JPH0651840A - 位置決めテーブルの駆動制御方法 - Google Patents

位置決めテーブルの駆動制御方法

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JPH0651840A
JPH0651840A JP20659692A JP20659692A JPH0651840A JP H0651840 A JPH0651840 A JP H0651840A JP 20659692 A JP20659692 A JP 20659692A JP 20659692 A JP20659692 A JP 20659692A JP H0651840 A JPH0651840 A JP H0651840A
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JP
Japan
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positioning table
speed command
equation
time
speed
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Application number
JP20659692A
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English (en)
Inventor
Takashi Morimoto
高史 森本
Kiyoshi Nagasawa
潔 長澤
Takeshi Murayama
健 村山
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決めテーブルの駆動制御における積分補
償制御において、位置決めテーブルを迅速に、かつ、安
定的に目標位置に整定させること。 【構成】 目標位置θr と位置決めテーブルの実際位置
θとの差Δθは積分ゲイン25および比例ゲイン26に
より増幅されて指令値ωr となり、ドライバー16に入
力される。積分ゲイン25および比例ゲイン26は時間
tの関数で変化し、両ゲインは、所定条件のもとでは、
時間の経過に従って連続的に増加する。これにより、位
置決めテーブルの目標位置への整定が迅速に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置決めテーブルに物
体を載置してその位置決めを行なう場合の位置決めテー
ブルの駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】位置決めテーブルに物体を載置し、当該
位置決めテーブルを移動させて物体の位置決めを行なう
装置は、例えば半導体製造装置、電子顕微鏡装置等の多
くの分野に使用されている。上記位置決めテーブルは、
駆動装置、例えばサーボモータと適当な連結機講を介し
て結合され、サーボモータに速度指令を与えてこれを駆
動することにより移動せしめられる。上記連結機構には
種々のものがあるが、一例として摩擦力を利用した連結
機構(摩擦駆動機構)を図により説明する。
【0003】図3は位置決めテーブルの駆動機構の一部
破断斜視図である。図で、1はベース、1aはベース1
に固定されたリニアガイド、2は位置決めテーブル、2
aは位置決めテーブルのリニアガイド、2bは下方に突
出したスライダを示す。3はリニアガイド1a,2a間
に介在するクロスローラであり、位置決めテーブル2の
支持およびその円滑な移動に寄与する。4は駆動装置、
例えばサーボモータを示し、入力された速度指令信号に
応じた速度で駆動される。4aはサーボモータ4の軸を
示す。5はベース1に軸4aと対向して設けられるロー
ラである。位置決めテーブルのスライダ2bは、軸4a
とローラ5との間に予圧を与えられた状態で挟着されて
いる。これにより、サーボモータ4が駆動せしめられる
と、その軸4aおよびローラ5とスライダ2bとの間の
摩擦力により位置決めテーブル2がサーボモータ4の回
転方向に応じて移動することとなる。
【0004】次に、上記サーボモータ4に入力する速度
指令信号について説明する。図4は速度指令信号の特性
図である。図で、横軸には時間、縦軸には速度がとつて
ある。この図から明らかなように、速度指令は、時刻t
10から最大速度Vmax に達する時刻t11まで時間に比例
して増加し、最大速度Vmax に達した後は当該最大速度
Vmax 一定となり、時刻t12から時刻t13まで時間に比
例して減少し、時刻t13に至つて0となる。時刻t10
11が加速領域、時刻t11〜t12が定速領域、時刻t12
〜t13が減速領域であり、かつ、この台形パターンに囲
まれた面積が位置決めテーブルの移動距離となる。位置
決めテーブルは、このような速度指令パターンにしたが
つて移動せしめられる。
【0005】ところで、上記従来の速度指令パターンに
したがうと、時刻t10における移動開始時、時刻t11
おける加速から定速への移行時、時刻t12における定速
から減速への移行時、および時刻t13における停止時に
急激な加速度変化(加速度が不連続になる変化)が生じ
ることになる。このような急激な加速度変化は、位置決
めテーブルや連結機構に振動を発生させ、駆動系が不安
定となり、安定した駆動制御を行うことができず、ひい
ては精度のよい位置決めを行うことができないという問
題がある。このような問題を解決するため、出願人は、
特願平2−51888号により、位置決めテーブルの安
定した駆動を可能とする位置決めテーブルの駆動制御方
法を提案した。この方法を、図5〜図15を用いて説明
する。
【0006】図5は上記提案に係る位置決めテーブルの
駆動制御方法における速度指令パターンを示す特性図で
ある。図で、横軸には時間がとつてある。実線は速度指
令パターンを示す速度指令曲線、一点鎖線は位置偏差、
即ち現在位置と目標位置との偏差を示す位置偏差曲線で
ある。図示の速度指令曲線から明らかなように、この速
度指令パターンは図4に示す従来の台形速度パターンに
比較してなだらかな形状となつている。このような速度
指令曲線を得るため、位置決めテーブルの駆動制御は図
示の速度指令曲線上の3つの領域、即ち領域I,II,
IIIに分けて実行する。即ち、領域Iは加速領域、領
域IIは定速および減速領域、領域IIIは積分補償領
域である。まず、領域I,IIの制御の概略を図6およ
び図7を参照して説明する。なお、積分補償領域III
は、位置決めテーブルが目標位置に近付き、位置偏差が
小さくなり、速度指令値も小さくなり、その小さくなつ
た速度指令値では位置決めテーブル2とサーボモータ4
との間に介在する摩擦力に打ち勝つて移動テーブル2を
動かすことができなくなる事態となり定常的な位置偏差
が残るのを防止するためその補償を行なう領域である。
即ち、この領域IIIでは、位置偏差を順次加算してゆ
く(積分する)ことにより速度指令値を大きくして位置
決めテーブル2の移動を可能とする。積分補償領域II
Iの説明は、領域I,IIの制御の説明終了後に行な
う。
【0007】図6および図7はそれぞれ当該駆動制御方
法における領域Iおよび領域IIの制御の機能を説明す
るブロツク図である。まず、領域Iの制御の概略を説明
する。図6で、10は速度指令値を発生する速度指令値
発生手段である。11は加算手段、12は増幅手段、1
3はモータを表す伝達関数発生手段、14は積分手段、
15は微分手段を示す。加算手段11、増幅手段12、
伝達関数発生手段13、積分手段14および微分手段1
5はサーボモータ4のドライバの内部機構16を構成す
る。
【0008】上記領域Iにおける制御は次のようになさ
れる。即ち、位置決めテーブル4の目標位置(又は目標
移動量、以下同じ)指令θr が速度指令値発生手段10
に入力されると、速度指令値発生手段10からは図5に
示す領域Iの速度指令パターンにしたがつた速度指令値
(角速度指令値)ωr が出力される。なお、速度指令値
発生手段10の内容については後に詳述する。この速度
指令値ωr は加算手段11により実際の角速度ωと比較
され両者の速度偏差Δωが算出される。この速度偏差Δ
ωは増幅手段12によりこれに比例してサーボモータ4
に入力すべき電圧Vに変換される。この電圧Vはサーボ
モータ4を駆動し、この結果、伝達関数発生手段13か
らはサーボモータ4の実際の駆動速度ωが出力される。
積分手段14はこの駆動速度ωを入力して位置(又は移
動量、以下同じ)θを演算し、この位置θは微分手段1
5で再び駆動速度ωに変換されて加算器11に入力され
る。上記ドライバーの内部機構16内の動作は通常のフ
イードバツク制御である。
【0009】次に、領域IIの制御の概略について説明
する。図7で、20は加算手段、21は速度指令値発生
手段である。ドライバの内部機構16の構成は図6に示
すものと同じである。この領域IIの制御は、目標位置
指令θr と実際の位置θとの位置偏差Δθを加算手段2
0で演算し、これを速度指令値発生手段21に入力し、
速度指令値発生手段21から速度指令値ωr を出力する
ことにより行なわれる。速度指令値発生手段21の内容
については後に詳述する。
【0010】以上、領域I,IIの駆動制御の概略につ
いて説明した。次に、図6に示す速度指令値発生手段1
0の内容、即ち、図5の領域Iにおける速度指令パター
ンの作成方法を図8および図9を参照しながら説明す
る。図8は加速度パターンの特性図で、横軸に時間、縦
軸に加速度がとつてある。又、図9は速度パターンおよ
び加速度パターンの特性図で、横軸に時間、縦軸に速度
および加速度がとつてある。前述の速度指令パターンを
作成するため、まず、加速度パターンが作成される。図
5の領域Iに示される速度パターンから、その速度パタ
ーンにおける加速度は最初急速に大きくなり、あるピー
クに達し、定速度開始点に近付くと急速に小さくなる態
様を有することが判る。このような態様は2次関数で表
わされる。この2次関数を図8に示すように定める。即
ち、時間軸を(t0 /2)と(−t0/2)で横切る2
次関数である。今、時刻をt,加速度をαとすると、当
該2次関数は次式で表わされる。
【数1】 領域Iの加速度の態様は(1)式の係数aが正の場合で
ある。上記(1)式で表わされる加速度を積分すること
により、当該加速度にしたがう速度を得ることができ
る。今、速度をV、積分定数をV0 とすると、
【数2】 (2)式で、t=−t0 /2のときV(t)=0である
から、
【数3】 となる。したがつて、速度Vを表わす式は次式のように
なる。
【数4】 上記(4)式が速度指令パターンの式となる。図9に
(4)式にしたがつた速度曲線が示されている。なお、
図9に一緒に示されている加速度曲線は図8に示す加速
度曲線と同じ曲線である。
【0011】ところで、実際の制御では、位置決めテー
ブル2やサーボモータ4を含む機構全体の機械的特性に
基づいて位置決めテーブル2を駆動する場合の最大速度
と最大加速度が決定される。したがつて、上記(4)式
はその定数a,t0 の代りに、最大速度および最大加速
度で表わされることが望ましい。今、最大速度をVmax
、最大加速度をAmax とすると、次の各式が成立(図
9参照)する。
【数5】
【数6】 上記(5),(6)式から
【数7】
【数8】
【数9】 (9)式から
【数10】 となる。したがつて、上記(8),(10)式の値
0 ,aを上記(4)式に代入することにより速度指令
値V(t)を最大加速度Amax 、最大速度Vmax で表わ
される時間tの関数とすることができる。即ち、図6に
示す速度指令値発生手段10から出力される速度指令値
ωr は、最大加速度Amax および最大速度Vmax の具体
的数値が設定され、(9),(10)式により値t0
aが定まつたときの上記(4)式の演算により得られる
値である。そして、(4)式は時間tの3次関数である
ので、位置決めテーブル2の移動開始時および加速から
定速への移行時、速度指令値は図5に示すようになだら
かな曲線を描くこととなり、加速度が不連続になること
がなくこれにより振動は発生せず、又、摩擦駆動機構が
用いられている場合には、これに加えて滑りが生じるこ
ともない。なお、速度指令値発生手段10には、目標位
置指令θr が入力されるが、この目標位置指令θr は
(4)式で得られる速度指令値の適、不適を判断するた
めに用いられるものであり、現在位置との偏差を算出す
るために用いられるものではない。即ち、領域Iでは、
現在位置の如何にかかわらず、(4)式で演算された値
を速度指令値として出力することとなる。なお又、上記
適、不適の判断については最大速度Vmax の再設定の説
明として後述する。
【0012】次に、図7に示す速度指令値発生手段21
の内容、即ち図5の領域IIにおける速度指令パターン
の作成方法を説明する。図5から明らかなように、領域
IIは最初定速区間が存在し、この定速区間に連続して
減速区間が存在する。そこで、まず、定速区間の制御に
ついて説明する。図9に示すように、領域Iの制御は時
刻がt0 /2に達し、速度指令値が最大速度Vmax にな
つて終了する。定速区間はこれに引続く区間であり、時
刻t0 /2以後最大速度Vmax を出力し続ける区間であ
る。したがつて、定速区間の制御は、最大速度Vmax の
出力時間を決定する制御となる。この制御を行なうた
め、本実施例では一応、減速区間の速度指令パターンが
加速時(領域I)の速度指令パターンを反転して得られ
るパターンと等しいと仮定し、かつ、領域IIIにおい
て制御すべき移動量を0と仮定する。なお、このように
仮定しても、位置決めテーブル2の目標位置への正確な
移動に対しては何等影響を及ぼさないことは、後述する
減速区間の制御の説明で明らかとなる。
【0013】さて、上記のように仮定すると、位置決め
テーブル2の目標移動量は、領域Iにおける移動量、定
速区間の移動量、および減速区間の移動量(領域Iの移
動量と等しい移動量)を加算したものとなる。ここで、
上記目標移動量をX、定速区間の時間をtc とすると次
式が成立する。
【数11】 (11)式において、目標移動量Xは目標位置指令θr
から得ることができるので、(11)式から時間tc
求めることができる。そこで、定速区間の終了点、即ち
減速区間開始点を、位置決めテーブル2の移動開始から
所定移動量Xθだけ移動した位置に設定すると、この移
動量Xθ は次式で求めることができる。
【数12】 (12)式で、時間tc は(11)式から求められるの
で、Xθ は(12)式を演算することにより求めるこ
とができる。したがつて、速度指令値発生手段21は、
目標移動量Xが与えられたとき(11)式および(1
2)式の演算を行なつて移動量Xθ を算出し、実際の
移動量をフイードバツクしてこれが移動量Xθ に達す
るまで最大速度Vmax の出力を継続し実際の移動量が値
Xθ に達したとき最大速度Vmax の出力を停止する。
これにより、領域IIにおける定速区間の制御が行なわ
れる。
【0014】次に、上記定速区間に引続く減速区間の制
御を図10に示す特性図を参照しながら説明する。図1
0は図5と同一の特性図である。前述のように、領域
I、即ち加速時においては、(4)式に基づく速度指令
が出力され、この指令は位置決めテーブル2の現在位置
の如何に関係なく出力されていた。これに対して、減速
区間においては、目標位置と現在位置との間の位置偏差
に基き、領域Iにおいて当該位置偏差と等しい移動量を
示す移動時点での速度指令を減速区間の速度指令として
用いる方法が採られる。このように、領域Iの速度指令
を参照するため、減速区間の速度指令曲線も(4)式と
同様のなだらかな3次関数の曲線となり、加速時と同じ
く振動や滑りの発生を防止することができる。又、位置
偏差に基づく制御を行なうため、最終的に正確な位置決
めを達成することができる。
【0015】以下、領域IIの減速区間の速度指令作成
方法の原理およびこの原理を用いた実際の速度指令作成
方法(図7に示す速度指令値発生手段21の内容)を順
を追つて説明する。まず、図10により速度指令作成方
法の原理について説明する。減速区間の制御では図7に
示すように速度指令値発生手段21に位置偏差Δθが入
力される。今、減速区間における時刻τ での位置偏差
がハツチングで示すように値eであつたとする。ここで
は、領域Iの速度指令曲線から、当該位置偏差eと等し
い移動距離(移動開始からの移動距離であり図10では
ハツチングEで示されている)における時刻τe を求め
る。この時刻τe は次式を解くことにより求めることが
できる。
【数13】 求めた時刻τe を(4)式に代入することにより、加速
区間における時刻τe の速度指令値V(τe )を求める
ことができ、これを減速時の速度指令値として出力すれ
ばよい。この方法が減速区間の速度指令作成方法の原理
である。
【0016】この原理を実行するには、図7に示す速度
指令値発生手段21で所要の演算を行なえばよい。しか
しながら、(13)式は4次関数であり、4次方程式の
演算を行なわねばならずその演算量は極めて多い。一
方、位置決めテーブル2の駆動制御にはマイクロコンピ
ユータが用いられるのが通常であり、この場合、速度指
令値は所定時間毎に出力される。ところが、演算量が多
いと、演算に要する時間が当該所定時間を超えてしま
い、所望の制御は不可能となる。このため、実際の制御
では(13)式の演算を行なわず、位置偏差に対応する
速度指令値を上記手段により求め、予め両者の対応表を
作成しておき、この対応表を用いて制御を実行するよう
にする。以下、当該対応表の作成方法について説明す
る。
【0017】上述のように、減速区間の速度指令値は、
減速区間の位置偏差を領域Iの移動量と考え、この移動
量に達する時刻を求め、この時刻を(4)式に代入して
得られる。そこで、まず位置偏差(移動量)と時刻との
式、及び速度指令値と時刻との式を求めておき、前者の
式から、位置偏差を等分化したときの各位置偏差に対応
する各時刻を求め、これら各時刻に対応する速度指令値
を後者の式から求めれば、位置偏差と速度指令値との対
応表を得ることができる。これを図11および関係式を
用いて説明する。図11は位置偏差E(τ)と速度指令
値V(τ)との関係を示す特性図であり、横軸に位置偏
差、縦軸に速度指令値がとつてある。
【0018】このような特性を得るため、まず、時刻t
と位置偏差eとの関係を求める。この関係は前述のよう
に(4)式を積分することにより求められ、次式のよう
になる。
【数14】 e(−t0 /2)=0よりe0 =at0 4 /64である
から(14)式は次式となる。
【数15】 ところで(15)式中、値a、t0 は先に述べたように
設定値Vmax 、Amaxにより変化する値である。それ
故、(15)式にしたがつて対応表を作成した場合、設
定値Vmax 、Amax が変更される毎に対応表を作り直さ
ねばならない。これを避けるため、(15)式でt=t
0 τとおいて、(15)式を設定値Vmax、Amax につ
いて正規化する。
【数16】 (16)式の両辺を値at0 4 で除算すると
【数17】 (17)式をE(τ)とおくと
【数18】 であり、位置偏差e(t)は次式で表される。
【数19】 (18)式において、E(τ)の全領域の値をn等分に
分割し、(18)式によりこれら分割した各値に対応す
る時刻τを求める。
【0019】次に、速度指令値と時刻との式について述
べる。この式は(4)式そのものであるが、上記と同様
に正規化するため、t=t0 τとおく。そうすると
(4)式は次式のようになる。
【数20】 両辺を値at0 で除算して得られる式をV(τ)とする
と、V(τ)は
【数21】 となる。この(21)式の値τに、上記n等分された各
値E(τ)に対応する時刻τを代入すればその時刻にお
ける速度指令値V(τ)が得られる。この位置偏差と速
度指令値の対応状態が図11に示されている。この関係
が、位置偏差に対応する速度指令値の対応表として作成
され記憶される。
【0020】次に、減速区間における制御方法について
説明する。図7において、速度指令値発生手段21は上
記対応表、およびその制御において設定されている値A
max,Vmax により定まる値a,t0 (又はこれらに基
づいて算出された値at0 4at0 3 )を記憶してい
る。位置決めテーブル2の移動量が定速区間を終了すべ
き移動量に達すると、速度指令値発生手段21は直ちに
位置偏差Δθを入力して減速制御に入る。即ち、入力さ
れた位置偏差を値at0 4 で除算する演算を行ない、得
られた値(E(τ))に対し対応表を用いて対応する
(V(τ))を求める。次いで、求められた値に値at
0 3 を乗算する演算を行なう。この乗算により得られた
値を速度指令値ωr として出力する。ドライバ16はこ
の出力値にしたがつてフイードバツク制御を実行する。
【0021】減速区間におけるこのような制御は、領域
Iに倣う制御であるので、減速曲線は時間に関する3次
関数の曲線となり、加速時同様に振動や滑りの発生を防
止する。又、制御要因として位置偏差が導入されるの
で、領域Iおよび定速区間において制御された位置決め
テーブル2の実際の位置(制御結果)の如何にかかわら
ず、又、外乱の有無の如何にかかわらず、正確な位置決
めを行なうことができる。さらに、対応表を用いたの
で、演算量を少なくして迅速に速度指令値を得ることが
でき、かつ、当該対応表は正規化した数式を用いて作成
したので、1つの対応表によりどのような速度指令パタ
ーンにも対処することができる。なお、上記対応表を用
いる場合、当然、対応表にない数値(中間の数値)E
(τ)が存在する。しかし、このような数値に対しては
補間手段により対処すればよい。この補間手段は周知の
手段であるので、説明は省略する。
【0022】さて、以上、領域Iおよび領域IIの制御
について説明した。この説明では、最大速度Vmax は機
構の特性により定められるものとして説明した。しかし
ながら、目標移動量Xが次式で表わされる場合には当該
最大速度Vmax の設定を変更する必要がある。
【数22】 即ち、目標移動量が、加速領域の移動量と減速区間の移
動量とを加算した値(定速区間は0)より小さい場合、
最大速度Vmax の再設定が必要となる。以下、この再設
定を図12および図13を参照しながら説明する。
【0023】図13は定速区間を0とした変更前の速度
および加速度の特性図である。いずれも横軸に時間、縦
軸に速度、加速度がとつてある。上記(22)式で示さ
れる不等式は図12の状態を示し、(22)式の左辺は
図12左図のハツチング部分の面積を意味し、右辺は速
度曲線で囲まれる部分の面積を意味する。両面積が一致
するように再設定を行なえば適切な駆動制御を行なうこ
とができる。両面積を一致させた状態が図13左図に示
され、そのときの加速度が図13右図に示されている。
このように両面積を一致させるには、最大速度Vmax を
変更しなければならず、この場合必然的に値t0 ,aも
変化する。今、図13に示すように、時間t0 に代る新
しい時間をt00で表わすと、図13左図は次式で表わさ
れる。
【数23】 この(23)式を満足するようなVmax を求めればよ
い。(23)式を解くと、
【数24】 となる。又、(6)式から
【数25】 であるから、これを(24)式に代入すると、
【数26】 を得る。(26)式より、
【数27】 となる。この(27)式を(25)式に代入すると、
【数28】 となる。(27)式および(28)式により得られた値
00,aを(5)式に代入することにより新な値Vmax
を得ることができ、この値Vmax を用いて再設定が行な
われる。
【0024】以上で領域I,IIにおける制御の説明を
終え、次に領域IIIの積分補償領域の制御について説
明する。図14,図15は領域IIIの制御の機能を説
明するブロツク図である。図で、図7に示す部分と同一
機能部分には同一符号が付してある。22は積分ゲイン
手段、23は比例ゲイン手段、24は加算手段である。
【0025】次に、上記積分補償領域IIIの制御につ
いて説明する。ここで、積分補償制御の開始時点を速度
が0となつたときとする。即ち、領域IIの減速区間に
おいて前述のように減速制御が実施されるとサーボモー
タ4への速度指令値は減少してゆき、これとともに駆動
トルクも小さくなる。そして、機構内の摩擦力の存在に
より、ある時点からは位置偏差が存在して速度指令値が
出力されているにもかかわらずサーボモータ4は停止状
態となる。このように速度が0となつたことを検出して
積分補償制御に入る。積分補償制御は、図14に示すよ
うに位置偏差Δθを積分ゲイン手段22によりゲインG
を乗じて積分した値と実際の位置θに比例ゲイン手段
23によりゲインGp を乗じた値との差を速度指令ωr
とすることにより行われる。サーボモータ4が停止して
も、上記の理由により位置偏差が存在しているので、位
置偏差Δθは継続して出力される。この位置偏差Δθは
積分ゲイン手段22により順次加算されてゆくので、速
度指令ωr も順次増大してゆく。この速度指令ωr によ
る駆動トルクが上記摩擦力を超えるとサーボモータ4が
回転し位置偏差Δθはさらに小さくなる。このような状
態の繰返しにより、遂には位置偏差0となり、位置決め
テーブル2は指令された位置に停止することとなる。上
記積分補償制御において、速度指令ωr ,位置(サーボ
モータ4の回転角)θ、位置偏差Δθの関係は次式のよ
うになる。
【数29】 この積分補償制御はいわゆるI−P制御であるが、積分
の初期値として(θr.Gp )を与えたとすると、この
I−P制御は、図15に示すようないわゆる通常のPI
制御として考えることができる。即ち(29)式に上記
初期値を与えると、
【数30】 したがつて、
【数31】 (31)式はPI制御の式である。このように、図15
に示すPI制御は、位置偏差の積分項と比例項の和を速
度指令とすることとなり、このため、制御の高速化を達
成することができる。このような制御では、偏差値を制
御の目安とするのが一般であるが、この手段を適用する
と、制御に入つた時点での速度が一定せずばらばらであ
る。したがつて、積分補償制御を所望の特性を得るよう
な制御とすることは困難である。しかしながら、上記積
分補償制御は、その制御開始時点を位置偏差を目安とせ
ず、速度が0となつた時点を開始時点としたので、(静
止状態から始めるので、)積分補償制御領域における応
答波形を容易に調整することができ、これにより任意に
適切な制御を行うことができる。なお、制御開始時点は
速度0ではなく0付近の定められた値とすることもでき
るのは明らかである。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上記提案された位置決
めテーブルの駆動制御方法における、積分補償制御で
は、比例ゲイン、積分ゲインは設定値のままの一定値で
制御が行われる。ところで、これらゲインは、位置決め
時間を短縮するという観点からは大きな値に設定するの
が望ましいが、制御の安定性の観点から、余り大きな値
に設定することはできない。このような事情により、積
分ゲインおよび比例ゲインの最適値は、シュミレーショ
ンや実験を繰り返すことにより求められていた。ところ
が、このような手段では位置決め時間の短縮に限界が生
じるのを避けることはできない。このため、ゲインを複
数の段階に分けて変化させる方法が考えられる。例え
ば、積分補償を開始した後、偏差がある設定値以下にな
ったときゲインを大きな値に切り換えるという2段階切
り換え方法が考えられる。しかしながら、このようなゲ
インの複数段切り換え方法では、切り換え時の偏差の大
きさにばらつきが生じるのを避けることができず、最適
なゲインを設定するのは困難である。さらに、ゲインの
複数段切り換え方法では、各段のゲインを最適の値に設
定することや最適のタイミングによる切り換えは困難で
あり、かつ、ゲイン切り換え時に指令値が不連続になる
ため振動が発生するという問題も生じる。
【0027】本発明の目的は、上記提案された技術にお
ける課題を解決し、積分補償時に、安定性を損なうこと
なく位置決め時間を短縮することができる位置決めテー
ブルの駆動制御方法を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、位置決めテーブルの駆動源に対して、目
標変位量に応じて定まる速度指令パターンに従った速度
指令値を与え、前記位置決めテーブルを目標位置に近接
移動させた後、前記位置決めテーブルの実際の移動量と
目標移動量との偏差を比例積分動作により補償する位置
決めテーブルの駆動制御方法において、前記偏差を補償
するときの比例・積分ゲインを、所定条件のもとで時間
の経過に従って連続的に増加させることを特徴とする。
【0029】
【作用】位置決めテーブルの駆動制御が積分補償段階に
入ると、比例・積分ゲインは、所定条件、例えば、当該
ゲインが予め定められた最大ゲイン以下の状態、位置決
めテーブルの速度が所定値以下の状態のいずれか一方又
は両方の状態にあるとき、時間の経過とともに連続して
増加せしめられる。これにより、位置決めは安定して迅
速に行われる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る位置決めテーブルの
駆動制御方法における積分補償の機能を説明するブロッ
ク図である。図で、図15に示す部分と同一又は等価な
部分には同一符号を付して説明を省略する。25は積分
ゲイン手段、26は比例ゲイン手段である。図15に示
す積分ゲイン手段22および比例ゲイン手段23では積
分ゲインGi および比例ゲインGp が固定して設定され
ているが、本実施例の積分ゲイン手段25および比例ゲ
イン手段26では積分ゲインGi および比例ゲインGp
は時間の関数{Gi (t)、Gp (t)}とされてい
る。これら積分ゲインGi (t)および比例ゲインGp
(t)の時間的変化は、位置決めテーブルの駆動制御を
行うマイクロコンピュータにより与えられる。このマイ
クロコンピュータによる積分ゲインGi (t)および比
例ゲインGp (t)の制御を図2により説明する。
【0031】図2は本実施例の動作を説明するフローチ
ャートである。前述のように、位置決めテーブルの移動
が開始され、領域Iおよび領域IIの制御を経て、例え
ば位置決めテーブルの速度が0になると積分補償制御が
開始される。マイクロコンピュータは、まず、積分ゲイ
ンおよび比例ゲインをそれぞれ所定の初期値Gi0、Gp0
とする(図2に示す手順S1 )。次いで、各ゲインの時
間関数tを0に設定する(手順S2 )。次に位置決めテ
ーブルの位置を計測し、目標位置との偏差を演算する
(手順S3 )。
【0032】次に、マイクロコンピュータは、現在の各
ゲインがそれぞれ予め設定されている極大値になってい
るか否かを判断し(手順S4 )、極大値以下であれば、
今度は位置決めテーブルの速度が予め設定された速度以
下であるか否かを判断する(手順S5 )。ゲインが極大
値以下であり、かつ、位置決めテーブルの速度が設定値
以下である場合、そのときの時間tをサンプリング時間
Δtだけ増加させ(手順S6 )、この増加させた新たな
時間tを用いて、積分ゲインに対しては(Gi0×
i t )、比例ゲインに対しては(Gp0×ap t )を演
算し(手順S7 )、これらの新たなゲインに基づいて積
分補償制御を行う。なお、ai 、ap は1より大きい所
定の係数である。
【0033】マイクロコンピュータは上記新たなゲイン
を用いて従来と同様の処理により位置決めテーブルへの
指令値の演算を行い、得られた指令値を出力する(手順
8)。手順S4 の処理で、そのときのゲインが極大値
を超えていると判断された場合には、そのゲインで位置
決めテーブルの指令値が演算される。又、手順S5 の処
理で、位置決めテーブルの速度が設定速度を超えている
と判断された場合には、手順S7 、手順S8 の処理が行
われる。以上の処理が積分補償制御の期間、順次繰り返
される。
【0034】このように、本実施例では、積分補償制御
開始時点から積分ゲインおよび比例ゲインを指数関数に
従って急速に増加させるようにしたので、位置決めテー
ブルを目標位置に迅速に整定させることができる。又、
ゲインが極大値を超えているとき、および位置決めテー
ブルの速度が設定速度を超えているときには、ゲインの
増加を停止させるようにしたので、安定した制御を行う
ことができる。
【0035】なお、上記実施例の説明では、ゲインを指
数関数に従って増加させる例について説明したが、これ
に限ることはなく、他の関数を用いることができる。
又、ゲインが極大値を超えているとき、および位置決め
テーブルの速度が設定速度を超えているときには、ゲイ
ンの増加を停止させるようにしたが、いずれか一方の条
件のみを設定しておくこともできる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、積分補
償制御において、積分補償制御開始時点から積分ゲイン
および比例ゲインを、所定の条件のもとで、時間の経過
に従って連続的に増加させるようにしたので、位置決め
テーブルを目標位置に迅速に、かつ、安定して整定させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る位置決めテーブルの駆動
制御方法における積分補償の機能を説明するブロック図
である。
【図2】図1に示す機能を達成するための動作を説明す
るフローチャートである。
【図3】摩擦駆動機構の斜視図である。
【図4】速度指令パターンを示す特性図である。
【図5】速度指令パターンを示す特性図である。
【図6】図5に示す領域Iにおける制御機能を説明する
ブロツク図である。
【図7】図5に示す領域IIにおける制御機能を説明す
るブロツク図である。
【図8】加速度曲線図である。
【図9】加速度および速度曲線図である。
【図10】速度指令パターンを示す特性図である。
【図11】位置偏差に対する速度指令値の特性図であ
る。
【図12】最大速度の再設定を説明する速度および加速
度曲線を示す図である。
【図13】最大速度の再設定を説明する速度および加速
度曲線を示す図である。
【図14】積分補償制御の機能を説明するブロツク図で
ある。
【図15】積分補償制御の機能を説明するブロツク図で
ある。
【符号の説明】
16 ドライバー 25 積分ゲイン 26 比例ゲイン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決めテーブルの駆動源に対して、目
    標変位量に応じて定まる速度指令パターンに従った速度
    指令値を与え、前記位置決めテーブルを目標位置に近接
    移動させた後、前記位置決めテーブルの実際の移動量と
    目標移動量との偏差を比例積分動作により補償する位置
    決めテーブルの駆動制御方法において、前記偏差を補償
    するときの比例・積分ゲインを、所定条件のもとで時間
    の経過に従って連続的に増加させることを特徴とする位
    置決めテーブルの駆動制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記所定条件は、ゲ
    インが予め設定された極大値以下であること、および前
    記位置決めテーブルの速度が予め設定された速度以下で
    あることのうちの少なくとも1つであることを特徴とす
    る位置決めテーブルの駆動制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ゲインの増加
    は、時間に関する指数関数に従うことを特徴とする位置
    決めテーブルの駆動制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記速度指令パター
    ンは、定められた最大速度と最大加速度とに基づいて作
    成された時間に関する3次関数であることを特徴とする
    位置決めテーブルの駆動制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005304155A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Yaskawa Electric Corp モータ制御装置
JP2005348536A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Yaskawa Electric Corp サーボ制御装置および調整方法

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