JPH0651839U - 色調見本と色調見本具 - Google Patents

色調見本と色調見本具

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JPH0651839U
JPH0651839U JP8601492U JP8601492U JPH0651839U JP H0651839 U JPH0651839 U JP H0651839U JP 8601492 U JP8601492 U JP 8601492U JP 8601492 U JP8601492 U JP 8601492U JP H0651839 U JPH0651839 U JP H0651839U
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圭一 天野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己に合った色調の化粧品を簡単に選定で
き、且つ、選定ミスをなくすようにする。 【構成】 色調見本2は剥離紙3に接着剤4を介して離
脱可能に添着されている。色調見本2は、ベースフィル
ム5と、色調の印刷6と、カバーフィルム7とから構成
されている。ベースフィルム5は透明なポリエステルフ
ィルムからなり、前記接着剤4によって剥離紙3に添着
される。色調の印刷6は、ベースフィルム5の表面に印
刷されている。印刷6の色調は塗布色調(実際に肌に塗
る時と同じ厚みにおける当該化粧品の色調)になってい
る。カバーフィルム7は透明なポリエステルフィルムか
らなり、前記ベースフィルム5及び印刷6の表面に付着
されている。カバーフィルム7の表面は人の肌に近い凹
凸を有するマット調に加工されている。カバーフィルム
7の表面には当該色調の色番号が印刷されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファンデーション等の化粧品の色調を自己の好みに合わせて選択す る際に使用する色調見本に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からあるこの種の色調見本としては、化粧品の色調を紙に印刷したものが ある。しかしながら、この場合に紙に印刷される色調は、例えば紛状の化粧品を 圧縮して固めた状態の色調(これを外観色調という)であるため、実際に肌につ けた時の色調(以下、これを塗布色調という)よりも濃いものとなった。したが って、この色調見本を使って顧客が自己の所望する色を選択するのは非常に難し かった。
【0003】 そのため、多くの化粧品の色調見本には、実際の化粧品そのものを台紙に少量 付着させたもの(特開昭62−161186号公報参照)や、小型容器に少量入 れたもの(特開平2−129114号公報参照)などが使用されている。これら の色調見本においては、顧客は色調見本に付いている化粧品を直接に自己の肌に 塗布して色調を確認している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように化粧品を直接肌に塗布するとなると、自己の好みに 合った化粧品を見つけた時には何ら支障はないが、好みに合わない化粧品を塗布 した時には、この化粧品を肌から落とさなければならないので、試し塗り後の処 置が面倒であるという欠点があった。
【0005】 そこで、前記印刷による色調見本であって、実際の塗布色調の出る色調見本が 切望されている。 本考案はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単に 自己の好みに合った色調の化粧品を簡単に且つ間違えなく選定することができる 色調見本と、この色調見本を用いた使い勝手のよい色調見本具を提供することを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するために、以下の構成を採用した。 即ち、本考案の色調見本は、透明なベースフィルムの表面に、実際に肌に塗る 時とほぼ同一厚みにおける化粧品の色調が印刷されて構成されている。ベースフ ィルムとしては、ポリエステルフィルムや塩化ビニルフィルム等を例示すること ができる。化粧品としては、ファンデーション、フェースパウダ、アイシャドウ 等を例示することができる。
【0007】 前記色調の印刷表面を透明なカバーフィルムで被覆するのが好ましい。このよ うにすると、印刷表面を汚したり傷付けたりするのを防止することができるから である。カバーフィルムとしては、ポリエステル、ポリプロピレン等を例示する ことができる。
【0008】 前記カバーフィルムの表面と前記色調の印刷表面の少なくともいずれか一方を 凹凸感のあるマット調にすると、肌との違和感がなくなるので好ましい。 前記カバーフィルムの表面と前記色調の印刷表面の少なくともいずれか一方に 、当該色調に対応する識別標識を表示しておくと、現在試している色調を使用者 が間違うことがなくなるので、サービス性がより向上する。表示方法としては印 刷による方法を例示することができる。
【0009】 前記色調見本の前記ベースフィルムの裏面に接着剤を付着し、この接着剤によ って色調見本を剥離紙に離脱可能に添着して構成した色調見本具は、非常に使い 勝手がよい。
【0010】 透かし孔を有するカードを用意し、このカードの透かし孔に、前記色調見本を 取り付けて構成した色調見本具も使い勝手がよい。
【0011】
【作用】
ベースフィルムに印刷された化粧品の色調は塗布色調であるので、顧客は自己 の好みに合った色調の化粧品を間違えなく選択することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1から図3の図面に基いて説明する。 図2はファンデーション用のサンプルシート(色調見本具)1である。サンプ ルシート1は、その上段部に使用方法が説明されており、下段に6種類の色調見 本2を備えている。
【0013】 図1は図2のA−A断面図である。この図に示すように、サンプルシート1は 裏面にシリコーン樹脂を塗布した剥離紙3を有し、この剥離紙3に色調見本2が 接着剤4を介して離脱可能に添着された構成になっている。色調見本2について 詳述すると、色調見本2は、ベースフィルム5と、色調の印刷6と、カバーフィ ルム7とから構成されている。ベースフィルム5は透明なポリエステルフィルム からなり、ベースフィルム5の裏面に前記接着剤4が付着している。印刷6は、 ベースフィルム5の表面に円形に印刷されており、その色調は、実際に肌に塗る 時と同じ厚みにおける当該化粧品の色調、即ち塗布色調になっている。カバーフ ィルム7は透明なポリエステルフィルムからなり、前記ベースフィルム5及び印 刷6の表面に付着されている。カバーフィルム7の表面は人の肌に近い凹凸を有 するマット調に加工されている。又、このカバーフィルム7の表面には当該色調 の色番号(識別標識)が印刷されている。このように構成された色調見本2は円 形等の適宜の形状に打ち抜かれていて、剥離紙3から容易に剥せるようにされて いる。
【0014】 この色調見本2は次のように使用する。初めに、使用者はサンプルシート1に 添着された6種類の色調見本2から、自分に合いそうな色調の色調見本2を見つ け、その色調見本2を剥離紙3から剥し、自分の肌、例えば額に貼る。カバーフ ィルム7の表面は肌の凹凸に近いマット調に加工されているので、色調見本2か らは化粧品を実際に肌に塗ったかのような質感が得られる。そして、色調見本2 の色調が自分に合う色か、自分に馴染む色かを確認する。この時、もしも、その 色調が自分に合わないと判断した時は、別の色調見本2を同様な手順で肌に貼り 付ける。別の色調見本2を貼る際には、初めに貼った色調見本2を剥してもよい し、剥さなくても構わない。何となれば、初めに貼った色調見本2を剥さなくて も、各色調見本2には一つ一つ色番号が表示されているので、自分に合った色調 の色番号を間違えなく指示することができるからである。
【0015】 このサンプルシート1を用いて化粧品の色調を選定すれば、自分に合った色調 の化粧品を簡単に選定することができるようになる。しかも、色調見本2の色調 は塗布色調であるので、使用者は色調の選定ミスをすることが殆どなくなる。
【0016】 尚、前記カバーフィルム7の表面をマット調に加工する代わりに、印刷6の表 面をマット調に加工してもよい。又、色番号の印刷場所についてはカバーフィル ム7の表面に限るものではなく、これに代えて印刷6の表面にしても構わない。 又、色番号の代わりに色の名称を印刷するようにしてもよい。
【0017】 図3は、別の色調見本具10を示している。この色調見本具10は各色調ごと に一枚のカード11にされていて、リング14によって括られている。各カード 11は表裏一対のプレート12、12を有し、中央に透かし孔13が形成されて いる。そして、この透かし孔13に前記第1実施例と同様の色調見本2が配置さ れており、これを両プレート12、12で挟んで固定した構造になっている。こ の色調見本具10の場合には、プレート12の表面に色番号が表示されている。 この色調見本具10の場合には、自分に合いそうな色調の色調見本2を有するカ ード11を選んで、これを肌に当てるだけでよいので、色調選定作業が非常に簡 単にできるようになる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の色調見本によれば、透明なベースフィルムの表 面に塗布色調が印刷されているので、顧客は化粧品の色調の選定を間違いなく行 うことができるという優れた効果が奏される. 前記印刷の表面を透明なカバーフィルムで被覆すると、印刷表面の汚れ防止及 び損傷防止ができるという効果がある。
【0019】 前記カバーフィルムの表面と印刷の表面の少なくともいずれか一方をマット調 にすると、肌との違和感がなくなるという効果がある。 前記カバーフィルムの表面と印刷の表面の少なくともいずれか一方に、当該色 調に対応する識別標識を表示すると、サービス性が向上するという効果がある。
【0020】 色調見本を剥離紙に付着させたり、色調見本をカードの透かし孔に取り付ける と、極めて使い勝手のよい色調見本具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例におけるサンプルシート
(色調見本具)の断面図(図2A−A断面図)である。
【図2】前記サンプルシートの平面図である。
【図3】この考案の第2実施例における色調見本具の外
観斜視図である。
【符号の説明】
1 サンプルシート(色調見本具) 2 色調見本 3 剥離紙 4 接着剤 5 ベースフィルム 6 印刷 7 カバーフィルム 10 色調見本具 11 カード 13 透かし孔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なベースフィルムの表面に、実際に
    肌に塗る時とほぼ同一厚みにおける化粧品の色調が印刷
    されてなることを特徴とする色調見本。
  2. 【請求項2】 前記色調の印刷表面が透明なカバーフィ
    ルムで被覆されてなることを特徴とする色調見本。
  3. 【請求項3】 前記カバーフィルムの表面と前記色調の
    印刷表面の少なくともいずれか一方が、凹凸感のあるマ
    ット調にされていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の色調見本。
  4. 【請求項4】 前記カバーフィルムの表面と前記色調の
    印刷表面の少なくともいずれか一方に、当該色調に対応
    する識別標識が表示されていることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の色調見本。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の色調
    見本における前記ベースフィルムの裏面に接着剤が付着
    されていて、この接着剤を介して色調見本が剥離紙に離
    脱可能に添着されてなることを特徴とする色調見本具。
  6. 【請求項6】 透かし孔を有するカードを具備し、この
    カードの透かし孔に、前記請求項1から4のいずれかに
    記載の色調見本が取り付けられてなることを特徴とする
    色調見本具。
JP1992086014U 1992-12-15 1992-12-15 色調見本と色調見本具 Expired - Lifetime JP2606772Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136242A (ja) * 2000-12-08 2007-06-07 L'oreal Sa 色彩以外の外観的特徴を再現するマッチングチャート

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