JPH0652337U - 中性点接続部 - Google Patents

中性点接続部

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JPH0652337U
JPH0652337U JP9090192U JP9090192U JPH0652337U JP H0652337 U JPH0652337 U JP H0652337U JP 9090192 U JP9090192 U JP 9090192U JP 9090192 U JP9090192 U JP 9090192U JP H0652337 U JPH0652337 U JP H0652337U
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wire
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由勝 ▲高▼橋
尚也 長谷川
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昭和電線電纜株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの遮蔽層間の接続を行なった場合に
おいても防水性が良い中性点接続部を構成する。 【構成】 ケーブル3の端末と中性線4とを短絡バー8
で電気接続すると共に、予め各遮蔽層5をリード線15
によって電気接続する。その後、半導電遮蔽体12と防
食カバー11を被覆する。この時、上記リード線15は
防食カバー11の中に収容されると共に遮蔽体12の外
側に配置される。これにより、リード線15が外部に露
出せず、接続部の防水が容易になる。また、遮蔽体12
をリード線15より内側に設けているためケーブルの電
気接続部の保護も確実となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多相給電用の回路において中性線とケーブル端末とを接続するため に使用される中性点接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】
多相電源から多相負荷に対し給電を行なう場合、次のような回路が構成される 。 図2は一般の三相給電回路結線図を示す。 図において、三相電源1は三相負荷2に対し、ケーブル3を介して電力を供給 している。三相負荷2の低圧側は、中性線4を介して三相電源1の中性点に電気 接続される。 このように三相負荷2と中性線4との接続を行なう場合に中性点接続部が使用 される。 この中性点接続部の構成としては、例えば特願平2−240268号明細書に 紹介されている。
【0003】 図3に、このような中性点接続部の側面図を示す。 図に示すように、負荷に接続された3本のケーブル3は、この中性点接続部の 中で中性線4に一括して電気接続される。各ケーブル3は、それぞれ外被や遮蔽 層5と絶縁体6が順に所定長剥離され導体7を露出させている。この導体7は短 絡バー8により相互に電気的、機械的に接続される。この短絡バー8は銅板等か ら構成される。また、このような接続部には防食カバー11が被せられ半導電遮 蔽体12によって遮蔽が施される。 一方、各ケーブル3の遮蔽層5は互いに、リード線13を用いて電気接続され る。これらの遮蔽層5は、この中性点接続部の近くかあるいは別の部分で接地さ れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の中性点接続部は、各ケーブルの遮蔽層5の間を 接続するリード線13を防食カバー11から引き出す部分において、適切な防水 加工処理が容易でないという問題があった。この種のリード線13は、通常ゴム あるいはビニール絶縁電線等を用いており、ゴムや塩化ビニル樹脂等から構成さ れる防食カバー11の隙間から引き出す場合に、水の浸入を防ぐための特別の密 閉処理等を必要とし、接続作業を煩雑にするという問題があった。 本考案は以上の点に着目してなされたもので、ケーブルの遮蔽層間の接続を行 なった場合においても防水性の良い中性点接続部を提供することを目的とするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の中性点接続部は、多相給電用の各層のケーブル端末と、中性線用のケ ーブル端末とが、互いに短絡バーを介して電気接続され、遮蔽体および防食カバ ーを被覆して成るものにおいて、前記ケーブルの遮蔽層が前記ケーブル端末にお いて前記遮蔽体の外側であって前記防食カバーの内側に収容されるように配置し たリード線により相互に電気接続されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
この接続部では、ケーブルの端末と中性線とを短絡バーで電気接続すると共に 、予め各遮蔽層をリード線によって電気接続する。その後、半導電遮蔽体と防食 カバーを被覆する。この時、上記リード線は防食カバーの中に収容されると共に 遮蔽体の外側に配置される。これにより、リード線が外部に露出せず、接続部の 防水が容易になる。また、遮蔽体をリード線より内側に設けているためケーブル の電気接続部の保護も確実となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図の実施例を用いて詳細に説明する。 図1は本考案の中性点接続部実施例を示す側面図である。 この接続部は、図3を用いて既に説明した従来の中性点接続部と同様に、3本 の多相給電用のケーブル3の端末を中性線4に電気接続するためのものである。 ケーブル3の端末と中性線4とは遮蔽層5と絶縁体6及び導体7が順に露出され 、各導体7は短絡バー8を介して電気接続されている。また、このような接続部 を保護するために防食カバー11が設けられ、そのすぐ内側に半導電遮蔽体12 が設けられている。上記のような防食カバー11は、例えばEPゴム(エチレン プロピレンゴム)等から構成される。また、半導電遮蔽体12はカーボンを練り 込んだEPゴム等から構成される。
【0008】 ここで、本考案の中性点接続部においては、各ケーブル3や中性線4の遮蔽層 5に接続されたリード線15が、ちょうど防食カバー11の内側に収容されるよ うに配置されている。なお、半導電遮蔽体12はこのリード線15よりも更に内 側にくるように形成されている。 この実施例では、防食カバー11は、図1に示した中央部分で左右に分割でき るように構成され、リード線15を収容した部分を先に組み立て、後から防食カ バーの左半分を被せて継ぎ目をシールするようにしている。
【0009】 以上の構成の本考案の中性点接続部は、各ケーブルの遮蔽層5を電気接続する リード線15が防食カバー11の内部に収容されているので、接続部全体の防水 処理が容易になり防水性能が高まる。また接続部全体が防食カバー11によって 覆われているため、この接続部全体の絶縁レベルを防食カバー11の構造や材料 によって決定することができ、その耐電圧特性が高まる。
【0010】 本考案は以上の実施例に限定されない。上記実施例では、三相負荷に対する給 電線と中性線との接続部を例として説明したが、多相負荷による場合も同様であ る。また、各ケーブルの導体間の接続構造は短絡バーによらずコネクタ等によっ ても差し支えない。また、防食カバー11の内側に設けた遮蔽体は半導電ゴムで なく、例えば金属編組等によってもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上説明した本考案の中性点接続部は、多相給電用の各層のケーブル端末と中 性線用のケーブル端末とが互いに短絡バーを介して電気接続され、遮蔽体及び防 水カバーを被覆した場合に、ケーブルの遮蔽層が防食カバーの内側に収容された リード線により接続され、そのリード線は遮蔽体の外側に配置されているため、 防食カバーの防水性を低下させることなく安全確実に遮蔽層間の電気接続ができ る。また、中性線接続部全体の絶縁レベルが高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の中性点接続部実施例を示す側面図であ
る。
【図2】三相給電回路の一例を示す結線図である。
【図3】従来の中性点接続部を示す側面図である。
【符号の説明】
3 ケーブル 4 中性線 5 遮蔽層 6 絶縁体 7 導体 8 短絡バー 11 防食カバー 12 半導電遮蔽体 15 リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相給電用の各層のケーブル端末と、中
    性線用のケーブル端末とが、 互いに短絡バーを介して電気接続され、遮蔽体および防
    食カバーを被覆して成るものにおいて、 前記ケーブルの遮蔽層が前記ケーブル端末において前記
    遮蔽体の外側であって前記防食カバーの内側に収容され
    るように配置したリード線により相互に電気接続されて
    いることを特徴とする中性点接続部。
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