるいは選択的な駆動等が必要であ
り、十分に改良されているとはいえない。
また、前記特開昭59−146865では、光導電性材
料を使用するため、他のブロックに影響を及ぼさないよ
うな光学的レンズ系が必要となってくる。これら従来技
術のいずれもがトナー自身をそのトナー鎖先端部に、付
着に必要な電荷を誘起する必要があり、駆動系は各電極
に比較的高い電圧を順次あるいは選択的に印加できるも
のでなければならず、複雑でコスト高となっている。
料を使用するため、他のブロックに影響を及ぼさないよ
うな光学的レンズ系が必要となってくる。これら従来技
術のいずれもがトナー自身をそのトナー鎖先端部に、付
着に必要な電荷を誘起する必要があり、駆動系は各電極
に比較的高い電圧を順次あるいは選択的に印加できるも
のでなければならず、複雑でコスト高となっている。
本発明の目的は、工程数の少ない簡単な画像記録を行う
もので、高電圧を不要とし、回路構成を簡単とするとと
もに、導電性トナーの紙への転写を素早く為し得るとと
もに非画像部分への転写いわゆるゴーストを生じない高
品質の画像記録を得ることにある。
もので、高電圧を不要とし、回路構成を簡単とするとと
もに、導電性トナーの紙への転写を素早く為し得るとと
もに非画像部分への転写いわゆるゴーストを生じない高
品質の画像記録を得ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の画像記録装置は、導電性トナーを収容したトナ
ー容器と、導電性トナーを帯電させるトナー帯電手段
と、この帯電させた導電性トナーを搬送するトナー搬送
手段と、このトナー搬送手段と第1の間隙をもって対向
しかつ紙送り方向と実質的に直交する方向に延伸するス
リットを有する絶縁性支持体と、その開口端面に形成し
てある複数の記録電極と、この記録電極と第2の間隙を
もって送られる記録紙と、この記録紙を導電性トナーの
帯電電荷と同極性に帯電させる記録紙帯電手段と、画像
情報に対応して選択された記録電極に、導電性トナーお
よび記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧を供給する駆動信
号供給手段とを具備するものである。
ー容器と、導電性トナーを帯電させるトナー帯電手段
と、この帯電させた導電性トナーを搬送するトナー搬送
手段と、このトナー搬送手段と第1の間隙をもって対向
しかつ紙送り方向と実質的に直交する方向に延伸するス
リットを有する絶縁性支持体と、その開口端面に形成し
てある複数の記録電極と、この記録電極と第2の間隙を
もって送られる記録紙と、この記録紙を導電性トナーの
帯電電荷と同極性に帯電させる記録紙帯電手段と、画像
情報に対応して選択された記録電極に、導電性トナーお
よび記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧を供給する駆動信
号供給手段とを具備するものである。
駆動信号供給手段は、常時記録電極を接地しているも
の、あるいは画像情報に対応して選択された記録電極に
導電性トナーおよび記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧を
供給するのに加えて、非選択の記録電極に導電性トナー
および記録紙の帯電電荷と同極性の電圧を供給するも
の、あるいは記録電極に対応した複数の光電変換部を有
しかつ画像情報に対応した変調光の走査を受ける光電変
換装置と、この光電変換装置の出力に応答しかつ記録電
極に接続してある複数の半導体スイッチング素子を有す
るものである。
の、あるいは画像情報に対応して選択された記録電極に
導電性トナーおよび記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧を
供給するのに加えて、非選択の記録電極に導電性トナー
および記録紙の帯電電荷と同極性の電圧を供給するも
の、あるいは記録電極に対応した複数の光電変換部を有
しかつ画像情報に対応した変調光の走査を受ける光電変
換装置と、この光電変換装置の出力に応答しかつ記録電
極に接続してある複数の半導体スイッチング素子を有す
るものである。
また、記録電極は、スリットの相対向する両開口端面の
少なくとも一方に形成してあるもの、あるいはスリット
の相対向する両開口端面に千鳥状に形成してあるもので
ある。
少なくとも一方に形成してあるもの、あるいはスリット
の相対向する両開口端面に千鳥状に形成してあるもので
ある。
さらに、記録電極が形成される端面は、トナー搬送手段
側に位置する第1の面と記録紙側に位置する第2の面と
からなり、第2の面に記録電極が形成してあり、第1の
面が導電性トナーが吸着するトナー待機部となっている
ものであり、また少なくとも第2の面が傾斜面に形成し
てあるものである。
側に位置する第1の面と記録紙側に位置する第2の面と
からなり、第2の面に記録電極が形成してあり、第1の
面が導電性トナーが吸着するトナー待機部となっている
ものであり、また少なくとも第2の面が傾斜面に形成し
てあるものである。
さらに、スリットに近接した位置に導電性トナーのスリ
ットへの捕捉を助ける微小突起がトナー搬送手段側に向
けて突設してあるものである。
ットへの捕捉を助ける微小突起がトナー搬送手段側に向
けて突設してあるものである。
(作用) このような構造であるので、帯電した導電性トナーは転
写領域すなわち記録電極の近くに搬送され、記録電極あ
るいはトナー待機部に付着して待機している。記録時に
画像情報に対応して選択された記録電極に、導電性トナ
ーおよび記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧が駆動信号供
給手段から供給されると、待機していた記録電極上のあ
るいはトナー待機部から移った記録電極上の導電性トナ
ーに逆極性の電荷が注入され、この導電性トナーは記録
紙に吸引クーロン力により付着する。
写領域すなわち記録電極の近くに搬送され、記録電極あ
るいはトナー待機部に付着して待機している。記録時に
画像情報に対応して選択された記録電極に、導電性トナ
ーおよび記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧が駆動信号供
給手段から供給されると、待機していた記録電極上のあ
るいはトナー待機部から移った記録電極上の導電性トナ
ーに逆極性の電荷が注入され、この導電性トナーは記録
紙に吸引クーロン力により付着する。
(実施例) 第1および2図において、導電性磁性のトナー1はトナ
ー容器2内に収容してある。導電性トナー1は、電圧印
加装置3により電圧を印加してあるトナー帯電手段4に
接触することにより帯電され、かつその層厚が調節され
る。この例ではトナー1はプラスに帯電されている。ト
ナー容器2内にはトナー搬送手段5が設けてあこのトナ
ー搬送手段は、絶縁性スリーブ5aがその一部をトナー
1内に埋没状態で設けてあり、このスリーブ内にマグネ
ットローラ5bを設けてなるものである。そのため、マ
グネットローラ5bが時計方向に回転することにより、
導電性磁性のトナー1は、絶縁性スリーブ5aの外周面
上を反時計方向に、穂状のトナー鎖を形成しながら搬送
される。トナー1の搬送方向に沿う一方向、つまり第1
図において、右から左へ記録紙6が搬送される。記録紙
6はその背面に設けた記録紙帯電手段であるコロナ放電
器7により、導電性トナー1の帯電電荷と同極性のプラ
スに帯電されている。絶縁性支持体8には、記録紙6の
紙送り方向と実質的に直交する方向のスリット8aが形
成され、この絶縁性支持体は、トナー容器2の一部を構
成しており、トナー搬送手段5と第1の間隙をもって対
向している。スリット8aの開口端面には、複数の記録
電極9…が設けてある。すなわち第2図示のように、ス
リット8aの開口端面に形成されている複数の記録電極
9・・・は、解像度に応じたピッチあるいはそれ以下の
間隔で、互いに絶縁された状態でたとえば2160個設
けてある。記録紙6は、この記録電極9・・・と第2の
間隙をもって搬送される。駆動信号供給手段10は、常
時は記録電極9を接地しているもので、記録時には画像
情報に対応して選択された記録電極に、導電性トナー1
および記録紙6の帯電電荷と逆極性、つまりマイナスの
電圧を供給するものである。記録電極9・・・を形成し
てある絶縁性支持体8は、その外面が傾斜して突出して
おり、この突出部は記録紙6のガイドをなすとともに、
記録電極9と記録紙6との間に第2の間隙を保つスペー
サの役割を果している。記録紙6は、右方より絶縁性支
持体8の突出部の外面を摺動して搬送され、スリット8
aに対向する位置でトナー1が転写され、定着位置まで
左方へ搬送される。なお第1の間隙は、トナー搬送手段
4によって搬送される導電性トナー1の層厚にほぼ等し
いか、またはそれよりも僅かに大であり、また第2の間
隙は、第1の間隙よりも小に設定されている。
ー容器2内に収容してある。導電性トナー1は、電圧印
加装置3により電圧を印加してあるトナー帯電手段4に
接触することにより帯電され、かつその層厚が調節され
る。この例ではトナー1はプラスに帯電されている。ト
ナー容器2内にはトナー搬送手段5が設けてあこのトナ
ー搬送手段は、絶縁性スリーブ5aがその一部をトナー
1内に埋没状態で設けてあり、このスリーブ内にマグネ
ットローラ5bを設けてなるものである。そのため、マ
グネットローラ5bが時計方向に回転することにより、
導電性磁性のトナー1は、絶縁性スリーブ5aの外周面
上を反時計方向に、穂状のトナー鎖を形成しながら搬送
される。トナー1の搬送方向に沿う一方向、つまり第1
図において、右から左へ記録紙6が搬送される。記録紙
6はその背面に設けた記録紙帯電手段であるコロナ放電
器7により、導電性トナー1の帯電電荷と同極性のプラ
スに帯電されている。絶縁性支持体8には、記録紙6の
紙送り方向と実質的に直交する方向のスリット8aが形
成され、この絶縁性支持体は、トナー容器2の一部を構
成しており、トナー搬送手段5と第1の間隙をもって対
向している。スリット8aの開口端面には、複数の記録
電極9…が設けてある。すなわち第2図示のように、ス
リット8aの開口端面に形成されている複数の記録電極
9・・・は、解像度に応じたピッチあるいはそれ以下の
間隔で、互いに絶縁された状態でたとえば2160個設
けてある。記録紙6は、この記録電極9・・・と第2の
間隙をもって搬送される。駆動信号供給手段10は、常
時は記録電極9を接地しているもので、記録時には画像
情報に対応して選択された記録電極に、導電性トナー1
および記録紙6の帯電電荷と逆極性、つまりマイナスの
電圧を供給するものである。記録電極9・・・を形成し
てある絶縁性支持体8は、その外面が傾斜して突出して
おり、この突出部は記録紙6のガイドをなすとともに、
記録電極9と記録紙6との間に第2の間隙を保つスペー
サの役割を果している。記録紙6は、右方より絶縁性支
持体8の突出部の外面を摺動して搬送され、スリット8
aに対向する位置でトナー1が転写され、定着位置まで
左方へ搬送される。なお第1の間隙は、トナー搬送手段
4によって搬送される導電性トナー1の層厚にほぼ等し
いか、またはそれよりも僅かに大であり、また第2の間
隙は、第1の間隙よりも小に設定されている。
トナー転写の原理について、第3A図および第3B図を
参照して説明すると、プラスに帯電した導電性トナー1
が記録紙6と対向する転写領域すなわち記録電極9の近
くに搬送されると、常時は記録電極9は接地しているの
で、正帯電のトナー鎖上部の記録電極に接近した導電性
トナーとの間に吸引クーロン力が働き記録電極9に付着
し、ここに待機している。そして記録時になると、画像
情報に対応して選択された記録電極9に、導電性トナー
1および記録紙6の帯電電荷と逆極性のマイナスの電圧
が、駆動信号供給手段10から供給されると、記録電極
9に待機している導電性トナーに逆極性の電荷が注入さ
れマイナスに帯電する。そのため導電性トナー1は、記
録電極9に対して反発力が働き、記録紙6に対して吸引
力が働く。また記録電極9に付着されずに正電荷を持っ
ているトナー1と記録紙6との間で反発力が働く。した
がって記録電極9上の導電性トナー1は、記録紙6に接
近しているので記録紙6に吸着される。
参照して説明すると、プラスに帯電した導電性トナー1
が記録紙6と対向する転写領域すなわち記録電極9の近
くに搬送されると、常時は記録電極9は接地しているの
で、正帯電のトナー鎖上部の記録電極に接近した導電性
トナーとの間に吸引クーロン力が働き記録電極9に付着
し、ここに待機している。そして記録時になると、画像
情報に対応して選択された記録電極9に、導電性トナー
1および記録紙6の帯電電荷と逆極性のマイナスの電圧
が、駆動信号供給手段10から供給されると、記録電極
9に待機している導電性トナーに逆極性の電荷が注入さ
れマイナスに帯電する。そのため導電性トナー1は、記
録電極9に対して反発力が働き、記録紙6に対して吸引
力が働く。また記録電極9に付着されずに正電荷を持っ
ているトナー1と記録紙6との間で反発力が働く。した
がって記録電極9上の導電性トナー1は、記録紙6に接
近しているので記録紙6に吸着される。
また、記録時に駆動信号供給手段10によって、非選択
の記録電極9に、導電性トナー1および記録紙6の帯電
電荷と同極性のプラスの電圧がさらに印加されるように
構成すると、導電性トナー1は記録電極9および記録紙
6との間に反発力が働くので、記録紙に付着することは
ない。
の記録電極9に、導電性トナー1および記録紙6の帯電
電荷と同極性のプラスの電圧がさらに印加されるように
構成すると、導電性トナー1は記録電極9および記録紙
6との間に反発力が働くので、記録紙に付着することは
ない。
なお、導電性トナーと記録紙6とが負帯電の場合には、
転写時に記録電極9に正の電圧を印加すれば、上記と同
様に、選択的に導電性トナーを記録紙へ付着することが
できる。
転写時に記録電極9に正の電圧を印加すれば、上記と同
様に、選択的に導電性トナーを記録紙へ付着することが
できる。
第4図は本発明の他の実施例を示すものであって、トナ
ー搬送手段15は絶縁性筒体であって、これを反時計方
向へ回転させることにより、帯電した導電性トナー1が
これに付着して搬送される。記録電極19に駆動信号を
供給する駆動信号供給手段20として、レーザービーム
による画像情報に対応した変調光を回転多面鏡21によ
り反射させ、この変調光で光電変換装置24上を光走査
し、この光走査により生じる光電流により半導体スイッ
チング素子23をオンさせ、記録電極19に付着したト
ナーの電荷を放電させて記録紙6に転写させる。光電変
換装置24の構造は、基板24aの上面にコモン電極2
4bを形成し、その上面に光導電層24cを形成し、そ
の上面に記録電極に対応した複数の透明電極24dを形
成して記録電極に対応した複数の光電変換部を設けたも
のであり、透明電極24d上を光走査する。各透明電極
24dはそれぞれの半導体スイッチング素子23に接続
され、各半導体スイッチング素子23はそれぞれの記録
電極19に接続されている。その他の第1図示と実質的
に同一個所については同一符号を付している。
ー搬送手段15は絶縁性筒体であって、これを反時計方
向へ回転させることにより、帯電した導電性トナー1が
これに付着して搬送される。記録電極19に駆動信号を
供給する駆動信号供給手段20として、レーザービーム
による画像情報に対応した変調光を回転多面鏡21によ
り反射させ、この変調光で光電変換装置24上を光走査
し、この光走査により生じる光電流により半導体スイッ
チング素子23をオンさせ、記録電極19に付着したト
ナーの電荷を放電させて記録紙6に転写させる。光電変
換装置24の構造は、基板24aの上面にコモン電極2
4bを形成し、その上面に光導電層24cを形成し、そ
の上面に記録電極に対応した複数の透明電極24dを形
成して記録電極に対応した複数の光電変換部を設けたも
のであり、透明電極24d上を光走査する。各透明電極
24dはそれぞれの半導体スイッチング素子23に接続
され、各半導体スイッチング素子23はそれぞれの記録
電極19に接続されている。その他の第1図示と実質的
に同一個所については同一符号を付している。
第5図示は本発明のさらに他の実施例であって、トナー
の容器22の底面となる一面が絶縁性支持体28となっ
ており、スリット28aが形成してある。このスリット
の対向する端面に複数の記録電極29が形成してある。
トナー容器22の上面にトナー補給用の開口22aを設
けてある。またトナー容器22内には搬送前の導電性ト
ナー1がスリット28aへ落下しないようにトナー止め
部材22bを設けてある。その他の第1,4図示のもの
と実質的に同一個所については同一符号を付している。
この例においてスリット28aの両端面に形成される記
録電極29は、第6A図示のように対向的に所定の間隔
で設けてある記録電極29A・・・でもよく、また第6
B図示のように、スリットの両端面に千鳥状に交互に設
けてある記録電極29B・・・であってもよい。第7図
示のようにトナーの転写に際して、記録電極29A,2
9Aに駆動信号が供給されると、トナー搬送手段15に
より搬送された導電性トナー1は、最も接近している記
録電極に吸着して負帯電し、記録紙6に付着する。この
ために素早い転写ができる。記録電極29B,29Bの
ように千鳥状に設けてあると、より緻密な印字品質が得
られる。
の容器22の底面となる一面が絶縁性支持体28となっ
ており、スリット28aが形成してある。このスリット
の対向する端面に複数の記録電極29が形成してある。
トナー容器22の上面にトナー補給用の開口22aを設
けてある。またトナー容器22内には搬送前の導電性ト
ナー1がスリット28aへ落下しないようにトナー止め
部材22bを設けてある。その他の第1,4図示のもの
と実質的に同一個所については同一符号を付している。
この例においてスリット28aの両端面に形成される記
録電極29は、第6A図示のように対向的に所定の間隔
で設けてある記録電極29A・・・でもよく、また第6
B図示のように、スリットの両端面に千鳥状に交互に設
けてある記録電極29B・・・であってもよい。第7図
示のようにトナーの転写に際して、記録電極29A,2
9Aに駆動信号が供給されると、トナー搬送手段15に
より搬送された導電性トナー1は、最も接近している記
録電極に吸着して負帯電し、記録紙6に付着する。この
ために素早い転写ができる。記録電極29B,29Bの
ように千鳥状に設けてあると、より緻密な印字品質が得
られる。
第8図は上記第7図示の記録電極29A,29Aの外面
に、記録紙6が送り込まれて来る側には、絶縁膜により
スペーサ26を設けてあり、記録紙6が送り出される側
には、薄い絶縁膜27が形成してある。このスペーサ2
6により記録紙6は絶縁性支持体28に接近して安定し
た間隔を持って搬送される。また絶縁性支持体28のギ
ャップ28aで記録紙6上に転写されたトナー1は、絶
縁膜27と対向して移動するので、もはや記録電極29
Aに影響されることはない。
に、記録紙6が送り込まれて来る側には、絶縁膜により
スペーサ26を設けてあり、記録紙6が送り出される側
には、薄い絶縁膜27が形成してある。このスペーサ2
6により記録紙6は絶縁性支持体28に接近して安定し
た間隔を持って搬送される。また絶縁性支持体28のギ
ャップ28aで記録紙6上に転写されたトナー1は、絶
縁膜27と対向して移動するので、もはや記録電極29
Aに影響されることはない。
第9図示は記録電極が形成される絶縁性支持体38を下
方へ湾曲して突出させ、その最下部にスリット38aを
形成し、スリットの両端面に記録電極39,39を形成
している。記録紙6が送り込まれる側には絶縁体のスペ
ーサ36が設けてあり、記録紙6はこのスペーサ面を摺
動して送り込まれる。その他の構造は第5図示のものと
同一である。記録紙6が送り出される側は記録電極39
が次第に記録紙6から離れてゆくので、付着した導電性
トナー1は、記録電極39に影響されることはない。
方へ湾曲して突出させ、その最下部にスリット38aを
形成し、スリットの両端面に記録電極39,39を形成
している。記録紙6が送り込まれる側には絶縁体のスペ
ーサ36が設けてあり、記録紙6はこのスペーサ面を摺
動して送り込まれる。その他の構造は第5図示のものと
同一である。記録紙6が送り出される側は記録電極39
が次第に記録紙6から離れてゆくので、付着した導電性
トナー1は、記録電極39に影響されることはない。
第10図では絶縁性支持体48のスリット48aの対向
する開口端面は、中程が突出する山形の断面形状となっ
ている。この開口端面のトナー搬送手段15側に位置す
る第1の面は、常時トナーが付着するトナー待機部48
bである。開口端面の記録紙6側に位置する第2の面に
記録電極49,49が形成されているものである。その
他の構造は第5図示のものと同一である。正帯電した導
電性トナー1は、スリット48aの近くに来るとトナー
待機部48bとの間の静電誘導により吸引力を受けてこ
の待機部に付着する。そこで上記したように記録電極4
9に電気信号が印加されると、このトナー待機部48b
に付着していたトナーが記録電極49に吸着し、上例と
同様に記録紙6に転写される。このためにトナーの転写
がさらに素早くなる。
する開口端面は、中程が突出する山形の断面形状となっ
ている。この開口端面のトナー搬送手段15側に位置す
る第1の面は、常時トナーが付着するトナー待機部48
bである。開口端面の記録紙6側に位置する第2の面に
記録電極49,49が形成されているものである。その
他の構造は第5図示のものと同一である。正帯電した導
電性トナー1は、スリット48aの近くに来るとトナー
待機部48bとの間の静電誘導により吸引力を受けてこ
の待機部に付着する。そこで上記したように記録電極4
9に電気信号が印加されると、このトナー待機部48b
に付着していたトナーが記録電極49に吸着し、上例と
同様に記録紙6に転写される。このためにトナーの転写
がさらに素早くなる。
第11図は、第10図示と同様にスリット58aの第1
の面にトナー待機部58bを設けているが、これはトナ
ー側にテーパされておらず、第2の面である記録電極5
9が形成されている面が傾斜面に形成してある。記録電
極59の外面には、第8図示と同様な絶縁性のスペーサ
26を配置してあり、他方の記録電極59の外面には、
絶縁膜27を形成してある。その他の構造は第5図示の
ものと同一である。この例において、第10図示と同様
に、導電性トナーは、先ずトナー待機部58bに吸着し
て待機しており、転写時にこのトナー待機部58bから
記録電極59に移って記録紙6へ転写される。
の面にトナー待機部58bを設けているが、これはトナ
ー側にテーパされておらず、第2の面である記録電極5
9が形成されている面が傾斜面に形成してある。記録電
極59の外面には、第8図示と同様な絶縁性のスペーサ
26を配置してあり、他方の記録電極59の外面には、
絶縁膜27を形成してある。その他の構造は第5図示の
ものと同一である。この例において、第10図示と同様
に、導電性トナーは、先ずトナー待機部58bに吸着し
て待機しており、転写時にこのトナー待機部58bから
記録電極59に移って記録紙6へ転写される。
第12図は、第11図の例にさらに導電性トナー1を、
スリット68aへ捕捉しやすいように、微小突起68c
を形成したものである。すなわち微小突起68cは、ス
リット68aの開口端面の第1の面であるトナー待機部
68bに近接した内面に突出しているもので、導電性ト
ナー1が搬送されて来て、スリット68aの位置を通過
しようとする側に突出し、通り過ぎようとする導電性ト
ナー1をトナー待機部68bに捕捉する作用をする。そ
の他の構造は第10,11図示のものと同一である。
スリット68aへ捕捉しやすいように、微小突起68c
を形成したものである。すなわち微小突起68cは、ス
リット68aの開口端面の第1の面であるトナー待機部
68bに近接した内面に突出しているもので、導電性ト
ナー1が搬送されて来て、スリット68aの位置を通過
しようとする側に突出し、通り過ぎようとする導電性ト
ナー1をトナー待機部68bに捕捉する作用をする。そ
の他の構造は第10,11図示のものと同一である。
記録電極39,49,59のいずれにおいても、第6B
図と同様に両開口端面に千鳥状に形成してあるものでよ
い。
図と同様に両開口端面に千鳥状に形成してあるものでよ
い。
(発明の効果) 本発明によれば、搬送されている導電性トナーが記録紙
に接触せずかつ両者間に反発力が働いているので、非画
像部分を汚すことがない。導電性トナーと記録紙との間
に記録電極を設けているので、導電率の小さい導電性ト
ナーを使用することができ、高電圧を要求されず、回路
構成が簡単となり、導電性トナーの転写速度が早くな
る。導電性トナーの層厚は、厳密さを要求されず、また
記録電極はトナー搬送手段とは別の位置に設けるので構
成が簡単となる。
に接触せずかつ両者間に反発力が働いているので、非画
像部分を汚すことがない。導電性トナーと記録紙との間
に記録電極を設けているので、導電率の小さい導電性ト
ナーを使用することができ、高電圧を要求されず、回路
構成が簡単となり、導電性トナーの転写速度が早くな
る。導電性トナーの層厚は、厳密さを要求されず、また
記録電極はトナー搬送手段とは別の位置に設けるので構
成が簡単となる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図II−II線に沿う一部切欠断面図、第3A図および第3
B図はトナーの転写の原理説明図、第4図は他の例を示
す断面図、第5図はさらに他の例を示す断面図、第6A
図および第6B図はそれぞれ記録電極を示す拡大正面
図、第7図は第5図示の例におけるトナーの転写を説明
する要部の拡大断面図、第8図はさらに他の例を示す要
部の拡大断面図、第9図はさらに他の例を示す要部の拡
大断面図、第10図はさらに他の例を示す要部の拡大断
面図、第11図はさらに他の例を示す要部の拡大断面
図、第12図はさらに他の例を示す要部の拡大断面図で
ある。 1……導電性トナー、 2,22……トナー容器、 4……トナー帯電手段、 5,15……トナー搬送手段、 6……記録紙、 7……記録紙帯電手段、 8,28,38,48……絶縁性支持体、 8a,28a,38a,48a,58a,68a……ス
リット、 48b,58b,68b……トナー待機部、 9,19,29,29A,29B,39,49,59…
…記録電極、 10,20……駆動信号供給手段、 23……半導体スイッチング素子、 24……光電変換装置、 68c……微小突起。
図II−II線に沿う一部切欠断面図、第3A図および第3
B図はトナーの転写の原理説明図、第4図は他の例を示
す断面図、第5図はさらに他の例を示す断面図、第6A
図および第6B図はそれぞれ記録電極を示す拡大正面
図、第7図は第5図示の例におけるトナーの転写を説明
する要部の拡大断面図、第8図はさらに他の例を示す要
部の拡大断面図、第9図はさらに他の例を示す要部の拡
大断面図、第10図はさらに他の例を示す要部の拡大断
面図、第11図はさらに他の例を示す要部の拡大断面
図、第12図はさらに他の例を示す要部の拡大断面図で
ある。 1……導電性トナー、 2,22……トナー容器、 4……トナー帯電手段、 5,15……トナー搬送手段、 6……記録紙、 7……記録紙帯電手段、 8,28,38,48……絶縁性支持体、 8a,28a,38a,48a,58a,68a……ス
リット、 48b,58b,68b……トナー待機部、 9,19,29,29A,29B,39,49,59…
…記録電極、 10,20……駆動信号供給手段、 23……半導体スイッチング素子、 24……光電変換装置、 68c……微小突起。
Claims (11)
- 【請求項1】導電性トナーを収容したトナー容器と、上
記導電性トナーを帯電させるトナー帯電手段と、 上記の帯電させた上記導電性トナーを搬送するトナー搬
送手段と、 上記トナー搬送手段と第1の間隙をもって対向しかつ紙
送り方向と実質的に直交する方向に沿った端面を有する
絶縁性支持体と、 上記端面に形成してある複数の記録電極と、 上記記録電極と第2の間隙をもって送られる記録紙と、 上記記録紙を上記導電性トナーの帯電電荷と同極性に帯
電させる記録紙帯電手段と、 画像情報に対応して選択された上記記録電極に、上記導
電性トナーおよび上記記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧
を供給する駆動信号供給手段と を具備する画像記録装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、駆動信号
供給手段は、常時は記録電極を接地しているものである
画像記録装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、駆動信号
供給手段は、画像情報に対応して選択された記録電極に
導電性トナーおよび記録紙の帯電電荷と逆極性の電圧を
供給するのに加えて、非選択の記録電極に導電性トナー
および記録紙の帯電電荷と同極性の電圧を供給するもの
である画像記録装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項または第2項または
第3項において、駆動信号供給手段は、記録電極に対応
した複数の光電変換部を有しかつ画像情報に対応した変
調光の走査を受ける光電変換装置と、この光電変換装置
の出力に応答しかつ記録電極に接続してある複数の半導
体スイッチング素子を有するものである画像記録装置。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項において、第1の間
隙はトナー搬送手段によって搬送される導電性トナーの
層厚にほぼ等しいかまたはそれよりも僅かに大であり、
第2の間隙は第1の間隙よりも小である画像記録装置。 - 【請求項6】特許請求の範囲第1項において、絶縁性支
持体に開設されたスリットの相対向する両開口端面の少
なくとも一方に記録電極が形成してある画像記録装置。 - 【請求項7】特許請求の範囲第6項において、スリット
の相対向する両開口端面に記録電極が千鳥状に形成して
ある画像記録装置。 - 【請求項8】特許請求の範囲第1項または第6項または
第7項において、端面は、トナー搬送手段側に位置する
第1の面と記録紙側に位置する第2の面とからなり、第
2の面に記録電極が形成してあり、第1の面が導電性ト
ナーが吸着するトナー待機部となっている画像記録装
置。 - 【請求項9】特許請求の範囲第8項において、端面は少
なくとも第2の面が傾斜面に形成してある画像記録装
置。 - 【請求項10】特許請求の範囲第6項乃至第8項におい
て、導電性トナーのスリットへの侵入を助ける微小突起
がスリットに近接した位置でトナー搬送手段側に向けて
突設してある画像記録装置。 - 【請求項11】特許請求の範囲第1項において、絶縁性
支持体はトナー容器の一部を構成するものである画像記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165515A JPH0652437B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165515A JPH0652437B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225769A JPS6225769A (ja) | 1987-02-03 |
JPH0652437B2 true JPH0652437B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=15813858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60165515A Expired - Lifetime JPH0652437B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652437B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69033438T2 (de) | 1989-04-13 | 2000-07-06 | Sandisk Corp., Santa Clara | Austausch von fehlerhaften Speicherzellen einer EEprommatritze |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5896570A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-08 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JPS5894481A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60165515A patent/JPH0652437B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6225769A (ja) | 1987-02-03 |
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