JPH0652234U - リセット回路 - Google Patents
リセット回路Info
- Publication number
- JPH0652234U JPH0652234U JP8828292U JP8828292U JPH0652234U JP H0652234 U JPH0652234 U JP H0652234U JP 8828292 U JP8828292 U JP 8828292U JP 8828292 U JP8828292 U JP 8828292U JP H0652234 U JPH0652234 U JP H0652234U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reset
- terminal
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- reset terminal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子回路に用いられるICにおいて、リセッ
ト端子の開放故障が起こった時にそのICにリセットが
かかる構造とする。 【構成】 電子回路に用いられるICのリセット回路に
おいて、ICのリセット端子が開放したことを検知する
開放検知手段11と、前記開放検知手段からの出力を判
別し、その結果に基づいてリセット信号を出力するリセ
ット信号判別手段12とを備え、リセット端子の開放故
障が起こった時に、自己リセットがかかる構成とする。
ト端子の開放故障が起こった時にそのICにリセットが
かかる構造とする。 【構成】 電子回路に用いられるICのリセット回路に
おいて、ICのリセット端子が開放したことを検知する
開放検知手段11と、前記開放検知手段からの出力を判
別し、その結果に基づいてリセット信号を出力するリセ
ット信号判別手段12とを備え、リセット端子の開放故
障が起こった時に、自己リセットがかかる構成とする。
Description
【0001】
本考案は、電子回路に用いられるICに関するものであり、特にICのリセッ ト回路に関する。
【0002】
従来、ICのリセット端子開放故障に対しては、IC外部よりリセット端子に 信号を送り、入力端子への入力信号に対する出力端子からの出力信号をモニター し、リセット端子の状態による出力信号の状態からICのリセット端子への外部 からの信号が有効に働いているかどうかを診断するという方法があった。
【0003】
ところが、このようなリセット端子の開放故障を診断をする為には診断専用の 他のICが必要となったり、マイコンが使用されるシステムにおいては専用のソ フトウェアが必要となったりして、システムが複雑になり、高価化、大型化にな ってしまうという問題点があった。
【0004】 それ故に本考案の目的は、リセット端子の開放故障診断を行わずとも、リセッ ト端子の開放故障時にはリセットのかかる自己リセット回路を有するICを提供 する事にある。
【0005】
従って、本考案は、上述の目的を達成する為に、電子回路に用いられるICの リセット回路において、ICのリセット端子が開放したことを検知する開放検知 手段と、前記開放検知手段からの出力を判別し、その結果に基づいてリセット信 号を出力するリセット信号判別手段とを備え、前記開放検知手段は、ICのリセ ット端子を挾んでレベル確定素子を備えたものである。
【0006】
次に本考案の一実施例について、図1を参照して説明する。同図において、1 は本考案のリセット回路を有するICであって、例えばC−MOS構造となって おり、2のリセット端子、3の入力端子、4の出力端子、5の電源端子、6の接 地端子、7のリセット端子レベル確定素子であるプルダウン抵抗、8のリセット 信号判別手段である論理素子を有している。2のリセット端子がハイレベルの場 合には、3の入力端子に入力される信号と同レベルの信号を4の出力端子より出 力する。2のリセット端子がロウレベルの場合に前記IC1はリセット状態であ り、3の入力端子の信号レベルに関わらず、4の出力端子の信号レベルはロウレ ベルとなる。
【0007】 開放検知手段である、9の外部リセット端子プルアップ抵抗の抵抗値と7の内 部プルダウン抵抗の抵抗値との比を例えば1:10とする。同じく開放検知手段 である10の外部リセット信号発生素子であるトランジスタがカットオフしてい るとすると、2のリセット端子はハイレベルとなり、前記トランジスタ10がオ ンしているとすると、2のリセット端子はロウレベルであり、前記IC1はリセ ット状態となる。
【0008】 ここで、2のリセット端子が開放故障すると、7の内部プルダウン抵抗により 2のリセット端子はロウレベルとなり、前記IC1はリセット状態となる。
【0009】 従って、リセット端子の開放故障診断を行わなくても、本考案のリセット回路 を有するICは、リセット端子の開放故障時にはICをリセット状態にする事が 出来る。
【0010】 なお、本実施例では、レベル確定素子として抵抗を用いたが、ダイオード等、 一般にレベル確定素子として用いられるものであれば、いかなる電子部品であっ ても良いことは言うまでもない。
【0011】
以上説明したように、本考案は、ICのリセット端子を挾んで、レベル確定素 子を設ける事により、リセット端子の開放故障時にはリセットがかかる構造とし たので、リセット端子の開放故障診断を行わなくても良く、システムの安価化、 小型化という効果を有する。
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【符号の説明】 1 IC 2 リセット端子 3 入力端子 4 出力端子 5 電源端子 6 接地端子 7 リセット端子レベル確定素子である内部プルダウン
抵抗 8 論理素子 9 外部リセット端子プルアップ抵抗 10 外部リセット信号発生素子であるトランジスタ 11 開放検知手段 12 リセット信号判別手段
抵抗 8 論理素子 9 外部リセット端子プルアップ抵抗 10 外部リセット信号発生素子であるトランジスタ 11 開放検知手段 12 リセット信号判別手段
Claims (2)
- 【請求項1】 電子回路に用いられるICのリセット回
路において、ICのリセット端子が開放したことを検知
する開放検知手段と、前記開放検知手段からの出力を判
別し、その結果に基づいてリセット信号を出力するリセ
ット信号判別手段とを具備することを特徴とするリセッ
ト回路。 - 【請求項2】 前記開放検知手段は、ICのリセット端
子を挾んでレベル確定素子を具備することを特徴とする
請求項1に記載のリセット回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828292U JPH0652234U (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | リセット回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828292U JPH0652234U (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | リセット回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652234U true JPH0652234U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=13938552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8828292U Pending JPH0652234U (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | リセット回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652234U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018019589A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-02-01 | ローム株式会社 | 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、同期整流コントローラ、シャントレギュレータ回路、電源アダプタおよび電子機器 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP8828292U patent/JPH0652234U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018019589A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-02-01 | ローム株式会社 | 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、同期整流コントローラ、シャントレギュレータ回路、電源アダプタおよび電子機器 |
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