JPH0652091B2 - 自動車用の自動的に制限を受けてロックする傘歯車差動ギヤ - Google Patents
自動車用の自動的に制限を受けてロックする傘歯車差動ギヤInfo
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- JPH0652091B2 JPH0652091B2 JP1098981A JP9898189A JPH0652091B2 JP H0652091 B2 JPH0652091 B2 JP H0652091B2 JP 1098981 A JP1098981 A JP 1098981A JP 9898189 A JP9898189 A JP 9898189A JP H0652091 B2 JPH0652091 B2 JP H0652091B2
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- gear
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/22—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using friction clutches or brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/005—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/06—Differential gearings with gears having orbital motion
- F16H48/08—Differential gearings with gears having orbital motion comprising bevel gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/26—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using fluid action, e.g. viscous clutches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、傘歯車差動ギヤのハウジング内に回転自在に
支承されている差動バスケットと、該差動バスケット内
に回転自在に受容されていてそれぞれ１つの駆動軸に接
続するために使用される従動傘歯車と、従動傘歯車と噛
み合う差動傘歯車と、該差動傘歯車を回転自在に配置し
ていてかつ差動バスケットの回転軸線に対して垂直に配
置されている軸受ジャーナルと、ハウジング、該ハウジ
ングに対して相対回転可能なボス、該ハウジングに相対
回転不能に配設されている外側ディスク、ボスに相対回
転不能に配設されている内側ディスクから成る粘性保有
カップリングと、前記ディスクによって占有されずに残
っている内側空間を少なくとも部分的に満たす粘性媒
質、特にシリコーン油とを有しており、前記ボスが従動
傘歯車の一方と一体的に構成され、かつハウジングが差
動バスケットと一体的に結合可能である形式の自動車の
ための傘歯車差動ギヤに関する。
支承されている差動バスケットと、該差動バスケット内
に回転自在に受容されていてそれぞれ１つの駆動軸に接
続するために使用される従動傘歯車と、従動傘歯車と噛
み合う差動傘歯車と、該差動傘歯車を回転自在に配置し
ていてかつ差動バスケットの回転軸線に対して垂直に配
置されている軸受ジャーナルと、ハウジング、該ハウジ
ングに対して相対回転可能なボス、該ハウジングに相対
回転不能に配設されている外側ディスク、ボスに相対回
転不能に配設されている内側ディスクから成る粘性保有
カップリングと、前記ディスクによって占有されずに残
っている内側空間を少なくとも部分的に満たす粘性媒
質、特にシリコーン油とを有しており、前記ボスが従動
傘歯車の一方と一体的に構成され、かつハウジングが差
動バスケットと一体的に結合可能である形式の自動車の
ための傘歯車差動ギヤに関する。
［従来の技術］ ロック動作が粘性保有カップリングを介して働く、自動
的に制限を受けてロックする傘歯車差動ギヤが知られて
いる。この場合、回転数差が生じる時は常にロック動作
が行われる。スリップ防止制御制動系を備えた自動車の
場合には、妨害が起こる可能性がある。従ってこの場
合、粘性保有カップリングに対する制動係数が小さく現
われ、このような点は、他面では、使用条件次第では十
分に牽引能力が得られない。
的に制限を受けてロックする傘歯車差動ギヤが知られて
いる。この場合、回転数差が生じる時は常にロック動作
が行われる。スリップ防止制御制動系を備えた自動車の
場合には、妨害が起こる可能性がある。従ってこの場
合、粘性保有カップリングに対する制動係数が小さく現
われ、このような点は、他面では、使用条件次第では十
分に牽引能力が得られない。
さらに、摩擦カップリングを介して制動が行われるよう
な自動制動方式の傘歯車差動ギヤが知られている。制動
は回転モーメントに依存する。その際、切換え作動が混
乱することが欠点であり、このことは自動車の方向安定
性に影響を及ぼす。さらに、応力を生じることなく作動
する解決策においては、所定の状況下で、制動モーメン
トを構成するために加速モーメントしか使用されないと
いう欠点がある。
な自動制動方式の傘歯車差動ギヤが知られている。制動
は回転モーメントに依存する。その際、切換え作動が混
乱することが欠点であり、このことは自動車の方向安定
性に影響を及ぼす。さらに、応力を生じることなく作動
する解決策においては、所定の状況下で、制動モーメン
トを構成するために加速モーメントしか使用されないと
いう欠点がある。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、スリップ防止制御機能を有する制動系
と関連して、公知の差動ギヤに比して改善された調和性
を有しており、しかし他面では、公知の粘性保有カップ
リングにおいて与えられるような制動に関する繊細な感
知力が保証されていて、しかも制動係数がかなり高い場
合でも保証されているような、自動的に制限を受けてロ
ックする傘歯車差動ギヤを提供することにある。
と関連して、公知の差動ギヤに比して改善された調和性
を有しており、しかし他面では、公知の粘性保有カップ
リングにおいて与えられるような制動に関する繊細な感
知力が保証されていて、しかも制動係数がかなり高い場
合でも保証されているような、自動的に制限を受けてロ
ックする傘歯車差動ギヤを提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 前述の課題を解決するために講じた本発明の手段は、摩
擦カップリングが、粘性保有カップリングのハウジング
と差動バスケットとの間に、該粘性保有カップリングが
差動バスケットと相対回転不能に結合するために配置さ
れており、さらに摩擦カップリングの加圧リングが、一
方の従動傘歯車と差動バスケットとの相対回転に応じて
回転軸線方向に移動可能に差動バスケット内に受容され
ており、 さらに摩擦カップリングの摩擦作用を変化するために、
前記加圧リングが前記軸受ジャーナルの末端に取付けら
れた加圧ピースにより回転軸線方向に負荷されているこ
とにある。
擦カップリングが、粘性保有カップリングのハウジング
と差動バスケットとの間に、該粘性保有カップリングが
差動バスケットと相対回転不能に結合するために配置さ
れており、さらに摩擦カップリングの加圧リングが、一
方の従動傘歯車と差動バスケットとの相対回転に応じて
回転軸線方向に移動可能に差動バスケット内に受容され
ており、 さらに摩擦カップリングの摩擦作用を変化するために、
前記加圧リングが前記軸受ジャーナルの末端に取付けら
れた加圧ピースにより回転軸線方向に負荷されているこ
とにある。
本発明の別の実施態様によれば、加圧リングが径方向突
起を有しており、この突起が、差動バスケットの内壁面
内に軸方向で延びるように設けられた溝内に案内されて
いる。
起を有しており、この突起が、差動バスケットの内壁面
内に軸方向で延びるように設けられた溝内に案内されて
いる。
さらに本発明の別の実施態様によれば、複数の加圧ピー
スが軸受ジャーナルに配設されており、かつそれぞれの
加圧ピースが、差動傘歯車の外側面と差動バスケットの
内壁面との間で径方向に案内されて配置されており、さ
らに一面では差動バスケットに、かつ他面ではカム面を
介して加圧リングの支持面に支持されている。
スが軸受ジャーナルに配設されており、かつそれぞれの
加圧ピースが、差動傘歯車の外側面と差動バスケットの
内壁面との間で径方向に案内されて配置されており、さ
らに一面では差動バスケットに、かつ他面ではカム面を
介して加圧リングの支持面に支持されている。
別の実施態様として、摩擦カップリングが、交互に配置
された２組の摩擦ディスクを有しており、これらの摩擦
ディスクのうち、一方の組の摩擦ディスクが相対回転不
能に、しかし軸方向で移動可能に差動バスケットと結合
されており、かつ他方の組の摩擦ディスクが粘性保有カ
ップリングのハウジングと相対回転不能に、しかし軸方
向で移動可能に結合されている。
された２組の摩擦ディスクを有しており、これらの摩擦
ディスクのうち、一方の組の摩擦ディスクが相対回転不
能に、しかし軸方向で移動可能に差動バスケットと結合
されており、かつ他方の組の摩擦ディスクが粘性保有カ
ップリングのハウジングと相対回転不能に、しかし軸方
向で移動可能に結合されている。
摩擦機構の作動は、Ｖ字状の切欠きとして構成されてい
る加圧リングの支持面を介して行われ、該切欠きの傾斜
面には、加圧ピースがその円形状のカム面によって当接
している。
る加圧リングの支持面を介して行われ、該切欠きの傾斜
面には、加圧ピースがその円形状のカム面によって当接
している。
さらに、差動バスケットが、半径方向に平面を成して構
成された肩部を備えており、該肩部に加圧ピースが支持
されて当接している。
成された肩部を備えており、該肩部に加圧ピースが支持
されて当接している。
有利には、加圧リングの突起を受容している、差動バス
ケットの溝が、同時に、差動バスケットに配設された摩
擦ディスクを相対回転不能に受容するために使用され
る。
ケットの溝が、同時に、差動バスケットに配設された摩
擦ディスクを相対回転不能に受容するために使用され
る。
さらに有利には、外側ディスクと内側ディスクとが交互
に粘性保有カップリング内に配置されており、さらに外
側ディスクはスペーサリングを介して互いに一定の間隔
でハウジング内に保持されている。
に粘性保有カップリング内に配置されており、さらに外
側ディスクはスペーサリングを介して互いに一定の間隔
でハウジング内に保持されている。
［実施例］ 以下に、本発明による一実施例を示す添付図面を参照に
して本発明を詳述する。
して本発明を詳述する。
第１図に示されている駆動図は前輪駆動自動車に関する
ものである。前輪１，２の双方が駆動され、後輪３，４
は従動することになる。前輪１，２の駆動は、エンジン
５から、切換え駆動部６及び傘歯車差動ギヤ７を介し
て、並びにこれに接続される駆動軸８，９を介して、前
輪１，２に向けて行われる。
ものである。前輪１，２の双方が駆動され、後輪３，４
は従動することになる。前輪１，２の駆動は、エンジン
５から、切換え駆動部６及び傘歯車差動ギヤ７を介し
て、並びにこれに接続される駆動軸８，９を介して、前
輪１，２に向けて行われる。
第２図に示された駆動図では、四輪駆動自動車のための
図が示されており、即ち、両方の前輪１，２も後輪３，
４も駆動される。この場合、駆動はエンジン５から、切
換え駆動部６を介して、分配駆動部として構成された前
方傘歯車差動ギヤ７に向けて、並びにこの傘歯車差動ギ
ヤから駆動軸８，９を介して前輪１，２に向けて行われ
るが、この場合には、前方傘歯車差動ギヤ７から長さ方
向軸４５を介して後方へ第２の傘歯車差動ギヤ７に、さ
らに別の傘歯車差動ギヤに向けて、及びこの傘歯車差動
ギヤから駆動軸８，９を介して、両後輪３，４に向けて
行われる。このような概念のもと、傘歯車差動ギヤ７は
本発明による傘歯車差動ギヤに相応して構成されること
もでき、あるいは一二個の傘歯車差動ギヤが、何らロッ
クされる可能性を与えられない所謂開放型傘歯車差動ギ
ヤとして構成されることもできる。
図が示されており、即ち、両方の前輪１，２も後輪３，
４も駆動される。この場合、駆動はエンジン５から、切
換え駆動部６を介して、分配駆動部として構成された前
方傘歯車差動ギヤ７に向けて、並びにこの傘歯車差動ギ
ヤから駆動軸８，９を介して前輪１，２に向けて行われ
るが、この場合には、前方傘歯車差動ギヤ７から長さ方
向軸４５を介して後方へ第２の傘歯車差動ギヤ７に、さ
らに別の傘歯車差動ギヤに向けて、及びこの傘歯車差動
ギヤから駆動軸８，９を介して、両後輪３，４に向けて
行われる。このような概念のもと、傘歯車差動ギヤ７は
本発明による傘歯車差動ギヤに相応して構成されること
もでき、あるいは一二個の傘歯車差動ギヤが、何らロッ
クされる可能性を与えられない所謂開放型傘歯車差動ギ
ヤとして構成されることもできる。
以下にさらに、第３図及び第４図による実施例に示す本
発明による傘歯車差動ギヤの構成を説明する。
発明による傘歯車差動ギヤの構成を説明する。
傘歯車差動ギヤ７は、差動バスケット１１を軸受を介し
て回転自在に受容しているハウジング１０から構成され
ている。差動バスケット１１は一端においてフランジ状
に広がり、カバー１６により閉ざされている。カバー１
６の領域内、ないし差動バスケット１１のフランジ形拡
張領域内で、傘歯車差動ギヤの導入に応じて平歯車か傘
歯車が接続されていて、こうした歯車が差動バスケット
１１の駆動に役立つ。差動バスケットの回転軸線Ｘ−Ｘ
に対して同軸的に、該差動バスケット内には２つの従動
傘歯車１２，１３が回転自在に配置されていて、これら
の従動傘歯車はそれぞれ歯４２，４３を備えた孔を有
し、さらにこれらの従動傘歯車は、この歯に噛み合う駆
動軸８，９を介して、駆動されるべき車輪１ないし２又
は３ないし４と、あるいは第２図による駆動図で例えば
第１の長さ方向軸４５ないし第２の長さ方向軸と相対回
転不能に接続されている。
て回転自在に受容しているハウジング１０から構成され
ている。差動バスケット１１は一端においてフランジ状
に広がり、カバー１６により閉ざされている。カバー１
６の領域内、ないし差動バスケット１１のフランジ形拡
張領域内で、傘歯車差動ギヤの導入に応じて平歯車か傘
歯車が接続されていて、こうした歯車が差動バスケット
１１の駆動に役立つ。差動バスケットの回転軸線Ｘ−Ｘ
に対して同軸的に、該差動バスケット内には２つの従動
傘歯車１２，１３が回転自在に配置されていて、これら
の従動傘歯車はそれぞれ歯４２，４３を備えた孔を有
し、さらにこれらの従動傘歯車は、この歯に噛み合う駆
動軸８，９を介して、駆動されるべき車輪１ないし２又
は３ないし４と、あるいは第２図による駆動図で例えば
第１の長さ方向軸４５ないし第２の長さ方向軸と相対回
転不能に接続されている。
双方の従動傘歯車１２，１３は差動傘歯車１４と噛み合
っている。差動傘歯車１４は、軸受ジャーナル１５に回
転自在に受容されている。特に第４図及び第５図から判
るように、４つの差動傘歯車１４が設けられている。軸
受ジャーナル１５の末端２３は段を付けられていてかつ
平坦面２４を有しており、この平坦面は加圧ピース２１
の対応通過孔２５内に平らに当接している。
っている。差動傘歯車１４は、軸受ジャーナル１５に回
転自在に受容されている。特に第４図及び第５図から判
るように、４つの差動傘歯車１４が設けられている。軸
受ジャーナル１５の末端２３は段を付けられていてかつ
平坦面２４を有しており、この平坦面は加圧ピース２１
の対応通過孔２５内に平らに当接している。
加圧ピース２１は、差動傘歯車１４の外側壁と差動バス
ケット１１の内側壁２７との間に配置されている。加圧
ピース２１は支持面４７を有しており、この支持面によ
って加圧ピース２１は差動バスケット１１の対応する肩
部４４に支持されている。
ケット１１の内側壁２７との間に配置されている。加圧
ピース２１は支持面４７を有しており、この支持面によ
って加圧ピース２１は差動バスケット１１の対応する肩
部４４に支持されている。
さらに、加圧ピース２１はカム面２８を有しており、該
カム面２８は加圧リング１７の傾斜して延びる対応する
支持面２９に支持されている。支持面２９は加圧リング
１７におけるＶ字状の切欠きもしくは凹みによって形成
されている。
カム面２８は加圧リング１７の傾斜して延びる対応する
支持面２９に支持されている。支持面２９は加圧リング
１７におけるＶ字状の切欠きもしくは凹みによって形成
されている。
加圧リング１７は、周面に分配されて半径方向で突出す
る突起２０を有しており、この突起によって加圧リング
１７は、差動バスケット１１の内側壁２７における溝２
２内で案内されている。
る突起２０を有しており、この突起によって加圧リング
１７は、差動バスケット１１の内側壁２７における溝２
２内で案内されている。
溝２２は差動バスケット１１の回転軸線Ｘ−Ｘに対して
平行に延びている。要するに、加圧リング１７は相対回
転不能に、しかし軸方向で移動可能に差動バスケット１
１内に受容されている。加圧リング１７は、摩擦カップ
リング１８の形状で摩擦機構を負荷するために役立つ。
平行に延びている。要するに、加圧リング１７は相対回
転不能に、しかし軸方向で移動可能に差動バスケット１
１内に受容されている。加圧リング１７は、摩擦カップ
リング１８の形状で摩擦機構を負荷するために役立つ。
摩擦カップリング１８は外側摩擦ティスク３０と内側摩
擦ディスク３１とを有しており、前記外側摩擦ディスク
は差動バスケット１１に相対回転不能に配設されてお
り、かつ前記内側摩擦ディスクは粘性保有カップリング
１９のハウジング３２に相対回転不能に配設されてい
る。外側摩擦ディスク３０はその外周にそれぞれ突起を
有しており、該突起によって摩擦ディスクは、加圧リン
グ１７の案内のために設けられている溝２２内に受容さ
れている。
擦ディスク３１とを有しており、前記外側摩擦ディスク
は差動バスケット１１に相対回転不能に配設されてお
り、かつ前記内側摩擦ディスクは粘性保有カップリング
１９のハウジング３２に相対回転不能に配設されてい
る。外側摩擦ディスク３０はその外周にそれぞれ突起を
有しており、該突起によって摩擦ディスクは、加圧リン
グ１７の案内のために設けられている溝２２内に受容さ
れている。
粘性保有カップリング１９のハウジング３２は加圧リン
グ１７の側にリング突起４１を有しており、該リング突
起４１はカップリングハウジング３２の内方に向いたブ
リッジ壁に接続されている。
グ１７の側にリング突起４１を有しており、該リング突
起４１はカップリングハウジング３２の内方に向いたブ
リッジ壁に接続されている。
リング突起４１の外側面には、歯４０が設けられてお
り、この歯上に、対応する歯を有する内側摩擦ディスク
３１が受容されている。
り、この歯上に、対応する歯を有する内側摩擦ディスク
３１が受容されている。
摩擦ディスク３０，３１は軸方向で移動可能であり、か
つ加圧リング１７を介してカップリングハウジング３２
のブリッジ外側面に圧着可能である。
つ加圧リング１７を介してカップリングハウジング３２
のブリッジ外側面に圧着可能である。
摩擦カップリング１８の摩擦機構の圧力負荷は加圧ピー
ス２１の差動傘歯車１４を支持する軸受ジャーナル１５
の回転モーメントに依存した調整により周方向で、即ち
加圧リング１７に対して相対的に回転軸線Ｘ−Ｘを囲む
回転方向で行われる。この場合、加圧ピース２１の円形
リング面として構成されたカム面２８は、傾斜面として
形成された支持面２９に沿って滑動するが、他面では加
圧ピース２１は支持面４７を介して軸方向で差動バスケ
ット１１の肩部４４に支持されている。
ス２１の差動傘歯車１４を支持する軸受ジャーナル１５
の回転モーメントに依存した調整により周方向で、即ち
加圧リング１７に対して相対的に回転軸線Ｘ−Ｘを囲む
回転方向で行われる。この場合、加圧ピース２１の円形
リング面として構成されたカム面２８は、傾斜面として
形成された支持面２９に沿って滑動するが、他面では加
圧ピース２１は支持面４７を介して軸方向で差動バスケ
ット１１の肩部４４に支持されている。
これによって、摩擦カップリング１８の摩擦ディスク３
０，３１に向かう軸方向での加圧リング１７の調整が行
われ、その結果、摩擦接続が高められる。これにより、
粘性保有カップリング１９のハウジング３２の連動効果
が生じる。
０，３１に向かう軸方向での加圧リング１７の調整が行
われ、その結果、摩擦接続が高められる。これにより、
粘性保有カップリング１９のハウジング３２の連動効果
が生じる。
粘性保有カップリング１９はハウジング３２の他に、こ
のハウジング内に同軸的に支承されたボス３３を有して
いる。粘性保有カップリング１９の内側空間内に、軸線
方向で交互に内側ディスク３５と外側ディスクとが配置
されている。
のハウジング内に同軸的に支承されたボス３３を有して
いる。粘性保有カップリング１９の内側空間内に、軸線
方向で交互に内側ディスク３５と外側ディスクとが配置
されている。
外側ディスク３４は、ハウジング３２における歯３７
と、外側ディスクの外周に設けられた対応する歯を介し
て互いに相対回転不能に噛み合っている。
と、外側ディスクの外周に設けられた対応する歯を介し
て互いに相対回転不能に噛み合っている。
内側ディスク３５は、その孔に同様に歯を有しており、
この歯によって内側ディスクはボス３３の歯３８上に相
対回転不能に受容されている。外側ディスク３４は、ス
ペーサリング３６を介して相互間隔を置いて保持されて
おり、一方、内側ディスク３５は歯３８内に軸方向で移
動可能に保持されている。
この歯によって内側ディスクはボス３３の歯３８上に相
対回転不能に受容されている。外側ディスク３４は、ス
ペーサリング３６を介して相互間隔を置いて保持されて
おり、一方、内側ディスク３５は歯３８内に軸方向で移
動可能に保持されている。
粘性保有カップリング１９の外側ディスク３４及び内側
ディスク３５を有していない内側空間は少なくとも部分
的に粘性の媒質、つまりシリコーン油によって充填され
ている。
ディスク３５を有していない内側空間は少なくとも部分
的に粘性の媒質、つまりシリコーン油によって充填され
ている。
粘性保有カップリング１９のボス３３は、歯を形成され
ている孔３９を有している。この孔３９は従動傘歯車１
３の同様に歯を形成された孔４３にほぼ相応している。
ている孔３９を有している。この孔３９は従動傘歯車１
３の同様に歯を形成された孔４３にほぼ相応している。
駆動軸８，９の一方は、駆動軸が同時に従動傘歯車１３
と結合しているように、かつ粘性保有カップリング１９
のボス３３と回転モーメントを伝達するように結合され
ている。
と結合しているように、かつ粘性保有カップリング１９
のボス３３と回転モーメントを伝達するように結合され
ている。
上記したように、摩擦カップリング１８の摩擦機構が、
加圧リング１７を介して負荷されて、かつカップリング
ハウジング３２を連行する時に、従動傘歯車１２もしく
は１３の一方が、他方より著しく高速で回転し、回転モ
ーメントを生じる場合に、外側ディスク３４と内側ディ
スク３５との間の回転数差に基いてモーメントが形成さ
れ、その結果、ボス３３と従動傘歯車１３とに共通に配
設された従動軸８もしくは９の連動も行われる。
加圧リング１７を介して負荷されて、かつカップリング
ハウジング３２を連行する時に、従動傘歯車１２もしく
は１３の一方が、他方より著しく高速で回転し、回転モ
ーメントを生じる場合に、外側ディスク３４と内側ディ
スク３５との間の回転数差に基いてモーメントが形成さ
れ、その結果、ボス３３と従動傘歯車１３とに共通に配
設された従動軸８もしくは９の連動も行われる。
［発明の効果］ 本発明の構成によって得られる利点は、傘歯車差動ギヤ
内に回転モーメントが生じるときに、摩擦カップリング
が、付与モーメントに比例する垂直力によって負荷され
ることにある。自動車制動が働く場合に、傘歯車差動ギ
ヤではエンジンの比較的小さな制動モーメントだけが作
用し、その結果、摩擦カップリングは小さな垂直力によ
ってのみ負荷されることになり、かつこれに相応して傘
歯車差動ギヤの両出力部相互間では、実際にロック作用
は全く起こらない。
内に回転モーメントが生じるときに、摩擦カップリング
が、付与モーメントに比例する垂直力によって負荷され
ることにある。自動車制動が働く場合に、傘歯車差動ギ
ヤではエンジンの比較的小さな制動モーメントだけが作
用し、その結果、摩擦カップリングは小さな垂直力によ
ってのみ負荷されることになり、かつこれに相応して傘
歯車差動ギヤの両出力部相互間では、実際にロック作用
は全く起こらない。
特許請求項２及び３の実施態様における利点としては、
ジャーナルひいては差動傘歯車と従動傘歯車とから成る
ユニットが、差動バスケットの回転軸線方向では、互い
に向き合う移動運動が全く生じない点にある。周方向で
はほんの僅かな移動しか生じない。
ジャーナルひいては差動傘歯車と従動傘歯車とから成る
ユニットが、差動バスケットの回転軸線方向では、互い
に向き合う移動運動が全く生じない点にある。周方向で
はほんの僅かな移動しか生じない。
本発明の構成から見た有利な点は、回転数差及び駆動モ
ーメントの発生時に制動が行われ、反面、回転モーメン
トが差動バスケットに付与されなかったり、あるいは極
めて僅かな回転モーメントしか付与されなかったりする
場合に、制動を行う方向での応動が阻止されることにあ
り、これによりスリップ防止機能を有する制動系との互
換性が得られる。
ーメントの発生時に制動が行われ、反面、回転モーメン
トが差動バスケットに付与されなかったり、あるいは極
めて僅かな回転モーメントしか付与されなかったりする
場合に、制動を行う方向での応動が阻止されることにあ
り、これによりスリップ防止機能を有する制動系との互
換性が得られる。
第１図は、本発明による傘歯車差動ギヤを備えた前輪駆
動自動車の駆動図であり、 第２図は、本発明による、軸間に配置された傘歯車差動
ギヤを備えた四輪駆動自動車の駆動図であり、 第３図は、半分を破断して示した差動バスケットの側面
図であり、 第４図は、第３図のＡ−Ａ線に沿った断面図であり、 第５図は、加圧リングに加圧ピースを付与した差動傘歯
車の部分平面図である。 〔図中の符号〕 １，２……前輪、３，４……後輪、５……エンジン、６
……切換え駆動部、７……傘歯車差動ギヤ、８，９……
駆動軸、１０……ハウジング、１１……差動バスケッ
ト、１２，１３……従動傘歯車、１４……差動傘歯車、
１５……軸受ジャーナル、１６……カバー、１７……加
圧リング、１８……摩擦カップリング、１９……粘性保
有カップリング、２０……加圧リングにおける突起、２
１……加圧ピース、２２……差動バスケット内の溝、２
３……ジャーナル末端、２４……平坦面、２５……通過
孔、２６……差動傘歯車の外側面、２７……差動バスケ
ットの内側面、２８……カム面、２９……支持面、３０
……外側摩擦ディスク、３１……内側摩擦ディスク、３
２……粘性保有カップリングのハウジング、３３……粘
性カップリングのボス、３４……外側ディスク、３５…
…内側ディスク、３６……スペーサリング、３７……ハ
ウジング内の歯、３８……ボス上の歯、３９……ボス内
の歯付き孔、４０……摩擦ディスク用歯、４１……ハウ
ジングのリング突起、４２……従動傘歯車内の孔、４３
……従動傘歯車内孔、４４……肩部、４５……第１の長
さ方向軸、４７……加圧ピース接触面。
動自動車の駆動図であり、 第２図は、本発明による、軸間に配置された傘歯車差動
ギヤを備えた四輪駆動自動車の駆動図であり、 第３図は、半分を破断して示した差動バスケットの側面
図であり、 第４図は、第３図のＡ−Ａ線に沿った断面図であり、 第５図は、加圧リングに加圧ピースを付与した差動傘歯
車の部分平面図である。 〔図中の符号〕 １，２……前輪、３，４……後輪、５……エンジン、６
……切換え駆動部、７……傘歯車差動ギヤ、８，９……
駆動軸、１０……ハウジング、１１……差動バスケッ
ト、１２，１３……従動傘歯車、１４……差動傘歯車、
１５……軸受ジャーナル、１６……カバー、１７……加
圧リング、１８……摩擦カップリング、１９……粘性保
有カップリング、２０……加圧リングにおける突起、２
１……加圧ピース、２２……差動バスケット内の溝、２
３……ジャーナル末端、２４……平坦面、２５……通過
孔、２６……差動傘歯車の外側面、２７……差動バスケ
ットの内側面、２８……カム面、２９……支持面、３０
……外側摩擦ディスク、３１……内側摩擦ディスク、３
２……粘性保有カップリングのハウジング、３３……粘
性カップリングのボス、３４……外側ディスク、３５…
…内側ディスク、３６……スペーサリング、３７……ハ
ウジング内の歯、３８……ボス上の歯、３９……ボス内
の歯付き孔、４０……摩擦ディスク用歯、４１……ハウ
ジングのリング突起、４２……従動傘歯車内の孔、４３
……従動傘歯車内孔、４４……肩部、４５……第１の長
さ方向軸、４７……加圧ピース接触面。
Claims (9)
- 【請求項１】傘歯車差動ギヤのハウジング(10)内に回転
自在に支承されている差動バスケット(11)と、該差動バ
スケット内に回転自在に受容されていてそれぞれ１つの
駆動軸に接続するために使用される従動傘歯車(12,13)
と、従動傘歯車と噛み合う差動傘歯車(14)と、該差動傘
歯車を回転自在に配置していてかつ差動バスケットの回
転軸線に対して垂直に配置されている軸受ジャーナル(1
5)と、ハウジング(32)、該ハウジングに対して相対回転
可能なボス(33)、該ハウジングに相対回転不能に配設さ
れている外側ディスク(34)、ボスに相対回転不能に配設
されている内側ディスク(35)から成る粘性保有カップリ
ング(19)と、前記ディスク(34,35)によって占有されず
に残っている内側空間を少なくとも部分的に満たす粘性
媒質、特にシリコーン油とを有しており、前記ボス(33)
が従動傘歯車の一方(13)と一体的に構成され、かつハウ
ジング(32)が差動バスケット(11)と一体的に結合可能で
ある形式の自動車のための傘歯車差動ギヤにおいて、 摩擦カップリング(18)が、粘性保有カップリング(19)の
ハウジング(32)と差動バスケット(11)との間に、該粘性
保有カップリングが差動バスケットと相対回転不能に結
合するために配置されており、 さらに摩擦カップリングの加圧リング(17)が、一方の従
動傘歯車(13)と差動バスケットとの相対回転に応じて回
転軸線方向に移動可能に差動バスケット内に受容されて
おり、 さらに摩擦カップリングの摩擦作用を変化するために、
前記加圧リング(17)が前記軸受ジャーナルの末端(23)に
取付けられた加圧ピース(21)により回転軸線方向に負荷
されていることを特徴とする自動車用の自動的に制限を
受けてロックする傘歯車差動ギヤ。 - 【請求項２】加圧リング(17)が半径方向突起(20)を有し
ており、この突起が、差動バスケット(11)の内壁面(27)
内に軸方向で延びるように設けられた溝(22)内に案内さ
れていることを特徴とする請求項１記載の傘歯車差動ギ
ヤ。 - 【請求項３】複数の加圧ピース(21)が軸受ジャーナル(1
5)に配設されており、かつそれぞれの加圧ピースが、差
動傘歯車(14)の外側面(26)と、差動バスケット(11)の内
壁面(27)との間で径方向に案内されて配置されており、 さらに一面では差動バスケット(11)に、かつ他面ではカ
ム面(18)を介して加圧リング(17)の支持面(29)に支持さ
れていることを特徴とする請求項１記載の傘歯車差動ギ
ヤ。 - 【請求項４】摩擦カップリング(18)が、交互に配置され
た２組の摩擦ディスク(30,31)を有しており、これらの
摩擦ディスクのうち、一方の組の摩擦ディスク(30)が相
対回転不能に、しかし軸方向で移動可能に差動バスケッ
ト(11)と結合されており、かつ他方の組の摩擦ディスク
(31)が粘性保有カップリング(19)のハウジング(32)と相
対回転不能に、しかし軸方向で移動可能に結合されてい
ることを特徴とする請求項１記載の傘歯車差動ギヤ。 - 【請求項５】加圧リング(17)の支持面(29)がＶ字状の切
欠きとして構成されており、該切欠きの傾斜面に加圧ピ
ース(21)がその円形状のカム面(28)によって当接してい
ることを特徴とする請求項３記載の傘歯車差動ギヤ。 - 【請求項６】差動バスケット(11)が、径方向に平面を成
して構成された肩部(44)を備えており、該肩部に加圧ピ
ース(21)が支持されて当接していることを特徴とする請
求項３記載の傘歯車差動ギヤ。 - 【請求項７】加圧リング(17)の突起(20)を受容している
差動バスケット(11)の溝(22)が、同時に、差動バスケッ
トに配設された摩擦ディスク(30)を相対回転不能に受容
するために使用されることを特徴とする請求項１、２及
び４のいずれか１項に記載の傘歯車差動ギヤ。 - 【請求項８】外側ディスク(34)と内側ディスク(35)とが
交互に粘性保有カップリング(19)内に配置されているこ
とを特徴とする請求項１記載の傘歯車差動ギヤ。 - 【請求項９】外側ディスク(34)がスペーサリング(36)を
介して互いに一定の間隔でハウジング(32)内に保持され
ていることを特徴とする請求項８記載の傘歯車差動ギ
ヤ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3814206A DE3814206A1 (de) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | Selbsttaetig begrenzt sperrendes kegelradausgleichsgetriebe, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
| DE3814206.6 | 1988-04-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01307547A JPH01307547A (ja) | 1989-12-12 |
| JPH0652091B2 true JPH0652091B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=6352999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1098981A Expired - Lifetime JPH0652091B2 (ja) | 1988-04-27 | 1989-04-20 | 自動車用の自動的に制限を受けてロックする傘歯車差動ギヤ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4914980A (ja) |
| JP (1) | JPH0652091B2 (ja) |
| DE (1) | DE3814206A1 (ja) |
| FR (1) | FR2630800B1 (ja) |
| GB (1) | GB2219364B (ja) |
| IT (1) | IT1233042B (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5086867A (en) * | 1988-07-08 | 1992-02-11 | Tochigifujisangyo Kabushiki Kaisha | Power transmission apparatus |
| FR2666391A1 (fr) * | 1990-08-07 | 1992-03-06 | Glaenzer Spicer Sa | Dispositif de transmission a differentiel et accouplement notamment pour vehicule automobile. |
| US5332059A (en) * | 1991-04-26 | 1994-07-26 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Control system for a differential of a motor vehicle |
| IT1250886B (it) * | 1991-12-20 | 1995-04-21 | Fiat Ricerche | Sistema per il controllo della ripartizione della coppia motrice tra le ruote di uno stesso assale di un veicolo. |
| US5322484A (en) * | 1992-12-22 | 1994-06-21 | Dana Corporation | Locking differential with clutch activated by electrorheological fluid coupling |
| DE4343307C2 (de) * | 1993-12-17 | 1999-02-04 | Gkn Viscodrive Gmbh | Kupplung zur Übertragung von Drehmomenten zwischen zwei relativ zueinander drehbaren Teilen |
| JPH11247969A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-14 | Root Six:Kk | リミテッドスリップディファレンシャルギヤ |
| US6296590B1 (en) * | 2000-01-27 | 2001-10-02 | Gkn Automotive, Inc. | Torque distribution device |
| US6533698B1 (en) * | 2000-06-26 | 2003-03-18 | Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc | High bias differential lock |
| US6428439B1 (en) * | 2000-10-04 | 2002-08-06 | Gkn Automotive, Inc. | Integrated viscous transmission in a differential |
| DE10203294A1 (de) * | 2002-01-29 | 2003-08-14 | Gkn Viscodrive Gmbh | Differentialanrordnung |
| DE10325221A1 (de) * | 2003-06-04 | 2004-12-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Achse eines Fahrzeugs, insbesondere eines Nutzfahrzeugs |
| DE112004002909A5 (de) * | 2004-08-28 | 2007-08-02 | Gkn Driveline International Gmbh | Sperrdifferential mit Kronenrädern |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US29872A (en) * | 1860-09-04 | Hydrant | ||
| DE1086564B (de) * | 1958-07-26 | 1960-08-04 | Thornton Axle Inc | Selbstsperrendes Ausgleichsgetriebe |
| US3211022A (en) * | 1963-05-06 | 1965-10-12 | Ford Motor Co | Positive drive differential |
| US3831462A (en) * | 1972-03-16 | 1974-08-27 | Eaton Corp | Limited slip differential |
| US4058027A (en) * | 1976-07-09 | 1977-11-15 | Gkn Transmissions Limited | Control couplings |
| US4400996A (en) * | 1980-03-04 | 1983-08-30 | Schou Carl Einar | Positive clutch differential |
| US4462272A (en) * | 1981-08-19 | 1984-07-31 | Rockwell International Corporation | Limited slip differential |
| JPS58221046A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-22 | Nissan Motor Co Ltd | リミテツドスリツプデイフアレンシヤルギヤ |
| US4569250A (en) * | 1984-04-23 | 1986-02-11 | Eaton Corporation | Positive drive with torque responsive dampener |
| AU583480B2 (en) * | 1984-09-26 | 1989-05-04 | Eltech Systems Corporation | Composite catalytic material particularly for electrolysis electrodes and method of manufacture |
| AT383877B (de) * | 1985-09-16 | 1987-09-10 | Steyr Daimler Puch Ag | Fluessigkeitsreibungskupplung |
| US4838119A (en) * | 1986-04-24 | 1989-06-13 | Tochigifujisangyo Kabushiki Kaisha | Differential gear assembly with viscous and friction clutch mechanisms |
| JPH0718480B2 (ja) * | 1986-08-18 | 1995-03-06 | 本田技研工業株式会社 | 差動装置 |
| DE3707106A1 (de) * | 1987-03-05 | 1988-09-15 | Uni Cardan Ag | Selbsttaetig sperrendes differentialgetriebe |
-
1988
- 1988-04-27 DE DE3814206A patent/DE3814206A1/de active Granted
-
1989
- 1989-04-13 US US07/337,736 patent/US4914980A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-20 GB GB8909018A patent/GB2219364B/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-20 JP JP1098981A patent/JPH0652091B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-26 IT IT8905153A patent/IT1233042B/it active
- 1989-04-27 FR FR898905623A patent/FR2630800B1/fr not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4914980A (en) | 1990-04-10 |
| GB2219364B (en) | 1992-01-15 |
| FR2630800B1 (fr) | 1992-03-27 |
| FR2630800A1 (fr) | 1989-11-03 |
| GB8909018D0 (en) | 1989-06-07 |
| GB2219364A (en) | 1989-12-06 |
| IT1233042B (it) | 1992-03-14 |
| DE3814206A1 (de) | 1989-11-09 |
| IT8905153A0 (it) | 1989-04-26 |
| JPH01307547A (ja) | 1989-12-12 |
| DE3814206C2 (ja) | 1992-02-20 |
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